JPH03237012A - 二酸化珪素被膜の製造方法 - Google Patents
二酸化珪素被膜の製造方法Info
- Publication number
- JPH03237012A JPH03237012A JP3451090A JP3451090A JPH03237012A JP H03237012 A JPH03237012 A JP H03237012A JP 3451090 A JP3451090 A JP 3451090A JP 3451090 A JP3451090 A JP 3451090A JP H03237012 A JPH03237012 A JP H03237012A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicon dioxide
- substrate
- film
- soln
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 122
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 title claims abstract description 58
- 235000012239 silicon dioxide Nutrition 0.000 title claims abstract description 58
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 15
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 27
- 239000002253 acid Substances 0.000 claims abstract description 23
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 17
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims abstract description 12
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims abstract description 12
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 claims description 10
- 239000000243 solution Substances 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 15
- 239000000654 additive Substances 0.000 abstract description 8
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 abstract description 5
- 239000012535 impurity Substances 0.000 abstract description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 abstract description 4
- 238000007654 immersion Methods 0.000 abstract description 3
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 abstract description 2
- XJKVPKYVPCWHFO-UHFFFAOYSA-N silicon;hydrate Chemical compound O.[Si] XJKVPKYVPCWHFO-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 229910052681 coesite Inorganic materials 0.000 abstract 3
- 229910052906 cristobalite Inorganic materials 0.000 abstract 3
- 229910052682 stishovite Inorganic materials 0.000 abstract 3
- 229910052905 tridymite Inorganic materials 0.000 abstract 3
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 18
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 9
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 7
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 6
- 239000012295 chemical reaction liquid Substances 0.000 description 5
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 description 4
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 3
- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- LRCFXGAMWKDGLA-UHFFFAOYSA-N dioxosilane;hydrate Chemical compound O.O=[Si]=O LRCFXGAMWKDGLA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 2
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 2
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 2
- 239000005749 Copper compound Substances 0.000 description 1
- KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-M Fluoride anion Chemical compound [F-] KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 1
- 206010039509 Scab Diseases 0.000 description 1
- AZDRQVAHHNSJOQ-UHFFFAOYSA-N alumane Chemical class [AlH3] AZDRQVAHHNSJOQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- -1 aluminum compound Chemical class 0.000 description 1
- 150000001553 barium compounds Chemical class 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- KGBXLFKZBHKPEV-UHFFFAOYSA-N boric acid Chemical compound OB(O)O KGBXLFKZBHKPEV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004327 boric acid Substances 0.000 description 1
- 229940043430 calcium compound Drugs 0.000 description 1
- 150000001674 calcium compounds Chemical class 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 150000001869 cobalt compounds Chemical class 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 150000001880 copper compounds Chemical class 0.000 description 1
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 150000002681 magnesium compounds Chemical class 0.000 description 1
- 150000002816 nickel compounds Chemical class 0.000 description 1
- 230000006911 nucleation Effects 0.000 description 1
- 238000010899 nucleation Methods 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 230000001376 precipitating effect Effects 0.000 description 1
- 239000012047 saturated solution Substances 0.000 description 1
- 229910002027 silica gel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000741 silica gel Substances 0.000 description 1
- 230000002747 voluntary effect Effects 0.000 description 1
- 150000003752 zinc compounds Chemical class 0.000 description 1
Landscapes
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Silicon Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は二酸化珪素の製造方法に関し、特に珪弗化水素
酸の二酸化珪素過飽和水溶液と基材とを接触させて基材
表面に二酸化珪素被膜を製造する方法の改良に関する。
酸の二酸化珪素過飽和水溶液と基材とを接触させて基材
表面に二酸化珪素被膜を製造する方法の改良に関する。
[従来の技術]
今日、色々な材料の表面を二酸化珪素膜で被覆すること
が広く行なわれている。これらの成膜性には通常、蒸着
、スパッタ等の真空法が採用されている。しかしながら
、これらの方法は装置あるいは付帯設備が高価であるた
めに、二酸化珪素被膜に要するコストが高くなる他、小
さな基材しか処理できないという欠点があった。
が広く行なわれている。これらの成膜性には通常、蒸着
、スパッタ等の真空法が採用されている。しかしながら
、これらの方法は装置あるいは付帯設備が高価であるた
めに、二酸化珪素被膜に要するコストが高くなる他、小
さな基材しか処理できないという欠点があった。
一方、二酸化珪素被膜の製造方法としては、これら蒸着
、スパッタ等の手法の他に、二酸化珪素飽和水溶液にほ
う酸を添加した処理液に基材を浸漬して基材表面に二酸
化珪素を析出させる方法(例えば特開昭6O−3323
3)。あるいは添加剤としてアルミニウム化合物、カル
シウム化合物、マグネシウム化合物、バリウム化合物、
ニッケル化合物、コバルト化合物、亜鉛化合物、銅化合
物、からなる群より選ばれた少なくとも一種の化合物及
びまたは金属を用いる方法(例えば特開昭622087
6)が知られている。
、スパッタ等の手法の他に、二酸化珪素飽和水溶液にほ
う酸を添加した処理液に基材を浸漬して基材表面に二酸
化珪素を析出させる方法(例えば特開昭6O−3323
3)。あるいは添加剤としてアルミニウム化合物、カル
シウム化合物、マグネシウム化合物、バリウム化合物、
ニッケル化合物、コバルト化合物、亜鉛化合物、銅化合
物、からなる群より選ばれた少なくとも一種の化合物及
びまたは金属を用いる方法(例えば特開昭622087
6)が知られている。
[発明が解決しようとする問題点コ
上記析出方法は低温で膜形成可能であり、かつあらゆる
材質、形状の基材に被膜形戊司能であるという利点を持
つが、はう酸を連続的に添加する2− 事により、酸化珪素の過飽和状態を持続させ、酸化珪素
被膜を析出させる方法は、はう酸の反応が二段階に起こ
るために過飽和状態が非常に不安定である。またアルミ
ニウム化合物あるいは金属を添加する方法では、これら
の過飽和状態の不安定は解決して安定して析出可能に改
善された。
材質、形状の基材に被膜形戊司能であるという利点を持
つが、はう酸を連続的に添加する2− 事により、酸化珪素の過飽和状態を持続させ、酸化珪素
被膜を析出させる方法は、はう酸の反応が二段階に起こ
るために過飽和状態が非常に不安定である。またアルミ
ニウム化合物あるいは金属を添加する方法では、これら
の過飽和状態の不安定は解決して安定して析出可能に改
善された。
しかし、これらの添加物を添加する方法においては添加
物が核となりゃすく処理液中に粒子が発生しやすくそれ
らの粒子が膜中に取り込まれることにより表面に凹凸を
発生する。これら表面の凹凸はμm以下の凹凸であるが
表面の凹凸を非常に問題とする例えば半導体用や光ディ
スク等の目的に使用するときには問題となった。
物が核となりゃすく処理液中に粒子が発生しやすくそれ
らの粒子が膜中に取り込まれることにより表面に凹凸を
発生する。これら表面の凹凸はμm以下の凹凸であるが
表面の凹凸を非常に問題とする例えば半導体用や光ディ
スク等の目的に使用するときには問題となった。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明は、上記
従来の課題を解決するために、二酸化珪素の過飽和状態
となった珪弗化水素酸溶液からなる処理液と基材とを接
触させて基材表面に二酸化珪素被膜を析出させる二酸化
珪素被膜の製造方法において、該処理液の中に添加剤を
加える代わりに二酸化珪素の飽和状態の珪弗化水素酸一 溶液と水とを添加して二酸化珪素被膜を析出させるもの
である。本発明は一切の添加剤を使用しない為に核とな
るものが少なく粒子の発生が抑えられるという利点があ
り、本願方法により作られた二酸化珪素被膜は半導体用
や光ディスク等の目的にも広く使用できるものである。
従来の課題を解決するために、二酸化珪素の過飽和状態
となった珪弗化水素酸溶液からなる処理液と基材とを接
触させて基材表面に二酸化珪素被膜を析出させる二酸化
珪素被膜の製造方法において、該処理液の中に添加剤を
加える代わりに二酸化珪素の飽和状態の珪弗化水素酸一 溶液と水とを添加して二酸化珪素被膜を析出させるもの
である。本発明は一切の添加剤を使用しない為に核とな
るものが少なく粒子の発生が抑えられるという利点があ
り、本願方法により作られた二酸化珪素被膜は半導体用
や光ディスク等の目的にも広く使用できるものである。
以下に本発明の詳細な説明する。
(イ)処理液中に基材を侵清し、基材表面では二酸化珪
素が析出している時においても、連続的に過飽和状態の
珪弗化水素酸と水とが添加される。
素が析出している時においても、連続的に過飽和状態の
珪弗化水素酸と水とが添加される。
処理液の槽内では二酸化珪素の過飽和状態が継続して維
持されていることが特徴である。
持されていることが特徴である。
(ロ)1分間あたり処理液全量の10%以上の処理液が
フィルターでろ過され戻される処理液である、ことが好
ましい。
フィルターでろ過され戻される処理液である、ことが好
ましい。
ここで、接触時において、10%以上の処理液を循環さ
せることは均質な被膜を連続的に得るために効果的であ
り、フィルターで処理液をろ過することは凹凸形状のな
い被膜を得るために好ましい。
せることは均質な被膜を連続的に得るために効果的であ
り、フィルターで処理液をろ過することは凹凸形状のな
い被膜を得るために好ましい。
−
また、浸漬中の基体表面において該処理液が層流となっ
て流れるようにすることがムラのない均質な被膜を得る
ため、に効果的である。
て流れるようにすることがムラのない均質な被膜を得る
ため、に効果的である。
本発明において使用した二酸化珪素被膜製造装置の系統
図を第1図に示す。
図を第1図に示す。
第1図において、浸漬槽は外槽1と内槽2からなり内槽
2と外槽lの間には水3が満たしである。
2と外槽lの間には水3が満たしである。
この水は一定温度になるようにヒーター4で加熱されか
つ温度分布均一化のため攪拌機5で攪拌されている。
つ温度分布均一化のため攪拌機5で攪拌されている。
内槽2は前部6、中部7、後部8からなり、各部には工
業用シリカゲル粉末を二酸化珪素の供給源として二酸化
珪素を溶解飽和させた4 m o l /2の珪弗化水
素酸水溶液182に攪拌しながら水951を添加した処
理液202が満たしである。後部8の反応液を循環ポン
プlOにより一定量ずつくみ出してフィルター11でろ
過し内槽前部6へ戻す処理液循環を開始した。ここで、
フィルタ11のメツシュは1,5μmであり、反応液循
環流量を3.22/分く反応液全量が272 であるの
て循環流量は約12%/分である)と設定した。
業用シリカゲル粉末を二酸化珪素の供給源として二酸化
珪素を溶解飽和させた4 m o l /2の珪弗化水
素酸水溶液182に攪拌しながら水951を添加した処
理液202が満たしである。後部8の反応液を循環ポン
プlOにより一定量ずつくみ出してフィルター11でろ
過し内槽前部6へ戻す処理液循環を開始した。ここで、
フィルタ11のメツシュは1,5μmであり、反応液循
環流量を3.22/分く反応液全量が272 であるの
て循環流量は約12%/分である)と設定した。
その後、二酸化珪素を飽和させた4mo1151珪弗化
水素酸水溶液を添加ポンプ12で、水を添加ポンプ13
により内槽後部8に一定量ずつ連続的に添加を開始し適
度な二酸化珪素過飽和度を有する処理液を得た。
水素酸水溶液を添加ポンプ12で、水を添加ポンプ13
により内槽後部8に一定量ずつ連続的に添加を開始し適
度な二酸化珪素過飽和度を有する処理液を得た。
[実施例]
以下、実施例、比較例及び参考例を挙げて本発明の詳細
な説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下
の実施例に限定されるものではない。
な説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下
の実施例に限定されるものではない。
実施例1
第1図に示す二酸化珪素被膜製造装置に二酸化珪素を溶
解飽和させた4 m o l / 111の珪弗化水素
酸水溶液182に攪拌しながら水92を添加した処理液
27Qを満たし循環ポンプ10を作動させ内槽後部8の
反応液を一定量づつくみ出してフィルター11でろ過し
内槽前部6へ戻す処理液循環を開始した。
解飽和させた4 m o l / 111の珪弗化水素
酸水溶液182に攪拌しながら水92を添加した処理液
27Qを満たし循環ポンプ10を作動させ内槽後部8の
反応液を一定量づつくみ出してフィルター11でろ過し
内槽前部6へ戻す処理液循環を開始した。
ここで、フィルター11のメツシュは1.5μm5
=6一
てあり、反応酸循環流量を3.297分く反応液全量が
272であるので循環流量は約12%/分である)と設
定した。該処理液に二酸化珪素を飽和させた4 m o
1 / Qの珪弗化水素酸水溶液を処理液27flに
対して約28%/2411rの速度で、添加ポンプ12
により内槽後部8に連続的に添加すると、同時に水を処
理液272に対して約18%/2411rの割合で添加
ポンプ13により連続的に内槽後部8に添加し適度に二
酸化珪素の過飽和状態となった珪弗化水素酸溶液からな
る処理液にガラスディスクを2 Hr浸漬し二酸化珪素
被膜を形成した。
272であるので循環流量は約12%/分である)と設
定した。該処理液に二酸化珪素を飽和させた4 m o
1 / Qの珪弗化水素酸水溶液を処理液27flに
対して約28%/2411rの速度で、添加ポンプ12
により内槽後部8に連続的に添加すると、同時に水を処
理液272に対して約18%/2411rの割合で添加
ポンプ13により連続的に内槽後部8に添加し適度に二
酸化珪素の過飽和状態となった珪弗化水素酸溶液からな
る処理液にガラスディスクを2 Hr浸漬し二酸化珪素
被膜を形成した。
上記の通り基板上に得られた二酸化珪素被膜の膜厚を調
べたところ、約70nmであった。
べたところ、約70nmであった。
上記二酸化珪素被膜つきガラスディスクをガラスディス
ク表面検査装置(日立電子製)にて表面の欠陥を測定し
たところ下記表−1の測定結果であった。
ク表面検査装置(日立電子製)にて表面の欠陥を測定し
たところ下記表−1の測定結果であった。
表−1
実施例 2
フィルター11のメツシュを1.5μmの後に0.1μ
mを追加した事以外は実施例 1と同様にして基板を2
Hr浸漬し二酸化珪素被膜を形成した。上記の通り基板
上に得られた二酸化珪素被膜の膜厚を調べたところ、約
80nmであった。
mを追加した事以外は実施例 1と同様にして基板を2
Hr浸漬し二酸化珪素被膜を形成した。上記の通り基板
上に得られた二酸化珪素被膜の膜厚を調べたところ、約
80nmであった。
上記二酸化珪素被膜つきガラスディスクをガラ7−
スディスク表面検査装置(El立電子製ンにて表面の欠
陥を測定したところ下記表−2の測定結果であった。
陥を測定したところ下記表−2の測定結果であった。
表−2
hr添加する事以外は、実施例1と同様の処理をして基
板を2 H r浸漬し二酸化珪素被膜を形成した。上記
の通り基板上に得られた二酸化珪素被膜の膜厚を調べた
ところ、約80nmであった。
板を2 H r浸漬し二酸化珪素被膜を形成した。上記
の通り基板上に得られた二酸化珪素被膜の膜厚を調べた
ところ、約80nmであった。
上記二酸化珪素被膜つきガラスディスクをガラスディス
ク表面検査装置(日立電子製〉にて表面の欠陥を測定し
たところ下記表−3の測定結果であった。
ク表面検査装置(日立電子製〉にて表面の欠陥を測定し
たところ下記表−3の測定結果であった。
表−3
比較例に
酸化珪素を溶解飽和させた4 m o l / 9の珪
弗化水素酸水溶液を約28%/24Hrと水を約18%
/2411rの割合で連続的に添加する代わりに金属ア
ルミニウムを内槽後部8に約o.o4g/g・9 10− 実施例1.2及び比較例1の結果から二酸化珪素を飽和
させた珪弗化水素酸水溶液と水を連続的に添加し二酸化
珪素を形成する析出法の方が、実施例からもあきらかな
ように基板表面に付着する粒子数が少ないことがわかっ
た。
弗化水素酸水溶液を約28%/24Hrと水を約18%
/2411rの割合で連続的に添加する代わりに金属ア
ルミニウムを内槽後部8に約o.o4g/g・9 10− 実施例1.2及び比較例1の結果から二酸化珪素を飽和
させた珪弗化水素酸水溶液と水を連続的に添加し二酸化
珪素を形成する析出法の方が、実施例からもあきらかな
ように基板表面に付着する粒子数が少ないことがわかっ
た。
[発明の効果]
以上詳述した通り、本発明の二酸化珪素析出法は、二酸
化珪素の過飽和状態となった珪弗化水素酸と水を連続的
に添加する事により二酸化珪素の過飽和状態を維持する
ものであって、本発明によれば、 ■添加物を加え無いので膜中に不純物が含まれる可能性
が非常に少なく不純物を問題にする半導体用の成膜にも
使用できる。
化珪素の過飽和状態となった珪弗化水素酸と水を連続的
に添加する事により二酸化珪素の過飽和状態を維持する
ものであって、本発明によれば、 ■添加物を加え無いので膜中に不純物が含まれる可能性
が非常に少なく不純物を問題にする半導体用の成膜にも
使用できる。
■添加物を加えないので、不純物による核形成がなく液
中の粒子の発生が抑えられることによって粒子が膜中に
取り込まれる事が少なく、表面の凹凸の発生が少なく出
来る利点がある。表面の凹凸を非常に問題とする例えば
半導体用や光ディスク等の目的に使用でき優れた効果が
奏される。
中の粒子の発生が抑えられることによって粒子が膜中に
取り込まれる事が少なく、表面の凹凸の発生が少なく出
来る利点がある。表面の凹凸を非常に問題とする例えば
半導体用や光ディスク等の目的に使用でき優れた効果が
奏される。
第1図は本発明に使用した二酸化珪素被膜製造装置の系
統説明図である。 1−外槽、 2−内槽、3−水
4−ヒータ 5−攪拌機 6−内槽前部 7−内槽中部 8−内槽後部 9一基板 1o−循環ボンブ11−フィル
ター 12−添加ボンブ13−添加ポンプ 11 =12− 手続補正書(自発) 1.事件の表示 平成2年特許願第34510号 2、発明の名称 二酸化珪素被膜の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪市中央区道修町3丁目5番11号氏名(40
0) 日本板硝子株式会社代表者 中 島 達 二 4、代理人 住所 東京都港区新l111i5丁目11番3号6、
補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」 「発明の詳細な説明」の
各欄 7、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の通りに訂正する。 (2)明細書中、4頁10行の「過飽和状態」を「飽和
状態」に訂正する。 (3)同、4頁12行の「特徴である。」の次に成文を
挿入する。 「 従って添加される時の珪弗化水素酸は、処理液中の
珪弗化水素酸とその濃度を異にしている。すなわち4m
ol/lの濃度の珪弗化水素酸が水と共に添加されて、
4mol/l以下の濃度の処理液となる。 」 (4)同、11頁8行の「過飽和状態」を「飽和状態」
に訂正する。 (5)同、11頁12行の「無い」を「ない」に訂正す
る。 特許請求の範囲 二酸化珪素の過飽和状態となった珪弗化水素酸水溶液か
らなる処理液と基材とを接触させて基材表面に二酸化珪
素被膜を析出させる二酸化珪素被膜の製造方法において
、該処理液中に二酸化珪素の飽和状態の珪弗化水素酸と
水とを連続的に添加する事を特徴とする二酸化珪素被膜
の製造方法。
統説明図である。 1−外槽、 2−内槽、3−水
4−ヒータ 5−攪拌機 6−内槽前部 7−内槽中部 8−内槽後部 9一基板 1o−循環ボンブ11−フィル
ター 12−添加ボンブ13−添加ポンプ 11 =12− 手続補正書(自発) 1.事件の表示 平成2年特許願第34510号 2、発明の名称 二酸化珪素被膜の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪市中央区道修町3丁目5番11号氏名(40
0) 日本板硝子株式会社代表者 中 島 達 二 4、代理人 住所 東京都港区新l111i5丁目11番3号6、
補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」 「発明の詳細な説明」の
各欄 7、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の通りに訂正する。 (2)明細書中、4頁10行の「過飽和状態」を「飽和
状態」に訂正する。 (3)同、4頁12行の「特徴である。」の次に成文を
挿入する。 「 従って添加される時の珪弗化水素酸は、処理液中の
珪弗化水素酸とその濃度を異にしている。すなわち4m
ol/lの濃度の珪弗化水素酸が水と共に添加されて、
4mol/l以下の濃度の処理液となる。 」 (4)同、11頁8行の「過飽和状態」を「飽和状態」
に訂正する。 (5)同、11頁12行の「無い」を「ない」に訂正す
る。 特許請求の範囲 二酸化珪素の過飽和状態となった珪弗化水素酸水溶液か
らなる処理液と基材とを接触させて基材表面に二酸化珪
素被膜を析出させる二酸化珪素被膜の製造方法において
、該処理液中に二酸化珪素の飽和状態の珪弗化水素酸と
水とを連続的に添加する事を特徴とする二酸化珪素被膜
の製造方法。
Claims (1)
- (1)二酸化珪素の過飽和状態となつた珪弗化水素酸水
溶液からなる処理液と基材とを接触させて基材表面に二
酸化珪素被膜を析出させる二酸化珪素被膜の製造方法に
おいて、該処理液中に二酸化珪素の過飽和状態の珪弗化
水素酸と水とを連続的に添加する事を特徴とする二酸化
珪素被膜の製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3451090A JP2730249B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 二酸化珪素被膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3451090A JP2730249B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 二酸化珪素被膜の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03237012A true JPH03237012A (ja) | 1991-10-22 |
JP2730249B2 JP2730249B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=12416260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3451090A Expired - Lifetime JP2730249B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 二酸化珪素被膜の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2730249B2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-15 JP JP3451090A patent/JP2730249B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2730249B2 (ja) | 1998-03-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4468420A (en) | Method for making a silicon dioxide coating | |
JP3030687B2 (ja) | 不伝導基質上の銀層沈着 | |
JP3258169B2 (ja) | ハーメチックパッケージ封入のための光ファイバの無電解メタライゼーション | |
JPS585984B2 (ja) | 無電気めっきの前処理方法 | |
JPH03237012A (ja) | 二酸化珪素被膜の製造方法 | |
JPS6365621B2 (ja) | ||
JPH03285821A (ja) | 酸化チタン被膜の製造方法 | |
JPS5949305B2 (ja) | 化学めつき前処理方法 | |
JPH11302570A (ja) | 抗菌塗膜の製造方法 | |
JP3071567B2 (ja) | 銅材料の置換錫めっき処理方法 | |
JPH09249673A (ja) | シリカ被膜形成用水溶液及びシリカ被膜の形成方法 | |
JP3026527B2 (ja) | 無電解めっきの前処理方法および前処理液 | |
JP3531576B2 (ja) | 二酸化珪素被膜の形成方法 | |
JPH03112805A (ja) | 光学多層膜の製造方法 | |
JPS63259082A (ja) | メツキ処理方法 | |
JP3010239B2 (ja) | プラスチック成形体への二酸化珪素膜の選択形成方法 | |
JPH02167812A (ja) | 二酸化珪素被膜を製造する方法 | |
JPH03170317A (ja) | 二酸化珪素被膜の製造方法 | |
JPH0445282A (ja) | 給水・給湯用内面Snメツキ銅管およびその製造方法 | |
JPH058274B2 (ja) | ||
RU2210623C2 (ru) | Способ получения медных покрытий на стальных поверхностях методом химического восстановления | |
JPH07165412A (ja) | 二酸化ケイ素被膜の製造方法 | |
JPH0798653B2 (ja) | 二酸化珪素被膜の製造方法 | |
JPS5819468A (ja) | ニツケル被膜の形成方法 | |
JPH01132640A (ja) | 二酸化珪素被覆ポリカーボネート成形体の製造方法 |