JPH03241202A - 真空蒸気発生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、被加熱物を１００℃以下程度の温度で効率的
にガｌ！！！処理するための真空蒸気を供給する真空蒸
気発生装置に関する。

各種生産プロセスに於ては、ＦＪＯ熱処理か広く一般的
に行なわれているか、かかる力０熱処理は被加熱物を１
００℃以上の高温で加熱することか多く、ボイラーから
の蒸気を直接利用した、通常大気圧以上の加圧系のｈａ
熱装置を用いて行なわれている。

一方各種化学工場や食品工場などに於ては、製品品質を
維持するために被加熱物を１００’Ｃ以下の比較的低温
で加熱しなければならない用途か多々ある。

従来技術 従来は特開昭６４−６６０３号公報に示されているよう
な真空蒸気発生装置が用いられていた。

これは、間接加熱容器の一次側に減圧弁を配し、二次側
にエゼクタ−のノズルを通過する流体の温度を制御する
ことによりエゼクタ一部で発生する吸引圧力を任意に設
定することができるエゼクタ−式真空ポンプ接続した真
空蒸気発生装置であって、エゼクタ一部で発生する吸引
圧力と減圧弁の設定圧力をほぼ同一にすることにより、
減圧弁を通して蒸気か間接加熱容器へ過度に供給される
ことかなく、蒸気損失の無い効率の良い真空蒸気の発生
か可能となるものである。また、実際の生産プロセスに
於ては生産の効率化あるい（よ生産対象の多様化等によ
り、使用温度すなわち真空蒸気圧力を変更しなければな
らない場合か多くある。

本発明か解決しようとする課題 上記従来技ＩＦｉの場合、減圧弁５２定圧力の変更の都
嗅、この変更に伴って、ノズルを通過する流体の温度設
定も変更しな（〕ればならす、特に頻繁に減圧弁の設定
圧力すなわち使用温度を変更する場合（こは繁維である
とともに変更に時間を要し生産性の低下を来たすという
不都合かあった。

また、減圧弁の圧力設定に応じて自動的にノズルを通過
する流体の温度を設定しようとするために（よ、圧力を
温度に変換するための機器あるいは手段か必要となり、
装置か複雑で高価なものとなってしまう問題がある。

従って本発明の技術的課題は、使用温度すなわら真空蒸
気圧力の変更に伴う、エゼクターのノズルを通過する流
体の温度設定の変更と、減圧弁の設定圧力の変更とを簡
単な機構で容易Ｅつ短時間にてさるようにすることであ
る。

課題を解決する為の手段 上記課題を解決する為に講じた本発明の技１ホＩ的手段
は、加熱容器の一次側（こ減圧弁を配し、二次側にエゼ
クタ−のディフユーザーと渦巻きポンプの吸込口とをタ
ンクを介して連通し、エゼクタと渦巻きポンプの吐出口
とを連通して、上記タンクに冷却水を供給する冷却水供
給通路を設け、当該通路にタンク内水温（こ応じて開閉
するＩＩ御弁を設けて、エゼクタ−と渦巻きポンプを循
環する流体の温度を制御するようにした真空蒸気発生装
置において、減圧弁に設定圧力を変更するための圧力駆
動部を取付け、当該圧力駆動部と上記エゼクターの近傍
とを圧力連通管で接続したものである。

作用 使用温度すなわち真空蒸気圧力を変更する場合、真空圧
力にほぼ等しい飽和温度となるようにタンク内に制御弁
を介して冷却水か供給あるいは停止される。工ぜフタ−
と渦巻きポンプを循環する水温か制御されると、エゼク
タ一部は所望の真空圧力に等しい圧力となり、この圧力
は圧力連通管を介して減圧弁の設定圧力を変更するため
の圧力駆動部に伝達され、該圧力駆動部か変位して減圧
弁の設定圧力をエセクタ一部の真空圧力にほぼ等しい圧
力に５２定する。

発明の効果 加熱装置の使用温度を変更する場合（こおいて、タンク
内の水温を制御するのみて減圧弁の設定圧力も同時に制
御されるので、頻繁な使用温度の変更すなわち真空設定
圧力の変更に対しても容易且つ短時間に流体の温度を変
更することかできる。

また、エゼクタ一部と減圧弁の圧力駆動部を連通ずるの
みでよく機構が簡単なものとなる。

実施例 上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する。（
第１図及び第２図参照） 第１図は本発明の真空蒸気発生装置の構成図である。加
熱装置１に蒸気を供給する蒸気通路２に蒸気圧力を調節
するための減圧弁３を取付ける。

減圧弁３は（第２図参照）圧力設定ばね５１を弓張り状
態で作用させる真交用の減圧弁で、人口５２と出口５３
と弁５４を有した弁部３に二次圧力検出用のダイヤフラ
ム５６と圧力駆動部１９を５２けたものである。圧力駆
動部１９は、駆動用ダイヤフラム５８と圧力設定ばね５
１を連結棒５７で連結し、駆動用ダイヤフラム５８の上
部に圧力連通管６０を接続したものである。

蒸気通路２の出口側端はエゼクタ一部５に連通する。エ
ゼクタ一部５のデイフユーザ一部９と渦巻ぎポンプ６の
吸込ロアをタンク８を介して連通し、渦巻きポンプ６の
吐出口１０とエゼクタ一部５のノズル部１２を循環通路
１１により連通して形成する。

エゼクタ−５の近傍部６１に圧力連通管６０の他端を接
続する。従って、エゼクタ−５近傍の圧力は圧力連通管
６０により、減圧弁３の圧力駆動部１９に伝達される。

循環通路１１の一端には復水及び冷却水を吐出する吐出
通路１３を設（ブるとともに吐出量を調節するための調
節弁１４を取付ける。吐出量に大きな変動か無い場合は
上記調節弁１４は必ずしも必要ではない。タンク８に冷
却水を供給するための冷却水供給通路１５を制御弁１６
を介して取付ける。タンク８の底部にタンク内水温ひい
てはノズル部１２を通過する流体の温度を検出するため
の温度センサー１７を取付ける。制御弁１６のアクチ１
エータ部１Ｂと、温度センサー１７を信号線２０により
制御部２１と連結する。制御部２］は、タンク８内水温
を設定するための設定部（図示せず）と設定信号により
ホ制御井１６のアクチュ玉夕部１８に開閉信８を発する
発信部（図示せず）からなる。

吐出通路１３に取付けた調節弁１４のアクチ１エータ部
２２にはタンク８内の水位を検出する水位センサー２３
からの信号を入力して吐出量を調節する。また、タンク
８上部には大気と連通する連通管２４を弁２５を介して
取付ける。

加熱装置１の使用温度テなわら真空蒸気圧力を設定する
場合、制御部２１から設定圧力を入力すると必要なタン
ク８内水温、Ｔなわち、エゼクター５のノズル部１２で
発生する吸引圧力はノズル部１２を通過する流体の温度
にあける飽和圧力と等しくなり、設定圧力と飽和圧力か
同一になるように冷却水か制御弁１６から注入または停
止される。エゼクタ一部５における設定圧力は、圧力連
通管６０により減圧弁３の圧力駆動部１９に伝達され、
減圧弁３の設定圧力は上記真空蒸気の設定圧力とほぼ等
しいものとなり、ｈＤ熱装置１を介して被加熱物を所望
の温度で７ＪＯ熱することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の真空蒸気発生装置の実施例の構成国、
第２図は第１図に示した減圧弁の概略断面図である。 １：加熱装置　　　　３：減圧弁 ５：エゼクタ一部　　６：渦巻きポンプ８：タンク　　
　　　９：デイフユーザ一部１２：ノズル部　　　１５
：冷却水供給通路１６：制御弁　　　　１７：温度セン
サー′Ｉ９：圧力駆動部　　２１：制御部 ５１：圧力設定ばね　５２：入口 ５３：出口　　　　　５４：弁 ５６：二次圧力検出用ダイヤフラム ５８：駆動用ダイヤフツム ６０；圧力連通管　　６］：エゼクター近傍部第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、加熱容器の一次側に減圧弁を配し、二次側にエゼク
   ターのディフューザーと渦巻きポンプの吸込口とをタン
   クを介して連通し、エゼクターと渦巻きポンプの吐出口
   とを連通して、上記タンクに冷却水を供給する冷却水供
   給通路を設け、当該通路にタンク内水温に応じて開閉す
   る制御弁を設けて、エゼクターと渦巻きポンプを循環す
   る流体の温度を制御するようにした真空蒸気発生装置に
   おいて、減圧弁に設定圧力を変更するための圧力駆動部
   を取付け、当該圧力駆動部と上記エゼクターの近傍とを
   圧力連通管で接続した真空蒸気発生装置。