JPH03239802A - 変形シリンダの製法 - Google Patents
変形シリンダの製法Info
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- JPH03239802A JPH03239802A JP3769390A JP3769390A JPH03239802A JP H03239802 A JPH03239802 A JP H03239802A JP 3769390 A JP3769390 A JP 3769390A JP 3769390 A JP3769390 A JP 3769390A JP H03239802 A JPH03239802 A JP H03239802A
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- axis
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- 238000005498 polishing Methods 0.000 claims abstract description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 13
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 5
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- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract 1
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Landscapes
- Actuator (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、軸に対して直角方向の断面が真円形以外の
内面形状をもつ変形シリンダを製造するための製法に関
する。
内面形状をもつ変形シリンダを製造するための製法に関
する。
〈従来の技術〉
各種産業機器などの構成要素を駆動する駆動機構の動力
源として、空気圧シリンダや油圧シリンダなどのシリン
ダが用いられている。このようなシリンダは、その内部
に油や圧縮空気を注入することにより、ピストンを高速
であるいは精密に移動させるものである。このためシリ
ンダの内周面は、曲率などの寸法を高精度に設定し、か
つ高精度に仕上げる必要がある。従来のこの種シリンダ
は、内面形状が直円筒状であって、内周面の仕上げ加工
は、シリンダまたは加工器具を高速に回転させて行われ
る。このためシリンダは、その内面形状が直円筒状、す
なわち軸に対して直角方向の断面形状が真円形であるこ
とが要求される。
源として、空気圧シリンダや油圧シリンダなどのシリン
ダが用いられている。このようなシリンダは、その内部
に油や圧縮空気を注入することにより、ピストンを高速
であるいは精密に移動させるものである。このためシリ
ンダの内周面は、曲率などの寸法を高精度に設定し、か
つ高精度に仕上げる必要がある。従来のこの種シリンダ
は、内面形状が直円筒状であって、内周面の仕上げ加工
は、シリンダまたは加工器具を高速に回転させて行われ
る。このためシリンダは、その内面形状が直円筒状、す
なわち軸に対して直角方向の断面形状が真円形であるこ
とが要求される。
〈発明が解決しようとする問題点〉
一方、シリンダ形状は、機器への設置スペースなどの観
点から比較的偏平な形状に製作することが必要な場合が
あり、その結果、シリンダの内面形状を楕円形や長円形
などの変形形状に設定することが要求されることがある
。ところがシリンダは、加工面から軸に対して直角方向
の断面が真円形以外の形状に設定することが不可能であ
る。このため従前の真円形断面のシリンダを用いる他は
なく、機器の大型化を招くという問題点がある。
点から比較的偏平な形状に製作することが必要な場合が
あり、その結果、シリンダの内面形状を楕円形や長円形
などの変形形状に設定することが要求されることがある
。ところがシリンダは、加工面から軸に対して直角方向
の断面が真円形以外の形状に設定することが不可能であ
る。このため従前の真円形断面のシリンダを用いる他は
なく、機器の大型化を招くという問題点がある。
この発明は、上記問題点を解消するためになされたもの
で、軸に対して直角方向の断面が真円形以外の内面形状
をもつ変形シリンダを製造することができる変形シリン
ダの製法を提供することを目的とする。
で、軸に対して直角方向の断面が真円形以外の内面形状
をもつ変形シリンダを製造することができる変形シリン
ダの製法を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
この発明は、軸に対して直角方向の断面が真円形以外の
内面形状をもつ変形シリンダを製造する方法であって、
可撓性を有する円筒形状の内張り材を用いてその内周面
を研磨した後、この内張り材を、軸に対して直角方向の
断面が真円形以外の内面形状をもつシリンダの内側へそ
の内面に沿う形状に変形させて挿入し固定して変形シリ
ンダを製造するようにしている。
内面形状をもつ変形シリンダを製造する方法であって、
可撓性を有する円筒形状の内張り材を用いてその内周面
を研磨した後、この内張り材を、軸に対して直角方向の
断面が真円形以外の内面形状をもつシリンダの内側へそ
の内面に沿う形状に変形させて挿入し固定して変形シリ
ンダを製造するようにしている。
く作用〉
内周面が研磨された円筒形状の内張り材を変形させてシ
リンダの内側へ挿入して固定するので、軸に対して直角
方向の断面が真円形以外の内面形状をもつ変形シリンダ
を容易に製造し得る。
リンダの内側へ挿入して固定するので、軸に対して直角
方向の断面が真円形以外の内面形状をもつ変形シリンダ
を容易に製造し得る。
〈実施例〉
第1図は、この発明にかかる製法により製造されたシリ
ンダ装W1の断面図である。このシリンダ装置1は、シ
リンダ2内にピストン3が収納され、シリンダ2内へ圧
縮空気または油などの作動流体を送り込むことによりシ
リンダ2の軸方向へピストン3を往復動させる。シリン
ダ2は、軸に対して直角方向の断面が長円形の内面形状
をもつシリンダ本体4と、シリンダ本体4の内周面5に
その形状に沿って密着固定された内張り材6と、シリン
ダ本体4の開口に気密に装着された端板7とから戒るも
ので、ピストン3の外周面および端板7に設けたピスト
ンロッド8の挿通孔には封止リング10が配設されてい
る。
ンダ装W1の断面図である。このシリンダ装置1は、シ
リンダ2内にピストン3が収納され、シリンダ2内へ圧
縮空気または油などの作動流体を送り込むことによりシ
リンダ2の軸方向へピストン3を往復動させる。シリン
ダ2は、軸に対して直角方向の断面が長円形の内面形状
をもつシリンダ本体4と、シリンダ本体4の内周面5に
その形状に沿って密着固定された内張り材6と、シリン
ダ本体4の開口に気密に装着された端板7とから戒るも
ので、ピストン3の外周面および端板7に設けたピスト
ンロッド8の挿通孔には封止リング10が配設されてい
る。
第2図は、前記シリンダ2を製造するための方法を示し
ている。
ている。
第2図(1)中、直円筒状の筒体11は前記内張り材6
に相当するものであって、シリンダ2の内壁として要求
される硬度や耐久性などの特性を満足し、かつ可撓性を
有する金属材料から成り、実線L1で示すように軸に対
して直角方向の断面が真円形をなすものである。この筒
体11の内周面12は、要求される仕上げ精度に、周知
の研磨装置により研磨加工される。
に相当するものであって、シリンダ2の内壁として要求
される硬度や耐久性などの特性を満足し、かつ可撓性を
有する金属材料から成り、実線L1で示すように軸に対
して直角方向の断面が真円形をなすものである。この筒
体11の内周面12は、要求される仕上げ精度に、周知
の研磨装置により研磨加工される。
つぎに研磨された筒体11を、図中鎖線L2に示す如く
、シリンダ本体4の内周面5の形状に沿う形状に変形さ
せてシリンダ本体4の内側へ挿入するが、この実施例の
場合、この挿入作業を円滑に行うために、同図に示すよ
うな治具15を用いるようにしている。この治具15は
、シリンダ本体4の内周面5の形状と外形がほぼ一致す
る嵌着軸部13と、この嵌着軸部13と一体かつ大径の
把持部14とを有するもので、側面を加圧して変形させ
た筒体11を治具15の嵌着軸部13上に嵌める。
、シリンダ本体4の内周面5の形状に沿う形状に変形さ
せてシリンダ本体4の内側へ挿入するが、この実施例の
場合、この挿入作業を円滑に行うために、同図に示すよ
うな治具15を用いるようにしている。この治具15は
、シリンダ本体4の内周面5の形状と外形がほぼ一致す
る嵌着軸部13と、この嵌着軸部13と一体かつ大径の
把持部14とを有するもので、側面を加圧して変形させ
た筒体11を治具15の嵌着軸部13上に嵌める。
つぎに第2図(2)に示すように、筒体11が装着され
た治具15を、シリンダ本体4の内側へ挿入して固定す
る。この実施例では治具15の嵌着軸部13に装着され
た筒体11の外周面またはシリンダ本体4の内周面の少
なくとも一方に接着剤を塗布した後、この治具15をシ
リンダ本体4の内側へ挿入して固定する。なお筒体11
をシリンダ本体4に固定するのに、接着剤を用いる他、
圧入や溶接などの手段を用いてもよい。
た治具15を、シリンダ本体4の内側へ挿入して固定す
る。この実施例では治具15の嵌着軸部13に装着され
た筒体11の外周面またはシリンダ本体4の内周面の少
なくとも一方に接着剤を塗布した後、この治具15をシ
リンダ本体4の内側へ挿入して固定する。なお筒体11
をシリンダ本体4に固定するのに、接着剤を用いる他、
圧入や溶接などの手段を用いてもよい。
筒体11はシリンダ本体4の内張り材6を構成するもの
で、シリンダ本体4の内側に固定された後、第2図(3
)に示すように、治具15のみをシリンダ本体4から抜
き取る。このようにして第1図に示すシリンダ2が形成
されるもので、その内部にピストン3を配備した後、端
板7を装着することによりシリンダ装置1が構成される
。
で、シリンダ本体4の内側に固定された後、第2図(3
)に示すように、治具15のみをシリンダ本体4から抜
き取る。このようにして第1図に示すシリンダ2が形成
されるもので、その内部にピストン3を配備した後、端
板7を装着することによりシリンダ装置1が構成される
。
なお上記実施例では、軸に対して直角方向の断面が長円
形の内張り材6に形成しているが、これに限らず、楕円
形その他の形状に形成することも可能である。また内張
り材6となす筒体11を治具15を用いてシリンダ本体
4の内側へ挿入しているが、この治具15はこの発明の
製法に必ずしも必要でないことはいうまでもない。
形の内張り材6に形成しているが、これに限らず、楕円
形その他の形状に形成することも可能である。また内張
り材6となす筒体11を治具15を用いてシリンダ本体
4の内側へ挿入しているが、この治具15はこの発明の
製法に必ずしも必要でないことはいうまでもない。
〈発明の効果〉
この発明は上記の如く、軸に対して直角方向の断面が真
円形以外の内面形状をもつ変形シリンダを製造するのに
、可撓性を有する円筒形状の内張り材を準備してその内
周面を研磨した後、この内張り材を、軸に対して直角方
向の断面が真円形以外の内面形状をもつシリンダの内側
へその内面に沿う形状に変形させて挿入し固定するよう
にしたから、軸に対して直角方向の断面が真円形以外の
内面形状をもつシリンダを容易に製造することができる
。このため設置スペースの観点から比較的偏平な形状の
シリンダ装置が要求されても、その要求に応えることが
可能となり、機器の小型化を実現することができる。
円形以外の内面形状をもつ変形シリンダを製造するのに
、可撓性を有する円筒形状の内張り材を準備してその内
周面を研磨した後、この内張り材を、軸に対して直角方
向の断面が真円形以外の内面形状をもつシリンダの内側
へその内面に沿う形状に変形させて挿入し固定するよう
にしたから、軸に対して直角方向の断面が真円形以外の
内面形状をもつシリンダを容易に製造することができる
。このため設置スペースの観点から比較的偏平な形状の
シリンダ装置が要求されても、その要求に応えることが
可能となり、機器の小型化を実現することができる。
第1図はこの発明の実施により製造されるシリンダ装置
の断面図、第2図はこの発明の詳細な説明する斜視図で
ある。
の断面図、第2図はこの発明の詳細な説明する斜視図で
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 軸に対して直角方向の断面が真円形以外の内面形状を
もつ変形シリンダを製造する方法であつて、 可撓性を有する円筒形状の内張り材を用いてその内周面
を研磨した後、 この内張り材を、軸に対して直角方向の断面が真円形以
外の内面形状をもつシリンダの内側へ、その内面に沿う
形状に変形させて挿入し固定して変形シリンダを製造す
ることを特徴とする変形シリンダの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3769390A JPH03239802A (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 変形シリンダの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3769390A JPH03239802A (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 変形シリンダの製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03239802A true JPH03239802A (ja) | 1991-10-25 |
Family
ID=12504637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3769390A Pending JPH03239802A (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 変形シリンダの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03239802A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05231407A (ja) * | 1992-02-18 | 1993-09-07 | Ckd Corp | 角形偏平シリンダ |
JP2007196998A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | Juda Mach Ind Co Ltd | 自転車のための衝撃吸収装置 |
-
1990
- 1990-02-19 JP JP3769390A patent/JPH03239802A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05231407A (ja) * | 1992-02-18 | 1993-09-07 | Ckd Corp | 角形偏平シリンダ |
JP2007196998A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | Juda Mach Ind Co Ltd | 自転車のための衝撃吸収装置 |
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