JP2753626B2 - 伸縮ポール - Google Patents

伸縮ポール

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JP2753626B2 JP15329689A JP15329689A JP2753626B2 JP 2753626 B2 JP2753626 B2 JP 2753626B2 JP 15329689 A JP15329689 A JP 15329689A JP 15329689 A JP15329689 A JP 15329689A JP 2753626 B2 JP2753626 B2 JP 2753626B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は伸縮ポールに関する。すなわち、複数のポー
ルが入れ子式にて多段に組み付けられ全体的に伸縮し、
その1段目ポールの先端にレーダーアンテナ,照明灯,
シーブ等が取り付けられて使用される、伸縮ポールに関
するものである。
「従来の技術」 この種伸縮ポールにおいて、その伸縮方式は従来次の
ごとくなっていた。
すなわち伸縮ポールの内部に、数個の油圧シリンダ又
は空気圧シリンダ機構を設ける方式、複雑なチェーン又
はロープ駆動機構を設ける方式、1本の多段式で長軸の
駆動シャフトを設ける方式、等々のうちいずれかの方式
が採用され、もって伸縮ポールの伸縮が行われていた。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、このような伸縮方式よりなる従来の伸縮ポ
ールにあっては、次の問題が指摘されていた。
すなわち、そのいずれの方式のものにあっても構成が
複雑であり、もってコスト高となり重量が重く、保守点
検も面倒でその維持・管理・整備等が用意でなく、又故
障した場合の修理も容易ではなく、更に伸縮動作等が不
確実となることもある、等々の問題が指摘されていた。
従来例ではこのような点が指摘されていた。
本発明は、このような実情に鑑み上記従来例の問題点
を解決すべくなされたものであって、ポールの所定箇所
に内外強磁性体を固着し、かつ駆動軸のねじ部の長さを
所定のごとく設定してなること等により、構成が簡単で
あり、コスト面に優れ重量が軽く維持・管理・整備等が
容易で修理も容易であり、しかも伸縮動作等も円滑化・
確実化される、伸縮ポールを提案することを目的とす
る。更に、ポールの所定箇所にリング体を固着するとと
もに径小部を形成してなることにより、伸縮動作がより
円滑化・確実化され伸縮状態がより確実化されるととも
に防錆性も向上する、伸縮ポールを提案することをも目
的とする。
「課題を解決するための手段」 この目的を達成する本発明の技術的手段は、次のとお
りである。
この伸縮ポールは、筒状をなし相互に径が異なる複数
のポールが入れ子式にて多段に組み付けられ、全体的に
伸縮するようになっている。そして次の各ポール,駆動
軸,受ねじ部材,内強磁性体,外強磁性体等を有してな
る。
すなわちまず上記各ポールは、同軸に配され略同じ長
さよりなる。駆動軸は、内部に上記各ポールと同軸に配
されねじ部を備えてなる。
受ねじ部材は、少なくとも最下段以外の上記各ポール
の下端部内側に、リング状の内強磁性体を介し固着さ
れ、上記駆動軸のねじ部と順次螺合可能となっている。
外強磁性体は、少なくとも1段目以外の上記各ポールの
上端部外側に固着され、リング状をなしている。
ここで上記駆動軸のねじ部の長さは、伸長限まで伸長
された一方の上記ポールの受ねじ部材と、その外側の他
方の上記ポールの受ねじ部材との間の距離より、少なく
とも僅かに長く設定されている。
又請求項2については次のとおり。すなわち請求項2
の伸縮ポールは、請求項1の伸縮ポールについて、更に
次のリング体と径小部とを有してなる。
リング体は、少なくとも最下段以外の上記各ポールの
下端部外側に固着され、対応する外側の上記ポールの内
周面と摺接するようになっている。
径小部は、少なくとも1段目以外の上記各ポールの上
端部に形成され、対応する内側の上記ポールと当接可能
な径小となっている。
「作用」 本発明に係る伸縮ポールは、このような手段よりなる
ので次のごとく作用する。
短縮状態において、伸縮ポールの各ポールはすべて短
縮限にあり、1段目ポールの受ねじ部材が、駆動軸のね
じ部の基端部と螺合している。
次にこの伸縮ポールを伸長する場合は、次のごとくな
る。
すなわち、駆動軸そしてそのねじ部を回転させると、
まず1段目ポールが受ねじ部材を介し徐徐に上昇して、
受ねじ部材がねじ部の先端部に至る。そして更にねじ部
を回転させると、第1に、1段目ポールの内強磁性体と
2段目ポールの外強磁性体とが、対向位置し強力な磁力
により相互に吸引固定される。第2に、1段目ポールが
伸長限に達し、その受ねじ部材とねじ部との螺合が解か
れる。なお1段目ポールは、上述により2段目ポールに
結合固定されているので、落下することなく伸長限に保
持されている。第3に、これとともに2段目ポールの受
ねじ部材が、駆動軸のねじ部の基端部と螺合する。
以後は上述に準じ、各ポールの受ねじ部材が順次駆動
軸のねじ部と螺合し、内強磁性体と外強磁性体とが対向
して吸引固定され、もって各ポールが伸長限にて結合固
定される。このようにして伸縮ポールは伸長状態とな
り、使用に供される。なお伸縮ポールを伸長状態から短
縮状態に戻す際は、ねじ部を逆方向に回転させ上述と逆
のステップを辿ることにより、順次各内強磁性体と外強
磁性体との吸引固定が解かれ、順次各受ねじ部材がねじ
部と螺合し、もって伸縮ポールは短縮状態となる。
さてこのような伸縮ポールは、構成が簡単であり、コ
スト面に優れ重量が軽く、維持・管理・整備等が容易で
修理も容易であり、しかも伸縮動作等も円滑かつ確実に
行われる。
更に請求項2の伸縮ポールにあっては、上述に加え次
のごとくなる。
すなわち第1に、各ポールの伸縮動作は、各リング体
が、その外側のポールの内周面に摺接ガイドされ、又径
小部と略当接することにより行われる。もって伸縮動作
は、ガタ等がなくより円滑かつ確実に行われる。第2
に、各ポールが伸長限にある場合、径小部が内側のポー
ルに当接しそのリング体とも略当接している。もって伸
長状態は、ガタ等がなくより確実化するとともに、防水
面にも優れ防錆性が向上する。
「実 施 例」 以下本発明を、図面に示すその実施例に基づいて詳細
に説明する。
まずその構成等について、伸縮ポールの概要、その各
ポールの詳細の順に説明する。
伸縮ポールの概要は次のとおり。
図面は、本発明の実施例を示す正断面図である。そし
て第1図は各ポールとも短縮限にある短縮状態を、第2
図は1段目ポールが伸長途中の状態を、第3図は1段目
ポールが伸長限まで伸長された状態を、第4図は次に2
段目ポールが伸長限まで伸長された状態をそれぞれ示し
ている。
この伸縮ポールは、例えば強化プラスチックス製,金
属製等の4段式よりなり、円筒状をなし相互に径が異な
る複数のポール1,2,3,4が入れ子式にて多段に組み付け
られ、全体的に伸縮するようになっている。すなわち、
1段目ポール1,2段目ポール2,3段目ポール3,4段目ポー
ルたる最下段ポール4等は、同軸に配され略同じ長さよ
りなる。そして最内筒たる1段目ポール1が最も径小で
あり、2段目ポール2,3段目ポール3と順に径大とな
り、最外筒たる最下段ポール4が最も径大となってい
る。最下段ポール4の下端は台座5上に固定され、1段
目ポール1の上端には蓋6が取り付けられている。
駆動軸7は、1段式よりなり、このような伸縮ポール
の内部つまり1段目ポール1よりも内側にて、各ポール
1,2,3,4と同軸に配され、上側にはねじがスパイラル状
に螺刻されたねじ部8が形成されている。このような駆
動軸7を正逆に回転させる駆動源としては、各種モー
タ,手動方式,その他の方式の採用が考えられる。
伸縮ポールの概要は、このようになっている。
次に各ポール1,2,3,4の詳細について述べる。
まず最下段ポール4以外の1段目ポール1,2段目ポー
ル2,3段目ポール3の下端部内側には、それぞれ受ねじ
部材9が、リング状の内強磁性体10を介し固着されてい
る。この各受ねじ部材9は、同じ高さ寸法に形成されか
つそれぞれ径が異なるリング状をなし、内面に螺刻され
たねじが縦に並び、駆動軸7のねじ部8と順次つまり経
時的に螺合可能となっている。なお実施例においては、
最下段ポール4の受ねじ部材9′は、内強磁性体10を介
在させることなく直接最下段ポール4に固着されている
が、この受ねじ部材9′に代え、例えば、駆動軸7のね
じ部8より大径の貫通孔を有するリング状の支持部材を
用いてもよい。
又1段目ポール1以外の2段目ポール2,3段目ポール
3,最下段ポール4の上端部外側には、それぞれリング状
の外強磁性体11が固着されている。外強磁性体11は、同
じ高さ寸法に形成され、かつ内強磁性体10等とも同じ高
さ寸法となっている。
そしてこのような外強磁性体11と内強磁性体10とは、
+−の関係にて強い磁力を発生し、互いに正確に対向位
置した場合その磁界の対向する面積が最大となる。もっ
てこの場合には磁束密度が最大となるので、両者は相互
に強力に吸引固定される。従って、駆動軸7のねじ部8
との螺合が解かれて伸長限にある1段目ポール1,2段目
ポール2,3段目ポール3を、それぞれの外側の2段目ポ
ール2,3段目ポール3,最下段ポール4が、伸長限のまま
結合固定して保持できるに足る力を備えてなる。なお第
1図に示した短縮状態において、各外強磁性体11どうし
は対向しない位置関係に置かれている。
次に最下段ポール4以外の1段目ポール1,2段目ポー
ル2,3段目ポール3の下端部外側には、それぞれリング
体例えば銅,テフロン製のスリップリング12が固着され
ている。スリップリング12は、それぞれ対応する外側の
2段目ポール2,3段目ポール3,最下段ポール4の内周面
と摺接する径を備え、かつ図示例では内強磁性体10,外
強磁性体11等と同じ高さ寸法よりなっている。
又1段目ポール1以外の2段目ポール2,3段目ポール
3,最下段ポール4の上端部には径小部13が形成されてい
る。この径小部13は、上端側ほどより絞って徐徐に径小
とし、その上端においてそれぞれ対応する内側の1段目
ポール1,2段目ポール2,3段目ポール3と、各々当接可能
となっている。なお1段目ポール1の上端部には、パッ
キン14が外装されている。
ところで第3図にも図示したごとく、前述した駆動軸
7のねじ部8の長さL1は、伸長限まで伸長された1段目
ポール1又は2段目ポール2又は3段目ポール3の受ね
じ部材9と、その外側の2段目ポール2又は3段目ポー
ル3又は最下段ポール4の受ねじ部材9との間の距離L2
より、僅かに長く設定されている。つまり第3図に示し
た例では、伸長限まで伸長された1段目ポール1の受ね
じ部材9の下端と、この1段目ポール1の外側に位置し
た2段目ポール2の受ねじ部材9の上端間の距離L2より
も、駆動軸7のねじ部8の長さL1の方が、僅かに長く設
定されている。
各ポール1,2,3,4の詳細は、このようになっている。
以上が構成等の説明である。
以下作動等について説明する。
まず第1図に示すごとく、短縮状態において伸縮ポー
ルの各ポール1,2,3,4は、すべて短縮限で略重なった状
態となっている。すなわち、最下段ポール4の受ねじ部
材9′上に、3段目ポール3の下端部,受ねじ部材9,内
強磁性体10,スリップリング12等が載置されている。同
様にこの3段目ポールの受ねじ部材9,内強磁性体10上
に、2段目ポール2の下端部,受ねじ部材9,内強磁性体
10,スリップリング12等が載置されている。又この2段
目ポール2の受ねじ部材9,内強磁性体10上に、1段目ポ
ール1の下端部,受ねじ部材9,内強磁性体10,スリップ
リング12等が載置されている。なお1段目ポール1下端
部内側の受ねじ部材9は、駆動軸7のねじ部8の基端部
と螺合している。
次にこの第1図のごとく短縮状態にある伸縮ポールを
伸長状態に伸長する場合は、次のごとくなる。
すなわち、駆動軸7そしてそのねじ部8を回転させる
と、まず1段目ポール1が、この回転するねじ部8と螺
合したその下端部内側の受ねじ部材9を介し、徐徐に上
昇して、第2図のごとく受ねじ部材9がねじ部8の先端
部に至る。
そして更に駆動軸7そしてねじ部8を回転させると、
第3図のごとくなる。すなわち第1に、1段目ポール1
下端部内側の内強磁性体10と2段目ポール2上端部外側
の外強磁性体11とが、スリップリング12等を介し対向位
置し、強力な磁力により相互に吸引固定される。第2
に、1段目ポール1が伸長限に達し、その受ねじ部材9
とねじ部8との螺合が解かれる。なお1段目ポール1
は、上述のごとく内強磁性体10と外強磁性体11により2
段目ポール2に強力に結合固定されているので、自重に
て落下することなく伸長限に保持されている。
又これとともに第3に、駆動軸7のねじ部8の長さL1
がこの状態における1段目ポール1と2段目ポール2の
各受ねじ部材9間の距離L2より僅かに長く設定されてい
るので、2段目ポール2下端部内側の受ねじ部材9が、
駆動軸7のねじ部8の基端部と螺合する。図示例ではこ
の状態において、1段目ポール1下端部外側のスリップ
リング12が2段目ポール2上端部内側の径小部13に下側
から略当接している。次にこの状態から、更にねじ部8
を回転させると、ねじ部8の先端部と1段目ポール1の
受ねじ部材9との螺合状態は解かれる。しかしながら1
段目ポール1は、その下端部内側の内強磁性体10と2段
目ポール2上端部外側の外強磁性体11により、2段目ポ
ール2に強力に結合固定されているので、1段目ポール
1はこれにより2段目ポール2にて誘導されつつ、2段
目ポール2と共に伸長する。
以後は上述に準じ、第4図のごとく3段目ポール3の
受ねじ部材9が回転する駆動軸7のねじ部8と螺合し、
やがてその内強磁性体10と最下段ポール4の外強磁性体
11とが対向して吸引固定される。このようにして、1段
目ポール1,2段目ポール2,3段目ポール3が、最下段ポー
ル4から押し出されて繰り出し、各々伸長限にて結合固
定されるに至る。もって伸縮ポールは伸長状態となり、
使用に供される。
なお伸縮ポールをこのような伸長状態から第1図の短
縮状態に戻す際は、駆動軸7そしてそのねじ部8を逆方
向に回転させ上述と逆のステップを辿ることにより、順
次内強磁性体10と外強磁性体11との吸引固定が解かれ、
順次各受ねじ部材9がねじ部8と螺合する。そして1段
目ポール1,2段目ポール2,3段目ポール3が、すべて短縮
限となって最下段ポール4内で略重なった状態となり、
伸縮ポールは第1図の短縮状態となる。
さてこのような伸縮ポールは、この種従来例のごとく
複数個のシリンダ等を要せず又チェーン,ロープも用い
ず、駆動軸7も1段式でしかも従来例のごとく長軸であ
ることを要せず非常に短縮化される等、その構成が簡単
である。そこでこの伸縮ポールは、コスト面に優れ重量
が軽く、維持・管理・整備等が容易で修理も容易であ
り、しかも伸縮動作等も螺合を利用するので滑るように
軽く、円滑かつ確実に行われる。
更にこの伸縮ポールにあっては、スリップリング12と
径小部13を備えてなるので、上述に加え次のごとくな
る。
第1に、上述の1段目ポール1,2段目ポール2,3段目ポ
ール3の伸縮動作は、次のごとく行われる。すなわち、
その各スリップリング12がその外側の2段目ポール2,3
段目ポール3,最下段ポール4の内周面にそれぞれ摺接し
てガイドされ、又各スリップリング12がそれらの径小部
13と略当接することにより行われる。もって伸縮動作
は、1段目ポール1,2段目ポール2,3段目ポール3,最下段
ポール4間のガタ等がなく、より円滑かつ確実に行われ
る。
第2に、伸縮ポールが伸長状態にある場合、つまり1
段目ポール,2段目ポール2,3段目ポール3が伸長限にあ
る場合は、次のごとくなる。すなわち、2段目ポール2,
3段目ポール3,最下段ポール4の各径小部13が、内側の
1段目ポール1,2段目ポール2,3段目ポール3に当接し、
そのスリップリング12とも略当接している。もって伸長
状態は、1段目ポール1,2段目ポール2,3段目ポール3,最
下段ポール4間のガタ等がなくより確実化するととも
に、防水面にも優れ防錆性が向上する。
以上が作動等の説明である。
「発明の効果」 本発明に係る伸縮ポールは、以上説明したごとく、ポ
ールの所定箇所に内外強磁性体を固着し、かつ駆動軸の
ねじ部の長さを所定のごとく設定してなること等によ
り、次の効果を発揮する。
すなわち、その機構が簡単化される等構成が著しく簡
単である。そこで比較的安価でコスト面に優れ、重量も
軽量化されて軽く、保守点検も簡単でその維持・管理・
整備等が容易であり、故障した場合の修理も簡単容易で
ある。又伸縮動作等も円滑化・確実化される。
次に請求項2の伸縮ポールにあっては、上述に加え、
更に次の効果を発揮する。
すなわち、ポールの所定箇所にリング体を固着すると
ともに径小部を形成してなることにより、伸縮動作等が
より円滑化・確実化され、かつ伸長状態がより確実化さ
れるとともに、伸長状態における防錆性が向上する。
このようにこの種従来例に存した問題点が一掃される
等、本発明の発揮する効果は顕著にして大なるものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係る伸縮ポールの実施例を示す、正断
面図である。 そして第1図は、各ポールとも短縮限にある短縮状態
を、第2図は、1段目ポールが伸長途中の状態を、第3
図は、1段目ポールが伸長限まで伸長された状態を、第
4図は、次に2段目ポールが伸長限まで伸長された状態
を、それぞれ示している。 1……1段目ポール(ポール) 2……2段目ポール(ポール) 3……3段目ポール(ポール) 4……最下段ポール(ポール) 5……台座 6……蓋 7……駆動軸 8……ねじ部 9……受ねじ部材 9′……受ねじ部材 10……内強磁性体 11……外強磁性体 12……スリップリング(リング体) 13……径小部 14……パッキン L1……長さ L2……距離

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状をなし相互に径が異なる複数のポール
    が、入れ子式にて多段に組み付けられ、全体的に伸縮す
    る伸縮ポールであって、 同軸に配され略同じ長さよりなる上記各ポールと、内部
    に上記各ポールと同軸に配されねじ部を備えた駆動軸
    と、 少なくとも最下段以外の上記各ポールの下端部内側に、
    リング状の内強磁性体を介し固着され、上記駆動軸のね
    じ部と順次螺合可能な受ねじ部材と、 少なくとも1段目以外の上記各ポールの上端部外側に固
    着された、リング状の外強磁性体とを有してなり、 上記駆動軸のねじ部の長さは、伸縮限まで伸長された一
    方の上記ポールの受ねじ部材と、その外側の他方の上記
    ポールの受ねじ部材との間の距離より、少なくとも僅か
    に長く設定されていること、 を特徴とする伸縮ポール。
  2. 【請求項2】少なくとも最下段以外の上記各ポールの下
    端部外側に固着され、対応する外側の上記ポールの内周
    面と摺接するリング体と、 少なくとも1段目以外の上記各ポールの上端部に形成さ
    れ、対応する内側の上記ポールと当接可能に径小となっ
    た径小部と、 を有してなる請求項1記載の伸縮ポール。
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