JPH032364A - 固体硼素化剤による硼化処理方法 - Google Patents

固体硼素化剤による硼化処理方法

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JPH032364A
JPH032364A JP13489589A JP13489589A JPH032364A JP H032364 A JPH032364 A JP H032364A JP 13489589 A JP13489589 A JP 13489589A JP 13489589 A JP13489589 A JP 13489589A JP H032364 A JPH032364 A JP H032364A
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JP
Japan
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boriding
gas
agent
furnace
solid
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Application number
JP13489589A
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English (en)
Inventor
Naoharu Hamasaka
直治 浜坂
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は硼素化処理方法に係り、特に固体硼素化剤によ
る硼化処理方法に関する。
(従来の技術) 従来から粉末状およびペースト状の固体硼素化剤を金属
の表面に供給して、高温下に保持することにより、金属
表面に硬質の硼化物を得ることは一最に行われている。
そしてその高温保持時の雰囲気については、従来より不
活性ガスであるAr、N2と還元性ガスであるN2.N
H,の分角¥ガスの単体または混合ガスが用いられてき
た。
(発明が解決しようとする課顕) しかしながらこれらのガスの使用目的は酸素の存在によ
る硼素化剤の酸化劣化を防止して安定した硼化を実施す
るためであるが、Arなどのガスが高価であるとか、ま
たN2.)−IN、などは爆発の可能性や分解ガスの臭
気防止のため、配管や炉のシール性を上げるなど設備コ
ストが高くなる欠点がある。さらにN2ガスなどの不活
性ガス単体だけでは安定した硼化層を生成することは困
難であることが分かった。
本発明はこれに鑑み従来の硼素化方法に比べ、安全でし
かも安定した硼化物層を得ることができる固体硼素化剤
による硼化処理方法を提供して従来技術のもつ欠点の解
消を図ることを目的としてなされたものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明はBa C、S IC,
KBF4等を主成分とする粉末およびペースト状固体硼
素化剤による金属および金属合金の硼素化方法において
、所定温度以上の加熱炉内に保持して硼化処理する場合
の炉内雰囲気ガスを、NAr等の不活性ガスのうち1種
類以上のガスと、炭化水素ガスとの混合ガスとして処理
するこを特徴とする。
(実施例) 以下、本発明を第1図乃至第6図に示す一実施例を参照
して説明する。
本発明にかかる固体硼素化剤による硼化処理方法はB4
C,SiC,KBF4等を主成分とする粉末およびペー
スト状固体硼素化剤による金属および金属合金の硼素化
方法において、800℃以上の加熱炉に保持して硼化処
理する場合の炉内雰囲気として不活性ガスであるN2ま
たはArと炭化水素(C3H8等)の混合ガスを用い、
炭化水素の分解ガスにより硼化剤の酸化による劣化を防
止して安定した硼化層を得るようにしたものである。す
なわち第1図および第2図に示すように粉末法による硼
化処理方法としては硼化剤2(粉末)を入れた容器1に
処理品3を埋設し、この容器1毎800℃以上の加熱炉
4の中に入れ、炉内4に不活性ガスと還元性ガスを混合
した雰囲気ガス5を注入して炉4の上部に設けたファン
6により攪拌し高温保持による硼化処理を行う。
また第3図および第4図に示すようにペースト法では処
理品7の表面に硼化剤8(ペースト)をドブ付け、刷毛
塗り、スプル塗り等で塗布し低温乾燥する。その上で処
理品7を800℃以上の加熱炉4の中に入れ、上記と同
様に雰囲気ガス5を炉4内に注入してファン6により攪
拌して高温保持による硼化処理を行う。
このとき供給する雰囲気ガスは上記のようにNまたはA
rの不活性ガスと炭化水素ガスの混合ガスとし、N2ガ
スと炭化水素ガスの配合比は、例えばN2 、C’l 
H8の場合、体積比で100=1程度で良く、微量炭化
水素ガスで良好な硼化物を得ることができる。
第5図および第6図は硼化処理品の表面組織(ペースト
法で900℃X2H処理)を示すもので、第5図は雰囲
気ガスがN2ガス(251/分)のみを使用した従来法
の場合、第6図はN2  (251/分)+C3Hll
  (0,21/分)の混合ガスを使用した本発明の場
合で、第6図の場合の方が第5図と比較して、微量のC
3H8混合により深く、しかも緻密な硼化層が生じてい
ることが分かる。この場合材質はともにSCM420H
である。
(発明の効果) 本発明は以上説明したようにB、C,SiC。
KBF4等を主成分とする粉末およびペースト状固体硼
素化剤による金属および金属合金の硼素化方法において
、所定温度以上の加熱炉内に保持して硼化処理する場合
の炉内雰囲気ガスを、N2Ar等の不活性ガスのうち1
種類以上のガスと、炭化水素ガスとの混合ガスにして処
理するから、第6図からも分かるように緻密な硼化層が
簡単に得られ、かつ安価に提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1(21乃至第4図は本発明にかかる固体硼素化剤に
よる硼化処理方法の一実施例を示すもので、第1図およ
び第2図は粉末法による概要を示し第1図は粉末パック
工程、第2図は高温保持による硼化処理工程、第3図お
よび第4図はペースト法による概要を示し、第3図は硼
化剤ペースト塗布+低温乾燥工程、第4図は高温保持に
よる硼化処理工程、第5図および第6図は従来法と本発
明の硼化処理方法によるペースト法の硼化物組織を示し
、第5図は雰囲気ガスがN2のみとした従来法の場合の
図面に代わる写真、第6図は雰囲気ガスがN2 (25
(7分)十C)88  (0,2t/分)の混合ガスを
使用した本発明の場合の図面に代わる写真である。 ■・・・容器、2・・・硼化剤(粉末)、3・・・処理
品、4・・・加熱炉、5・・・雰囲気ガス、6・・・フ
ァン、7・・・処理品、8・・−硼化剤(ペースト)。 出願人   株式会社小松製作所 第1図 第2図 第3図 第4図 明の硼化処理方法によるペースト法における硼化物の金
属組織を示す図で、第5図は雰囲気ガスをN のみとし
た従来法の場合における硼化物の金属組織を示す図面に
代わる写真、第6図は雰囲気ガスとし−CNC25e1
分)+CI−1(021/分)の温合ガスを使用した本
発明の場合における硼化物の金属組織を示す図面に代わ
る写真である。」と訂正する手 続 ネ「口 正 払下 (方式) %式% 事件の表示 発明の名称 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住J7i(居所) 東京都港区赤坂2丁目3番6号平成
 1年特許願第134895号 固体硼素化剤による硼化処理方法 4゜ 5゜ 電話(03)584−7111 (代)補正命令の日付
(発送口) 平成 1年 9月26日 補正の対象 明細書 補正の内容

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  B_4C,SiC,KBF_4等を主成分とする粉末
    およびペースト状固体硼素化剤による金属および金属合
    金の硼素化方法において、所定温度以上の加熱炉内に保
    持して硼化処理する場合の炉内雰囲気ガスを、N_2,
    Ar等の不活性ガスのうち1種類以上のガスと、炭化水
    素ガスとの混合ガスとして処理することを特徴とする固
    体硼素化剤による硼化処理方法。
JP13489589A 1989-05-29 1989-05-29 固体硼素化剤による硼化処理方法 Pending JPH032364A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10244555A1 (de) * 2002-09-25 2004-04-15 H.C. Starck Gmbh Verfahren zur Herstellung feiner, pulverförmiger Metall-Bor-Verbindungen
JP6322300B1 (ja) * 2017-01-06 2018-05-09 株式会社エーアイ 白金加工品の製造方法

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JP2018110609A (ja) * 2017-01-06 2018-07-19 株式会社エーアイ 白金加工品の製造方法

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