JPH03242242A - アルコキシル化用触媒の製造方法 - Google Patents

アルコキシル化用触媒の製造方法

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JPH03242242A
JPH03242242A JP2037755A JP3775590A JPH03242242A JP H03242242 A JPH03242242 A JP H03242242A JP 2037755 A JP2037755 A JP 2037755A JP 3775590 A JP3775590 A JP 3775590A JP H03242242 A JPH03242242 A JP H03242242A
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magnesium oxide
alkoxylation
reaction
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JP2037755A
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Hiroshi Nakamura
弘史 中村
Itsuo Hama
浜 逸夫
Yuichi Nakamoto
中本 祐市
Yuji Fujimori
祐治 藤森
Mitsuyoshi Yazaki
矢崎 満喜
Kazuo Nagaai
永合 一雄
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、酸化マグネシウム系のアルコキシル化用触媒
の製造方法に関する。
従来の技術 アルコール、フェノール等の分子内に水酸化物を有する
化合物のアルキレンオキサイド付加物は、従来から溶剤
、界面活性剤あるいは種々の化学品の中間体として汎く
用いられている。
これらアルキレンオキサイド付加物は、酸またはアルカ
リ触媒の存在下に下記式に示すようなアルコキシル化反
応に基づいて製造されていた。
さらに、特開平1−164437号公報には、Al’+
等の金属イオンが添加された酸化マグネシウム系のアル
コキシル化用触媒が報告されており、本発明はこの触媒
の製造方法の改良に関する。
特開平1−164437号公報には、含浸法、共沈法な
どにより金属イオン添加酸化マグネシウムが得られるこ
とが記載されており4この金属イオン添加酸化マグネシ
ウムを乾燥後に粉砕ないしは篩分けしたのち、焼成して
触媒を得ていた。
しかしながら、特開平1−164437号公報に記載さ
れた製造法は以下のような問題があり、上記のアルコキ
シル化用触媒を工業的に製造する場合に、必ずしも満足
のいくものではなかった。
含浸法は、硝酸アルミニウム水溶液のようなA131を
含む水溶液に、Mg0粒子を添加、混合した後、蒸発乾
固→粉砕→焼成により触媒粒子を得るものであり、操作
は非常に簡単であるが、MgO粒子表面へのAIの分散
が十分でなく、アルコキシル化反応活性が低いという問
題があった。
一方、共沈法は、硝酸マグネシウム水溶液と硝酸アルミ
ニウム水溶液とを混合し、これに沈澱剤としてアンモニ
アを加え、水溶液からMgとA1とを同時に水酸化物と
して析出させ、濾過→洗浄→乾燥→粉砕→焼成により触
媒粒子を得る方法であり、A1の分散性が良好であるこ
とから、アルコキシル化反応活性が高い。
しかしながら、析出粒子の一次粒子径が0.1μm程度
と小さく、また、全体が水酸化物であるため水和ゲルを
形成し、触媒スラリーの粘度が上昇する。このため、触
媒スラリーの濾過に際して濾過性が悪く、生産性の点で
問題があった。
また、溶液からMg、Alの水酸化物を析出させるため
の沈澱剤としてアンモニアを使用するため、刺激臭が強
く、作業性が悪いという問題があった。しかも、多量の
NH4No3が副生ずるため、濾過後の洗浄水が多量に
必要であり、洗浄、濾過性も悪い。
さらに、爆発性のあるN H,N O,の残存が避けら
れないことから、濾過後の乾燥工程に危険が伴なうとい
う問題もあった。
明が解決しようとする課 本発明は、触媒活性が高く、しかも工業的な生産性に優
れたアルコキシル化用触媒の製造方法を提供するもので
ある。
発明の構成 本発明のアルコキシル化用触媒の製造方法は、酸化マグ
ネシウム粒子を分散した分散液に、A l”、 G a
”、 I n”、 T 1”、 Co”Al3+、Ga
3+およびMn2+から選ばれた金属イオンの1種以上
を含む水溶液を添加し、酸化マグネシウム粒子表面に上
記金属の水酸化物を沈着させることを特徴とする。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明ではまず、酸化マグネシウムの水分散液と、Al
”、Ga”、I n”、Tl”G o”、 S c”、
 L a’+またはMn”(以下、添加金属イオンと呼
ぶ)を含む水溶液とを用意する。
酸化マグネシウムの分散液は濃度3〜20重量%が適当
であり、また、MgOの粒径は1μ■以上が好ましい。
酸化マグネシウムの水分散液においては、酸化マグネシ
ウム粒子の表面の一部が下記式(1)のように水酸化物
に変化しており、塩基性を示す。
MgO+H20→Mg(OH)2  ・・・(1)Al
’+等の添加金属イオンを含む水溶液は、これら金属の
水溶性塩、例えば硝酸塩、炭酸塩、硫酸塩などを水に溶
解することにより調製できる。この水溶液の濃度は、水
溶性塩の種類によって異なるが、5〜30重量%が好ま
しい。
MgO分散液に金属塩水溶液を添加すると、下記式(I
I)の反応により、添加した金属イオンが水酸化物の形
でMgO表面に析出、沈着する。
M e (No3)n+ n OH−+M e (OH
)、+nN○、+ ・(II)(Me:A1等の添加金
属 n:Meの価数) この手法は触媒製造における沈着法を応用したものであ
るが、一般に沈着法ではアンモニア、アルカリ等の沈澱
剤を必要とするのに対し、本発明ではMgO粒子を用い
ることから上述のように塩基性が発現され、沈澱剤を用
いる必要がない。なお、場合によっては、沈澱剤を併用
してもよい。
Mg0分散液に金属塩水溶液を添加していくと、その添
加に伴ないpHが急激に低下し、添加終了後に緩やかに
上昇する。例えば、硝酸アルミニウムを用いた場合は、
pHが7前後まで急激に低下し、その後、概ねpH8〜
lOまで上昇する。
沈着温度は、10℃以上が好ましく、10〜80℃が好
適である。
添加終了後に、沈着反応の完結のために、上記温度で2
0〜120分、好ましくは30〜60分間撹拌して熟成
する。
本発明において、酸化マグネシウムに添加されるAI3
+等の添加金属イオンの量は、触媒量の0.1〜30重
量%が好ましく、0.5〜20重量%がより好ましい。
上記沈着工程で得られた金属イオン添加酸化マグネシウ
ムスラリーを濾過し、副生したN。
イオン等の不要イオンをP液中に移行させて分離除去す
る。濾過方法としては、加圧濾過、真空濾過、遠心濾過
等が好適である。
濾過ケーキ中に残存するNo、−イオン等は触媒性能に
影響を及ぼすため、水洗浄により更にこれらを除去、低
減することが好ましい。洗浄方法としては、濾過ケーキ
中に洗浄水を通過せしめる置換洗浄、濾過ケーキを水に
再分散させた後濾過する撹拌洗浄、あるいはこれらを組
み合わせる方法などが用いられ、洗浄効率の点からは、
撹拌洗浄あるいはこれと置換洗浄との組合せ法が好まし
い。
洗浄水の量は、触媒活性の面から5〜20倍/Mg○(
重量)が好適であり、好ましくは8〜15倍/ M g
○(重量)である。例えば、沈着反応に硝酸塩を用いた
場合は、残存NO3″′イオンが2%/乾燥粒子(重量
)程度以下となるまで洗浄することが望ましい。洗浄温
度は、10〜80℃程度が好ましい。
本発明で得られた金属イオン添加酸化マグネシウムスラ
リーは、濾過性に優れ、濾過・洗浄工程を速やかに実施
することができる。また、N01−等の不要イオンは、
例えばAI(No3)3から反応系に持ち込まれるだけ
で少量であることから、洗浄操作も容易である。
洗浄により不要イオン等を除去した濾過ケーキを乾燥し
、必要に応じて造粒する。
乾燥方法としては、通常の箱型乾燥、流動層乾燥、噴霧
乾燥などが用いられ、対象とするアルコキシル化反応の
条件、例えば、気液固系か気固系か、連続式か回分式か
、反応器の形状、撹拌条件、アルキレンオキサイドのフ
ィード方式等に応じて、触媒乾燥粒子の粒径1粒子形状
、粒子強度等を選定し、好適な方法を採用する。
また、乾燥粒子が過大で反応に供するのに不都合な場合
は、衝撃式ミル、ロールミル、乳鉢型等の粉砕機により
粉砕、分級し、適当な粒径に調整する。粉砕時の衝撃が
強いと残留応力が残り、触媒の耐久性が悪くなるので、
ロールミル、乳鉢型等の衝撃の少ない粉砕機が好ましい
噴霧乾燥法は、このような衝撃を避ける観点からも、好
ましい乾燥・造粒方法である。また、噴霧乾燥法によれ
ば、球状の触媒粒子が比較的容易に得られる。球状の触
媒粒子は、後の焼成工程においてロータリーキルン等を
使用する場合においても、炉内付着が少なく、焼成処理
が容易である。
上記乾燥で得られた乾燥・造粒粒子は、粒子中に存在す
る水酸基の除去、残存N 03−″イオン等の熱分解、
活性の発現、高活性化等を目的として焼成される。
焼成は、箱型焼成機、円筒流通式(固定床式)焼成機、
真空焼成機、ロータリーキルン等を用いて行なうことが
でき、粒子の均一焼成の面からはロータリーキルンが好
適である。また、焼成に際しては、発生するH2O,N
Ox等の除去を目的として、不活性ガス、空気等を通気
すること、あるいは真空排気することもできる。
焼成条件は、使用に供されるアルコキシル化反応の条件
、目的等に応じて適宜選定される。
例えば、触媒性能として活性に重点を置く場合は、炉材
の耐熱性も考慮して600℃前後が好適である。また、
触媒の選択性および耐久性に重点を置く場合は、800
℃以上が好ましく、触媒活性を低下させないためには8
00〜1000℃が好適である。
上記のようにして得られた本発明のアルコキシル化用触
媒は、分子内に水酸化物を有する化金物とアルキレンオ
キサイドとの付加重合反応に好適に用いられる。
分子内に水酸化物を有する化合物としては、アルコール
類、フェノール類、ポリオール類、カルボン酸類、チオ
ール類、アミン類などが例示される。
アルキレンオキサイドとしては、炭素数2〜8程度のも
のが適当であり、1,2−エポキシドが好ましい。代表
的なアルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイ
ド、プロピレンオキサイド、あるいはこれらの混合物が
挙げられる。
本発明で得ら九た触媒を用いるアルキレンオキサイドの
付加反応は、通常の操作手順および反応条件の下に行な
うことができる。その詳細は特開平1−164437号
公報に記載された通りであり、反応温度80−230℃
、圧力00−20at、水酸化物を有する化合物の0.
1〜20重量%の触媒を用いて行なうことができる。
アルキレンオキサイドの付加反応は、例えば、オートク
レーブ中にアルコール類等の水酸化物を有する化合物と
アルコキシル化触媒とを仕込み、窒素雰囲気中で、所定
の温度・圧力条件下でアルキレンオキサイドを導入して
反応させる。
本発明の製造法で得られたアルコキシル化用触媒は1反
応活性が高く、共沈法に得られる触媒と同様の触媒性能
を有している。
反応終了後、反応液を冷却し、触媒を静置分離、濾過等
の方法により分離し、目的とするアルコキシレート(ア
ルキレンオキサイド付加物)を得る。一方5分離回収さ
れた触媒は新たなアルコキシル化反応において再使用さ
れる。
見更勿麦米 本発明によれば、AI3+等の金属イオンが添加された
酸化マグネシウムから成るアルコキシル化用触媒を製造
するに際して、沈着法を応用し、酸化マグネシウム分散
液にAl’+等の添加金属イオンを含む水溶液を加え、
酸化マグネシウム粒子の表面に水酸化物を析出、沈着さ
せて触媒を製造することにより、沈澱剤を必要とするこ
となく、金属イオン添加酸化マグネシウムスラリー(触
媒スラリー)が得られる。また、この触媒スラリーは、
No、′″等の不要イオン量が少なく洗浄が容易であり
、濾過性にも優れているので、工業的に優れた製造方法
である。
実施例1 1Qビーカーに平均粒径10μ票の酸化マグネシウム(
協和化学展、キヨーワマグ20)68g、水510gを
とり、常温で10分間分散した。これに硝酸アルミニウ
ム・9水塩(純正化学製、試薬IR)の25重量%水溶
液113gを5分で滴下しく沈着反応)、常温で30分
撹拌しながら熟成した。
得られた触媒スラリーを、r過面積 1.3X10−2mのポリプロピレン系枦布(通気量5
cc/a+f/m1n)を用いた加圧濾過器で、3kg
/cdGのN2ガスを用い加圧濾過を行なったところ、
濾過は1分間で終了し、472gのr液が流出した。
さらに濾過器内に水600gを加え、3kg/cnGの
N2ガスで、触媒ケーキの置換洗浄濾過を行なったとこ
ろ、濾過洗浄は2分間で終了し、635gのP液が流出
した。
脱液した触媒ケーキを濾過器から取り出し。
箱型乾燥器内で100℃、8時間乾燥し、100gの乾
燥ケーキを得た。
この乾燥ケーキをロール式ミルで粉砕し、篩で106〜
850μmに分級し、乾燥粉体90gを得た。
この乾燥粉体をN2気流下600℃で1時間焼成して、
アルミニウムイオン添加酸化マグネシウム触媒(以下A
l”−MgOと略す)59gを得た。
オートクレーブ中にドパノール23(三菱油化C1□/
C13混合アルコール、直鎖率80%)120gおよび
上記Al”−Mg○触媒2.5gを仕込み、オートクレ
ーブ内をN2で置換した後、撹拌しながら昇温した。温
度を140℃、圧力を3 atmに維持しつつ、エチレ
ンオキサイド82gを導入し、90分反応させた(アル
コキシル化反応活性0.36g−EO/min/g−c
at)。次に80℃に冷却し触媒を戸別し、202gの
アルコールエトキシレート(平均付加モル数3)を得た
。得られたアルコールエトキシレートのE○付加モル分
布は第1図−aの様であった。
以上の結果について、以下の比較例1,2の結果ととも
に、後記表−1にまとめて示した。
比較例1 2Qビーカーに純水628gをとり、これに硝酸マグネ
シウム・6水塩(純正化学製、試薬特級)4 oog及
び硝酸アルミニウム・9水塩(純正化学製、試薬1級)
27gを加え、水溶液とした。これに沈澱剤として28
%アンモニア水848gを滴下しく共沈)、触媒スラリ
ーを得た。これを1時間撹拌して熟成した後、実施例1
と同様の加圧濾過を行なったところ、濾過に10分間を
要し1350gのP液が流出した。さらに水2837g
を加え、置換洗浄濾過を行なったところ、洗浄濾過時間
に40分間を要し、 3002gのP液が流出した。
濾過ケーキを実施例1と同様の方法で乾燥、粉砕、分級
、焼成を行なったところ、A13+MgO触媒58.5
gを得た。
この触媒2.5gと120gのドパノール23を1Qの
オートクレーブに仕込み、実施例1と全く同様の条件で
エトキシ化反応を行なったところ、92分で82gのエ
チレンオキサイドが反応した(アルコキシル化反応活性
0.36g−EO/win/g−cat)。得られたア
ルコールエトキシレートのE○付加モル分布は第1図−
aの曲線と全く同様であった。
比較例2 1%硝酸アルミニウム水溶液1700gに酸化マグネシ
ウム(協和化学展、キヨーワマグ20)68gを加え、
充分撹拌した後、蒸発、乾固し、100gの乾燥ケーキ
を得た。これを実施例1と同様の方法で乾燥、粉砕、分
級、焼成を行ない57HのAl”−MgO触媒を得た。
この触媒2.5gを使用し、実施例1と全く同様の条件
でエトキシ化反応を行なったところ、200分で82g
のエチレンオキサイドが反応した(アルコキシル化反応
活性0.16g−EO/min/g−cat)。
得られたアルコールエトキシレートのE○付加モル分布
は第1図−aの曲線と全く同様であった。
以上の実施例および比較例の触媒について評価結果を表
−1に示した ×1)アルコキシル化反応活性 一定圧力下に維持された条件下における、エチレンオキ
サイド(E○)の反応時間(供給時間)をもとに、単位
触媒(g)当り、単位時間(win)当りの、エチレン
オキサイドの反応量(g−EO/ll1in/g−ca
t)として求めた。
実施例2 25重量%硝酸アルミニウム水溶液113gの代りに1
5重量%硫酸アルミニウム水溶液87gを用いたことを
除き、実施例1と同様にして、乾燥粉体88gを得た。
実施例1と同様に濾過は1分間で終了し、濾過洗浄は水
600g(100g/g−cat)を用いて2分間で終
了した。
この乾燥粉体を真空(10−2Torr)下、950℃
で1時間焼成し、AI”−Mg○触媒50gを得た。
この触媒2.5gを用い、反応時間を100分としたこ
とを除き実施例1と同様にして反応を行なった。アルコ
キシル化反応活性は0.33g−EO/win/g−c
atであった。
こうして得られたアルコールエトキシレートのEO付加
モル分布は第1図−aの曲線と全く同様であった。
実施例3 25重量%硝酸アルミニウム水溶液113gの代りに1
0重量%硫酸ガリウム溶液128gを用いたことを除き
、実施例1と同様に沈着反応を行ない触媒スラリーを得
た。この触媒スラリーを遠心−過器(遠心効果1000
G)により濾過ならびに濾過洗浄したところ、速やかに
脱液した。得られた濾過ケーキを実施例1と同様の方法
で乾燥、粉砕、分級、焼成を行なったところ、 Ga”−Mg○触媒60gを得た。
この触媒2.5gと、原料アルコールとしてラウリルア
ルコール120gを用い、エチレンオキサイド量を93
g1反応時間を75分としたことを除き。
実施例1と同様にして反応を行なった。アルコキシル化
反応活性は0.5g−EO/+in/g−catであっ
た。
こうして得られたアルコールエトキシレートのE○付加
モル分布は第1図−bの曲線の様であった。
実施例4 1Qオートクレーブにラウリルアルコール120gおよ
び実施例1で得られたA13″1−Mg○触媒3gを仕
込み、N2で置換した後、撹拌しながら昇温した。温度
を180℃、圧力を3 al+に維持しつつエチレンオ
キサイド198gを導入し、110分反応させた(アル
コキシル化反応活性0.60g−EO/++in/g−
cat)。
反応液を70℃まで冷却した後、ケイ藻土系濾過助剤3
gを用い助剤濾過を行なったところ、アルコールエトキ
シレート318g(β=7)が得られた。
このアルコールエトキシレートのEO付加モル分布は、
第2図の様であった。
実施例5 実施例4と全く同様の方法でアルコキシル化反応を行な
い得られた反応液を80℃まで冷却した後、30分静置
分離した。上澄液をオートクレーブ外へとりだし、これ
に活性白土1.5gおよびセルロース系濾過助剤1.5
gを混合し、助剤濾過を行なったところ、アルコールエ
トキシレート310g(P= 7 )が得られた。この
アルコールエトキシレートのEO付加モル分布は第2図
の曲線と全く同様であった。
次に、オートクレーブ内に残った分離下層に新たにラウ
リルアルコール120gを加え、N2で置換した後、撹
拌しながら昇温した。温度を180℃、圧力を3 at
mに維持しつつ、エチレンオキサイド198gを導入し
、115分反応させた。得られた反応液を冷却、静置分
離した後、上澄液をとりだし、助剤濾過を行ないアルコ
ールエトキシレート315gを得た。得られたアルコー
ルエトキシレートのEO付加モル分布は第2図の曲線と
同様であった。
以後、同様の操作を5回繰り返したが、得られたアルコ
ールエトキシレートのEO付加モル分布は第2図の曲線
と一致した。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、エチレンオキシド付加モル分布
を示すグラフである。 第1図 EO付加モル分布 第2図 EO付加モル分布

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、酸化マグネシウム粒子を分散した分散液に、Al^
    3^+、Ga^3^+、In^3^+、Tl^3^+、
    Co^3^+、Sc^3^+、La^3^+およびMn
    ^2^+から選ばれた金属イオンの1種以上を含む水溶
    液を添加し、酸化マグネシウム粒子表面に上記金属の水
    酸化物を析出、沈着させることを特徴とする、活性水素
    を有する化合物とアルキレンオキサイドとを反応させる
    ためのアルコキシル化用触媒の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08169860A (ja) * 1993-12-24 1996-07-02 Lion Corp 脂肪酸ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの製造方法
US6541656B2 (en) 2000-02-10 2003-04-01 Nippon Shokubai Company, Ltd. Process for producing α, β-unsaturated carboxylic acid esters and catalyst for use in such process

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