JPH04251884A - 静電記録装置のクリーニング機構、該クリーニング機構を備えた静電記録装置のクリーニング装置及び該クリーニング機構を備えた静電記録装置の現像装置 - Google Patents

静電記録装置のクリーニング機構、該クリーニング機構を備えた静電記録装置のクリーニング装置及び該クリーニング機構を備えた静電記録装置の現像装置

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JPH04251884A
JPH04251884A JP2685691A JP2685691A JPH04251884A JP H04251884 A JPH04251884 A JP H04251884A JP 2685691 A JP2685691 A JP 2685691A JP 2685691 A JP2685691 A JP 2685691A JP H04251884 A JPH04251884 A JP H04251884A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機、ファ
クシミリ、プリンター等の静電記録装置のクリーニング
機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】静電記録装置においては、潜像担持体で
ある感光体ドラムや現像ローラ等の各種記録体上に現像
剤が付着されながら現像・転写等の所定の記録動作が行
なわれるようになっている。そして、このような記録体
上の現像剤は適宜記録体上から除去され、これにより、
記録体表面が初期化されている。
【0003】例えば、転写後の感光体ドラム上に付着し
ている未転写トナーや紙粉等を除去するクリーニング装
置においては、クリーニングブレードの端縁部を感光体
ドラムに圧接してクリーニングを行ない、これにより、
感光体ドラムの表面を初期化するものである。ところが
、このクリーニングブレードを継続して使用していると
、その圧接端縁部にトナー等が付着していき、これを放
置するとクリーニングブレードと感光体との間にトナー
等が挾まれ、クリーニング性能が低下して画像上に黒ス
ジあるいは白スジが発生するという不具合が生じる。
【0004】そこで、クリーニングブレードの圧接端縁
部に付着される異物を除去するクリーニング機構として
、クリーニングブレードの圧接状態を解除するブレード
解放機構の解除・圧接動作に連動してクリーニングブレ
ードの圧接端縁部分を摺動するクリーナーとを設けるこ
とが提案されている(特開昭64−13577号公報参
照)。
【0005】図1(a),(b)は、このクリーニング
機構を備えたクリーニング装置の概略構成を示したもの
である。感光体ドラム1は表面が矢印時計方向に移動す
るように回転駆動され、図示しない転写部を通過した感
光体ドラム1表面に対向するようにクリーニング装置が
配置されている。このクリーニング装置はファーブラシ
ローラ2とクリーニングブレード3を用いて感光体上の
未転写トナー等を除去するものである。クリーニングブ
レード3は、圧接状態(図1(a)の状態)において、
その先端縁部の稜線部が感光体ドラム1の表面に圧接さ
れていると共に、この圧接状態は、後述するブレード解
除機構により解除状態(図1(b)の状態)を取り得る
ようになっている。上記ブレード解除機構には、クリー
ニングブレード3の後方側やや下方部分に配置される軸
4を中心にして、アーム5が揺動自在に備えられている
と共に、アーム5の揺動端部分に接続部材6を介してク
リーニングブレード3が取り付けられている。このよう
な機構により、クリーニングブレード3の圧接端縁部は
、軌跡aに沿って揺動されるようになっている。尚、ア
ーム5は図示しないソレノイドにより圧接作動位置(図
1(a)位置)と解除位置(図1(b)位置)との間で
作動されるようになっている。さらに、クリーニングブ
レード3には、その圧接先端縁部分に付着される異物を
除去するブレード清掃機構が付設されている。このブレ
ード清掃機構においては、クリーニングブレード3の圧
接先端縁部分の前方側面即ち感光体ドラム1の回転方向
上流側に向かう面に対向して、板状のクリーナー7が設
置されており、このクリーナー7の先端側の側面が、ク
リーニングブレード3の圧接先端縁部分の側面に接触す
るように配置されている。このクリーナー7の後方部分
には、クリーナー7のやや斜め上方部分に配置される軸
8を中心にして、横断面L字状に形成されたアーム9が
揺動自在に備えられており、このアーム9の揺動端部分
に上記クリーナー7の後端部分が取り付けられている。 これにより、クリーナー7の先端部分は上記クリーニン
グブレード3の先端縁部の軌跡aと交差する軌跡bに沿
って揺動されるようになっている。又、アーム9の途中
部分には、コイルバネ10が圧縮状態でクリーナー7を
前方側に押し出すように装着されている。これにより、
上記クリーナー7の先端部分が、その軌跡bの途中でク
リーニングブレード3に係止されることとなる。 そして、クリーナー7の先端部分がクリーニングブレー
ド3側に常時接触された状態のままで、アーム9がブレ
ード解除機構の解除・圧接動作に連動して揺動されるよ
うになっている。従って、クリーナー7はクリーニング
ブレード3の先端縁部分上を往復するようにして摺動さ
れることとなる。
【0006】以上の構成において、クリーニングブレー
ド3は、例えば、図2のように、コピーサイクルが終了
して感光体ドラム1の回転モーターが切られると、これ
に続いてクリーニングブレード3を作動させるソレノイ
ドが切られ、これにより、図1(a)に示す圧接位置か
ら図1(b)に示す解放位置に揺動されてその圧接状態
が解除される。このとき、クリーナー7は、コイルバネ
10の付勢力によりクリーニングブレード3の先端縁部
分に常時圧接された状態のままで、クリーニングブレー
ド3の上記揺動動作に連動して揺動されることとなる。 この結果、クリーナー7の先端部分は、クリーニングブ
レード3の先端縁部分の表面を摺動されることとなり、
その際、クリーナー7の摺擦動作に基づいて得られる掻
き落し作用により、クリーニングブレード3の圧接端縁
部分に付着されているトナー等の異物が除去されるよう
になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この構成に
よれば、クリーナー7自体がトナー等の異物を搬送する
機能を有しないので、経時によってブレード清掃機構で
あるクリーナー7自体の先端にトナー等の異物が付着・
堆積してしまい、クリーニングブレード3の充分な清掃
が出来なくなってクリーニングブレード3と感光体ドラ
ム1との圧接部分にトナー等の異物が残留することがあ
るという問題点があった。特に異物の量や紙粉の種類に
よっては非常に除去しにくいものがある。このように、
被クリーニング体に接触する、クリーニング機構中のク
リーナー自体に、トナー等の異物が付着・堆積してしま
うことによる不具合は、クリーニング装置におけるクリ
ーニングブレード用のクリーニング機構に限らず、静電
記録装置に用いられる各種のクリーニング機構において
も発生する。
【0008】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、トナー等が付着され
る被クリーニング体の表面にクリーナーを接触させて、
被クリーニング体上のトナー等を除去するようにした静
電記録装置のクリーニング機構において、クリーナー自
体の被クリーニング体との接触部にトナー等が堆積する
ことを防止することができるクリーニング機構を提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、トナー等が付着される被クリーニング
体の表面に接触して、該被クリーニング体上のトナー等
を除去するようにした静電記録装置のクリーニング機構
において、該被クリーニング体の表面に接触するクリー
ナーとして、超音波搬送手段を用いることを特徴とする
ものである。
【0010】
【作用】本発明は、被クリーニング体の表面に直接接触
して被クリーニング体上のトナー等を除去するクリーナ
ーとして、超音波搬送手段を用いたので、被クリーニン
グ体上から除去されてクリーナー自体の被クリーニング
体との接触部に付着したトナー等を、クリーナーの超音
波搬送作用で搬送し、これにより、クリーナー自体の被
クリーニング体との接触部からトナー等を除去するよう
に作用するものである。
【0011】
【実施例】図3は本発明に係るクリーニング機構を採用
することが出来る電子写真装置の一例である、電子写真
複写機の概略構成図である。潜像担持体である感光体ド
ラム1の周囲には、感光体ドラム1の表面を一様に帯電
せしめる帯電器20、原稿の光像を感光体ドラム1の表
面に結像して静電潜像を形成する露光光学系(図示せず
)、感光体ドラム1上に形成された静電潜像にトナーを
供給して現像を行ない顕像を得る現像装置21、この得
られた顕像を記録材に転写せしめる転写装置22、像の
転写後に感光体ドラム1上に残留するトナーを掻き落す
クリーニング装置23等が夫々近接あるいは接触するよ
うにして配設されしている。尚、上記記録材は、用紙ガ
イドローラ24により転写部へ送りこまれると共に、転
写動作後、上記転写部から送りだされるようになってい
る。
【0012】先ず、本発明に係るクリーニング機構をク
リーニング装置23のクリーニングブレードのクリーニ
ングに用いた実施例について説明する。この例における
クリーニング装置は、図1(a),(b)に示す従来技
術に係るクリーニング装置と基本的な構成は同じである
。異なる点は、この従来のクリーニング装置におけるク
リーナー7に代え、図4に示すような超音波搬送部材か
らなるクリーナー30を用いた点である。
【0013】ここで、一般的な超音波搬送部材の動作原
理について説明する。超音波とは、人が聞くことがか可
能な周波数50Hz〜20KHzを越える周波数の空気
の弾性振動であり、広義には空気の可聴音を除く気体、
液体、固体の弾性振動全般を意味する。この場合は固体
の弾性振動に相当する。動作原理としては、厚さT、幅
W、長さL、密度ρ、ヤング率Yの矩形板は、両端(X
=0,Y=L)に於ける変位が等しい場合、    T
《L      ,      W《L       
                         
  …(1)として、厚さT方向の変位ξ1は、     ξ1=ξ0Sin(nX)・Sin(ω0t)
                     …(2)
である。     n4=12ω02ρ/(YT2)      
                         
   …(3)    nL=2πS        
                         
 S=1,2,3                 
                         
    …(4)    l=L/S        
                         
   ω0=(2π/l)2×T(Y/12ρ)1/2
                     …(5)
lは波長である。同様に、位置的に且つ時間的にπ/2
の位相を変えると、     ξ2=ξ0cos(nX)×cos(ω0t)
                     …(6)
この2つの振動が加え合わされると、撓み振動の進行波
が得られる。     ξ=ξ1+ξ2=ξ0cos(nX−ω0t)
                      …(7
)位相速度vは、     v=ω0/n=(2π/l)T(Y/12ρ)
1/2                …(8)と求
まる。この振動は中性面に対するものであり、厚さTの
表面においては(中性面からT/2離れた位置では)、     ζ=ξ0n(T/2)×sin(nX−ω0t
)=πξ0(T/l)×sin(nX−ω0t)   
                     …(9)
で示される横方向(長さL方向)の変位が生じる。 (7)式と(9)式は表面上の質点が、縦方向と横方向
の比を1:πT/lとする楕円運動をしていることを示
す。縦方向変位ξが最大の場合(nX=ω0t)、横方
向変位ζは最小である。横方向変位ζの速度Uも最大と
なり、次式となる。     U=dζ/dt=−πω0ξ0(T/l)×c
os(nX−ω0t)    Umax=−πω0ξ0
T/l                      
          …(10)進行波であるから縦方
向変位ξの最大点は位相速度vで移行するが、その頂点
に接触する物体は上式の速度で一定方向に移動する。
【0014】本実施例におけるクリーナー30も上記の
動作原理を用いたものであり、下部に複数の電極31を
備え、その上側に例えば圧電セラミックからなる圧電部
材32、及び、例えば銅や合金からなる弾性部材33が
設けられている。この複数の電極31に複数の定在波を
流すことによって、圧電変換材料が波打つ状態になる。 これにより、波打つ弾性部材33表面でトナー等を矢印
方向(図4参照)に搬送し得る。
【0015】以上の構成において、クリーニングブレー
ド3は、前述の従来技術と同様、例えば、図2のように
、コピーサイクルが終了して感光体ドラム1の回転モー
ターが切られると、これに続いてクリーニングブレード
3を作動させるソレノイドが切られ、これにより、図1
(a)に示すような圧接位置から図1(b)に示すよう
な解放位置に揺動されてその圧接状態が解除される。 このとき、クリーナー30は、コイルバネ10の付勢力
によりクリーニングブレード3の先端縁部分に常時圧接
された状態のままで、クリーニングブレード3の上記揺
動動作に連動して揺動されることとなる。この結果、ク
リーナー30の先端部分は、クリーニングブレード3の
先端縁部分の表面を摺動されることとなり、その際、ク
リーナー30の摺擦動作に基づいて得られる掻き落し作
用により、クリーニングブレード3の圧接端縁部分に付
着されているトナー等の異物が除去されるようになって
いる。そして、クリーナー30先端部に付着したトナー
、紙粉等の異物は、クリーナー30の超音波搬送作用に
よって、クリーナー7のクリーニングブレード7との接
触部から除去され、これにより、ブレードクリーナー3
0の先端部分を常に初期状態に維持することが出来る。 尚、ここから除去されたトナー等はクリーナー7上をで
搬送され、この搬送途中で機械の振動等でクリーナー7
から落下し、クリーニング装置の下部に回収される。こ
のようなブレードの清掃動作は、数回繰り返して行なわ
れる。尚、このブレードの清掃動作の頻度は、コピー動
作を例えば100回程度終了した時点で1回行なう程度
に設定することが出来る。
【0016】以上の実施例においては、クリーニングブ
レード7をクリーニングするクリーナー30に超音波搬
送部材を用いることにより、ブレードクリーナー30先
端部分を常に初期状態に維持することが出来、クリーニ
ングブレード3圧接端部分に付着するトナー等の現像剤
や紙粉等の異物をクリーナー30の摺擦力により完全に
除去することが出来る。
【0017】次に、本発明に係るクリーニング機構をク
リーニング装置のファーブラシローラからトナーを回収
するバイアスローラのクリーニングに用いた実施例につ
いて説明する。図5は、このようなクリーニング機構を
採用したクリーニング装置の概略構成を示すものである
。この例のクリーニング装置は、感光体ドラム1表面の
トナー及び紙粉等を掻き落すためのクリーニングブレー
ド3とファーブラシローラ2を備えている。ファーブラ
シローラ2には、これに付着したトナーを電気的に吸引
除去するバイアスローラ50が接触している。このバイ
アスローラ50の表面には、上記実施例と同一構成のク
リーナー30の先端縁が当接している。バイアスローラ
50の下方には、バイアスローラ50表面からクリーナ
ー30によって掻き落されたトナー等を図示しないトナ
ー回収装置へ排出するトナー回収コイル51が設けられ
ている。そして、感光体表面の移動方向でファーブラシ
ローラ2よりも上流側には、感光体表面に向けて電荷を
放出して、ファーブラシローラ2によるトナーの掻き取
りを容易にするためのプレクリーニング帯電器52が設
けられている。そして、クリーニングブレード3は、フ
ァーブラシローラ2よりも感光体表面移動方向下流側に
、その先端部が感光体表面に当接するように配設されし
ており、先端部の下面にはここに付着したトナー等を除
去するためのブレードクリーナー7の先端縁が当接して
いる。又、クリーニングブレード3を通過した位置には
、感光体をプラスに帯電する為の除電帯電器(図示せず
)と、感光体の電位を0Vにする為の除電ランプ(図示
せず)が設けられている。53はユニット内のトナーの
飛散を防止するための入り口シールである。尚、感光体
ドラム表面の残留トナーがファーブラシローラ2へ、更
に、ファーブラシローラ2上のトナーがバイアスローラ
50上へ、それぞれ転移する向きの静電気力が発生する
ように、感光体ドラム表面の電位、ファーブラシローラ
2の電位及びバイアスローラ50の電位が設定されてい
る。
【0018】以上の構成において、バイアスローラ50
によってファーブラシローラ2から静電気的に除去され
たトナーは、クリーナー30によって掻き落されてクリ
ーニング装置下部に落下・回収されトナー回収コイル5
1で装置外に排出される。クリーナー30の先端部に付
着したトナーもクリーナー30超音波搬送作用によって
、搬送力を受けるので、バイアスローラ50との接触箇
所に滞留・堆積することがない。
【0019】次に、本発明に係るクリーニング機構を現
像装置の磁気ブラシからトナーを回収する回収ローラの
クリーニングに用いた実施例について説明する。図6は
、このようなクリーニング機構を採用した現像装置の概
略構成を示すものである。図6において、感光体ドラム
1は矢印時計方向へ回転駆動されている。この感光体ド
ラム1表面に対向して、現像剤担持体である円筒状スリ
ーブ60が所定ギャップ量にて配置されている。この円
筒状スリーブ60は、アルミニウム等からなる非磁性体
から形成されている。一方、円筒状スリーブ60の内部
には、複数の異なる磁極が交互に配置されてなる磁石ロ
ーラ61が上記円筒状スリーブ60の内面側から一定間
隔をおいて設けられており、この磁石ローラ61から発
せられる磁力によって円筒状スリーブ60の表面上に、
磁性のキャリアとトナーとを含んでなる磁気ブラシ63
が形成されるようになっている。この磁気ブラシ63は
、円筒状スリーブ60及び磁石ローラ61の少なくとも
一方が回転することによって矢印B方向つまり時計回り
の向きに移動される。ここで、円筒状スリーブ60及び
感光体ドラム1には、同極性の現像バイアス電圧が電源
回路64により印加されている。そして、円筒状スリー
ブ60上の磁気ブラシ63の穂が移送されながら感光体
ドラム1に接触すると、上記現像バイアス電圧のもとで
、静電潜像にトナーが与えられて現像が行なわれ、顕像
が形成されるようになされている。現像を終えた後の磁
気ブラシ63から残留トナーを回収するトナー回収手段
としての回収ローラ65が上記円筒状スリーブ60の上
方側部分に所定ギャップ量にて配置されている。この回
収ローラ65には電源回路66によって所定のトナー回
収用のバイアス電圧が印加されている。このトナー回収
用のバイアス電圧は、磁気ブラシ63上に残留するトナ
ーを回収するために、上記潜像と同極性すなわち負に設
定されるものであり、現像ポテンシャルと同じレベルす
なわち、トナー回収ローラ65を潜像担持体とした場合
に全面現像し得るレベルになせば良い。このトナー回収
は、磁気ブラシ63に含まれるトナー全てを回収する必
要はなく、磁気ブラシ63表面近傍のトナーを選択的に
回収することで足りる。つまり、その最低条件は、現像
によって生じた磁気ブラシ63上のトナー濃度分布差を
なくすことである。又、回収ローラ65は、矢印C方向
即ち時計回り方向へ回転駆動されている。これは、回収
トナーが磁気ブラシ63へ再付着することを防ぐためで
ある。更に、トナー回収ローラ65には、上記各実施例
におけると同一構造のクリーナー30が付設されており
、この回収ローラ65により回収されたトナーが掻き落
されると共に、その掻き落されたトナーがトナーホッパ
67側へ戻されるようになっている。このクリーナー3
0の超音波搬送の搬送方向は、トナーがトナーホッパ6
7側へ戻す方向に設定されている。更に又、円筒状スリ
ーブ60の下方側部分すなわち磁気ブラシ63の下流側
部分には、トナー供給手段としてのトナー供給ローラ7
1が、円筒状スリーブ60に対し、所定ギャップ量にて
設置されている。このトナー供給ローラ71は、図示を
省略した回転駆動機構によって矢印D方向すなわち反時
計回り方向に回転駆動されている。これにより、トナー
ホッパ67内に蓄えられたトナーが磁気ブラシ63側へ
送られていくようになっている。又、トナー供給ローラ
71には、トナー層規制ブレード68が圧接されている
。このトナー層規制ブレード68によって、トナー供給
ローラ71上にトナーが均一薄層状に被着されると共に
、トナーの摩擦帯電が行なわれるようになっている。更
に、トナーを摩擦帯電する機能をより発揮させ、且つ、
トナー供給ローラ71にトナーをムラなく付着せしめる
ように、帯電補助部材であるスポンジローラ69がトナ
ー供給ローラ71に接触・配置されている。更に又、上
記トナー供給ローラ71及びスポンジローラ69には、
電源回路70による所定のトナー供給用のバイアス電圧
が印加されており、このトナー供給用のバイアス電圧に
より、トナーが磁気ブラシ63側へ良好に転移されるこ
ととなる。上記トナー供給用のバイアス電圧は、潜像と
逆極性すなわち帯電トナーと同極性でに設定されている
【0020】
【効果】請求項1に係る発明によれば、被クリーニング
体の表面に直接接触して被クリーニング体の表面からト
ナー等を除去するクリーナーとして超音波搬送手段を用
い、これにより、クリーナー自体の被クリーニング体と
の接触部からトナー等を除去するので、クリーナー自体
の被クリーニング体との接触部にトナー等の異物が付着
・堆積するのを防止し、安定したクリーニング性能を維
持することが出来るという優れた効果がある。又、クリ
ーナーは単に振動しているのみならず、所定方向にトナ
ー等を搬送する搬送力を発生するので、上記接触部から
トナー等を除去する力が強く、良好なクリーニングが可
能であり、又、トナー等の自重による上記接触部から退
避に大きく依存する場合に比し、クリーナーの姿勢につ
いての設計の自由度を増大させることが出来る。
【0021】又、請求項2に係る発明によれば、クリー
ナーが、ブレード解放機構の解除・圧接動作に連動して
該クリーニングブレードの圧接端縁部分を摺動し、且つ
、このクリーナーとして超音波搬送手段を用いて、クリ
ーナー自体の被クリーニング体との接触部からトナー等
を除去するので、クリーニングブレード端縁部を常に初
期状態に維持する出来、これにより、クリーニングブレ
ードの安定したクリーニング性能を維持することが出来
るという優れた効果が有る。
【0022】更に、請求項3に係る発明によれば、潜像
担持体上の残留トナーを除去する残留トナー除去部材と
、該残留トナー除去部材上からトナーを除去するバイア
スローラとを備えた静電記録装置のクリーニング装置に
おいて、該バイアスローラの表面からトナーを除去する
クリーニング機構として、請求項1又は2のクリーニン
グ機構を用いたので、潜像担持体上の残留トナーを除去
するクリーニング装置の性能を良好に維持することが出
来る。
【0023】又、請求項4に係る発明によれば、現像領
域にて該潜像担持体上の潜像にトナーを供給するように
現像剤担持体上に形成されてなる磁気ブラシと、該磁気
ブラシに対してトナー供給領域にて帯電されたトナーを
供給するように配置されてなるトナー供給手段と、現像
後に該磁気ブラシ上に残留するトナーをトナー回収領域
にて該磁気ブラシから回収するように配置されてなるト
ナー回収手段とを備えた静電記録装置の現像装置におい
て、該トナー回収手段の表面からトナーを除去するクリ
ーニング機構として、請求項1又は2のクリーニング機
構を用いるので、常にトナー回収手段の表面を初期状態
に維持することが出来る。これにより、トナー回収手段
による現像後の磁気ブラシ上のトナーむら除去機能を安
定して発揮させることが出来、現像むらの生じない現像
を行なうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のクリーニング装置の概略構成を示す図で
あり、(a)はクリーニングブレード3の圧接状態にお
ける正面図、(b)はクリーニングブレード3の解除状
態における正面図である。
【図2】図1のクリーニング装置におけるクリーニング
ブレード3制御のタイミングチャートである。
【図3】本発明に係るクリーニング機構を採用すること
が出来る電子写真複写機の概略構成を示す正面図である
【図4】実施例に係るクリーニングブレードのクリーナ
ーの概略構成を示す正面図である。
【図5】本発明に係るクリーニング機構をバイアスロー
ラ50のクリーニングに採用したクリーニング装置の概
略構成を示す正面図である。
【図6】本発明に係るクリーニング機構を回収ローラ6
5のクリーニングに採用した現像装置の概略構成を示す
正面図である。
【符号の説明】
1      感光体ドラム 2      ファーブラシローラ 3      クリーニングブレード 30    クリーナー 31    電極 32    圧電部材 33    弾性部材 50    バイアスローラ 63    磁気ブラシ 65    回収ローラ 71    トナー供給ローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー等が付着される被クリーニング体の
    表面に接触して、該被クリーニング体上のトナー等を除
    去するようにした静電記録装置のクリーニング機構にお
    いて、該被クリーニング体の表面に接触するクリーナー
    として、超音波搬送手段を用いることを特徴とする静電
    記録装置のクリーニング機構。
  2. 【請求項2】現像剤が付着される被クリーニング体の表
    面にクリーニングブレードの端縁部を圧接して該被クリ
    ーニング体上のトナー等を除去するようにした静電記録
    装置のクリーニング機構において、該クリーニングブレ
    ードの圧接状態を解除するブレード解放機構と、クリー
    ニングブレードの圧接端縁部に付着されるトナー等を除
    去するブレード清掃機構とを備えてなり、上記ブレード
    清掃機構は、該ブレード解放機構の解除・圧接動作に連
    動して該クリーニングブレードの圧接端縁部分を摺動す
    る、超音波搬送手段からなるクリーナーで構成されてい
    ることを特徴とする静電記録装置のクリーニング機構。
  3. 【請求項3】潜像担持体上の残留トナーを除去する残留
    トナー除去部材と、該残留トナー除去部材上からトナー
    を除去するバイアスローラとを備えた静電記録装置のク
    リーニング装置において、該バイアスローラの表面から
    トナーを除去するクリーニング機構として、請求項1又
    は2のクリーニング機構を用いたことを特徴とする静電
    記録装置のクリーニング装置。
  4. 【請求項4】現像領域にて該潜像担持体上の潜像にトナ
    ーを供給するように現像剤担持体上に形成されてなる磁
    気ブラシと、該磁気ブラシに対してトナー供給領域にて
    帯電されたトナーを供給するように配置されてなるトナ
    ー供給手段と、現像後に該磁気ブラシ上に残留するトナ
    ーをトナー回収領域にて該磁気ブラシから回収するよう
    に配置されてなるトナー回収手段とを備えた静電記録装
    置の現像装置において、  該トナー回収手段の表面か
    らトナーを除去するクリーニング機構として、請求項1
    又は2のクリーニング機構を用いたことを特徴とする静
    電記録装置の現像装置。
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WO2022093222A1 (en) * 2020-10-29 2022-05-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Intermediate transfer member cleaning

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