JPH03241605A - 高周波用誘電体磁器組成物 - Google Patents
高周波用誘電体磁器組成物Info
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- JPH03241605A JPH03241605A JP2039080A JP3908090A JPH03241605A JP H03241605 A JPH03241605 A JP H03241605A JP 2039080 A JP2039080 A JP 2039080A JP 3908090 A JP3908090 A JP 3908090A JP H03241605 A JPH03241605 A JP H03241605A
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- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims abstract description 34
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- AYJRCSIUFZENHW-UHFFFAOYSA-L barium carbonate Chemical compound [Ba+2].[O-]C([O-])=O AYJRCSIUFZENHW-UHFFFAOYSA-L 0.000 abstract description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 4
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- PBCFLUZVCVVTBY-UHFFFAOYSA-N tantalum pentoxide Inorganic materials O=[Ta](=O)O[Ta](=O)=O PBCFLUZVCVVTBY-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明はマイクロ波やミリ波などの高周波領域におい
て、誘電体共振器やＭＩＣ用誘電体基板などの用途に用
いられる高周波用誘電体磁器組成物に関するものである
。
て、誘電体共振器やＭＩＣ用誘電体基板などの用途に用
いられる高周波用誘電体磁器組成物に関するものである
。
〈従来の技術〉
従来、高周波用誘電体磁器組成物としては、例えば特開
昭６０−１２４３０５号公報にて示されるように、Ｂａ
（Ｓｎ、ＭｇｙＴａ−）Ｏ＃ＫＸの一般式で表わされる
組成において、０．０４≦Ｘ≦０．２６．０．２３≦ｙ
≦０．３１．０．５１≦Ｚ≦０．６５ （但し、ｘ＋ｙ
＋ｚ・１）の範囲にある組成物が知られている。
昭６０−１２４３０５号公報にて示されるように、Ｂａ
（Ｓｎ、ＭｇｙＴａ−）Ｏ＃ＫＸの一般式で表わされる
組成において、０．０４≦Ｘ≦０．２６．０．２３≦ｙ
≦０．３１．０．５１≦Ｚ≦０．６５ （但し、ｘ＋ｙ
＋ｚ・１）の範囲にある組成物が知られている。
そして、このような高周波用誘電体磁器組成物は、高周
波領域において大きな比誘電率と大きなＱ値を有し、周
波数の温度係数が良好な材料である。
波領域において大きな比誘電率と大きなＱ値を有し、周
波数の温度係数が良好な材料である。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、最近では使用する周波数領域がさらに高
くなってきており、これに対応して更に高いＱ値を有す
る材料が要望されている。
くなってきており、これに対応して更に高いＱ値を有す
る材料が要望されている。
従って、この発明の主たる目的は高周波領域において高
い比誘電率を有すると共に、従来の磁器組成物に比べて
さらに高いＱ値を有する高周波用誘電体磁器組成物を提
供することにある。
い比誘電率を有すると共に、従来の磁器組成物に比べて
さらに高いＱ値を有する高周波用誘電体磁器組成物を提
供することにある。
〈課題を解決するための手段）
本発明者らは上記に鑑みて高い比誘電率とＱ値を有する
磁器組成物を得るべく検討の結果、この発明に至ったも
のである。
磁器組成物を得るべく検討の結果、この発明に至ったも
のである。
即ち、この発明はＢａｘｌＡｇｙ （ＳｂｖＴａ Ｉ
−ｖ）ｚ Ｏｗ （但し、ｘ＋ｙ＋ｚ＝１ 、 ｗは
任意）と表わしたとき（ｘ、ｙ。
−ｖ）ｚ Ｏｗ （但し、ｘ＋ｙ＋ｚ＝１ 、 ｗは
任意）と表わしたとき（ｘ、ｙ。
Ｚ）がＡ ： （０，５００、０，１？、０．３３０
） 、 Ｂ ：（０，５００、０，１６０、０，
３４０）、Ｃ： （０，４９０，０，１７０，０，３
４０）、Ｄ ： （０，４９０、０，１８０，０，３
３０）の４点で囲まれるモル比の領域にあり、かつ０、
００１≦Ｖ≦０．３００の範囲にある高周波用誘電体磁
器組成物を提供するものである。
） 、 Ｂ ：（０，５００、０，１６０、０，
３４０）、Ｃ： （０，４９０，０，１７０，０，３
４０）、Ｄ ： （０，４９０、０，１８０，０，３
３０）の４点で囲まれるモル比の領域にあり、かつ０、
００１≦Ｖ≦０．３００の範囲にある高周波用誘電体磁
器組成物を提供するものである。
〈実施例〉
以下、この発明を実施例により詳細に説明する。
まず、原料として高純度のＢａＣＯ３，ＭｇＣＯｘ、Ｔ
ａ２０５および５ｂｉ０６を準備した。これらの原料を
第１表に示す所定の組成が得られるように秤量し、ボー
ルミルで１６時時間式混合した。
ａ２０５および５ｂｉ０６を準備した。これらの原料を
第１表に示す所定の組成が得られるように秤量し、ボー
ルミルで１６時時間式混合した。
この混合物を乾燥したのち、１３００℃で３時間仮焼し
、仮焼物を得た。この仮焼物を水、有機バインダーと共
にボールミルに入れ、１６時時間式粉砕した。
、仮焼物を得た。この仮焼物を水、有機バインダーと共
にボールミルに入れ、１６時時間式粉砕した。
次いで、この粉砕物を乾燥したのち、５０メツシユの網
を通して造粒し、得られた粉末を２０００ｋｇ／ｃｍ２
の圧力で１２ｍｍφＸ ６ｍｍｔの寸法の円板状に成形
した。
を通して造粒し、得られた粉末を２０００ｋｇ／ｃｍ２
の圧力で１２ｍｍφＸ ６ｍｍｔの寸法の円板状に成形
した。
更に、得られた円板状成形物を１６００℃、６時間の条
件で焼成して磁器試料を得た。
件で焼成して磁器試料を得た。
かくして得られた磁器試料について、周波数１０ＧＨｚ
における比誘電率（εｒ）、Ｑ値および共振周波数の温
度係数τｘｐｐｍ／ ℃）を測定した。その結果は第１
表に示した。
における比誘電率（εｒ）、Ｑ値および共振周波数の温
度係数τｘｐｐｍ／ ℃）を測定した。その結果は第１
表に示した。
尚、表中＊印の試料番号のものは、この発明の範囲外で
あり、他はすべてこの発明の範囲内である。
あり、他はすべてこの発明の範囲内である。
第 １
表
上表に示した実施例の結果をＢａＪｇ、 （ｓｂ、 Ｔ
ａ） Ｚの組成比を表わす３成分組成図としての図面中
に示した。同図面における数字は試料番号を示す。
ａ） Ｚの組成比を表わす３成分組成図としての図面中
に示した。同図面における数字は試料番号を示す。
なお、同図面において、この発明の範囲内にある組成比
を示す領域は、Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄで囲まれた平行四辺形で
示されている。
を示す領域は、Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄで囲まれた平行四辺形で
示されている。
次に、この発明でＢａｘＭｇｙ（Ｓｔ）ｖＴａ＋−ｖ）
ｚＯｗ（但し、ｘ＋ｙ＋ｚ＝１ 、ｗは任意）で表わさ
れる組成において、その組成範囲を上述した範囲に限定
した理由について実施例中の第１表とも関連して述べる
と次の通りである。
ｚＯｗ（但し、ｘ＋ｙ＋ｚ＝１ 、ｗは任意）で表わさ
れる組成において、その組成範囲を上述した範囲に限定
した理由について実施例中の第１表とも関連して述べる
と次の通りである。
（１）試料Ｎ０１０のように３成分組成図において頂点
Ａ、Ｂを結ぶ線分ＡＢの外側の組成物では焼成が不安定
になって好ましくない。
Ａ、Ｂを結ぶ線分ＡＢの外側の組成物では焼成が不安定
になって好ましくない。
（２） 試料Ｎｏ、 １１のように３成分組成図にお
いて頂点Ａ、Ｄを結ぶ線分ＡＤの外側の組成物ではＱ値
が小さくなり好ましくない （３）試料Ｎｏ、１２のように３成分組成図において頂
点Ｂ、Ｃを結ぶ線分ＢＣの外側の組成物ではＱ値が小さ
くなり好ましくない。
いて頂点Ａ、Ｄを結ぶ線分ＡＤの外側の組成物ではＱ値
が小さくなり好ましくない （３）試料Ｎｏ、１２のように３成分組成図において頂
点Ｂ、Ｃを結ぶ線分ＢＣの外側の組成物ではＱ値が小さ
くなり好ましくない。
（４）試料Ｎｏ、 １３のように３成分組成図において
頂点Ｃ，Ｄを結ぶ線分ＣＤの外側の組成物ではＱ値が小
さ（なり好ましくない。
頂点Ｃ，Ｄを結ぶ線分ＣＤの外側の組成物ではＱ値が小
さ（なり好ましくない。
０ 試料Ｎｏ、１９のようにｓｂのモル比■が＞ ０．
３００ではε１、Ｑ値が小さくなり、またＳが負側に大
きくなって好ましくない。試料Ｎｏ、１４のようにＶ＜
０．００１ではτ−５正側に大きくなって好ましくない
。
３００ではε１、Ｑ値が小さくなり、またＳが負側に大
きくなって好ましくない。試料Ｎｏ、１４のようにＶ＜
０．００１ではτ−５正側に大きくなって好ましくない
。
これに対して、この発明の高周波用誘電体磁器組成物で
は高周波領域において高い比誘電率と高いＱ値を有し、
さらに良好なτを有するのである。
は高周波領域において高い比誘電率と高いＱ値を有し、
さらに良好なτを有するのである。
〈発明の効果〉
以上説明したように、この発明によれば、マイクロ波帯
域で高いＱ値が得られ、１〜２０ＧＨｚ帯までの広い範
囲で使用が可能な高周波用誘電体磁器組成物を得ること
ができる。しかも該組成物を用いれば大きな比誘電率を
有し、共振周波数の温度係数の良好な誘電率を得ること
ができるのである。
域で高いＱ値が得られ、１〜２０ＧＨｚ帯までの広い範
囲で使用が可能な高周波用誘電体磁器組成物を得ること
ができる。しかも該組成物を用いれば大きな比誘電率を
有し、共振周波数の温度係数の良好な誘電率を得ること
ができるのである。
図面は、この発明にかかる高周波用誘電体磁器組成物中
のＢａｘＭｇｙ （Ｓｂ、 Ｔａ） ！１の組成比の範
囲を示す３成分組成図である。
のＢａｘＭｇｙ （Ｓｂ、 Ｔａ） ！１の組成比の範
囲を示す３成分組成図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Ｂａ＿ｘＭｇ＿ｙ（Ｓｂ＿ｖＴａ＿１＿−＿ｖ）＿ｚＯ
＿ｗ（但し、ｘ＋ｙ＋ｚ＝１，ｗは任意）と表わしたと
き、ｘ、ｙ、ｚがそれぞれ以下に示すＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄで
囲まれるモル比の領域にあり、かつ０．００１≦ｖ≦０
．３００の範囲にあることを特徴とする高周波用誘電体
磁器組成物。 ｘ ｙ ｚ Ａ ０．５００ ０．１７０ ０．３３０ Ｂ ０．５００ ０．１６０ ０．３４０ Ｃ ０．５００ ０．１６０ １．３４０ Ｄ ０．４９０ ０．１８０ ０．３３０
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2039080A JP2518166B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 高周波用誘電体磁器組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2039080A JP2518166B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 高周波用誘電体磁器組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03241605A true JPH03241605A (ja) | 1991-10-28 |
| JP2518166B2 JP2518166B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=12543125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2039080A Expired - Lifetime JP2518166B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 高周波用誘電体磁器組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2518166B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60200855A (ja) * | 1984-03-27 | 1985-10-11 | 宇部興産株式会社 | 誘電体磁器組成物 |
-
1990
- 1990-02-19 JP JP2039080A patent/JP2518166B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60200855A (ja) * | 1984-03-27 | 1985-10-11 | 宇部興産株式会社 | 誘電体磁器組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2518166B2 (ja) | 1996-07-24 |
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