JPH03239126A - 蓄電池回路の自動切替装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ この発明は、蓄電池回路の自動切替装置、詳しくは負荷
への直流供給と充電器による充電とを自動的に切り替え
る蓄電池回路の自動切替装置に関するものである。

〔従来の技術〕

小形で、しかも容噴が大きい１１）充電可能な蓄電池の
技術開発が進むに従って、この電池を内蔵させることに
よってコードレス化し、更にコンパクト化されたＩＣ回
路を組み込むことによって高機能を持たせたハンディ形
のポータプル電気機器が広く使用されるようになった。

電池内蔵形とすることによって上記ポータプル電気機器
の取扱い操作は容易となり、さらに、電池を再充電可能
とすることによって電池の取換えの必要がなくなったの
で、電気機器の取扱いに不慣れは人であっても簡単に操
作できるようにな−。

「発明が解決しようとする課題〕 Ｌ述したポータプル電気機器に内蔵されている電気機器
や電子回路の省エネルギー化、蓄電池の充放電特性の改
善に伴って、再充電が必要となるインターバルと繰返し
充電可能回数も増加しているが、電池寿命を長くするた
めには適当な時期に充電させることがｊ杆要である。

内蔵電池を取り出すことなしに、ポータプル電気機器に
備えられている充電端子に充電器の出力端子を接続する
と自動的に再充電が行われる構造であると、再充電に必
要とする取扱操作はきｔ）めて簡単となる。

しかし乍ら、この場合においては、内蔵電気機器と蓄電
池で構成する電気回路は接続されたままであるので、充
電器側から供給される過電圧などが内蔵電気機器を含む
電気回路にも加わることになる。

また、蓄電池をポータプル電気機器から取り出しで充電
させると、上述した充電器による電気機器の過電圧など
の危険はなくなるが蓄電池の再充電操作が面倒になる。

この発明は、上述した課題を解決するためになされたも
のであって、ポータプル電気機器に備えられた充電端子
に充電器の出力端子を接続すると、蓄電池はｒ１動的に
充電器の出力端子に接続されると共に、蓄電池と内蔵電
気機器との接続は遮断される自動切替装置を提供するこ
とを目的どするものである。

〔課題を解決するための手段〕

上述した目的を達成するために、この発明による蓄電池
回路の自動切替装置は、充電端子のプラス側とマイナス
側の端子間に挿入された抵抗７と８よりなる分圧抵抗回
路と、上記分圧抵抗回路の中間接続点に接続したベース
端子、充電端子のマイナス側端子に接続したエミッタ端
子、およびダイオード６と抵抗９を介して充電端子のプ
ラス側ぐχ子と接続し、たコレクタ端子を備えたＮ形ト
ランジスタ３と、上記Ｎ形トランジスタ３のコレクタ端
子と接続したベース端子、出力端子のマイナス側端子と
接続したエミッタ端子、および操作スイッチ２の片側端
子と接続したコレクタ端子を備えたＮ形トランジスタ４
と、上記操作スイッチ２の反対側端子と抵抗１１を介し
て接続すると共に、抵抗ＩＯを介して上記ダイオード６
のカソード端子と抵抗９との接続点および自己のエミッ
タ端子と接続したベース端子、および上記出力端子のプ
ラス側端子と接続したコレクタ端子を備えたＹ）形トラ
ンジスタ５と、さら（こ、上３己ダイオード６のカソー
ド端子と抵抗９の接続点と接続したプラス側端子、およ
び上記充電端子マイナス側端子および出力端子のマイナ
ス側端子と接続したマイナス側端子を備えた蓄電池１２
の入力端子によって構成したものである。

〔作用〕

充電端子は開放したままで操作スイッチ２をＯＮとする
と、Ｎ形トランジスタ４のベース端子には蓄電池からの
電圧が抵抗９を介して印加されているので上記Ｎ形トラ
ンジスタ４はＯＮとなる。

上記Ｎ形トランジスタ４のＯＮによってＰ形トランジス
タ５もＯＮとなり、この結果、蓄電池の電圧は出力端子
から内蔵電気機器の回路へ印加されるので、上記内蔵電
気機器は使用可能状態どなる。

この状態において充電端子に充電器を接続すると、分圧
抵抗回路を介して充電器電圧をベース端子に受けるＮ形
トランジスタ３はＯＮとなる。

上記Ｎ形トランジスタ３のＯＮによって抵抗９における
抵抗電圧損が増大するのでＮ形トランジスタ４のベース
電圧が低下しＯＦＦとなる。このＮ形トランジスタ４の
ＯＦＦに伴ってＰ形トランジスタ５もＯＦＦとなるので
蓄電池回路から内蔵電気機器への接続はＯＦＦとなり、
蓄電池はダイオード６を介して充電器へ接続され、充電
される。

〔実施例〕

以下、この発明による実施例を第１図によって説明する
。第１図はこの発明による蓄電池回路の自動切替装置を
示す電気回路図である。

上述した自動切替装置は、２個のＮ形トランジスタ３と
４および１個のＰ形トランジスタ５および分圧回路、ダ
イオード６、操作スイッチ２を主たる構成要素とし、充
電器との充電端子、蓄電池との入力端子および内蔵電気
機器への出力端子を備えている。

充電端子には抵抗７と８よりなる分圧抵抗回路が並列に
挿入されており、上記Ｎ形トランジスタ３のベース端子
は抵抗７と８の中間接続点に、エミッタ端子は充電端子
のマイナス側端子に接続されており、また、コレクタ端
子は、抵抗９を介してアノード端子を充電端子のプラス
側端子に接続したダイオード６のカソード端子と接続す
ると共にＮ形トランジスタ４のベース端子と接続されて
いる。

上記Ｎ形トランジスタ４のエミッタ端子は出力端子のマ
イナス側端子おＪび充電端子のマイナス側端子に接続さ
れており、コレクタ端子は操作スイッチ２と抵抗１１を
介してＰ形トランジスタ５のベース端子と接続されてい
る。

上記Ｐ形トランジスタ５のベース端子は上述したように
抵抗１１と操作スイッチ２を介してＮ形トランジスタ４
のコレクタ端子と接続されているばかりでなく、抵抗１
０を介して自己のエミッタ端子および上記ダイオード６
のカソード端子と抵抗９の接続点と接続されており、コ
レクタ端子は出力端子のプラス側端子に接続されている
。

さらに、蓄電池１２は入力端子のプラス側端子を介して
上記ダイオード６のカソード端子と抵抗９の１ｚ続点に
、上記入力端子のマイナス側を介して充電端子のマイナ
ス側端子および出力端子のマイナス側端子と接続されて
いる。

次に、この蓄電池回路の自動切替装置の作動について説
明する。

充電端子は開放したままで蓄電池１２を入力端子を接続
しておき、操作スイッチ２をＯＮすると蓄電池電圧によ
ってＮ形トランジスタ４はＯＮとなり、これに作ってＰ
形トランジスタ５もＯＮとなる。この結果、蓄電池電圧
は出力端子を介して内蔵電気機器へ供給される。なお、
蓄電池電圧はダイオード６によって阻止されるのでＮ形
トランジスタ３は不動作である。

蓄電池１２を再充電させるため、上記自動切替装置の充
電端子に充電器（図示してない〉の出力端子を接続して
充電を始めると、充電器端子電圧は抵抗７と８よりなる
分圧抵抗回路を介してＮ形トランジスタ３のベース端子
は印加されるので、上記Ｎ形トランジスタ３はＯＮとな
る。

この結果、ダイオード６と抵抗９を介して上記ＮＪ［６
）ランジスタ３のコレクタからエミッタへ電流が流れる
ので、Ｎ形トランジスタ４のベース電圧は抵抗９の抵抗
電圧損のために低下し、Ｎ形トランジスタ４はＯＦＦと
なる。このＮ形トランジスタ４のＯＦＦに伴ってＰ形ト
ランジスタ５もＯＦＦとなり、蓄電池から内蔵電気機器
への回路は上記２個のトランジスタのＯＦＦによって遮
断される。

即ち、蓄電池や１２は負荷供給をとりやめ、充電器によ
って充電されることになる。

以上を総括すると、充電器を充電端子に接続して充電を
始めると２個のＮ形トランジスタと１個のＰ形トランジ
スタのＯＮ・ＯＦＦ動作によって蓄電池１２から内蔵電
気機器への直流供給回路は自動的に遮断されるので、内
蔵電気機器へ充電器からの過電圧が印加されることもな
く、蓄電池と内蔵電気機器との接続について特別の注意
を払う必要もない。

また、操作スイッチ２をＯＦＦとすることによって上記
２個のトランジスタ４と５はＯＦＦとなるが、ポータプ
ル電気機器を使用する１Ｘには操作スイッチ２をＯＮと
する必要があるので、長期間使用しない場合を除き、操
作スイッチ２の操作について考慮を払う必要はない。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明による蓄電池回路の自動
切替装置は、操作スイッチをＯＮとすることによって蓄
電池電圧をうけてＯＮとなるＮ形とＰ形のトランジスタ
を介して蓄電池を出力端子に接続させて内蔵電気機器を
使用可能状態とし、さらに、再充電を行うときには、上
記自動切替装置の充電端子に充電器の出力端子を接続す
ると、充電器電圧をうけてＯＮとなるＮ形トランジスタ
によって上記２組のトランジスタをＯＦＦとし、蓄電池
と内蔵電気機器との接続を自動的に遮断させる。

従って、充電時における充電器側からの過電圧が内蔵電
気機器へ印加されることはなく、また、蓄電池と内蔵電
気機器を接続したままで再充電させることができ、この
操作は極めて簡単となる利点もある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る蓄電池回路の自動切替装置の電
気回路である。 １・・・自動切替装置、 ２・・・操作スイッチ、 ３．４．５・・・トランジスタ、 ６・・・ダイオード、 ７、　８．　９．　１０．　１１・・・抵抗、１２・・
・蓄電池。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、２つの抵抗（７）と（８）を直列接続し、抵抗（７
   ）の外側端子を充電端子のプラス側端子に、また、抵抗
   （８）の外側端子を上記充電端子のマイナス側端子に接
   続した分圧抵抗回路と、上記分圧抵抗回路の中間接続点
   に接続したベース端子、充電端子のマイナス側端子に接
   続したエミッタ端子、および上記充電端子のプラス側端
   子にアノード端子を接続したダイオード（６）のカソー
   ド端子と抵抗（９）を介して接続したコレタク端子を備
   えたＮ形トランジスタ（３）と、上記Ｎ形トランジスタ
   （３）のコレクタ端子と接続したベース端子、充電端子
   のマイナス側端子と接続すると共に出力端子のマイナス
   側端子に接続したエミッタ端子、および操作スイッチ（
   ２）の片側の端子と接続したコレクタ端子を備えたＮ形
   トランジスタ（４）と、 上記操作スイッチ（２）の反対側端子と抵抗（１１）を
   介して接続すると共に抵抗（１０）を介して自己のエミ
   ッタ端子および上記ダイオード（６）のカソード端子と
   抵抗（９）の接続点と接続したベース端子、および上記
   出力端子のプラス側端子と接続したコレクタ端子を備え
   たＰ形トランジスタ（５）と、 さらに、上記ダイオード（６）のカソード端子と抵抗（
   ９）の接続点と接続した蓄電池（１２）のプラス極と接
   続したプラス側端子、および上記充電端子と出力端子の
   それぞれのマイナス側端子と接続した上記蓄電池（１２
   ）のマイナス極を接続したマイナス側端子を備えた入力
   端子と、によって構成したことを特徴とする蓄電池回路
   の自動切替装置。