JPH03244700A - 抄紙機用洗浄剤組成物及びそれを含む洗浄液を用いる抄紙機の洗浄方法 - Google Patents

抄紙機用洗浄剤組成物及びそれを含む洗浄液を用いる抄紙機の洗浄方法

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JPH03244700A
JPH03244700A JP4219590A JP4219590A JPH03244700A JP H03244700 A JPH03244700 A JP H03244700A JP 4219590 A JP4219590 A JP 4219590A JP 4219590 A JP4219590 A JP 4219590A JP H03244700 A JPH03244700 A JP H03244700A
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organic
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荒井 信男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は洗浄剤組成物及び洗浄方法、特に、抄紙機用洗
浄剤組成物及び抄紙機の洗浄方法に関するものである。
(従来技術及びその問題点) 抄紙機を長時間連続運転すると、抄紙原料であろ紙料液
が接触する装置面、例えば、すき網、マシン、チエスト
類等にスライムや、紙料に由来する汚垢、填料、パルプ
、有機添加剤等が付着し、抄紙機の円滑な運転が阻害さ
れるようなる。このような場合には、抄紙機に対する紙
料液の供給を停止し、紙料液の代りに洗浄液を供給しな
がら抄紙機を作動させて抄紙機を洗浄することが行われ
ている。
前記洗浄液としては、従来、水酸化ナトリウムを0.5
−1重量$溶解させた洗浄水や、界面活性剤を添加した
洗浄水が用いられてきた。このような洗浄液は、抄紙機
に付着した汚垢の除去に対しては比較的良好な結果を示
すものの、抄紙機に少量付着残存しているスライム中の
有害微生物の殺菌に対しては十分な効果を示すものでは
なかった。従って、このような残存スライムは、次の抄
紙機の運転に際してのスライムの発生原因となっていた
(発明の課題) 本発明は、抄紙機の洗浄に対してすぐれた洗浄効果を示
すとともに、スライム中の有害微生物に対してすぐれた
殺菌効果を示す洗浄剤組成物及びそれを含む洗浄液を用
いる抄紙機の洗浄方法を提供することをその課題とする
(課題を解決するための手段) 本発明者は、前記課題を解決すへく鋭意研究を重ねた結
果、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明によれば、非イオン系界面活性剤40〜6
0重量%、有機系殺菌剤5〜20重量ダ及び有機溶剤又
は含水有機溶剤20〜55重ik%からなる洗浄剤組成
物が提供される。
また、本発明によれば、非イオン系界面活性剤、有機系
殺菌剤及び有機溶剤を含む水性洗浄液を用いることを特
徴とする洗浄方法が提供される。
本発明の組成物に用いる界面活性剤としては、非イオン
系界面活性剤が用いられる。このようなものとしては、
例えば、ポリエチレングリコール睡のポリアルキレング
リコール、ポリエチレングリコールアルキルエーテル等
のポリアルキレングリコールのアルキルエーテル、ポリ
エチレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸
エステル等が挙げられる。
有機系殺菌剤としては、インチアゾロン系、チアジアジ
ン系、アセトキシブテン系、ニトロアルコール系のもの
等が用いられるが、特に、インチアゾロン系殺菌剤の使
用が有利である。
インチアゾロン系殺菌剤の具体例としては、例えば、1
,2−ベンズイソチアゾロン、2−メチル−3イソチア
ゾロン、5−クロル−2−メチル−3−インチアゾロン
、2−オクチル−3−イソチアゾロン、2−エチル−3
−インチアゾロン及びそれらの錯塩(例えば、塩化カル
シウムや、硝酸マグネシウム、塩化鉄、アミン、第4R
アンモニウム塩等との錯塩)が挙げられる。
また、前記インチアゾロン系殺菌剤には、他の殺菌剤な
いし防菌剤を併用することができる。このようなものと
しては、例えば、4,5−ジグロルーl。
2−ジチオール−3−オンや、2,2−ジブロモ−3−
二トロプ口ピオンアミド、2,2−ジブロモ−2−ニト
ロエタノール、メチレンビスチオシアネート、■−クロ
ルベンズアルドキシムアセテート、ビス(ブロモアセト
キシ)ブテン、パラクロルメタキシレノール等が挙げら
れる。
有機溶剤としては、アルコール系、グリコール系、エー
テル系、ケトン系、エステル系等の各種の液状有機化合
物が挙げられる。その具体例としては、例えば、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、トルエチレング
リコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、エチレングリコールモノ(又はジ)アルキルエー
テル、ジエチレングリコールモノ(又はジ)アルキルエ
ーテル、エチレングリコールモノ(又はジ)アセテート
、1.4−ジオキサン、ジベンジルエーテル、プロピレ
ンオキシド、ベンジルアルコール、ブタノール、イソプ
ロピルアルコール、3−メチル−3−メトキシブチルア
ルコール、ドデシルベンゼン、プソイドキュメン、酢酸
アルキルエテル、アジピン酸ジアルキルエステル、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等が挙げられ
る。本発明において。
有機系殺菌剤としてイソチアゾロン系のものを用いる場
合には、特に、3−メチル−3−メトキシブチルアルコ
ール又はこれを主成分(50重量2以上)とする混合有
機溶剤を用いるのがよい。3−メチル−3−メトキシブ
チルアルコールを含む有機溶剤を用いる時には、イソチ
アゾロン系殺菌剤の分解を抑制し、貯蔵安定性にすぐれ
た洗浄剤組成物を得ることができる。含水有機溶剤中の
水の割合は、40重量2以下、好ましくは30重量%以
下である。含水有機溶剤を用いる場合、有機溶剤として
は、一般に、グリコール系化合物を用いるのが好ましい
このような含水グリコール系溶剤を用いる時には、有機
系殺菌剤の分解を抑制し、貯蔵安定性にすぐれた洗浄剤
組成物を得ることができる。
本発明の組成物は、全組成物中、非イオン系界面活性剤
を40〜60重量$、好ましくは45〜55重量ガ、有
機系殺菌剤を5〜20重量%、好ましくは10〜15重
量2の割合で含有するもので、残部は有機溶剤又は含水
有機溶剤からなる。また、必要に応じ、水酸化ナトリウ
ムをあらかじめ添加することできる。
水酸化ナトリウム添加量は、前記洗浄剤組成物に対し、
5〜20重量%、好ましくは10−15重量メである6
また、この水酸化ナトリウムは、本発明組成物にはあら
かじめ添加せずに、抄紙機の洗浄に際し、洗浄液の調製
工程において、洗浄水に対して、本発明の組成物ととも
に添加することができる。この場合、洗浄液中の水酸化
ナトリウム濃度は。
0.05〜20重量%、好ましくは0.1〜5重量%、
さらに好ましくは0.1−0.5重量算である。さらに
1本発明の組成物には、必要に応じ、消泡剤を添加する
こともできる。
本発明の組成物は、抄紙機洗浄用の洗浄水に添加して用
いられる。その添加割合は、洗浄水に対し、0.05〜
lO重量%、好ましくは0.1〜1重量%である。
(発明の効果) 本発明の洗浄剤組成物は、洗浄効果と殺菌効果にすぐれ
、抄紙機の洗浄剤として用いて好適のものである。抄紙
機の洗浄においては、有害微生物を含むスライムが完全
に除去されず、抄紙機のすき網等に少量残存する場合が
あるが、このような場合でも、そのスライム中の有害微
生物が殺菌される。即ち1本発明の洗浄剤組成物を用い
る時には、抄紙機の洗浄後にスライムが少量残存したと
しても、そのスライムは殺菌処理を受けているので、次
の抄紙機の操業中におけるスライムの発生防止を効率よ
く行うことができる。
また1本発明の組成物を、洗浄液成分として従来用いら
れている水酸化ナトリウムと併用する時には、抄紙機の
洗浄をより効率的に行うことができる上、その水酸化ナ
トリウムの洗浄水に対する添加量を減少させることがで
きる。従って、洗浄廃水を中和処理する時の中和剤の量
も少なくてすむという利点がある。
さらに、本発明の組成物では非イオン系界面活性剤を用
いたことにより、有機系殺菌剤の分解も抑制され、組成
物の貯蔵安定性にすぐれるともに、洗浄操作において気
泡の発生が少なく、かつ生じた気泡は消泡しやすいとい
う利点もある。
(実施例) 次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1 界面活性剤としてポリプロピレングリコールポリエチレ
ングリコールエーテル(商品名:エパン、第一工業薬品
社製)46重量部、殺菌剤として1,2ベンズイソチア
ゾロン10重量部及び有機溶剤としてプロピレングリコ
ール44重量部を混合して均一溶液状の洗浄剤組成物を
調製した。
実施例2 実施例1において、1,2−ベンズイソチアゾロン10
重量部の代りに、1,2−ベンズイソチアゾロンと第4
級アンモニウム塩との複合体10重量部を用いた以外は
同様にして洗浄剤組成物を調製した。
比較例1 ポリプロピレングリコールポリエチレングリコエーテル
46重量部とプロピレングリコール54重量部を混合し
て洗浄剤組成物を調製した。
比較例2 1.2−ベンズイソチアゾロン10重量部とプロピレン
グリコール90重量部を混合して洗浄剤組成物を調製し
た。
比較例3 1.2−ベンズイソチアゾロンと第4級アンモニウム塩
との複合体10重量部とプロピレングリコール90重量
部を混合して洗浄剤組成物を調製した。
応用例 前記実施例及び比較例で得た各洗浄剤組成物と水酸化ナ
トリウムを表−1に示す割合で水に添加混合して洗浄液
を調製し、この洗浄液を用いて以下のようにして洗浄試
験を行った。
(洗浄試験) 抄紙現場より採取したスライムをパルプスラリーに5重
量算の割合で添加し、スラリー中に木板(縦:13.0
cm、横:5.5cm、厚さ:0.5co+)を3日間
浸漬した後、水切りを行ってパルプスライムの付着した
木板を得た。
前記のようにして得た木板4枚を、回転軸に十字状にな
るように各2枚づつ水平に対向させて設置し、これを表
−1に示す洗浄剤を添加した洗浄水中に浸漬し、 30
分間ゆっくりと撹拌した。次いで木材表面の数個所を細
菌測定用のために取出して培養し、菌数を測定した。ま
た、木板上に残存している全ての付着スライムを採取し
、その乾燥重量を測定した。その結果を表−1に示す。
表−1 手 続 補 正 書

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非イオン系界面活性剤40〜60重量%、有機系
    殺菌剤5〜20重量%及び有機溶剤又は含水有機溶剤2
    0〜55重量%からなる洗浄剤組成物。
  2. (2)水酸化ナトリウムを含む請求項1の組成物。
  3. (3)非イオン系界面活性剤、有機系殺菌剤及び有機溶
    剤を含む水性洗浄液を用いることを特徴とする洗浄方法
  4. (4)該洗浄液が水酸化ナトリウムを含む請求項3の方
    法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007526409A (ja) * 2004-03-03 2007-09-13 ナルコ カンパニー 抄紙機ベルト調整機構、装置及び方法

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