JPH0323661Y2 - - Google Patents

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JPH0323661Y2
JPH0323661Y2 JP1985170918U JP17091885U JPH0323661Y2 JP H0323661 Y2 JPH0323661 Y2 JP H0323661Y2 JP 1985170918 U JP1985170918 U JP 1985170918U JP 17091885 U JP17091885 U JP 17091885U JP H0323661 Y2 JPH0323661 Y2 JP H0323661Y2
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connector
base film
electrode
contact
claw
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコネクタの接続構造に係り、特にメン
ブレンスイツチの所定の間隔をおいて対向配置さ
れた両ベースフイルムの端部を一つのコネクタに
まとめて接続する場合のコネクタの接続構造に係
る。
〔従来技術〕
第7図〜第14図は従来例の説明図で、第7図
は上部のベースフイルムの電極部と、下部のベー
スフイルムの電極部の配置を示す斜視図、第8図
はコネクタの要部断面図、第9図はコネクタの端
子の爪片によるめ状態を示す断面図、第10,
11図は第7図に示す両ベースフイルムをコネク
タの端子の爪片にてめた状態を示す断面図であ
る。
一般にメンブレンスイツチでは、上部のベース
フイルム1の裏面の電極部2と下部のベースフイ
ルム3の表面の電極部4が所定の間隔をおいて対
向配置されているので、上、下のベースフイルム
1,3の端部を一つのコネクタにまとめる時に
は、第7図に示す如く上部のベースフイルム1と
下部のベースフイルム3の各電極部2,4は互に
重合しないようにずらせて配置されている。な
お、電極部2は第10図に示す如く銀皮膜2a、
カーボンオーバーコート2bより成り、電極4は
第11図に示す如く銀皮膜4a、カーボンオーバ
ーコート4bよりなる。
第8図において5はコネクタを総括的に示し、
このコネクタ5は絶縁基板6と該絶縁基板6上に
所定間隔をおいて固植された複数の端子7とを備
えている。端子7は二又状にフオーミングされて
おり、上方の腕7aには一対の爪片8,9が設定
され、下方の腕7bの先端の切起部10,11の
両側には前記爪片8,9の挿入穴12,13があ
いており、ベースフイルム1,3をめる際は、
第9図に示す如く両方の切起片8,9の先端を内
方に折曲げるようになつている。14は切起部1
0,11の下方に位置する絶縁基板6に設けられ
た穴である。
そして第7図に示した上、下のベースフイルム
1,3をコネクタ5の端子7の爪片8,9にて
めた場合は、例えば第7図のA部分の爪片9によ
るめ構造は第10図の如くなり、爪片9はベー
スフイルム1,3を食い破つて電極部2の端面
が、爪片9の内周面に接触する。図示省略する
が、爪片8も同一のめ構造となる。全く同様に
して第7図のB部分を爪片8,9にてめた場合
は、例えば爪片9によるめ構造は第11図の如
くなり、爪片9はベースフイルム1,3を食い破
つて電極部4の端面が爪片9の内周面に接触す
る。図示省略するが爪片8も同一のめ構造とな
る。
また、従来の他の実施例として第12図に示す
如く、上部のベースフイルム1の一部に切欠部1
5を設けて下部のベースフイルム1の電極部4を
露出させることも行われている。そして、第12
図に示した上、下のベースフイルム1,3をコネ
クタ5の端子7の爪片8,9にてめた場合、例
えば、第12図のC部分を爪片9にてめた場合
は、第13図に示す如く上方のベースフイルム1
の電極部2の端面が爪片9の内周面に接触する。
図示省略するが爪片8の場合も同一構造となる。
次に第12図のD部分を爪片9にてめた場合
は第14図の如くなり、下部のフイルム3の電極
部4が爪片9の内周面に接触する。爪片8の場合
も同一構造となる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した各従来例によれば、コネクタ5に備え
られる爪片8,9や切起部10,11がベースフ
イルム1,3を食い破ることで、両ベースフイル
ム1,3の各電極部2,4をそれに対応するコネ
クタ5の各端子7にそれぞれ接続することができ
るが、問題がないわけではない。すなわち、第1
の従来例においては、電極部2,4の端面と爪片
8,9の内周面との接触面積が小さく(第10図
及び第11図参照)、また第2の従来例において
は、下部のベースフイルム3側の電極部4は爪片
8,9の内周面に広範囲に渉つて接触するものの
(第14図参照)、上部のベースフイルム1の電極
部2については、第1の従来例と同様に電極部2
の端面と爪片8,9の内周面との接触面積が小さ
く(第13図参照)、いずれの従来例も電極部と
コネクタとの接続が不安定となるという問題があ
つた。
本考案の目的は、上述した従来例の欠点を解消
し、ベースフイルムの電極部とコネクタの端子と
を安定した状態に接触できるようにしたコネクタ
の接続構造を提供することにある。
〔問題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、上部及
び下部のベースフイルムの少なくとも一方の端部
を電極部を内側にして折り返し、この折り返し部
分で重ねられた電極部を端子の爪片に接触させる
ようにした点に特徴がある。
〔作用〕
コネクタの端子の爪片にて上、下のベースフイ
ルムをめた際、例えば下方のベースフイルムの
コネクタめ部分を折り返した場合は、該折り返
し部の電極部が下方のベースフイルムの表面のコ
ネクタめ部分の電極部と重合接触した状態で端
面がコネクタの端子の爪片に接触し、上方のベー
スフイルムのコネクタめ部分を折り返した場合
は、該折り返し部の電極部が上方のベースフイル
ムの裏面に設けられたコネクタめ部分の電極部
と重合接触し、両電極部の端面がコネクタの端子
の爪片に接触し、何れの場合も折り返り部の電極
分だけ接触面積が大きくなるので、従来に比し接
触は安定する。
〔実施例〕
第1図〜第6図は本考案の実施例の説明図で、
第1図は上部のベースフイルムの電極部と、下部
のベースフイルムの電極部との配置状態を示す斜
視図、第2図は上、下のベースフイルムのめ部
分を折り返した状態を示す斜視図、第3図は第2
図に示した上部のベースフイルムのコネクタめ
部Eをコネクタの端子の爪片にてめた状態を示
す断面図、第4図は下部のベースフイルムのコネ
クタめ部Fをコネクタの端子の爪片にてめた
状態を示す断面図、第5図は他の実施例の上部の
ベースフイルムの電極部と、下部のベースフイル
ムの電極部との配置状態を示す斜視図、第6図は
第5図の上部のベースフイルムのコネクタめ部
分を折返した状態を示す斜視図である。なお、第
7図〜第14図に示した従来例と同一部分には同
一符号を付して詳細な説明は省略する。
第1図において1aは上部のベースフイルム1
に切欠部20を設けて形成されたコネクタめ部
分、3aは下部のベースフイルム3に切欠部21
を設けて形成されたコネクタめ部分で、前記
め部分1aは第2図の如くベースフイルム1の裏
面方向に折り返されて、該折り返し部分1a1の表
面の電極部2は、コネクタめ部分1aの裏面の
電極部2と重合接触可能となつている。また、前
記コネクタめ部分3aは第2図の如くベースフ
イルム3の表面方向に折り返されて、該折り返し
部分3a1の裏面の電極部4は、ベースフイルム3
のコネクタめ部3aの表面の電極部4と重合接
触可能となつている。
そして、第2図のめ部Eを第8図で示したコ
ネクタ5の端子7でめると、第3図に示す如
く、上部のベースフイルム1のめ部分1aの裏
面の電極部2と、折り返し部分1a1の表面の電極
部2が重合接触した状態で各々の電極部2,2の
端面が爪片9の内周面に接触する。図示は省略す
るが他方の爪片8も同様である。
また、第2図のめ部Fを第8図で示したコネ
クタ5の端子7でめると、第4図に示す如く、
下部のベースフイルム3の表面の電極部4と、折
り返し部1b1の裏面の電極部4が重合接触した状
態で各々の電極部4,4の端面が爪片9の内周面
に接触する。図示は省略するが、他方の爪片8も
同様である。
上記の実施例によれば、め部Eにおいて上部
のベースフイルム1のコネクタめ部分1aの裏
面の電極部2と、折り返し部分1a1の表面の電極
部2の各々の端面が、爪片8,9の内周面と同時
に接触し、め部Fにおいて下部のベースフイル
ム3の表面の電極部4と折り返し部分3a1の裏面
の電極部4の各々の端面が、爪片8,9の内周面
と同時に接触するので、従来に比し各電極部2,
4とコネクタ5の端子7の接触は安定する。
また、第5図に示す如く、上部のベースフイル
ム1には切欠部20を設けて第6図に示す如く下
部のベースフイルム3の電極部4を露出させ、上
部のベースフイルム1にのみコネクタめ部分1
aを設け、第6図に示す如く該め部分1aをベ
ースフイルム1の裏面側に折り曲げてもよく、こ
の場合は、下部のベースフイルム3の電極部4は
爪片8,9の内周面に広範囲に渉つて接触するの
で接触は安定しており、上部のベースフイルム1
の電極部2は第4図に示した状態となり、これま
た接触は安定する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、上部及び下部のベースフイル
ムコネクタめ部分の少くとも一方を折り返し
て、折り返し部分の電極部をコネクタめ部分の
電極部に重合接触せしめ、両電極部の端面が同時
にコネクタの端子の爪片の内周面に接触するよう
になるので、従来に比しベースフイルムの電極部
とコネクタの端子との接触面積を大とすることが
出来、従来に比し安定した接触状態を得ることが
出来るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例の説明図
で、第1図は上部のベースフイルムの電極部と、
下部のベースフイルムの電極部との配置状態を示
す斜視図、第2図は上、下のベースフイルムのコ
ネクタめ部分を折り返した状態を示す斜視図、
第3図は上部のベースフイルムのコネクタめ部
Eをコネクタの端子の爪片にてめた状態を示す
断面図、第4図は下部のベースフイルムのコネク
タめ部Fをコネクタの端子の爪片にてめた状
態を示す断面図、第5図と第6図は本考案の他の
実施例の説明図で、第5図は上部のベースフイル
ムの電極部と、下部のベースフイルムの電極部と
の配置状態を示す斜視図、第6図は上部のベース
フイルムのコネクタめ部分を折り返した状態を
示す斜視図、第7図〜第13図は従来例の説明図
で、第7図は上部のベースフイルムの電極部と、
下部のベースフイルムの電極部の配置を示す斜視
図、第8図はコネクタの要部断面図、第9図はコ
ネクタの端子の爪片によるめ状態を示す断面
図、第10,11図は第7図に示す両ベースフイ
ルムのA部分及びB部分をコネクタの端子の爪片
にてめた状態を示す断面図、第12〜第14図
は従来の他の実施例の説明図で、第12図は上部
のベースフイルムの電極部と、下部のベースフイ
ルムの電極部の配置を示す斜視図、第13図は第
12図のC部分をコネクタの端子の爪片にてめ
た状態の要部断面図、第14図は同D部分の要部
断面図である。 1……上部のベースフイルム、1a……コネク
タめ部分、2……電極部、2a……銀皮膜、2
b……カーボンオーバーコート、3……下部のベ
ースフイルム、3a……コネクタめ部分、4…
…電極部、4a……銀皮膜、4b……カーボンオ
ーバーコート、5……コネクタ、7……端子、
8,9……爪片、10,11……切起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 裏面に電極部を設けた上部のベースフイルム
    と、表面に電極部を設けた下部のベースフイルム
    とを、それぞれの電極部が対向しないように位置
    をずらして重ね合わせ、前記ベースフイルムの端
    部にコネクタの端子に設けた爪片が前記電極部を
    食い破るようにめることにより、前記各電極部
    とそれらに対応する各端子とを電気的に接続する
    コネクタの接続構造において、前記上部及び下部
    のベースフイルムの少なくとも一方の端部を前記
    電極部を内側にして折り返し、この折り返し部分
    の電極部を前記爪片に接触せしめたことを特徴と
    するコネクタの接続構造。
JP1985170918U 1985-11-08 1985-11-08 Expired JPH0323661Y2 (ja)

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