JPH03236971A - サーマルプリント方法 - Google Patents

サーマルプリント方法

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JPH03236971A
JPH03236971A JP3149390A JP3149390A JPH03236971A JP H03236971 A JPH03236971 A JP H03236971A JP 3149390 A JP3149390 A JP 3149390A JP 3149390 A JP3149390 A JP 3149390A JP H03236971 A JPH03236971 A JP H03236971A
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JP
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voltage drop
correction
value
recording
pulse
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JP3149390A
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English (en)
Inventor
Masaharu Nishikawa
正治 西川
Junichi Ishibashi
石橋 純一
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録画の画像濃度に応じたパルス数またはパ
ルス幅をサーマルヘッドに印加して中間調画像をプリン
トアウトするサーマルプリント方法の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来、セグメント化した発熱低抗体をリニアアレイ状に
配列してなるサーマルヘッドを感熱記録媒体に圧接させ
、画素単位で発熱低抗体に印加する記録画信号のパルス
数またはパルス幅を記録画の濃度情報に基いて制御して
、中間調画像をプリントアウトする如く構成されたサー
マルプリンタが知られている。
第10図は従来よりあるサーマルプリンタの構成例を示
す図である。
このサーマルプリンタ1は、信号処理系2.プリント機
構系3.感熱ラインヘッド4等から構成されている。
信号処理系2は、ビデオ入力端子5から取込まれる受信
信号がアナログ回路6を介してA/D変換器7でデジタ
ル信号に変換され、R,G、Bフレームメモリ8に記憶
される。プリントは各色毎に面順次で行われるため、フ
レームメモリ8から指定色の信号がラインメモリ9へ送
られる。ラインメモリ9へ送られた情報は階調情報とし
て、中間調制御部10へ送られ、ここでプリントヘッド
の動作に適合するパルス幅またはパルス数に変換される
。そして、記録画信号として感熱ラインヘッド4へ出力
される。信号処理系2内はデジタルコントロール回路1
1により制御される。必要に応じてモニタ12か接続さ
れ、このモニタ12にD/A変換回路13を介してプリ
ント画像情報か表示される。また、信号処理系2と機構
系3とはシステムコントローラ14によって連動され機
構系3内のメカニカル要素はサーボコントローラ15に
て制御される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述したサーマルプリンタは、記録に際して
大きなエネルギーを必要とするため、記録ヘッドに流れ
る電流も大きく、電源容量や配線容量を大きくする必要
かある。
しかしなから、電源容量、配線容量を大きくすると、装
置が大型化し、コスト高になるという欠点がある。しか
も、サーマルヘッドについては配線基板を用いて配線を
行うことから、配線基板に制約を受け、サーマルヘッド
内の配線抵抗を十分に低くすることができない。その結
果、配線抵抗による電圧降下によってプリント画像に著
しい濃度むらが発生するという問題があった。
次に、サーマルヘッド内の配線抵抗による電圧降下に起
因した濃度むらについて第11図および第12図を参照
して説明する。
第11図はサーマルヘッドの等価回路を示す図である。
同図において、20は発熱低抗体であり、1n+m2当
り4〜12本の密度で配置されている。
この様に配置された複数の発熱低抗体20はドライバI
 C21によって各々独立に駆動される。この回路にお
ける配線抵抗としては、発熱低抗体20の個々の配線に
対応する配線路22.23の抵抗R1,、RC2+複数
の発熱低抗体20に渡って配線された配線路24の抵抗
RC1+ 電源内の抵抗。
電源とサーマルヘッド間の抵抗等がある。
ここで、個々の発熱低抗体に流れる電流量は大きな影響
が出る程には大きくなく、また個々の発熱低抗体におけ
る電圧降下は抵抗体相互間で影響を及ぼし合わないこと
から濃度むらの直接の原因とはならない。
これに対して、複数の発熱低抗体に渡って配線された配
線路24に流れる電流は前者に比べて相当大きいことか
ら、その抵抗R6,による電圧降下も大きなものとなる
ところか、プリント動作時に、通電すべき発熱低抗体の
選択は同時に行なわれることから、ベタ画像をプリント
するような場合には極めて大きな電圧降下が生じ、また
空白部分が多いプリント領域では電圧降下は小さなもの
となる。その結果、第13図に示すように、高い濃度の
ベタ画像部Xと、空白部Yと、これに隣接して中間調画
像部Zが存在する絵柄をプリントする場合には、中間調
画像部において著しい濃度むらが発生してしまう。
例えば、第13図に示す矢印方向に発熱低抗体を配列し
、ラインL1を印字中は、ベタ画1象部Xに対応する発
熱低抗体の全てが通電されるために、大きな電圧降下が
発生し、中間調画像部Zの画像濃度は薄くプリントされ
る。これに対して、ベタ画像部Xが空白部Yに変わるラ
インL2を印字中は、ベタ画像部Xに対応していた全て
の発熱低抗体への通電か全てオフされることから電圧降
下か減少し、その結果、中間調領域z1の濃度か高くな
る。
また、以上のような不都合を防止することをI」的とし
て電圧降下を電源にフィードバックする技術が「映像情
報J Vol 21.NO2O,P37に記載されてい
る。ところが、電源のコントロールは応答速度に限界が
あり、高速記録の妨げとなり、さらに電源が複雑化して
しまう等の問題が生じてしまう。
本発明は以上のような実情に鑑みてなされたちので、応
答速度の高速化を実現できると共にプリント画像の濃度
むらを有効に防止でき、装置の小型化を図り得るサーマ
ルプリント方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記課題を解決するために、セグメント化され
た複数の発熱低抗体をリニアアレイ状に配列してなるサ
ーマルヘッドを感熱記録媒体に圧接させて、記録画の濃
度情報に基づいて画素単位で前記感熱抵抗体に印加する
記録画信号のパルス数またはパルス幅を制御して中間調
画像をプリントするサーマルプリント方法において、記
録ライン単位で同時進行的に記録が行われるサーマルヘ
ッドの通電による電圧降下に関するパラメータ情報を検
知し、この検知情報に基いて前記記録画信号のパルス数
またはパルス幅を補正するようにした。
〔作用〕
本発明は以上のような手段を講じたことにより、記録画
信号のパルス数またはパルス幅が、サーマルヘッドの通
電による電圧降下に関するパラメータ情報に基いて補正
され、記録画信号が直接補正されて、電圧降下に起因す
る濃度むらの発生が抑えられると共に、高速の応答速度
が実現される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
本発明の第1実施例に係るサーマルプリント方法につい
て第1図を参照して説明する。
第1図(a)に示すグラフは、同時に記録画信号が印加
される複数の発熱低抗体を横軸にDID2.・・・Dn
として示し、縦軸にプリントする画像の階調ステップS
l、S2.・・・Snと対応する画濃度りを示している
。又、同図に示す領域Zzは中間調画像部であり、領域
Xxはベタ画像部を示している。なお、階調ステップS
 n、  S 2 n。
・・・は補正用のサンプリング周期に対応するものとす
る。
同図(a)に示すような画像の階調記録は、第1図(b
)に示す記録画信号を各発熱低抗体に印加することによ
り行なう。すなわち、階調ステップSl、S2.・・・
Snを各々スレッショルドレベルとして、各ステップ毎
に各レベルよりも高い画濃度の部分に対応する発熱低抗
体には“ON″となる記録画信号を与えて記録し、ステ
ップS5nで1ライン分の階調記録を終了する。
この様な階調記録を行なった場合、第1図(b)に示す
様に各階調スップ毎にΔVの電圧降下が生しる。ステッ
プS1では、発熱低抗体の大部分が“ON“となるため
電圧降下か大きな値となっている。ステップSnでは、
“ON“される発熱低抗体数はステップS]の2/3程
度であるので電圧降下ΔVも小さな値となっている。さ
らに、各サンプリングステップS n −S 5 nに
おいては、ベタ画像に対応する部分のみが“ON”とな
るので、電圧降下はステップS1の1/3程度となりて
いる。
上記電圧降下ΔVは、画像濃度を低下させるように作用
し、ステップSI  Sn  S2n〜S5nの順で濃
度低下が大きい。
そこで、本実施例では、同時記録ラインのプリント時の
電圧降下を直接または間接的に検知して、電圧降下に応
した補正量を演算し、演算結果に基いて記録画信号のパ
ルス幅を補正するようにした。
また本実施例では、1ライン記録の階調ステップを7等
分してサンプリング階調ステップ5nS2n、 ・・・
Synを定め、各サンプリングステラプでの電圧降下量
の演算値ΔVとスレッショルドレベルCLとを比較して
、電圧降下量がそれよりも大きい場合には、サンプリン
グステップでのパルス印加領域またはそのステップに近
いステップのパルス印加領域と同し領域に補正パルスを
印加する。
サンプリングステップSnにおける各記録画信号に対し
ては、第1図(b)に示す補正パルスC1が加えられる
。この補正パルスC1は、階調ステップSnのコピーパ
ルスである。またサンプリングステップSnにおける各
記録画信号に、そのステップ近傍のステップS3のコピ
ーパルスとなる補正パルスC1lを加えてもよい。サン
プリングステップSn、・・・S5nにおいても同様に
補正パルスC2〜C5が加えられる。
この様に本実施例によれば、電圧降下量に比例した補正
パルスを、サンプリング時に通電中のドツト領域に加え
ることにより、リアルタイムで電圧降下量を補正でき、
さらに電圧降下による画像濃度むらの発生を防止できる
。しかも、電源を直 0 接制御せずに記録画信号が補正されるので、電源や配線
路の電気容量を低減でき、装置の小型化を図ることがで
きる。
ところで、記録画信号の補正に際して、各サンプリング
ステップにおける各記録画信号に対して同じスレッショ
ルドレベルを用いると、スレッショルドレベルに極めて
近い電圧降下も、これを大幅に上向るような電圧降下も
同じ補正が施されることから、補正誤差が含まれること
となる。
そこで、第2図に示すように、電圧降下量から補正量を
算出するときのレベルをCLI、Cl2と多段に設定し
、電圧降下量が多いステップでは補正パルスの印加回数
を多くして電圧降下量の違いによる誤差をさらに補正す
る。例えば、ステップSnにおいては電圧降下量はレベ
ルCL2を越えているので、補正パルスCl−1,C1
−2を加える。これに対して、ステップS 2 n =
 S 5 nにおいては電圧降下はレベルCLIは越え
るがレベルCL2は越えないので、各ステップに1回つ
づ補正パルスC2〜C5を加えるようにする。
1 この様に、各サンプリングステップ内においても電圧降
下量から補正量を算出するときの検知レベルCLI  
Cl2を多段にし、電圧降下量が多いステップては補正
パルスの印加回数を多くして電圧降下量の違いによる誤
差をさらに補正すれば、電圧降下の大きさに応したきめ
細かな補正を行なうことができ補正誤差によって生じる
濃度むらを低減することかできる。
また、補正誤差の誤差要因は、サンプリング値が瞬時値
である事によっても生しる。これは、通常パルスの印加
領域は濃度が低い領域から高い領域へ移行させているが
、サンプリング期間の初期でサンプリングすれば、電圧
降下は高い値となり、中間でサンプリングすれば中間値
となり、終端で行なえば低い値となるといった具合に変
化するからである。
そこで、より誤差を少なくするために、サンプリング期
間中の電圧降下量の積分値を基準にして補正量を算出す
るようにする。
この様な例を第3図を参照して説明する。
 2 同図において、Σ Dxは1からnまての、またΣ D
xはn+1から20までの各階調ステップでの電圧降下
量の積分値を各々示し、CL ]、 。
CL2は検知レベルを示している。
例えばこの例において、積分値Σ Dxが検知レベルC
L2を越えている場合には、2回の補正パルスCl−1
,Cl−2を加える。また、積分知レベルCL2は越え
ない場合には、1回の補正パルスC2を加える。
その結果、サンプリング期間中の電圧降下の変化に伴う
補正誤差を除去することができ、濃度むらの発生を防止
することができる。
なお、第1図〜第3図を参照して説明した各側における
補正演算は、サンプリング周期ごとに演算され、他のサ
ンプリング時の補正誤差は切り捨てられていて、この誤
差分は補正されていない。
そこで、この誤差を増大させないために、電圧降下量を
各サンプリング周期を通して積分していき、一方スレッ
ショルドレベルは多段に設け、電圧時3 下積分値かスレッショルドレベルを越えるのに対応して
補正パルスを追加し、またはパルス幅を補正するように
する。
第4図を参照して上記した電圧降下量を各サンプリング
周期を通して積分して補正演算を実行する例について説
明する。先ず、第1サンプリング期間におけるステップ
1〜nまでの電圧降下CL1とを比較し、積分値がスレ
ッショルドレベルを越えているときには、補正パルスC
]が加えられる。
次に、第2のサンプリング期間における累計積分値でス
テップ1〜2nまての電圧降下量の累計積分値2eDx
を算出し、この累計積分値2± Dxと第2のスレッシ
ョルドレベルCL2とを比較する。比較の結果、累計積
分値がCl2を越えている場合には、補正パルスC2が
加えられる。
次に、第3のサンプリング期間の累計積分値”jZ  
D Xを算出し、この累計積分値と第3のスレ 4 ッショルトレヘルCL3とを比較し、CL3を越えてい
る場合には、補正パルスC3を加える。
さらに、第4のサンプリング期間の累計積分値Σ Dx
を算出し、この累計積分値と第4のスレッショルドレヘ
ルCL4とを比較する。このとき、累計積分値Σ Dx
か第4のスレッショルドレベルCL4を越えていないと
きには、追加の補正パルスは加えられず、補iEの誤差
分は次回のサンプリング時の累積値に加えられて、誤差
は小さな値としてしか残らない。
次に、本発明の第2実施例として上述したサンプリント
方法を適用したプリンタについて説明する。
第5図は第2実施例に係るプリンタの記録画信号補正部
分の構成を抜き出して示す図である。このプリンタは、
セグメント化した発熱低抗体を配列したサーマルヘッド
10と、このサーマルヘッド10の複数の記録ラインを
形成する発熱低抗体に補正された記録画信号を印加する
中間調制御部11と、サーマルヘッドの感熱ラインヘッ
ドへ電5 力を供給する電源12と、発熱低抗体に印加される信号
の電圧降下量を検知する検知部13と、この検知部13
からの検知信号に基いて補正量を算出する補正演算部1
4と、中間調制御部11に設けられ補正演算部14の演
算結果か入力する補正制御部15とを有する。
上記検知部13は、第6図に示すように、電源21と、
この電源からサーマルヘッド10へつながる配線路に設
けられた電流検知コイル22と、電源21とサーマルヘ
ッド10との間に設けられた電流検知抵抗23と、電流
検知コイル22に接続された電流検知回路24と、電流
検知抵抗23の両端にかかる電圧を検出する電圧検知回
路25と、電源21の出力端子となる電圧検知点a1と
サーマルヘッド10内の電圧検知点a2との間の電圧を
検出する電圧検出回路26とから構成されている。なお
、電流検知回路24.電圧検知回路25.26は同時に
用いるのではなく、いずれか一つで電圧降下に関連する
パラメータの計測が行われる。
1 に の様に構成された検知部13にて電圧降下に関連するパ
ラメータ情報が検出される。
電流検知回路24は、電流検知コイル22によって配線
路に発生する磁界を検知し、増幅する機能を有する。な
お電流検知回路24によれば電流測定のために抵抗値を
増加させることなく測定できる。
電圧降下を引き起こす抵抗Rは不変であることから、電
流検知回路24て検出される電流Iから電圧降下m I
 Rを算出する。電流検知抵抗23は、外部配線路の抵
抗または測定用にイ」加した抵抗である。この電流検知
抵抗23の抵抗値R32とサーマルヘッド10の共通配
線路24の抵抗値R24が電圧降下の要因となる。ここ
で、電流検知抵抗23による電圧降下をVR2B、共通
配線路24の電圧降下をVR24とすると、全電圧降下
量VTは、 VT=VR2B+VR24 となり、 VT=i(R23+R24)/R231XVR237 として測定電圧から算出される。
なお、抵抗値R23が外部配線路の抵抗である場合、検
知される電圧が小さな値となり正確な測定を行うことが
困難になる。抵抗値R23として測定用の抵抗を付加す
れば、それに伴って電圧降下が増大し、画像濃度むらを
助長することになる。
そこで本実施例では、サーマルヘッド10の共通配線路
24の終端を電圧検知点a2として電圧検知用の配線路
を引き出し、電圧検知点a2と電源21の出力端子81
間の電圧を電圧検知回路26て直接検出して電圧降下を
測定している。
なお、上記第2実施例に於いて、電源21の内部インピ
ーダンスによって生しる電圧降下かある場合は、上記演
算または測定にて得られた電圧降下量に所定の係数を乗
することにより正しい電圧降下量を求めることができる
次に、ドライブするラインデータの平均階調値からサー
マルヘッド内のコモン抵抗での電圧降下量を予測する例
について説明する。
第11図に示す等価回路を簡略化して、発熱抵8 抗体20.ドライバIC,配線抵抗22を可変サーマル
抵抗値rn(n:1〜n)にした等価回路を第7図(a
)に示す。また、各可変抵抗値rnを合成したときの合
成サーマル抵抗をRxとした等価回路を第7図(b)に
示す。
ここで、]、/rn=gn(gnはコンダクタンス)の
Gx−Σ gnとしたR x −1/ G xの関係が
ある。したがって、電圧Voは、 Vo−(Rx/ (Rx十Rc)] VMとなり、 電圧降下量−vM−V。
−fl−Rx/(Rx+Rc)IV、A・・(1) ここで、発熱低抗体20の熱低下比を見てみる。
電源とサーマルヘッド間の抵抗要素を含めたコモン抵抗
Reを0ΩとしたVo−VM時の合成サーマル抵抗Rx
でのパワーP1は、 P 1− G x V b+           、
−(2)となる。また、コモン抵抗が生じた場合のパワ
ーPDは、  9 PD  −fGx/  (RcGx+1)  2 ) 
 VM・・・ (3) となる。なお、実際には、合成サーマル抵抗Rx中の発
熱低抗体Rだけが熱記録に働くので、PPDのどちらも
、その値のR/ Rxたけが発熱体のパワーエネルギー
となる。
PlとPoの比は、 PI /PD = 1/ (RcGx+ 1) 2− 
(4)となり、この値が熱の低下比になる。
このコモン抵抗Rcの影響による熱パワーの低下を抑え
るために、合成サーマル抵抗値Rxを小さくして(コン
ダクタンス値としては大)、補正を行なう。その補正値
Aは以下のようにして求める。
上記(3)式においてGxをAGx (A>0)として
、コモン抵抗Rcを生しる場合の発熱低抗体のパワー値
PDと、コモン抵抗RがOΩのときのパワー値P1とが
等しくなるように、合成サマル抵抗Rx(=1/Gx)
を1/A倍(GxではA倍)する如き補正を行なう。
0 ここで、p、=p、とすれば、AとRc、Gxの関係が
求まる。これによって、 A−(1−2RcGx±J了−−4RcGx)/2Rc
’Gx2 ・・・ (5) として求まる。
この場合、Aの値が小さくなる負の符号をとることによ
り、訂正が容易となる。
例えば、コモン抵抗Rcが100mΩ1発熱低抗体Rが
2にΩて1000個の発熱低抗体からなり、かつデータ
が全て黒の場合を例にとると、合成サーマル抵抗Rxが
Rx −1/ G x = 2Ωとなり、電圧降下量は
(1)式より4.8%として求まり、熱パワー比は(4
)式より91%に低下することとなる。そして、補正値
Aは(5)式よ1.11程度となる。
画像データの階調と記録面の濃度およびこの可変サーマ
ル抵抗rnの関係を路線形とみなすならば、データの段
階でドライブするライン毎の各画素データの階調レベル
を1/Aに補正すれば、う1 イン毎の濃度むらを防止することができる。
この様な補正を施すサーマルプリント方法が適用された
プリンタについて第8図を参照して説明する。
このプリンタは、第10図に示す構成に、ラインメモリ
9から1ライン分のデータを読み出すメモリ値読出し部
30と、濃度補正データが予め設定されている濃度補正
テーブル31と、読み出された各データの階調レベルの
平均値を算出し濃度補正テーブル31からその値に対応
する濃度補正値を求める補正値変換部32と、ラインメ
モリ9から読み出された1ライン分のデータに対して、
濃度補正値によって階調レベル値を補正し、その補正信
号を中間調制御部10へ出力する階調補正部33とを備
えた構成となっている。
濃度補正テーブル31を作成する場合は、先ず、例えば
画像データが256階調と仮定すると、階調レベル値O
から255までのデータに対応する上述した合成サーマ
ル抵抗値Rxを実測により求める。次に、この抵抗値R
xに対する補正値Aを2 (5)式により求め、各階調レベル値に対する補正値A
のテーブルを作成する。
次に、この様に構成されたプリンタの動作について説明
する。
メモリ読出し部30によってラインメモリ9から1ライ
ン分の画素データか階調補正部33および補正値変換部
32へ読み出される。補正値変換部32では人力した各
画素データの値(階調レベル値)を加算し、その値を1
ラインの総画素数で除算し、平均値を求める。この様に
して算出された平均値すなわち平均階調レベル値を濃度
補正テーブル31で照合して、対応した補正濃度Aに変
換する。この濃度補正値Aを階調補正部33に人力する
。階調補正部33では、人力している各画素データ毎に
1./Aを乗して、階調補正を行なう。
この階調補正データは中間調制御部10に入力される。
そして、ここで階調補正データに基づいて、1ライン分
の画像データを感熱ラインヘットの動作に適合するパル
ス幅またはパルス数を設定し、補正パルスを感熱ライン
ヘッド4に印加する。
3 この様に、ラインデータを読み込むことにより、サーマ
ルヘッド内のコモン抵抗での電圧降下を予測し、階調補
正することによって、リアルタイムで記録画の濃度補正
を高精度に行なうことができ、ライン毎の濃度むらの発
生を防止することができる。
なお、上記プリンタの例では、画像階調と記録画の濃度
および等偏向路上の可変サーマル抵抗値の関係を線形と
仮定しているが、一般にはドライバーIC等に非線形要
素も含まれる。そのため、多少の誤差が含まれるが、濃
度補正テーブル31を作成するさいに、その誤差分を補
正する事もでき、補正値の算出は(5)式に限定されな
い。また、階調補正は中間調制御部10で行なうように
することもてきる。
尚、第8図に示すプリンタでは、メモリ値読出し部30
によって各画素の階調レベルの値を読出す構成となって
いるが、すべての画素を読み出さない構成とすることも
できる。例えば、予め定めたスレッショルド階調レベル
値XTとの大小を比4 較し、画素の階調レベルXがスレッショルド階調レベル
値XTよりも小さいときには記録ヘッドは“ON”であ
るとみなして画素数をカウントし、そのカウント数の1
ラインの総画素数に対する比の値により補正値を求める
ことかできる。
このようにして補正値を求めるプリンタを第9図に示す
。このプリンタは、画素数カウンタ40と、この画素数
カウンタ40にスレッショルド階調レベル値XTを設定
するためのスレッショルド設定機42と、総画素数に対
する比を求め、その値による補正値に変換するための補
正値変換部42とを備えた構成である。なお、第8図と
同一部分は同一符号を付している。
先ず、濃度補正テーブル31として、画像ブタか黒の場
合の画素数を0からN個に変化したときにコモン抵抗に
よる電圧降下を測定または予測して、それに対する各補
正値を決定し、1ライン中の“ON”とみなす画素数に
対する濃度補正値のテーブルを作成する。
この様に構成することにより、サーマルヘッド5 で動作が“ON”となっている画素数の大略を読み取っ
て、コモン抵抗での電圧降下量を予測し、階調補正する
ことができ、第8図に示すプリンタと同等の効果を得る
ことができる。しかも、回路的には第8図に示すプリン
タよりも簡略化されたものとなる。
なお、上記した例ではスレッショルド階調レベルを一つ
たけ設定した例を説明したが、複数設定すれば、さらに
細かな補正を行うことができる。
例えば、スレッショルド階調レベルをXl、、X2゜X
3としたとき、Xlより小さい値の個数をN1とし、X
1〜X2までの個数をN2とし、X2〜X3までの個数
をn3としたときの動作している総画素数Nを N−N1 xA1+N2xA2+N5xA3とする。A
I、A2.A3は重み付は定数であり、この定数を1.
1/2.1/4等として重み付けして補正する。なお、
重み付は定数の決定は、実測にて求めてもよいし、計算
にて求めてもよい。
 6 〔発明の効果〕 以上詳記したように本発明によれば、応答速度の高速化
を実現できると共にプリント画像の7農度むらを有効に
防止でき、装置の小型化を図り得るサーマルプリント方
法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係るサーマルプリント方
法を説明するための図、第2図は補正量を算出するため
のレベルを多段に設けた場合の記録画信号と補正信号と
の関係を示す図、第3図は電圧降下量積分値と補正パル
スとの関係を示す図、第4図は累計電圧降下積分値と補
正パルスとの関係を示す図、第5図は第1実施例を適用
したプリンタの概略図、第6図は検知部の構成図、第7
図(a)(b)はサーマルヘッドの等価回路図、第8図
は平均階調値から電圧降下量を予測するプリンタの構成
図、第9図は第8図に示すプリンタの変形例を示す図、
第10図は従来よりあるプリンタの構成図、第11図は
サーマルヘッドの等価回路図、第12図は従来のプリン
ト方沃による本部7 合を説明するための図である。 10・・サーマルヘッド、11・・・中間調制御部、1
2・・電源、13・・検知部、〕4・・補正演算部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 セグメント化された複数の発熱低抗体をリニアアレイ状
    に配列してなるサーマルヘッドを感熱記録媒体に圧接さ
    せて、記録画の濃度情報に基づいて画素単位で前記発熱
    抵抗体に印加する記録画信号のパルス数またはパルス幅
    を制御して中間調画像をプリントするサーマルプリント
    方法において、 記録ライン単位で同時進行的に記録が行われるサーマル
    ヘッドの通電による電圧降下に関するパラメータ情報を
    検知し、この検知情報に基いて前記記録画信号のパルス
    数またはパルス幅を補正する事を特徴とするサーマルプ
    リント方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06328761A (ja) * 1993-05-17 1994-11-29 Samsung Electronics Co Ltd 熱転写プリンタ装置及びそのプリンティング方法

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