JPH03239853A - 軸支構造における軸受の潤滑構造 - Google Patents

軸支構造における軸受の潤滑構造

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JPH03239853A
JPH03239853A JP3223990A JP3223990A JPH03239853A JP H03239853 A JPH03239853 A JP H03239853A JP 3223990 A JP3223990 A JP 3223990A JP 3223990 A JP3223990 A JP 3223990A JP H03239853 A JPH03239853 A JP H03239853A
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JP
Japan
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chamber
bearing
lubricating oil
oil
lubricating
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Pending
Application number
JP3223990A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Higashiyama
康彦 東山
Toshitake Suzuki
利武 鈴木
Yasunori Nakawaki
康則 中脇
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/048Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0493Gearings with spur or bevel gears

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば自動車用或いは航空機用の変速機の軸
支構造において採用される軸受の潤滑構造に関する。
〔従来の技術〕
軸支構造の一形態として、回転軸の一端が軸受を介して
ケーシングに支承されるようにしたものがある。
かかる軸支構造は、例えばポルシェPFM3200型航
空機用減速機に採用されていて、常時油浴状態とされな
い部位の軸支構造(中間軸の軸支構造)においては、そ
の軸受の潤滑性を向上させるために、同軸受の背部にケ
ーシングとにより形成されるチャンバに連通孔を通して
常時潤滑油のある油溜(チャンバより下方に設けられて
いる)から潤滑油が導かれるようにした軸受の潤滑構造
が採用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記した従来の軸受の潤滑構造においては、
常時潤滑油のある油溜内に潤滑油を上方へ流動させる掻
き上げ部材を配設して、油溜の底部より上方へ押し上げ
られる潤滑油の−・部が連通孔を通してチャンバ内に供
給されるように構成されてはいるものの、チャンバには
十分な量の潤滑油が供給されないおそれがあり、チャン
バに供給された潤滑油によ!Q潤滑される軸受の寿命を
低下させるおそれがある。
本発明は、上記した問題に対処すべくなされたものであ
り、チャンバ内に油溜から潤滑油が吸引されるようにし
てチャンバ内−・の潤滑油供給量を増大し軸受の寿命を
向上させることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本発明においては、回
転軸の一端が軸受を介してケーシングに支承されるよう
にした軸支構造において、前記軸受の背部に前記ケーシ
ングとにより形成されるチャンバを連通孔を通して油溜
に連通させて前記連通孔の油溜側開口が前記油溜内の潤
滑油によって塞がれるようにするとともに、前記回転軸
と一体回転可能に組付けられるファンを前記チャンバ内
に配設して同ファンの回転により前記チャンバ内の空気
又は潤滑油が前記軸受を通して前記チャンバ外に送り出
されるようにした。
〔作用〕 本発明による軸受の潤滑構造においては、回転軸の回転
に伴ってファンが一体的に回転すると、チャンバ内の空
気又は潤滑油が軸受を通してチャンバ外に送り出される
ため、チャンバ内が負圧状態となる。このため、開口を
油溜内の潤滑油によって塞がれている連通孔を通して油
溜内の潤滑油がチャンバ内へと吸引され、同潤滑油はフ
ァンによりチャンバ外に送り出され、そのときに軸受を
通過して潤滑する。
〔発明の効果〕
本発明による軸受の潤滑構造においては、回転軸と一体
的に回転するファンによりチャンバ内を負圧として連通
孔を通してチャンバ内に潤滑油が積極的に吸引されるよ
うにしたものであるため、連通孔の開口をケーシング内
の底部近くに設けることにより、ケーシング内に予め充
填する潤滑油の量を増加することなく低い油面のままで
チャンバ内に充分な潤滑油量を導くことができ、充填油
量の増加に伴う不具合(例えば、コスト増1重量増、潤
滑油の攪拌抵抗増大によるエネルギーロスの増大等)を
全く生しさせることなく、回転軸を軸支する軸受の潤滑
性を向上させて寿命を向上させることができる。
〔実施例〕
以下に、本発明の一実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本発明による軸受の潤滑構造を採用してなる航
空機用減速機を示していて、この減速機はケーシングA
と入力軸11.出力軸12及び減速歯車列(減速機構)
B等によって構成されており、ケーシングAは前方ケー
ス13及び後方ケース14により構成されている。
入力軸11は、後端(第1図図示右端)にてエンジンの
クランク軸15に組付けられたカンプリング16と軸方
向へ摺動可能かつ一体回転可能に嵌合するものであり、
前端(第1図図示左端)にて中空状の入力歯車17に同
軸的に嵌合するとともに一体回転可能にスプライン嵌合
してスナップリング18により軸方向の位置決めがなさ
れている。なお、入力軸11の中央外周と後方ケース1
4間にはシール部材19が組付けられている。
入力歯車17は、その軸部17aにて両ケース13.1
4に一対のラジアルベアリング21.22と1個のスラ
ストベアリング23を介して回転自在に軸支されていて
、入力軸11により一体的に回転されるように構成され
ており、第2図に示したように中間歯車24と常時噛合
している。なお、前方の両ベアリング21.23の内輪
は入力歯車17の軸部前端に組付けたワ・ノシャ25及
びロックナツト26により入力歯車17に一体的に固定
され、またスラストベアリング23の外輪はボルト27
を用いて前方ケース13に固着したリテーナ28により
前方ケース13に一体的に固定されている。
中間歯車24は、第2図にて示したようにその中空状軸
部24aにて両ケース13.14に前後一対のラジアル
ベアリング31.32を介して回転自在に軸支されてい
て、第3図にて示したように出力軸12上にスプライン
嵌合して出力軸12と一体向に回転する出力歯車33 
(第1図盤が)とも常時噛合しており、入力歯車17と
出力歯車33を動力伝達可能に連結する。
一方、出力軸12は、第1図にて示したように、中空状
に形成されていて、両ケース13.14に一対のラジア
ル−・アリング34.35と11固のスラスト−・アリ
ング36を介して回転自在に軸支されており、前端に設
けた環状フランジ37には図示を省略した可変ピッチプ
ロペラが組付けられるようになっている。なお、前方の
画一・アリング34.36の内輪は出力軸12に螺合し
たダブルナツト38により出力歯車33と共に出力軸1
2に一体的に固定され、またスラスト−ヘアリング36
の外輪はボルト39を用いて前方ケース13に固着した
リテーナ41により前方ケース13に一体的に固定され
ている。また、出力軸12の前端頚部と前方ケース13
間にはシール部材42が組付けられている。
以上の構成により、エンジンクランク軸15の回転は人
力軸11と3個の歯車17.24.33からなる減速歯
車列Bを介して出力軸12に伝達され、出力軸12に組
付けられる可変ビ、チプロペラがエンジンクランク軸■
5の回転数に対し所定の減速比で減速された回転数で回
転される。
なお、本実施例においては、出力軸12の後端部位に可
変ピッチプロペラへの圧油を吐出するブースフポンプD
と可変ピッチプロペラ−・の圧油を制御する油圧制御装
置Eが組付けられているが、これらの構成は本発明と直
接関連性がないため説明を省略する。
ところで、本実施例においては、ケーシングA内に各軸
の静止状態にて仮想線OL(第3図、第4図参照)のレ
ヘルまで潤滑油が収容されるようになっていて、各軸の
回転状態においてもベアリング21.22.23が油浴
状態に置かれており、両ヘアリング23.21を通して
ヘアリング21と前方ケース13間に形成された油溜R
1に潤滑油が流入するように構成されている。また、ベ
アリング21の斜め上方に配置されたー・アリング31
と前方ケース13間に形成されたチャンバR2が前方ケ
ース13に設けた連通孔13aを通して油溜R1に連通
している。
連通孔13aは、第4図にて詳細に示したように、入力
軸11側の軸心01と中間歯車の軸部24aの軸心02
を結ふ線りより所定量下方に変位して平行に配置されて
いて、その油溜側開口13alはロックナツト26の回
転(第4図の時計方向)に伴って流動する潤滑油の流れ
〈層状の流れ)に対向しかつ潤滑油によって塞がれるよ
うに設けられている。
また、本実施例においては、中間歯車24の中空状軸部
24aの前端にファン43が組付けられている。ファン
43は、第2図、第6図及び第7図にて示したように、
カップ状の取付部43aとこれに一体的に形成された羽
根部43bからなり、取付部43aを中間歯車24の中
空状軸部24aの前端に嵌合して塞ぐことにより中間歯
車24と一体回転可能に組付けられており、羽根部43
bはチャンバR2内のベアリング31に近接した部位に
配置されていて、回転時にはチャンバR2内の空気又は
潤滑油をヘアリング3工を通してチャンバR2外に送り
出す機能を備えている。
上記のように構成した本実施例においては、油溜R1に
おいて、ヘアリング23.21を通してケーシングAの
底部から順次供給されて油溜R1に流入した潤滑油が入
力歯車■7の回転に伴って回転するロックナンド26に
より上方−・押し上げられて層状に流動し、かかる潤滑
油の一部が油溜R1の底部に近い部位にて同潤滑油の流
れに対向しかつ潤滑油によって塞がれる開口13alか
ら連通孔13a内に流入してチャンバR2へと流れると
ともに、チャンバR2において、中間歯車24の回転に
伴ってファン43が一体的に回転して、チャンバR2内
の空気又は潤滑油がベアリング31を通してチャンバR
2外に送り出されるため、チャンバR2内が負圧状態と
なり、開口13a1を油溜R1内の潤滑油によって塞が
れている連通孔13aを通して油溜内の潤滑油がチャン
バR2内へと吸引される。このため、多量の潤滑油が油
溜R1からチャンバR2へと導かれ、その後にべアリン
グ31を通してケーシングAの底部へと還流する。した
がって、上述したようにケーシングAの底部からヘアリ
ング23.21を通して油溜R1に流入し、連通孔13
aを通してチャンバR2に導かれ、チャンバR2からベ
アリング31を通してケーシングAの底部−・と還流す
る潤滑油により、各ヘアリング23.21.31がそれ
ぞれ潤滑され、潤滑性を向上させて寿命を向上させるこ
とができる。
ところで、本実施例においては、連通孔13aの構成を
工夫して油溜R1がらチャンバR2に向けて供給される
油量を増大し、かつ中間歯車24(7)軸部24aと一
体的に回転するファン43によりチャンバR2内を負圧
として連通孔13aを通してチャンバR2内に潤滑油が
積極的に吸引されるようにしたものであるため、ケーシ
ングA内に予め充填する潤滑油の量を増加することなく
低い油面のままでチャンバR2内に充分な潤滑油量を導
くことができ、充填油量の増加に伴う不具合(例えば、
コスト増2重量増、潤滑油の攪拌抵抗増大によるエネル
ギーロスの増大等)を全く生しさせることなく、ベアリ
ング31の潤滑性を向上させてベアリング3工の寿命を
向上させることができる。
上記実施例においては、第4図及び第5図にて示したよ
うに、連通孔13aを、入力軸ll側の軸心01と中間
歯車の軸部24aの軸心02を結ふ線りより所定量下方
に変位して平行に配置して本発明を実施したが、第8図
及び第9図にて示したように、結ぶ線りより所定量下方
にて線りに対して油溜R1側が下方に傾斜するように連
通孔13aを配置して本発明を実施することも可能であ
る。かかる場合には、連通孔13aの油溜R1側開口1
3alが油溜R1の底部に近づくとともに、ロックナツ
ト26により上方へ押し上げられて流動する潤滑油の流
れに対して略直交して対向するようになり、上記実施例
に比して油溜R1からチャンバR2への供給油量を増す
ことができる。
また、上記実施例においては、ベアリング21゜23を
固定するために用いられるロックナフト26を、油溜R
1内の潤滑油を上方へ押し上げて流動させる掻き上げ部
材としても兼用するようにしたが、かかる播き上げ部材
としての機能が殆ど得られないようにして本発明を実施
することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による軸受の潤滑構造を採用してなる航
空機用減速機の縦断側面図、第2図は同減速機の入力歯
車と中間歯車の関係を示す断面図、第3図は同減速機の
入力歯車と中間歯車と出力歯車の関係を示す縦断正面図
、第4図は前方ケースの内側面図、第5図は同外側面図
、第6図は第2図に示したファンの正面図、第7図は同
ファンの側面図、第8図は本発明の変形例を示す前方ケ
ースの内側面図、第9図は同外側面図である。 符号の説明 13・・・前方ケース、13a・・・連通孔、13a1
・・・油溜側開口、24a・・・中間歯車の軸部(回転
軸)、31・・・ベアリング(軸受) 、43・・・フ
ァン、A・・・ケーシング、R1・・・油溜、R2−・
・チャンバ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転軸の一端が軸受を介してケーシングに支承されるよ
    うにした軸支構造において、前記軸受の背部に前記ケー
    シングとにより形成されるチャンバを連通孔を通して油
    溜に連通させて前記連通孔の油溜側開口が前記油溜内の
    潤滑油によって塞がれるようにするとともに、前記回転
    軸と一体回転可能に組付けられるファンを前記チャンバ
    内に配設して同ファンの回転により前記チャンバ内の空
    気又は潤滑油が前記軸受を通して前記チャンバ外に送り
    出されるようにした軸支構造における軸受の潤滑構造。
JP3223990A 1990-02-13 1990-02-13 軸支構造における軸受の潤滑構造 Pending JPH03239853A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006266104A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の潤滑構造
CN105202162A (zh) * 2014-06-19 2015-12-30 三菱自动车工业株式会社 变速器的润滑构造

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006266104A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の潤滑構造
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