JPH03247930A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はドレンポンプを有する空気調和機における排水
構造に関するものである。

従来の技術 近年、空気調和機は省スペースを目的とし、天井内を利
用する天井埋込形空気調和機の多様化が進んでいる。

以下、第３図と第４図を参照ながら、従来の天井埋込形
空気調和機の一例について説明する。

１は天井埋込形空気調和機の本体、２はキャビネットで
、本体１の外郭を威し略直方体である。

３は断熱材で、キャビネット２の内面に貼りめぐらされ
ている。４は空気吸込口で、矢印Ａの方向から吸込まれ
た空気は、送風機５で送られて熱交換器６で冷却あるい
は熱せられ、空気吸出ロアから矢印Ｂの方向へと吹出さ
れ空調を行う。１４はドレンパンで、熱交換器６の下に
位置し冷房時のドレン水をドレンパン１４の最深部１５
に導き、ドレンポンプ１６で本体ｌの外へ排出する。１
７は排水栓で、ドレンパン１４内のドレン水を矢印Ｃの
方向へ完全に抜きたい時にはずすものである。１８はヘ
ドロ、１９はドレンポンプの吸込口を示す。

発明が解決しようとする課題 しかし、上記のような構成では、空気調和機を運転し続
けることによって空気中のゴミや細菌より成るヘドロ１
８がドレンパン１４の最深部１５に堆積し、やがてはド
レンポンプＩ５の吸込口１９を塞いでしまい排水不能と
なり、空気調和機から漏水したり、運転不能となる。従
って、周期的にドレンパン１４を清掃しなければならな
いが、その際、排水栓Ｉ７を外してドレン水を抜いてか
ら、ドレンパン１４全体をキャビネット２外へ取り出さ
ねばならないという極めて煩雑な作業が必要となり、マ
ルチタイプの空気調和機で一部屋に複数台設置されてい
る場合等、ドレンパン１４の清掃に多大な手間と時間が
費やされるという問題点を有していた。

本発明は上記のような問題点を解消し５　ドレンパンを
取り出すことなく、容易にドレンパン内のヘドロを除去
し清掃できる空気調和機を提供しようとするものである
。

課題を解法するための手段 本発明は上記目的を達成するため、送風機で送られ熱交
換器で冷却又は加熱された空気を吹出す空気調和機にお
いて、前記熱交換器の下部に設けられたドレンパンと、
このドレンパンの最深部に溜ったドレン水を外部に導く
ドレンポンプと、前記ドレンパンの最深部に着脱可能に
設けられ、１記ドレンポンプの吸水部を包むようにした
ドレンフィルターと、このドレンフィルターの内部下方
に着脱可能に設けられた水抜き用排水栓とを備えた空気
調和機とした。

作　　用 上記のような手段をとることにより、常時はトレンポン
プによりドレン水が外部へ排出され、ドレンパンの最深
部に堆積するヘドロはトレンフィルターに集められる。

そしてトレンフィルター内部下方に設けられた水抜き用
排水栓を抜くことにより、ドレンパン内の水を排出し、
その後にドレンフィルターをドレンパンから抜くことに
よりドレンパンに堆積するヘドロを同時に除去すること
ができるようになった。

実施例 以下、本発明の一実施例である空気調和機を第１図から
第２図参照しながら説明する。

尚、従来例と同一部分として、ｌ乃至７については説明
を省略する。

８はトレンパンで、熱交換器６の下方に位置する。９は
ドレンパンの最深部で、ドレン水が溜められる。ＩＯは
ドレンポンプで、前記ドレンパン８の最深部９と対応し
て設けられ、ドレン水を本体ｌ外へ排出する。１！はト
レンフィルターで、トレンポンプ１０直下に設けられ、
ドレンパン８の最深部９に着脱可能にはめ込まれ、ドレ
ンポンプ１０の吸水部を包んでいる。＋２は排水栓で、
ドレンフィルター１１の内部下方に着脱可能に設けられ
ている。尚、１３はヘドロである。

上記のように構成された天井埋込形空気調和機において
、空気調和機を運転し続けることにより発生したヘドロ
【３はドレンポンプｌＯによる排水により、ドレンパン
８の最深部９に集められ、ドレンフィルター１１の周囲
に堆積する。ヘドロ１３を清掃する時は、先ず排水栓Ｉ
２をドレンパン８から抜くことにより、ドレンパン８に
残ったドレン水を排出する。この後、ドレンフィルター
１１をドレンパン８から抜くことにより、堆積したヘド
ロ１３を除去することができる。

再びドレンフィルターＩ＋及び排水栓Ｉ２をトレンパン
８にはめ込むことによって容易に清掃が完了する。

従って、従来のようにドレンパン８全体をキャビネット
２外へ取り出すことなく、トレンパン８内を容易に清掃
できるようになった。

発明の効果 本発明は上記のようにトレンポンプの吸水部を包むよう
にしてドレンパンの最深部で着脱可能に設けたトレンフ
ィルターと、このドレンフィルターの内部下方に首脱ｉ
ｉＪ能に排水栓を設けることにより、排水時には前記ド
レンフィルターによってヘドロを排除してドレンポンプ
を守るようになっている。又、ヘドロの除去と清掃時に
はドレンフィルターの内部下方の排水栓を抜くことによ
り、ドレンパンの最深部の排水を行い、次いでドレンフ
ィルターをドレンパンから抜くことにより堆積したヘド
ロを容易に除去できるようにした。従って、従来例のよ
うにドレンパンをキャビネット外に取外す必要もなく、
ヘドロつまりによるドレンポンプの運転不能を防止し、
耐久性のある空気調和機を提供することができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す天井埋込形空気調和機
の運転時を示す断面図、第２図は同天井埋込形空気調和
機の清掃時を示す断面図、第３図は従来の天井埋込形空
気調和機の運転時を示す断面図、第４図は同人井埋込形
空気調和機の清掃時を示す断面図である。 ５・・・送風機　　６・・・熱交換器　　８・・・ドレ
ンパン９・・・最深部　　ＩＯ・・・ドレンポンプ　　
１２・・・排水栓１１・・・ドレンフィルター

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送風機で送られ熱交換器で冷却又は加熱された空気を吹
   出す空気調和機において、前記熱交換器め下部に設けら
   れたドレンパンと、このドレンパンの最深部に溜ったド
   レン水を外部に導くドレンポンプと、前記ドレンパンの
   最深部に着脱可能に設けられ、前記ドレンポンプの吸水
   部を包むようにしたドレンフィルターと、このドレンフ
   ィルターの内部下方に着脱可能に設けられた水抜き用排
   水栓とを備えたことを特徴とする空気調和機。