JPH0682510A - 可変抵抗器の断線検出装置 - Google Patents

可変抵抗器の断線検出装置

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Publication number
JPH0682510A
JPH0682510A JP4235014A JP23501492A JPH0682510A JP H0682510 A JPH0682510 A JP H0682510A JP 4235014 A JP4235014 A JP 4235014A JP 23501492 A JP23501492 A JP 23501492A JP H0682510 A JPH0682510 A JP H0682510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
potential
variable resistor
disconnection
circuit
intermediate tap
Prior art date
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Pending
Application number
JP4235014A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Ariki
政則 有木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPH0682510A publication Critical patent/JPH0682510A/ja
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電子制御機器などにおいて、信号電圧などの分
圧用として用いる中間タップ付可変抵抗器の断線を検出
する。 【構成】可変抵抗器1の両端子にそれぞれ直列に接続さ
れた一方および他方の抵抗2,3と、これら抵抗2にそ
の一電位Va が印加され抵抗3にその他電位Vc が印加
されている電圧の電位極性を反転する電位極性切換回路
4と、可変抵抗器1の中間タップ電位Vb と印加電圧の
他電位Vc を比較する比較回路5と、電位極性切換回路
4に切換信号Pを出力し、切換前と切換後における比較
回路5の出力から断線の有無および断線個所を検出する
検出回路6とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子制御機器などにおい
て、信号電圧などの分圧用として用いる中間タップ付可
変抵抗器の断線検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子制御機器などにおいては、信号電圧
などの電圧レベルを制御に適した電圧レベルに変換する
ため、中間タップ付可変抵抗器を用い信号電圧を分圧す
ることが屡々行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種中間タップ付可
変抵抗器は抵抗線の断線などの不良を生じ易く、このた
め電子制御機器が制御不能となる場合がある。本発明の
目的は中間タップ付可変抵抗器の断線の有無ならびに断
線個所を検出する断線検出装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに本発明の可変抵抗器の断線検出装置においては、可
変抵抗器の一方および他方の端子にそれぞれ直列に接続
された一方および他方の抵抗と、これら一方および他方
の抵抗と電源側との間に接続され、前記一方の抵抗にそ
の一電位が印加され、前記他方の抵抗に他電位が印加さ
れている電圧の電位極性を反転する電位極性切換回路
と、前記可変抵抗器の中間タップ電位と前記印加電位差
の他電位とを比較する比較回路と、前記電位極性切換回
路に切換信号を出力し、切換前と切換後における前記比
較回路の出力信号から可変抵抗器内の断線を検出する検
出回路とからなるようにする。この検出回路は、例えば
電位極性切換回路の切換前および切換後において中間タ
ップ電位と印加電圧の他電位との間にそれぞれ差がある
ときは可変抵抗器に断線なしと判別し、切換前において
中間タップ電位と印加電圧の他電位とが等しいときは可
変抵抗器の一方の端子と中間タップとの間に断線があり
と判別し、切換後において中間タップ電位と印加電圧の
他電位が等しいときは可変抵抗器の他方の端子と中間タ
ップとの間に断線ありと判別するように構成する。更
に、この断線検出回路を可変抵抗器が接続されている回
路の中に組み込んで用いるようにする。
【0005】
【作用】本発明の可変抵抗器の断線検出装置は、可変抵
抗器の一方および他方の端子にそれぞれ直列に接続され
た一方および他方の抵抗と、これら一方および他方の抵
抗と電源側との間に接続され、前記一方の抵抗にその一
電位が印加され、前記他方の抵抗に他電位が印加されて
いる電圧の電位極性を反転する電位極性切換回路と、前
記可変抵抗器の中間タップ電位と前記印加電位差の他電
位とを比較する比較回路と、前記電位極性切換回路に切
換信号を出力し、切換前と切換後における前記比較回路
の出力信号から可変抵抗器内の断線を検出する検出回路
とからなるようにしたものである。従って、可変抵抗器
に断線のないときには、中間タップ電位は電位極性切換
回路の切換前あるいは切換後において、印加電圧の他電
位にそれぞれ少なくとも一方あるいは他方の抵抗の電圧
降下が加えられたものであり、中間タップ電位と印加電
圧の他電位との間にそれぞれ差を生じる。また、可変抵
抗器の一方の端子と中間タップとの間に断線があるとき
は、中間タップ電位は他方の端子を介し他方の抵抗に印
加された電位、すなわち切換前における印加電圧の他電
位に等しくなる。また可変抵抗器の他方の端子と中間タ
ップとの間に断線があるときは中間タップ電位は一方の
端子を介し一方の抵抗に印加された電位、すなわち切換
後における印加電圧の他電位に等しくなる。ここで検出
回路は電位極性切換回路の切換前および切換後において
中間タップ電位と印加電圧の他電位との間にそれぞれ差
があるときは可変抵抗器に断線なしと判別し、切換前に
おいて中間タップ電位と印加電圧の他電位とが等しいと
きは可変抵抗器の一方の端子と中間タップとの間に断線
がありと判別し、切換後において中間タップ電位と印加
電圧の他電位が等しいときは可変抵抗器の他方の端子と
中間タップとの間に断線ありと判別するように構成され
ており、可変抵抗器の断線の有無および断線個所を検出
できる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の可変抵抗器の断線検出装置の
一実施例を示す回路図である。図1において断線検出装
置は被検出体である中間タップ付可変抵抗器1の一方の
端子および他方の端子A,Cにそれぞれ直列に接続され
た一方および他方の抵抗2,3と、これら一方および他
方の抵抗2,3と電源側との間に接続され、一方の抵抗
2にその一電位Va が印加され、他方の抵抗3に他電位
c 、例えば接地電位が印加されている電圧の電位極性
を反転する電位極性切換回路4と、可変抵抗器1の中間
タップBにその+入力端子が接続され、その−入力端子
に前記印加電圧の他電位が入力される比較回路5と、電
位極性切換回路4に電位極性の切換信号Pを出力し、か
つ比較回路5の出力信号が入力される制御回路61およ
びこの制御回路61に接続された記憶回路62で構成さ
れた検出回路6とからなっている。なお7は必要に応じ
て接続される比較回路5の入力抵抗である。
【0007】この断線検出装置の断線検出原理は次の通
りである。まず可変抵抗器1に断線のないときには、中
間タップ電位Vb は電位極性切換回路4の切換前あるい
は切換後において、印加電圧の他電位Vc にそれぞれ少
なくとも一方あるいは他方の抵抗2,3の電圧降下が加
えられたものであり(可変抵抗器1の中間タップBの位
置には関係なく)、中間タップ電位Vb と印加電圧の他
電位Vc との間にそれぞれ差を生じる。また、可変抵抗
器1の一方の端子Aと中間タップBとの間に断線がある
ときは中間タップ電位Vb は他方の端子Cを介して他方
の抵抗3に印加された電位、すなわち切換前における印
加電圧の他電位Vc に等しくなる。また、可変抵抗器1
の他方の端子Cと中間タップBとの間に断線があるとき
は中間タップ電位Vb は一方の端子Aを介し一方の抵抗
2に印加された電位、すなわち切換後における印加電圧
の他電位Vc に等しくなる。ここで電位極性切換回路4
の切換前および切換後において、比較回路5により中間
タップ電位Vb と印加電圧の他電位Vc とを比較するこ
とにより、断線の有無ならびに断線個所の検出ができ
る。
【0008】図2はこの断線検出装置の検出動作を示す
フローチャートであり、まずステップS1 において検出
回路6に断線検出指示を与えることにより、制御回路6
1は記憶回路62のフラグF1 およびF2 にそれぞれ
「0」を記録する。次にステップS2 において、制御回
路61は電位極性切換回路4に対する切換信号PをON
にドライブする。このONの切換信号Pによって電位極
性切換回路4は印加電圧の一電位Va を一方の抵抗2
に、他電位Vc を他方の抵抗3に印加するように切り換
わる(この状態は正常な電圧印加の状態であり、通常、
電位極性切換回路4はONの切換信号Pが加えられる前
にすでにこの状態となっている)。次にステップS3
おいて、比較回路5で比較した中間タップ電位Vb と印
加電圧の他電位Vc が等しいとき(Yのとき)はステッ
プS4 でフラグF1 を「1」に切り換える。次にステッ
プS5 で制御回路61は電位極性切換回路4に対する切
換信号PをOFFにドライブする。このOFFの切換信
号Pによって電位極性切換回路4は印加電圧の一電位V
a を他方の抵抗3に、他電位Vc を一方の抵抗2に印加
するように切り換わる。次にステップS6 において、比
較回路5で比較した中間タップ電位Vb と印加電圧の他
電位Vc が等しいとき(Yのとき)はステップS 7 でフ
ラグF2 を「1」に切り換える。ここからステップ
8 ,S9 ,S10で判定に入り、ステップS8 ,S9
フラグF1 =「1」およびフラグF2 =「1」に対しい
ずれもNのときは、電位極性切換回路4の切換前および
切換後における中間タップ電位Vb と印加電圧の他電位
c との間にそれぞれ差があることを示し、前述の断線
検出原理に基づいて断線なしと判別される。ステップS
8 ,S9でフラグF1 =「1」がN、フラグF2
「1」がYのときは切換前の中間タップ電位Vb と印加
電圧の他電位Vc は等しく、切換後において差があるこ
とを示し、中間タップBと他方の端子Cとの間に断線あ
りと判別される。ステップS8,S10でフラグF1
「1」がY、フラグF2 =「1」がNのときは切換え前
の中間タップ電位Vb と印加電圧の他電位Vc は差があ
り、切換後おいて等しいことを示し、中間タップBと一
方の端子Aとの間に断線ありと判別される。ステップS
8 ,S10でフラグF1 =「1」がY、フラグF2
「1」がYのときは切換前および切換後における中間タ
ップ電位Vb と印加電圧の他電位Vc はそれぞれ等しい
ことを示し、中間タップBと一方の端子Aとの間および
中間タップBと他方の端子Cとの間にそれぞれ断線あり
と判別される。
【0009】本発明の可変抵抗器の断線検出装置は、単
体の装置として用いられることは勿論であるが、可変抵
抗器の接続されている回路の中に組み込んで、随時断線
状態をチェックすることができる。この場合、可変抵抗
器が接続されている主回路の機能の一部を利用すると好
適である。(すなわち、電子制御機器などではCPUあ
るいはメモリを備えたものが多く、この可変抵抗器の断
線検出機能をCPUの故障診断プログラムとして組み込
むのが良い。)
【0010】
【発明の効果】本発明の可変抵抗器の断線検出装置によ
って、断線などの不良を生じ易い中間タップ付可変抵抗
器の断線を随時チェックすることが可能で、例えば中間
タップ付可変抵抗器を信号電圧の分圧に用いている電子
制御機器の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可変抵抗器の断線検出装置の一実施例
を示す回路図
【図2】図1に示す本発明の可変抵抗器の断線検出装置
の検出動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 中間タップ付可変抵抗器 2 一方の抵抗 3 他方の抵抗 4 電位極性切換回路 5 比較回路 6 検出回路 61 制御回路 62 記憶回路 A 一方の端子(中間タップ付可変抵抗器1の) B 中間タップ(中間タップ付可変抵抗器1の) C 他方の端子(中間タップ付可変抵抗器1の) Va 印加電圧の一電位 Vb 中間タップ電位 Vc 印加電圧の他電位 P 切換信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中間タップ付可変抵抗器の断線検出装置で
    あって、前記可変抵抗器の一方および他方の端子にそれ
    ぞれ直列に接続された一方および他方の抵抗と、これら
    一方および他方の抵抗と電源側との間に接続され、前記
    一方の抵抗にその一電位が印加され、前記他方の抵抗に
    他電位が印加されている電圧の電位極性を反転する電位
    極性切換回路と、前記可変抵抗器の中間タップ電位と前
    記印加電位差の他電位とを比較する比較回路と、前記電
    位極性切換回路に切換信号を出力し、切換前と切換後に
    おける前記比較回路の出力信号から可変抵抗器内の断線
    を検出する検出回路とからなることを特徴とする可変抵
    抗器の断線検出装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の可変抵抗器の断線検出装置
    において、検出回路は電位極性切換回路の切換前および
    切換後において中間タップ電位と印加電圧の他電位との
    間にそれぞれ差があるときは可変抵抗器に断線なしと判
    別し、切換前において中間タップ電位と印加電圧の他電
    位とが等しいときは可変抵抗器の一方の端子と中間タッ
    プとの間に断線がありと判別し、切換後において中間タ
    ップ電位と印加電圧の他電位が等しいときは可変抵抗器
    の他方の端子と中間タップとの間に断線ありと判別する
    ことを特徴とする可変抵抗器の断線検出装置。
  3. 【請求項3】可変抵抗器が接続されている回路の中に組
    み込まれて用いられることを特徴とする請求項1あるい
    は2記載の可変抵抗器の断線検出回路。
JP4235014A 1992-09-03 1992-09-03 可変抵抗器の断線検出装置 Pending JPH0682510A (ja)

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JPH0682510A true JPH0682510A (ja) 1994-03-22

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JP4235014A Pending JPH0682510A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 可変抵抗器の断線検出装置

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JP (1) JPH0682510A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2691474A1 (fr) * 1992-05-20 1993-11-26 Diffusion Methode Champen Cent Dispositif automatique de remuage.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2691474A1 (fr) * 1992-05-20 1993-11-26 Diffusion Methode Champen Cent Dispositif automatique de remuage.

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