JP2617929B2 - 生体用電極 - Google Patents

生体用電極

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JP2617929B2
JP2617929B2 JP62064076A JP6407687A JP2617929B2 JP 2617929 B2 JP2617929 B2 JP 2617929B2 JP 62064076 A JP62064076 A JP 62064076A JP 6407687 A JP6407687 A JP 6407687A JP 2617929 B2 JP2617929 B2 JP 2617929B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、生体通電用又は生体信号測定用等に使用さ
れる電極に関する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
生体に対し電気刺激を与えて治療する電気刺激装置あ
るいは心電図等の生体信号測定用電極は、関導子及び電
極を人体に貼着して使用し得るものの、ツボ等の比較的
治療効果の高い生体局所及び、肩こり、腰痛等生体広範
囲に於いて、その状態に応じた治療行為又は測定行為等
を簡単に且つ適確に行ない得る構造を持った導子あるい
は電極は未だ存在しない。
本発明の一つの目的は、生体の治療部位に応じ通電態
様を可変容易に構成し得るようにすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明においては、いずれも導電性部材と導電性およ
び粘着性を有する界面部材との積層構造をもつ第1電極
と第2電極が貼着され得る構造を有し、対象物に適用さ
れた第2電極の導電性部材の接触部に、単独でも対象物
に適用可能な第1電極の界面部材が貼着され第2電極と
第1電極が電気的機械的に結合されて対象物に適用され
得るようになっている、ことを特徴とする生体用電極が
提供される。
〔作用〕
本発明による生体用電極においては、対象物に適用さ
れた第2電極の導電性部材の接触部に、単独でも対象物
に適用可能な第1電極の界面部材が貼着され第2電極と
第1電極が電気的機械的に結合されて対象物に適用され
ることができ、第1電極に対し機械的且つ電気的に結合
する第2電極を選択的に使用することにより生体の様々
な治療部位に応じた通電態様を得ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図に於いて、本発明は、界面部材6,6′を具備し
てなる第1電極1(以下第1導子とする)及び、界面部
材9,9′を前記同様に具備してなる第2電極2(以下第
2導子とする)より構成される。第1導子1は、界面部
材6,6′の他、小型電池と電気刺激を生成する回路とか
ら構成されるパワーサプライユニット3と、貴金属、チ
タン、導電性ゴム等より形成される導電性部材5,5′
と、前記パワーサプライユニット3と導電性部材5,5′
とを電気的に接続する為の導電伝達材4,4′とより構成
されるものであり、これら構成成分は、ユニット本体10
内に組み込まれてなる。これを換言すれば1個の独立し
た電気刺激装置である。
従ってここでは各構成に付した数字にダッシュをつけ
た側を不関導子側とした。第2導子2は、界面部材9,
9′の他、導電性部材8,8′と、この導電性部材8,8′の
縁部及び導電性部材8と8′間を電気的に絶縁する様に
配置された塩化ビニールのシート等で形成される支持部
材7とより成る。第2導子2の導電性部材8,8′上面
は、第1導子1の界面部材6,6′に対応する部分のみ支
持部材7が覆われることなく第1導子接触部11,11′を
形成し、導電性部材8,8′下面は、界面部材9,9′に対応
する部分のみ、支持部材7が覆われることなく界面部材
接触部12,12′を形成する。
上述した界面部材6,6′及び9,9′は、例えばカラヤガ
ム45重量部、グリセリン50重量部、塩化ナトリウム5重
量部との混和物で形成されたシートであり、これ自体が
導電性と保形性と粘着性とを有するものである。
あるいは無水マレイン酸15重量部、NaOH5重量部、グ
リセリン50重量部、NaCl5重量部、水20重量部、エチレ
ングリコールジグリシジルエーテル1重量部との混和物
で形成されてもよく、又上記配合例及び成分に限るもの
ではない。上記組成例からなる界面部材は第1導子1及
び第2導子2の各導電性部材に対し、独自の粘着力によ
り機械的に結合され、独自の導電性により、導子間を電
気的に結合する役割を有するものである。
次に上記構成よりなる実施例の使用方法及び作用を説明
する。
使用前、第1導子1と第2導子2とは、第5図に示す
ように分離した状態となっている。第1導子は、前述の
如く独立した電気刺激装置である。この界面部材6,6′
は、比較的面積の小さいものであり、生体局部に適応で
きる大きさを有する。
第2導子は、界面部材9,9′の大きさが、第1導子の
それに比べ、大小並びに異なった形状を供えた大きさを
有するものである。即ち人体の治療部位に応じた面積を
有する界面部材9,9′である。
使用する際、人体局所であれば、第1導子のみを人体
に貼着使用する。又、人体の広い範囲に使用する場合
は、まず第2導子を貼着し、次に第1導子の界面部材6,
6′を第2導子の導電性部材8,8′の第1導子接着部11,1
1′に貼着して使用する。あるいは第1導子を第2導子
に予め貼着してから、この第2導子を皮膚に貼着して使
用する。
従って第1導子1の持つ界面部材6,6′の貼着性によ
り、第2導子2と機械的に結合し容易に離れることな
く、且つ導電性により確実に人体に対し、第2導子を経
て電気刺激を印加することが可能である。
次に第2導子の界面部材の形状を同心円状に形成した
実施例を第3図及び第4図に示し説明する。
第1図に示した第2導子の第1導子接触部及び界面部
材接触部の形状は、第1導子の界面部材の形状に対応し
た半円形を有してなるものであるが、人体の治療部位に
於ける感応度等に応じては、第4図に示すような同心円
状の界面部材を有する第2導子2を設定してもよい。
但し第1導子の形状は、第1図に示したものと同一で
あるから、その説明は省略する。
第3図に於いて、第2導子2は、導電性部材8の第1
導子接触体13,13′を支持部材7の上面に配置し、界面
部材接触体14,14′を支持部材7の下面に配置し、第1
導子接触体13,13′及び界面部材接触体14,14′との間は
スルーホール等の導電経路15,15′で接続構成されてい
る。
このように第2導子2の導電部材8を第1導子接触体
と界面部材接触体に分割することにより、第2導子2の
界面部材の形状を種々に変更し得ることが可能となる。
尚、この実施例の使用方法及び作用は、第1図で示し
たものと同じであるから、その説明を省略する。
次に、第3の実施例を第6図および第7図に示し説明
する。
第6図および第7図に於いて第1導子1及び第1導子
の界面部材6,6′の形状は第1図に示した導子と同様に
電気刺激ユニット10を形成する。第2導子2は長方形型
の支持部材7及び界面部材9,9′を有してはいるもの
の、それ以外は第2図と同様の構造を有するものである
から、その詳細な構造及び作用の説明は、図面上に記し
た符号を第3図と同じくすることで省略するものとす
る。
この第3の実施例は図面の形状からも明らかなよう
に、生体に対し曲率の大きい個所等に使用できることか
ら、都合のよい形状と言える。
次に第4の実施例を第8図および第9図に示し説明す
る。
第8図および第9図から明らかなように、第1導子1
は、多連導子状に界面部材6,6′を配置している。又、
第1導子1と同様、第2導子2の第1導子接触体13,1
3′も多連状に配置されている。第2導子2の界面部材
接触体14,14′は、第1導子接触体13,13′に対応して、
外側から内側にかけて縞状に形成されており、通電時、
各導子の通電状態を総合的に制御することにより、多種
多様な通電感覚を2次元的に得られる。
又、第8図および第9図の実施例に示した第1導子1
のみでも、生体に貼着使用することができ、生体の広範
囲に於ける部分を治療する場合は、第1導子1を第2導
子2に貼着使用すればよいものである。
尚、第1導子1内に設けられたパワーサプライユニッ
トは、各導子に対して変化する刺激を与える装置であ
り、一般に利用されている多連導子型の低周波治療器等
を利用すれば足りるものである。
以上詳述した各実施例は、第1導子が独立した1つの
電気刺激装置としたことから、第1導子及び第2導子の
界面部材は少なくとも関導子及び不関導子の2つを具備
するものであったが、本発明に於いては、生体電極ある
いは一般の低周波治療器等、関導子及び不関導子が各々
別々構成され、一体貼着型でない場合でも導子として使
用し得る。
この実施例を第10図に示す。第10図に於いて、パワー
サプライユニットは外部装置として構成され、このパワ
ーサプライユニットと第1導子81は、リード線101によ
って電気的に接続されている。
リード線101は導電性部材85に接続され、導電性部材8
5下面には、界面部材86がその粘着力によって貼着結合
されている。従って第1導子81は、このリード線101及
び界面部材86が貼着された導電性部材85とによって構成
される接触端子部100としての形状を有している。導電
性部材88上面は、第1導子81の界面部材86に対応した第
1導子接触部881以外を絶縁性を有する軟質カバー支持
部81によって被覆されている。導電性部材88下面の界面
部材接触部882には、界面部材89が貼着されている。
次に上記のように構成した実施例の使用方法を詳細に
説明する。
最初に測定部位あるいは治療部位が局所である場合、
第1導子のみをその生体局所に貼着する。
次に上記部位が広い範囲にある場合、第1導子81の界
面部材86を第2導子82の界面部材接触部881に貼着し、
第2導子82の界面部材89を生体に当接し押圧使用するも
のである。
本発明に於ける第2電極は、全体として柔軟且つ薄板
状に形成されることが好ましい。従って第2電極の導電
性部材8は、上記例以外に例えば金属箔、導電性ゴム、
導電性プラスチック等が提示される。又、支持部材7は
例えば絶縁性ゴム、絶縁性ビニール、絶縁性塗料、同
布、不織布等が例示される。
以外の材料を組み合わせて製造することにより第2導
子は形成し得るものであるが、他方これらを一体的に構
成した第2電極であってもよい。例えば電子回路の基板
あるいは配線板として使用されているフレキシブルプリ
ント配線板(FPC)等に導電性部材を印刷して形成した
もの等が提示される。
〔発明の効果〕
以上、詳述の如く本発明によれば、第1電極に対し、
機械的且つ電気的に結合する第2電極を適宜選択的に使
用することにより、生体の様々な治療部位に応じた通電
態様を得ることができる等の利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1の実施例を示し、第1
図は第2図のI−I′面に於ける断面図で、第2図はそ
の平面図、第3図及び第4図は本発明の第2の実施例を
示し、第3図は第4図のII−II′面に於ける断面図で、
第4図はその平面図、第5図は第1図及び第2図で示し
た本発明の第1の実施例の分解斜視図、第6図および第
7図は本発明の第3の実施例を示す平面図、第8図およ
び第9図は本発明の第4の実施例を示す分解斜視図、第
10図は本発明の第5の実施例を示す断面図である。 (符号の説明) 1…第1電極(導子)、2…第2電極(導子)、3…パ
ワーサプライユニット、4,4′…導電伝達材、5,5′…導
電性部材、6,6′…界面部材、7…支持部材、8,8′…導
電性部材、9,9′…界面部材、10…ユニット本体、11,1
1′…第1導子接触部、12,12′…界面部材接触部、13,1
3′…第1導子接触体、14,14′…界面部材接触体、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】いずれも導電性部材と導電性および粘着性
    を有する界面部材との積層構造をもつ第1電極と第2電
    極が貼着され得る構造を有し、 対象物に適用された第2電極の導電性部材の接触部に、
    単独でも対象物に適用可能な第1電極の界面部材が貼着
    され第2電極と第1電極が電気的機械的に結合されて対
    象物に適用され得るようになっている、 ことを特徴とする生体用電極。
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