JPH042801B2 - - Google Patents

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JPH042801B2
JPH042801B2 JP58009855A JP985583A JPH042801B2 JP H042801 B2 JPH042801 B2 JP H042801B2 JP 58009855 A JP58009855 A JP 58009855A JP 985583 A JP985583 A JP 985583A JP H042801 B2 JPH042801 B2 JP H042801B2
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

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  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
  • Hydraulic Turbines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、油圧回路の油量異常検出装置に関す
るものである。
〔従来技術〕
第1図は従来の水力発電所における水車の水量
調整用の案内羽根、または入口弁を操作する油圧
サーボモータを制御するために設けられた油圧回
路を示す。図において、1は圧油タンク、2は集
油タンク、3は油圧サーボモータ制御装置、4は
油圧サーボモータ、5は圧油ポンプ、6は電気制
御装置である。また、7a,7bは圧油タンク1
の油面上昇検出器、低下検出器、8a,8bは集
油タンク2の油面上昇検出器、低下検出器、9は
圧力開閉器で、油圧回路はこれらの機器により構
成されている。
油圧サーボモータ4は、油圧サーボモータ制御
装置3を介して圧油タンク1に貯えられた油によ
り、所定の動作を行なうようになつている。
そして、圧油タンク1内の油を消費すると、圧
油タンク1内の圧力は降下し、圧油タンク常用下
限油圧の規定圧力に達すると、油面低下検出器7
bが動作して圧力開閉器9が作動し、電気制御装
置6を介し圧油ポンプ5が駆動され、集油タンク
2より圧油タンク1内に油が送られ、圧油タンク
1内の圧力が上昇し、圧油タンク常用上限油圧の
規定圧力A(第2図参照)に達すると、油面上昇
検出器7aが動作して圧力開閉器9が復帰し、電
気制御装置6により油圧ポンプ5は停止され、集
油タンク4内の油面は圧油タンク1に送り込まれ
た油の分だけ低下する。以上の動作の繰り返えし
により圧油タンク1内の圧力は常に規定範囲内に
保たれるようになつている。
従来の油面を検出して間接的に油圧回路内の油
量の異常を検出する方法の不具合点を第2図によ
り説明する。圧油タンク1内の油面は、圧油タン
ク内空気量一定のもとに、圧油タンク内油面上限
A−圧油タンク内油面下限A′を基準に変動する。
その結果、集油タンク2内の油面は、集油タンク
内油面下限B−集油タンク内油面上限B′を基準
に変動する。
しかしながら、圧油タンク1内の油面は、実際
には許容幅があるため、第2図のA0−A0′とA2
A2′の範囲にて変動する。この結果、集油タンク
2内の油面は第2図のB0−B0′とB2−B2′の範囲
にて変動する。
第1図の油圧サーボモータ4の作動による消費
油量が、圧油ポンプ5の叶出量より少ない場合に
は、圧油タンク1内の圧力は常に常用下限油圧以
上を確保できるため、圧油タンク内油面は圧油タ
ンク内油面基準値以上で変動する。その結果、集
油タンク内油面は集油タンク内油面基準値以下で
変動する。即ち、定常時油面範囲内の変動とな
る。
一方、油圧サーボモータ4を急動作させる場合
には、油圧サーボモータ4の急動作による消費油
量が圧油ポンプ5の叶出量より多くなり、圧油タ
ンク内圧力は過渡的に常用油圧以下になるため、
圧油タンク内油面は圧油タンク内油面基準値以下
で変動する。その結果、集油タンク2内油面は集
油タンク内油面基準値以上で変動する。即ち、過
渡時油面範囲内の変動となる。この変動量は、圧
油ポンプ5の吐出量、圧油タンク1の容量、油圧
サーボモータ4の容量及び開、閉動作速度(時
間)により異なる。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のことを考慮したうえ若干の余裕を設け、
圧油タンク油面上昇および低下検出器7aおよび
7bは、それぞれ第2図のA1点、A3′点に、また
集油タンク油面上昇および低下検出器8aおよび
8bはそれぞれ第2図のB1点、B3′点に設定され
ている。従つて、定常時油面範囲においては、圧
油タンク1の許容油面範囲は第2図のA1−A1″と
A4−A4′となり、集油タンク2の許容油面範囲は
B1−B1″とB4−B4′となるため、油面(油量)が
大きく変化しないと異状検出ができない。即ち、
B4′の右へ直線移動し集油タンク油面上昇警報
B3′に至らぬと警報を発生しないので、異常を迅
速に検出できないため、漏油現象もしくは異流体
の混入その他の異常を早期発見できない欠点があ
つた。
また油圧サーボモータ4を急動作させると、そ
れに応じて圧油ポンプ5が追従できず、圧油タン
ク1から油が油圧サーボモータ4に供給出来ず、
許容幅のある油面特性値が過渡時油量範囲にある
場合と、何かの事故で圧油回路で油洩れが生じ、
油面特性値が過渡時油量範囲にある場合との判別
が出来ない欠点があつた。
本発明の目的は、油量の異常を早期に検出でき
ると共に、過渡時油量範囲で事故によるのか過渡
現象によるのか判別できる油圧回路の油量異常検
出装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の油量異常検出装置は、水車の水量調整
用の案内羽根又は入口弁操作用の油圧サーボモー
タに圧油タンクより油を供給し、圧油タンク内の
油面低下に応じて集油タンクからの油を圧油タン
クに供給する圧油ポンプを制御する油圧サーボモ
ータ制御装置の油圧回路において、上記油圧タン
クと集油タンクに油面センサを設け、両センサか
らの油量検出信号の和が許容範囲を越えたときの
油圧回路の油量異常と、上記油量検出信号の和が
過渡時油面範囲になつた時に所定時間内で定常時
油面範囲に復帰しない時の異常とを検出する演算
制御装置を設けることにある。
〔作用〕
この結果、油量異常検出信号の和が許容範囲よ
り越えた場合たとえば油洩れが生じると許容範囲
の下側で検出信号がすぐに検出されるので、すぐ
に異常を検出することができる。また過渡時油面
範囲内で過渡現象によるか事故によるかすぐに検
出できる。
〔発明の実施例〕
以下本発明の油圧回路の油量異常検出装置を、
一実施例を用い従来と同部品は同符号により第3
図により説明する。第3図において、10は油圧
回路内の油量を監視制御演算する制御装置、11
は油圧タンク油圧センサ、12は油圧タンク油面
センサ、13は集油タンク油面センサである。
この装置において、油圧サーボモータ4には油
圧サーボモータ制御装置3を介し油圧タンク1に
貯えられた圧油を供給するようになつている。圧
油タンク1の油が消費されると、圧油タンク1内
の圧力は降下し、圧油タンク1の常用下限油圧の
規定圧力に達すると、油圧センサ11により検出
され、この検出信号を入力した演算制御装置10
により圧油ポンプ5が運転され、集油タンク2よ
り圧油タンク1に油が送られる。圧油タンク1内
の圧力が上昇し圧油タンク常用上限油圧の規定圧
力に達すると、圧油タンク油圧センサ11により
検出された検出信号が入力された演算制御装置1
0により、圧油ポンプ5の駆動は停止される。以
上の繰り返し動作により圧油タンク1内圧力は常
に規定範囲内に保たれるようになつている。
そして、油圧回路内の油量の異常検出は、圧油
タンク1の油面高さHTを圧油タンク油面センサ
12より演算制御装置10に取り込み、圧油タン
ク1内有効油量QTを演算制御装置10により算
出する。QTは(1)式により求める。
QT=AT×HT ……(1) 但し、 AT:圧油タンク1の表面積で予め与えられてい
る。
HT:圧油タンク1の油面低下高さ 一方、集油タンク2の油面高さHSを集油タン
クセンサ13により演算装置13に取り込み集油
タンク2内の有効油量QSを演算制御装置10に
より算出する。QSは(2)式により求める。
QS=AS×HS ……(2) 但し、 AS:集油タンク2の表面積で集油タンクの寸法
より予め与えられている。
HS:集油タンク2の油面低下高さ 以上により、算出されたQTとQSとの和を演算
制御装置10で、常時または一定時間毎に算出
し、その和が±0となることを確認し、更にあら
かじめ定められた許容時間内に規定範囲に復帰す
ることを確認し、もし、和が±0とならなかつた
り規定範囲に復帰しなかつた場合は油圧回路内油
量異常と判定し、警報その他の信号を発生する様
になつている。
すなわち、演算制御装置10では油量異常とし
て圧油回路で油洩れを生じると、油面特性値は許
容規定範囲を越えるたとえば下側に来るので、す
くに異常を検出できる。
また、油圧サーボモータ4を急動作させると、
それに応じて油圧ポンプ5は追従できず、油面特
性値は過渡時油量範囲にあるが、所定時間を過ぎ
ると油圧ポンプ5の動作により圧油タンク1に貯
つた油によつて、油面特性値が定常時油量範囲に
復帰するが、圧油回路での油洩れ時には、油面特
性値が復帰せず事故として検出できるので、過渡
現象時に圧油回路を停止することなく、運転でき
る利点がある。
第4図に示すように、圧油タンク内油量QT
最大値A1及び最小値A2、集油タンク2内油量QS
の最大値B1、最小値B2を予め与えておき、これ
らの値を単独でも越えた場合に圧油タンク1内及
び集油タンク2内の油量異状の信号を発するよう
になつている。
このように、本実施例の油圧回路の油量検出装
置は、圧油タンク及び集油タンクの油量の和及び
各タンクの油量を、連続的または一定時間毎に検
出し、上記油量の和が許容範囲を超えた場合及び
油量の予め定められた最大値及び最小値を超えた
場合に信号を発するように形成されたので、油圧
回路内の異流体の混入を含む油量の異常を迅速、
かつ、正確に検出でき、安全性、信頼性を向上で
きる。
〔発明の効果〕
以上記述した如く本発明の油圧回路の油量異常
検出装置は、油圧回路内の油量の異常を早期に検
出でき、安全性、信頼性を向上できる。また、過
渡時油量範囲で過渡現象か事故かを判定し検出で
きるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の油圧回路の油量異常検出装置の
配管図、第2図は第1図の装置の油面異常検出説
明図、第3図は本発明の油圧回路の油量異常検出
装置の実施例の配管図、第4図は第3図の装置の
油面異常検出説明図である。 1……圧油タンク、2……集油タンク、3……
油圧サーボモータ制御装置、4……油圧ポンプ、
10……演算制御装置、12……圧油タンク油面
センサ、13……集油タンク油面センサ、A1
B1……最大値、A2,B2……最小値。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 油圧サーボモータに圧油タンクより油を供給
    し、圧油タンク内の油面低下に応じて集油タンク
    からの油を圧油タンクに供給する圧油ポンプを制
    御する油圧サーボモータ制御装置の油圧回路にお
    いて、 上記圧油タンクと集油タンクに油面センサとを
    設け、両センサからの油量検出信号の和が許容範
    囲を越えたとき油圧回路の油量異常と、上記油量
    検出信号の和が過渡時油面範囲になつた時に所定
    時間内で定常時油面範囲に復帰しない時の異常と
    を検出する演算制御装置を設けることを特徴とす
    る油圧回路の油量異常検出装置。
JP58009855A 1983-01-26 1983-01-26 油圧回路の油量異常検出装置 Granted JPS59137609A (ja)

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JP58009855A JPS59137609A (ja) 1983-01-26 1983-01-26 油圧回路の油量異常検出装置

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JP58009855A JPS59137609A (ja) 1983-01-26 1983-01-26 油圧回路の油量異常検出装置

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JPS59137609A JPS59137609A (ja) 1984-08-07
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