JPH0324796Y2 - - Google Patents

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JPH0324796Y2
JPH0324796Y2 JP1984167726U JP16772684U JPH0324796Y2 JP H0324796 Y2 JPH0324796 Y2 JP H0324796Y2 JP 1984167726 U JP1984167726 U JP 1984167726U JP 16772684 U JP16772684 U JP 16772684U JP H0324796 Y2 JPH0324796 Y2 JP H0324796Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はアパート、マンシヨン、ホテル等の集
合住宅あるいは学校、デパート、オフイスビル等
の中高層建築物、その他個人住宅等に避難用とし
て具備したりあるいはその他適宜の目的に使用し
得る伸縮はしごに関するものである。
(従来技術) 中高層建築物等における避難用設備の一つとし
て使用されている従来の伸縮はしごにおいて、例
えば実開昭54−32098号公報の如きものがあるが、
このものは支柱が、筒状体であるとともに該筒状
体の係合構造が単なる鍔状であつて、挿入側と被
挿入側との支柱の重なり部分の入り込みが少な
く、また前記両支柱の太さ(径)の差が大きく、
ガタが出易い欠点があつたとともに挿入部の両支
柱の直径の大きさが違うため、段数を伸長した場
合に、第1支柱と端末支柱の太さが極端に異な
り、伸長段数に制約を受け、最大長さが限定され
る憾があり、また重量的にも重くなり取り扱いが
面倒となるばかりでなく筒状体内に鍔状の係合構
造を形成することは製作的にも難しく高価となる
等の欠点があつた。また実開昭56−161100号公報
の如く、係合構造を板状係合部材同士によつて係
合するようにしたものもあるが、このものは板状
係合部材が踏み枠を兼ねるため、相対するコ字状
側枠間にあつて表面側に大きく突出して取付けら
れており、その結果全体的に構造が大型化してし
まう欠点があるとともに重量的にも重くなり取り
扱いが面倒となる等の欠点があつた。
さらにまた支柱を断面C字状となした伸縮はし
ごも例えば実公昭59−3118号公報、特願昭55−
28000号公報の如く、本出願人により既に開発さ
れているが、前者は各支柱の係合構造がそれぞれ
の支柱の他端内壁部もしくは他端背面部にL型の
支持部材を固着するとともに前記L型の支持部材
に棒状連結部材の下端を固定して立設し、さらに
該棒状連結部材を他の支柱内壁部に固着したL型
支持部材の孔に貫通して支柱を伸長した時に該棒
状連結部材の上端に取り付けたストツパーが前記
L型支持部材に係合するようになつているだけな
ので、構造的に脆く支柱に捻り力が作用した時
に、前記係合構造部が簡単に破損される惧れがあ
つたものであり、また後者は各支柱の係合構造が
各支柱の外周面より外方に大きく突出したり、ま
たは単なるL型支板の端縁係合であるため、各支
柱間のガタにより係合が容易に外れる恐れがある
とともに係合強度に充分なる安全強度を期待でき
ない憾があり、また支柱が必要以上に太くなる
等、種々の欠点があつた。
(目的) 本考案は全体として軽量で取り扱い易く、強度
も大であり、特に挿入側と被挿入側との支柱の重
なり部分の入り込みが大きく、伸長時に重なり部
分の曲がりの発生が少ない、しかも重なり部分に
おけるガタが少なく、その上係合部材の係合がよ
り確実かつ強固で重なり部分より生じ易い軸回転
(捻り回転)の不安ならびに係合部材同士のズレ
のない係合強度大にして小径のしかも伸長段の長
い製作容易で、かつコストが安く経済的なる伸縮
はしごを提供するにある。
(構成) 本考案は上記目的を達成するため足踏部を設け
た断面C字状の支柱を、所要本数順次摺動自在に
装入し、前記各支柱を伸長して各支柱端部に設け
た係合部材を相互に係合し、はしごとなすように
した伸縮はしごにおいて、前記各支柱端部におけ
る一方の各支柱の内壁部に、他方の各支柱の一側
外壁部に設けた所要巾からなる縦状の係合部材摺
動溝内を摺動自在の板状係合部材を設けるととも
に前記板状係合部材と係合し得る板状係合部材を
前記他方の各支柱端部の係合部材摺動溝内端部に
設けたことを特徴とするものである。以下実施例
に基ずき具体的に説明する。
1は伸縮はしごAを形成する断面C字状の支柱
であり、例えばSPC材の如き金属板をもつて一側
面に所定巾の縦割状開口部1aを設けた角筒体に
形成されている。また前記支柱1内には同じく一
側面に所定巾の縦割状開口部2aを設けた断面C
字状の支柱2が、さらに前記支柱2内には前記支
柱2と同形の支柱3が以下同様にして同形の支柱
9までがそれぞれ摺動自在に装入し得るように形
成されている。また前記支柱2〜9の各縦割状開
口部2a〜9aに対向する一側壁部には所要巾か
らなる縦状の係合部材摺動溝2b〜9bが設けら
れているとともに前記各支柱1〜9の各重なり部
分、即ち各重合端部における各支柱1〜8の内壁
部には前記各支柱2〜9の係合部材摺動溝2b〜
9b内を摺動し得る板状の係合部材1c〜8cが
取り付けられている。2d〜9dは前記板状係合
部材1c〜8cに係合し得る如く前記各支柱2〜
9の各係合部材摺動溝2b〜9b内上端部に取り
付けられた板状の係合部材である。なお本実施例
においては係合部材摺動溝2b〜9bを支柱2〜
9の外壁面に所要巾からなる板体2e〜9eを所
要間隔を設けて取り付けることにより形成してい
るが、このものに限定されるものではなく、例え
ば第6図示の如く支柱2〜9の外壁面に所要巾の
縦状凹部を形成し、これを摺動溝としたものでも
よい。10および19は前記支柱1の上端部外周
面および支柱9の下端ぶ外周面に取り付けた所要
巾からなる補強板、11〜18は前記支柱1〜8
の重合端部外周面に取り付けられた所要巾からな
る補強板、20は前記各支柱1〜9に取り付けら
れた棒状の足踏部である。なお本実施例における
支柱1〜9は断面C字状であれば半円筒体、その
他適宜の形状のものでもよく、またはしごの形態
は支柱を一本柱としたもの、あるいは第7〜8図
示の如2本抱き合せたもの、または第9図示の如
く所要の間隔をあけて門形状の2本柱としたもの
でもよい。
使用に際しては支柱1〜9を第1図示の如く支
柱1を上側として支持し、他を自由な状態とすれ
ば自重により支柱2〜9は伸長し、第2図、およ
び第5図a示の如く前記支柱2の板状係合部材2
dがその下面2fを支柱1の板状係合部材1cの
上面1fに、また第5図b示の如く支柱3の板状
係合部材3dがその下面3fを支柱2の板状係合
部材2cの上面2fに、以下同様にして各支柱4
〜9の板状係合部材4d〜9dの下面4f〜9f
が各支柱3の板状係合部材3c〜8cの上面3f
〜8fに係合して第2図および第4図示の如く伸
長した状態となる。またはしごを収縮する場合
は、支柱9を引き上げれば支柱9は支柱8内に、
支柱8は支柱7内にと摺動し、最終的には第1図
示の如き状態に収縮する。そして非使用時は適宜
の止着手段(図示せず)により前記支柱2〜9の
自重による伸長を止めておくものである。
(効果) 本考案によれば足踏部を設けた断面C字状の支
柱を、所要本数順次摺動自在に装入し、前記各支
柱を伸長して各支柱端部に設けた係合部材を相互
に係合し、はしごとなすようにした伸縮はしごに
おいて、前記各支柱端部における一方の各支柱の
内壁部に、他方の各支柱の一側外壁部に設けた所
要巾からなる縦状の係合部材摺動溝内を摺動自在
の板状係合部材を設けるとともに前記板状係合部
材と係合し得る板状係合部材を前記他方の各支柱
端部の係合部材摺動溝内端部に設けたものである
から、各支柱端部における重なり部分の入り込み
は大きくしかもガタが少ないので、伸長時に重な
り部分に発生する曲がりおよび軸回転(捻り回
転)をより大きな安全率をもつて防止し得るとと
もに各係合部材の係合が、支柱の一側面に沿つて
設けた所要巾からなる縦状の係合部材摺動溝内を
摺動する板状係合部材と、前記摺動溝の上端部に
取り付けた板状係合部材の各上、下面の係合によ
りなされるものであるから、係合がズレるような
ことは全くなく、より確実、かつ強固に行われる
ものであり、かつまた支柱の伸長、収縮を円滑に
おこなうことができるものである。さらにまた前
記板状係合部材は支柱自体の補強をも兼ねるもの
であるから支柱全体の強度を著しく高めることが
でき、その結果支柱の板厚をできるだけ薄くして
全体を軽量化し、取り扱い性のよいものとするこ
とができるとともに第1支柱と端末支柱の太さに
極端な差がないので支柱全体を小径のものとな
し、伸長段数を長いものとすることができ、また
支柱に対する係合部材の取付も容易にできるもの
ではしご全体の製作を容易に行うことができ得る
等、安全性、操作性、耐久性、経済性に優れた効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
各支柱を収縮した状態を示す正面図、第2図は各
支柱を伸長した状態を示す一部切欠正面図、第3
図は支柱端部における係合状態の一例を示す一部
拡大斜視図、第4図は各支柱を伸長した状態を示
す斜視図、第5図a〜bは第4図のA−A,B−
B,における各拡大縦断面図、第6図は支柱の他
の実施例を示す平断面図、第7〜9図は支柱の各
使用形態例を示す平面図である。 1〜9……支柱、1a〜9a……縦割状開口
部、2b〜9b……係合部材摺動溝、1c〜9c
……板状係合部材、2d〜9d……板状係合部
材、2e〜9e……板体、10〜19……補強
板、20……棒状足踏部、A……伸縮はしご。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 足踏部を設けた断面C字状の支柱を、所要本数
    順次摺動自在に装入し、前記各支柱を伸長して各
    支柱端部に設けた係合部材を相互に係合し、はし
    ごとなすようにした伸縮はしごにおいて、前記各
    支柱端部における一方の各支柱の内壁部に、他方
    の各支柱の一側外壁部に設けた所要巾からなる縦
    状の係合部材摺動溝内を摺動自在の板状係合部材
    を設けるとともに前記板状係合部材と係合し得る
    板状係合部材を前記他方の各支柱端部の係合部材
    摺動溝内端部に設けたことを特徴とする伸縮はし
    ご。
JP1984167726U 1984-11-05 1984-11-05 Expired JPH0324796Y2 (ja)

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JPS6183800U JPS6183800U (ja) 1986-06-03
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JPS6311280Y2 (ja) * 1980-04-30 1988-04-01

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