JPH03245064A - 過電流検出回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光デイスク装置等のヘッド駆動部の過電流を検
出する過電流検出回路に関する。

〔従来の技術〕

光デイスク装置等のヘッドを駆動するとき、ヘッド駆動
部に過電流が流れて巻線が焼損するのを防ぐために過電
流検出回路を設けている。

第３図は従来の過電流検出回路の一例を示す図であり、
ヘッド駆動部（図示省略）に流れる駆動電流を検出する
駆動電流検出部１、過電流を検出する過電流検出部２０
、過電流が所定時間以上継続して流れたときに過電流検
出信号を生成し出力する過電流検出信号生成部３を備え
ている。

次に動作を説明する。駆動電流検出部１は、ヘッドの駆
動電流値に応じた電圧Ｅ。を生成して過電流検出部２０
へ出力する。過電流検出部２０は、比較器２１．２２、
基準電圧源２３．２４、論理和回路２７からなり、比較
器２１．２２のそれぞれ一方の入力端子で電圧ＥＤを受
け、それぞれの他方の入力端子に印加されている基準電
圧源２３．２４の基準電圧＋Ｅ、および−Ｅ、と比較し
て比較結果を出力する。この場合、比較器２１は、正の
基準電圧＋Ｆ：、、と正方向の駆動電流値に応じた電圧
ＥＤとを比較し、基準を超えると°゛Ｉ（ルヘルを出力
する。また、比較器２２は、負の基＄電圧−Ｅｆと負方
向の駆動電流値に応じた電圧ＥＤとを比較し基準を超え
ると“Ｈ”レベルを出力する。論理和回路２７は、比較
器２１および２２か出力する比較結果を受けてこれの論
理和を出力し、正負両方向の駆動電流に対して過電流を
検出する。過電流検出信号生成部３は、論理和回路２７
が出力する”　Ｈ”レベルを受けると時間計測を開始し
、゛Ｈ”レベルが所定時間継続して出力されたときに過
電流検出信号Ｅ。を送出する。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の過電流検出回路では、論理和回路が出力
する’Ｈ”レベルが所定の時間継続したときに、すなわ
ち、所定の時間以上継続して過電流が流れたときに過電
流検出信号を送出するので、過電流が所定の時間内で断
続して流れたり、または、過電流の流れる方向が正負逆
転する等の場合においては過電流を検出することができ
ず、従ってヘッド駆動部の巻線を焼損することがある。

本発明の目的は、過電流が所定の時間内で断続したり、
流れる方向が正負逆転する場合でも、過電流を検出して
ヘッド駆動部の焼損を防止できる過電流検出回路を提供
することにある。

［課題を解決するための手段〕 本発明の過電流検出回路は、ヘッド駆動電流を検出し駆
動電流値に応じた信号を生成し出力する駆動電流検出手
段と、前記駆動電流値に応じた信号を積分して出力する
積分手段と、所定の正の基準電圧に応じた信号を発生す
る第１の基準電圧発生手段と、所定の負の基準電圧に応
じた信号を発生する第２の基準電圧発生手段と、一方の
入力端子に前記積分手段からの積分された信号を受け他
方の入力端子に前記所定の正の基準電圧に応じた信号を
受けて比較し比較結果を出力する第１の比較手段と、一
方の入力端子に前記積分手段からの積分された信号を受
け他方の入力端子に前記所定の負の基準電圧に応じた信
号を受けて比較し比較結果を出力する第２の比較手段と
、前記第１の比較手段が出力する比較結果および前記第
２の比較手段が出力する比較結果の論理和を出力する論
理和演算手段と、前記論理和演算手段からの出力が所定
の時間継続したときに過電流検出信号を生成し出力する
過電流検出信号生成手段とを備えている。

〔実施例〕

次に図面を参照して本発明を説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す図であり、ヘッド駆動
部（図示省略〉に流れる駆動電流を検出する駆動電流検
出部ｌ、過電流を検出する過電流検出部２、過電流が所
定時間以上流れたことを検知したときに過電流検出信号
を生成し出力する過電流検出信号生成部３を備えている
。

同図において、第３図に示す従来の構成と異なるのは過
電流検出部２であり、他は同じであるので過電流検出部
２について説明する。過電流検出部２は、第１および第
２の比較器２１，２２、第１および第２の基準電圧源２
３，２４、第１および第２の積分回路２５，２６、論理
和回路２７からなっている。駆動電流検出部１が出力す
る駆動電流値に応じた電圧ＥＤは、第１および第２の積
分回路２５．２６を介して第１および第２の比較器２１
．２２のそれぞれの一方の入力端子に入力する。第１お
よび第２の積分回路２５．２６は、それぞれ抵抗Ｒおよ
びコンデンサＣ′″ｃｍ成されて電圧ＥＤを積分して出
力する。第１および第２の比較器２１．２２の他方の入
力端子には、第１および第２の基準電圧源２３．２４か
らの基準電圧＋Ｅｒ、　　Ｅｒがそれぞれ印加される。

第１の比較器２Ｌは正の基準重圧＋Ｅ、との比較を行う
ので、正方向の駆動電流値が基準値以上になると１」゛
レベルを出力し、また、第２の比較器２２は負の基準電
圧−Ｅ　’ｒとの比較を行うので、負方向の駆動電流値
が基準値以上になると゛）」パレベルを出力する。論理
和回路２７は、第１および第２の比較器２１．２２かそ
れぞれ出力する比較結果を受けてこれの論理和を出力し
、正負両方向の駆動電流に対しての過電流を検出する。

第２図（ａ）〜（ｅ）は過電流検出回路の動作の一例を
示す図であり、同図（ａ）は駆動電流に応じた電圧ＥＤ
を示し、同図（ｂ）は第１および第２の積分回路２５，
２６の出力を、同図（ｃ）は第２の比較器２２の出力を
、同図（ｄ）は論理和回路２７の出力を、同図（ｃ）は
過電流検出信号生成部３の出力Ｅ　Ｏをそれぞれ示して
いる。同図（ａ）に示すヘッド駆動電流に応じて変化す
る電圧ＥＤは、正方向から負方向へ許容限界を超えて逆
転した後、負方向へ許容限界を超える状態が断続してい
る。このように変化する電圧Ｅ。は、第１−および第２
の積分回路２５．２６によって同図（ｂ）に示すように
積分されて第■および第２の比較器２１．２２へそれぞ
れ印加される。第２の比較器２２は基準電圧−Ｅ、と比
較し、同図（ｃ）に示すのように基準電圧−Ｅ、を超え
ると“Ｈ“レベルを出力する。従って、論理和回路２７
の出力は同図（ｄ）に示すようになり、過電流の断続お
よび正負逆転に影響されることはない。

過電流検出信号生成部３は、論理和回路２７が出力する
“Ｈ°ルベルを受けると時間計測を開始し、”　Ｈ”レ
ベルが所定時間Ｔを継続したとき同図（ｅ〉に示すよう
に過電流検出信号Ｅ。を送出する。

なお本実施例では、積分回路としてＲＣ回路で構成して
いるが、演算増幅器等を使用した能動回路で構成しても
よい。また、第１および第２の比較器にそれぞれ対応し
て第１および第２の積分回路を設けているが、１つの積
分回路を共用してもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、駆動電流以上説明
したように本発明によれは、駆動電流値に応じた電圧を
積分回路を介して第↑および第２の比較器へ人力し、正
および負の基準電圧とそれぞれ比較することによって、
過電流が断続して流れたり、あるいは、過電流の流れる
方向が正負逆転する等の場合においても過電流を検出す
ることができるので、過電流によるヘッド駆動部の巻線
の焼損を確実に防止することかできる。また、積分回路
を共用すれば回路構成を簡素化できる。

【図面の簡単な説明】

第■図は本発明の一実施例を示す図、第２図（ａ）〜（
ｅ）は過電流検出回路の動作の一例を示す図、第３図は
従来の過電流検出回路の一例を示す図である。 ■・・・駆動電流検出部、２．２０・・−過電流検出部
、３・・・過電流検出信号生成部、２１．２２・・・比
較器、２３．２４・・・基準電圧源、２５．２６・・・
積分回路、２７・・・論理和回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヘッド駆動電流を検出し駆動電流値を示す信号を生成し
   出力する駆動電流検出手段と、前記駆動電流値を示す信
   号を積分して出力する積分手段と、あらかじめ設定され
   た正の基準値を示す信号を発生する第１の基準発生手段
   と、あらかじめ設定された負の基準値を示す信号を発生
   する第２の基準発生手段と、一方の入力端子に前記積分
   手段からの積分された信号を受け他方の入力端子に前記
   あらかじめ設定された正の基準値を示す信号を受けて比
   較し比較結果を出力する第１の比較手段と、一方の入力
   端子に前記積分手段からの積分された信号を受け他方の
   入力端子に前記あらかじめ設定された負の基準値を示す
   信号を受けて比較し比較結果を出力する第２の比較手段
   と、前記第１の比較手段が出力する比較結果および前記
   第２の比較手段が出力する比較結果の論理和を出力する
   論理和演算手段と、前記論理和演算手段からの出力を受
   け所定の時間が継続したときに過電流検出信号を生成し
   出力する過電流検出信号生成手段とを備えることを特徴
   とする過電流検出回路。