JPH03243979A - クリーニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

〔産業上の利用分野〕 この発明は、感光ドラム表面の残留トナーを除去して複
写機内にトナーを飛散させる事のないようにしたクリー
ニング装置に関するものである。

【従来の技術】

第６図は例えば特公平１−３１６２５号に記載された従
来のクリーニング装置を示す概略図である。 図に於て、（１）は感光ドラム、（２）はクリニング装
置を構成するブレードハウジング、（３）は感光ドラム
（１）の表面に付着する残留トナーを掻落すクリーニン
グブレード、（４）は前記クリーニングブレード（３）
で掻落されたトナ（５）は前記トナー（４）を図示して
いないトナーホッパーに搬送するための回収トナー搬送
スクリューである。 感光ドラム（１）は、図中に記載している矢印（＝）の
方向に回転する。それに伴い、感光ドラム（１）の表面
には熱溶融性樹脂製トナーが残留し、感光ドラム（１）
の回転に併せて上記熱溶融性樹脂製トナーも図中矢印の
方向に搬送される。 その後、該感光ドラム（１）の表面に残留している熱溶
融性樹脂製トナーは、プレートハウジング（２）を構成
する一部品であるクリーニングブレード（３）が感光ド
ラム（１）の表面に圧接触することにより掻落される。 掻落されてブレードハウジング（２）内に留まったトナ
ー（４）はスクリュー（５）によりトナーホッパーに回
収される。 ［発明が解決しようとする課題］ 従来のクリーニング装置は以上のように構成されており
、感光ドラム（１）の表面に残留している熱溶融性樹脂
製トナーを、ブレードハウジング（２）内に掻落させる
為のクリーニングブレード（３）は感光ドラム（１）に
常時圧接している為に、使用時間に応じて該クリーニン
グブレード（３）が摩耗し、ブレードハウジング（２）
内に掻落されるはずの熱溶融性樹脂製トナー（以下、ト
ナーと略す）は、感光ドラム（１）から掻落されずに他
の部材へ散らばったり、あるいはブレードハウジング（
２）内に留ったトナーは自由に移動できて予想外の部分
から漏れ出したりして、永年使用しているとどうしても
乾式複写装置内がトナーで汚れて来るという問題点があ
った。 この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、永年使用しても乾式複写装置内がトナーで汚
れることのないようにしたクリーニング装置を得る事を
目的とする。 ［課題を解決するための手段］ この発明の第１の解決算に係るクリーニング装置は、感
光ドラム表面に接触するブラシを有した一対のブラシ状
クリーニングブレードと、各ブラシ状クリーニングブレ
ードに連結され前記感光ドラムの軸方向に該ブレードを
振動させる加振器とを備え、これら加振器を互い違いの
逆位相で作動させるものである。 この発明の第２の解決策に係るクリーニング装置は、感
光ドラム表面に対してクリーニングブレード極わずか離
れさせ、このクリーニングブレードをブレードの面に対
して直角に振動させたものである。 この発明の第３の解決策に係るクリーニング装置は、ク
リーニング装置内部にたまったトナーを熱源で軟化温度
以上に加熱して、互いにはりつかせるようにしたもので
ある。 ［作用］ この発明の第１の解決策に於ける一対のブラシ状クリー
ニングブレードは、加振器の動作で互い違いの方向（横
方向）に駆動されて良好にトナーを感光ドラムより除去
する。 この発明の第２の解決策におけるクリーニングブレード
は、感光ドラム表面に対して一定の間隙をもって対向し
ているので、ブレードが摩耗することはなく、永年にわ
たり良好に感光ドラムよりトナーを除去する。 この発明の第３の解決策においては、加熱源がクリーニ
ング装置内部のトナーを加熱して互いに溶着させるので
、トナーが外部へ漏れ出すことを防ぐ。 〔実施例〕 以下、この発明の第１の解決策の一実施例を第１図およ
び第２図について説明する。 第１図は本発明によるクリーニング装置の構成を示す断
面図、第２図は第１図のクリーニング装置の内部の平面
図である。 図に於て（１）は感光ドラム、（２）はハウジング、（
４）はトナー　（６）は第一のブラシ状クリーニングブ
レード、（７）はこのブラシ状クリーニングブレード（
６）の上部に近接して取り付けられた第二のブラシ状ク
リーニングプレートである。又、（８）はナイロン製ブ
ラシ面である。第一のブラシ状クリーニングブレード（
６）と、第二のブラシ状クリーニングブレード（７）の
２個で一対構成とする。（９）は小型の加振器であり、
（１０）は軸受けである。 ブラシ状クリーニングブレード（６）、（７）のそれぞ
れ一方の端部に該加振器（９）が取り付けられており、
他方の端部には軸受け（１０）が装着され、感光ドラム
（１）が回転を開始すると同時に加振器（９）が微動動
作を起し、ブラシ状クリーニングブレード（６）、（７
）を横方向（左右方向）加振（矢印）させ、感光ドラム
（１）に接触しているナイロン製ブラシ（８）の先端部
が、感光ドラム（１）に付着しているトナーを振り落す
。 ブラシ状クリーニングブレード（６）、　　（７）の加
振に際しては、感光ドラム（１）に付着しているトナー
を確実に振い落すために、それぞれのブラシ状クリーニ
ングブレード（６）、（７）を互い違いに逆位相で加振
する。 次に、（１１）はブレードハウジング（２）内に装着し
た吸引機能を持たせたバキューム器であり、（１２）は
バキューム器（１１）の前面に取り付けたフィルターで
ある。フィルター（１２）は交換可能である。 感光ドラム（１）に付着していたトナーは、前記ブラシ
状クリーニングブレード（６）、（７）で振い落され、
その複写機内に漏れ落ちることの無い様に、バキューム
器（１１）でハウジング（２）内に強制吸引される。 次に、この発明の第２の解決策を第３図および第４図に
ついて説明する。図において、（１）は感光ドラムであ
り、図中矢印Ｂの方向へ回転する（２）はクリーニング
装置を構成するハウジング、（３Ａ）は感光ドラム（１
）表面のトナーを掻落とすクリーニングブレードである
。このクリニングブレード（３Ａ）は間隙Ａにて誇張さ
れて示されている通り感光ドラム（１）から離れている
。なおこの間隙Ａは第４図に示すようにトナーの粒子径
よりも小さい。そのクリーニングブレード（３）は矢印
（Ｃ）で示される如く図に示していない加振源によって
振動せしめられる。（４）はクリーニングブレード（３
）で掻落されたトナーである。 次に動作について説明する。クリーニングブレード（３
Ａ）は、トナー粒子よりも小さい間隙Ａで感光ドラム（
１）と対向し、第４図中矢印Ｃの方向へ振動している。 これにより発生する衝撃力と空気の流れによりトナー（
４）は感光ドラム（１）表面からはたきおとされる。 なお、上記実施例では、加振源とクリーニングブレード
の材質を特に規定しなかったが、クリーニングブレード
を圧電材料で構成し、クリーニングブレードに電圧を印
加して直接クリーニングブレードを振動させてもよい。 また、クリーニングブレードの材質に導電性材料を用い
て、トナー粒子と逆極性の電圧を印加すれば、トナー粒
子はクリーニングブレードに電気的に引き付けられて、
クリーニング性能の向上およびトナー粒子の舞い上がり
等を防止できる効果がある。また、トナーに磁性材料を
用いるとともに、同じくクリーニングブレードに磁性材
料を用いれば、同様の効果を奏する。 この発明の第３の解決策を第５図について説明する。図
において、（１）は感光ドラム、（２）はクリーニング
装置を構成するハウジング、（３）は感光ドラム（１）
表面のトナーをかき落すクリーニングブレード、（４）
はクリーニングブレードで掻落されたトナー　（１３）
はトナーを加熱するための電熱線、（１４）は電気熱線
に電力を供給する電源である。 次に動作について説明する。電熱線（１３）は、電源（
１４）からの電力の供給をうけて発熱し、ハウジング（
２）内部を加熱する。トナーは熱溶融性樹脂であるので
、ハウジング（２）内部の温度が軟化温度を超えると、
互いに溶着して固まる。 なお、上記実施例では、加熱源として電熱線を用いたも
のを示したが、電熱線に限らず、ランプなどでもよく、
同様の効果を奏する。 また、上記実施例では、クリーニングブレードによるト
ナー掻落し機構を示したが、特にこの方法に限らず、第
１図に示したブラシや第３図に示したブレードなど、他
のクリーニング機構でもよい。 また、上記実施例では、電熱線と電源とで回路を構成し
ているが、間にスイッチング回路を設け、加熱源への電
力供給を間欠的に行うことで、消費電力をへらすことが
できる。また、ハウジング（２）の内部の温度を検知し
て、上記スイッチグ回路の動作を制御してやれば、必要
以上の過熱を防ぐことができより一屡の省電力化ができ
る。 〔発明の効果〕 この発明の第１の解決策によれば、加振器で一対のブラ
シ状クリーニングブレードを横（左右）方向に加振し、
該ブラシ状クリーニングブレードで感光ドラムに付着し
たトナーを振い落すので、感光ドラムに付着したトナー
を確実に振い落す事が出来る。 この発明の第２の解決策によれば、クリーニングブレー
ドと感光ドラムとを非接触にしてトナー粒子を除去する
ように構成したので、クリーニングブレードを感光ドラ
ムの摩擦がないクリーニング装置を得ることができる効
果がある。 この発明の第３の解決策によれば、ハウジング内部のト
ナーを加熱して、互いに溶着させるように構成したので
、ハウジングからのトナー漏れがなく、装置周辺をトナ
ーで汚すことのないクリーニング装置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の解決策によるクリーニング装置
の構成を示す断面図、第２図は第１図によるクリーニン
グ装置の内部の平面図、第３図は本発明の第２の解決策
によるクリーニング装置を゛示す構成図、第４図は第３
図の部分拡大図、第５図は本発明の第３図の解決策によ
るクリーニング装置を示す構成図、第６図は従来のクリ
ーニング装置の概略構成を示す断面図である。 図において、（１）は感光ドラム、（２）はブレードハ
ウジング、（３）クリーニングブレード（４）は残留ト
ナー、（５）は回収トナー搬送スクリュー　（６）は第
一のブラシ状クリーニングブレード、（７）は第二のブ
ラシ状クリーニングブレード、（８）はナイロン製ブラ
シ面、（９）は加振器、（１０）は軸受け、（１１）は
バキューム器、（１２）はフィルターである。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 第３図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）感光ドラム表面の残留トナーを除去するクリーニ
   ング装置において、感光ドラム表面に接触するブラシを
   有した一対のブラシ状クリーニングブレードと、該各ブ
   ラシ状クリーニングブレードに連結され該感光ドラムの
   軸方向に該ブレードを振動させる加振器とを備え、前記
   の一対のブラシ状クリーニングブレードは前記加振器に
   よりそれぞれ互い違いの逆位相で横加振動作を受けるこ
   とを特徴とするクリーニング装置。
2. （２）感光ドラム表面の残留トナーを除去するクリーニ
   ング装置において、感光ドラム表面に対してクリーニン
   グブレードを極わずか離れさせ、このクリーニングブレ
   ードをブレードの面に対して直角の方向に振動させるこ
   とを特徴とするクリーニング装置。
3. （３）感光ドラム表面の残留トナーを除去するクリーニ
   ング装置において、除去したトナーを加熱し、固化する
   ことを特徴とするクリーニング装置。