JPH03246408A - 寸法測定器の温度補正方法 - Google Patents

寸法測定器の温度補正方法

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JPH03246408A
JPH03246408A JP4509990A JP4509990A JPH03246408A JP H03246408 A JPH03246408 A JP H03246408A JP 4509990 A JP4509990 A JP 4509990A JP 4509990 A JP4509990 A JP 4509990A JP H03246408 A JPH03246408 A JP H03246408A
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JP
Japan
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temperature
master
work
detector
measuring instrument
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JP4509990A
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Inventor
Mamoru Nishio
守 西尾
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Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、マスタと比較して加工部品の寸法を測定す
る場合に使用する寸法測定器の温度補正方法についての
ものである。
[従来の技術] 次に、寸法測定器の構成図を第2図により説明する。
第2図の1はマスタ、2はワーク、3は検出器、4は計
測器、5と6は温度計である。
第2図のワーク2は、精密加工部品、例えば自動車のク
ランクシャフトのジャーナルであり、第2図の測定シス
テムはワーク2の外径を測定する場合のものである。
第2図では、基準寸法がわかっているマスタ1とワーク
2の寸法を差動トランス式の検出器3でそれぞれ検出し
、計測器4で検出器3の信号を増幅し、A/D変換して
測定値を演算する。
温度計5はマスタ1の温度を測定し、温度計6はワーク
2の温度を測定する。
第2図では、最初にマスタ1に検出器3を接触させ、測
定値Aを数値で読み取り記憶する。
測定値Aの数値は、例えば0.1μmの分解能で0〜4
00μnlの範囲になる。
次に、ワーク2に検出器3を接触させ、1.11定値B
という数値を読取り、演算によりワーク2の寸法を求め
るもので、マスタ1の絶対寸法を特徴とする請求めるワ
ーク2の寸法Xは、次式により求められる。
X=M+ (B−A)・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・(1)第2図のワーク2は公差
が狭く、温度による影響も数値的に無視できないので、
管理温度を決めて、管理温度に補正して加工寸法を求め
る方法がある8 この温度補正方法は、マスタ1をある温度で測定して記
憶することにより、マスタ1とワーク2の温度系数から
管理温度に補正する方法である。
次に、従来技術による温度補正方法を第3図により説明
する。
第3図の記号は、次のとおりである。
Dll−基準温度t、”cのマスタ1のデータtM=マ
スタ1のデータ校正時の温度 t2−マスタlの寸法計測時の温度 5X=tx’Cのワーク2の測定時のA / I)変換
器の読み tx−ワーク2の温度 AX−ワーク2の温度系数 Aニーマスタ1の温度系数 ワーク2の管理温度tS℃の絶対寸法DSを算出する場
合は、マスタ1の寸法を記憶操作したときのデータD2
を次式により算出する。
Dz =DM+Am  (tz  tx )・・・・・
・・・(2)式(2)を82として記憶する。
S7は、A/D変換器の読みである。
マスタ1のデータD2をt s ’Cに補正したときの
データDIlsは、次の式(3)により求められる。
Dll s =Dm +Aw  (ts   tm )
 −−(3)tx℃で測定したワーク2の寸法をts’
cに補正した寸法Dsは、次の式(4)により求められ
る。
Ds−[(Sx  A、x  (tx  ts ) !
−(Sz +A11  (ts −tz ) ) ]D
ユ、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・(4)この場合、温度
に影響する要素はマスタ1、検出器3、計測器4である
。この中で、マスタ1については形状もリング形と単純
なことと材質も明確なので、温度系数も正確に設定でき
る。
[発明が解決しようとする課題] 検出器3と計測器4ついてはマスタ1、ワーク2の温度
系数を数値的に再現する必要があるので、これらの組み
合わせで温度特性はゼロ、または測定精度に影響しない
範囲に小さくしなければならない。
しかし、差動トランスを含めた温度特性は、栴成部品個
々の要因が影響し合い、±0.1〜0.3μm / ”
C以上の範囲でばらついているのが現状である。
また、ワーク2の温度系数については、概略はわかって
いてもワーク2の形状、材質、構造により変化するので
、測定位置に異金属が嵌合されている場合等については
、さらに予測しにくくなる。
すなわち、第3図の温度補正方法では、ワーク2の温度
系数とこれらの寸法を読み取っている検出器3と、計測
器4の温度特性に不確定要素があり、測定精度が高くな
るにしたがい、誤差が大きくなる欠点がある。
従来の温度補正方法では、ワーク2の温度系数が不確定
で設定しにくいことと、検出器3と計測器4の温度特性
が無視しできないオーダーなので、これらを含まない温
度補正方法を確立する必要がある。
この発明は、マスタ1の形状が簡単なので、マスタ1の
絶対寸法と温度系数については設定できることに着目し
、マスタ1を温度の違う2点て1lll定することによ
り、マスタ1の温度系数から検出器3と計測器4を含む
システムの温度系数を算出し、次に、ワーク2を温度の
違う2点で測定し、最初に求めたシステムの温度系数を
減算することによりワーク2の温度系数を算出し、管理
温度に温度補正する方法の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため、この発明では、基準寸法がわ
かっているマスタ1とワーク2の寸法を検出器3でそれ
ぞれ検出し、計測器4で検出器3の信号を増幅し、A/
D変換して測定値を演算する寸法測定器において、第1
の測定温度t1℃でマスタ1とワーク2の寸法を読み取
り、第1の測定温度t1℃と違う第2の測定温度t2℃
でマスタ1とワーク2の寸法を読み取り、検出器3と計
測器4で構成される測定システムの温度系数とワーク2
の温度系数を算出し、管理温度の絶対寸法に補正する。
[実施例] 次に、この発明による寸法測定器の温度補正方法を第1
図により説明する。
準備操作として温度の違う2点でマスタ1と、ワーク2
の寸法を検出器3を通して計測器4に読み取る。温度差
は常温、加工現場の環境等を考え、10°前後が望まし
い、この温度をtt、tz℃とし、マスタ1とワーク2
で読み取った数値を80、S+s2、SDL、SC2と
する。
既に値のわかっているマスタ1のt2℃の絶対寸法をD
2とする。また、マスタ1の温度系数をA、(μm /
 ”C)とする。
ここで、マスタ1と検出器3と計測器4を含む温度系数
A、sは、次の式(4)で表される。
A□−(Sユ□−3M2) / (tt  tz )・
・・・・・・・・・・−・・・・・・・・(4)式(4
)の単位はμm / ’Cであり、検出器3と計測器4
の温度系数をAsとすると、式(5)が得られる。
As=A□−A。
−(S、l  5M2)/ (tt   t2)A、・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・(5)また、ワーク2を測定
して得たSDI、SC2と前に求めたシステムの温度系
数によりワーク2の温度系数A、が求められる。
Ax ” (Sot  5oz) / (tt  tz
 )As・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(6)ここで、
ある温度tX℃でワーク2を測定し、Sxの値を読み取
ったとき、これを管理温度t5℃に換算した値StXは
、次の式(7)となる。
S =x= Sx  Ax  (t x  t s )
As(tx  ts)・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・(7)マスタ1のts℃に換算した読取り
値S(Mは、次の式(8)になる。
s 、、−3DI−AM  (t x −t s )−
・−−−−−・・−(8)また、この読取り値は絶対寸
法D□とも等しい。
DMS=DZ  AM  (tz  ts ) −−−
(9)したがって、ワーク2の絶対寸法Dsは、次の式
(10)から求めることができる。
D s = D ms+ (S tx  S tJ=D
z −A、+  (tz −ts )+ +SX −K
 (tx −ts ) 1(Sot  AM  (tx
  ts ) ) −(1o)ただし、K= (Sot
  5D2) / (tt  t−2)である。
このようにして、温度補正されたワーク2の寸法を求め
ることができる。
[発明の効果コ この発明によれば、複雑な形状、異種金属で構成された
ワークの温度系数を間接的に求めることができ、温度補
正の精度が上がり、また、測定システム全体として補正
することができるので、検出器側々の温度系数の違い、
測定i構部の複雑な構成に対して、正確に補圧すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による寸法測定器の温度補正方法を示
す図、第2図は寸法測定器の構成図、第3図は従来技術
による温度補正方法の説明図である。 1・・・・・・マスタ、2・・・・・・ワーク、3・・
・・・・検出器、4・・・・・・計測器、5・6・・・
・・・温度計。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基準寸法がわかっているマスタ(1)とワーク(2
    )の寸法を検出器(3)でそれぞれ検出し、計測器(4
    )で検出器(3)の信号を増幅し、A/D変換して測定
    値を演算する寸法測定器において、 第1の測定温度t_1℃でマスタ(1)とワーク(2)
    の寸法を読み取り、第1の測定温度t_1℃と違う第2
    の測定温度t_2℃でマスタ(1)とワーク(2)の寸
    法を読み取り、検出器(3)と計測器(4)で構成され
    る測定システムの温度系数とワーク(2)の温度系数を
    算出し、管理温度の絶対寸法に補正することを特徴とす
    る寸法測定器の温度補正方法。
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