JPH0324811A - 圧電部品 - Google Patents

圧電部品

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Publication number
JPH0324811A
JPH0324811A JP15906689A JP15906689A JPH0324811A JP H0324811 A JPH0324811 A JP H0324811A JP 15906689 A JP15906689 A JP 15906689A JP 15906689 A JP15906689 A JP 15906689A JP H0324811 A JPH0324811 A JP H0324811A
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JP
Japan
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case
electromagnetic wave
piezoelectric
piezoelectric element
sintered ferrite
Prior art date
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Pending
Application number
JP15906689A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuo Sato
勝男 佐藤
Katsunori Osanai
勝則 小山内
Masanobu Sugimoto
正信 杉本
Yoshinari Yamashita
喜就 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、共振子、発振子またはフィルタ等に使用され
る圧電部品に関し、圧電素子を収納するケースに電磁波
吸収層を有することにより、圧電素子に対する電磁波干
渉及び障害を除去し、高耐ノイズ及び高帯域外減衰特性
を有する圧電部品が得られるようにしたものである。
く従来の技術〉 第8図は従来のセラミックレゾネータとしての圧電部品
の部分断面図である。図において、lは基板、2は圧電
素子、3はケース、41、42は端子電極である。
基板1は、セラミック等によって構成されている。圧電
素子2は、共振子、発振子または弾性表面波素子でなり
、基板1の一面上に搭載されている。圧電振動子2の電
極は端子電極41、42に導通接続されている、端子電
極41、42は、而実装に対応できるように、基板1の
側面から圧電素子2の搭載されている一面または対向面
側に連続するように形成されている。
ケース3は、圧電素子2の全体を包むようにして、基板
1の上に固着されている。ケース3は、般には、プラス
チック等の絶縁材料によって形成される。
く発明が解決しようとする課題〉 上述したように、従来の圧電部品は、圧電振動子2を、
プラスチック等でなるケース3によって覆った構造とな
っていたため、外部からの電磁波障害に対して、無防備
の状態になっていた。この種の圧電部品は、コンデンサ
、インダクタもしくは抵抗等の受動素子または各種半導
体素子等の能動素子と共に回路基板上に実装してブロッ
ク化した状態で製品化される。このような製品(おいて
は、回路または各素子から発生するノイズの影響をまと
もに受けてしまう。
この種の圧電部品は、共振子、発振子またはフィルタ等
として使用されるものであり、電磁波干渉、障害を受け
ると周波数帯域外減衰特性が悪化する等の深刻な問題を
生じる。
ノイズの影響を軽減する手段として、従来は、回路パタ
ーンの変更や回路部品配置によって対応していたが、面
積の制限されたブロック内での配置変更には制限があり
、充分な効果を得ることができなかった。
そこで、本発明の課題は、上述する従来の問題点を解決
し、圧電素子に対する電磁波干渉及び障害を除去して、
高耐ノイズ及び高帯域外減衰特性を有する圧電部品を提
供することである。
く課題を解決するための手段〉 上述する課題解決のため、本発明は、圧電素子と、前記
圧電素子を収納するケースとを辱含む圧電部品であって
、 前記ケースは、前記圧電素子を包囲するように配置され
た電磁波吸収層を有すること を特徴とする。
〈作用〉 ケースは、圧電素子を包囲するように配置された電磁波
吸収層を有するので、ケース内部にある圧電素子に対す
る電磁波干渉及び障害を除去できる。従って、高耐ノイ
ズ及び高帯域外減衰特性を有する圧電部品が得られる。
電磁波吸収層を構成する材料としては、磁性電磁波吸収
材料及び誘電性電磁波吸収材料等が使用できる。磁性電
磁波吸収材料としては、焼結フェライトやフェライト粉
末を絶縁物中に分散させた複合フェライト材料等がある
。誘電性電磁波吸収材料としては、ゴムまたは発泡ポリ
スチロール中にカーボン等の導電性粉末を混合したもの
等がある。ケースの電磁波吸収層は、これらの単独層ま
たは積層として構成する。
〈実施例〉 第1図は本発明に係る圧電部品の部分断面図である。図
において、第8図と同一の参照符号は、同一性ある構成
部分を示している。実施例において、ケース3は、その
全体が焼結フェライトで構成されており、ケース3の全
体が電磁波吸収層となる。焼結フェライトは、前述した
ように、磁性電磁波吸収材料として知られており、また
、その材質選定により、特定の周波数帯域の電磁波を吸
収できる。従って、ケース3を焼結フェライトで構成す
ることにより、ケース3の内部にある圧電素子2に対す
る電磁波干渉及び障害を除去できる。
また、ケース3を焼結フェライトで構成した場合、その
内部で電磁波エネルギーを吸収できるので、ケース3を
接地する必要がない。このため、組立構造が簡単になる
。焼結フェライトの他に、前述した複合フェライト材料
も使用できる。
ケース3と併せて、基板1を焼結フェライトまたは複合
フェライト材料によって構戊することも可能である。第
2図にその実施例を示す。この場合には、電磁波干渉及
び障害が更に効果的に防止できる。
更に、ケース3の全体を焼結フェライトや複合フェライ
トで構成するのではなく、その一部をフェライトで構成
することも可能である。その1例を第3図に示す。第3
図では、ケース3を内ケース部分31と外ケース部分3
2とに分け、何れか方、例えば外ケース部分32を焼結
フェライト材料または複合フェライト材料によって構成
してある。複合フェライト材料の場合は、ペースト化し
たものを、絶縁物でなる内ケース部分31の外面または
内面に塗布することによっても形戒できる。
第4図は更に別の実施例を示している。この実施例では
、ケース3を焼結フェライトまたは複合フェライトによ
って構成すると共に、ケース3の内面または外面の全体
もしくはその一部に、金属層5を設けてある。金属層5
はケース3に金属メッキ膜を電着させ、または金属薄板
を接着する等によって形成できる。この実施例の場合に
は、特定周波数帯域における電磁波吸収作用を一層向上
させることができる。
第5図は本発明に係る圧電部品の更に具体的な実施例に
おける正面断面図、第6図は同じくケースを除いた平面
図である。この実施例では、弾性表面波装置としての圧
電部品を示し、圧電素子2は弾性表面波素子となってい
る。弾性表面波素子2は、圧電基板21の表面に、入力
トランスジューサ22及び出力トランスジューサ23を
間隔をおいて配置すると共に、入力トランスジューサ2
2及び出力トランスジューサ23の間に、シールド電極
24を設け、更に、トランスジューサ22、23の外側
の圧電基板1の端部に、吸音材25、26を付与し、弾
性表面波の多重反射を防止するようになっている。圧電
基板1は圧電単結晶、圧電薄膜またはチタン酸鉛系強誘
電性磁器もしくはチタン酸ジルコン酸鉛系強誘電性磁器
で構成されている。
入力トランスジューサ22は、インターデジタル電極2
21、222を備えて構成されている。
223、224はバスバーである。インターデジタル電
極221、222のそれぞれは、所定の周波数特性が得
られるように、重み付けが行なわれている。
出力トランスジューサ23も、インターデジタル電極2
31、232及びバスパー233、234を備えている
。吸音材25,26はシリコーン樹脂等で構成される. 41〜46は端子電極、51〜56はボンディグワイヤ
である.インターデジタル電極221、222、231
、232及びシールド電極24はボンディグワイヤ51
〜56によって端子電極41〜46に電気的に導通して
いる。
弾性表面波素子2は、基板1の一面上に搭載し、全体を
焼結フェライトでなるケース3によって覆ってあり、ケ
ース3の全体を電磁波吸収層として利用するようになっ
ている。
第7図は本発明に係る圧電部品の更に別の実施例を示し
ている。この実施例は、発振子や共振子として好適な圧
電部品を示し、圧電素子2は、圧電基板27の両面に振
動電極271、272を設けた構造となっている。27
3、274はダミー電極であり、振動電極271、27
2のそれぞれとの間にギャップG, 、G2を隔てて圧
電基板27の両端部に設けられている。275、276
は端子電極、277、278は導電性接着材である。
圧電素子2は、基板1の面上に、間隔dを保って、導電
性接着材277、278により固着し、その全体を焼結
フェライトでなるケース3によって覆ってある。
く発明の効果〉 以上述べたように、本発明に係る圧電部品は、圧電素子
を収納するケースが、圧電素子を包囲するように配置さ
れた電磁波吸収層を有するので、圧電素子に対する電磁
波干渉及び障害を除去して、高耐ノイズ及び高帯域外減
衰特性を有する圧電部品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る圧電部品の正面部分断面図、一第
2図は同じく別の実施例における正面部分断面図、第3
図は同じく更に別の実施例における正面部分断面図、第
4図は同じく更に別の実施例における正面部分断面図、
第5図は本発明に係る圧電部品の更に具体的な実施例に
おける正面断面図、第6図は同じくケースを除いた平面
図、第7図は同じく更に別の実施例における正面断面図
、第8図は従来の圧電部品の正面部分断面図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧電素子と、前記圧電素子を収納するケースとを
    含む圧電部品であって、 前記ケースは、前記圧電素子を包囲するように配置され
    た電磁波吸収層を有すること を特徴とする圧電部品。
  2. (2)前記電磁波吸収層は、フェライトを主成分として
    構成されていること特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の圧電部品。
  3. (3)前記圧電素子は、弾性表面波素子であること を特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項または第3
    項に記載の圧電部品。
JP15906689A 1989-06-21 1989-06-21 圧電部品 Pending JPH0324811A (ja)

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JP15906689A JPH0324811A (ja) 1989-06-21 1989-06-21 圧電部品

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JP15906689A JPH0324811A (ja) 1989-06-21 1989-06-21 圧電部品

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JPH0324811A true JPH0324811A (ja) 1991-02-01

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JP15906689A Pending JPH0324811A (ja) 1989-06-21 1989-06-21 圧電部品

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