JPH08285178A - カメラ用三脚 - Google Patents

カメラ用三脚

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Publication number
JPH08285178A
JPH08285178A JP8432695A JP8432695A JPH08285178A JP H08285178 A JPH08285178 A JP H08285178A JP 8432695 A JP8432695 A JP 8432695A JP 8432695 A JP8432695 A JP 8432695A JP H08285178 A JPH08285178 A JP H08285178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
diameter
stage
pipes
tripod
Prior art date
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Pending
Application number
JP8432695A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Sekiguchi
幹夫 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KONIKA HANBAI KK
Original Assignee
KONIKA HANBAI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KONIKA HANBAI KK filed Critical KONIKA HANBAI KK
Priority to JP8432695A priority Critical patent/JPH08285178A/ja
Publication of JPH08285178A publication Critical patent/JPH08285178A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】不要な重量増加をなくして軽量を保ちつつ、小
径パイプの剛性を高めて、全てのパイプを最大に伸長し
た場合にも、安定して使用することのできるカメラ用三
脚を安価に製作できるようにする。 【構成】脚3を構成する大小口径の異なる4段のパイプ
7,8,9,10を、外側の最大径の第1段パイプ7か
ら内側の最小径の第4段パイプ10へ向けて、一段づつ
小径となるに連れて順次厚肉に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スチルカメラやビデオ
カメラ等の撮影に用いられる伸縮可能なテレスコピック
型のカメラ用三脚に関する。
【0002】
【従来の技術】スチルカメラやビデオカメラ等のカメラ
類で定点撮影に用いられるカメラ用三脚では、三つの脚
を伸縮できるようにしたテレスコピック型がある。この
三脚は、雲台を支持する台座の下部に大径パイプを回動
可能に連結し、該大径パイプの内部に順次小径パイプを
出没自在に収納してそれぞれの脚を構成したもので、内
外のパイプはロックナットやカムレバー等の固定手段に
よって任意の突出長さで固定できるようになっている
(一例として、例えば実開平3−69800号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成にあっ
ては、三脚のパイプが、口径の違いに拘らず全て同一の
肉厚で形成されるため、口径が太く、材料の使用量の多
い上部側の大径パイプに充分な剛性が確保されるのに対
して、材料使用量の少ない下部の小径パイプになるほど
剛性が低下し、パイプを多段に伸長して三脚を長い状態
で使用するほど、揺らいだり撓み易くなるなどの不安定
要素が高くなる。
【0004】この対策として、肉厚を最小径のパイプに
合わせて形成することが考えられるが、この場合には最
小径以外の大径のパイプに不要な厚みを持たせることと
なり、全体重量が増加して持ち運びや使用時の取り扱い
を困難にすると共に、製品コストが高くなるという不具
合がある。
【0005】そこで本発明は、不要な重量増加をなくし
て軽量を保ちつつ、パイプの全部を伸長した場合にも、
安定して使用することのできるカメラ用三脚を安価に提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的に従って本発
明は、台座本体に回動可能に連結される三つの脚が、そ
れぞれ大小口径の異なる複数のパイプを出没自在に収納
して構成されるテレスコピック型のカメラ用三脚におい
て、前記脚のパイプを、外側の大径パイプから内側の小
径パイプへ一段づつ小径となるに連れて、順次厚肉に形
成したことを特徴としている。
【0007】
【作 用】かかる構成によれば、外側パイプから内側パ
イプへ向けて、小径となるに連れて肉厚が一段づつ反比
例で増加されるので、肉厚の増加を極力抑えながら、小
径のパイプにも大径のパイプと遜色のない剛性が確保さ
れるようになり、脚全体が高強度となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。カメラ用三脚1は、台座本体2に連結される三
つの脚3,3,3をそれぞれ四段で伸縮できるようにし
た伸縮可能なテレスコピック型で、台座本体2の外周に
は各脚3の第1段パイプ7の上端がブラケット4にて回
動可能に連結され、同じく台座本体2の中央には、上端
に雲台5を備えたエレベータロッド6が昇降自在に支持
されている。
【0009】各脚3は、上述の第1段パイプ7内に、順
次小径の第2段パイプ8,第3段パイプ9及び第4段パ
イプ10をそれぞれ出没自在に収納したもので、最下段
の第4段パイプ10の下端にはスパイク11が揺動自在
に連結され、該第4段パイプ10を除く第1〜第3段パ
イプ7〜9の下端外周には、それぞれロックナット12
が設けられていて、内側に収納されたパイプ8,9,1
0を任意の突出長さで固定できるようになっている。
【0010】上記パイプ7〜10のそれぞれは、断面が
円形に形成されており、これらパイプ7〜10の一側部
には内側へ凹む縦溝13が内外に遊嵌されていて、ロッ
クナット12を回動して脚3を伸縮する際に、内側のパ
イプ8,9,10が共回りすることがないようにしてい
る。
【0011】また、パイプ7〜10の肉厚は、外側の最
大径の第1段パイプ7から内側の最小径の第4段パイプ
10へ向けて、一段づつ小径となるに連れて順次厚肉に
形成されている。例えば本実施例では、第1段パイプ7
の肉厚t1を1とした場合に、その内側の第2段パイプ
8の肉厚t2を1.2倍に、更にその内側の第3段パイ
プ9の肉厚t3を第1段パイプ7の1.4倍に、最小径
の第4段パイプ10の肉厚t4を同じく第1段パイプ7
の1.6倍としており、小径になるに連れて肉厚を順次
2割づつ反比例で増した構成となっている。
【0012】本実施例はこのように、小径化に伴なう剛
性力の低下を肉厚の増加で補う構成としたから、第2段
〜第4段の小径のパイプ8,9,10に、大径の第1段
パイプ7と較べて遜色のない剛性が確保され、脚3の全
体を高強度にすることができる。従って、4段のパイプ
7〜10の全てを最大に伸長した場合にも、揺らぎや撓
みが極めて小さく抑えられるようになるので、安定して
使用することが可能となる。更に、肉厚の増加をそれぞ
れの口径に対応して行なうので、不要な重量増加がな
く、軽量を保持し得て使用時の取り扱いや持ち運びに優
れるばかりか、低コストで製作することができる。
【0013】尚、上述の実施例では、パイプの断面形状
を円形で説明したが、楕円等の非円形や四角等の多角形
に形成することもできる。またパイプの断面形状は、外
周が連続した形状であることが強度的に望ましいが、本
発明は、一側部を開口した例えばコ字型等の断面形状を
持ったパイプにも適用が可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明に係るカメラ用三脚は、脚を構成
するパイプを、外側の大径パイプから内側の小径パイプ
へ一段づつ小径となるに連れて、順次厚肉に形成したこ
とにより、小径パイプのそれぞれに充分な剛性を確保し
て、脚全体を高強度にすることができ、内外のパイプの
全てを最大に伸長した場合にも、揺らぎや撓みが極めて
小さく抑えられるようになり、安定して使用することが
可能となる。また、それぞれのパイプの口径に対応して
肉厚を増加するので不要な重量増加がなく、軽量を保持
し得て使用時の取り扱いや持ち運びに優れるばかりか、
低コストで製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すカメラ用三脚の脚を構
成するパイプの断面図
【図2】本発明の一実施例を示すカメラ用三脚の斜視図
【符号の説明】
1…カメラ用三脚 2…台座本体 3…脚 7…第1段パイプ 8…第2段パイプ 9…第3段パイプ 10…第4段パイプ 11…スパイク 12…ロックナット 13…回り止め用の縦溝 t1…第1段パイプ7の肉厚 t2…第2段パイプ8の肉厚 t3…第3段パイプ9の肉厚 t4…第4段パイプ10の肉厚

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台座本体に回動可能に連結される三つの
    脚が、それぞれ大小口径の異なる複数のパイプを出没自
    在に収納して構成されるテレスコピック型のカメラ用三
    脚において、前記脚のパイプを、外側の大径パイプから
    内側の小径パイプへ一段づつ小径となるに連れて、順次
    厚肉に形成したことを特徴とするカメラ用三脚。
JP8432695A 1995-04-10 1995-04-10 カメラ用三脚 Pending JPH08285178A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8432695A JPH08285178A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 カメラ用三脚

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8432695A JPH08285178A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 カメラ用三脚

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08285178A true JPH08285178A (ja) 1996-11-01

Family

ID=13827401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8432695A Pending JPH08285178A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 カメラ用三脚

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JP (1) JPH08285178A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005230191A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Toto Ltd 入浴介助装置
JP2006281147A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Nikken Stainless Tsugite Kk スプリンクラー用ポップアップライザーとその製造方法
JP4818479B1 (ja) * 2011-05-13 2011-11-16 守 粟 自己撮影用カメラ器具
JP2017009979A (ja) * 2015-06-24 2017-01-12 深▲せん▼市信毅科技有限公司Shenzhen Xinyi Technology Co.,LTD. 自分撮り用伸縮棒
JP2018143992A (ja) * 2017-03-08 2018-09-20 ヤマホ工業株式会社 伸縮式散布杆
WO2024034508A1 (ja) * 2022-08-09 2024-02-15 株式会社永木精機 棒状伸縮器

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