JPH03235876A - コンクリート充填鋼管の空洞補修方法 - Google Patents

コンクリート充填鋼管の空洞補修方法

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JPH03235876A
JPH03235876A JP2982190A JP2982190A JPH03235876A JP H03235876 A JPH03235876 A JP H03235876A JP 2982190 A JP2982190 A JP 2982190A JP 2982190 A JP2982190 A JP 2982190A JP H03235876 A JPH03235876 A JP H03235876A
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JP
Japan
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cavity
steel pipe
hole
grout
filled steel
Prior art date
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Pending
Application number
JP2982190A
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English (en)
Inventor
Yasunori Shigemoto
重本 保則
Itoshi Izumi
和泉 意登志
Toshio Saito
俊夫 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、コンクリート充填鋼管等表面を鋼板で被れ、
内部にコンクリートを充填する部材の空洞補修方法に関
する。
「従来の技術」 コンクリート充填鋼管柱等中のコンクリートの充填状況
等の被検査物の内面に接触して存在する接触物の存在状
況を、被検査物の外面側から容易且つ精度良く検出でき
る手段が、特開昭64−54241号公報等に紹介され
ている。すなわち、被検査物を外面から急加熱し、次い
で前記急加熱直後に前記被検査物の外面を赤外線カメラ
で撮影して、かくして前記被検査物の内面に接触して存
在する接触物の存在状況を赤外線画像として検出するこ
とに特徴を有するものである。
第2図は、この検出方法の実施態様を示す説明図である
図において、1は管内にコンクリート2が充填されたコ
ンクリート充填鋼管柱で、先ず被検査配管たる充填鋼管
柱1の外面に1方向から赤外線映像装置3の赤外線カメ
ラヘッド4を向ける。次いで、カメラへラド4のレンズ
5を通して映像装置3の本体に設置のモニタテレビ6の
画面に納まった、充填鋼管柱1外面の撮影範囲およびそ
の周辺を加熱器7で急加熱する。次いで、急加熱直後に
加熱された撮影範囲をカメラヘッド4により撮影する。
今、第3図に示すように、コンクリート2の充填が不完
全で、充填鋼管柱1の内面近傍にコンクリート2が接し
ていない空洞(空気層)8が形成されているとする。そ
して、コンクリート2が示す内面温度がt、とし、それ
よりも高い温度上〇の雰囲気中に充填鋼管柱1を静置し
たとする。すると、コンクリート2と空洞8の熱伝達が
異なり、空洞8の方が熱伝達が小さいので、第4図(A
)に示すように、コンクリート2が接し内面近傍に空洞
8がない管壁部分1aよりも、第4図(B)に示すよう
に、内面近傍に空洞8がある管壁部分1bの方が、管内
面側からの管外面の熱の奪い方が小さくなる。
このため、充填鋼管柱1を温度t。の雰囲気中に静置直
後のある時刻に空洞8がある管壁部分1bでは、空洞8
の熱伝達率および厚さによって定まる温度変化Δtを空
洞8内で示し、管外面が管壁部分1aの管外面の温度t
、Iよりも高い、前記温度変化Δtによって決まる温度
tAを示す。即ち、充填鋼管柱1の内面にコンクリート
2が接しているか否かの充填状況の差異による熱的影響
の違いが、静置直後のある時刻に管外面の温度差ΔT=
tA tNとなって表われる。従って、静置直後の赤外
線カメラヘッド4による充填鋼管柱1外面の撮影により
、充填鋼管柱1中のコンクリート2の充填状況を赤外線
画像として、モニタテレビ6等に検出可能となる。
この方法によって、充填鋼管柱1中のコンクリート2の
充填状況を検出した赤外線画像の1例を第5図に示す。
図において、9はモニタテレビ6の画面に対応する赤外
線全体画像、10は全体画像9中に表示された充填鋼管
柱1の画像、11は充填鋼管柱1の画像10部分中に表
示された空洞8の画像で、空洞8の画像11は、温度の
低い充填鋼管柱1の画像10と別な色で表示されている
。従って、赤外線全体画像9中の充填鋼管柱1の画像1
0右よび空洞8の画像11から、充填鋼管柱1中におけ
る空洞8の位置および大きさなどを知ることができ、コ
ンクリート2の充填状況を検出することができる。
このようにして検出される空洞8は当然のことながら鋼
管柱1の断面欠損となるものであるからグラウト材を充
填して補修しなければならない。
従来の補修方法は第6図に示される。すなわち、鋼管柱
1表面より空洞8に向は注入孔12並びに空気抜き孔1
3を穿孔し、該注入孔12に注入ポンプ14からのホー
ス15を接続して当該ポンプ14に供給されるグラウト
材16を順次空洞8に注入すると共に空洞8内の残気を
押し出すものである。
「発明が解決しようとする課題」 叙上従来の方法では空気抜き孔13は空洞8の最頂点に
確保し得る訳ではないことから、残気の押し出し完了前
に空気抜き孔工3は充填グラウト材16によって閉塞さ
れる事態が生じ、どうしても置換は不完全となり、空気
を差込んだ充填層が形成され易ずいという問題点があっ
た。
本発明は、空気の差込みを生じることがなく、完全に空
洞8の内気と圧入グラウト材16との置換が期し得るコ
ンクリート充填鋼管の空洞補修方法を提供することを目
的としている。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために、本発明の方法においては、
鋼管表面より空洞に対して穿孔した注入孔並びに空気抜
き孔において、当該空気抜き孔に真空ポンプを接続して
空洞内の空気を強制排出して負圧にしておいてから、該
注入孔に予じめ接続のグラウト材注入ポンプのグラウト
材注入をとり行なうとしたものである。
「作用」 上記のように構成された充填方法によれば、グラウト材
は残気の皆無な負圧空間に加圧されて充填されるので、
隅々まで密に充満し尽くすこととなり、完全な置換を達
成する。
「実施例」 実施例について図面を参照して説明すると、第1図にお
いて、真空ポンプ17は空気抜き孔13に接続され、一
方性入孔12には注入ポンプ14が接続される。但し、
ホース15の先端のバルブ18は閉じておく。
先ず、真空ポンプ17を作動させて空洞8の内気を強制
排出し、負圧とする。次いで、該バルブ18を開として
注入ポンプ14によるグラウト材16の圧人をとり行な
う。グラウト材16は空洞8内に一気に充満する。負圧
空間であるので、空気の巻き込みは無い。
「発明の効果」 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
空洞内部の空気を予じめ追出して負圧にする事により充
填グラウト中に空隙が生じる事がなく、置換の信頼性が
高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の説明図、第2図は赤外線カメラに
よる鋼管内の欠陥部検知手段説明図、第3図、第4図a
、  bは第2図の手段の原理説明図、第5図は第2図
の手段で得られる赤外線画像図、第6図は従来の方法の
説明図である。 線全体画像、 10.11・・・画像、 12・・・注
入孔、13・・・空気抜き孔、 14・・・注入ポンプ
、 15・・・ホース、 16・・・グラウト材、 1
7・・・真空ポンプ、 18・・・バルブ。 1・・・充填鋼管柱、 la、 lb・・・管壁部分、
 2・・・コンク’J−ト、 3・・・赤外線影像装置
、 4・・・赤外線カメラヘッド、  5・・・レンズ
、  6・・・モニタテレビ、  7・・・加熱器、 
8・・・空洞、 9・・・赤外ンψヤ72 7 12−−−シ主へ)L   13−m=をシに工水さJ
L  +4−−−M入1・9ン1°  15−−−・T
−ス16−−−7”う’7)+4   17−−−41
’y−z”   旧−−−ハnll’(A) (B)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋼管表面より空洞に対して穿孔した注入孔並びに
    空気抜き孔において、当該空気抜き孔に真空ポンプを接
    続して空洞内の空気を強制排出して負圧にしておいてか
    ら、該注入孔に予じめ接続のグラウト材注入ポンプのグ
    ラウト材注入をとり行なうとしたことを特徴とするコン
    クリート充填鋼管の空洞補修方法。
JP2982190A 1990-02-09 1990-02-09 コンクリート充填鋼管の空洞補修方法 Pending JPH03235876A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002038888A1 (en) * 2000-11-13 2002-05-16 Hwangwoo Total Co., Ltd. Method and apparatus for constructing a reinforcement of concrete structures
KR100405033B1 (ko) * 2000-07-11 2003-11-07 이성우 복합소재의 진공성형 부착에 의한 콘크리트 구조물의보강방법
JP2009221787A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Minoru Hiragaki 建築用中空部材の充填材注入方法及び建築用中空部材の充填材注入装置
JP2011006983A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Pacific Consultants Co Ltd コンクリート構造物の断面修復方法
CN102409860A (zh) * 2011-09-24 2012-04-11 山东省建筑科学研究院 真空吸入式钢筋后锚固施工设备
JP2018071301A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 槇谷 榮次 構造物の耐震性能回復補修工法

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