JPH03240168A - 図形データ検策・格納方法 - Google Patents

図形データ検策・格納方法

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JPH03240168A
JPH03240168A JP2036038A JP3603890A JPH03240168A JP H03240168 A JPH03240168 A JP H03240168A JP 2036038 A JP2036038 A JP 2036038A JP 3603890 A JP3603890 A JP 3603890A JP H03240168 A JPH03240168 A JP H03240168A
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Fumitaka Otsu
文隆 大津
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、計算機に入力した図形データを、メモリへ格
納し、そのメモリに格納した状態から図形データを検索
する方法に係り、特に任意の位置にある図形を高速化に
検索し、メモリを効率良く使用するのに好適な、図形デ
ータ検索・格納方法に関する。
〔従来の技術〕
図形データの検索に関連して、特開昭58−11707
7号には、図形データの格納アドレスを登録したアドレ
スデータテーブルと、管理テーブルであって、図形デー
タの存在する有効座標領域を適当な小区分領域に分割し
た各領域について、その領域を代表する座標とこの区分
領域を通過する図形のアドレスを格納した、アドレスデ
ータテーブル上の領域アドレスとを対応づけた管理テー
ブルとの、二つのテーブルを用いて図形を検索する方法
が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術には1次のような問題があった。
(1)、任意の図形を検索する場合に、数段階に階層化
された管理テーブルを参照する必要があり、図形処理の
高速化の障害となっている。
(2)、この方式を有効にするためには、アドレスデー
タテーブルには区分領域に含まれる図形が順番に入って
いなければならない。従って図形を新たに追加したり、
削除すると、アドレスデータをソーティングして区分領
域に含まれる図形が順番に入るようにアドレスデータを
並べかえる必要がある。
(3)0図形を構成する線分の端点、屈曲点、線分など
を選択的に検索する機能がないため1例えば線分上の指
定位置の点だけを検索する場合に、まず候補になる図形
全体を検索し、その後で求める点を抽出する必要があり
、検索の能率が悪い。
そこで、本発明の目的は、図形データに対して、これら
の問題を解決する能率の良い図形データの検索・格納方
法を提案することにある。
c問題点を解決するための手段〕 上記目的は1図形データの格納アドレスを、位置座標に
対応づけた多次元配列のアドレスデータテーブルに格納
し、さらに未使用のアドレスデータテーブルのメモリ領
域を他から間接的に利用することでメモリの使用効率を
向上させることにより達成される。また、特に図形デー
タを構成する線分の(i)、端点、(i)屈曲点、(i
)11分上の点、(iF)面を構成する点、さらに(マ
)関連する属性情報のいずれかだけを検索する場合には
、対象となる条件を満たす図形データまたは、属性情報
の格納アドレスだけをアドレスデータテーブルに格納し
て検索を行うか、またはアドレスデータテーブルに各項
目に対応する図形識別子を併せて格納することにより、
能率の良い図形、属性情報検索が達成される。
〔作用〕
本発明では、空間的酸がりを持つ図形データに対して、
その図形データの広がり以上の次元を持つ配列からなる
アドレスデータテーブルを対応づける・ここで1図形デ
ータとアドレスデータテーブルの間で座標変換を行なう
ことにより、図形上の任意の点をアドレスデータテーブ
ルの−っの配列番号に対応づけることができる。そして
各図形データが格納されている図形データテーブルの格
納先アドレスを、アドレスデータテーブルに格納する。
ここで任意の位置にある図形データを検索する場合、そ
の位置からアドレスデータテーブルの対応する配列番号
を求め、そこに格納されている図形データの格納先アド
レスを介して所望の図形を検索することができる。又、
任意のセルに対応するアドレスデータテーブルのメモリ
領域が満杯の場合、アドレスデータテーブルに、図形デ
ータが格納されている図形データテーブルの格納先のア
ドレスと併せて、他のセルに割り当てられたメモリ領域
を間接的に利用するための関連情報を代替格納するので
、アドレスデータテーブルを効率良く使用することがで
きる。さらに、アドレスデータテーブルに、図形データ
の図形識別子を格納すれば、検索時にこの図形識別子を
判定することにより、線分や点などの図形を構成する特
定の要素や関連する属性情報等を選択的に能率良く抽出
することもできる。
〔実施例〕
本発明による図形データの格納方法を第1図により説明
する。
まず、図形データを格納するための図形データテーブル
12、属性情報を格納するための属性情報テーブル13
の一例を示す。図形データテーブル12において、Nm
は、第m番目の図形を構成している点(図形データ)の
数、Py:  は、第m番目の図形を構成する第n番目
の点(図形データ)を示し、その右に書かれたX、Yは
、それぞれP: のX座標、Y座標を表す。又、属性情
報データテーブル13において、Amは、第m番目の属
性情報を示し、その右に書かれたX、Yは、それぞれA
mのX座標、Y座標を、Cmは、その属性情報の内容を
表わす。この属性情報は、種々の情報を図面上のX、Y
fi標と関連させて格納する場合に用いる。例えば属性
情報としては、地図上の寺院の記号が位置する場所(座
標)とともにその属性情報の内容として寺院名を格納す
る。本実施例では、このような数値化された二次元の線
図形、属性情報に関する図形データ、属性情報等のデー
タテーブル上の格納先アドレスをアドレスデータテーブ
ル11登録する。
10は、図面に書かれた図形の存在する領域である。図
面は二次元的な広がりを有し、第1図の(0,0)を原
点にとりX方向、Y方向を図のように決める。そして1
図形の存在領域10をX方向、Y方向にそれぞれ等分割
して、セルと呼ばれる領域に区分する。図中14が分割
された各セルである。工は、セル各14のX方向の番号
、Jは、各セルのY方向の番号である。アドレスデータ
テーブル11には、各セル14に対応して、あらかじめ
定められた固定容量のメモリ領域111が対応づけられ
ている。ここで、図面上の各セル(I。
J)で表わし、それに対応するアドレスデータテーブル
11の固定容量のメモリ領域をX (I、J)と表わす
。セル(I、J)に対応する固定容量のメモリ領域X 
(I、J)はDP個に細分されており、これは配列と考
えることができる。ここでDPは、セル(I、J)に対
応するメモリ領域X(I、J)に登録可能な図形データ
の格納アドレスの数であり、そのに番目にアドレスデー
タが有る場合はX (I、J、K)と表わすことにする
本実施例では、DP=2とし、セル(I、J)に対して
固定容量のメモリ領域X (I、J)は、112.11
3の2つのメモリ領域に細分されている。このメモリ領
域112,113の先頭アドレスは、I、J、Kを用い
て計算される。セル(I、J)を通過する全図形データ
・属性情報等の格納アドレスをセルに対応したメモリ領
域X(I、J)に格納しきれない場合、近辺のセルに対
応したメモリ領域に代替して格納する。そのため、細分
された各メモリ領域(I、J、K)に代替アドレスデー
タを格納していることを示すための格納先識別子aと、
格納されているアドレスデータが自分自身のセルのもの
か他のセルのものかを区別するための自他判別子すとを
格納する。各メモリ領域(I、J、K)には、格納先識
別子a。
自他判別子すの他、図形データ・属性情報等が格納され
ている図形データテーブル12又は属性情報テーブル1
3内の各領域の先頭アドレスを示すアドレスデータC1
図形データ・属性情報等の特徴を示す図形識別子dを登
録する。格納先識別子aは、各セル(I、J)に対応し
た細分された各メモリ領域X (L J、K)ごとに登
録されているので、K番目のメモリ領域X (L J、
K)に登録されている格納先識別子aを、他のセルに対
応したメモリ領域、例えばX (I+1.J)内のに番
目のメモリ領域X (1+1.J、K)に対応させて用
いれば、格納先識別子aと配列番号Kにより代替格納さ
れているメモリ領域X (I+1゜J、K)の先頭アド
レスを計算できる。これにより、高速なデータ検索が可
能となる。
ここで、格納先識別子aは、例えば、当該セルに隣接す
る8個のセルとに対し当該セルとの相対的な位置関係で
対応づけられたセル識別番号15に従って配列された8
ビツトのコードからなり、代替格納先した場合“1″の
フラグを立てて示す。
ビットが“0”であれば対応する隣接セルのメモリ領域
に代替格納が可能であることを示す。従って、格納時に
、この格納先識別子aビット並びを片側から順に、it
 Ottのビットを捜索して、求まったビットに対応す
る隣接セルメモリ領域に対して自分と対応する配列番号
にのメモリ領域を調べる。この代替格納候補のメモリ領
域に空きがあれば、ここにアドレスデータを代替格納し
、格納先識別子aの対応するビットに“1”のフラグを
セットする。また、代替格納候補のメモリ領域に空きが
なければ、フラグは“Q 71のままにし1次の候補を
調べる。一方、検索時には、格納先識別子aのビット並
びの中から、′1“のフラグがセットされている代替格
納先のみを選択して、I、J。
Kを基にその先頭アドレスを求める。
自他識別子すの例としては、初期値にtt Onを設定
しておき、他セルのアドレスデータを格納した場合パ1
”をセットする方法がある。これにより、自分のセルに
関するアドレスデータを読み出す場合、値がEI O#
のもののみを選択することで、他セルのアドレスデータ
との混同を避けるとこができる。ここでは、基準となる
セルに対して隣接する8個のセルを代替格納先の候補と
した場合の例を説明したが、代替格納先の候補は、隣接
する8個のセルに限定されない。第1図の15にこの様
なセル識別番号の一例を、又、16.17には。
セル(L J)に対応する細分されたメモリ領域112
.113に登録されている格納先識別子112a、11
3aの例を示す。本実施例では、セル(I、J)に対す
る112で示される配列番号に=1のメモリ領域X (
I、J、1)の格納先識別子112aに関しては、16
で示す様に相対位置2(セル(r+l、J))−3(セ
ル(I+1、J+1))、5 (セル(1−1,J+1
))に対応する隣接セルに、配列番号に=2のメモリ領
域X (I、J、2)の格納先識別子113aに関して
は、17で示す様に相対位置4(セル(1゜J+1))
に対応する隣接セルに代替格納先があることがわかる。
格納先識別子aは前述した様に、各セル(1゜J)に対
しメモリ領域X (I、J)内の各配列にごとに登録す
る方法と、各セル(I、J)に対するメモリ領域X (
1,J)の一部にまとめて登録する方法とがある。さら
に、格納先識別子aを配列Kにより区別せず、セル対応
で共通に登録する方法もある。この様な例を実施例2と
して第2図に示す。各セル(I、J)に対して、アドレ
スデータテーブルには201,202の2つのメモリ領
域と格納先識別子を格納するメモリ領域とを含むメモリ
領域X (L J)が対応づけられており、このメモリ
領域X (I、J)の先頭アドレスは、I、Jを用いて
計算される。各細分されたメモリ領域X (I、J)に
は、前述した自他識別子すのかわりにデータ検索時に代
替格納元との照合をはかるための格納元識別子eを登録
する。
格納元識別子eの一例としては、格納するアドレスデー
タCが自分自身のセルに対応したものであれば、′1”
を1代替セルのものであれば、前述したセル識別番号1
5を用いてその格納元を示すビット並びを登録する。ア
ドレスデータの検索時には該当セルに対応するメモリ領
域内の細分されたメモリ領域の1つに登録されている格
納先識別子203が示すセル番号と、格納先メモリ領域
内の各配列ごとに登録されている格納光識別子eのセル
識別番号との対応をとることで、正しく代替格納先のア
ドレスデータを検索することができる。
第2図において、より具体的にセル(I、J)に対する
メモリ領域X (I、J)に格納しきれないアドレスデ
ータADP、   を右隣のセル(■十l、J)に代替
格納する例を示す。21はセル(I、J)を中心とする
セル識別番号を、22はその右隣のセル(1+1.J)
を中心とするセル識別番号を示したものである。セル(
I、J)を中心とすると、右隣セル(I+1.J)は識
別番号+r 2 ptで示されるので、セル(I、J)
に対するメモリ領域X (I、J)内の格納先識別子2
03のビット並びは、識別番号2のビット位置にIt 
117を立てて23の様になる。同時にセル(I+1.
J)に対するメモリ領域X (I+1゜J)の格納光識
別子24には、ここに格納されているアドレスデータが
左隣のセル(I、J)のものであることを示す識別番号
“6”が格納される。
本実施例では、第2図に示すセル識別番号21゜22の
ように当該セル中心に隣接する8つのセルを対応付けて
いるので、格納先識別子a (203)が示す識別番号
が5以下であれば、4を加えた値が、また6以上であれ
ば、4を引いた値が、代替格納先のメモリ領域内に配列
に対応に登録されている格納光識別子e (24)が示
すセル識別番号となる。この識別番号を用いて他セルに
対するメモリ領域に代替格納されているアドレスデータ
を検索することができる。アドレスデータCが未登録の
場合には、格納先msq子a、格納光識別子eに初期値
rt O”をセットしておき、検索時のアドレスデータ
参照処理を省略する。ここでは、以下、前述した実施例
1をもとに検索・格納方法を具体的に説明する。
第1図に戻って、図形識別子dの一例を説明する。端点
を″1”、屈曲点を“2″、線分上の点を3′″1面の
構成点を“4”、属性情報の代表点を“5”とする。例
えば、図形の端点と屈曲点を図形データとして格納した
い場合には、それぞれの座標を格納した図形データテー
ブル上の格納−を示すアドレスデータCと、端点″1”
と屈曲点“2″のいずれかを示す図形識別子dとをアド
レスデータテーブル11内の細分されたメモリ領域に格
納する。線分上の点も図形データとして併せて格納した
い場合には、図形データテーブル12の線分上の始点あ
るいは終点の座標を格納したメモリ領域の先頭アドレス
を示すアドレスデータCと、線分上の点“3″を示す図
形識別子dとをアドレスデータテーブル11内の細分さ
れたメモリ領域に格納する。属性情報についても格納し
たい場合には、その座標を格納した属性データテーブル
の書くメモリ領域の先頭アドレスを示すアドレスデータ
Cと属性情報“5″を示す図形識別子dとをアドレスデ
ータテーブル11内の細分されたメモリ領域に格納する
さらにアドレスデータテーブル11内のメモリ領域に1
図形データテーブル12の図形を構成している点の数を
示すNmが格納されている各メモリ領域の先頭アドレス
(例えば、第工図の図形データテーブル12のメモリ領
域121の先頭アドレス)も追加登録するようにすれば
、図形全体も検索することができる。
次に、全体の動作を説明する。図形の存在領域10内に
は、例えば線図形L1、線図形L2、線図形L3、属性
情報Amが記載されているとする。
この図形を後述する図面入力装置で読取り、線図形L1
、線図形L2、線図形L3ごとにその端点。
屈曲点の図面上におけるX、Y座標をその構成点数Nm
とともに図形データテーブル12に図形データとして格
納する。また、属性情報Amについても同様に、図面上
におけるx、Y座標を属性テーブル13にその属性情報
の内容Cmとともに属性上法データ格納する。
図形データテーブル12は、図形を構成する点Pの座I
I (X、 Y)とその構成点数Nとを格納するテーブ
ルである0図形データテーブル12上の領域Y(Ll)
内の領域121に格納されたN。
は線図形Ll上の折線の本数を示し、領域122は線図
形LLの第1番目の点P□1のX座標を格納する領域で
あり、領域123は線図形L1の第i番目の点P11の
Y座標を格納する領域である6線図形L1の第i番目の
X座標は領域124に、線図形L1の第i番目のY座標
は領域125にそれぞれ格納され線図形L1上のすべて
の端点、屈曲点についてそのX座標とY座標が領域Y 
(LL)内に格納される。
同様にして、線図形L2、L3についてもその折線の本
数、端点、屈曲点のX、Y座標を領域Y(L2)、Y 
(L3)にそれぞれ格納する。
アドレスデータテーブル11は、前述した格納先識別子
a、自他識別子b、図形データテーブル12内の各領域
の先頭アドレス(格納先アドレス)を示すためのアドレ
スデータC及び図形の特徴を示す図形識別子dをセルご
とに格納するテーブルである。X (I、J)は、図形
存在領域10内のセル(I、J)に対応するアドレスデ
ータテーブル11内のメモリ領域で、このメモリ領域X
 (LJ)の大きさ(記憶容量)は一定であり、配列K
により細分されている。このように各セル14に対応す
る各メモリ領域111の大きさが一定であるので、セル
番号I、Jからアドレスデータテーブル11上の各メモ
リ領域の先頭アドレスが求まれば、配列番号Kを用いて
細分された各メモリ領域X (I、J、K)の先頭アド
レスも順次決まる。
この細分されたメモリ領域X (I、J、K)には、セ
ル(I、J)を通過する線分に関するデータ又は、その
代替格納先を示す情報が格納されている。
細分された各メモリ領域は、前述したように近辺の代替
メモリ領域ににアドレスデータを代替格納していること
を示す格納先識別子a、格納されているデータが自分自
身のセルのものか他のセルのものかを区別するための自
他識別子b、アドレスデータを登録する領域C及び図形
の特徴を示す図形識別子dに分かれている。
例えば、セル(I、J)には、線図形L1を構成する線
分1.が通過しているので、この線分11の始点又は終
点のX、Y座標が格納されている図形データテーブル1
2内の領域の先頭アドレス(格納先アドレス)が、アド
レスデータテーブル11内のメモリ領域X (I、J)
を構成するメモリ領域112,113にそれぞれ格納さ
れている。
また、図形の特徴を表す図形識別子dの値、並びに、格
納されているアドレスデータが自分自身のセルのもので
あることを示す自他識別子すの値0も格納されている。
より具体的には、メモリ領域112には、図形データテ
ーブル12内で線図形L1の第i+1番目の点P□■1
の座標が格納されている領域126の先頭アドレス(格
納先アドレス)を示すアドレスデータAD  Pii+
4とその点が端点であることを示す図形識別子dの値#
1jjと、格納されているアドレスデータが自分自身の
セルのものであることを示す自他識別−子すの値“0”
が、領域113には、図形データテーブル12内で線図
形L1の第i番目の点p1t+xの座標が格納されてい
る領域127の先頭アドレス(格納先アドレス)を示す
アドレスデータADP1”1とその点が線分上の点であ
ることを示す図形識別子dの値“3″と、格納されてい
るアドレスデータが自分自身のセルのものであることを
示す自他識別子すの値tt Oy′が格納されている。
又、右隣セル(I+1.J)に対するメモリ領域X(I
十1.J)内のメモリ領域114には1図形データテー
ブル12内で線図形L2の第J+1番目の点の座標が格
納されている領域128の先頭アドレス(格納先アドレ
ス)を示すアドレスデータAD  P2J+1とその点
が屈曲点であることを示す図形識別子dの値″2”と、
格納されているアドレスデータが他セルのものであるこ
とを示す自他識別子すの値tt 1 nが格納されてい
る。第1図の16は、メモリ領域X (I、J)内の配
列1のメモリ領域112に登録されている格納先識別子
aであり、セル(I、J)の図形に関するアドレスデー
タが、自分から見て右隣の配列番号2に対応するセル(
I+1.J)に対するメモリ領域X(I+1.J)内の
配列lのメモリ領域114に代替格納されていることを
示すため、識別番号パ2”に対応するビットが“1″に
なっている。
同様にメモリ領域X (I+1.J+1)内のメモリ領
域115とメモリ領域X (I−1,J+1)内のメモ
リ領域116にもセル(L J)の図形に関するアドレ
スデータが代替格納されており、16で示す格納先識別
子aはそれぞれ対応する識別番号″3” tl 5 I
+にそれぞれ値tt 1 F+が格納されている。又、
第1図の17は、メモリ領域X(I、J)内の配列2の
メモリ領域113に登録されている格納先識別子aであ
り、セル(I、J)の図形に関するアドレスデータが、
自分から見て上方の配列番号a 4 J+に対応するセ
ル(I、J+1)に対するメモリ領域X (I、J+1
)内の配列2のメモリ領域上17に代替格納されている
ことを示すため、識別番号“4”に対応するビットが“
1”になっている。
以上の様に、セル(I、J)を通過する図形に関する各
図形データの格納先アドレスを示すアドレスデータは、
最初に自己セルに対応するメモリ領域内の領域112,
113に格納され、ここが満杯になれば、順に他のセル
に対応するメモリ領域内の領域114,115.117
,116に代替格納されていく。
本方法を実施する装置の全体構成を第3図に示す。計算
機(CPU)301には、データバス311を介してデ
ータ入力装置308、メモリ303が接続されている。
メモリ303は、図形データを格納する図形データテー
ブル12のエリア304と、属性データテーブル13の
エリア302と、図形データの格納先アドレスを登録す
るアドレスデータテーブル11のエリア305と、図形
データ格納プログラムのエリア306と、図形データ検
索プログラムのエリア307よりなる。
また、各プログラムはハードウェアで実現することも可
能である。
処理対象となる図面309は、計算機301によって起
動されたエリア307内の図形データ格納プログラムに
従って、図形データ入力部308から図形データとして
読み取られ、エリア304内の図形データテーブル12
と、エリア302属性データテーブル13に格納される
。さらに上述したように、図形データテーブル12内で
各図形データの格納されている領域の格納先アドレスを
示すアドレスデータがエリア305内のアドレスデータ
テーブル11に格納される。図形データは、前述したよ
うに、折線の端点、及び屈曲点の座標によって記述され
ている。また、属性データは、図形の存在を示すデータ
及び、そのデータの内容を示すデータが記述されている
。図形データ入力装置308は、人手で座標データ化す
るマニュアル図面入力装置、または、自動的に読み取る
自動図面入力装置、または、他のシステムで作成した図
形を、磁気テープなどを介して受は渡すための磁気テー
プ装置310などで構成される。
図形データを検索する場合は、計算機301がエリア3
07内の図形データ検索プログラムを起動し、エリア3
05のアドレスデータテーブル11を参照して、エリア
304の図形データテーブル12に格納されている図形
データを求める。
アドレスデータテーブル11は第4図に示すアルゴリズ
ムに従って作成する。まずアドレスデータテーブル11
のメモリ領域全体を初期化する。
例えば値“O”を代入する(ステップ401)。
次に全図形データを参照して、X方向、Y方向それぞれ
についての座標値を比較し、最大値と最小値を求め、そ
の差から図形データのサイズとして、X方向の長さFX
、Y方向の長さFYを求める(ステップ402)。この
後1図形データの各図形の端点、及び屈曲点の座標値を
参照しながら、端点、屈曲点の座標を格納した図形デー
タテーブルの格納先アドレスを示すアドレスデータC1
格納先識別子a、自他識別子す又は格納先識別子e、図
形識別子dをアドレスデータテーブル11のメモリ領域
に登録する。まず、座標変換式によって、座Ill (
X、 Y)を、その座標を含むセルの番号I、Jに変換
する(ステップ405)。
ここで、FX、FYは図形の存在する領域のX方向、Y
方向のそれぞれの長さである。AX、AYは図形の存在
する領域のX方向、Y方向それぞれの分割数である。〔
〕はガウス記号であり、〔〕内に書かれた数を越えない
最大の整数をとることを意味する。次にアドレスデータ
テーブル11内のこのセル番号I、Jに対応するメモリ
領域X (I、J)に、図形データテーブルに格納され
た図形データの格納先アドレスを登録する。セル(I、
J)に対応するメモリ領域X (I、J)の容量は固定
されている。セル(I、J)に対応するメモリ領域X 
(I、J)内の配列はX (I。
J、K)と考えることができるので、メモリ領域X (
I、J)の先頭アドレスADRは、ADR=AYXDP
XNBXI+NBXDPXJ+NBX(K−1)+FS
T$AD   −−−(2)より計算できる。ここでD
Pは、セル(I、J)に対応するメモリ領域X (I、
J)に格納できる図形データの格納先アドレスの数、N
Bは一つの図形データの格納先アドレスについて、格納
先識別子a、自他識別子す、アドレスデータC及び図形
識別子dを格納するメモリ領域の容量、FST$ADは
アドレスデータテーブルの先頭アドレスである。もし AY=2”、DP=2”、NB=2’ とすると ADH=IX2”””+JX2””+(K−1)X2”
+FST$AD  −(3)と書ける。2のべき乗は、
シフト演算により計算できるため計算機処理に向いてい
る。
(2)式よりアドレスデータテーブルエリア305上で
の先頭アドレスを計算する(ステップ406)。このメ
モリ領域に、前述した格納先識別子a、自他識別子b、
アドレスデータC及び図形識別子dを格納する(ステッ
プ408)。この時、領域X (I、J、K)にすでに
データが登録されている場合は、(I、J、に+1)、
(I。
J、に+2)というようにに当該メモリ領域X(I、J
)内の配列Kを更新しながら空き領域を調べる。ここに
空き領域が見つからない場合、前述したように、格納先
識別子aを基に1代替格納先の候補となるメモリ領域を
調べ、格納可能なメモリ領域を選択する(ステップ40
7)。この空きメモリ領域には初期値tt O#が登録
されている。
以上の処理をすべての端点、屈曲点及び属性情報につい
て繰り返す(ステップ404)。
さらに、端点、屈曲点、属性情報を除く線分上の点もア
ドレスデータテーブルに登録する場合には(ステップ4
09)、まず図形を構成する各線分とセルの境界の交点
を求める(ステップ411)。セルの境界は、垂直方向
と水平方向の2通りが選択できるので1次の方法で一方
を選択する。まず、セル内の線分を対角線として、X方
向、Y方向に平行な辺を持つ外接四角形を設定し、その
X方向の長さをDX、Y方向の長さをDYとする。そし
てDX≧DYならば、垂直方向のセルの境界を選択する
。また、DY>DXならば、水平方向のセルの境界を選
択して、(1)式を用いて線分とセルの境界との交点を
含むセルの番号(I、J)に変換する(ステップ412
)。
線分の端点および、セルの境界との交点について、全て
の隣接する点の間でその中点を求める。
次いで、(1)式に従って、それらの中点を含むセル番
号を求める(ステップ412)。ここで、線分とセルの
垂直方向の境界線とセルの水平方向の境界線が一点で交
わる場合には、その交点を囲む4セルを線分が通過する
セルとみなすために、そのセル番号を求める。この4セ
ルのうちの2セルの番号はすでに求まっているので、他
の2セルの番号はセルの隣接関係から容易に求まる。こ
のセル番号をステップ412で求めたセル番号に追加す
ることによって、線分を通過する全セル番号が求まる(
ステップ413)。こうして求めたセル番号を(2)式
に代入してアドレスデータテーブルの先頭アドレスを算
出しくステップ414)、アドレスデータテーブルの空
き領域を探し、格納可能なメモリ領域を選択する(ステ
ップ415)。
このメモリ領域に格納先識別子a、自他識別子す。
アドレスデータC及び、線分上の点を示す図形識別子d
を格納する(ステップ416)。この方法によって線分
が通過するすべてのセルに対応するアドレスデータテー
ブル11に、データが格納される。
以上の処理を、図形を構成するすべての線分について繰
り返す(ステップ410)。アドレスデータテーブルへ
の格納先識別子a、自他識別子b、アドレスデータCと
図形識別子dの格納は、すべての図形データ、属性情報
について実行する(ステップ403)。ステップ403
に、図形の色、サイズを判定したり、さらに、図形デー
タの端点のみ、端点及び屈曲点のみ、または面上の点の
み、関連する属性情報等というように特定の候補だけを
選択的に格納する機能を付加することによって、その特
定の情報についてのみのアドレスデータテーブルを作成
できる。また図形の追加または削除を示す。この処理は
、端点Pから指定範囲内にある最も近い線分りを選択し
く点Pを含む線分は除外する)、点Pを線分り上に引き
込む処理である。
本処理では、まず、端点、屈曲点、線分上の点について
アドレスデータテーブルを作成する。つぎに第3図のメ
モリ303の図形データ検索プログラムエリアに格納さ
れている図形検索プログラムを起動する。図形検索プロ
グラムを第6図に示す。
まず座標Pを指定しくステップ601)、点Pのまわり
に探索窓を設定(ステップ602)する。
その探索窓の左下および右上の座標を、(1)式によっ
てセル番号に変換する(ステップ603)。
そしてこのステップ603で求めたセルの番号を参照し
て、探索窓の内側にあるセルの番号を求め(ステップ6
04)、(2)式を用いて、セル番号に対応するアドレ
スデータテーブルのアドレスを求める(ステップ606
)。この指定されたアドレスから配列の更新、さらに格
納先識別子を参考にしながら、該当するすべての図形に
関して、アドレスデータCと図形識別子dを求める(ス
テップ607)。ステップ606とステップ607の処
理は、探索窓の内側にあるセルのすべてについておこな
う(ステップ605)。このデータの中のアドレスと図
形識別子dより、図形存在領域のに存在する線分のうち
、図形識別子dが示すアドレスの対応するセルの近くの
セルに存在する線分を選択し、抽出した線分群と点Pと
の距離をそれぞれの座標から数学的に求め、それらの距
離を比較し、最も近い線分を選択する(ステップ608
)。そしてこの線分と点Pを含む線分の交点Qをもとめ
、点Pの座標を点Qの座標にする。
さらに立体図形に関するアドレスデータテーブルの構成
へ適用するためには、配列(I、J、K)の次元DPを
増やすことによって可能である。次に、あらかじめ準備
しておいた一定のメモリ容量及び、近辺の空きメモリ領
域(代替格納先)に対して、図形データの数が多すぎて
図形データのアドレスデータ等(代替格納のための関連
情報等も含む)を格納しきれない場合のアドレスデータ
の格納方法について第7図により説明する。第7図(a
)は、セル(L J)を通過している図形を示す。この
セル(I、J)には線図形Lnと線図形Lmとが通過し
ており、Pn′は線図形Ln上のj番目の点(線分上の
点)、pn””は線図形Lnの上のj+1番目の点(屈
曲点)、p、1は線図形Lm上のi番目の点(線分上の
点)、p、1+1は線図形Lmの上のi+1番目の点(
屈曲点)である。
また、図中破線で示した線図形Laは新たに追加された
線図形を意味する。PIは線図形La上の第1番目の点
(屈曲点)を示す。
第7図(b)は、アドレスデータ等を格納しきれない場
合のアドレスデータテーブル700への格納方法の一例
を示す。X (I、J)はセル(I。
J)に対応するメモリ領域である。このメモリ領域X 
(I、J)の一部の領域71にアドレスのオーバーフロ
ーを示す識別子として値6を格納し、そのアドレスで指
示された別のメモリ領域72にX (I、J)に格納し
きれなかったアドレスデータ等を引き続き格納していく
。また、第7図(c)のアドレスデータテーブル710
に示すように、X (I、J)の先頭領域73にはアド
レスと、オーバーフローを示す識別子6を格納し、ここ
に格納されていたアドレスデータ等と新しいアドレスデ
ータ等とを合わせて、そのアドレスの示す別のメモリ領
域74に移してもよい。このようにメモリへの格納を制
御することによって、図形データが密に存在するセルに
対しても本発明を拡張して適用できる。さらに、第7図
(d)のアドレスデータテーブル720に示すように、
このようなオーバーフローの生じているセルに対して、
新たに図形が追加される場合にも、そのオーバーフロー
しているデータとともに、追加する図形のアドレスデー
タ等を、別の新しいメモリ領域76に移してもよい。こ
の場合、領域75に格納されているアドレスのみを変更
すればよい。領域71に格納されているアドレスデータ
等が新しく追加されたデータである。また、第7図(e
)のアドレスデータテごプル730に示すように、オー
バーフローした際にアドレスデータ等を別のメモリ領域
に格納する場合、そのアドレスデータ等と対になる領域
77のアドレスが示す別の領域78を設け、さらに次に
新しい図形が追加された時には、この領域78内の部分
領域79に格納されているアドレスを用いて、もう一つ
別の領域80を指示することによって、順次新しい図形
のアドレスデータ等を格納することができる。ここで、
別の領域78としてアドレスデータテーブルでデータの
格納されていないメモリ領域を対応付けることができる
。この場合は、このメモリ領域にはこの領域に対応する
データが格納されていないことを示す識別子を格納して
おく。
このように、本発明は多様な拡張が出来、図形データ格
納方法は広範囲に実用可能である。
〔発明の効果〕
他セルに割り当てられた空のメモリ領域を間接的に使用
することで、アドレスデータテーブルを効率よく利用で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1の図形データテーブルとアドレスデ
ータテーブル、属性情報テーブル等の構成を示す図、第
2図は、実施例2のアドレスデータテーブル等の構成を
示す図、第3図は、本発明の図データ格納方法を実施す
る場合のハードウェア構成図を示す図、第4図は、図形
データ格納アルゴリズムを示す図、第5図は、T字接続
処理の方法を示す図、第6図は1図形検索アルゴリズム
を示す図、第7図は、オーバーフローが生じた場合のア
ドレスデータの構成を示す図である。 符号の説明 11・・・アドレスデータテーブル(実施例1)。 12・・・図形データテーブル、13・・・属性情報テ
ーブル、14・・・セル、15・・・セル識別番号、2
0・・・アドレスデータテーブル(実施例2)、301
・・・計算機(CPU)、302・・・属性情報データ
テーブル、303・・・メモリ、304・・・図形デー
タテーブル、305・・・アドレスデータテーブル、3
06・・・図形データ格納プログラム、307・・・図
形データ検索プログラム、308・・・図形データ入力
部、309・・・図面、310・・・磁気テープ装置。 311・・・データバス。 第1図 第2図 でル(1,J)甲l(゛ −t!1しくZ+ r、 J ) LP、u’第3図 joり 31θ 第4図(ff) (α) <b) 第6図 手 続 補 正 書 事 件の表示 平成2年特許願第 平成2年2月19日提出の特許願 うbo3多 (Sl) y 発明の名称 図形データ検索・格納方法 補正をする者 事件との関係 名称

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、データを格納する図形データテーブルと、上記図形
    データの格納先アドレスを登録する、多次元配列によっ
    て記述されたアドレスデータテーブルと、 上記図形データの属性を指定する情報を格納する属性情
    報データテーブルと、 上記図形データから上記アドレスデータテーブルを作成
    し、図形データテーブルを参照して、図形データの広が
    りの軸方向に対して、それぞれの最小値と、最大値を求
    めて図形データの広がりを検出する領域サイズ判定部と
    、図形データの座標を、図形データ領域を等分割して得
    られる小領域に割り当てた番号に変換する変換部と、ア
    ドレスデータをアドレスデータテーブルの空き領域を探
    して格納する図形データ格納部と、上記アドレスデータ
    テーブルを用いて図形データを検索する図形データ検索
    部より構成し、上記図形データ格納部の動作によって、
    図形データ領域を等分割して得られる小領域を通過する
    すべての図形の格納アドレスを、アドレスデータテーブ
    ルの各小領域に対応させた、一定の大きさの領域に格納
    し、図形検索部によつて、上記アドレスデータテーブル
    に登録したアドレスデータから、指定の範囲内にある図
    形を検索する図形データ検索・格納方法において、 上記アドレスデータテーブル内の小領域の番号に対応し
    てあらかじめ準備したアドレスデータテーブルのメモリ
    、並びに近辺の間接的に代替利用できる空のアドレスデ
    ータテーブルのメモリに対して、図形データの数が多く
    てアドレスデータを格納しきれない場合には、対応した
    アドレスデータテーブルのメモリの一部にアドレスと、
    オーバーフローを示す情報を格納し、そのアドレスで指
    示された別のメモリ領域に、引き続きアドレスデータを
    格納することが出来るようにしたことを特徴とする図形
    データ検索・格納方法。 2、特許請求の範囲第1項記載の、データ格納部におい
    て、上記アドレスデータテーブルにアドレスデータを格
    納するための空き領域を探す時、図形データ領域を等分
    割して得られる小領域の番号に対応して予め準備したア
    ドレスデータテーブルのメモリ以上に図形データの数が
    多く、アドレスデータを格納しきれない場合に、該当小
    領域以外の近辺の空き領域にアドレスデータを代替格納
    し、その情報をアドレスデータテーブルに格納すること
    で間接的に他領域の空きメモリを利用することを特徴と
    する図形データ検索・格納方法。3、特許請求の範囲第
    2項の、別のメモリ領域として、アドレスデータテーブ
    ル上でデータの格納されていないメモリを対応付け、そ
    のメモリが別の領域のデータであることを示す情報を併
    せ持たせることを特徴とする図形データ検索・格納方法
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