JPH03237507A - 開閉弁の動作診断装置 - Google Patents

開閉弁の動作診断装置

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JPH03237507A
JPH03237507A JP2032337A JP3233790A JPH03237507A JP H03237507 A JPH03237507 A JP H03237507A JP 2032337 A JP2032337 A JP 2032337A JP 3233790 A JP3233790 A JP 3233790A JP H03237507 A JPH03237507 A JP H03237507A
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timer
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Hidenobu Imai
秀信 今井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、流れ込み式の水力発電設備において
余水路を省略して圧力鉄管から直接放流する目的で設置
される放流バルブの動作を診断する開閉弁の動作診断装
置に関する。
(従来の技術) 従来、流れ込み式の水力発電所には、上水槽の余水路に
代えて、圧力鉄管から分岐させ放流バルブヲ設け、この
放流バルブにより圧力鉄管の流れを直接放流可能にした
ものがある。
第2図は、このような放流バルブを備えた水力発電所の
基本的構成を示すもので、上水槽1に端末部を分岐され
た圧力鉄管2が接続され、一方の分岐路に発電機駆動水
車3を設けるとともに、他方の分岐路に放流バルブ4を
設けている。そして、放流バルブ4は、サーボモータ5
により開度が制御され、サーボモータ5は、コンバータ
コイル6により配圧弁7を調整することにより、圧油タ
ンク8の圧油により駆動されるようになっている。
この状態から放流バルブ4は、第3図に示す制御部10
により開度制御が行われる。この制御部10は、水位検
出器9の水位検出信号に基づいて第4図に示す水位調整
範囲H1、H2の間の水位と放流バルブ開度指令の関係
から放流バルブ開度指令値を求め、この放流バルブ開度
指令値と放流バルブ4の実開度レターン信号を比較器1
01に与えて偏差値を求め、この偏差値を係数Kを有す
る掛算器102を通してコンバータコイル6に対し放流
バルブ開度指令として出力するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、放流バルブは余水路を省略する目的で設けら
れるものであるから、発電機の運転、停止に拘らず常に
制御可能な状態におかなければならないが、放流バルブ
開度指令は、水位H1〜H2で与えられ、放流バルブ実
開度とのフィードバック制御になるため、水位が一定な
らば比較器の偏差値も変わらず、一定開度のままである
。このため、発電機の負荷が安定していたり、取水が完
全に無くなったような場合は、放流バルブはほとんど一
定開度のまま動作しない。このため、仮に、放流バルブ
の全開状態が長期にわたって継続すると、発錆や配圧弁
の吸着などにより必要とする時の動作が不可能になるこ
とがあった。
そこで、このような放流バルブについては、動作確認の
点検が簡単にできることが望ましいが、放流バルブの動
作状態を正確に知るのは、特に発電機が運転している状
態では困難を極め、さらには、最近の発電所の無人化傾
向にともない、放流バルブの状態検査のために現地まで
出向くこと自体も大変な作業になっている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、無人化さ
れた発電所においても開閉弁の動作確認の点検を簡単に
行うことができる開閉弁の動作診断装置を提供すること
を目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、開閉弁に対する開度指令と開閉弁の実開度信
号との偏差に応じて開閉弁の開度を制御するもので、実
開度信号検出手段により開閉弁の実開度零が検出される
と、この検出出力より所定時間経過後にタイマより出力
が発生され、上記開閉弁に対して所定開度の試験信号が
与えられるようになっている。
(作用) 本発明によれば、開閉弁が所定時間継続して閉状態にあ
ると、この開閉弁に対する動作確認の点検を自動的に行
うことができ、無人化された発電所においても開閉弁の
診断を有効に行うことができるとともに、開閉弁の故障
を速やかに発見てき、開閉弁の故障に原因する事故を未
然に防止することができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面にしたがい説明する。
この場合、本発明が適用される放流バルブを備えた水力
発電所の基本的構成は、第2図で述べたと同様である。
そして、この状態から放流バルブ4は、第1図に示す制
御部20により制御が行われるようになる。この場合、
放流バルブ4の開度指令値Pと試験人力Tを加算器21
に与える。ここで、開度指令値Pは、水位検出器9の水
位検出信号に基づいて第4図に示す水位調整範囲H1゜
H2の間の水位と放流バルブ開度指令の関係から与えら
れ、HLの時全閉、H2の時全開となる。また、試験人
力Tは、リレー22の常閉接点22]、を介して開度「
0」 (全閉指令)が与えられ、リレー22の常開接点
222を介して試験開度(小開度)が与えられる。
そして、加算器21の加算出力を比較器23の一方の入
力端子に与える。この比較器23の他方の入力端子には
、放流バルブ4の実開度レターン信号Rが与えられる。
この実開度レターン信号Rは、実開度検出器24にも与
えられる。実開度検出器24は、実開度レターン信号R
が零、つまり、放流バルブ実開度が全閉状態にあること
を検出するものである。そして、この開度検出器24の
検出出力は、アンドゲート25の一方の入力端子に与え
られるとともに、Tl −24時間を設定した限時動作
の第1のタイマ26、T2−30秒を設定した限時復帰
の第2のタイマ27を通してアンドゲート25の他方の
入力端子に与えられ、このアンドゲート25の出力は、
T3−20秒を設定した限時動作の第3のタイマ28を
介して放流バルブ4の異常を知らせるアラームとして出
力される。また、限時復帰の第2のタイマ27の出力に
より上記リレー22を30秒間付勢するようにしている
比較器23は、加算器21の加算出力と実開度レターン
信号Rの偏差値を求める。そして、偏差値は、係数Kを
有する掛算器102を通してコンバータコイル6に対す
る放流バルブ開度指令として出力されるようになってい
る。
次に、以上のように構成した実施例の動作を説明する。
いま、試験人力Tが「0」の状態で、水位検出器9の水
位検出信号に応じた第4図に示す水位調整範囲HI S
H2の間の水位と放流バルブ開度指令の関係に基づく開
度指令値Pが加算器21に与えられると、加算器21よ
り開度指令値Pに応じた出力が発生し、比較器23に与
えられる。この状態で、放流バルブ4の実開度レターン
信号が比較器23に与えられると、加算器21からの出
力との偏差値が求められ、この偏差値が係数Kを有する
掛算器102を通してコンバータコイル6に対する放流
バルブ開度指令として出力される。これによりコンバー
タコイル6によって配圧弁7が調整され、圧油タンク8
の圧油によりサーボモータ5が駆動され、放流バルブ4
の開度が制御されるようになる。
この状態から、水位が低下してH1以下になると、放流
バルブ開度指令値Pは0となり、放流バルブ実開度レタ
ーン信号Rも全閉に対応したものになる。この状態が実
開度検出器24により検出され、その検出出力がアンド
ゲート25の一方の入力端子に与えられるとともに、T
I −24時間を設定した限時動作の第1のタイマ26
に与えられる。
そして、この状態がT1時間(24時間)以上継続する
と、第1のタイマ26より出力が発生し、T2−30秒
を設定した限時復帰の第2のタイマ27に与えられ、第
2のタイマ27より出力が発生され、アンドゲート25
を介してT3−20秒を設定した限時動作の第3のタイ
マ28に与えられるとともに、リレー22にも与えられ
る。これにより、リレー22が付勢され常開接点222
が閉じ、試験開度(小開度)が加算器21に与えられる
ようになる。
この状態では、開度指令値P−Oとともに試験人力Tの
試験開度(小開度)が加算器21に与えられ加算され、
この加算出力が比較器23に与えられる。すると、比較
器23は、試験人力Tの試験開度(小開度)に対応した
出力を偏差として出力するようになり、掛算器102を
通してコンバータコイル6に対する放流バルブ開度指令
として出力され、放流バルブ4は、試験人力Tの試験開
度(小開度)にしたがって開制御されるようになる。こ
の結果、放流バルブ実開度レターン信号は、全閉に対応
したものでなくなり、実開度検出器24の検出出力は停
止され、アンドゲート25の一方の入力端子への出力が
停止されるので、限時動作の第3のタイマ28の動作条
件が成立することはなく、アラームが出力されることは
ない。また、これと同時に第2のタイマ27の出力停止
により、リレー22が復帰されるので、常開接点222
が開いて試験開度(小開度)の出力が絶たれ、常閉接点
221を介して開度rOJが出力され、放流バルブ4は
再び元の全閉開度状態に戻されるようになる。
以下、同様にして放流バルブ4が全閉状態を維持してい
ると、24時間おきに上述した試験が自動的に実行され
、放流バルブ4の動作状態が繰り返して診断されるよう
になる。
ここで、試験人力Tの試験開度(小開度)に対して放流
バルブ4が開動作せず、実開度レターン信号が全閉状態
のままの場合は、実開度検出器24の出力が継続される
ので、この実開度検出器24の出力が限時動作の第3の
タイマ28の設定時間(20秒)を経過した時点で、ア
ラームが出力され、放流バルブ4が不動作状態に陥った
ことが報知され、さらに10秒を経過すると限時復帰の
第2のタイマ27(設定時間30秒)が復帰し、リレー
22の入力が停止され、リレー22も復帰し、常開接点
222が開路し、試験動作は終了する。
したがって、このようにすれば放流バルブの全閉状態が
継続するような場合、24時間毎に強制的に放流バルブ
を開動作させて、その動きを監視するようにしたので、
無人化された発電所においても放流バルブの動作確認の
点検を簡単に行うことができることになる。
なお、本発明は上記実施例にのみ限定されず、要旨を変
更しない範囲で適宜変形して実施できる。
例えば、上述した実施例では、放流バルブの動作診断の
場合を述べたが、発電機水車のガイドベーンの動作診断
についても同様に実施できる。
C発明の効果コ 開閉弁に対する開度指令と開閉弁の実開度信号との偏差
に応じて開閉弁の開度を制御するもので、実開度検出手
段により開閉弁の実開度零が検出されると、この検出出
力より所定時間経過後のタイマからの出力をまりで、上
記開閉弁に対して所定開度の試験信号を与えるようにし
たので、開閉弁が所定時間継続して閉状態にあると、開
閉弁に対する動作確認の点検を自動的に行うことができ
るようになり、無人化された発電所においても開閉弁の
診断を有効に行うことができるとともに、開閉弁の故障
を速やかに発見でき、開閉弁の故障に原因する事故を未
然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の要部を示す回路構成図、
第2図は、放流バルブを備えた水力発電所の基本的構成
を示す構成図、第3図は、従来の放流バルブの制御部を
示す回路構成図、第4図は、水位と放流バルブ開度指令
との関係を示す図である。 1・・・上水槽、2・・・圧力鉄管、3・・・発電機水
車、4・・・放流バルブ、5・・・サーボモータ、6・
・・コンバータコイル、7・・・配圧弁、8・・・油圧
タンク、9・・・水位検出器、20・・・制御部、21
・・・加算器、22・・・リレー 23・・・比較器、
24・・・実開度検出器、25・・・アンドゲート、2
6.27.28・・・タイマ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 開閉弁に対する開度指令と開閉弁の実開度信号との偏差
    に応じて開閉弁の開度を制御するものにおいて、上記開
    閉弁の実開度零を検出する実開度検出手段と、この実開
    度検出手段の検出出力により所定時間経過後に出力を発
    生するタイマと、このタイマの出力により上記開閉弁に
    対して所定開度の試験信号を与える試験信号発生手段と
    を具備したことを特徴とする開閉弁の動作診断装置。
JP2032337A 1990-02-15 1990-02-15 開閉弁の動作診断装置 Expired - Lifetime JP2892744B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104199472A (zh) * 2014-09-06 2014-12-10 郑旭 一种旋转蒸发仪自动加料系统
JP2021114344A (ja) * 2017-04-21 2021-08-05 コンプレッサー コントロールズ コーポレイション 制御バルブの劣化を検出するためのシステムおよび方法

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