JPH032399Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH032399Y2 JPH032399Y2 JP1983140198U JP14019883U JPH032399Y2 JP H032399 Y2 JPH032399 Y2 JP H032399Y2 JP 1983140198 U JP1983140198 U JP 1983140198U JP 14019883 U JP14019883 U JP 14019883U JP H032399 Y2 JPH032399 Y2 JP H032399Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ram
- opening
- piston rod
- shaped groove
- coupling device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 6
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 6
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 6
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Shearing Machines (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えばシヤーリングマシンやプレス
ブレーキのごとく、左右方向に長いラムを上下動
自在に備えてなる油圧プレスにおける油圧シリン
ダとラムとの連結装置に係り、さらに詳細には、
製作が容易であり、かつラムに傾斜を生じた場合
であつても傾斜を許容して、油圧シリンダ等にか
じり現象を生じさせることのない連結装置に関す
るものである。
ブレーキのごとく、左右方向に長いラムを上下動
自在に備えてなる油圧プレスにおける油圧シリン
ダとラムとの連結装置に係り、さらに詳細には、
製作が容易であり、かつラムに傾斜を生じた場合
であつても傾斜を許容して、油圧シリンダ等にか
じり現象を生じさせることのない連結装置に関す
るものである。
従来、例えば、油圧プレスの1種であるプレス
ブレーキやシマリングマシンには、ラムをその長
手方向両端で機体の両側に設けたギブによつて昇
降を案内し、機体の両側上方に設けた流体圧シリ
ンダのピストンロツドにボールジヨイントなどを
介してラムを連結(例えば特開昭57−159219号公
報参照)して駆動するのが一般的であつた。
ブレーキやシマリングマシンには、ラムをその長
手方向両端で機体の両側に設けたギブによつて昇
降を案内し、機体の両側上方に設けた流体圧シリ
ンダのピストンロツドにボールジヨイントなどを
介してラムを連結(例えば特開昭57−159219号公
報参照)して駆動するのが一般的であつた。
上記のような連結機構を備えたラムで折り曲げ
あるいは剪断を行なう場合に、長いラムの両端付
近を昇降駆動する連結部分は大なり小なり片荷重
を受けてピストンロツドを湾曲させる力が作用
し、ラムの昇降が円滑を欠く不都合があつたので
ある。
あるいは剪断を行なう場合に、長いラムの両端付
近を昇降駆動する連結部分は大なり小なり片荷重
を受けてピストンロツドを湾曲させる力が作用
し、ラムの昇降が円滑を欠く不都合があつたので
ある。
本考案は上記した従来の連結装置の不都合を克
服する目的でなされたもので、以下に図面にもと
づいてその好適実施例を詳細に説明する。
服する目的でなされたもので、以下に図面にもと
づいてその好適実施例を詳細に説明する。
第1図・第2図に例示した油圧プレス1はプレ
スブレーキであつて、機台3の両側にC字形の側
枠5,5を備え、側枠5,5の前方(第2図の左
方)上部には流体圧シリンダ7,7がとりつけて
ある。
スブレーキであつて、機台3の両側にC字形の側
枠5,5を備え、側枠5,5の前方(第2図の左
方)上部には流体圧シリンダ7,7がとりつけて
ある。
上記した流体圧シリンダ7,7のピストンロツ
ド9,9の下端には後述する総括的なラム連結機
構11,11を介してラム13が連結してあり、
ラム13の下面に取付けた可動工具15が、機台
3にとりつけた固定工具17に接近離反して折り
曲げの作業を行なうのである。
ド9,9の下端には後述する総括的なラム連結機
構11,11を介してラム13が連結してあり、
ラム13の下面に取付けた可動工具15が、機台
3にとりつけた固定工具17に接近離反して折り
曲げの作業を行なうのである。
第1図に明らかなように、ラム13は左右両端
で高さ方向に狭く、中間は高さ方向に巾が広く設
けてあり、その上端近くの左右と、下端近くの左
右との4ケ所に、前後方向(第2図の左右方向)
に対をなすフリーローラ19が設けてある。
で高さ方向に狭く、中間は高さ方向に巾が広く設
けてあり、その上端近くの左右と、下端近くの左
右との4ケ所に、前後方向(第2図の左右方向)
に対をなすフリーローラ19が設けてある。
このフリーローラ19は上端近くのものは、側
枠5から両側枠の内側に突出して設けた上部ガイ
ドブロツク21を挟んで回動自在であり、下端近
くのものは側枠5の前方(第2図の左方)に突出
したブラケツト23に直交して設けた下部ガイド
ブロツク25の前後を挟んで回動自在である。
枠5から両側枠の内側に突出して設けた上部ガイ
ドブロツク21を挟んで回動自在であり、下端近
くのものは側枠5の前方(第2図の左方)に突出
したブラケツト23に直交して設けた下部ガイド
ブロツク25の前後を挟んで回動自在である。
したがつてラム13の昇降移動は上記した12個
のフリーローラ19が上部ガイドブロツク21と
下部ガイドブロツク25に案内されているから、
前記した機台3及び固定工具17に対して垂直姿
勢を維持し続けるのである。
のフリーローラ19が上部ガイドブロツク21と
下部ガイドブロツク25に案内されているから、
前記した機台3及び固定工具17に対して垂直姿
勢を維持し続けるのである。
更に第3図に示したように前記した側枠5を繋
ぐタンクユニツトベース27には中央ガイドブロ
ツク29がとりつけてあつて、対応するラム13
の中央にも2重構成の中央ローラ31が設けてあ
る。
ぐタンクユニツトベース27には中央ガイドブロ
ツク29がとりつけてあつて、対応するラム13
の中央にも2重構成の中央ローラ31が設けてあ
る。
第4図・第5図に示すように、側枠5の前端近
くの梁部材33に設けたシリンダ取付穴35に分
割された1対のテーパーリング37と締付ボルト
39とによつて、流体圧シリンダ7が上記した取
付穴35と同心に位置するように固着してある。
くの梁部材33に設けたシリンダ取付穴35に分
割された1対のテーパーリング37と締付ボルト
39とによつて、流体圧シリンダ7が上記した取
付穴35と同心に位置するように固着してある。
第5図に示した流体圧シリンダ7の上方に設け
たものはソレノイドバルブ41であり、ソレノイ
ドバルブ41から垂下しているのは、流体圧の導
管43である。
たものはソレノイドバルブ41であり、ソレノイ
ドバルブ41から垂下しているのは、流体圧の導
管43である。
前記したピストンロツド9はピストンを兼ねて
いて、下端にラム13の長手方向の上下面を水平
摺動面とする突起部5を設けてT字形状に形成し
てある。
いて、下端にラム13の長手方向の上下面を水平
摺動面とする突起部5を設けてT字形状に形成し
てある。
上記した突起部45部分が、前後方向へ摺動可
能かつ左右方向へ僅かに移動可能であるように、
ラム13の長手方向に第1の隙間47を備え更に
倒立T字状溝を備えた円板形状の揺動体49が設
けてあり、ラム13の対応位置には上記揺動体4
9を揺動自在に保持するスライドリング51を嵌
合し、かつ上部に開口部を形成した円形状の支承
穴部53が設けてある。
能かつ左右方向へ僅かに移動可能であるように、
ラム13の長手方向に第1の隙間47を備え更に
倒立T字状溝を備えた円板形状の揺動体49が設
けてあり、ラム13の対応位置には上記揺動体4
9を揺動自在に保持するスライドリング51を嵌
合し、かつ上部に開口部を形成した円形状の支承
穴部53が設けてある。
上記したスライドリング51と支承穴部53の
上方は、ラム13が揺動体49とともに揺動する
ときに、ピストンロツド9と干渉しないように第
2の隙間55が設けてある。
上方は、ラム13が揺動体49とともに揺動する
ときに、ピストンロツド9と干渉しないように第
2の隙間55が設けてある。
したがつて本実施例のラム連結装置は、油圧プ
レスのラムを面接触による単位面積当り低面圧で
作動させ、なおピストンロツドにその移動方角と
直交する方向の応力、云い換えればピストンロツ
ドを曲げるラムの長手方向の応力を摺動自在な突
起部と隙間とで吸収してラムの昇降を円滑に行い
得る効果を得て従来装置の不都合を解消し得たの
である。
レスのラムを面接触による単位面積当り低面圧で
作動させ、なおピストンロツドにその移動方角と
直交する方向の応力、云い換えればピストンロツ
ドを曲げるラムの長手方向の応力を摺動自在な突
起部と隙間とで吸収してラムの昇降を円滑に行い
得る効果を得て従来装置の不都合を解消し得たの
である。
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案の要旨は実用新案登録請求の
範囲に記載のとおりであるから、その記載より明
らかなように、本考案においては、ラム13の両
側部に形成した円形の支承穴部53に円板状の揺
動体49を嵌合した構成である。したがつて、支
承穴部53および揺動体49の加工が容易である
と共に面接触の嵌合が容易なものである。
に、要するに本考案の要旨は実用新案登録請求の
範囲に記載のとおりであるから、その記載より明
らかなように、本考案においては、ラム13の両
側部に形成した円形の支承穴部53に円板状の揺
動体49を嵌合した構成である。したがつて、支
承穴部53および揺動体49の加工が容易である
と共に面接触の嵌合が容易なものである。
また、流体圧シリンダ7におけるピストンロツ
ド9の下端部のT字形状部は、揺動体49のT字
状溝に前後方向に摺動可能かつ左右方向に僅かに
移動可能に係合した構成であるから、前後方向の
摺動によりピストンロツド9と揺動体49との連
結が容易である。また左右方向に僅かに移動可能
であること及び揺動体49が回動自在であること
により、油圧シリンダ7のピストンロツド9に対
するラム13の左右方向の傾斜および加圧時にお
けるラム13等の歪を容易に許容し得るものであ
り、ピストンロツド9に左右方向の歪を生じせし
めるようなことがないものである。したがつて、
油圧シリンダ7およびピストンロツド9とラム1
3との連結部にかじり現象を生じるようなことが
ないものである。
ド9の下端部のT字形状部は、揺動体49のT字
状溝に前後方向に摺動可能かつ左右方向に僅かに
移動可能に係合した構成であるから、前後方向の
摺動によりピストンロツド9と揺動体49との連
結が容易である。また左右方向に僅かに移動可能
であること及び揺動体49が回動自在であること
により、油圧シリンダ7のピストンロツド9に対
するラム13の左右方向の傾斜および加圧時にお
けるラム13等の歪を容易に許容し得るものであ
り、ピストンロツド9に左右方向の歪を生じせし
めるようなことがないものである。したがつて、
油圧シリンダ7およびピストンロツド9とラム1
3との連結部にかじり現象を生じるようなことが
ないものである。
第1図は本考案の実施例としてのプレスブレー
キの正面図、第2図は同上側面図、第3図は同上
平面図、第4図は連結部の拡大詳細図、第5図は
第4図の側面図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、1……
油圧プレス、11……連結機構、19……フリー
ローラ、21……上部ガイドブロツク、25……
下部ガイドブロツク、29……中央ガイドブロツ
ク、45……突起部、47……第1隙間、49…
…揺動体。
キの正面図、第2図は同上側面図、第3図は同上
平面図、第4図は連結部の拡大詳細図、第5図は
第4図の側面図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、1……
油圧プレス、11……連結機構、19……フリー
ローラ、21……上部ガイドブロツク、25……
下部ガイドブロツク、29……中央ガイドブロツ
ク、45……突起部、47……第1隙間、49…
…揺動体。
Claims (1)
- 左右の側枠5,5に装着した各流体圧シリンダ
7,7によつてラム13を上下動する形式の油圧
プレスにおけるラム連結装置にして、ラム13の
左右両側部に形成した円形の各支承穴部53に上
方に開口した開口部を設け、上記各支承穴部53
に回動自在に嵌合した円板状の各揺動体49に、
前記支承穴部53の開口部に連通するT字状溝を
設け、前記各流体圧シリンダ7,7におけるピス
トンロツド9の下端部のT字形状部を、各支承穴
部53の開口部を経て各揺動体49のT字状溝に
前後方向に摺動可能かつ左右方向に僅かに移動可
能に係合してなることを特徴とする油圧プレスに
おけるラム連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14019883U JPS6052099U (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | 油圧プレスにおけるラム連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14019883U JPS6052099U (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | 油圧プレスにおけるラム連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6052099U JPS6052099U (ja) | 1985-04-12 |
JPH032399Y2 true JPH032399Y2 (ja) | 1991-01-23 |
Family
ID=30313981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14019883U Granted JPS6052099U (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | 油圧プレスにおけるラム連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6052099U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57159219A (en) * | 1981-03-26 | 1982-10-01 | Aizawa Tekkosho:Kk | Preventing device for tilting of ram of press brake |
-
1983
- 1983-09-12 JP JP14019883U patent/JPS6052099U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57159219A (en) * | 1981-03-26 | 1982-10-01 | Aizawa Tekkosho:Kk | Preventing device for tilting of ram of press brake |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6052099U (ja) | 1985-04-12 |
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