JPH03236860A - 小型電気治療装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野Ｊ この発明は、マツサージ等の治療用として用いられる小
型電気治療装置に係るものであって、特に、導子一体型
のコンパクトなコードレス化がされた実装構造に関する
ものである。

［従来技術］ 従来、この種のコードレスタイプの低周波治療器として
は、例えば、実公昭５８−２６６６４号公報記載のもの
がある。この構造は１人体の治療部に押当てる導子が低
周波発生部を内蔵する本体とケースで一体化されたもの
であるが、導子には含水性治療パッドが使用され、電極
保持部材でケースに保持されているものであった。そし
て、低周波治療電気波形の刺激電流が治療部へ押付けた
含水性治療パッドによって治療部に供給され、マツサー
ジ治療がされていた。

このような小型電気治療装置は、人体の治療部に貼付け
て治療するものであるが、貼付けたとき自重で落ちてし
まわないようにする為、或いはデザイン上の理由により
小型化が設けられていた。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上述した電気治療装量においては、ケー
スが硬質プラスチック製や金属製であり、その上、治療
部への接合面が平面状構造であったので、まちまちの起
伏の皮膚曲面に貼付けても満足のいく密着ができなかっ
た。そこで、治療部に貼付けたとき、少しでも密着し、
そして自重でＩＩ！！ｉＥＬでしまわないようにと小型
化を計られたが、導子の面積が小さくなると共に、正・
負の電極となる２個の導子間隔が短くなり、治療効果を
悪くすることになった。即ち、このように導子の面積が
小さく、かつ、導子間隔が接近してしまうと、治療部の
皮膚に対して１部のみに電圧が集中してしまい、有効な
治療を得られないばかりでなく、使用者に「痛い」とい
う感触を与えてしまうという欠点があった。

この発明は上記事情に鑑みて、小型電気治療装置が、導
子のフレキシプリティを向上し、人体の治療部への密着
性をよくすることによって治療効果をあげれるようにす
ることを目的とする。

［課題を解決するための手段〕 この発明の小型電気治療装置は、可撓性を有する本体ケ
ースの中央部に電子部品が搭載された配線基板と該配線
基板に接続される電池を、また、中央部の両側に電極パ
ッドと導電性粘着パッドを有する導子を配し、前記各導
子と本体ケース間には電子部品が配置されていないもの
である。

［作　用］ この発明によれば、各導子と本体ケース間には電子部品
が配置されていないので柔軟性を有し、人体のいかなる
曲面の治療部であっても、その曲面に追従して導子が密
着貼付され、治療有効接触面積に過不足を生じることな
く、快適で有効なマツサージ治療が出来る。また、導電
性粘着パッドで治療部の皮膚に貼付されるので自重で脱
落することがない。

［実施例］ 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図はこの発明の一実施例におけるフレキシブルに変
形でき、密着性の向上がされ、そして、良好な治療効果
のある小型電気治療装置の構造を示すものである。

この図によれば、小型電気冶ｍｖｉｔｔが配線基板ｌと
、導子２と１本体ケース３となどで構成された構造にな
っている。配線基板ｌには１００〜２００ｖの低周波電
圧を発生するＩＣチップ１１、その電圧の出力調整をし
かつ電源スィッチにも兼用されている出力調整つまみ１
２、及び各種の操作スイッチ１３等が取付けられている
。

この配線基板１の左右の側部には正・負の電極１６．１
７に接続された低周波電圧出力用の出力リード１４．１
５および電源電池４に接続される電源リード１８が引出
されている。

導子２は上記圧・負の電極１６．１７に接続される柔軟
性を有する導電性ゴムからなる電極パッド２１．２２と
、該電極パッド２１．２２に貼付されたゲル状に形成さ
れた導電性粘着パッド２３．２４とから構成され、望ま
しくは、該導子面積を片方だけで約９００１■２以上と
する。この両導子２に含まれる一対の電極パッド２１．
２２はその間に絶縁ゴム部２５を介在して、例えば、２
色成形等により一体に成形されている。導電性粘着パッ
ド２３．２４は、それぞれ、厚さ以外は電極パッド２１
．２２と略同じ寸法に形成され、かつ、汚れたり変質し
た場合に交換可能とするために単に電極パッド２１．２
２に被着されている。絶縁ゴム部２５は、このような電
極パッド２１．２２の交換の際、円電極パッド２１．２
２が必要な間隔（望ましくは約３０ｍｍ以上）をもって
被着されるように充分な幅を有するものであり、この目
的のために電極パッド２１．２２とは異なる色で形成す
ることが望ましい、又、絶縁ゴム部２５は、使用の際、
ｖｋ述の補強板６が直接。

皮膚に当たるのを防ぐ機能を備える。

本体ケース３はゴム、軟質合成樹脂又は熱可塑性エラス
トマ等からなる軟質で可撓性を有する材料で形成され、
その上面側には幅方向に延びる２本の平行な溝３１が設
けられている。この溝３１は、中央部に対し両側部側を
容易に撓ませるためのものであり、中央部は配線基板ｌ
に、両側部は導子２に対応する大きさを有している０本
体ケース３の中央部には、上面に操作用スイッチを露出
するための切欠孔３２が、また、側面に出力調整つまみ
用の切欠孔３３が設けられている。また、配線基板１の
上方には硬質プラスチックケースからなるインナケース
５が、また、下方には補強板６が配置されている。イン
ナケース５には本体ケース３同様、出力リード用及び電
源リード用切欠孔５１．操作スイッチ用切欠孔５２．及
び出力調整つまみ用切欠孔５３が設けられている。そし
て、配線基板１はＩＣチップ１１、各種の操作スイッチ
１３が取付けられた側を対向させてインナケース５に収
納され、その上面を補強板６で覆われる。このとき、イ
ンナケース５の切欠孔５２からは操作スイッチ１３が露
出し、切欠孔５１からは出力リード１４．１５および電
源リード１８が引出される。配線基板ｌおよび補強板６
が取付けられたインナケース５は電源電池４と共に本体
ケース３の中央部に収納される。このようにしてなる構
成は、本体ケース３の溝３１には出力り−ド１４．１５
の可撓性部材のみが対応し、また、本体ケース３の両測
部には可撓性を有する導子２が対応し、そして、各導子
２と本体ケース３間には電子部品が配置されていない。

次に、上記のような部品を組付ける場合について説明す
る。先ず、配線基板ｌを覆うようにしてインナケース５
に収納し、所定の切欠孔５１から正・負電極１６，１７
に接続する出力リード１４．１５．及び電源リード１８
を引き出す、この状態のインナケース５が補強板６に保
持され。

更に、本体ケース３に収納取付けられる。電源リード１
８は絶縁体ケースへ入れられた電源電池４に接続され、
該電源電池は、本体ケース３の中央部に位置される。正
・負電極１６．１７は、その各々が絶縁ゴム部２５で左
右に離間配置された電極パッド２１．２２のいずれか一
方づつに接続される。各電極バッド２１．２２には導電
性粘着パッド２３．２４が貼付されて本体ケース３に取
付けられる。この取付けの際、電極バッド２１．２２に
一体化された絶縁ゴム部２５が、本体ケース３に取付け
られたインナケース５下面に位置することになる。

以上によって構成される小型電気治療装置は、本体ケー
ス３に２本の平行な溝３１が刻設されているので、第２
図に示す如く、溝３１を開く方向の大きな屈曲が容易に
得られ、人体の大きく屈曲する治療部であって、しかも
、該装置が長手のものであったとしても、両１１３１．
３１間の中央部に対しての両側部側をその治療部の屈曲
に追従して曲げることが出来、密着性に対する対応がさ
れる。

また、導子２部分が軟質材料を使用し、しかも、その部
分には電子部品が配置されていないので、第３図に示す
如く、自由な方向の屈曲、変形を可能にし、人体のどん
な歪みのある皮膚曲面に対しても３次元的に任意方向の
屈曲ができ、溝３１の場合と同様に、密着性のある対応
がされる。なお、導子２にはゲル状の導電性粘着パッド
２３．２４が被着構成されているので、その変形粘着を
も手伝って密着性を更に向上させている。

依って、かっての自重等で脱落することを防止する等の
為に施されたｔ９Ｌ！ｔＩｔＩ！装置の超小型化は、上
記装置の治療部への密着性の向上により、導子２の面積
、及び導子２間の間隔が良好な治療感触を得るに十分な
大きさに設定させることが出来１例えば、使用上の便宜
をも含めて、レイアウトすると、小型電気治療装置の外
形はカードサイズとなる。

そこで、この小型治療装置を人体の治療部に押付けるこ
とによって、導子２が、上述の如く、可撓性本体ケース
３と共に柔軟に皮膚曲面へ追従して屈曲し、歪んだ屈曲
面でも自在に貼付けられ、いかなる治療部であっても密
着出来るので治療有効接触面積が最大限に有効利用され
ることになり、しかも、良好な治療感触が得られること
になる。

次に、本体ケース３の上面に形成された切欠孔３２より
顕出している「もむ」、「たた＜」。

「つかむＪ等の操作スイッチ１３でｌｔＩｍモードを選
択し、電源スィッチ及び出力調整つまみ１２により、出
力調整をして最適な＃３ｆｉｉに供する。

なお、不使用時には、該小型電気＃ｉｌｉ装置の下部に
嵌合して導電性粘着パッド２３．２４を覆う保護ケース
７が用いられる。この保護ケース７は導子２の導電性粘
着パッド２３．２４に被着されるので、特別に取付部材
を設ける必要はない。

また、該電気治療装置を治療部へ取付は時のショック防
止用のスロースタート機能、及び出力確認用ＬＥＤイン
ジケータ類等を任意組込むことは可能であることは云う
までもない。

［発明の効果１ 以上、詳細に説明したように、この発明によれば、小型
電気治療装置は人体の大きな屈曲、及び歪みのある皮膚
曲面であっても、本体ケースの溝、及び柔軟性ある導子
で密着性が向上されることになって、簡単、且つ容易に
貼着でき、上記密着性の向上によって、治療有効接触を
満足させるに十分な導子面積、及び導子間隔が設定され
ることになって良好な治療感触を得られ、しかも、使用
上、便宜な外形寸法、且つ安全で容易な操作性を確保出
来る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例における小型電気治療装置
の分解斜視図であり、第２図はその装置の長手方向への
曲面に対する弯曲状態を説明する要部の斜視図、第３図
は同じく歪んだ曲面に対する屈曲状態を説明する要部の
斜視図である。 ｌ・・・・・・配線基板、２・・・・・・導子、３・・
・・・・本体ケース、４・・・・・・電源電池、５・・
・・・・インナケース、６・・・・・・補強板、１６．
１７・・・・・・電極、２１．２２・・・・・・電極パ
ッド、２３．２４・・・・・・導電性粘着パッド、２５
・・・・・・絶縁ゴム部。 第３図 Ｉｌｌ　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 可撓性を有する本体ケースの中央部に電子部品が搭載さ
   れた配線基板と該配線基板に接続される電池を、また、
   中央部の両側に電極パッドと導電性粘着パッドを有する
   導子を配し、前記各導子と本体ケース間には電子部品が
   配置されていないことを特徴とする小型電気治療装置。