JPH037072B2 - - Google Patents

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JPH037072B2
JPH037072B2 JP4888182A JP4888182A JPH037072B2 JP H037072 B2 JPH037072 B2 JP H037072B2 JP 4888182 A JP4888182 A JP 4888182A JP 4888182 A JP4888182 A JP 4888182A JP H037072 B2 JPH037072 B2 JP H037072B2
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JP
Japan
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frequency
sampling
value
input waveform
phase difference
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JP4888182A
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English (en)
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JPS58167969A (ja
Inventor
Hiroshi Igawa
Shigeru Taniguchi
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP4888182A priority Critical patent/JPS58167969A/ja
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Publication of JPH037072B2 publication Critical patent/JPH037072B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R19/00Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof
    • G01R19/02Measuring effective values, i.e. root-mean-square values

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野の説明 本発明は交流入力波形を所定のサンプリング周
波数でサンプリングしそのサンプリング値を用い
て積型演算原理により交流入力実効値を算出する
実効値測定方法に係り、交流入力の周波数変動に
伴なう誤差をなくすための補正手段に関するもの
である。
発明の技術的背景およびその問題点 交流入力波形を所定のサンプリング周波数でサ
ンプリングし、そのサンプリング値を用いて交流
入力実効値を算出する方法は各種あるが、その中
で「積形演算原理」と呼ばれる実効値演算原理が
良く用いられている。
この積形演算原理とは、交流入力波形から得ら
れるπ/2離れた任意の2つのサンプリング値から、 実効値を算出するデイジタル実効値演算手法であ
る。例えばv(t)=Vsin2πotなる交流入力波形
があつた場合、Vの値は任意の時刻t1に於るサン
プル値v(t1)及び時刻(t1−1/4o)に於るサン プル値v(t1−1/4o)から V2=v2(t1)+v2(t1−1/4o) ……(1) と求めることができ、この計算式を用いれば、原
理的に誤差は生じない。
ここで通常、サンプリング周期はあらかじめ決
まつており、ちようど位相がπ/2離れたデータを サンプリング出来るような時間間隔でサンプリン
グを行なつている。もし、交流入力波形の周波数
が当初予定の基準となる周波数oから△oだけ
ずれて(o+△o)になると、正しいVは V2=v2(t1)+v2(t1−1/4(o+△o))……(2
) にて求めるべきところである。しかし、実際には
上記(1)式を計算しているため、多少の誤差が生じ
る。すなわち、サンプリングデータとして、位相
がπ/2離れたデータを使用すべきところ、交流入 力周波数の変動に伴ない、相対的位相差がπ/2よ り多少ずれたデータを使用せざるを得ないために
誤差が発生する。
上述の通り、積形演算原理を用いて、交流入力
波形の実効値を算出する場合、従来、交流入力波
形の周波数変動に伴ない、算出した実効値に誤差
が生じていた。
発明の目的 本発明の目的は、積形演算原理を用いて交流入
力波形のサンプリング値より実効値を算出するに
際し、その交流入力波形の周波数変動に伴なう演
算誤差が少なく正確な実効値を得ることができる
実効値測定方法を提供することにある。
発明の概要 本発明はある基準となる周波数oの交流入力
波形を所定周波数でサンプリングすると共に、上
記基準となる周波数oにおける一定の位相差π/2 を有する2つのサンプリング値を検出し、かつ前
記交流入力波形の実際の周波数を検出し、前記
基準となる周波数oに対する偏差△oからこれ
に対応する位相差π/2・△o/oを求め、前記2つ のサンプリング値の一方の値を、その位相から上
記位相差π/2・△o/o分、前記実際の周波数の
、 前記基準となる周波数oに対する増または減方
向にずれた位相のサンプリング値となるように補
正し、この補正した一方の値と残りのサンプリン
グ値とにより積形演算原理によつて実効値を求め
ることにより、交流入力波形による周波数変動を
補正し、この周波数変動に伴なう演算誤差を少な
くした実効値測定方法にある。
発明の実施例 以下、図面を参照して本発明の一実施例を簡単
に説明する。
第1図は、本発明方法を実行する装置の代表的
な構成例を示す。第1図に於て測定対象となる交
流電圧波形を信号レベルに下げるための計器用変
圧器1を設ける。この計器用変圧器1を通して得
られた交流入力波形は、A/D変換器2により、
所定のサンプリング周期にてサンプリングされ、
かつアナログデイジタル変換される。又、周波数
トランスデユーサ(FTD)3は、上記交流入力
波形の周波数に比例したレベル信号を出力し、前
記A/D変換器2を通じて周波数を表わすデイジ
タル値に変換される。
上記のようにして得られたA/D変換器出力
は、実効値演算装置4に送られ、ここで、前記交
流入力サンプリング値を周波数入力により補正し
た値を用いて、積形演算原理により、実効値演算
するようにして構成する。
交流電流波形に関しても、信号レベルに下げる
ための変流器5を通じて得られた交流入力波形を
前記交流電圧波形と同様に処理することにより、
周波数補正を行なつた実効値演算が可能である。
次に、本発明の原理的動作について第2図を参
照して説明する。第1図で示した計器用変圧器1
により得られる交流入力波形の実際の周波数が当
初予定されていた基準となる交流入力周波数が
oから例えばo+△oに変動した場合、第2図
に示す通り、実際にサンプリングされる二つのサ
ンプリングデータの相対的位相差は、当初予定の
π/2からずれて、π/2(o+△o/o)、すな
わち 1/4(o+△o)となつてしまう。ここで、第2図 において、1/4oは周波数oにおける位相差π/2
に 相当する。
そこで、前記実効値演算回路の入力として、こ
のサンプリングデータに加えて周波数トランスデ
ユーサーからの周波数信号を入力し、この周波数
変動値△oに応じて、サンプリングデータの一
方を位相π/2△o/o、すなわち△o/4o(o
+△o)分 だけ補正して相対的位相差がちようどπ/2離れた データとなるようにした後、積型演算原理にて計
算するようにすれば、交流入力周波数変動に伴な
うデイジタル実効値演算誤差を補正することがで
きる。
次に本発明の具体的手法を第3図のフローチヤ
ートを参照して説明する。
まず第1図で示したA/D変換器2から交流入
力波形の1周期分のサンプリングデータを実効値
演算装置4へ入力する(ステツプa)。但しこの
サンプリング周波数は1/2oの数倍以上(整数倍) とする。そしてこのサンプリングデータがマイナ
スからプラス又はプラスからマイナスへ極性変化
する部分の二つのサンプリングデータ例えば第4
図のサンプリングデータV(t1)及びV(t2)を検
出する(ステツプb)。上述した極性変化部分は、
波形の直線性が最も保たれている部分である。
次に、周波数トランスデユーサー(FTD)よ
り交流入力波形の実際の周波数o′を入力し(ス
テツプc)、当初予定の基準となる周波数oとの
大きさを比較する(ステツプd)。このo′とoの
大きさにはo′>oの場合とo′<oの場合の二通
りが考えられるが、どちらかを判断して、下記の
ように演算処理する。
o′>oの場合(o′=o+△oと仮定する
) 第4図に示す通りサンプリングデータV(t1
とV(t2)の間の波形の直線性がほぼ保たれて
いることを前提にV(t1)とV(t2)のデータか
ら補間法により、補正データV(t1′)を(3)式に
より算出する(ステツプe)。この補正データ
V(t1′)は、サンプリングデータV(t3)との位
相差が周波数o′=o+△に於て、丁度π/2に 相当する補正データである。そしてこのサンプ
リングデータV(t3)及び補正値V(t1′)を用い
て積形演算原理により実効値演算を行なえば
(ステツプ)、周波数による誤差のほとんどな
い実効値が算出できる。
V(t1′)=|{|V(t1)|+|V(t2
|}×{△o/4o(o+△o)/(1/s)}−
|V(t1)||……(3) s:サンプリング周波数 o′<oの場合(o′=o−△oと仮定する
) 第5図に示す通り、上記項と同様にしてサ
ンプリングデータV(t1)とV(t2)から補間法
により、補正データV(t2′)を(4)式により算出
する(ステツプg)。この補正データV(t2′)
はサンプリングデータV(t4)との位相差が、
周波数o′=o−△に於て丁度π/2に相当する データである。そしてこのサンプリングデータ
V(t4)及び補正値V(t2′)を用いて積形演算原
理により実効値演算を行なえば(ステツプh)、
周波数による誤差のほとんどない実効値が算出
できる。
V(t2′)=|{|V(t1)|+|V(t2
|}×{△o/4o(o−△o)/(1/s)}−
|V(t2)||……(4) s:サンプリング周波数 尚、上記項及び項で詳述した通り o′>oの場合;サンプリングデータV(t1)及び
V(t3) o′<oの場合;サンプリングデータV(t2)及び
V(t4) を用いることにより、周波数変動による誤差に対
する、サンプリングデータの補正を直線性の最も
保たれている部分(t1とt2の間)で行なうことが
できる。
総合的な効果 以上、本発明によれば積形演算原理により交流
入力実効値を算出する場合、交流入力に周波数変
動があつても、ほとんど誤差のない実効値演算が
実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実行するデイジタル実効
値演算回路の構成例を示すブロツク回路図、第2
図は本発明の原理的動作を説明する波形図、第3
図は本発明による実効値測定方法の一実施例を示
すフローチヤート、第4図および第5図は第3図
で示した方法における動作を説明するための波形
図である。 1……計器用変圧器、2……アナログデイジタ
ル変換器、3……周波数トランスデユーサー、4
……実効値演算装置、5……変流器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ある基準となる周波数oの交流入力波形を
    所定周波数でサンプリングすると共に、上記基準
    となる周波数oにおける一定の位相差π/2を有す る2つのサンプリング値を検出し、かつ前記交流
    入力波形の実際の周波数′oを検出し、前記基準
    となる周波数oに対する偏差△oからこれに対
    応する位相差π/2・△o/oを求め、前記2つのサ ンプリング値の一方の値を、その位相から上記位
    相差π/2・△o/o分、前記実際の周波数′oの
    、前 記基準となる周波数oに対する増または減方向
    にずれた位相のサンプリング値となるように補正
    し、この補正した一方の値と残りのサンプリング
    値とにより積形演算原理によつて実効値を求める
    実効値測定方法。 2 ある基準となる周波数oの交流周波数を所
    定周波数sでサンプリングすると共に、この交流
    入力波形の、波形の直線性がほぼ保たれる極性反
    転点前後の2つのサンプリング値V(t1)、V(t2
    およびこれら2つのサンプリング値V(t1)、V
    (t2)に対しそれぞれ基準となる周波数oにおけ
    る一定の位相差π/2を有するサンプリング値V (t3)、V(t4)を検出し、かつ前記交流入力波形
    の実際の周波数′oを検出して前記基準となる周
    波数oに対する大小関係を判定すると共にその
    偏差△oを求め、その結果′o>oで′o=o+

    oの場合は、前記2つのサンプリング値V(t1)、
    V(t2)から補間法により補正値V(t1′)を V(t1′)=|{|V(t1)|+|V(t2
    |}×{△o/4o(o+△)/(1/s)}−
    |V(t1)|| にて求め、この補正値V(t1′)と前記サンプリン
    グ値V(t3)とにより積形演算原理にて実効値を
    求め、′o<oで′o=o−△oの場合は同じく

    間法により補正値V(t2′)を V(t2′)=|{|V(t1)|+|V(t2
    |}×{△o/4o(o−△)/(1/s)}−
    |V(t2)|| にて求め、この補正値V(t2′)と前記サンプリン
    グ値V(t4)とにより積形演算原理にて実効値を
    求める実効値測定方法。
JP4888182A 1982-03-29 1982-03-29 実効値測定方法 Granted JPS58167969A (ja)

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JP4976769B2 (ja) * 2006-07-20 2012-07-18 株式会社電設 正弦波実効値検出装置、及びそれを用いた正弦波電源装置
CN105891585B (zh) * 2016-04-01 2018-11-09 许继集团有限公司 一种正弦波频率缓慢变化时的有效值计算方法与装置

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