JPH03239782A - 液体ゲル化用組成物 - Google Patents

液体ゲル化用組成物

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JPH03239782A
JPH03239782A JP2243693A JP24369390A JPH03239782A JP H03239782 A JPH03239782 A JP H03239782A JP 2243693 A JP2243693 A JP 2243693A JP 24369390 A JP24369390 A JP 24369390A JP H03239782 A JPH03239782 A JP H03239782A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、流出液(spill)の防止と清浄化に関す
る。さらに詳細には1本発明は、ある液体を流出液の防
止又は清浄化において有用なゲルに転化させるための組
成物に関する。
流出した液体を取り去って清浄にする必要のある場合に
は、いろいろなやり方が採られる0通常は、i体に溶解
することなく自重の何倍もの液体を吸収することのでき
る材料を加える。という方法が採られる。この方法にお
いては、固形物を拭き取るかもしくは減圧で吸引するこ
とによって。
本質的に流出液を清浄化することができる0種々の液体
吸収剤が、こうした目的用として市販されている。
流出液は、医療分野においては特に重要な問題である。
世界中の公的保健衛生職員の多くは、肝炎、エイズ、又
は他の感染性疾患で汚染されている恐れのある流出体液
に対して不安をいだいている。特に重要な場合は、愚者
の体から体液を排出しなければならないことの多い外科
的処置の場合である。
手術中に体液を排出するには、吸引キャニスタ(suc
tion canister)が使用される。一般に、
吸引キャニスタ−では、この排液手順を容易にするため
に、捕集システムとポンプのような減圧源が使用されて
いる9通常、各キャニスターには、キャニスタ−の内部
に減圧がかかるよう減圧源に接続されたフレキシブルラ
イン又はホースが組み込まれている。他のフレキシブル
ライン又はホースが キャニスタ−から患者の体液Rま
で延びている。−旦減圧が加わると、′f&引キセキヤ
ニスター部を通して負の圧力勾配が繋がり、これによっ
て体液がキャニスタ−に抜き取られる。多数のユニット
を直列に連結することのできる吸引キャニスタ−とその
構造が、レビトン(Leviton)による米国特許第
4.384,580号明細書に開示されている。
手術が完了したら、廃液を含有したキャニスタ−は、安
全且つ環境的に問題のない方法で廃棄しなければならな
い、これには、液体の充満したキャニスタ−の保管と移
送が必要となることが多いが、こうした処置は漏れと流
出を起こす可能性を孕んでいる。ある材料をキャニスタ
−に加えて液体を固体又は半固体に転化させ、これによ
ってたとえ事故がおこったとしても、流出液はごくその
近辺に限定され、その清浄化もより速やか且つ安全に行
うことができる。というのが当業界での通常のやり方と
なっている。
この目的のために、ゲル化剤が使用されている。
ゲル化剤(粒状形B)は、水を吸収し、その最初のサイ
ズから何倍にも膨潤し、そして高度に溶媒和した分子間
結合の形成によって全体としてのシステムを三次元のゲ
ル中に固定させる。カルレン(Cu11en)による米
国特許第4.748,069号明細書はポリアクリル酸
ナトリウムを含有したパケット(packe t)につ
いて開示している0体液を含有した吸引キャニスタ−中
にパケットが配置されると。
パケットが分解を起こし、これによってポリアクリレー
トが接触して液体がゲルとして固定される。
吸引キャニスタ−用として使用される。ポリアクリレー
トゲル化剤を使用した市販の製品としては。
TIED−Z ” (メドザム社(Medzao++ 
Ltd、)、  =ニーヨーク州ノーストノワンダ(N
ortb Tonowanda、 NewYork) 
 )及びリキソーフ” (LiquiSorb” ) 
 (アメリカンコロイド社(American Co1
1oid Co□)+ イリノイ州アーリントンハイツ
(Arlington Heights)  )がある
スターチは炭水化物の反復構造単位を有するポリマーで
あり、多くの種類の植物中に豊富に存在する。−船釣な
産出源は、トウモロコシ、ジャガイモ、タピオカ、米、
及び小麦である。スターチは、温水中では不可逆的なゲ
ル化を受けることがよく知られているが、冷水には不溶
である。しかしながら、化学的に変性を施すことによっ
て、室温における水中でのゲル化を起こさせることがで
きる。
変性スターチとは、水溶性であって且つ室温にてゲルを
形成するような物質を表わす、変性スターチは、スター
チのアセチル化、塩素化、加水分解、又は酵素処理によ
ってスターチから形成され。
織物の糊剤や紙用塗料として使用される。カルボキシレ
ート基、スルホネート基、又はサルフェート基をもたせ
て誘導したスターチは、アルカリ金属塩やアンモニウム
塩を形成し、これらの塩は高粘度の非ゲル化性分散液を
形成する。炭水化物基が架橋すると、増粘剤として有用
な高粘度@J質が得られる。
スターチは、親水性基のグラフト重合により室温で液体
を吸収するよう変性させることもできる。
ペンダント状のグラフトされたアクリロニトリル基、ア
クリルア多ド基、及びアクリル酸ナトリウム基により変
性させたスターチからなる高吸収性の物質が、米国特許
第3.661,815及び4,302.369号各明細
書中に開示されており、アイオア州マスカティン(Mu
scatine [owa)のグレイン・プロセシング
社(Grain Processing Corp、)
からウォーターロック” (Water−Lock)の
商品名で市販されている。
シリコーン処理したスターチについてはよく知られてい
る。米国特許第4,451.387号明細書に。
シリコーン油処理とワックス塗被を施したゼラチン化ス
ターチグラニユールが1石鹸水の泡を抑制する薬剤とし
て開示されている。米国特許第4.818.292号明
細書は、洗剤粉末に対する消泡剤として、シリコーン油
塗被の膨潤・水和した親水性スターチ粒子について開示
している。米国特許第3,491.036号明細書によ
れば、シリコーン樹脂を使用した処理によってスターチ
に疎水性が付与され、印刷時におけるオフセット防止剤
として使用されている。米国特許第4,495.226
号明細書においては、オルガノシロキサンポリマーで処
理したスターチが、グルー、結合剤、充填剤、又は塗料
として有用であると開示されている。
変性スターチは冷水中で速やかにゲルを形成し。
液体の吸収に対して非常に高い極限容量を有しているが
 グラニユールと水との初期接触において塊状物を形成
するという欠点をもっている。この塊状物は、ゲル化し
ていないグラニユールを取り巻いて、スターチのゲル化
の障害となる。塊状物が形成されるために、水の最大吸
収を得るには長時間が必要となる。従って、こうした欠
点を解消するよう変性されたスターチ、そしてゲル化剤
として有用な安価な変性スターチが求められている。
本発明は、このような要求を満たす変性スターチを提供
する。
水性液体に対するゲル化用U組成物。6、は、シランカ
ップリング剤との反応によって化学的に変性されたスタ
ーチを含んでなる0本発明の好ましいゲル化用組成物に
おいては、スターチはスターチ−ポリアクリレートグラ
フトコポリマーであり1本組成物はさらにポリアクリレ
ートゲル化剤も含んでいる。好ましい[組成物。6、は
さらに次亜塩素酸カルシウムのような消毒剤を含むこと
がある。
従って本発明は、極めて高い液体吸収容量を有するシリ
ル化スターチを含んでなる組成物を提供する。シラン処
理を施していないスターチとは対照的に1本発明の組成
物は、室温にて水性液体を吸収し1通常のスターチ又は
シリル化されていないスターチ−ポリアクリレートコポ
リマーが水と接触するときに見られるような塊状物形成
の問題も起こさない。
本発明の組成物に対しては吸引キャニスタ−が主な用途
として考えられるが、他にも種々の用途が見込まれる。
実際9本発明の組成物は、液体吸収を必要とするいかな
る分野(例えば、使い捨ておむつ、衛生用品1増粘剤、
工業用水吸収剤、及び流出液の清浄化用)においても用
途が見出される。
本発明の&11戒物は、豊富に存在し且つ安価なスター
チを高吸水剤(superabsorbent)−塊状
物形成のためにこれまで工業的には利用されていなかっ
た用途−として使用することを可能にするという点で従
来技術を凌ぐものである。
本発明は多くの異なった形の実施態様によって満足され
るけれども1本明細書では本発明の好ましい実施態様に
ついて詳細に説明する。但し1本発明の開示内容は本発
明の原理の代表的なものとして考えるべきであり1本発
明は記載の実施態様に限定されるものではない6本発明
の範囲は、特許請求の範囲及びその等個物によって規定
される。
その最も広い範囲においては1本発明のゲル代用&fl
tc物は、シランカップリング剤との反応によって変性
された未ゲル化スターチを含んでなる。
本発明の好ましい組成物においては、シリル化用の基質
は、シランカップリング剤により変性された未ゲル化ス
ターチ−アクリル酸コポリマーである。本発明の組成物
は、室温で塊状物を形成することなく水を吸収する6本
発明は、これより以後好ましいスターチ−ポリアクリレ
ートコポリマーに関して説明する。
スターチ−アクリル酸コポリマーの適切な出発原料は、
前記の米国特許第3.661,815号及び第4.30
2.369号各明細書中に記載の生tc物〔ウォーター
・ロック (Water−Lock” )の商品名で市
@]である。異なるスターチ/アクリレート比と20〜
200の異なるメツシュサイズを有する種々の製品が市
販されている。グラフトされたアクリル酸誘導体を使用
して変性したいかなるスターチも使用することができる
。好ましい変性スターチコポリマーは、ペンダント状の
アクリルアミドとそれにグラフトしたアクリル酸塩を有
するウォーター・ロックD−212である。好適なアク
リル酸塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシ
ウム塩。
及びアルミニウム塩等がある。20〜200のメ・ンシ
ュサイズのいかなる粒子も使用することができるが、シ
リル化すべきコポリマーが約40〜100のメツシュサ
イズを有する場合に、塊状物を含まない状態で最も速く
ゲルが形成されるということが見出された。
シランカフブリング剤を使用して、スターチ又はスター
チ−ポリアクリレートコポリマーを処理することができ
る。好ましいシランカップリング剤は、構造式 (式中、Rは1〜6個の炭素原子を有する低級アルキル
基であり、 R+は1〜3個の炭素原子を有する低級ア
ルキルであり、 RzはR+又はoI?lであり。
そしテX4t OH,OR+、オキシ7−/、NL+ 
CL又はBrである)を有する。これらの化合物は全て
よく知られており、市販されているものもあるし〔ペン
シルバニア州ブリストルのベトラーチシステムズ社(P
etrarch Systems、 Inc、)、又は
コネチカフト州タンバリーのユニオンカーバイド・ケミ
カルズ・アンド・プラスチックス社(Union Ca
rbideChemicals and Plasti
cs Co、) ) 、あるいは当業界にてよく知られ
ている標準的な合成法によって製造することもできる。
好ましいシランカフプリング剤においては、χはアミノ
基であり、 Rzはアルコキシ基である。最も好ましい
カップリング剤はアミノプロピルトリエトキシシランで
ある。
シランカップリング剤は反応して、スターチ基質に対し
て共有結合を形成する。まだ実証されているわけではな
いが、スターチ−アクリル酸コポリマーのアルコール基
(alcohol group)がカップリング剤から
のアルコキシ基に取って代わられて本発明のシラン変性
スターチ−ポリアクリル酸コポリマーが得られる。
コポリマーに対するシランの共有結合形成は温和な条件
下で容易に起こる。ということが見出されている。シラ
ンをアルコールのような非水溶媒中に溶解して得た溶液
とコポリマー粒子とを混合することにより、室温におい
てシリル化反応を起こさせることができる、好ましいシ
リル化方法は。
試剤を実質的にトライブレンドするという方法である。
従って、乾燥粒子と単に乾燥粒子を湿らすためのエタノ
ール中に混ぜたシランとの混合物が。
約15分〜24時間撹拌又は混転される。シランのエタ
ノール溶液は3通常約1〜30%、好ましくは約20%
である〔特に明記しない限り、パーセントは全て重量%
である)、最も好ましい方法においては、約60°Cで
エタノールをフラッシュして除き。
粒子を周囲温度において約24時間放置する。好ましい
方法の詳細については、実施例Iに説明されている。
シラン変性コポリマーと、シラン変性コポリマーIg当
たり最大78gの水又は塩水とを容器中で混合すると、
塊状物を含まない均質なゲルが形成され、このゲルは容
器をさかさまにしても流れ落ちない6本発明のゲル化剤
により形成されたゲルは、透明且つ均質であって、2ケ
月以上にわたって安定である。これとは対照的に、市販
のポリアクリレートゲル化剤から形成されたゲルは、数
日たつと劣化(すなわち液体状態に戻る)が始まり。
スラッシュ(slush)  となる。
一方、従来技術のポリアクリレートゲル化剤はゲル化が
速く、約l〜15置部合するとゲル化が完了する。従っ
て1本発明はさらに1本発明のシリル化スターチ−ポリ
アクリレートコポリマー及びポリアクリレートゲル化剤
、を含んだゲル化用組成物を目的としている。好ましい
ポリアクリレートゲル化剤は、ポリアクリル酸の金属塩
(好ましくはナトリウム塩とアルミニウム塩)、又はポ
リアクリル酸と他のポリアクリレート誘導体(例えばポ
リアクリルアミド)とのコポリマーである。
好ましいポリアクリレートは、アメリカのサンヨー・コ
ーポレーション(Sanyo Corporation
)からアクア・キープ(Aqua−Keep” )の商
品名で市販されているポリアクリレートである0本組成
物は。
約50〜100%(好ましくは60〜80%)のシリル
化スターチ及び約O〜50%(好ましくは約20〜40
%)のポリアクリレートを含んでなる。木組e、物は。
シリル化スターチを使用して形成されるゲルの塊状物を
生成しない特徴及びより長期にわたる安定性と、ポリア
クリレートによる速やかなゲル化講起とが、バランス良
く組み合わさっている。
シリル化スターチによって付与される長期のゲル安定性
は、ゲルが化学的架橋を起こしているためであると考え
られる。架橋は、シランカフプリング剤中に複数の反応
性基(OR,とRz)があって。
スターチ中にO1l基があるために起こる。液の充満し
た多数の吸引キャニスタ−を廃棄場所に同時に搬送する
前に、これらをある保管場所にしばしば貯蔵しなければ
ならない、という病院施設においては、この架橋ゲルの
長期安定性は極めて好ましいことである。
本発明のゲル化用組成物のいくつかの用途(特に、吸引
キャニスタ−のような医療向は用途)に対しては、組成
物中に消毒剤を配合するのが有利である0例えば、クロ
ロヘキシジン又はその塩へキサクロロフェン、及びヨウ
素等1従来のいかなる消毒剤も使用することができるが
、ヨウ素担体(iodopbore)の形で使用するの
が好ましい、好ましい消毒剤は、0.5〜5%(好まし
くは約3.0%)の濃度の次亜塩素酸カルシウムである
ポリアクリレートと次亜塩素酸カルシウムは。
従来法によってシリル化スターチと結合させることがで
きる。好ましい方法は、3種の粉末をミキサー中でトラ
イブレンドする方法である。
以下に実施例を挙げて本発明の詳細な説明するが、これ
によって本発明が限定されるものではない。
実10叱L アミノプロピルトリエトキシシランの20重量%エタノ
ール溶液を作製した。約30dの本溶液と100gのウ
ォーター・ロック’ D−212をミキサー中に仕込み
、室温で約30置部合した。温度が60゛Cに上昇し、
熱対流炉中60°Cでフラッシュしてエタノールを除去
した。こうして得られた乾燥粉末を室温でほぼ1日静置
してシリル化反応を完了させ1次いで実施例■に記載の
如くゲル化剤として使用した。
実101t 実施例1の場合と同様の方法に従って、エチレンジアミ
ノプロビルトリメトキシシラン(ダウコニング社v、 
Z 6020)と(3−グリシドオキシプロビル)トリ
メトキシシラン(ベトラーチ社製。
G 6720)を変性スターチ−アクリル酸グラフトコ
ポリマーと反応させて、水又は塩水を吸収して塊状物を
形成しない長期安定性のゲルを与えるゲル化剤を生成さ
せた。
実101皿 A、 ど−カーに入れた約100重量部の水又は普通の
塩水の表面に、3重量部の実施例■のゲル化剤を振りか
けた。ゲル化剤の粒子は、H,体の全体にわたって均一
に分散していくように見えた。
直ちにゲルの形成が始まり、そして約2分後にゲルは均
質となって塊状物は認められなかった。ビーカーをさか
さまにしても、流れ落ちることはなかった。このゲルは
、室温で30日以上経過後も固体状態を保持した。
B、 パートAの場合と同様の方法に従って。
シリル化処理を施していないウォーター・ロックD−2
12を水又は塩水の表面に振りかけた。ウォーター・ロ
ックの粒子は均一に分散せず、塊状物を形成し、その一
部はビーカーの底部に降下した。
この塊状物は、室温で24時間後においても視認できた
尖嵐狙見 以下の3種のゲル化用組成物について、それぞれ3gを
100dの0.9%塩水に加えた。
(A)  実施例Iの組成物に3.0%の次亜塩素酸カ
ルシウムを配合して得た組成物。
(B )  RED−Z ” (C)  アクア・キー15ポリアクリレート高吸水剤
に3.0%の次亜塩素酸カルシウムを配合して得た組成
物。
形成されたゲルを、15分後に0次いで室温及び43°
C(促進老化試験)において、3日、7日、及び30日
後に観察した。以下に示すような結果が得られた。
A        B         C時間  R
T  43°CR↑ 43°C11T43°C上記の表
かられかるように1本発明の組711(A)は長期わた
る安定性(43℃にて30日以上)を有する固体状ゲル
を1威した。この結果は、室温にて7日後に、そして4
3゛cにて3日後に液体に戻り始めた従来のゲル化剤に
比べて1本発明の組成物が優れていることを示している

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)スターチとポリアクリレートのゲル化してい
    ないシリル化グラフトコポリマーの第1の粒子;及び (b)ポリアクリレートゲル化剤の第2の粒子; の混合物を含んでなる、水性液体に対するゲル化用組成
    物。 2、前記第1の粒子が、構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは1〜6個の炭素原子を有する低級アルキル
    であり、R_1は1〜3個の炭素原子を有する低級アル
    キルであり、R_2はR_1とOR_1からなる群から
    選ばれるものであり、そしてXはOH、OR_1、オキ
    シラン、NH_2、Cl、及びBrからなる群から選ば
    れるものである)を有する群から選ばれるシランカップ
    リング剤との反応によってシリル化されたスターチ−ポ
    リアクリレートグラフトコポリマーのゲル化していない
    粒子を含んでなる、請求項1記載の組成物。 3、前記コポリマーのポリアクリレート成分が、ポリア
    クリル酸塩、ポリアクリルアミド、及びこれらの混合物
    からなる群から選ばれる、請求項1記載の組成物。 4、前記第2の粒子が、ポリアクリル酸塩、ポリアクリ
    ルアミド、及びこれらの混合物からなる群から選ばれる
    、請求項1記載の組成物。 5、前記の第1及び第2の粒子が、約20〜200のメ
    ッシュサイズを有する、請求項1記載の組成物。 6、ゲル化していないシリル化スターチを含んでなる、
    水性液体に対するゲル化用組成物。 7、ポリアクリレートゲル化剤と消毒剤の少なくとも一
    方をさらに含んでなる、請求項6記載の組成物。 8、(a)スターチとポリアクリレートのゲル化してい
    ないシリル化グラフトコポリマーの第1の粒子; (b)ポリアクリレートゲル化剤の第2の粒子;及び (c)消毒剤; の混合物を含んでなる、水性液体に対するゲル化用組成
    物。 9、前記コポリマーのポリアクリレート成分と前記ポリ
    アクリレートゲル化剤が、ポリアクリル酸塩、ポリアク
    リルアミド、及びこれらの混合物からなる群から選ばれ
    る、請求項8記載の組成物。 10、前記消毒剤が、次亜塩素酸カルシウム。 クロロヘキシジン、ヘキサクロロフェン、及びヨウ素か
    らなる群から選ばれる、請求項8記載の組成物。
JP2243693A 1990-02-07 1990-09-13 液体ゲル化用組成物 Expired - Lifetime JPH06911B2 (ja)

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