JPH03245Y2 - - Google Patents

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JPH03245Y2
JPH03245Y2 JP12882786U JP12882786U JPH03245Y2 JP H03245 Y2 JPH03245 Y2 JP H03245Y2 JP 12882786 U JP12882786 U JP 12882786U JP 12882786 U JP12882786 U JP 12882786U JP H03245 Y2 JPH03245 Y2 JP H03245Y2
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speed
ram
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servo valve
distance
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JP12882786U
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は折曲機械の作動体制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来から、折曲機械において、例えば、ラムの
速度は折曲開始位置より少し手前で減速に切換え
るよう制御されている。
これは、板金の折曲角度を正確にすることと、
折曲衝撃を和げ金型及び折曲機械各部の損傷防止
を行うためである。
一方、折曲機械は、制御部よりラム速度切換信
号が出力されてから実際にサーボ弁が作動するま
での時間的な遅れ、サーボ弁が作動してから圧油
の粘性による圧油の流量変化の送れ、ラムの下降
慣性等により、ラム速度切換信号が出力されてか
ら、ラムが実際に目的の速さに減速するまである
程度の距離(以下楕走量と称す)移動する性質を
有している。
そこで、従来は、折曲終了位置を目標位置とし
て設定すると共に、折曲開始位置の少し手前の減
速位置でラムが目的の速度に確実に減速している
ように、楕走量を見込んで、前記折曲終了位置よ
り手前の所定距離離れた位置を速度切換位置とし
て設定することが行われていた。
ところが、折曲終了位置は板金の厚さに応じて
設定変更しなければならないと共に、これに合せ
て速度切換位置も設定変更しなければならないの
で設定作業に多くの手間を要するという問題があ
つた。
その問題を解決する手段として、速度切換位置
の設定変更を行わなくても済むように、折曲終了
位置の設定変更分をあらかじめ見込んで速度切換
位置を相当手前に設定することが行われるが、こ
の場合においては、速度切換位置から減速位置ま
での距離が不必要に長くなり、折曲工程に時間的
損失が生じるという問題点があつた。
本考案は、上記問題点を改善し、速度切換位置
の設定を確実、且つ容易に行うことができる折曲
機械の作動体制御装置を提供することを目的とす
る。
〔考案の概要〕
上記の目的を達成するため、本考案では折曲機
械の作動体制御装置を、一方の金型を備えた作動
体を他方の金型に対し接近離反させるシリンダ
と、該シリンダへの供給液量を調節するサーボ弁
と、前記作動体の位置を検出する位置検出手段
と、前記作動体の目標位置を設定すると共に該目
標位置より所定距離だけ手前位置に前記作動体の
移動速度を所定速度に減速するよう速度切換位置
を設定する作動体位置・速度設定手段と、前記速
度切換位置を前記目標位置に対し該目標位置と減
速すべき位置との間の距離に前記作動体の楕走量
を加えた距離だけ手前位置にあるとしてパラメー
タ値で数値入力するパラメータ値入力手段と、前
記作動体位置・速度設定手段で設定された位置・
速度の設定値に基づいて前記サーボ弁を前記作動
体が前記減速位置で完全に減速されるよう制御す
るサーボ弁制御手段と、を備えて構成し、板金の
厚さに応じて前記折曲終了位置の設定変更を行う
と、パラメータ値により前記速度切換位置もおの
ずと変更が行われるようにした。
〔実施例〕
以下、図面を用いて本考案の実施例を説明す
る。
第1図及び第2図は本考案に係わる折曲機械を
示すもので、該折曲機械は、左右一対の側面フレ
ーム1を有し、このフレーム1の下方前方には下
部テーブル3が固定され、上方には左右一対のシ
リンダ5が備えられている。
前記下部テーブル3の上方には下金型(ダイ)
7が取付けられ、前記シリンダ5には下金型方向
に昇降駆動されるラム9が取付けられ、該ラム9
の下方には前記下金型7と対向して上金型(パン
チ)11が取付けられている。
前記側面フレーム1には補強板13が装着さ
れ、この補強板13には、前記ラム9の昇降動作
を検出するラム位置検出器15が備えられてい
る。
前記側面フレーム1のうち第2図において左側
のフレームには主としてサーボ弁SVを制御する
電気制御盤17が装着されている。
前記電気制御盤17にはフツトペタルFSが接
続されており、フツトペタルFSにはラム下降指
令用フツトペタルDSと、ラム上昇用のフツトペ
タルUSとが備えられている。
折曲機械の上方前面には、前記制御盤17と接
続され旋回可能にペンダント19が設けてある。
このペンダント19の前面には折曲機械の操作の
ためのスイツチ等を備えた操作パネル(図示せ
ず)が取付けられている。
上記構成の折曲機械の概略動作は、下金型7及
び上金型11の間に板金(図示せず)を挿入し、
フツトペタルFSを踏み折曲指令を与えることに
より、ラム9を下降させ、所定の折曲作業を行
う。
第3図に示すように、前記一対のシリンダ5を
駆動する油圧回路は、各シリンダ5に対応して対
称的な構造となつている。
前記シリンダ5に油圧を供給するサーボ弁SV
は4ポート1段直動式のものが採用されている。
前記サーポ弁SVに供給する圧油は、モータM
で駆動されるポンプPによつて生成され、該ポン
プPによつて生成された圧油はラインフイルタ
ILFを介して供給されるようになつている。又、
生成された圧油は前記サーボ弁SVと前記ライン
フイルタILFとの間に配置される電磁比例弁
SOLEにより所定圧に制御されるようになつてい
る。
サーボ弁SVは、前記シリンダ5に油路OL1及
びOL2を介して接続されている。油路OL1はシ
リンダ上室に接続され、油路OL2は各種制御弁
を介してシリンダ下室に接続されている。油路
OL2には、シリンダ5からの排油を油路OL2を
介して前記サーボ弁SVに返すとき所定の背圧を
与えることができるカウンタバランス弁CBVが
設けられている。
又、油路OL2には、ソレノイド弁SOL1の作
動に基いてパイロツト部の圧油が排出されたとき
のみシリンダ5からの排油を前記サーボ弁SVに
返すことが可能なパイロツトチエツク弁LV1が
設けられている。
更に、油路OL2には、前記カウンタバランス
弁CBVと並列に、ソレノイド弁SOL2の作動に
基いてパイロツト部の圧油が排出されたときのみ
シリンダ5からの排油を前記サーボ弁に直接返す
ことが可能となるパイロツトチエツク弁LV2が
設けられている。
なお、油圧回路にはこの他、圧力検出器PS1,
PS2、チエツク弁PCV、LV3等が適宜に設けら
れている。
以上の構成の油圧回路においては、ラム9を上
昇させたいときは、シリンダ5の下室に油路OL
2を介して所定流量の油を供給すれば良い。又、
ラム9を下降させたいときは、ソレノイド弁
SOL1,SOL2を作動させパイロツトチエツク
弁LV1,LV2を開放させた上で、シリンダ5の
下室内からの排油を油路OL2からサーボ弁SVに
返せば良い。
第4図に示すように、ラム制御装置21は、サ
ーボ弁SV、シリンダ5、ラム位置検出器15、
ラム位置・速度設定部23、パラメータ値入力部
25、サーボ弁制御部27で構成される。
ラム位置・速度設定部23は、板金を所定の角
度に折曲げるラム9の折曲終了位置を目標位置と
し、ラム9の位置及び速度の関係を第5図に示す
ように設定記憶するものである。
パラメータ値入力部25は、各種パラメータ値
を入力するものである。
サーボ弁制御部27は前記ラム位置検出器15
と、前記ラム位置・速度設定部23と、サーボ弁
SVに接続され、サーボ弁SVを介してラム9を昇
降制御するものである、 次に、前記構成のラム制御装置21による板金
折曲作業を第5図を用いて説明する。
先ず、パラメータ値入力部25に、前記折曲終
了位置・Deより、高速下降・V1から中速下降.
V2に切換えるプリ速度切換位置・D1までの所定
距離・l1の値をパラメータ値として数値入力す
る。
同様にして、折曲終了位置・Deから最終速度
切換位置・D2までの間の所定距離・l2をパラメー
タ値として数値入力する。
パラメータ値・l2は、図示の実際の速度に切換
えたい位置(速度切換期待位置)・D′2までの距離
(期待距離)・l′2に楕走量Δlを加えた値(l2=l′2

Δl)である。
期待距離・l′2も、楕走量Δlも、板厚にはあま
り関係ない値であり、特別の条件変更がない限り
一定値と考えることができるものである。
このようにして、パラメータ値入力部25に数
値入力作業を行つた後、ラム9を下降開始位置・
D0から高速・V1で下降開始をする。
ラム9がプリ速度切換位置・D1まで下降する
と、サーボ弁制御部27は、ラム位置検出器15
の検出信号Sに基づいて、ラム位置・速度設定部
23から設定されたラム速度を読出し、プリ速度
切換位置・D1でラム9を中速・V2に切換るべく
サーボ弁SVの開度を制御する。実際に速度が中
速・V2になるまでに楕走距離が存在するがこれ
はあまり問題にならないものである。
ラム9が最終速度切換位置・D2まで下降する
と、サーボ弁制御部27は、ラム位置検出器15
の検出信号Sに基づいて、ラム位置・速度設定部
23から設定されたラム速度を読出し、ラム9を
低速・V3に切換るべくサーボ弁SVの開度を制御
する。
ラム9は楕走量・Δlに伴つて徐々に減速し、
下降して折曲開始位置より少し手前の速度切換期
待位置・D′2で完全に低速に切換る。
第6図は、ラム9と一体の上金型11が下降
し、板金Wを折曲げる、ラム9の位置とパラメー
タとの関係を示す図である。
以上のように、本例では、折曲終了位置・De
からプリ及び最終速度切換位置・D1,D2までの
各距離・l1,l2をパラメータ値で設定できるよう
にしたので数値設定が極めて容易であり、設定さ
れた位置も正確である。
又、楕走量は必要最小限の値に設定できるの
で、全加工時間の短縮を図ることもできる。
以上、本考案は、作動体としてラムが下降する
実施例で説明したが第7図に示すようにラムが上
昇する場合についても適用できる。
又、以上の実施例では、目標位置として折曲終
了位置が設定される例を示したが、ラムを上限、
又は下限位置に戻すときのように、目標位置は他
の位置であつてもよい。
さらに、作動体の速度変更はサーボ弁SVの開
度調整のみならず、第3図の電磁比例弁SOLEを
調整してもよい。
なお、本考案は前述の実施例のみに限ることな
く、適宜の設計的変更を行なうことにより、その
他の態様で実施例し得るものである。
〔考案の効果〕
以上の様に本考案によると、速度切換位置の設
定を確実、且つ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る折曲機械の側面
図、第2図は同折曲機械の正面図、第3図は同折
曲機械の油圧回路の説明図、第4図は作動体制御
装置のブロツク図、第5図はラム位置と速度との
関係図、第6図及び第7図はラムの位置とパラメ
ータとの関係を示す図である。 1……フレーム、3……テーブル、5……シリ
ンダ、7……下金型(ダイ)、9……ラム、11
……上金型(パンチ)、15……ラム位置検出器、
21……ラム制御装置、23……ラム位置・速度
設定部、25……パラメータ値入力部、27……
サーボ弁制御部、SV……サーボ弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の金型を備えた作動体を他方の金型に対し
    接近離反させるシリンダと、該シリンダへの供給
    液量を調節するサーボ弁と、前記作動体の位置を
    検出する位置検出手段と、前記作動体の目標位置
    を設定すると共に該目標位置より所定距離だけ手
    前位置に前記作動体の移動速度を所定速度に減速
    するよう速度切換位置を設定する作動体位置・速
    度設定手段と、前記速度切換位置を前記目標位置
    に対し該目標位置と減速すべき位置との間の距離
    に前記作動体の楕走量を加えた距離だけ手前位置
    にあるとしてパラメータ値で数値入力するパラメ
    ータ値入力手段と、前記作動体位置・速度設定手
    段で設定された位置・速度の設定値に基づいて前
    記サーボ弁を前記作動体が前記減速位置で完全に
    減速されるよう制御するサーボ弁制御手段と、を
    備えて構成される折曲機械の作動体制御装置。
JP12882786U 1986-08-26 1986-08-26 Expired JPH03245Y2 (ja)

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JP12882786U JPH03245Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

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JPS6334515U JPS6334515U (ja) 1988-03-05
JPH03245Y2 true JPH03245Y2 (ja) 1991-01-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0829357B2 (ja) * 1988-06-24 1996-03-27 ダイキン工業株式会社 加工機械の制御装置
JPH087935Y2 (ja) * 1989-11-08 1996-03-06 株式会社アマダ 液圧プレスブレーキのラム位置決め装置
WO2020175230A1 (ja) * 2019-02-27 2020-09-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 流量計測ユニット

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