JP2004156796A - 厨房用空気処理装置及び調理装置 - Google Patents

厨房用空気処理装置及び調理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004156796A
JP2004156796A JP2002320973A JP2002320973A JP2004156796A JP 2004156796 A JP2004156796 A JP 2004156796A JP 2002320973 A JP2002320973 A JP 2002320973A JP 2002320973 A JP2002320973 A JP 2002320973A JP 2004156796 A JP2004156796 A JP 2004156796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
exhaust
deodorizing
cooking
dehumidifying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002320973A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4155798B2 (ja
Inventor
Tsutomu Tanaka
努 田中
Koji Takeda
宏治 武田
Mitsuhiro Maeda
光裕 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2002320973A priority Critical patent/JP4155798B2/ja
Publication of JP2004156796A publication Critical patent/JP2004156796A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4155798B2 publication Critical patent/JP4155798B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Abstract

【課題】調理器から生じる排気を外部に排出できない場合でも作業環境を良好に維持することができる厨房用空気処理装置及び調理装置を提供する。
【解決手段】厨房用空気処理装置としての空気処理部1は、フライヤー5の上方に配置され、フライヤー5からの排気を処理するものであって、断熱箱体12内奥側に構成され、フライヤー5からの排気が流入して上昇する除湿用ダクト17と、冷却器13と、除湿用ダクト17の前側の断熱箱体12内に構成され、除湿用ダクト17を経た排気が流入して降下する脱臭用ダクト18と、脱臭器9と、排気を各ダクト17、18内に流す送風機7と、断熱箱体12の前面に扉2とを備え、扉2内に排気用ダクト25を構成し、ダクト18を経た排気を排気用ダクト25下部から流入させると共に、扉2上部の排気口26より排出する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レストランなどの厨房に設置されて食材の調理を行う調理手段から発生する排気を処理するための厨房用空気処理装置及び調理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりホテルやレストラン、ファーストフード店などの厨房では、フライヤーやグリドルなどの調理器により食材の調理が行われている。これら調理器からは水分や臭いを多く含んだ蒸気或いは湯気(以下、排気と云う)が立ち上り、或いは、飛散するものであるが、従来ではフードを調理器の上方に配置し、調理器からは生じる排気を送風機によりフード内に収集して外部に排出していた(例えば、特許文献1参照。)。そして、外部より給気を行って厨房内を換気し、作業者の作業環境維持を図っていた。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−94140号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特にビル地下街などに出店するレストランやファーストフード店では調理器から出る排気を外部に排出することが建物の構造上困難となる場合もあり、係る場合には厨房内に湿気や臭いが充満し、作業環境が劣悪化する問題があった。
【0005】
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、調理器から生じる排気を外部に排出できない場合でも作業環境を良好に維持することができる厨房用空気処理装置及び調理装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、請求項1の発明の厨房用空気処理装置は、厨房において食材を調理する調理手段の上方に配置され、該調理手段からの排気を処理するものであって、本体内奥側に構成され、調理手段から発生する排気が流入して上昇する除湿用ダクトと、該除湿用ダクト内に配設された除湿手段と、除湿用ダクトの前側の本体内に構成され、除湿用ダクトを経た排気が流入して降下する脱臭用ダクトと、該脱臭用ダクト内に配設された脱臭手段と、調理手段からの排気を各ダクト内に流すための送風手段と、本体の前面に取り付けられた開閉自在の扉とを備え、該扉内に排気用ダクトを構成し、脱臭用ダクトを経た排気を排気用ダクト下部から当該排気用ダクト内に流入させると共に、該排気用ダクトを経て扉上部より排出することを特徴とする。
【0007】
請求項1の発明の厨房用空気処理装置では、厨房において食材を調理する調理手段の上方に配置され、該調理手段からの排気を処理するものであって、本体内奥側に構成され、調理手段から発生する排気が流入して上昇する除湿用ダクトと、該除湿用ダクト内に配設された除湿手段と、除湿用ダクトの前側の本体内に構成され、除湿用ダクトを経た排気が流入して降下する脱臭用ダクトと、該脱臭用ダクト内に配設された脱臭手段と、調理手段からの排気を各ダクト内に流すための送風手段とを備えているので、調理手段から立ち上る蒸気などの排気を受け止めて送風手段により除湿用ダクトに送り、この排気中の水分を除湿手段により除去することができるようになる。
【0008】
これにより、調理手段からの排気を厨房外部に排出できない状況においても、厨房内に湿気が充満することがなくなる。また、水分中に含まれる臭気成分も同時に除去されるので、或る程度の脱臭も可能となり、総じて厨房内の作業環境を良好に維持することができるようになるものである。
【0009】
また、送風手段により調理手段からの排気を脱臭用ダクトに送給することにより、特にフライヤーやグリドルなどで調理を行う場合に生じる臭いを脱臭手段により除去することができるようになり、作業環境をより一層改善することができるようになるものである。
【0010】
更にまた、請求項1の発明では、本体の前面に取り付けられた開閉自在の扉を備え、該扉内に排気用ダクトを構成し、脱臭用ダクトを経た排気を排気用ダクト下部から当該排気用ダクト内に流入させると共に、該排気用ダクトを経て扉上部より排出することにより、調理手段上方の気流を乱すことなく効率的に排気を排出することができるようになる。
【0011】
また、上述の如く除湿用ダクト及び脱臭用ダクトが配置されていることにより、装置自体のコンパクト化を図ることができる。また、かかる場合においても脱臭用ダクトから排出される排気は、扉内に形成される排気用ダクトにより本体上部から排出することができるようになる。
【0012】
更に、扉を開放することにより、本体内の脱臭手段を交換することができ、メンテナンス作業性が向上する。
【0013】
請求項2の発明の調理装置は、食材を調理するための調理手段と、該調理手段の上方に配置され、該調理手段からの排気を処理する空気処理部とを備えたものであって、空気処理部は、本体内奥側に構成され、調理手段から発生する排気が流入して上昇する除湿用ダクトと、該除湿用ダクト内に配設された除湿手段と、除湿用ダクトの前側の本体内に構成され、除湿用ダクトを経た排気が流入して降下する脱臭用ダクトと、該脱臭用ダクト内に配設された脱臭手段と、調理手段からの排気を各ダクト内に流すための送風手段と、本体の前面に取り付けられた開閉自在の扉とを備え、該扉内に排気用ダクトを構成し、脱臭用ダクトを経た排気を排気用ダクト下部から当該排気用ダクト内に流入させると共に、該排気用ダクトを経て扉上部より排出することを特徴とする。
【0014】
請求項2の発明の調理装置では、食材を調理するための調理手段と、該調理手段の上方に配置され、該調理手段からの排気を処理する空気処理部とを備えたものであって、空気処理部は、本体内奥側に構成され、調理手段から発生する排気が流入して上昇する除湿用ダクトと、該除湿用ダクト内に配設された除湿手段と、除湿用ダクトの前側の本体内に構成され、除湿用ダクトを経た排気が流入して降下する脱臭用ダクトと、該脱臭用ダクト内に配設された脱臭手段と、調理手段からの排気を各ダクト内に流すための送風手段とを備えているので、調理手段から生じる蒸気などの排気を送風手段により除湿用ダクトに送り、この排気中の水分を除湿手段により除去することができるようになる。
【0015】
これにより、調理手段からの排気を厨房外部に排出できない状況においても、厨房内に湿気が充満することがなくなる。また、水分中に含まれる臭気成分も同時に除去されるので、或る程度の脱臭も可能となり、総じて厨房内の作業環境を良好に維持することができるようになるものである。
【0016】
また、送風手段により調理手段からの排気を脱臭用ダクトに送給することにより、特にフライヤーやグリドルなどで調理を行う場合に生じる臭いを脱臭手段により除去することができるようになり、作業環境をより一層改善することができるようになるものである。
【0017】
更にまた、請求項2の発明では、本体の前面に取り付けられた開閉自在の扉とを備え、該扉内に排気用ダクトを構成し、脱臭用ダクトを経た排気を排気用ダクト下部から当該排気用ダクト内に流入させると共に、該排気用ダクトを経て扉上部より排出することにより、調理手段上方の気流を乱すことなく効率的に排気を排出することができるようになる。
【0018】
また、上述の如く除湿用ダクト及び脱臭用ダクトが配置されていることにより、装置自体のコンパクト化を図ることができる。また、かかる場合においても脱臭用ダクトから排出される排気は、扉内に形成される排気用ダクトにより本体上部から排出することができるようになる。
【0019】
更に、扉を開放することにより、本体内の脱臭手段を交換することができ、メンテナンス作業性が向上する。
【0020】
請求項3の発明の厨房用空気処理装置又は調理装置は上記において、脱臭用ダクトを経た排気を排気用ダクトに送給するための補助送風手段を備えることを特徴とする。
【0021】
請求項3の発明では、上記に加えて、脱臭用ダクトを経た排気を排気用ダクトに送給するための補助送風手段を備えるので、脱臭用ダクトからの排気を円滑に排気ダクトに送給することができ、除湿用ダクト及び脱臭用ダクト内に排気が滞留し、排気の処理効率が低下することを回避することができるようになる。
【0022】
請求項4の発明の厨房用空気処理装置又は調理装置は上記各発明において、脱臭用ダクトは本体の前面において開口すると共に、該開口を開閉自在に密閉する隔壁を設け、排気ダクトは内部中空とした扉内に構成し、脱臭用ダクトと排気ダクトとを、扉を閉じた状態で周囲がシールされる連通部にて連通させたことを特徴とする。
【0023】
請求項4の発明では、上記各発明において、脱臭用ダクトは本体の前面において開口すると共に、該開口を開閉自在に密閉する隔壁を設け、排気ダクトは内部中空とした扉内に構成し、脱臭用ダクトと排気ダクトを、扉を閉じた状態で周囲がシールされる連通部にて連通させたので、扉を開放し、開閉自在の隔壁を開放することにより、本体内の脱臭手段を容易に交換することができるようになる。また、係る構成においても隔壁を閉鎖し、扉を閉鎖することにより、脱臭用ダクトから排出された排気は、連通部を通過することにより、他に漏出させることなく、排気ダクトに排気を送給することができるようになる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明の厨房用空気処理装置としての空気処理部1を備えた調理装置Sの正面図、図2は調理装置Sの縦断側面図、図3は調理装置Sの部分拡大断面図、図4は空気処理部1の扉2を除去した状態の正面図である。各図において、調理装置Sはホテルやレストラン、ファーストフード店などの厨房に設置されるものであり、略縦長矩形状の外装フレーム4に調理手段としてのフライヤー5、除湿手段としての冷却装置6、シロッコファンから成る送風手段としての送風機7、脱臭手段としての脱臭器9などを組み付けて一体的に構成されている。
【0025】
外装フレーム4の略中央は奥側に凹陥して前面及び左右面が開放した作業領域4Cとされており、この作業領域4Cの上面は中央が高く略湾曲したフード部4Dとされている。そして、前記フライヤー5はこの作業領域4Cの下部に配置されて作業者の腰付近の高さとされている。このフライヤー5は、例えばポテトなどの食材をざるごと収容できる容量を有する上面開口の金属製フライ釜5Aと、このフライ釜5Aに誘導渦電流を流して発熱させ、フライ釜5A内の油を加熱するためのIH加熱装置などから構成されており、実施例では左右に2台取り付けられている。また、外装フレーム4の下部には機械室4Aが構成され、この機械室4A内には前記冷却装置6の周知の冷媒サイクルを構成するコンプレッサ10や凝縮器11が設置されている。尚、コンプレッサ10は、詳細は後述する制御装置50に接続されているものとする。
【0026】
一方、外装フレーム4の上部4B内の上側には、外装フレーム4の背面を形成する背面部4Eと所定間隔を存して断熱箱体12が取り付けられており、この背面部4Eと断熱箱体12との間、及び、該背面部4Eと断熱箱体12の下端から前記機械室4Aにまで渡って形成される背面板4Fとの間には、上方に開放すると共に、前記機械室4A内と連通する一連の背面ダクト15が形成されている。このため、機械室4A内の廃熱は、背面ダクト15を上昇して、調理装置Sの上方から外部に排出することができるようになる。また、調理装置Sの上方から排出された廃熱は、通常、厨房の天井面などに設けられる一般換気口より厨房外に排出することができる。
【0027】
断熱箱体12は、前方及び下方に開口していると共に、この断熱箱体12内には、該断熱箱体12内を前後に区画する仕切板16が設けられている。これにより、該仕切板16の後方には、除湿用ダクト17が形成されると共に、仕切板16の前方には、脱臭用ダクト18が形成される。尚、この仕切板16は、断熱箱体12の上部において除湿用ダクト17と脱臭用ダクト18が連通するように開放して形成されているものとする。
【0028】
そして、この断熱箱体12内後部即ち、除湿用ダクト17の下側には、前記冷却装置6の冷媒サイクルを構成するフィンチューブタイプの冷却器(冷却手段)13が収納設置され、その上側にはこれも冷却装置6の冷媒サイクルを構成するフィンチューブタイプの補助凝縮器(加熱手段)14が収納設置されている。尚、冷却器13の下方には、断熱箱体12の下奥部に位置してドレン受け32が設けられており、このドレン受け32には、該ドレン受け32に受容された水を外部に排出するためのドレンホース33が接続されている。
【0029】
そして、補助凝縮器14の上側の断熱箱体12内には、除湿用ダクト17内の排気を脱臭用ダクト18内に送給するための前記送風機7が収納設置されている。尚、この送風機7は、前記制御装置50に接続されているものとする。また、断熱箱体12内の前側、即ち、脱臭用ダクト18内には前記脱臭器9が収納設置されている。この脱臭器9は例えば、複数の略V字状に成型された多孔質の例えば活性炭を含有する脱臭フィルタ9Aなどから構成されており、各脱臭フィルタ9Aは、それぞれ前方から抜き差し可能とされており、各脱臭フィルタ9Aが独立して交換可能とされているものとする。
【0030】
更にまた、脱臭器9には、空気上流側及び空気下流側の差圧を検出するための脱臭フィルタ用差圧センサ52が設けられており(図3のみ図示する。)、係る脱臭フィルタ用差圧センサ52は、前記制御装置50に接続されているものとする。
【0031】
また、この断熱箱体12の前面には、当該前面開口を開閉自在に密閉するための隔壁22が設けられている。この隔壁22の下部には、断熱箱体12内に形成される脱臭用ダクト18の脱臭器9の下方に対応して排気連通部28が形成されている(図4では、隔壁22が設けられていないため、点線で示す。)。そして、該排気連通部28には、脱臭用ダクト18内の空気を後述する排気用ダクト25内に送給するためのプロペラファンからなる補助送風手段として補助送風機31が設けられている。尚、該補助送風機31も前記制御装置50に接続されているものとする。
【0032】
更にまた、この隔壁22の前方には、外装ケース4の上部に位置する空気処理部1の前方を開閉自在に閉塞するための扉2が設けられている。この扉2は、内部中空とされており、当該扉2内に排気ダクト25が形成されている。そして、この扉2の前面上部には、排気口26が複数形成されていると共に、扉2の後面下部には、前記隔壁22の排気連通部28を介して断熱箱体12内の排気を排気ダクト25内に流入若しくは、吸い込むための吸込口27が形成されている。尚、このとき、扉2の後面若しくは、隔壁22の前面には、全周囲に渡ってシール部材としてのパッキン29が設けられていると共に、扉2が閉じた状態で、吸込口27の周縁部及び排気連通部28の周縁部とを密閉するためのパッキン30が設けられている。
【0033】
これにより、脱臭用ダクト18内の脱臭フィルタ9Aを交換する際には、扉2を開放し、隔壁22を開放することにより、断熱箱体12の前方より容易に脱臭フィルタ9Aの交換を行うことができる。そのため、脱臭フィルタ9Aのメンテナンス作業性が向上し、利便性が良くなる。
【0034】
一方、作業領域4C上部に位置するフード部4D奥側(フライヤー5の上方奥側)には、吸気口19が形成されて作業領域4Cに臨んでおり、この吸気口19の下方には、前記除湿用ダクト17の前端から後端に位置して前方から後方へ低く傾斜して形成されるグリスフィルタ20(油分除去手段)が取り付けられている。このグリスフィルタ20はオイルミストを付着除去するために網状を呈している。尚、このグリスフィルタ20の下端には、該グリスフィルタ20に付着したオイル(油分)を受容するための油受け34が設けられているものとする。
【0035】
また、このグリスフィルタ20の空気下流側、即ち、このグリスフィルタ20の上方であって、前記ドレン受け32の下面には、図3に示す如く空気誘導板35が着脱自在にネジ41により取り付けられている。この空気誘導板35は、断熱箱体12の下方奥部においてドレン受け32と外装ケース4の背面と渡って構成される角隅部を被覆するようにグリスフィルタ20の取付面に対向して設けられる。
【0036】
このとき、空気誘導板35は、折曲部が鋭角を成すことにより形成される狭窄部を形成しないように鈍角を成す屈曲面が形成されており、ドレン受け32の下面及び外装ケース4の背面とネジ41を介して当接可能としているものとする。尚、本実施例では、鈍角を成す屈曲面としているが、これ以外に湾曲面であっても良いものとする。また、この空気誘導板35の下端は、前記油受け34に臨んでいる、若しくは、当接しているものとする。
【0037】
そして、吸気口19の上方に対応する位置の除湿用ダクト17の下部であって、前記ドレン受け32の前方には、吸込口21が形成されている。
【0038】
尚、前記グリスフィルタ20には、空気上流側及び空気下流側の差圧を検出するためのグリスフィルタ用差圧センサ53が設けられており(図3のみ図示する。)、係るグリスフィルタ用差圧センサ53は、前記制御装置50に接続されているものとする。
【0039】
他方、作業領域4Cのフード部4Dには照明(蛍光灯)38が取り付けられている。この照明38の下方には、該照明38の下面を被覆するように酸化チタン(TiO)を被覆した透光性の照明カバー39が設けられているものとする。
【0040】
これにより、照明38が点灯されることにより、照明38から放出されるUVにより照明カバー39の酸化チタンが親水性被膜を形成することができ、当該照明カバー39の表面上に付着した油やホコリ等の汚れを容易に払拭することができるようになる。これにより、掃除作業性が良くなり、利便性が向上する。
【0041】
尚、図1中54は、脱臭フィルタ用警報ランプであり、55は、グリスフィルタ用警報ランプである。また、図2及び図3中40は断熱箱体12内において吸込口21から冷却器13、凝縮器14、送風機7及び脱臭器9と順次経て排気連通部28に至る除湿用ダクト17及び脱臭用ダクト18を構成するためのファンケーシングである。
【0042】
次に、図5を参照して前記制御装置50について説明する。この制御装置50は、時限手段としてのタイマ51を内蔵した汎用マイクロコンピュータにより構成されている。また、この制御装置50の入力側には、前記脱臭フィルタ用差圧センサ52及びグリスフィルタ用差圧センサ53が接続されていると共に、出力側には、前記コンプレッサ10、前記送風機7、前記補助送風機31、前記脱臭フィルタ用警報ランプ54及びグリスフィルタ用警報ランプ55が接続されているものとする。
【0043】
以上の構成で次に調理装置Sの動作を説明する。制御装置50により前記冷却装置6のコンプレッサ10、送風機7及び補助送風機31が運転されると、補助凝縮器14が加熱作用を発揮し、冷却器13が冷却作用を発揮すると共に、吸込口21から断熱箱体12内の除湿用ダクト17内に吸い込まれ、冷却器13、補助凝縮器14、送風機7、脱臭用ダクト18の脱臭器9、補助送風機31、扉2内の排気ダクト15と順次通過して排気口26より調理装置S外に吐出される空気の流通が形成される。
【0044】
一方、フライヤー5からは湿気(湯気)、オイルミスト及び臭いを大量に含んだ排気が作業領域4Cのフード部4Dに向けて立ち上り、上部奥側の吸気口21に吸い込まれていく。この吸気口21に吸い込まれた排気中のオイルミストは、グリスフィルタ20を通過する過程でそこに付着除去される。また、グリスフィルタ20を通過した排気の一部は、空気誘導板35により吸気口21に誘導される。このとき、グリスフィルタ20にて除去しきれなかった排気中のオイル(油分)は、空気誘導板35に付着除去される。尚、グリスフィルタ20に付着したオイル(油分)及び空気誘導板35に付着したオイル(油分)はグリスフィルタ20の下端に取り付けられたオイル受け34に収集されて廃棄される。
【0045】
ここで、空気誘導板35は、上述の如く断熱箱体12の下方奥部においてドレン受け32と外装ケース4の背面とにより構成される角隅部を被覆すると共に、狭窄部を形成しないように鈍角を成す屈曲面若しくは湾曲面を形成しているため、狭い角隅部に油やホコリなどが付着することを未然に回避することができる。また、油やホコリなどが付着する空気誘導板35は、着脱可能とされているため、容易に洗浄可能となり、掃除が容易となる。
【0046】
上述の如くグリスフィルタ20を通過した排気は、吸込口21から断熱箱体12の除湿用ダクト17内に吸い込まれ、やがて冷却器13に至る。冷却器13に至った排気はそこを通過する過程で冷却されるので、排気中に含まれる湿気(水分)は露となって冷却器13の表面に付着する。これにより排気は除湿される。尚、冷却器13に付着した排気はドレン受け32により受容されドレンホース33を介して外部に廃棄される。
【0047】
係る冷却器13にて除湿された後の排気は、次に補助凝縮器14に至り、そこを通過する過程で加熱されるので、排気の相対湿度は低下する。係る相対湿度の低下した排気は、送風機7を経て脱臭用ダクト18内の脱臭器9に至り、脱臭フィルタ9Aを通過する過程で排気中に含まれる臭気成分が吸着される。
【0048】
扉2が閉じた状態でパッキン29、30により隔壁22と密閉された状態で、隔壁22下部に形成された排気連通口27と扉2に形成される吸込口27とが連通していることから、この脱臭器9を通過した排気は、他に漏出させることなく補助送風機31により、排気連通口27及び吸込口27により円滑に排気ダクト25内に送給される。排気ダクト25内に流入した排気は、排気ダクト25内を上昇し、最終的に排気口26より装置Sの外部(厨房内)に吹き出される。
【0049】
ここで、本実施例では、補助送風機31が設けられているため、除湿用ダクト17や脱臭用ダクト18内に排気が滞留することを抑制することができるため、効率的に排気処理を行うことができるようになる。尚、本実施例では、上述した如く補助送風機31が設けられているが、除湿用ダクト17及び脱臭用ダクト18は、排気ダクト25と連通して構成されていることから、補助送風機31が設けられていない場合であっても除湿用ダクト17及び脱臭用ダクト18内の排気は、排気ダクト25より排気処理することができるものである。
【0050】
このとき、上述した如く除湿用ダクト17及び脱臭用ダクト18が配置されていることにより、装置自体のコンパクト化を図りつつ、排気口26からの排気は、作業領域4C内に流入することなく、扉2の上部に形成された排気口26より装置Sの外部(厨房内)に吹き出すことができる。このため、作業領域4Cの気流を乱すことなく効率的に排気を排出することができるようになる。また、フライヤー5からの排気は、円滑に作業領域4Cの上方に形成された吸気口21から空気処理部1内に流入させることができ、排気の処理効率が向上される。
【0051】
このように、本実施例の調理装置Sでは、フライヤー5からの排気を吸引し、冷却器13で除湿して厨房内に排出する個別式循環換気を行うので、厨房の構造上フライヤー5からの排気を厨房外部に排出できない設置状況であっても、厨房内に湿気が充満することがなくなる。また、フライヤー5から立ち上った湯気に含まれる臭気成分もこのとき除去されるので、この段階でも脱臭される。
【0052】
そして、排気は脱臭器9が設けられる脱臭用ダクト18に送られるので実施例のようなフライヤー5やグリドルなどで調理を行う場合に生じる臭いをこの脱臭器9により除去することができるようになり、厨房内の作業環境をより一層改善することができるようになる。
【0053】
また、冷却器13の空気下流側の脱臭器9との間に凝縮器14を配置し、冷却器13表面に水分を凝結付着させた後の低温の排気を凝縮器14にて加熱するようにしているので、脱臭器9には相対湿度の下がった排気が送給されることになる。これにより、多孔質の活性炭から成る脱臭器9に水分が入り込み、湿気を帯びて脱臭作用が低下する不都合も未然に回避することが可能となる。
【0054】
次に、脱臭器9のメンテナンス時期の報知について説明する。制御装置50に設けられるタイマ51により例えばコンプレッサ10の運転時間をカウントし、予め設定された所定の時間以上運転されているか否かを判断する。そして、所定時間以上運転された場合は、脱臭フィルタ9Aの目詰まりが生じ、脱臭能力が低下したものとみなし、メンテナンス必要条件を満たしたものとしてその旨を制御装置50に出力する。また、同時に制御装置50は、脱臭フィルタ用差圧センサ52を当該調理装置Sの運転中は常に監視し、予め設定された所定の差圧以内であるか否かを判断する。そして、所定の差圧以上となった場合は、脱臭フィルタ9Aの目詰まりが生じ、脱臭能力が低下したものとみなし、メンテナンス必要条件を満たしたものとしてその旨を制御装置50に出力する。
【0055】
制御装置50は、タイマ51の出力若しくは、脱臭フィルタ用差圧センサ52の出力のうちどちらか一方が、メンテナンス必要条件を満たしたという出力を受けた場合には、脱臭フィルタ用警報ランプ54を点灯し、使用者に、脱臭フィルタ9Aの交換メンテナンス、若しくは、洗浄メンテナンスを行うことを促す。
【0056】
これにより、直接脱臭フィルタ9Aを視認することなく、脱臭フィルタ9Aのメンテナンス時期を脱臭フィルタ用警報ランプ54の点灯により報知することができ、メンテナンス作業を簡素化することができるようになる。また、当該脱臭フィルタ用警報ランプ54の点灯により、脱臭用フィルタ9Aを交換等することにより、常に、快適な使用状態で、排気の脱臭処理を行うことができるようになる。
【0057】
他方、グリスフィルタ20のメンテナンス時期の報知について説明する。制御装置50に設けられるタイマ51により例えばコンプレッサ10の運転時間をカウントし、予め設定された所定の時間以上運転されているか否かを判断する。そして、所定時間以上運転された場合は、グリスフィルタ20の油汚れがひどく、油除去能力が低下したものとみなし、メンテナンス必要条件を満たしたものとしてその旨を制御装置50に出力する。また、同時に制御装置50は、グリスフィルタ用差圧センサ53を当該調理装置Sの運転中は常に監視し、予め設定された所定の差圧以内であるか否かを判断する。そして、所定の差圧以上となった場合は、グリスフィルタ20の油汚れがひどく、油除去能力が低下したものとみなし、メンテナンス必要条件を満たしたものとしてその旨を制御装置50に出力する。
【0058】
制御装置50は、タイマ51の出力若しくは、グリスフィルタ用差圧センサ53の出力のうちどちらか一方が、メンテナンス必要条件を満たしたという出力を受けた場合には、グリスフィルタ用警報ランプ55を点灯し、使用者に、グリスフィルタ20の交換メンテナンス、若しくは、洗浄メンテナンスを行うことを促す。
【0059】
これにより、直接グリスフィルタ20を視認することなく、グリスフィルタ20のメンテナンス時期をグリスフィルタ用警報ランプ55の点灯により報知することができ、メンテナンス作業を簡素化することができるようになる。また、当該グリスフィルタ用警報ランプ55の点灯により、グリスフィルタ20を交換等することにより、常に、快適な使用状態で、排気の油除去処理を行うことができるようになる。
【0060】
尚、本実施例では、調理手段としてのフライヤー5と空気処理部1とを一体に形成した調理装置Sを例に採りあげて説明したが、これ以外に調理手段とは別に空気処理部1を空気処理装置として構成しても同様の効果を奏するものとする。
【0061】
また、本実施例では、調理装置Sは、空気処理部1を構成する外装ケース4の上部と調理手段(フライヤー5)を構成する外装ケース4の下部とは、一体に構成されているが、これ以外に搬入時における搬送を容易とするため、上下分離可能に構成しても良いものとする。尚、かかる場合には、冷却装置6を構成する図示しない冷媒配管は、バルブ等により容易に接続可能なものとする。
【0062】
尚、上記実施例では調理手段としてフライヤー5を例に採りあげて説明したが、それに限らず、レストランやファーストフード店で使用される各種調理器に本発明は適用可能である。また、加熱手段として冷却装置の凝縮器(補助凝縮器)を使用したが、電気ヒータで排気を加熱してもよい。
【0063】
【発明の効果】
以上詳述した如く請求項1の発明の厨房用空気処理装置によれば、厨房において食材を調理する調理手段の上方に配置され、該調理手段からの排気を処理するものであって、本体内奥側に構成され、調理手段から発生する排気が流入して上昇する除湿用ダクトと、該除湿用ダクト内に配設された除湿手段と、除湿用ダクトの前側の本体内に構成され、除湿用ダクトを経た排気が流入して降下する脱臭用ダクトと、該脱臭用ダクト内に配設された脱臭手段と、調理手段からの排気を各ダクト内に流すための送風手段とを備えているので、調理手段から立ち上る蒸気などの排気を受け止めて送風手段により除湿用ダクトに送り、この排気中の水分を除湿手段により除去することができるようになる。
【0064】
これにより、調理手段からの排気を厨房外部に排出できない状況においても、厨房内に湿気が充満することがなくなる。また、水分中に含まれる臭気成分も同時に除去されるので、或る程度の脱臭も可能となり、総じて厨房内の作業環境を良好に維持することができるようになるものである。
【0065】
また、送風手段により調理手段からの排気を脱臭用ダクトに送給することにより、特にフライヤーやグリドルなどで調理を行う場合に生じる臭いを脱臭手段により除去することができるようになり、作業環境をより一層改善することができるようになるものである。
【0066】
更にまた、請求項1の発明では、本体の前面に取り付けられた開閉自在の扉を備え、該扉内に排気用ダクトを構成し、脱臭用ダクトを経た排気を排気用ダクト下部から当該排気用ダクト内に流入させると共に、該排気用ダクトを経て扉上部より排出することにより、調理手段上方の気流を乱すことなく効率的に排気を排出することができるようになる。
【0067】
また、上述の如く除湿用ダクト及び脱臭用ダクトが配置されていることにより、装置自体のコンパクト化を図ることができる。また、かかる場合においても脱臭用ダクトから排出される排気は、扉内に形成される排気用ダクトにより本体上部から排出することができるようになる。
【0068】
更に、扉を開放することにより、本体内の脱臭手段を交換することができ、メンテナンス作業性が向上する。
【0069】
請求項2の発明の調理装置によれば、食材を調理するための調理手段と、該調理手段の上方に配置され、該調理手段からの排気を処理する空気処理部とを備えたものであって、空気処理部は、本体内奥側に構成され、調理手段から発生する排気が流入して上昇する除湿用ダクトと、該除湿用ダクト内に配設された除湿手段と、除湿用ダクトの前側の本体内に構成され、除湿用ダクトを経た排気が流入して降下する脱臭用ダクトと、該脱臭用ダクト内に配設された脱臭手段と、調理手段からの排気を各ダクト内に流すための送風手段とを備えているので、調理手段から生じる蒸気などの排気を送風手段により除湿用ダクトに送り、この排気中の水分を除湿手段により除去することができるようになる。
【0070】
これにより、調理手段からの排気を厨房外部に排出できない状況においても、厨房内に湿気が充満することがなくなる。また、水分中に含まれる臭気成分も同時に除去されるので、或る程度の脱臭も可能となり、総じて厨房内の作業環境を良好に維持することができるようになるものである。
【0071】
また、送風手段により調理手段からの排気を脱臭用ダクトに送給することにより、特にフライヤーやグリドルなどで調理を行う場合に生じる臭いを脱臭手段により除去することができるようになり、作業環境をより一層改善することができるようになるものである。
【0072】
更にまた、請求項2の発明では、本体の前面に取り付けられた開閉自在の扉とを備え、該扉内に排気用ダクトを構成し、脱臭用ダクトを経た排気を排気用ダクト下部から当該排気用ダクト内に流入させると共に、該排気用ダクトを経て扉上部より排出することにより、調理手段上方の気流を乱すことなく効率的に排気を排出することができるようになる。
【0073】
また、上述の如く除湿用ダクト及び脱臭用ダクトが配置されていることにより、装置自体のコンパクト化を図ることができる。また、かかる場合においても脱臭用ダクトから排出される排気は、扉内に形成される排気用ダクトにより本体上部から排出することができるようになる。
【0074】
更に、扉を開放することにより、本体内の脱臭手段を交換することができ、メンテナンス作業性が向上する。
【0075】
請求項3の発明によれば、上記に加えて、脱臭用ダクトを経た排気を排気用ダクトに送給するための補助送風手段を備えるので、脱臭用ダクトからの排気を円滑に排気ダクトに送給することができ、除湿用ダクト及び脱臭用ダクト内に排気が滞留し、排気の処理効率が低下することを回避することができるようになる。
【0076】
請求項4の発明によれば、上記各発明において、脱臭用ダクトは本体の前面において開口すると共に、該開口を開閉自在に密閉する隔壁を設け、排気ダクトは内部中空とした扉内に構成し、脱臭用ダクトと排気ダクトを、扉を閉じた状態で周囲がシールされる連通部にて連通させたので、扉を開放し、開閉自在の隔壁を開放することにより、本体内の脱臭手段を容易に交換することができるようになる。また、係る構成においても隔壁を閉鎖し、扉を閉鎖することにより、脱臭用ダクトから排出された排気は、連通部を通過することにより、他に漏出させることなく、排気ダクトに排気を送給することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の調理装置の正面図である。
【図2】調理装置の縦断側面図である。
【図3】調理装置の部分拡大断面図である。
【図4】空気処理部の扉を除去した状態の正面図である。
【図5】制御装置の電気ブロック図である。
【符号の説明】
S 調理装置
1 空気処理部
2 扉
4 外装フレーム
4A 機械室
4C 作業領域
4D フード部
5 フライヤー
6 冷却装置
7 送風機
9 脱臭器
9A 脱臭フィルタ
12 断熱箱体
13 冷却器
17 除湿用ダクト
18 脱臭用ダクト
19 吸気口
20 グリスフィルタ
21 吸込口
25 排気ダクト
26 排気口
27 吸込口
28 排気連通部
29、30 パッキン
31 補助送風機

Claims (4)

  1. 厨房において食材を調理する調理手段の上方に配置され、該調理手段からの排気を処理する厨房用空気処理装置において、
    本体内奥側に構成され、前記調理手段から発生する排気が流入して上昇する除湿用ダクトと、
    該除湿用ダクト内に配設された除湿手段と、
    前記除湿用ダクトの前側の前記本体内に構成され、前記除湿用ダクトを経た排気が流入して降下する脱臭用ダクトと、
    該脱臭用ダクト内に配設された脱臭手段と、
    前記調理手段からの排気を前記各ダクト内に流すための送風手段と、
    前記本体の前面に取り付けられた開閉自在の扉とを備え、
    該扉内に排気用ダクトを構成し、前記脱臭用ダクトを経た排気を前記排気用ダクト下部から当該排気用ダクト内に流入させると共に、該排気用ダクトを経て前記扉上部より排出することを特徴とする厨房用空気処理装置。
  2. 食材を調理するための調理手段と、該調理手段の上方に配置され、該調理手段からの排気を処理する空気処理部とを備えた調理装置において、
    前記空気処理部は、
    本体内奥側に構成され、前記調理手段から発生する排気が流入して上昇する除湿用ダクトと、
    該除湿用ダクト内に配設された除湿手段と、
    前記除湿用ダクトの前側の前記本体内に構成され、前記除湿用ダクトを経た排気が流入して降下する脱臭用ダクトと、
    該脱臭用ダクト内に配設された脱臭手段と、
    前記調理手段からの排気を前記各ダクト内に流すための送風手段と、
    前記本体の前面に取り付けられた開閉自在の扉とを備え、
    該扉内に排気用ダクトを構成し、前記脱臭用ダクトを経た排気を前記排気用ダクト下部から当該排気用ダクト内に流入させると共に、該排気用ダクトを経て前記扉上部より排出することを特徴とする調理装置。
  3. 前記脱臭用ダクトを経た排気を前記排気用ダクトに送給するための補助送風手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2の厨房用空気処理装置又は調理装置。
  4. 前記脱臭用ダクトは前記本体の前面において開口すると共に、
    該開口を開閉自在に密閉する隔壁を設け、
    前記排気ダクトは内部中空とした前記扉内に構成し、
    前記脱臭用ダクトと前記排気ダクトとを、前記扉を閉じた状態で周囲がシールされる連通部にて連通させたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3の厨房用空気処理装置又は調理装置。
JP2002320973A 2002-11-05 2002-11-05 厨房用空気処理装置及び調理装置 Expired - Fee Related JP4155798B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002320973A JP4155798B2 (ja) 2002-11-05 2002-11-05 厨房用空気処理装置及び調理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002320973A JP4155798B2 (ja) 2002-11-05 2002-11-05 厨房用空気処理装置及び調理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004156796A true JP2004156796A (ja) 2004-06-03
JP4155798B2 JP4155798B2 (ja) 2008-09-24

Family

ID=32801659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002320973A Expired - Fee Related JP4155798B2 (ja) 2002-11-05 2002-11-05 厨房用空気処理装置及び調理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4155798B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010012146A1 (zh) * 2008-07-29 2010-02-04 Gao Shubiao 一种排油烟灶具
CN102218252A (zh) * 2010-04-14 2011-10-19 泰怡凯电器(苏州)有限公司 空气处理装置
KR101539078B1 (ko) * 2014-06-16 2015-07-23 주식회사 에코제로 스마트 렌지 후드
CN104214872B (zh) * 2014-09-23 2017-02-08 重庆极科云谷信息技术有限公司 多功能室内空气净化系统及其控制方法
CN112284124A (zh) * 2020-10-30 2021-01-29 珠海格力电器股份有限公司 集成灶及其控制方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010257659A (ja) 2009-04-22 2010-11-11 Panasonic Electric Works Co Ltd 高圧放電灯点灯装置及びそれを用いた照明器具

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010012146A1 (zh) * 2008-07-29 2010-02-04 Gao Shubiao 一种排油烟灶具
CN102218252A (zh) * 2010-04-14 2011-10-19 泰怡凯电器(苏州)有限公司 空气处理装置
KR101539078B1 (ko) * 2014-06-16 2015-07-23 주식회사 에코제로 스마트 렌지 후드
CN104214872B (zh) * 2014-09-23 2017-02-08 重庆极科云谷信息技术有限公司 多功能室内空气净化系统及其控制方法
CN112284124A (zh) * 2020-10-30 2021-01-29 珠海格力电器股份有限公司 集成灶及其控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4155798B2 (ja) 2008-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060150965A1 (en) Exhausting and cooling system for cooking utensil
JP4008905B2 (ja) 換気兼用空気清浄器
KR100577256B1 (ko) 환기겸용 공기청정기
KR100823674B1 (ko) 고기 구이기의 후드 및 탈취장치
KR20090108250A (ko) 가습 및 공기청정 기능을 가지는 가정용 제습장치
KR20170129484A (ko) 욕실 환기팬을 이용한 환기시스템
KR100946802B1 (ko) 렌지후드 조립체
KR100577206B1 (ko) 환기시스템
KR20060087209A (ko) 조리기구용 배기시스템
JP4155798B2 (ja) 厨房用空気処理装置及び調理装置
JP2004156797A (ja) 厨房用空気処理装置及び調理装置
JP2005257123A (ja) 厨房用空気処理装置
CN215260242U (zh) 厨房空气处理系统
JP2004156798A (ja) 厨房用空気処理装置及び調理装置
JP2005283060A (ja) 厨房用循環型空気処理装置
KR20050118784A (ko) 창문형 환기시스템
JP4502658B2 (ja) 厨房用空気処理装置
JP2004154227A (ja) 調理装置
JP2005241084A (ja) 厨房用空気処理装置
JP2011144946A (ja) 油煙除去装置
JP2004028493A (ja) 厨房用空気処理装置及び調理装置
CN220541159U (zh) 一种吸油烟机
JP2005246120A (ja) 厨房用空気処理装置
CN209213952U (zh) 一种集成化厨房油烟处理装置
JP2010276289A (ja) 厨房用空気処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080610

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080708

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130718

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees