JPH03240265A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

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JPH03240265A
JPH03240265A JP2036095A JP3609590A JPH03240265A JP H03240265 A JPH03240265 A JP H03240265A JP 2036095 A JP2036095 A JP 2036095A JP 3609590 A JP3609590 A JP 3609590A JP H03240265 A JPH03240265 A JP H03240265A
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insulating film
film
fet
providing
photoresist mask
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JP2036095A
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Masaoki Ishikawa
石川 昌興
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は化合物半導体装置、特に集積回路装置に用いら
れる電界効果トランジスタ(FET)とその製造方法に
関する。
〔従来の技術〕
化合物半導体集積回路装置は、半絶縁性GaAS基板上
に、ショットキー障壁ゲート型電界効果トランジスタ(
以下FETと呼ぶ)や、ダイオード、抵抗等の素子が形
成され、それらの素子を絶縁膜で覆い、これら絶縁膜に
スルーホールを設け、素子間を配線により結合して得ら
れる。また絶縁膜は多層配線の場合には、上層配線と下
層配線との眉間絶縁膜として用いられる。
例えば第9図に示すように同一の半絶縁性GaAs基板
lに複数の電界効果トランジスタ(FET) 60.6
1が設けられ、他にシゴットキーダイオード6.抵抗7
等が設けられている。
各素子はそれぞれ所定の特性に適した能動層(動作層)
 18.19.20.21がイオン注入法により設けら
れ、FET60,61の場合では、ショットキー特性を
有するゲート電極30.31が設けられ、オーミンク電
極2および引出し電極または配線3がそれぞれ設けられ
、FETのソース電極4およびドレイン電極5が設けら
れている。
また各素子は共通な絶縁膜17で覆われ保護されている
。この絶縁膜17は、多層配線の場合には上層配線と下
層配線との眉間絶縁膜として用いられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような従来技術による半導体集積回路装置には、イ
オン注入法によるFETのしきい値電圧(Vい)が目的
値に正確に得られない問題点がある。
例えば、実験によればFETの動作層を得るために、半
絶縁性GaAs基板にt133+イオンを、ドーズ量5
 XIO”cm−”、 30keVの注入エネルギーで
イオン注入し、これをシリコン酸化膜(SiO□)で表
面保護し、800°C9水素ガス中20分間のアニール
処理により活性化し動作層を得る。ゲート方向は(10
0)面ウェハーでオリフラの方向は<OTI>である。
ゲート長L q ”” 1 j”+デー1幅Wf=10
pm+において、しきい値電圧(■い)が、−0,4V
(7)D−FETが得られ、一方ドーズ量2 XIOl
tcm”zの場合では+0.2VのE−FETが得られ
た。しかし、しきい値電圧の適確な再現性は難しく、最
大±50%の差異があった。
このようにFETのしきい値電圧は、基板の表面状態や
、イオン注入、アニール保護膜およびアニール条件、さ
らに素子加工の影響などがあり、常に安定して得ること
が難しい。特に集積回路半導体装置に要求されるFET
は回路構成によりD−FET、E−FETがあり、更に
同じタイプのFETでもしきい値電圧が異なる等の要求
があり、これらの異なるしきい値電圧のFETを同時に
イオン注入法のみで適確に得ることは極めて困難があっ
た。
本発明の目的は、異なるFETのしきい値電圧を目的の
値に得る半導体集積回路装置およびその製造方法を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、半導体基板上に、シッットキー障壁ゲート型
電界効果トランジスタ、ダイオード、抵抗の素子が含ま
れて集積化され、これら素子上に、絶縁膜が設けられて
成る半導体集積回路装置において、 各素子に膜応力の異なる絶縁膜が設けられ、あるいは更
に前記各素子に設けられた膜応力の異なる絶縁膜上に同
一種の絶縁膜が設けられて成ることを特徴としている。
本発明の半導体集積回路装置の製造方法は、半導体基板
上に設けられたFET素子表面に膜応力を有する第1の
絶縁膜を設ける工程と、前記第1の絶縁膜上に膜応力の
ない第2の絶縁膜を設ける工程と、 前記第2の絶縁膜上の所定の領域に第1のホトレジスト
マスクを設ける工程と、 所定の前記第2の絶縁膜を反応性イオンエツチングによ
り除去する工程と、 前記第1のホトレジストマスクを除去し、膜応力を有す
る第3の絶縁膜を全面またはゲートを含みその周辺に設
ける工程と、 全面に第2のホトレジストマスクを設け工・ノチバック
して前記第2の絶縁膜を露出し、前記第2のホトレジス
トマスクを除去する工程とを含むことを特徴としている
また本発明の半導体集積回路装置の製造方法は、半導体
基板上に設けられたFET素子表面に第1の絶縁膜とそ
の表面に金属膜を設ける工程と、所定のFETの前記金
属膜上に第1のホトレジストマスクを設ける工程と、 化学腐蝕法および反応性イオンエツチングにより所定の
前記金属膜および第1の絶縁膜を除去し、前記第1のホ
トレジストマスクを除去する工程と、全面に第2の絶縁
膜を設け、この第2の絶縁上の全面に第2のホトレジス
ト膜を平坦に設ける工程と、 全面をエッチバックして金属膜を露出し、前記第2のホ
トレジスト膜および金属膜を除去する工程とを含むこと
を特徴としている。
さらに本発明の半導体集積回路装置の製造方法は、 半導体基板上に設けられた複数のFET素子の表面に第
1の絶縁膜を設け、 前記第1の絶縁膜上に金属膜を設け、この金属膜上の所
定のFETpJ域に第1のホトレジストマスクを設ける
工程と、 前記第1のホトレジストマスク下以外の前記金属膜およ
び第1の絶縁膜を除去する工程と、前記第1のホトレジ
ストマスクを除去し、全面に第2の絶縁膜を設け、この
絶縁膜上の全面に第2のホトレジストを平坦に設ける工
程と、エッチバックして前記金属膜を露出し、この金属
膜上の所定のF E T 領域に第3のホトレジストマ
スクを設け、この第3のマスク下以外の露出された金属
膜をエツチング除去する工程と、前記第3のホトレジス
トマスクを除去し、第3の絶縁膜を全面に設け、この膜
上の前記金属膜上を除いた所定のFETpJ域域に第4
のホトレジストマスクを設ける工程と、 この第4のマスク下以外の前記第3の絶縁膜を除去して
前記金属膜を露出する工程と、前記第4のホトレジスト
マスクと金属膜を除去する工程とを含むことを特徴とし
ている。
〔作用〕
本発明は、FETのゲートを含みその近傍に絶縁膜を設
けることにより、しきい値電圧が変動することを使用し
たものである。例えば第10図は前述した条件により得
られたしきい値電圧−〇、4■のD−FETを用いて、
各種の絶縁膜例えば(1)プラズマ酸化膜(PE−3f
og) 、(2)プラズマ窒化膜(PE −S 1ON
) 、(3)熱気相成長酸化膜(CVD−3i Ox)
等を設けた場合の、絶縁膜の厚さ変化に対し、しきい値
電圧の変化を示したものである。
こ・の結果は、P E−3i Ozは負(ノーマリオン
)ノ変動を示し、CvD−3iO2はPE−3iOtと
は反対に正(ノーマリオフ)の方向に変動する。一方、
PE−5iONは全く変動しないことを示している。
本発明は、このような絶縁膜によるしきい値電圧の変動
を利用して所定のしきい値電圧を有するFETを得るも
のである。
〔実施例〕
以下、本発明に係る半導体集積回路装置について説明す
る。
第1図はこの発明によるFETが複数個設けられた半導
体集積回路装置のFET部分の断面図を示したものであ
る。
半絶縁性GaAs基板1上にイオン注入法により得られ
た第1のFET60の動作層20および第2のFET6
1の動作層21に、それぞれゲート電極30゜31と、
オーミック電極2により、ソース電極4およびドレイン
電極5が設けられている。各々のFETは、膜応力が異
なるかもしくは同様な絶縁膜で第1の絶縁膜70および
第2の絶縁膜71が設けられた構造である。
例えば第1のFET60のしきい値電圧が+〇、2■の
゛E大FET、第2のFET61が−0,4■のD−F
ETで、これに第1のFET60の第1の絶縁膜70に
無応力の絶縁膜PE−3iNを用い、第2のFET61
の第2の絶縁膜71に膜応力を有した絶縁膜例えば負方
向に変動するPE−3iO*をlμ顛設ければ、しきい
値電圧−〇、4vが−0,4V+(−0,25V ’)
 = −0,65V ニ変化1.t、:、0−FETが
得られる。一方、E−FETは無応力膜が設けられてい
るため変動せず+〇、2Vのまま得られる。
ま′た前述した第1の絶縁膜70および第2の絶縁膜7
1において、第1の絶縁膜70に応力がある絶縁膜を用
い、第2の絶縁膜に無応力の絶縁膜を用いてもよい。こ
の場合は当然ながら、第1のFET60はしきい値電圧
は変化するが、第2のFET60は変動しないFETが
得られる。
以上、第1の絶縁膜および第2の絶縁膜として、無応力
絶縁膜または応力を有する絶縁膜を用いた場合を述べた
が、第1の絶縁膜と第2の絶縁膜の双方が応力を有する
絶縁膜でも有効である。この場合は、双方のしぎい値電
圧を同時に変化させることができる。
第2図に他の構造例を示した。
例えばGaAs基板1上に設けられた第1のFET60
.第2のFET61.更に第3のFET62というよう
に複数のFETのしきい値電圧を変化させたい場合、第
3のFET62の応力を有する絶縁膜70は薄く、第2
のFET61の応力を有する絶縁膜71は厚く設けられ
、更に第1のFET60は応力を有する絶縁膜70とそ
の上面に設けられた応力を有する絶縁膜72により更に
厚く設けられた多層膜から成る眉間絶縁膜である。
また第3図に示すように、各FET素子の絶縁膜が単層
でもよいし、一部のFETに無応力な絶縁膜を用いても
よい。
更゛に第4図に示すように、それぞれ異なる絶縁膜?0
.71.72上に同一絶縁膜73を設けてもよい。
以上のように組合せは自由であり、これによって目的の
しきい値電圧のFETを得ることができる。
尚、しきい値電圧の変化は、ゲートを含む周辺の絶縁膜
の形成でも同様の効果が得られる。
次に半導体装置の製造方法について説明する。
第5図(a)〜(e)は第1の製造方法を説明するため
に、集積回路装置に多数用いられるFETの一部につい
て製造工程に従って示した断面図である。この第1の製
造方法は、第1図の半導体集積回路装置を製造する方法
を示す。
まず第5図(a)に示すように、半絶縁性GaAs基板
1に例えば複数のFET素子60および61を形成する
が、動作層20.21はイオン注入法により得る。例え
ば、FET60の動作層20は、シリコンイオン2″S
i”を2 XIO”cm−!のドーズ量、 30keV
でイオン注入する。一方、FET61の動作層21は5
 XIO”c++−”のドーズ量を前記同様30keV
でイオン注入する0次に、これにシリコン酸化膜(Si
(h)で保護し、800″C)1gガス中で20分間ア
ニールして、イオン注入層を活性化する。
次にショットキー障壁が形成されるゲート電極30゜3
1を、高耐熱性金属例えばタングステン・シリコン(W
Si)をスパッター被着したのち、ドライエツチング法
により形成する。ゲート長り。
は1μmでゲート幅W、 =10νmである。
このようにして得られたFET素子のしきい値電圧は、
FET60は+〇、2V (E−FET) 、FET6
1は一〇、4V (D−FET)であった。
次に第5図中)に示すように、FET60および61の
全面に第1の絶縁膜70として、応力の無いプラズマ窒
化11PE−3iONを10000人形成する。
次に通常用いられているホトレジストマスク80をFE
T60に設ける。
次に第5図(C)に示すように、FET61に設けられ
た第1の絶縁膜P E−3i ON@ CFa/ Hg
ガスを用いて反応性イオンエツチング法により完全に除
去しマスク80を除去する。
次に第5図(d)に示すように、第2の絶縁膜として応
力を有する絶縁膜、例えばプラズマ気相成長によるP 
E−3i Ozを全面に10000人設ける。
最後に第2図(e)に示すように、ソース電極4゜ドレ
イン電極5を設ける。
以上のようにして、FET60はスレッショホルド電圧
は変化せず+0.2■で、FET60は−0,65Vに
変化した半導体集積回路装置が得られる。
次に第2の製造方法について第6図を用いて説明する。
第6図(a)〜(e)は複数のFETの各FET毎に異
なる絶縁膜が形成される工程を断面図により示したもの
である。
この製造方法は、絶縁膜を上積みして、他のFETのス
レッシゴホルド電圧を変えることなく一部のFETのし
きい値電圧を変化させる場合に適している。製造工程に
おいて前記第1の製造方法と同様な工程の説明は省略す
る。
まず第6図(a)に示すように、GaAs基板l基板酸
されたFET素子60および61の全面に、第1の絶縁
膜70として例えば膜応力の有するPE−3f Oz 
wIl、ヲ6000人形成シ、次ニ第2 (7)m縁膜
71トして、例えば無応力のPE−3iON膜を600
OA設ける。次に第2の絶縁膜71のFET素子の所定
の領域にホトレジストマスク80を設ける。
次に第6図(ロ)に示すように、第2の絶縁膜71を通
常の反応性イオンエツチングにより所定の領域を除去し
、次にFET60のしきい値電圧を変化させるために必
要な膜厚、例えばPE−3iOz膜4500 Aを第3
の絶縁膜72として形成する。
次に第6図(C)に示すように、全面に通常用いられる
ホトレジスト81を平坦に塗布する。
次に第6図(d)において、ホトレジスト81をCF。
102ガスを用いた反応性イオンエツチングによりエッ
チバックして、第2の絶縁膜71の表面が露出するまで
エツチングする。この時、FET素子60の表面にはま
だホトレジスト81は残されている。
次に第6図(e)において、ホトレジスト81を全面除
去してFET60の絶縁膜として、新たに元の膜厚より
450OA追加された第3の絶縁膜72を形成する。従
ってしきい値電圧は例えばFET60およびFET61
(7)各々元の値が−5,5V(7)場合、FET60
は0.25V増加して一〇、65Vが得られる。
このようにして得るFET61上の第1の絶縁膜70は
第2の絶縁!1171があるためエツチングにより膜ベ
リする心配はない、しきい値電圧は絶縁膜71が無応力
絶縁膜であるため、そのまま残置されてもFET61の
しきい値電圧に何ら影響は与えない。
次に第3の製造方法について第7図を用いて説明する。
第7図(a)〜(e)は集積回路装置におけるFET部
分を工程順に示した断面図である。前記第1の製造方法
と同様な工程の説明は省略する。
まず第7図(a)に示すように、GaAs基板1に形成
されたFET素子60およびFET素子61の全面に、
第1の絶縁膜70として例えば膜応力を有するPE−3
iOzを10000人設け、次に金属膜90を全面に設
ける。金属膜は後に絶縁膜を設ける工程において反応、
溶融等の問題がなく、且つ化学s!!l!法またはドラ
イエツチング法により容易に除去される物質であればよ
く、例えばアルミニウム(AI)膜を500人程度設け
る。次に所定の領域に例えばFET60にホトレジスト
マスク80を設け他を開口部とする。
次に第7図中)に示すように、ホトレジストマスり80
の開口部のFET5I域の金属膜90をリン酸(H2P
O,)液を用いてエツチング除去し、第1の絶縁膜70
を露出し、続けて、この絶縁膜70をCF、/H,ガス
を用いて反応性イオンエツチングにより除去する。
次に第7図(C)に示すように、全面に第2の絶縁膜7
1として例えば膜応力を有するPE”510g膜を45
0OA設け、次に全面にホトレジスト81を平坦に設け
る。
次に第7図(d)に示すように、CF =/ Otガス
を用いたエッチバック法により、金属膜90が露出する
までエッチバックする。このとき、FET61の第2の
絶縁膜71上には未だホトレジスト81が残っている。
次に第7図(e)に示すように、金属ll90を再びH
,PO,液によりエツチング除去し、更にホトレジスト
81を除去してFET60の絶縁膜70とFET61の
絶縁膜71がそれぞれ異なる膜厚で設けることができる
以上述べたように金属膜を用いることにより、ドライエ
ツチングのストッパーとなり、またエンドポイントモニ
ターとすることができる。また、この製造方法によれば
、膜応力を有する厚い絶縁膜のFETに隣接して薄い絶
縁膜を形成したFETを得ることができる。
尚この実施例ではFET60にPE−3i○2膜を10
000Å形成することにより、元のスレッショホルド電
圧よりも0.25V負側に変化させることが可能となり
、一方FET61は4500Åの膜厚のため0.1■負
側に変動させることができる。これはまた当然ながら、
いずれの膜応力の絶縁膜を用いることも可能であり、例
えばFET60を負方向にFET61を正方向に、ある
いは両方のFET共正方向に変化させることができる。
以上3つの製造方法について述べたが、これらの方法を
適宜組合せることにより、さらに絶縁膜の構成は多様化
され集積回路装置におけるFETはより最適化が可能と
なる。
例えば、第8図に示すようにFET素子60.61゜6
2の複数のFETのしきい値電圧を、FET62は変更
せず、FET61を変更し、FET60は更に大きく変
化させる場合の製造方法について説明する。
まず第8図(a)に示すように、複数のFET素子、例
えばFET6”0.FET61.FET62を設け、第
1の絶縁膜70に膜応力を有するP E−310zを膜
厚7000人設け、次に金属膜90例えばアルミニウム
(Al>を500人設ける。次に所定の領域に例えばF
ET62を除いた他のFET60およびFET61に、
通常のホトレジストマスク80を設ける。
次に第8図(b)に示すように、FET61iJf域の
金属膜90をリン酸(HsPOn)でエツチング除去し
、続いて、CF a/ Htガスを用いた反応性イオン
エツチング法により第1の絶縁膜70を除去し、次にホ
トレジストマスク80を除去したのち、全面に第2の絶
縁膜71としてPE−3iON膜を4000人設け、次
にホトレジスト膜81を全面に平坦に設ける。
次に第8図(C)に示すように、ホトレジスト膜81を
エッチバック法により金属膜90が露出されるまでエッ
チバックする。次にFET62上に残されたホトレジス
ト膜81を除去し、所定の領域例えばFET61上の金
属膜上にホトレジストマスク82を設け、次に露出され
ているAl膜90を前記と同様にリン酸(HiP04)
でエツチング除去し、FET61上だけに金属膜90を
設ける。
次に第8図(d)に示すように、ホトレジストマスク8
2を除去したのち、全面に膜応力を有する第3の絶縁膜
72として例えばPE−3iO2を3000人形威し、
FET60領域にホトレジストマスク83を設ける。
次に第8図(e)に示すように、CF、/H!ガスを用
いた反応性イオンエツチングにより第3の絶縁膜72を
金属膜90が露出されるまでエツチング除去する。ここ
で金属膜90はエツチングのエンドモニターとなると同
時に、第1の絶縁膜70のエツチング保護の役割も果た
している。
次に第8図(f)に示すように、金属膜90およびホト
レジストマスク83を除去して、FET62の第2の絶
縁膜71がP R−S i 0N4000人で設けられ
、FET61の第1の絶縁膜70がPE−3iO□70
00人で設けられ、さらにFET60は第1の絶縁膜7
0に第3の絶縁膜72が3000Å設けられて1000
0大の絶縁膜が設けられた、それぞれ絶縁膜厚さの異な
るFETが設けられる。
以上のようにして得られた集積回路装置のFETのスレ
ッショホルド電圧は、FET62は変化せず、FET6
1は負方向に変化し、FET60は負方向に更に大きく
変化させることができる。
尚、用いられる絶縁膜の組合せは実施例に限られない。
従って、負方向に変化させることも、正方向に変化させ
ることも可能である。
また、個々の異なる絶縁膜上に跨がり更に絶縁膜を設け
ることも可能である。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、しきい値電圧が最
゛適な構造のFETが集積された半導体集積回路装置お
よびその製造方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図および第4図は集積回路装置の
複数のFETに個々に互いに異なる膜応力の絶縁膜が設
けられたFET断面図、第5図、第6図、第7図および
第8図は本発明による製造方法の各側を工程順に示した
集積回路装置の複数のFET断面図、 第9図は従来の集積回路装置の断面図、第10図は絶縁
膜のスレッショホルド電圧特性を示す図である。 1・・・・・半絶縁性GaAs基板 2.3・・・オーミック電極、引出し電極4.5・・・
ソース電極、ドレイン電極6・・・・・ダイオード 7・・・・・抵抗 18、19.20.21・・・動作層 17、70.71.72.73・・・絶縁膜30、31
.32・・・・・ゲート電極60、61.62・・・・
・FET

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板上に、ショットキー障壁ゲート型電界
    効果トランジスタ、ダイオード、抵抗の素子が含まれて
    集積化され、これら素子上に、絶縁膜が設けられて成る
    半導体集積回路装置において、各素子に膜応力の異なる
    絶縁膜が設けられ、あるいは更に前記各素子に設けられ
    た膜応力の異なる絶縁膜上に同一種の絶縁膜が設けられ
    て成ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. (2)半導体基板上に設けられたFET素子表面に膜応
    力を有する第1の絶縁膜を設ける工程と、前記第1の絶
    縁膜上に膜応力のない第2の絶縁膜を設ける工程と、 前記第2の絶縁膜上の所定の領域に第1のホトレジスト
    マスクを設ける工程と、 所定の前記第2の絶縁膜を反応性イオンエッチングによ
    り除去する工程と、 前記第1のホトレジストマスクを除去し、膜応力を有す
    る第3の絶縁膜を全面またはゲートを含みその周辺に設
    ける工程と、 全面に第2のホトレジストマスクを設けエッチバックし
    て前記第2の絶縁膜を露出し、前記第2のホトレジスト
    マスクを除去する工程とを含むことを特徴とする半導体
    集積回路装置の製造方法。
  3. (3)半導体基板上に設けられたFET素子表面に第1
    の絶縁膜とその表面に金属膜を設ける工程と、 所定のFETの前記金属膜上に第1のホトレジストマス
    クを設ける工程と、 化学腐蝕法および反応性イオンエッチングにより所定の
    前記金属膜および第1の絶縁膜を除去し、前記第1のホ
    トレジストマスクを除去する工程と、全面に第2の絶縁
    膜を設け、この第2の絶縁上の全面に第2のホトレジス
    ト膜を平坦に設ける工程と、 全面をエッチバックして金属膜を露出し、前記第2のホ
    トレジスト膜および金属膜を除去する工程とを含むこと
    を特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  4. (4)半導体基板上に設けられた複数のFET素子の表
    面に第1の絶縁膜を設け、 前記第1の絶縁膜上に金属膜を設け、この金属膜上の所
    定のFET領域に第1のホトレジストマスクを設ける工
    程と、 前記第1のホトレジストマスク下以外の前記金属膜およ
    び第1の絶縁膜を除去する工程と、前記第1のホトレジ
    ストマスクを除去し、全面に第2の絶縁膜を設け、この
    絶縁膜上の全面に第2のホトレジストを平坦に設ける工
    程と、 エッチバックして前記金属膜を露出し、この金属膜上の
    所定のFET領域に第3のホトレジストマスクを設け、
    この第3のマスク下以外の露出された金属膜をエッチン
    グ除去する工程と、 前記第3のホトレジストマスクを除去し、第3の絶縁膜
    を全面に設け、この膜上の前記金属膜上を除いた所定の
    FET領域に第4のホトレジストマスクを設ける工程と
    、 この第4のマスク下以外の前記第3の絶縁膜を除去して
    前記金属膜を露出する工程と、 前記第4のホトレジストマスクと金属膜を除去する工程
    とを含むことを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
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