JPH03245773A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

Info

Publication number
JPH03245773A
JPH03245773A JP2043338A JP4333890A JPH03245773A JP H03245773 A JPH03245773 A JP H03245773A JP 2043338 A JP2043338 A JP 2043338A JP 4333890 A JP4333890 A JP 4333890A JP H03245773 A JPH03245773 A JP H03245773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
current
inductor
circuit
chopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2043338A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Maehara
稔 前原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2043338A priority Critical patent/JPH03245773A/ja
Publication of JPH03245773A publication Critical patent/JPH03245773A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、商用交流電源を直流電圧に変換し、この直流
電圧をスイッチング素子のオン・オフにより高周波の交
流に変換して負荷に供給するインバータ装置に関するも
のである。
[従来の技術] 良股匠1 第18図は従来の一般的なインバータ装置(特開昭60
−134776号公報参照)の回路図である。交流電源
Vsの交流電圧は、ACフィルタFを介してダイオード
D3〜D6よりなるダイオードブリッジ回路にて全波整
流され、インダクタLとトランジスタQ2及びダイオー
ドD、よりなるチョッパー回路によりスイッチングされ
、平滑用のコンデンサCoにて平滑されて、直流電圧と
なる。
コンデンサC0の両端には、トランジスタQ 1. Q
 2の直列回路が並列的に接続されている。各トランジ
スタQ、、Q2には、ダイオードD、、D2が逆並列接
続されている。トランジスタQ、の両端には、コンデン
サC1とインダクタL2を介して放電灯1aが接続され
ている。放電灯1aの非電源側には、コンデンサC8が
並列接続されている。トランジスタQ、、Q2は制御信
号S、、S2により高速度で交互にオン・オフするよう
に駆動される。
第19図は上記回路の動作波形図である0図中、S2は
トランジスタQ2の制御信号、ILIはインダクタし、
に流れる電流、IL2はインダクタL2に流れる電流、
IO2はトランジスタQ2に流れる電流、ID2はダイ
オードD2に流れる電流、■。1はトランジスタQ1に
流れる電流、IDIはダイオードDに流れる電流である
まず、トランジスタQ、がオン状態でトランジスタQ2
がオフ状態であるときには、コンデンサC8からトラン
ジスタQ1を介して放電灯1aに一方向に電流が流れる
0次に、トランジスタQ、がオフ状態でトランジスタQ
2がオン状態であるときには、コンデンサC2から放電
灯1a、インダクタL2、トランジスタQ2を介して逆
方向に電流が流れる。したがって、放電灯1aには高周
波電力が供給されるものである0以上によりハーフブリ
ッジ式のインバータ回路が構成されている。
この回路では、トランジスタQ、がチョッパー回路のス
イッチング素子を兼用している。まず、トランジスタQ
2がオンされると、ダイオードブリッジの直流出力端を
インダクタし、で短絡することになる。これにより、イ
ンダクタLlに流れる電流Iいは、ダイオードブリッジ
の直流出力電圧の大きさに比例した傾きで増加し、イン
ダクタL1にエネルギーが蓄えられて行く。次に、トラ
ンジスタQ2がオフされると、インダクタし、のエネル
ギーは放出され、ダイオードD1を介してコンデンサC
8を充電する。このとき、コンデンサcoには、ダイオ
ードブリッジの直流出力電圧VDBにインダクタL1の
両端に生じる電圧を加えた電圧が充電されるので、コン
デンサC0には交流電源Vsのピーク値よりも高い直流
電圧を得ることができる。
良東且−?ユ 第20図は従来の他のインバータ装置(特願平1−64
465号参照)の回路図である。以下、その回路構成に
ついて説明する。トランジスタQ + +62はバイポ
ーラ型のトランジスタよりなる。トランジスタQ、のエ
ミッタは、トランジスタQ2のコレクタに接続されてい
る。トランジスタQ 1. Q 2のコレクタ及びエミ
ッタには、ダイオードD + 、 D 2のカソード及
びアノードが夫々接続されている。
トランジスタQ1のコレクタにはダイオードD、のカソ
ードが接続され、ダイオードD、のアノードはダイオー
ドD、のカソードに接続され、ダイオードD、のアノー
ドはトランジスタQ2のエミ・ンタに接続されている。
トランジスタQ、のコレクタには、コンデンサCOtの
一端が接続され、コンデンサCelの他端はコンデンサ
CO2の一端に接続され、コンデンサCO2の他端はト
ランジスタQ2のエミッタに接続されている。トランジ
スタQ、、Q2の接続点とコンデンサC,,、C02の
接続点の間には、負荷回路が接続されている。負荷回路
としては、放電灯1aにコンデンサC5を並列接続し、
インダクタL2を直列接続した放電灯点灯回路が接続さ
れる。トランジスタQ、、Q2の接続点は、ACフィル
タFを介して交流電源Vsの一端に接続されている。ダ
イオードD ’s 、 D 4の接続点は、インダクタ
L、とACフィルタFを介して交流電源Vsの他端に接
続されている。
第21図及び第22図は上記回路の動作波形図である。
第21図は交流電源Vsからの入力電圧Vinが正の半
サイクルにおける動作、第22図は交流電源Vsからの
入力電圧Vinが負の半サイクルにおける動作を示して
いる。
以下、その動作について説明する。交流電源Vsが正の
半サイクルにあるときに、トランジスタQがオンすると
、インダクタし3、ダイオードD3、トランジスタQ1
を通る経路で交流電源VsからインダクタL1に電流が
流れ、インダクタL1の電流IL+は入力交流電圧Vi
nの瞬時値に比例した傾きで増加して行き、インダクタ
し、にエネルギーが蓄積される。そして、トランジスタ
Q1がオフすると、インダクタし、のエネルギーはダイ
オードD3、コンデンサco、co、、ダイオードD2
を通る経路で放出され、コンデンサC01、CQ 2を
充電する。そして、交流電源Vsの正の半サイクルの間
は、上記過程を繰り返すことで、インダクタしに流れる
電流ILlの包絡線を正の期間について正弦波状とする
ことができる。
次に、交流電源■sの負の半サイクルでは、トランジス
タQ2がオンすると、トランジスタQ2、ダイオードD
1、インダクタL1を通る経路で交流電源Vsからイン
ダクタし、に電流IL+が流れる。
インダクタL1に流れる電流1.lは、入力交流電圧V
inの瞬時値に比例した傾きで、正の半サイクルのとき
とは反対方向に増大して行き、インダクタL1にエネル
ギーが蓄積される。トランジスタQ2がオフすると、イ
ンダクタし、のエネルギーはダイオードD3、コンデン
サC0I + Co2、ダイオードD4を通る経路で放
出され、コンデンサCo+ 、C,2が充電される。そ
して、交流電源Vsの負の半サイクルの間、上記過程を
繰り返すことで、インダクタL1に流れる電流ILIの
包路線を負の期間についても正弦波状とすることができ
る。また、トランジスタQ、、Q2が交互にオン・オフ
することで、負荷回路には高周波の電圧が印加される。
上記の回路では、トランジスタQ、、Q2を高速で交互
にオン・オフさせることで、交流電源Vsの正負の半サ
イクルに同期して交流的にチョッパー動作を行わせるこ
とができる。そして、前段にACフィルタFを挿入する
ことで、入力電流を連続的にすることができ、入力電流
の歪率を小さくすることができる。また、このときの入
力電流は、はぼ入力電圧と同相の正弦波状にすることが
でき、入力力率はほぼ1となる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、従来例1では、トランジスタQ2がチョッパ
ー用とインバータ用のスイッチング素子として兼用され
ているので、トランジスタQ2にのみストレスが加わる
という問題がある。また、従来例2では、トランジスタ
Q、、Q2に均等にストレスが分散されるが、各トラン
ジスタQ、、Q2のゼロレベルは異なるので、1つの駆
動回路から各トランジスタQ、、Q、に制御信号S +
 、 S 2を与えるには、レベルシフトを行う必要が
あり、回路が複雑になるという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、スイッチング素子の負担が少な
く、入力力率が高く、入力電流歪みが小さくできるよう
なインバータ装置を簡単な制御回路で駆動可能とするこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の基本構成を示す回路図である。
これは、第18図の従来例と回路構成は同じである。第
1図において、トランジスタQ、は点線で示しているが
、これは省略可能であることを意味している。
本発明では、チョッパーの電流波形をある特定の状態と
なるように制御したり、定数を選ぶ点が上記従来例とは
異なる。すなわち、本発明にあっては、チョッパーのエ
ネルギー蓄積用のインダクタし、に流れる電流ILIの
状態が従来例とは異なる。トランジスタQ2がオンして
、インダクタLに電流IL+が流れ、エネルギーを蓄え
た後、トランジスタQ2がオフして、インダクタL1の
エネルギーをコンデンサC6に充電するのは従来例と同
じであるが、トランジスタQ2のオフ期間にインダクタ
し、の電流Iしが0とならないようにインダクタし、の
インダクタンス値を設計するか、あるいは、トランジス
タQ、、Q、のオン・オフ時間を調整する点が従来例と
は異なる。
なお、入力チョッパーのインダクタL1の位置や共用さ
れるトランジスタの位置、あるいは負荷の形態によって
種々の変形例が考えられる。例えば、第2図の回路では
5インダクタL1をトランジスタQ2のエミッタ側に接
続している。第3図の回路では、トランジスタQ、をチ
ョッパー用のスイッチング素子として共用し、インダク
タLをトランジスタQ1のコレクタ側に接続している。
第4図の回路では、トランジスタQ、をチョッパー用の
スイッチング素子として共用し、インダクタし、をトラ
ンジスタQ、のエミッタ側に接続している。第5図の回
路では、インダクタし、を交流電源側に接続している。
第6図の回路では、平滑用の電界コンデンサC0の代わ
りに、コンデンサC,,C,2の位置に電源コンデンサ
CO,,C0,を接続している。第7図の回路では、コ
ンデンサC2を省略して直列インバータとしている。こ
れらの各回路においても、点線で示したトランジスタは
省略可能である。
[作用] 第1図に示す本発明の回路において、トランジスタQ2
のオフ時には、インダクタL1の電流は、トランジスタ
Q1に並列接続されたダイオードD。
を介してコンデンサC0に流れている。このとき、ダイ
オードD+の両端には、ダイオードD、のオン電圧が発
生しているだけである。したがって、負荷回路には、コ
ンデンサC0が接続されたのと同じであり、負荷回路に
は、トランジスタQ1がオンしているときと殆ど同じ電
圧が印加される。このため、トランジスタQ1をオンし
なくても、負荷回路にはトランジスタQ、をオンしてい
るときと同じ向きに電流が流れる。トランジスタQ、が
オンしていないときには、ダイオードブリ・ンジからイ
ンダクタL1、負荷回路、コンデンサC,,C,、ダイ
オードブリッジを通る第1の経路と、ダイオードブリッ
ジからインダクタL1、負荷回路、コンデンサC2、ダ
イオードブリッジを通る第2の経路を介して電流が流れ
、インバータの負荷回路に電流が流れることになる。つ
まり、負荷回路には、インダクタし、の電流の一部が流
れるので、トランジスタQ、をオンしなくても、負荷回
路に電流が流れることになる。
上記の動作が可能となるためには、インダクタし、を流
れる電流が常に0にならないことが必要である。第18
図に示す従来例1においても、トランジスタQ2のオフ
期間のうち、IL、>Oとなる期間T1〈第19図参照
)では、トランジスタQをオフしていれば、インダクタ
し、の電流が負荷回路に流れるが、ILI=Oとなった
期間T 2 <第19図参照)では、トランジスタQ1
をオフしていれば、負荷回路に電流が流れなくなる。し
たがって、負荷の電流を連続的にするためには、期間T
2でトランジスタQ1をオンするか、電流IL+を常に
0以上とすることが必要である。もし、トランジスタQ
、を常にオフしておくのであれば、ILl〉0とするこ
とが必要である。
この条件を満足するように回路定数を設計すれば、トラ
ンジスタQ、をオンしなくてもトランジスタQ2のオン
・オフ動作のみで負荷回路には高周波電圧が供給される
。したがって、トランジスタQ1は省くことができる。
しかも、入力チョッパーはトランジスタQ2により動作
しているので、入力力率が高く、入力電流の歪みが小さ
い。
本発明にあっては、このように、トランジスタQ1を省
略可能としたので、トランジスタQ1を駆動するための
制御回路が不要となり、回路全体の部品点数は著しく減
少する。また、トランジスタQ、の駆動信号S1は駆動
信号S2とは信号のグランドレベルが異なり、信号のレ
ベルシフトには、パルストランスやレベルシフター等が
必要であったが、本発明では、これを省略できるので、
部品点数の削減、コスト低減の効果は大きい。
[実施例1] 第8図は本発明の第1実施例の回路図である。
本実施例にあっては、放電灯laとインダクタし2とコ
ンデンサC8を含む共振回路により負荷回路を構成して
いる。トランジスタQ2がインバータ及びチョッパー用
の共用スイッチング素子として働く。
第9図は本実施例の動作波形図であり、トランジスタQ
2の制御信号S2、トランジスタQ2の電流工。2、ダ
イオードD2の電流ID2、ダイオードD、の電流ID
+、インダクタし、の電流ILI、インバータ負荷に流
れる電流■L2の関係を示している。
制御信号S2が高レベルのときにはトランジスタQ2が
オンとなり、低レベルのときにはオフとなる。トランジ
スタQ2がオンすると、インダクタし、の電流が増加し
、インダクタL1にエネルギーが蓄積される。トランジ
スタQ2がオフすると、ダイオードD、を介してコンデ
ンサC0を充電し、インダクタし、の電流は次第に減少
して行く。インダクタし、のインダクタンス値又はスイ
ッチング周波数又はオン・デユーティを適当な値に選べ
ば、トランジスタQ2のオフ時にインダクタし、の電流
を0にならないようにするのは可能である。
これによって、チョッパーを共用していないトランジス
タQ1をオンさせなくても負荷回路には電流が流れるよ
うになる。したがって、トランジスタQ2のみをオン・
オフさせることによって、チョッパー及びインバータを
動作させることが可能となる。
本実施例にあっては、インバータの上側のトランジスタ
Q、を省略可能であるので、トランジスタQ、の駆動回
路が不要となり、部品点数が著しく削減される。また、
高入力力率で、入力端子歪みが小さいというチョッパー
付きのインバータ装置の長所をそのまま生かすことがで
きる。
[実施例2] 第10図は本発明の第2実施例の回路図であり、第11
図はその動作波形図である1本実施例は、第8図に示す
第1実施例において、負荷回路として接続されている放
電灯点灯回路に代えて、抵抗R3を接続したものである
。第11図において、IRは抵抗R1に流れる電流であ
る。抵抗R,の具体例としては、例えば、白熱電球など
を用いることができる。
[実施例3] 第12図は本発明の第3実施例の回路図であり、第13
図はその動作波形図である。図中、IQI+はトランジ
スタQ、に流れる電流、ID3はダイオードD3に流れ
る電流、IQ4はトランジスタQ、に流れる電流、ID
、はダイオードD、に流れる電流である。本実施例にあ
っては、インバータ回路としてフルブリッジ構成を採用
しており、トランジスタQ、、Q、をコンデンサC+ 
、 C2の代わりに接続している。各トランジスタQ3
.Q、にはダイオードD、、D、が逆並列接続されてい
る。トランジスタQ2とQ、は同時にオン・オフし、ト
ランジスタQ4はトランジスタQ2がオンのときにオフ
となり、トランジスタQ2がオフのときにオンとなる。
このような動作が得られるように、駆動信号s2.s3
+S、が作成される。
トランジスタQ2.Q、がオンすると、コンデンサC0
から負荷回路へ電流が流れる。このとき、トランジスタ
Q、はチョッパー用のスイッチング素子として働き、イ
ンダクタL1の電流がトランジスタQ2を介して増加す
る。トランジスタQ2がオフすると、インダクタし、の
電流はダイオードD1を流れ、コンデンサC8を充電す
る。このとき、トランジスタQ、がオンしており、イン
ダクタLの電流は一部がダイオードブリッジからインダ
クタLl、インバータ負荷、トランジスタQ1、ダイオ
ードブリッジを通る経路でインバータ負荷へ流れるもの
であり、トランジスタQ1をオンしたときと同じ向きに
電流が流れる。したがって、トランジスタQ 2 、 
Q −、Q 4のオン・オフ動作のみでインバータ負荷
には高周波交流電流が流れ、チョッパーも動作するので
、トランジスタQ、はオン・オフさせる必要がなく、省
略である。なお、第13図の動作波形から明らかなよう
に、ダイオードD2にも電流が流れないので、ダイオー
ドD2も省略可能である。
本実施例にあっては、実施例1と同様の効果が得られる
ほか、フルブリッジ構成を採用しているので、インバー
タ負荷への印加電圧を高くすることができるという効果
も得られる。
[実施例4] 第14図は本発明の第4実施例の回路図である。
本実施例にあっては、第20図に示す従来例2のインバ
ータに本発明を適用したものであり、回路構成は同じで
ある。本実施例では、交流電源Vsの正の半サイクル(
Vin>O)ではトランジスタQがチョッパー用のスイ
ッチング素子として働き、負の半サイクル(V in<
 0 )ではトランジスタQ2がチョッパー用のスイッ
チング素子として働く。
したがって、V in> OではトランジスタQ2をオ
ンさせないように、Vin<OではトランジスタQ1を
オンさせないような駆動信号S + 、 S 2を作成
し、各トランジスタQ、、Q2に送る。
第15図は交流電源Vsの正の半サイクル(V in〉
0)での本実施例の動作波形図である。この半サイクル
では、トランジスタQ、がチョッパー用のスイッチング
素子として働く。トランジスタQがオンのとき、ダイオ
ードD1、トランジスタQを通って、インダクタし、の
電流が増加し、エネルギーが蓄えられる。一方、コンデ
ンサCotよりインバータ負荷へも電流が流れる。トラ
ンジスタQ1がオフすると、インダクタL、の電流はダ
イオードD 3. D 2を介してコンデンサC80,
C0□を充電し、次第に減少する。このとき、ダイオー
ドD2が導通しているので、トランジスタQ2がオンし
ているときと同様に、インバータ負荷がコンデンサCO
2に並列接続された状態となっている。この結果、イン
ダクタL、の電流の一部は交流電源Vs、ACフィルタ
、インダクタL1、ダイオードD5、コンデンサC0I
、インバータ負荷、ACフィルタ、交流電源Vsの経路
でインバータ負荷に流れ、トランジスタQ2がオンして
いるときと同じ向きに電流が流れることになる。したが
って、トランジスタQ2をオン・オフさせなくても、ト
ランジスタQ、のオン・オフだけで負荷には高周波交流
電流が流れることになる。
第16図は交流電源Vsの負の半サイクル(Vin〈0
)での本実施例の動作波形図である。この半サイクルで
は、トランジスタQ2がチヨ・yB−用のスイッチング
素子して働く。トランジスタQ2がオンのとき、インダ
クタL1の電流はトランジスタQ2、ダイオードD、を
通って正の半サイクルとは逆向きに増大して行き、イン
ダクタし、にエネルギーが蓄えられる。一方、コンデン
サCO2よリインバータ負荷へも電流が流れる。トラン
ジスタQ2がオフすると、インダクタしIの電流はダイ
オードD、、D、を介してコンデンサC0,、Co、を
充電し、次第に減少する。このとき、ダイオードDが導
通しているので、トランジスタQ1がオンしているとき
と同様にインバータ負荷がコンデンサCOtに並列接続
された状態となっている。この結果、インダクタL1の
電流の一部は、交流電源Vs、フィルタ、負荷、コンデ
ンサCO2、ダイオードD1、インダクタしl、フィル
タ、交流電源Vsの経路でインバータ負荷に流れ、トラ
ンジスタQ1がオンしているときと同じ向きに電流が流
れることになる。したがって、トランジスタQ1をオン
・オフさせなくても、トランジスタQ2のオン・オフだ
けでインバータ負荷には高周波交流電流が流れることに
なる。
なお、本実施例では、交流電源Vsの入力電圧Vinの
極性に応じてチョッパーとして働くスイッチング素子が
切替わるので、スイッチング素子を省略することはでき
ない。しかしながら、チヨ・。
バーとして働かない期間はスイッチング素子を停止でき
るので、制御回路の消費電力を小さくできる。したがっ
て、回路全体の効率が良くなるという利点がある。また
、スイッチング素子が動作していない期間が生じるので
、この間はスイッチング損失が無くなり、スイッチング
素子の発熱が抑えられる。したがって、スイッチング素
子は容量の小さいものが使用できるので、小型となる。
なお、第8図又は第10図に示す実施例において、トラ
ンジスタQ2の駆動信号S2が高レベルの期間と低レベ
ルの期間の比(つまり、デユーティ)を変えることによ
り、トランジスタQ2のオフ期間にインダクタL、の電
流をOにならないようにするための制御が容易になる。
これを第17図により説明する。同図に示すように、ダ
イオードブリッジの出力端の電圧■DBが低いときは、
インダクタし、の電流ILIの増加の傾きが小さい。し
たがって、トランジスタQ2の高レベルの期間を長くし
、低レベルの期間を短くして、トランジスタQ2のオン
時間を長くし、オフ時間を短くする。
このように制御することで、インダクタL1の電流が0
にならないようにすることができる。また、ダイオード
ブリッジの出力端の電圧Vo日の上昇に比例して、イン
ダクタし、に−流れる電流IL+の増加の傾きが大きく
なってくる。したがって、駆動信号S2の高レベルの期
間を短くし、トランジスタQ2のオン時間を短くして行
く。このような制御はパルス幅制御として知られており
、本来は、コンデンサC0の電圧リップルを小さくする
ような制御に使用されるものであるが、本例のように、
インダクタL、の電流ILLの値が0にならないように
するための制御にも使用することができる。
このような制御を行えば、チョッパーの設計が容易とな
る。
[発明の効果] 本発明にあっては、上述のように、商用交流電圧をチョ
ッパーにより直流電圧に変換し、この直流電圧をインバ
ータにより高周波電圧に変換して負荷に供給するインバ
ータ装置において、チョッパー用のスイッチング素子と
インバータ用のスイッチング素子とを少なくとも1つ共
用し、この共用されるスイッチング素子がオフの間は、
チョッパーのエネルギー蓄積用のインダクタンスに流れ
る電流が0にならないようにしたものであるから、この
電流がインバータの負荷に流れることにより、共用され
ない側のスイッチング素子は停止させておくことができ
るものであり、したがって、このスイッチング素子を省
略することができ、これを駆動するための制御回路も不
要となるので、回路構成を大幅に簡単化することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成を示す回路図、第2図乃至第
7図は本発明を適用できるインバータ装置のそれぞれ異
なる回路例を示す回路図、第8図は本発明の第1実施例
の回路図、第9図は同上の動作波形図、第10図は本発
明の第2実施例の回路図、第11図は同上の動作波形図
、第12図は本発明の第3実施例の回路図、第13図は
同上の動作波形図、第14区は本発明の第4実施例の回
路図、第15図及び第16図は同上の動作波形図、第1
7図は第8図に示す回路の別の動作例を示す動作波形図
、第18図は従来例の回路図、第19図は同上の動作波
形図、第20図は他の従来例の回路図、第21図及び第
22図は同上の動作波形図である。 Vsは交流電源、D1〜D6はダイオード、Llはイン
ダクタ、Q、、Q2はトランジスタ、Zは負荷、Co 
、 C+ 、 C2はコンデンサである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)商用交流電圧を整流し、この整流電圧をインダク
    タンスを介してスイッチング素子でオン・オフ制御し、
    上記スイッチング素子のオン時に上記インダクタンスに
    蓄えられたエネルギーを、上記スイッチング素子のオフ
    時にコンデンサに充電し、直流電圧を得るようにしたチ
    ョッパーを少なくとも1つ含み、上記直流電圧を少なく
    とも2つのスイッチング素子を交互にオン・オフして負
    荷に高周波を供給するインバータ装置において、上記イ
    ンバータとチョッパーとで少なくとも1つのスイッチン
    グ素子を共用し、この共用されたスイッチング素子と直
    列に接続されたスイッチング素子をチョッパーと共用さ
    れない間は停止するように制御し、上記チョッパーと共
    用されるスイッチング素子がオフの間は上記チョッパー
    のインダクタンスの電流が0とならないように回路定数
    を設定したことを特徴とするインバータ装置。
JP2043338A 1990-02-23 1990-02-23 インバータ装置 Pending JPH03245773A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2043338A JPH03245773A (ja) 1990-02-23 1990-02-23 インバータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2043338A JPH03245773A (ja) 1990-02-23 1990-02-23 インバータ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03245773A true JPH03245773A (ja) 1991-11-01

Family

ID=12661058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2043338A Pending JPH03245773A (ja) 1990-02-23 1990-02-23 インバータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03245773A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5459651A (en) Inverter device for stable, high power-factor input current supply
US6034489A (en) Electronic ballast circuit
US6348767B1 (en) Electronic ballast with continued conduction of line current
JPH08336235A (ja) 力率補正回路
US5251119A (en) Inverter with shared chopper function for high input power factor with restrained higher harmonics
JP2690042B2 (ja) インバータ装置
JPH03245773A (ja) インバータ装置
JP4284806B2 (ja) 電源装置
JPH10271831A (ja) 電源装置
JPH097778A (ja) 電源装置、放電灯点灯装置及び照明装置
JP4103397B2 (ja) 放電灯点灯装置
JPH02202365A (ja) 電源装置
JP3475810B2 (ja) インバータ装置
JPH1066351A (ja) 電源装置
JPH09251896A (ja) 放電灯点灯装置及び照明装置
JP2001128461A (ja) 電源装置
JP3806995B2 (ja) インバータ装置
JP2573241B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP2688436B2 (ja) インバータ装置
JP2831069B2 (ja) 電源装置
JP2975045B2 (ja) 電源装置
JP2889303B2 (ja) インバータ装置
JP2906056B2 (ja) 放電灯点灯回路
JPH03245775A (ja) インバータ装置
JP3016831B2 (ja) インバータ装置