JPH03240658A - 蓋材 - Google Patents

蓋材

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JPH03240658A
JPH03240658A JP2022548A JP2254890A JPH03240658A JP H03240658 A JPH03240658 A JP H03240658A JP 2022548 A JP2022548 A JP 2022548A JP 2254890 A JP2254890 A JP 2254890A JP H03240658 A JPH03240658 A JP H03240658A
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JP
Japan
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lid material
polyester
copolymerized polyester
layer
copolymer polyester
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JP2022548A
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English (en)
Inventor
Eiji Funabashi
栄二 船橋
Akira Shimoma
昌 下間
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、プラスチック容器の蓋材であって、容易に剥
離可能な性質を備えた蓋材、更に詳しくは易剥離層(n
)の剥離強度が0,8〜1.5(kg/15閣巾)であ
り、核層(n)の上に熱圧着性の熱接着層(III)を
設けた3層からなる蓋材に関するものである。
〈従来の技術〉 ポリカーボネート樹脂は、耐熱性1寸法安定性等に優れ
ていて、更にもう1つの特性として保香性に非常に優れ
ている。この性質を利用してポリカーボネートフィルム
又はシートから熟成形された容器は、食品包装に広く使
用されてきている。
しかし、ポリカーボネート容器用の蓋材には、同じポリ
カーボネートからなる薄肉のフィルムを220℃以上の
高温で熱融着して使用する状況にある。このような構成
による食品容器は保香性は優れるものの、開封は容易に
行えない、即ち、強固に蓋付と容器本体とが熱融着され
ているためである。この対応策として、ポリエチレン系
やエチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)等の接着剤
をポリエステル等のフィルムに塗布した蓋材の利用が試
みられたが、容器の内容物中の油類に侵食され接着が弱
まり、しかも内容物がしみ出してしまい実用化されずに
、この企画は失敗してしまった。
容易に開封できる容器が強く望まれている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明はかかる問題点を解決するものであり、相溶性の
少し異なる共重合ポリエステルを組み合せ、剥離強度を
一定の範囲におさめることによって開封の容易な容器を
提供するものである。更に結晶性共重合ポリエステルあ
ってガラス転移点50°C以上のものを積層して熱接着
層することにより内容物中の油類による侵食を防ぎ得る
イージーオープンな蓋材の開発に成功したものである。
く問題を解決するための手段〉 本発明は、プラスチックフィルムからなる支持層(I)
の片面に、低結晶性共重合ポリエステルA単独か、又は
該共重合ポリエステルAと非晶性共重合ポリエステルB
との混合物によりなる易#1離層(n)を設け、更に核
層(II)の上に熱圧着性の結晶性共重合ポリエステル
Cよりなる熱接着層(III)を設けてなる蓋材である
。これはプラスチック容器に用いる易開封可能な蓋材で
ある。更に詳しくはポリカーボネートフィルムに熱圧着
した場合、剥離強度が0.8〜1.5(kg/ 15m
+ )の範囲であり、ポリカーボネートフィルムより熱
成形された食品容器に熱圧着が可能で、しかもその容器
の内容物中の油類のしみ出しを防ぎ、長時間香りを保つ
ことを可能とした蓋材に関するものである。
ここで述べる易剥離層(It)は、プラスチックフィル
ムの支持層(I)とポリカーボネート面を熱接着層(I
II)を介して撃ぐ接着性の機能をなす。
そして開封の際には、この層(II)が剥離される。
しかして、剥離時には層(n)の凝集破壊により0.8
〜1.5(kg/ 15m )の剥離強度を発現して、
容易に開封される性能を呈するものである。更に層(I
I)は、共重合ポリエステルA又はこれとポリエステル
Bとの混合物[両者の重量比は、1〜10対9〜O1特
には、4〜10対6〜Oが好ましい。コを例えば混合溶
剤[トルエン(60〜80重量部)/メチルエチルケト
ン(III0〜40重量部)/ジメチルホルムアミド(
III〜20重量部)]に、固形分10〜30重量部[
特には、10〜20重量部の範囲で]となるよう溶解し
、グラビアコーティング、リバースロールコーティング
、キスロールコーティングバーコーティング、ドクター
ナイフコーティング又はエアーナイフコーティング等の
公知の手段により、プラスチックフィルムの支持層(I
)の上に、乾燥後の厚みが5〜15μm[5μm未満で
は、剥離強度が0.8(kg/ 15m )より弱く、
15.u mを超えると、1.5(kg/ 15m )
より強くなる]となる様塗布せしめるものである。熱接
着層(III)は、結晶性の共重合ポリエステルC[ガ
ラス転移点50℃以上]を用いることにより55℃程度
の温度で容器内の内容物及び内容物中の油類によるしみ
出し、層(n)の劣化を防ぐ効果がある0層(III)
は共重合ポリエステルCを混合溶剤[トルエン(60〜
90重量部)/メチルエチルケトン(40〜10重量g
)]に固形分10〜30fi量部[特には20重量部]
となる様溶解し、グラビアコーティング、リバースロー
ルコーティング、−1rスロールコーティング、バーコ
ーティング、ドクターナイフコーティング又はエアーナ
イフコーティング等により、プラスチックフィルム支持
層(I)に設けられた層(n)の上に、更に0.5〜8
μm程度[特に1〜5.1μm未満では内容物や内容物
中の油類による侵食を防ぐ効果が少なく、5μmを超え
ると、剥離強度の低下をまねく]塗布されるものである
本発明に用いる低結晶性の共重合ポリエステルAは、酸
成分としてテレフタル酸とアジピン酸とのモル比が50
〜90対50〜10程度のものであり、グリコール成分
としてエチレングリコール、 1.4−ブタンジオール
、ポリオキシテトラメチレングリコールのモル比が10
〜40対70〜50対20〜10程度としたものである
。酸成分においてテレフタル酸が50モル%未満かつア
ジピン酸が50モル%を超えると結晶性が損われコーテ
イング後のブロッキングが大きくなり加工性が低くなり
不利となる。
またテレフタル酸が90モル%を超えかつアジピン酸が
10モル%未満では結晶化度を20%以内となし得す、
不適当であるばかりか低温シール性も悪くなる。更にグ
リコール成分においてエチレングリコールが10モル%
より、少ないと接着力が低下し、40モル%以上となる
結晶性が大きすぎてやはり接着力が低下する。1.4−
ブタンジオールは構造を不規則にして、融点や結晶性を
下げるために用いるものであるから、上記の範囲を外れ
ると接着力及びブロッキングに悪影響を与えてしまう。
ポリオキシテトラメチレングリコールも結晶性をコント
ロールする為に配合されるものであって、10モル%未
満では結晶性が足りず、30モル%以上では結晶性が大
きくなりすぎる。従って、結晶化度とガラス転移点を適
宜調整する必要がある。
層(n)に供される非晶性の共重合ポリエステルBは、
酸成分としてテレフタル酸とセパチン酸のモル比が50
〜90対50〜10であり、グリコール成分としてエチ
レングリコールとネオペンチルグリコールのモル比が、
50〜90対50〜10のものを用いている。酸成分に
おいてテレフタル酸が50モル%未満かつセパチン酸が
50モル%を超すと、結晶性となってしまう、結晶化度
が数%以下、実質的に非晶でないと接着力の低下をまね
く、テレフタル酸が90モル%を超えかつセパチン酸が
10モル%未満では低温シール性が悪くなる傾向がある
。更にグリコール成分においてエチレングリコールが5
0モル%未満かつネオペンチルグリコールが50モル%
を超えると、やはり結晶性となり、接着力が低下すると
共にスムーズな剥離をさまたげることになる。またエチ
レングリコールが90モル%を超えかつネオペンチルグ
リコールが10モル%未満では、溶剤に対する溶解性が
低下して加工性が悪くなってしまう、この理由が共重合
ポリエステルは実質的に非晶性であって、ガラス転移点
が20℃以下となる組成が選択される。
本発明で述べる層(It)とは、低結晶性の共重合ポリ
エステルA又はこの共重合ポリエステルAと非晶性の共
重合ポリエステルBとの混合物より威る。ここで共重合
ポリエステルBは、層(II)全体を軟らかくするため
に用いられるものである。
従って共重合ポリエステルAとBとの配合の重量比は1
〜10対9〜0となる。1層(n)に非晶性共重合ポリ
エステルBのみを使用すると、軟らかすぎて、1(II
I)の塗布が均一に行えなくなる。
本発明の熱接着層(I[)に用いる共重合ポリエステル
Cは、#li成分としてテレフタル酸とイソフタル酸を
用い、両者のモル比が30〜10対70〜30であり、
グリコール成分として使用するエチレングリコールとネ
オペンチルグリコールとのモル比が30〜60対70〜
40であり、共重合体のガラス転移点は50℃以上であ
る。
酸成分においてテレフタル酸が30モル%未満かつイソ
フタル酸が70モル%を超えると、ガラス転移点が低下
して耐熱性が低下してしまう、またテレフタル酸が70
モル%を超えかつイソフタル酸が30モル%未満では逆
にガラス転移点が高くなりすぎ低温シール性が悪くなる
。更にグリコール成分においてエチレングリコールが3
0モル%未満でありかつネオペンチルグリコールが70
モル%を超すと結晶化度が低くなり、耐熱性が低下する
。またエチレングリコールが60モル%を超えかつネオ
ペンチルグリコールが30モル%未満では溶剤への溶解
性が低下し、結果的に加工性が悪くなる。
共重合ポリエステルCのガラス転移点は50℃以上であ
る。真夏時の輸送車中は50℃以上に温度が上昇する場
合もあり、ガラス転移点50℃以下の共重合ポリエステ
ルを用いると、この様な環境で内容物や内容物中の油類
のしみ出しを完全に防ぐことは難しい。
本発明に用いる共重合ポリエステルA、実質的に非晶性
の共重合ポリエステルB及び結晶性の共重合ポリエステ
ルCの分子量はいずれも10000〜30000程度が
好ましいものである0分子量が10000より小さいと
、プラスチックフィルム支持層に対する濡れが悪くなり
、また30000を超えると凝集力が大きすぎるため接
着性が低下する。
本発明による蓋材は、内容物中に油類を含む包装用蓋材
として有効であり、特に即席固形カレー用途に最も適す
る。
以下実施例を挙げて本発明の詳細な説明する。
なお実施例中の各試験方法は次の通りである。
く試験l:剥離強度の測定〉 得られた蓋材を15IIIlの巾に切り、テスター産業
■製ヒートシーラーを使い、圧力3ht/−・fで10
0 、200 140 、160 、180 、200
℃の各温度にて1.5秒間ポリカーボネートフィルム(
厚さ120μm)と熱圧着したサンプルを5枚ずつ作成
した。充分冷却した後、ミネベア■製引張試験機T C
M −100型を用いて、180℃剥離、引張速度20
0  (+u+/分)にて、剥離強度を測定した。
く試験2:即席固形カレーの漏れ試験〉ポリカーボネー
トフィルムより熱成形された容器に、即席固形カレー(
S&Bディナーカレー中辛) ioo gを詰め、容器
と蓋材の層(II)面をテスター産業■製カップシーラ
ーを用い、温度160℃、圧力3kg/−・fで1.5
秒間熱圧着したサンプルを作成した。その後、雰囲気温
度55℃の恒温槽内に容器を斜めに立てかけて即席固形
カレーの漏れの状況を観察した。
く参考例〉 実施例に供する共重合体は常法で製造したものであり、
その組成、結晶化度、分子量及びガラス転移点に次の通
りである。
共重合ポリエステルA テレフタル酸5.9モル%、アジピン酸4,1モル%、
エチレングリコール3.0モル%、1,4−ブタンジオ
ール5.8モル%及びポリオキシテトラメチレングリコ
ール(分子量的2500)  1.2モル% 分子■    約25000 結晶化度   約20% ガラス転移点 −20℃ 共重合ポリエステルB テレフタル1 s、oモル%、イソフタル酸50モル%
、エチレングリコール4.5モル%、ネオペンチルグリ
コール55モル% 分子量    約25000 結晶化度   非晶 ガラス転移点 8℃ 共重合ポリエステルC テレフタル酸70モル%、セバシン酸30モル%、エチ
レングリコール56モル%、ネオペンチルグリコール4
4モル% 分子量    約20000 結晶化度   約30% ガラス転移点 67℃ 〈実施例1〉 共重合ポリエステルAをトルエン79部、メチルエチル
ケトン16部及びジメチルホルムアミド5部よりなる混
合溶剤に70℃に加熱して30分間を要しながら溶解し
、固形分が10重量%となる塗液りを調合した。この塗
液を室温まで冷却した後、二軸延伸ポリエチレンテレフ
タレートフィルム(厚さ50μm)の上にマイヤーバー
(40番)を用いて塗布し、塗布後100℃の温度で乾
燥(約1分間)したところ、層(n)として7μm厚さ
のものが得られた。
次いで、共重合ポリエステルCをトルエン(80部)及
びメチルエチルケトン20部からなる混合溶剤に撹拌し
ながら溶解し、固形分20重量%の塗液Eを調合した。
この塗液Eを先に加工処理したフィルムの層(ff)の
上に、更に、マイヤーバー(III0番)により塗布し
、同様に100℃の乾燥温度で乾燥し、層(I[)とし
て厚さ2.5μmのものを得た。
かくして得られた試料について評価試験を行った。試験
lによる剥離強度は100℃〜200℃の各温度におい
て0.90〜0.95 (lqr/ 15關巾)であり
、141Mはすべて共重合ポリエステルAよりなる層(
II)に生じていた。また剥離の状況はa集破壊による
ものであったが共重合ポリエステルAは薄い層でしかも
ポリカーボネートのフィルムに熱接着層(III)の共
重合ポリエステルC及びポリエステルAが残存している
ので、破壊(剥M)面は目立たなかった。
試験2による即席固形カレーの漏れテストは3週間放置
したが全く漏れはなかった。これらの試験結果を第1表
に記載した。
く実施例2〉 共重合ポリエステルBをトルエン80部、メチルエチル
ケトン20部からなる混合溶媒により溶解し、固形分2
0重量%となる塗液Fを調合した。
この塗液Fと実施例1で作成した塗液りとを重量比で1
対6となるように混合し、1時間撹拌し、溶液Gを調合
した。
この溶液Gを二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィ
ルム(厚さ50μm)の上に、マイヤーバー(40番)
で塗布し、実施例1と同様に乾燥して厚さ7.5μmの
層(II)を形成した。更に実施例1と同様に共重合ポ
リエステルCよりなる層(III)を塗設した。
この蓋材による剥離強度は1.0〜1.10(kf/1
5閣巾)であり、また内容物の漏れ試験も3週間以内で
全く認められなかった(合格)。
〈実施例3〉 実施例1及び2で調合した塗液り及び塗OFを重量比で
2:1の割合で混合し、1時間撹拌して塗液を調合した
以下すべて実施的1及び2と同じ操作を行った。
試験1による剥離強度は1.10〜1.20 (kg/
 15關巾)であり、試験2による即席固形カレーの漏
れは3週間以上まったく認められなかった。結果を別表
−1に記載した。
実施例1〜3では、プラスチックフィルムの支持層(I
)として、二軸延伸ポリエステルフィルム(50μm)
を使用していたため、剥離時に基材の破れを生じやすか
った。そこで、実施例4−1〜4−3及び実施例5−1
〜5−3にてそれぞれ異なったプラスチックフィルムを
支持層として使用し、試験1及び試験2更に、ポリカー
ボネート容器に対し温度160℃、圧力3−/−・fで
1.5秒間熱圧着したサンプルを5HJ作成し、118
時の破れを試験した。
〈実施例4−1〜4−3〉 実施例1,2.3にて調合した塗液り、G、Hを2軸延
伸ポリエステルフイルム(III2μm)/ポリエチレ
ン(20μm)/2軸延伸ポリエステルフィルム(II
I2μm)の積層フィルム上に、塗布し、更にその上に
塗液Eを塗布し、以下同様のテストを行った。
剥離強度は、それぞれ0゜80〜0.90.1.10〜
1.15゜1.15〜1.25 (kg/ 15關巾)
であった、また即席固形カレーの漏れは認められず、し
かもすべて破れはなかった。これは、クツション層にポ
リエチレンを用いたことにより、剥離の応力をこの層が
吸収し、応力集中を防止したためと考えられる。
〈実施例5−1〜5−3〉 プラスチックフィルムの支持層(I)として、ナイロン
(III5μm)/ポリエチレン(20μm)/2軸延
伸ポリエステルフィルム(III2μm)を用い、実施
例4−1〜4−3と同様の操作を行った。
剥離強度は、それぞれ0.8Q〜0.85 (kg/ 
15部m巾)であった、また即席固形カレーの漏れは3
週間以上認められず、破れもなかった。
く比較例1〉 実施例1で調合した塗液りのみを、乾燥後の厚みが7μ
mとなる様に2軸延伸ポリエステルフイルムへ塗布した
剥離強度は0.95〜1.10と安定していたが、即席
固形カレーは7日目ですべて漏れた。
く比較例2〉 実施例2で調合した塗液Fのみを、2軸延伸ポリエステ
ルフイルムに塗布したか、即席固形カレーは5日目にす
べて漏れた。
〈発明の効果〉 本発明のイージーオープンな蓋材は前述の通りであり、
接着が所定の易剥離層(n)により剥離強度は熱圧着温
度によらず安定しており、しかも熱圧着性で結晶性を呈
する共重合ポリエステルCを塗布することにより内容物
及び内容物中の油によって剥離接着層(n)や熱接着層
(III)がまったく浸食されないことが確認された。
く比較例3〉 実施例3で調合した塗液Gのみを、2軸延伸ポリエステ
ルフイルムに塗布、即席固形カレーは2日目にすべて漏
れた。
この結果は、共重合ポリエステルCが即席固形カレーの
浸食に対し、非常に効果が大きいことを示している。
手 続 補 正 書 1、事件の表示 特願平 一 2548 2、発明の名称 +300+ (III)明細書、第8頁、第5行目、「より、少ない
」とあるのを「より少ない」と訂正する。
(2)同、同頁、第6行目、「以上となる結晶」とある
のを「以上となると結晶」と訂正する。
(3)同、第12頁、第6行目、rloO,200,1
40・・・・・・」とあるのをrloo、  120.
 140.・・・・・・」と訂正する。
(4)同、同頁、第10行目、「180℃剥離」とある
のをr 180’剥離」と訂正する。
(5)同、第13頁、第14行目、「共重合ポリエステ
ルB」とあるのを「共重合ポリエステルC」と訂正する
(6)同、第14頁、第1行目、「共重合ポリエステル
C」とあるのを「共重合ポリエステルB」と訂正する。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)プラスチックフィルムよりなる支持層( I )の片
    面に、低結晶性共重合ポリエステルA単独か又は該ポリ
    エステルAと非晶性共重合ポリエステルBとの混合物よ
    りなる易剥離層(II)を設け、更に該易剥離層の上に熱
    圧着性の結晶性共重合ポリエステルCよりなる熱接着層
    (III)を設けてなるポリマー容器の蓋材。 2)容器に熱圧着した後における蓋材と該容器との剥離
    強度が0.8〜1.5kg/15mm巾の範囲である請
    求項1に記載の蓋材。 3)支持層となるプラスチックフィルムがポリエチレン
    テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート及びポリ
    カーボネートのいずれかを含む請求項1に記載の蓋材。 4)共重合ポリエステルAは、結晶化度が20%以下で
    ありかつガラス転移点が10℃以下であり、要すれば酸
    化防止剤及び結晶化核剤が5重量%以下の量添加された
    ものであって、酸成分としてテレフタル酸とアジピン酸
    とを含みかつグリコール成分としてエチレングリコール
    、1,4−ブタンジオール及びポリテトラメチレングリ
    コールを含む共重合体である請求項1に記載の蓋材。 5)共重合ポリエステルBは実質的に非晶性であって、
    ガラス転移点が20℃以下であり、酸成分としてテレフ
    タル酸とセバシン酸とを含み、グリコール成分としてエ
    チレングリコールとネオペンチルグリコールを含む共重
    合体である請求項1に記載の蓋材。 6)共重合ポリエステルCはガラス転移点が50℃以上
    であり、少なくとも20%の結晶化度を有する共重合体
    である請求項1に記載の蓋材。 7)易剥離層(II)を形成する共重合ポリエステルAと
    共重合ポリエステルBとの重量比が1〜10:9〜0の
    範囲である請求項1に記載の蓋材。
JP2022548A 1990-02-01 1990-02-01 蓋材 Pending JPH03240658A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001328221A (ja) * 2000-05-24 2001-11-27 Tohcello Co Ltd 易開封性包装材料
JP2015083379A (ja) * 2010-03-12 2015-04-30 積水化学工業株式会社 離型フィルム及び離型フィルムの製造方法

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