JPH03248314A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JPH03248314A
JPH03248314A JP4412190A JP4412190A JPH03248314A JP H03248314 A JPH03248314 A JP H03248314A JP 4412190 A JP4412190 A JP 4412190A JP 4412190 A JP4412190 A JP 4412190A JP H03248314 A JPH03248314 A JP H03248314A
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JP
Japan
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base plate
head
magnetic head
tip
height dimension
Prior art date
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Pending
Application number
JP4412190A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyouichi Wagata
我田 正一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP4412190A priority Critical patent/JPH03248314A/ja
Publication of JPH03248314A publication Critical patent/JPH03248314A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、たとえばビデオテープレコーダ(VTR)の
回転ヘッドに用いられる磁気ヘッドに関する。
「従来の技術」 周知のように、VTRの回転ヘッドは、第7図に示すよ
うにシリンダlの外周部に/ングル型の一対の磁気ヘッ
ド2,2、もしくは、第8図に示すようにコンヒネーシ
ョン型の磁気へラド3,3を、それぞれ背中合わせの位
置に取り付けた構成とされている。
上記のンングル型の磁気ヘッド2は、第7図に示される
ように1つのへラドチップ4を台板5に固定してなるも
のであり、コンビ汗−ション型の磁気へラドチップ3は
、第8図および第9図にその詳細を示すように、2つの
へラドチップ6.6を台板7に固定してなるものである
それらの磁気ヘッド2.3にあっては、いずれの場合も
、ヘッドチップ4,6が第11図に示すように台板5.
7の先端部に台板基準面と平行な状態で樹脂により接着
されて固定されるようになっていて、取付面からヘッド
チップ4,6のトラックまでの寸法、すなわちコア高さ
寸法H0が所定の規格寸法となるように製作されている
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上記従来の磁気ヘッド2.3では、正確であ
るべきコア高さ寸法H0に無視しえないばらつきが生じ
易い、という問題があった。
すなわち、上記のような磁気ヘッド2,3にあっては、
ヘッドチップ4,6自体の寸法が加工精度の限界から±
1OP1程度の誤差を有しており、また、ヘッドチップ
4.6を台板5,7に取り付ける際にも±10μ囚程度
0取付誤差が生じることが避けられないものであり、し
たがって、コア高さ寸法H0が規格寸法に比して最大で
±20μ膳もの誤差を生じてしまうものであった。
また、そのような磁気ヘッド2.3を用いる回転ヘッド
にあっては、シリンダ1に取り付ける対の磁気ヘッド2
.2もしくは磁気ヘッド3.3のそれぞれコア高さ寸法
H0ができるだけ均等であることが要求され、その許容
誤差は通常±5μ票程度以下と厳しいものであるが、上
記従来の磁気ヘッド2.3を任意に2つ選択してシリン
ダlに取り付けた場合は、上述した理由によりそれらの
コア高さ寸法H8が最大で±20μ朧もの誤差を生じて
しまい、規格外となってしまうことlこなる。
このため、従来においては、回転ヘッドを組み立てる際
に、多数の磁気ヘッド2.3のなかからコア高さ寸法H
0がほぼ同一となっているものを選択して用いる、すな
わち厳密なベアリングを行う必要があった。特に、コン
ビネーション型の磁気ヘッド3を用いる回転ヘッドの場
合にあっては、まず、個々の磁気へラド3を製作するに
あたって台板7に取り付ける2個のへラドチップ6.6
の寸法がほぼ同一であるものを選択してベアリングし、
さらに、そのようにして多数製作した磁気へラド3のな
かからコア高さ寸法H0がほぼ等しいものを選択してベ
アリングを行う、という2段階のベアリングが必要であ
り、このt;め、組立工数が増大してしまう、という不
具合があった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、コア高さ
寸法のばらつきを大幅に低減させ得る磁気ヘッドを提供
することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 本発明は、台板の先端部にヘッドチップを取り付けてな
る磁気ヘッドにおいて、前記ヘッドが取り付けられた取
付面の基部に、台板の先端部が取付面側に折り曲げ加工
されることによって形成された屈曲部が設けられてなる
ことを特徴とするものである。このような磁気ヘッドに
おいては、前記屈曲部に孔もしくは溝を形成することが
望ましい。
「作用」 本発明の磁気へ/ドは、ヘッドチップを台板の先端部の
取付面に取り付けた後、取付面の基部を折り曲げ加工に
より塑性変形させて屈曲部を形成することにより、ヘッ
ドチップの先端位置を変位させることで製作される。そ
して、折り曲げ加工を行う際に、ヘッドチップ自体の寸
法誤差やヘッドチップの台板に対する取付誤差に対応し
て折り曲げ量を調節することにより、コア高さ寸法を規
格寸法に正確に合致させ得る。
「実施例」 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図〜第3図は本発明の一実施例である磁気ヘッド1
0を示すものである。この磁気ヘッドIOは、矩形平板
状とされた台板11の一側部に突設された先端部12.
12に、2つのへラドチップ13.13が取り付けられ
たコンビネーション型のものであって、それらヘッドチ
ップ13.13が取り付けられた面が取付面14.14
となっている。それらへラドチップ13.13は、第3
図に示されるように、従来の磁気ヘッド2.3の場合と
同様に、台板基準面と平行な状態で樹脂により取付面1
4.14に接着されたものとなっている。
上記台板】】の先端部12.12は、第2図、第3図に
示されるように取付面14.14側に折り曲げ加工され
ており、これによって、取付面14、J4の基部に屈曲
部15.15が形成されている。また、上記の屈曲部1
5.15に位置して、折り曲げられる部分の強度を低減
せしめて折り曲げ加工を容易ならしめるための孔16.
16が形成されている。
上記のような磁気ヘッド10を製作するには、まず、予
め孔16.16が形成された台板11の取付面14.1
4に従来と同様にしてヘッドチップ13.13を接着し
て取り付ける。その際、台板11に対するヘッドチップ
13.13の取付精度はさほど厳密である必要はないが
、この段階におけるコア高さ寸法(取付面14がらヘッ
ドチップ13のトラックまでの寸法)は、最終的に設定
するコア高さ寸法H0より小さくなるようにしておく。
次に、上記台板11の先端部12.12を折り曲げ加工
することにより取付面14.14の基部を塑性変形させ
、それによって屈曲部15.15を形成するが、その際
の折り曲げ量は、台板11に取り付けられているヘッド
チップ13.13自体の寸法誤差や、ヘッドチップ13
.13の台板11に対する取付誤差に対応して適宜11
節する。
すなわち、それらの誤差の大小に応じて折り曲げ量を増
減することで誤差を吸収し、これによってコア高さ寸法
H0を設定値に正確に合致させるのである。
そのような折り曲げ加工を行うだめの装置としては、た
とえば第4図に示すものを用いると良い。
第4図に示す折り曲げ機20は、台板11が固定される
基台23基台21に固定された台板11の先端部12の
直上においてフレーム22に上下動自在かつスプリング
23により上方に付勢された状態で取り付けられたブツ
シャ24、そのブツシャ24の直上に位置してフレーム
22に形成されている螺子孔25内に螺合している螺子
棒26、タイミングベルト27およびプーリー28を介
して上記螺子捧26を回転させることでそれを螺子孔2
5に対して上下動させるためのステッピングモータ29
、および、ヘッドチップ13の位置を監視するための監
視装置30を備えたものである。
その監視装R30は、顕微鏡が取り付けられたテレビカ
メラによってヘッドチップ13の拡大画像をモニター画
面に映し出すようにされている。
上記の折り曲げ機20により折り曲げ加工を行うには・
ヘッドチップ13を取り付けた台板11を、その先端部
12を基台21の側方に突出させた状態で螺子40によ
り基台21に固定した後、まず、監視装置30により加
工前におけるヘッドチップ13の位置を確認する。そし
て、基台21上面(基準面)からヘッドチップ13のト
ラックまでの寸法(加工前におけるコア高さ寸法)をモ
ニター画面上において読み取り、その寸法と、最終的に
設定するコア高さ寸法H0との差を求める。
その差の寸法がすなわち折り曲げるべき狙い寸法である
から、そのような折り曲げ量が得られるようにブツシャ
24の押し下げストロークを決定し、そのストロークが
得られるようにステッピングモータ29の回転量を決定
し、その回転量だけステッピングモータ29を駆動すれ
ば、ブツシャ24が徐々に押し下げられ、その荷重によ
って、孔16.16が形成されていることによってぜい
弱となっている取付面14の基部において台板11が必
要量だけ折り曲げられ、これによって屈曲部15が形成
されて正確なコア高さ寸法H0が得られる。
なお、ブツシャ24の押し下げストロークは、台板11
の弾性変形を考慮して上記の狙い寸法より過大に設定す
る必要がある。すなわち、ブツシャ24をその先端が台
板11に接してから狙い寸法分だけ押し下げるのみでは
、台板11の弾性力により十分な塑性変形が生じるもの
ではないので、ブツシャ24の押し下げストロークを狙
い寸法より過大に設定して台板11を一旦大きく変形さ
せ、荷重を解除して台板11が弾性的に復帰した時点で
狙い寸法分の塑性変形が生じているようになす必要があ
る。このため、台板11の材質や厚み寸法を考慮して、
狙い寸法とブツシャ24の押し下げストロークとの関係
を予め求めておくと良い。
上記のように、台板11にヘッドチップ13を取り付け
た後に台板11の先端部を折り曲げ加工することによっ
て製作される磁気ヘッドIOでは、ヘッドチップ13の
寸法誤差やヘッドチップ13を台板11に対して取り付
けた際の取付誤差を吸収し得て、コア高さ寸法H6を高
精度で規格寸法に合致させ得るものであり、したがって
、コア高さ寸法H0のばらつきを十分に低減させること
ができる。
したがって、このような磁気ヘッドlOを用いて回転ヘ
ッドを製作すれば、対の磁気へラド1010のコア高さ
寸法H8を自ずと高精度で合致させることができ、高品
質の回転ヘッドを製作することができるとともに、従来
の磁気ヘッド2.3を用いる場合のように厳密なベアリ
ングを行う必要がなくなるので、組み立て工数を低減せ
しめて作業効率を向上させることが可能である。
なお、上記実施例は本発明をコンビネーション型の磁気
ヘッドに適用した場合の例であるが、第5図および第6
図に示すようにシングル型の磁気ヘッドに対しても全く
同様に適用することができる。
また、上記実施例では、折り曲げ加工を容易ならしめる
ための孔16を屈曲’fM 15に位置させて設けたが
、孔16に代えて先端部12の基部表面に溝を形成して
も同様の効果が得られる。あるいは、折り曲げ加工が自
ずと容易に行い得る場合にはそれら孔や溝は必ずしも設
けることはなく、その場合は、従来の磁気ヘッドに対し
て折り曲げ加工を施すのみで本発明の磁気ヘッドを製作
することができる。
「発明の効果」 以上で詳細に説明したように、本発明の磁気ヘッドは、
台板の先端部を取付面側に折り曲げ加工することによっ
て形成した屈曲部を設けてなるものであるので、台板に
ヘッドチップを取り付けた後に台板の先端部を折り曲げ
加工して製作することにより、ヘッドチップの寸法誤差
やヘッドチップを台板に対して取り付けた際の取付誤差
が吸収されて、コア高さ寸法を高精度で規格寸法に合致
させることができ、そのばらつきを十分に低減させ得る
という効果を奏する。したがって、このような磁気ヘッ
ドを用いて回転ヘッドを製作すれば、高精度の回転ヘッ
ドを製作することができるとともに、従来の磁気ヘッド
を用いる場合においては不可欠であるベアリングの作業
が不要となるので作業効率を向上させることが可能であ
る、という利点がある。
そして、屈曲部に位置して孔もしくは溝を形成するよう
にしておけば、その部分の強度が低減して折り曲げ加工
を容易に行い得る、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は平面図、第2図は側面図、第3図は要部拡大側
面図、第4図はその磁気ヘッドを製作するために用いて
好適な折り曲げ機の一例を示す概略構成図である。 第5図および第6図は本発明の他の実施例を示すもので
、第5図は平面図、第6図は側面図である。 第7図および第8図はそれぞれVTR用の回転ヘッドを
示す平面図である。 第9図ないし第11図は従来一般の磁気ヘッドを示すも
ので、第9図は平面図、第10図は側面図、第11図は
要部拡大側面図である。 10・・・・・・磁気ヘッド、11・・・・・・台板、
12・・・・・・先端部、13・・・・・ヘッドチップ
、14・・・・・・取付面、15・・・・・屈曲部、1
6・・・・・・孔、Ho・・・・・・コア高さ寸法。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)台板の先端部にヘッドチップを取り付けてなる磁
    気ヘッドにおいて、前記ヘッドチップが取り付けられた
    取付面の基部に、台板の先端部が取付面側に折り曲げ加
    工されることによって形成された屈曲部が設けられてな
    ることを特徴とする磁気ヘッド。
  2. (2)前記屈曲部に孔もしくは溝が形成されてなること
    を特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド。
JP4412190A 1990-02-23 1990-02-23 磁気ヘッド Pending JPH03248314A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4412190A JPH03248314A (ja) 1990-02-23 1990-02-23 磁気ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

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JP4412190A JPH03248314A (ja) 1990-02-23 1990-02-23 磁気ヘッド

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JPH03248314A true JPH03248314A (ja) 1991-11-06

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ID=12682774

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JP4412190A Pending JPH03248314A (ja) 1990-02-23 1990-02-23 磁気ヘッド

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628645A (ja) * 1992-06-23 1994-02-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気ヘッド高さ調整方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5914121B2 (ja) * 1980-08-29 1984-04-03 和充 倉橋 道路工事標識設置装置
JPH01243218A (ja) * 1988-03-24 1989-09-27 Hitachi Ltd 磁気ヘッドの寸法修正装置およびその寸法修正方法

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