JPH03248530A - ドライエッチング方法 - Google Patents

ドライエッチング方法

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JPH03248530A
JPH03248530A JP4676690A JP4676690A JPH03248530A JP H03248530 A JPH03248530 A JP H03248530A JP 4676690 A JP4676690 A JP 4676690A JP 4676690 A JP4676690 A JP 4676690A JP H03248530 A JPH03248530 A JP H03248530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
etching
film
chlorine
oxygen
gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP4676690A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kawazu
佳幸 河津
Tsuneaki Ota
太田 恒明
Hideyuki Jinbo
神保 秀之
Yoshio Yamashita
山下 吉雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野) 本発明は、タングステン膜をドライエツチングするドラ
イエツチング方法に関する。
〈従来の技術) シンクロトロン放射リソグラフィー技術の進展に伴い、
高精度なパターンを有するX線マスクの要求が高まって
いる。
従来のX線マスクは、メンブレンに窒化ケイ素[Si3
N4]または炭化ケイ素[S i Cl等を用いるとと
もに、メンブレン上に形成するパターンにタングステン
[W]やタンタル[Ta1等のX線吸収体を用いていた
前記X線吸収体にタングステンを用いてX線マスクのパ
ターンを形成するには、スパッタ法等により前記メンブ
レン上にタングステン膜を形成する。さらにタングステ
ン膜上にエツチングマスクパターンを形成する。エツチ
ングマスクパターンはケイ素酸化物等を用いる。次に四
塩化炭素[CC1a]等に塩素系エツチングガスまたは
六フッ化イオウ[SF6]等のフッ素系エツチングガス
でタングステン膜をドライエツチングして、X線マスク
のパターンを形成した。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、従来の塩素系エツチングガスでタングス
テン膜をドライエツチングした場合には、選択比(=[
タングステンのエツチング速度]/[エツチングマスク
パターンのエツチング速度])がおよそ2になる。よっ
て、エツチングマスクパターンがエツチングされて細っ
てしまうので、タングステン膜を高精度にエツチング加
工することが困難であった。
またフッ素系エツチングガスでタングステン膜をエツチ
ングした場合には、エツチングしたタングステン膜にア
ンダーカットが生じるので、タングステン膜を高精度に
寸法制御してエツチングすることが困難であった。
本発明は、上記した課題を解決する為に成されたもので
、寸法制御性に優れたドライエツチング方法を提供する
ことを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、上記目的を達成する為に成された方法で、塩
素と酸素とにより成る混合気体をエツチングガスに用い
て、タングステン膜をドライエツチングする方法である
また、前記ドライエツチングにおいて、ケイ素酸化物で
形成したエツチングマスクを用いる方法である。
く作用〉 上記したドライエツチング方法は、塩素と酸素とにより
成る混合気体をエツチングガスに用いたことにより、塩
素がイオン化してタングステン膜と反応し、タングステ
ン膜を異方性エツチングする。それとともに、酸素が塩
素イオンによるエツチングマスクのエツチングを抑制す
る。よって、ドライエツチング時のエツチングマスクの
膜減りを低減する。
また、エツチングマスクをケイ素酸化物で形成したこと
により、前記エツチングガスに対するエツチング耐性が
向上して、選択比を高める。
〈実施例〉 本発明のドライエツチング方法の一実施例を説明する。
このドライエツチング方法は、エツチング装置に反応性
イオンエツチング装置または反応性イオンビームエツチ
ング装置等を用いる。エツチングガスは、塩素[CI2
]と酸素[02]との混合気体を用いる。またタングス
テン[W]膜のエツチングマスクは、ケイ素酸化物[5
i02]膜で形成する。5i02膜はエツチング耐性を
高める為に高密度に形成することが望ましい。
そして、前記装置に前記エツチングガスを導入して活性
化し、W!Iをドライエツチングする。
次に前記ドライエツチング方法により、平行平板電極型
反応性イオンエツチング装置でW膜をドライエツチング
する場合を第1図により説明する。
図に示す平行平板電極型反応性イオンエツチング装置1
1は、ガス導入口12より前記エツチングガス[C12
+02 ]を反応室13に導入して所定圧力に保つ。
次に、前記反応室13内の平行平板電極14.15に高
周波電力を印加し、エツチングガス中の塩素を活性化し
て塩素イオンビームする。塩素イオンC1は、平行平板
電極15側に引き寄せられて、平行平板電極15上の試
料21の表面に衝突する。この時試料21のW膜22の
表面温度が上昇し、塩素イオンC1とW膜22とが反応
してタングステン塩化物[W C1x ]を生成する。
そしてWCIXがWWI22より脱離して、W膜22を
エツチングする。
一方、エツチングガス中に含まれる酸素は、その容積混
合比によって、前記塩素イオンC1−と酸素02との衝
突頻度を調節して、塩素イオンCI−の衝突エネルギー
を調節する。
即ち、塩素イオンC1の衝突エネルギーは、W膜22の
W原子間の結合エネルギーより大きく、5i02膜23
のケイ素原子と酸素原子との結合エネルギーより小さく
なる様にする。
よって、塩素イオンCIは5i02膜23に衝突しても
はじき飛ばされて、反応しない、よって塩素イオンCI
−による5i02膜の膜減りを防止する。
次に前記平行平板電極型イオンエツチング装置11を用
いて、高選択比(例えば選択比が8以上)エツチングを
行う02の容積混合比を検討する。
試料は、W膜試料と5i02膜試料とを用いる。
次にW膜試料の製作方法を説明する。
まず、タングステンスパッタ法を用いて、シリコン基板
上にW膜を十分な厚さに形成する。この時のタングステ
ンスパッタ条件は、アルゴン[Arlガスを用いて、ス
パッタ室圧力が0.67kPa、RFパワーが2.5k
ilである。さらに酸化膜スパッタ法を用いて、前記W
膜上にS i 02膜を十分な厚さに形成する。この時
の酸化膜スパッタ条件は、Arガスを用いて、スパッタ
室圧力が0.67kPa、RFパワーが0.6に−であ
る。次にホトリソグラフィー技術とエツチング技術とを
用いて、前記5iOz膜でエッチングマスクパターンヲ
形成し、W膜試料を製作する。
また、5iOz膜試料は、酸化膜スパッタ法により、シ
リコン基板上に5i02膜を十分な厚さに形成して製作
する。
そして光学式膜厚測定機(大日本スクリーン社製ナノス
ペック)により5i02膜の膜厚を測定する。
次に、前記平行平板電極型反応性イオンエツチング装置
11を用いて、前記W膜試料と前記S i 02 サン
プルとを夫々にエツチングする。
エツチング条件は、エツチングガスが塩素と酸素との混
合気体で、エツチングガス流量を19sccmにする。
また電極は、直径20c■の平行平板型電極で、電極間
距離を10c脂にして、RFパワーを200Wにする。
さらに反応室13の圧力は2.5Paにする。
また、エツチングガス中に占める酸素の容積混合比は、
0%より70%まで10%ずつ変えて、夫々の酸素の容
積混合比でエツチングを行う。
エツチングしたW膜試料は、5%フッ化水素酸水溶液で
、5i02膜で形成したエツチングマスクパターンを除
去する。その後、エツチングされたW膜とエツチングさ
れないW膜との段差を触針式表面形状測定機(ランクテ
ーラーホブソン社製タリステップ)により測定し、その
値をエツチング時間で除してエツチング速度を求めた。
それを第2図中O印で示す。
一方、エツチングしたS i 02膜試料は、エツチン
グ後のSiO2膜を光学式膜厚測定機により測定する。
そして、エツチング前の5iOzの膜厚測定値とエツチ
ング後のSiO2の膜厚測定値との差をエツチング時間
で除して、エツチング速度を求めた。それを第2図中Δ
印で示す。
また、選択比は、各酸素の容積混合比における、W膜の
エツチング速度をSiO2膜のエツチング速度で除して
求めた。それを第2図中口印で示す。
第2図は、左縦軸がエツチング速度を示し、右縦軸が選
択比を示す、また横軸がエツチングガスに占める酸素の
容積混合比を示す。
第2図に示す如く、酸素の容積混合比が48%以上65
%以下のときに選択比が8%以上になる。そして、酸素
の容積混合比が60%のときに選択比は14になり最大
になる。
一方、酸素の容積混合比が48%より少なくなると、塩
素イオンの衝突エネルギーが大きくなって、5i02膜
のエツチング速度が大きくなる。
またW膜のエツチング速度は5i02膜のエツチング速
度の変化より小さい。よって選択比は小さくなる。
また、酸素の容積混合比が65%より大きくなると、塩
素イオンは酸素と衝突し易くなるので、W膜に到達した
ときにはエネルギーが小さくなる。
よってW膜のエツチング速度が大きく低下するので選択
比が小さくなる。
従って、W膜のエツチング寸法を高精度に形成するには
、酸素の容積混合比を48%以上65%以下にすること
が良い。
上記説明では、平行平板電極型反応性イオンエツチング
装置の場合について説明したが、ヘキソード型、三電極
型、マグネトロン型等の反応性イオンエツチング装置お
よび反応性イオンビームエツチング装置にも同様にして
、塩素と酸素との混合気体より成るエツチングガスを用
いることにより、W膜を高選択比にエツチングできる。
〈発明の効果〉 以上、説明したように本発明によれば、塩素と酸素との
混合気体をエツチングガスに用い、エツチングマスクを
ケイ素酸化物で形成して、タングステン膜をドライエツ
チングしたので、高選択比エツチングができる。よって
、寸法精度に極めて優れたタングステン膜のエツチング
加工ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ドライエツチング方法の説明図、第2図は、
エツチングガスの特性説明図である。 22・・・タングステン[W]膜。 23・・・ケイ素酸化物[SiO2]膜。 C12・・・塩素、  CI・・・塩素イオン。 WCIX・・・タングステン塩化物。 02・・・酸素。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ドライエッチング方法であって、 塩素と酸素とにより成る混合気体をエッチングガスに用
    いて、タングステン膜をドライエッチングすることを特
    徴とするドライエッチング方法。
  2. (2)前記タングステン膜をドライエッチングする際に
    形成するエッチングマスクは、ケイ素酸化物で形成した
    ことを特徴とする請求項1記載のドライエッチング方法
JP4676690A 1990-02-27 1990-02-27 ドライエッチング方法 Pending JPH03248530A (ja)

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JP4676690A JPH03248530A (ja) 1990-02-27 1990-02-27 ドライエッチング方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005191182A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Nec Electronics Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2016139792A (ja) * 2015-01-05 2016-08-04 ラム リサーチ コーポレーションLam Research Corporation 異方性タングステンエッチングのための方法および装置

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