JPH03239830A - 減衰力調整バルブ - Google Patents

減衰力調整バルブ

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JPH03239830A
JPH03239830A JP3225490A JP3225490A JPH03239830A JP H03239830 A JPH03239830 A JP H03239830A JP 3225490 A JP3225490 A JP 3225490A JP 3225490 A JP3225490 A JP 3225490A JP H03239830 A JPH03239830 A JP H03239830A
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solenoid actuator
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JP3225490A
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Mitsuhiro Kashima
加島 光博
Kenji Yoshida
憲治 吉田
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KYB Corp
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Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両等のダンパの減衰力調整バルブに関する。
(従来の技術) オートバイの制動時に前輪側が沈み込む現象を防いで走
行安定性を高めるために、フロントフォーク(ダンパ)
が圧側に作動するときに作動油の流れる通路にリリーフ
バルブを設け、このリリーフバルブの設定圧をブレーキ
油圧に応じて高めることにより、制動時に圧側減衰力を
高め、前輪側の沈み込み防止するアンチノーズダイブ装
置が知られている(特開昭57−95281号公報等)
(発明が解決すべき課題) ところでこの場合、減衰力を調整するためのリリーフバ
ルブは、ブレーキ回路の油圧に応動するプランジャを備
え、このプランジャが油圧によって移動することでリリ
ーフバルブのスプリング初期荷重を高めるようになって
いる。
したがって、通常走行時に比較して制動時はリリーフバ
ルブの設定荷重が高まり、ダンパが圧縮方向に移動する
のを抑制できる。
なお、通常ブレーキ回路の作動油と、ダンパの作動油と
は油の種類が異なり、このためリリーフバルブの1ラン
ジヤの周囲には作動油の漏洩を防ぐのにシールが介装さ
れている。
ところが、このようにしてリリーフバルブのスプリング
の設定荷重をプランジャのストローク量に応じて変化さ
せる場合、リリーフ設定荷重の調整幅を大きく取ろうと
すると、プランジャのストローク量が大きくなり、とく
にプランジャの周囲に介装したシールのフリクションも
あって、作動の応答性が悪化し、またバルブ作動特性の
ヒステリシスも大きく、ブレーキ油圧に対して精度よく
減衰力を調整することが難しいという問題があった。
本発明はこのような問題を解決することを目的とする。
(課題を解決するための手段) そこで本発明は、ダンパの圧側、伸側作動時の少なくと
も一方で作動油の流れる通路の作動油の圧力に応じて変
位するプランジャと、このプランジャに押圧されてシー
ト部から離れて前記通路を開くバルブスプールと、この
バルブスプールにプランジャに対抗する押圧力を付与す
るソレノイドアクチュエータと、前記バルブスプールを
閉弁方向に付勢するリリーフスプリングとを備える。
(作用) リリーフスプリングとソレノイドアクチュエータの押圧
力に応じてバルブスプールが閉弁方向に付勢される。プ
ランジャに作用する作動油圧力がこのバルブスプールの
閉弁力を越えると、プランジャが変位し、バルブスプー
ルがシート部から離れて作動油通路を開く。
バルブスプールを開弁させる作動油の圧力はソレノイド
アクチュエータの押圧力により決まるが、閉弁時にバル
ブスプールはシート部に着座していて、押圧力が変化し
てもバルブスプールの初期位置や有効ストローク量等が
変化することがないため、またバルブスプールの摺動抵
抗も小さいため、ソレノイドアクチュエータの押圧力に
対して応答よく、かつ精度よく開弁圧力特性、つまり減
衰力特性が調整できる。
(実施例) 第1図、第2図に示す実施例について説明する。
第1図は減衰力調整バルブを、第2図はダンパの全体的
な構成をそれぞれ示す。
第1図に明らかなように、減衰力調整バルブ1はバルブ
ケース10の内部が、シールケース15及びシール16
により、内部室12とソレノイド室13とに仕切られる
ソレノイド室13はバルブケース10に螺合した磁性材
よりなるソレノイドゲース14の内部に形成され、この
ソレノイド室13にソレノイドアクチュエータ11が配
置される。
他方、内部室12の中心にはバルブケース10に取付け
たスペーサ19に結合したスプールガイド18が配置さ
れ、このスプールガイド18の外側に有底筒状のバルブ
スプール20が摺動自由に嵌合される。
バルブスプール20はスプールガイド18に形成したシ
ート部21にリリーフスプリング22に付勢されて着座
する。バルブスプール20の外側に配設されるリリーフ
スプリング22は、前記シールケース15に一端を支持
される。
バルブスプール20はシールケース15及びシール16
を摺動自由に貫通し、前記ソレノイドアクチュエータ1
1の駆動ビン16と当接する。
スプールガイド18の中心には、ダンパの伸縮に伴い作
動油の流れる通路27aに接続する貫通孔23が形成さ
れ、この貫通孔23は側路24を介してバルブスプール
20の開弁時に内部室12と連通ずる。なお、この内部
室12は通路27bを介してダンパの図示しない作動室
へと作動油を逃がす。なお、通路27a、27bは少な
くともダンパ圧側作動時に作動油が流れる通路であって
、ダンパ構造によっては、公知のように、圧側と伸側の
両方向の作動時に作動油が流れるようにすることもでき
る。
前記バルブスプール20の内底面に当接するプランジャ
25が、スプールガイド18の中央部に摺動自由に貫通
する。このプランジャ25は貫通孔23に作用する作動
油圧力に応じて、バルブスプール20を開弁方向に押圧
する。
バルブスプール20の内底部には、バルブスプール20
の側面に形成した通口26を介して、内部室12と連通
ずる。なお、28は大気と連通する開放口である。
前記ソレノイドアクチュエータ11は駆動ピン16を介
してバルブスプール20を閉弁方向に押圧するもので、
ソレノイドケース14の内部に同心的に配置した鉄心3
0がスプリングピン31により固定され、この鉄心30
にソレノイドボビン32が嵌合している。
ソレノイドボビン32にはコイル33が巻き付けられ、
この内周に位置して摺動自由にプランジャ35が配置さ
れる。プランジャ35はソレノイド励磁時に鉄心30に
吸着されるもので、その中心に植設された前記駆動ビン
16が、鉄心30の中心孔36を貫通して前記バルブス
プール20に当接している。
したがってプランジャ35に作用するソレノイド励磁力
に応じて駆動ビン16を介してバルブスプール20に閉
弁方向の押圧力が働く。
ソレノイドボビン32の後端にはフランジ状のプランジ
ャガイド37が配置され、このプランジャガイド37は
スナップリング38を介してソレノイドケース14の内
周に係止される。
なお、プランジャガイド37とソレノイドボビン32と
は、相互に回転しないように係合すると共に、スプリン
グ40によってソレノイドボビン32を弾性的に固定し
ている。
また、プランジャガイド37にはプランジャ35を初期
付勢するスプリング42が取付けられ、励磁電流のない
ときにプランジャ35のガタッキを防止する。
したがってバルブスプール20には、通路圧力に応動す
るプランジャ25からの開弁力と、リリーフスプリング
22とソレノイドアクチュエータ11からの閉弁力が作
用し、これらの差圧力によって開閉する。
43はソレノイドケース14の端面を覆うキャップ、4
4はコイル33に接続するリード線である。
次に第2図において、2a、2bは左右の車輪を支持す
るダンパで、それぞれに設けた減衰力調整バルブ1のソ
レノイドアクチュエータ11にはコントローラ3からの
励磁電流が供給される。
コントローラ3には運転状vA(操舵角度、車速、制動
力等)を検出するセンサ4からの信号が入力し、これら
に基づいて、たとえば車両の旋回時のローリングや制動
時の前輪側の沈み込みを防止するために、ソレノイドア
クチュエータ11に対する励磁電流を増大させるように
なっている。
以上のように構成され、次に作用について説明する。
ダンパ2a、2bの伸縮作動に伴い通路27aから27
bに向けて作動油が流れようとする。
作動油の圧力はプランジャ25に作用し、バルブスプー
ル20を開弁方向に押圧する。これに対してバルブスプ
ール20には、ソレノイドアクチュエータ11の駆動ビ
ン16を介しての押圧力と、リリーフスプリング22の
ばね力が閉弁方向に作用する。
具体的には、プランジャ25にかかる開弁方向の作用力
F、は、その断面積をA、、上流と下流の圧力差ΔP 
(P +  P 2)とすると、Fp=ΔP−Apとな
る。
また、閉弁方向の作用力Fは、ソレノイドアクチュエー
タ11の押圧力Fs、リリーフスプリング22の初期荷
重をFo、バルブスプール20のシール摩擦力をfとす
ると、F=Fs+F、+fとなる。
したがって、これらの力のバランスによりバルブスプー
ル20の作動が決まり、開弁方向の作用力が閉弁力より
も大きくなると、バルブスプール20はシート部21か
ら離れ、作動油を通路27aから27bへと流す。
このバルブスプール20が開くときの差圧ΔPに相当す
る圧力が、ダンパ2a、2bの減衰圧力となる。
そしてこの減衰圧力は、ソレノイドアクチュエータ11
の励磁電流値によって変化し、励磁電流を大きくするほ
ど、バルブスプール20が開くときの減衰圧力が上昇す
る。
つまり第3図にも示すように、プランジャ25を介して
バルブスプール20を変位させるときの開弁圧力は、励
磁電流1.、I2.L・・・に依存して決まり、これに
応じて発生減衰力が高まるのである。
したがって、たとえば市街地走行時など柔らかな乗り心
地を重視するときは、ソレノイド励磁力を弱くすること
により減衰力を小さくし、これに対して車両の旋回時や
制動時にソレノイド励磁力を高めることにより、減衰力
を高くして、車体の姿勢変動を抑制することができるの
である。
なお、ソレノイドアクチュエータ11のプランジャ35
は鉄心30に接触しており、このため、ソレノイド吸引
特性は安定し、その駆動ビン16を介してバルブスプー
ル20に伝達される押圧力もソレノイド励磁電流に対応
して正確に制御される。
ところで、バルブスプール20はシート部21かられず
かでも離れると開弁し、つまり開弁に必要な摺動ストロ
ーク量が少なく、このことはソレノイドアクチュエータ
11の押圧力が変化しても同じで、また、摺動摩擦部分
も少ないため、ノくルブ作動応答性が非常に良好で、し
かもヒステリシスも小さく、ソレノイド励磁電流に対応
して精度よく減衰圧(開弁圧)を調整することができる
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、バルブスプールの開弁圧
力はソレノイドアクチュエータの押圧力に依存して決ま
り、しかもこの押圧力が異なってもバルブスプールの初
期位置や有効ストローク量等が変化せず、また、摺動摩
擦力も小さいため、ソレノイドアクチュエータの押圧力
に対−して応答よく、かつ精度よく減衰圧力特性が調整
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の減衰力調整バルブの断面図、第
2図は全体的な構成図、第3図は減衰力の特性図である
。 1・・・減衰力調整バルブ、2a、2b・・・ダンパ、
10・・・バルブケース、11・・・ソレノイドアクチ
ュエータ、16・・・駆動ピン、20・・・バルブスプ
ール、21・・・シート部、22・・・リリーフスプリ
ング、25・・・プランジャ、27a、27b・・・通
路、30・・・鉄心、32・・・ソレノイドボビン、3
5・・・1ランジヤ。 第1 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ダンパの圧側、伸側作動時の少なくとも一方で作動油
    の流れる通路の作動油の圧力に応じて変位するプランジ
    ャと、このプランジャに押圧されてシート部から離れて
    前記通路を開くバルブスプールと、このバルブスプール
    にプランジャに対抗する押圧力を付与するソレノイドア
    クチュエータと、前記バルブスプールを閉弁方向に付勢
    するリリーフスプリングとを備えたことを特徴する減衰
    力調整バルブ。
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