JPH03235403A - ハイブリット型マイクロ波集積回路装置 - Google Patents
ハイブリット型マイクロ波集積回路装置Info
- Publication number
- JPH03235403A JPH03235403A JP3117090A JP3117090A JPH03235403A JP H03235403 A JPH03235403 A JP H03235403A JP 3117090 A JP3117090 A JP 3117090A JP 3117090 A JP3117090 A JP 3117090A JP H03235403 A JPH03235403 A JP H03235403A
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- Japan
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- transmission line
- line type
- coplanar transmission
- microwave
- type connection
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Landscapes
- Microwave Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、ハイブリット型マイクロ波集積回路装置に関
する。
する。
従来、第7図及び第8図を伴って次に述べるハイブリッ
ト型マイクロ波集積回路装置が提案されている。 すなわち、平らな主面1aを有する絶縁性基板1を有し
、その絶縁性基板1の主面1a上に、コプレナ伝送路型
マイクロ波受動回路2が形成されている。この場合、絶
縁性基板1が、可撓性を有さず且つ固いとともに厚い厚
さを有し、さらに比較的重いセラミック基板でなる。 コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2は、図示の例に
おいては、絶縁性基板1の左側縁部における外部に接続
されるコプレナ伝送路型接続用パッド3と、右側縁部に
おける外部に接続されるコプレナ伝送路型接続用パッド
4とを有するとともに、コプレナ伝送路型接続用パッド
3及び4間において、それらを結ぶ方向に左側から右側
に順次配列されている、後述するチッブ状マイクロ波回
路用素子11のコプレナ伝送路型接続用パッド12及び
13がそれぞれ連結されるコプレナ伝送路型接続用パッ
ド5及び6と、後述するチップ状マイクロ波能動回路装
置31のコプレナ伝送路型接続用パッド32及び33が
それぞれ連結されるコプレナ伝送路型接続用パッド7及
び8と、後述する他のチップ状マイクロ波回路用素子2
1のコプレナ伝送路型接続用パッド22及び23がそれ
ぞれ連結されるコプレナ伝送路型接続用パッド9及び1
0とを有する。 また、コプレナ伝送路型接続用パッド3及び5間、8及
び9間、10及び4間のコプレナ伝送路9L 92.9
3及び94を有する。 そして、コプレナ伝送路型接続用パッド3及び5、及び
それら間のコプレナ伝送路91が、絶縁性基板1の主面
1a上に形成された中心導体層41と接地導体層42及
び43とで構成されている。 また、コプレナ伝送路型接続用パッド6、及びコプレナ
伝送路型接続用パッド6及び7間のコプレナ伝送路92
のコプレナ伝送路型接続用パッド6側が、絶縁性基板1
の主面1a上に形成された他の中心導体1144と上述
した接地導体層42及び43とで構成されている。 さらに、コプレナ伝送路型接続用パッド7、及びコプレ
ナ伝送路型接続用パッド6及び7間のコプレナ伝送路9
2のコプレナ伝送路型接続用パッド7側が、絶縁性基板
1側の主面1a上に形成された上述した中心導体層44
と上述した接地導体層42と他の接地導体層45とで構
成されている。 また、コプレナ伝送路型接続用パッド8、及びコプレナ
伝送路型接続用パッド8及び9間のコプレナ伝送路93
のコプレナ伝送路型接続用パッド8側が、他の絶縁性基
板1の主面1a上に形成された他の中心導体層46と上
述した接地導体層42及び45とで構成されている。 さらに、コプレナ伝送路型接続用パッド9、及びコプレ
ナ伝送路型接続用パッド8及び9間のコプレナ伝送路9
3のコプレナ伝送路型接続用パッド9側が、絶縁性基板
1の主面1a上に形成された上述した中心導体層46と
上述した接地導体145と他の接地導体層47とで構成
されている。 また、コプレナ伝送路型接続用パッド10及び4、及び
それら間のコプレナ伝送路94が、絶縁性基板1の主面
1a上に形成された他の中心導体層48と上述した接地
導体145及び47とで構成されている。 また、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2は、絶縁
性基板1の主面1a上に、上述した接地導体層43及び
45間において形成されている、上述した中心導体層4
4から絶縁性基板1の下側縁部側に下方に延長し、次で
左方に延長している導体151と、絶縁性基板1の下端
縁部から導体層51に沿って上方に延長し、次で左方に
延長し、次で下方に延長し、次で右方に延長している導
体層52とを有し、一方、それら導体層51及び52が
、一端を導体層51の中心導体M44側とは反対側の道
端部に連結し、他端を導体層52の絶縁性基板1の下側
縁部側ではない遊端部に連結している細導線53によっ
て、互に電気的に連結され、よって、コプレナ伝送路型
マイクロ波受動回路2は、導体層51及び52と細導線
53と接地導体層43及び45とで、一端をコプレナ伝
送路型接続用パッド6及び7間のコプレナ伝送路92に
接続し、他端を導体層52を中心導体、接地導体層43
及び45を接地導体とする外部に接続される接続用パッ
ド54に導出しているインダクタ50を構成している。 さらに、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2は、絶
縁性基板1の主面1a上に、上述した接地導体層42及
び47間において形成されている、上述した中心導体1
846から絶縁性基板1の下側縁部側に上方に延長し、
次で右方に延長し、次で下方に延長し、次で左方に延長
している導体層61と、絶縁性基板1の上端縁部から導
体層61に沿って下方に延長し、次で右方に延長してい
る導体層62とを有し、一方、それら導体層61及び6
2が、一端を導体層61の中心導体層46側ではない遊
端部に連結し、他端を導体層62の絶縁性基板1の上側
縁部側ではない遊端部に連結している細導線63によっ
て、互に電気的に連結され、よって、コプレナ伝送路型
マイクロ波受動回路2は、導体層61及び62と細導線
63と接地導体層42及び47とで一端をコプレナ伝送
路型接続用パッド8及び9のコプレナ伝送路93に接続
し、他端を導体層52を中心導体、接地導体層42及び
47を接地導体とする外部に接続されるコプレナ伝送路
型接続用パッド64に接続しているインダクタ60を構
成している。 また、上述したコプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2
のコプレナ伝送路型接続用パッド5及び6にそれぞれ対
応しているコプレナ伝送路型接続用パッド12及び13
を同じ表面に臨ませているチップ状マイクロ波回路用素
子11と、上述したコプレナ伝送路型マイクロ波受動回
路2のコプレナ伝送路型接続用パッド9及び10にそれ
ぞれ対応しているコプレナ伝送路型接続用パッド22及
び23を同じ表面に臨ませている他のチップ状マイクロ
波回路用素子21と、上述したコプレナ伝送路型マイク
ロ波受動回路2のコプレナ伝送路型接続用パッド7及び
8にそれぞれ対応しているコプレナ伝送路型接続用パッ
ド32及び33を同じ表面に臨ませているチップ状マイ
クロ波能動回路装置31とを有する。 そして、チップ状マイクロ波回路用素子11が、絶縁性
基板1の主面1a上に、上述したコプレナ伝送路型接続
用パッド5及び6間において、コプレナ伝送路型接続用
パッド12及び13を上にして固定して配され、そして
、そのコプレナ伝送路型接続用パッド12の中心導体層
14、接地導体層15及び16が、それぞれ細導線74
.75及び76を用いて、コプレナ伝送路型マイクロ波
受動回路2のコプレナ伝送路型接続用パッド5の中心導
体@41、接地導体層42及び43に連結され、また、
コプレナ伝送路型接続用パッド13の中心導体層17.
18及び19が、それぞれ細導線77.78及び79を
用いて、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のコプ
レナ伝送路型接続用パッド6の中心導体層44、接地導
体層42及び43に連結されている。 また、チップ状マイクロ波回路用素子21が、絶縁性基
板1の主面1a上に、上述したコプレナ伝送路型接続用
パッド9及び10間において、コプレナ伝送路型接続用
パッド22及び23を上にして固定して配され、そのコ
プレナ伝送路型接続用パッド22の中心導体層24、接
地導体層25及び26が、それぞれ細導線84.85及
び86を用いて、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路
2のコプレナ伝送路型接続用パッド9の中心導体層46
、接地導体層47及び45に連結され、また、コプレナ
伝送路型接続用パッド23の中心導体1127、接地導
体層、2828及び29が、それぞれ細導線87.88
及び89を用いて、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回
路2のコプレナ伝送路型接続用パッド10の中心導体層
48、接地導体層47及び45に連結されている。 さらに、チップ状マイクロ波能動回路装置31が、絶縁
性基板1の主面1a上に、コプレナ伝送路型接続用パッ
ド7及び8間において、コプレナ伝送路型接続用パッド
32及び33を上にして固定して配され、そのコプレナ
伝送路型接続用パッド32の中心導体層34、接地導体
層35及び36が、それぞれ細導線94.95及び96
を用いて、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のコ
プレナ伝送路型接続用パッド7の中心導体層44、接地
導体層42及び45に連結され、また、コプレナ伝送路
型接続用パッド33の中心導体層37、接地導体層38
及び39がそれぞれ細導線97.98及び99を用いて
、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のコプレナ伝
送路型接続用パッド8の中心導体層46、接地導体層4
2及び45に連結されている。 また、絶縁性基板1の主面1a上にアイランド状に形成
されている全ての接地導体層42.43.45及び47
が、接地導体層42及び45.42及び47.43及び
45、及び45及び47をそれぞれ互に連結している細
導線1゜1.102.103及び104によって、互に
同電位が得られるように、互に電気的に接続されている
。 以上が、従来提案されているハイブリット型マイクロ波
集積回路装置の構成である。 このような構成を有するハイブリット型マイクロ波集積
回路装置によれば、絶縁性基板1上に上述したように形
成されているコプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2と
、絶縁性基板1上に、コプレナ伝送路型マイクロ波受動
回路2に上述したように接続されて上述したように配さ
れているチップ状マイクロ波能動回路装置31と、同様
に絶縁性基板1上にコプレナ伝送路型マイクロ波受動回
路2に上述したように接続されて上述したように配され
ているチップ状マイクロ波回路用素子21及び22とに
よって、所期の機能を得ることができる。 例えば、チップ状マイクロ波能動回路装置31を、その
コプレナ伝送路型接続用パッド32及び33をそれぞれ
入力側及び出力側とするマイクロ波増幅回路を構成して
いるものとし、また、それらのチップ状マイクロ波回路
用素子11、及び21を、それらのコプレナ伝送路型接
続用パッド12及び13、及び22及び23をそれぞれ
入力側及び出力側とする容量素子を構成しているものと
し、そして、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2の
コプレナ伝送路型接続用パッド54及び64にそれぞれ
チップ状マイクロ波能動回路装置31に対する直流電源
を接続し、また、コプレナ伝送路型接続用パッド3にマ
イクロ波信号を供給すれば、コプレナ伝送路型マイクロ
波受動回路2におけるインダクタ50及び60が直流給
電兼高周波阻止用素子として、またコプレナ伝送路型接
続用パッド12及び13がマイクロ波結合兼直流阻止用
素子として作動するので、コプレナ伝送路型接続用パッ
ド3に供給されるマイクロ波信号をチップ状マイクロ波
能動回路装置131が増幅し、その増幅されたマイクロ
波信号をコプレナ伝送路型接続用パッド4を介して、外
部に出力させる、というマイクロ波増幅機能を得ること
ができる。
ト型マイクロ波集積回路装置が提案されている。 すなわち、平らな主面1aを有する絶縁性基板1を有し
、その絶縁性基板1の主面1a上に、コプレナ伝送路型
マイクロ波受動回路2が形成されている。この場合、絶
縁性基板1が、可撓性を有さず且つ固いとともに厚い厚
さを有し、さらに比較的重いセラミック基板でなる。 コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2は、図示の例に
おいては、絶縁性基板1の左側縁部における外部に接続
されるコプレナ伝送路型接続用パッド3と、右側縁部に
おける外部に接続されるコプレナ伝送路型接続用パッド
4とを有するとともに、コプレナ伝送路型接続用パッド
3及び4間において、それらを結ぶ方向に左側から右側
に順次配列されている、後述するチッブ状マイクロ波回
路用素子11のコプレナ伝送路型接続用パッド12及び
13がそれぞれ連結されるコプレナ伝送路型接続用パッ
ド5及び6と、後述するチップ状マイクロ波能動回路装
置31のコプレナ伝送路型接続用パッド32及び33が
それぞれ連結されるコプレナ伝送路型接続用パッド7及
び8と、後述する他のチップ状マイクロ波回路用素子2
1のコプレナ伝送路型接続用パッド22及び23がそれ
ぞれ連結されるコプレナ伝送路型接続用パッド9及び1
0とを有する。 また、コプレナ伝送路型接続用パッド3及び5間、8及
び9間、10及び4間のコプレナ伝送路9L 92.9
3及び94を有する。 そして、コプレナ伝送路型接続用パッド3及び5、及び
それら間のコプレナ伝送路91が、絶縁性基板1の主面
1a上に形成された中心導体層41と接地導体層42及
び43とで構成されている。 また、コプレナ伝送路型接続用パッド6、及びコプレナ
伝送路型接続用パッド6及び7間のコプレナ伝送路92
のコプレナ伝送路型接続用パッド6側が、絶縁性基板1
の主面1a上に形成された他の中心導体1144と上述
した接地導体層42及び43とで構成されている。 さらに、コプレナ伝送路型接続用パッド7、及びコプレ
ナ伝送路型接続用パッド6及び7間のコプレナ伝送路9
2のコプレナ伝送路型接続用パッド7側が、絶縁性基板
1側の主面1a上に形成された上述した中心導体層44
と上述した接地導体層42と他の接地導体層45とで構
成されている。 また、コプレナ伝送路型接続用パッド8、及びコプレナ
伝送路型接続用パッド8及び9間のコプレナ伝送路93
のコプレナ伝送路型接続用パッド8側が、他の絶縁性基
板1の主面1a上に形成された他の中心導体層46と上
述した接地導体層42及び45とで構成されている。 さらに、コプレナ伝送路型接続用パッド9、及びコプレ
ナ伝送路型接続用パッド8及び9間のコプレナ伝送路9
3のコプレナ伝送路型接続用パッド9側が、絶縁性基板
1の主面1a上に形成された上述した中心導体層46と
上述した接地導体145と他の接地導体層47とで構成
されている。 また、コプレナ伝送路型接続用パッド10及び4、及び
それら間のコプレナ伝送路94が、絶縁性基板1の主面
1a上に形成された他の中心導体層48と上述した接地
導体145及び47とで構成されている。 また、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2は、絶縁
性基板1の主面1a上に、上述した接地導体層43及び
45間において形成されている、上述した中心導体層4
4から絶縁性基板1の下側縁部側に下方に延長し、次で
左方に延長している導体151と、絶縁性基板1の下端
縁部から導体層51に沿って上方に延長し、次で左方に
延長し、次で下方に延長し、次で右方に延長している導
体層52とを有し、一方、それら導体層51及び52が
、一端を導体層51の中心導体M44側とは反対側の道
端部に連結し、他端を導体層52の絶縁性基板1の下側
縁部側ではない遊端部に連結している細導線53によっ
て、互に電気的に連結され、よって、コプレナ伝送路型
マイクロ波受動回路2は、導体層51及び52と細導線
53と接地導体層43及び45とで、一端をコプレナ伝
送路型接続用パッド6及び7間のコプレナ伝送路92に
接続し、他端を導体層52を中心導体、接地導体層43
及び45を接地導体とする外部に接続される接続用パッ
ド54に導出しているインダクタ50を構成している。 さらに、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2は、絶
縁性基板1の主面1a上に、上述した接地導体層42及
び47間において形成されている、上述した中心導体1
846から絶縁性基板1の下側縁部側に上方に延長し、
次で右方に延長し、次で下方に延長し、次で左方に延長
している導体層61と、絶縁性基板1の上端縁部から導
体層61に沿って下方に延長し、次で右方に延長してい
る導体層62とを有し、一方、それら導体層61及び6
2が、一端を導体層61の中心導体層46側ではない遊
端部に連結し、他端を導体層62の絶縁性基板1の上側
縁部側ではない遊端部に連結している細導線63によっ
て、互に電気的に連結され、よって、コプレナ伝送路型
マイクロ波受動回路2は、導体層61及び62と細導線
63と接地導体層42及び47とで一端をコプレナ伝送
路型接続用パッド8及び9のコプレナ伝送路93に接続
し、他端を導体層52を中心導体、接地導体層42及び
47を接地導体とする外部に接続されるコプレナ伝送路
型接続用パッド64に接続しているインダクタ60を構
成している。 また、上述したコプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2
のコプレナ伝送路型接続用パッド5及び6にそれぞれ対
応しているコプレナ伝送路型接続用パッド12及び13
を同じ表面に臨ませているチップ状マイクロ波回路用素
子11と、上述したコプレナ伝送路型マイクロ波受動回
路2のコプレナ伝送路型接続用パッド9及び10にそれ
ぞれ対応しているコプレナ伝送路型接続用パッド22及
び23を同じ表面に臨ませている他のチップ状マイクロ
波回路用素子21と、上述したコプレナ伝送路型マイク
ロ波受動回路2のコプレナ伝送路型接続用パッド7及び
8にそれぞれ対応しているコプレナ伝送路型接続用パッ
ド32及び33を同じ表面に臨ませているチップ状マイ
クロ波能動回路装置31とを有する。 そして、チップ状マイクロ波回路用素子11が、絶縁性
基板1の主面1a上に、上述したコプレナ伝送路型接続
用パッド5及び6間において、コプレナ伝送路型接続用
パッド12及び13を上にして固定して配され、そして
、そのコプレナ伝送路型接続用パッド12の中心導体層
14、接地導体層15及び16が、それぞれ細導線74
.75及び76を用いて、コプレナ伝送路型マイクロ波
受動回路2のコプレナ伝送路型接続用パッド5の中心導
体@41、接地導体層42及び43に連結され、また、
コプレナ伝送路型接続用パッド13の中心導体層17.
18及び19が、それぞれ細導線77.78及び79を
用いて、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のコプ
レナ伝送路型接続用パッド6の中心導体層44、接地導
体層42及び43に連結されている。 また、チップ状マイクロ波回路用素子21が、絶縁性基
板1の主面1a上に、上述したコプレナ伝送路型接続用
パッド9及び10間において、コプレナ伝送路型接続用
パッド22及び23を上にして固定して配され、そのコ
プレナ伝送路型接続用パッド22の中心導体層24、接
地導体層25及び26が、それぞれ細導線84.85及
び86を用いて、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路
2のコプレナ伝送路型接続用パッド9の中心導体層46
、接地導体層47及び45に連結され、また、コプレナ
伝送路型接続用パッド23の中心導体1127、接地導
体層、2828及び29が、それぞれ細導線87.88
及び89を用いて、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回
路2のコプレナ伝送路型接続用パッド10の中心導体層
48、接地導体層47及び45に連結されている。 さらに、チップ状マイクロ波能動回路装置31が、絶縁
性基板1の主面1a上に、コプレナ伝送路型接続用パッ
ド7及び8間において、コプレナ伝送路型接続用パッド
32及び33を上にして固定して配され、そのコプレナ
伝送路型接続用パッド32の中心導体層34、接地導体
層35及び36が、それぞれ細導線94.95及び96
を用いて、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のコ
プレナ伝送路型接続用パッド7の中心導体層44、接地
導体層42及び45に連結され、また、コプレナ伝送路
型接続用パッド33の中心導体層37、接地導体層38
及び39がそれぞれ細導線97.98及び99を用いて
、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のコプレナ伝
送路型接続用パッド8の中心導体層46、接地導体層4
2及び45に連結されている。 また、絶縁性基板1の主面1a上にアイランド状に形成
されている全ての接地導体層42.43.45及び47
が、接地導体層42及び45.42及び47.43及び
45、及び45及び47をそれぞれ互に連結している細
導線1゜1.102.103及び104によって、互に
同電位が得られるように、互に電気的に接続されている
。 以上が、従来提案されているハイブリット型マイクロ波
集積回路装置の構成である。 このような構成を有するハイブリット型マイクロ波集積
回路装置によれば、絶縁性基板1上に上述したように形
成されているコプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2と
、絶縁性基板1上に、コプレナ伝送路型マイクロ波受動
回路2に上述したように接続されて上述したように配さ
れているチップ状マイクロ波能動回路装置31と、同様
に絶縁性基板1上にコプレナ伝送路型マイクロ波受動回
路2に上述したように接続されて上述したように配され
ているチップ状マイクロ波回路用素子21及び22とに
よって、所期の機能を得ることができる。 例えば、チップ状マイクロ波能動回路装置31を、その
コプレナ伝送路型接続用パッド32及び33をそれぞれ
入力側及び出力側とするマイクロ波増幅回路を構成して
いるものとし、また、それらのチップ状マイクロ波回路
用素子11、及び21を、それらのコプレナ伝送路型接
続用パッド12及び13、及び22及び23をそれぞれ
入力側及び出力側とする容量素子を構成しているものと
し、そして、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2の
コプレナ伝送路型接続用パッド54及び64にそれぞれ
チップ状マイクロ波能動回路装置31に対する直流電源
を接続し、また、コプレナ伝送路型接続用パッド3にマ
イクロ波信号を供給すれば、コプレナ伝送路型マイクロ
波受動回路2におけるインダクタ50及び60が直流給
電兼高周波阻止用素子として、またコプレナ伝送路型接
続用パッド12及び13がマイクロ波結合兼直流阻止用
素子として作動するので、コプレナ伝送路型接続用パッ
ド3に供給されるマイクロ波信号をチップ状マイクロ波
能動回路装置131が増幅し、その増幅されたマイクロ
波信号をコプレナ伝送路型接続用パッド4を介して、外
部に出力させる、というマイクロ波増幅機能を得ること
ができる。
しかしながら、第7図及び第8図に示すハイブリット型
マイクロ波集積回路装置の場合、絶縁性基板1が可撓性
を有さず且つ固いとともに厚い厚さを有し、さらに比較
的重いセラミック基板でなるため、絶縁性基板1を弯曲
させて使用できず、また、取扱い難いなどのことがら、
使用及び取扱い上の不便を伴う、という欠点を有してい
た。 さらに、第7図及び第8図に示すハイブリット型マイク
ロ波集積回路装置の場合、接地導体層42及び45間、
42及び47間、43及び45間、及び45及び47間
の電気的な接続が、細導線101.102.103、及
び104を用いて行われ、且つコプレナ伝送路型マイク
ロ波受動回路2のコプレナ伝送路型接続用パッド5及び
6.7及び8、及び9及び10と、チップ状マイクロ波
回路用素子11のコプレナ伝送路型接続用パッド12及
び13、チップ状マイクロ波能動回路装置31のコプレ
ナ伝送路型接続用パッド32及び33、及びチップ状マ
イクロ波回路用素子21のコプレナ伝送路型接続用パッ
ド22及び23との間の電気的な接続が、細導線74〜
79.84〜89、及び94〜99を用いてそれぞれ行
われているので、それら細導線74〜79.84〜89
.94〜99に寄生するりアクタンス成分によって、ハ
イブリット型マイクロ波集積回路装置の所期の機能が、
所期の特性で得られない、という欠点を有していた。 よって、本発明は、上述した欠点のない、新規なハイブ
リット型マイクロ波集積回路装置を提案せんとするもの
である。
マイクロ波集積回路装置の場合、絶縁性基板1が可撓性
を有さず且つ固いとともに厚い厚さを有し、さらに比較
的重いセラミック基板でなるため、絶縁性基板1を弯曲
させて使用できず、また、取扱い難いなどのことがら、
使用及び取扱い上の不便を伴う、という欠点を有してい
た。 さらに、第7図及び第8図に示すハイブリット型マイク
ロ波集積回路装置の場合、接地導体層42及び45間、
42及び47間、43及び45間、及び45及び47間
の電気的な接続が、細導線101.102.103、及
び104を用いて行われ、且つコプレナ伝送路型マイク
ロ波受動回路2のコプレナ伝送路型接続用パッド5及び
6.7及び8、及び9及び10と、チップ状マイクロ波
回路用素子11のコプレナ伝送路型接続用パッド12及
び13、チップ状マイクロ波能動回路装置31のコプレ
ナ伝送路型接続用パッド32及び33、及びチップ状マ
イクロ波回路用素子21のコプレナ伝送路型接続用パッ
ド22及び23との間の電気的な接続が、細導線74〜
79.84〜89、及び94〜99を用いてそれぞれ行
われているので、それら細導線74〜79.84〜89
.94〜99に寄生するりアクタンス成分によって、ハ
イブリット型マイクロ波集積回路装置の所期の機能が、
所期の特性で得られない、という欠点を有していた。 よって、本発明は、上述した欠点のない、新規なハイブ
リット型マイクロ波集積回路装置を提案せんとするもの
である。
本願第1番目の発明によるハイブリット型マイクロ波集
積回路装置は、第7図及び第8図で前述した従来のハイ
ブリット型マイクロ波集積回路装置の場合と同様に、■
相対向する2つの主面中の少なくともいずれか一方上に
、コプレナ伝送路型接続用パッドを有するコプレナ伝送
路型マイクロ波受動回路を形成している絶縁性基板と、
■コプレナ伝送路型接続用パッドを表面に臨ませている
チップ状マイクロ波回路用素子と、■コプレナ伝送路型
接続用パッドを表面に臨ませているチップ状マイクロ波
能動回路装置とを有し、そして、■上記チップ状マイク
ロ波回路用素子が、そのコプレナ伝送路型接続用パッド
を上記マイクロ波受動回路のコプレナ伝送路型接続用パ
ッドに電気的に接続している状態で、上記絶縁性基板上
に配され、また、■上記チップ状マイクロ波能動回路装
置が、そのコプレナ伝送路型接続用パッドを上記マイク
ロ波受動回路のコプレナ伝送路型接続用パッドに電気的
に接続している状態で、上記絶縁性基板上に配されてい
る。 しかしながら、本願第1番目の発明によるハイブリット
型マイクロ波集積回路装置は、このような構成を有する
ハイブリット型マイクロ波集積回路装置において、■上
記絶縁性基板が、可撓性を有する薄板でなり、■上記コ
プレナ伝送路型マイクロ波受動回路を構成している互に
連結されていない複数の接地導体層中の少なくとも2つ
の接地導体層が、両端部を上記2つの接地導体層にそれ
ぞれ連結し且つ上記絶縁性基板の主面と対向して延長し
ている連結用導体層によって、互に電気的に接続され、
■上記チップ状マイクロ波回路用素子のコプレナ伝送路
型接続用パッドが、上記コプレナ伝送路型マイクロ波受
動回路のコプレナ伝送路型接続用パッドに直接連結され
ていることによって、上記コプレナ伝送路型マイクロ波
受動回路のコプレナ伝送路型接続用パッドに電気的に接
続され、■上記チップ状マイクロ波能動回路装置のコプ
レナ伝送路型接続用パッドが、上記コプレナ伝送路型マ
イクロ波受動回路のコプレナ伝送路型接続用パッドに直
接連結されていることによって、上記コプレナ伝送路型
マイクロ波受動回路のコプレナ伝送路型接続用パッドに
電気的に接続されている。 また、本願第2番目の発明
によるハイブリット型マイクロ波集積回路装置は、本願
第1番目の発明によるハイブリット型マイクロ波集積回
路装置において、上記コプレナ伝送路型マイクロ波受動
回路を構成している互に連結されていない複数の接地導
体層中の少なくとも2つの接地導体層が、両端部を上記
2つの接地導体層に連結し且つ上記絶縁性基板の主面と
対向して延長している連結用導体層によって、互に電気
的に接続されているのに代え、上記2つの接地導体層が
、上記絶縁性基板の上記第1の主面とそれと対向してい
る第2の主面との間に上記絶縁性基板を横切って延長し
て形成され且つ一端をそれぞれ上記2つの接地導体層に
連結している第1及び第2の連結用導体層と、上記絶縁
性基板の上記第2の主面上に延長して形成され且つ両端
を上記第1及び第2の連結用導体層の他端にそれぞれ連
結している第3の連結用導体層とによって、互に電気的
に接続されていることを除いて、本願第1番目の発明に
よるハイブリット型マイクロ波集積回路装置と同様の構
成を有する。
積回路装置は、第7図及び第8図で前述した従来のハイ
ブリット型マイクロ波集積回路装置の場合と同様に、■
相対向する2つの主面中の少なくともいずれか一方上に
、コプレナ伝送路型接続用パッドを有するコプレナ伝送
路型マイクロ波受動回路を形成している絶縁性基板と、
■コプレナ伝送路型接続用パッドを表面に臨ませている
チップ状マイクロ波回路用素子と、■コプレナ伝送路型
接続用パッドを表面に臨ませているチップ状マイクロ波
能動回路装置とを有し、そして、■上記チップ状マイク
ロ波回路用素子が、そのコプレナ伝送路型接続用パッド
を上記マイクロ波受動回路のコプレナ伝送路型接続用パ
ッドに電気的に接続している状態で、上記絶縁性基板上
に配され、また、■上記チップ状マイクロ波能動回路装
置が、そのコプレナ伝送路型接続用パッドを上記マイク
ロ波受動回路のコプレナ伝送路型接続用パッドに電気的
に接続している状態で、上記絶縁性基板上に配されてい
る。 しかしながら、本願第1番目の発明によるハイブリット
型マイクロ波集積回路装置は、このような構成を有する
ハイブリット型マイクロ波集積回路装置において、■上
記絶縁性基板が、可撓性を有する薄板でなり、■上記コ
プレナ伝送路型マイクロ波受動回路を構成している互に
連結されていない複数の接地導体層中の少なくとも2つ
の接地導体層が、両端部を上記2つの接地導体層にそれ
ぞれ連結し且つ上記絶縁性基板の主面と対向して延長し
ている連結用導体層によって、互に電気的に接続され、
■上記チップ状マイクロ波回路用素子のコプレナ伝送路
型接続用パッドが、上記コプレナ伝送路型マイクロ波受
動回路のコプレナ伝送路型接続用パッドに直接連結され
ていることによって、上記コプレナ伝送路型マイクロ波
受動回路のコプレナ伝送路型接続用パッドに電気的に接
続され、■上記チップ状マイクロ波能動回路装置のコプ
レナ伝送路型接続用パッドが、上記コプレナ伝送路型マ
イクロ波受動回路のコプレナ伝送路型接続用パッドに直
接連結されていることによって、上記コプレナ伝送路型
マイクロ波受動回路のコプレナ伝送路型接続用パッドに
電気的に接続されている。 また、本願第2番目の発明
によるハイブリット型マイクロ波集積回路装置は、本願
第1番目の発明によるハイブリット型マイクロ波集積回
路装置において、上記コプレナ伝送路型マイクロ波受動
回路を構成している互に連結されていない複数の接地導
体層中の少なくとも2つの接地導体層が、両端部を上記
2つの接地導体層に連結し且つ上記絶縁性基板の主面と
対向して延長している連結用導体層によって、互に電気
的に接続されているのに代え、上記2つの接地導体層が
、上記絶縁性基板の上記第1の主面とそれと対向してい
る第2の主面との間に上記絶縁性基板を横切って延長し
て形成され且つ一端をそれぞれ上記2つの接地導体層に
連結している第1及び第2の連結用導体層と、上記絶縁
性基板の上記第2の主面上に延長して形成され且つ両端
を上記第1及び第2の連結用導体層の他端にそれぞれ連
結している第3の連結用導体層とによって、互に電気的
に接続されていることを除いて、本願第1番目の発明に
よるハイブリット型マイクロ波集積回路装置と同様の構
成を有する。
【作用・効果1
本願第1番目の発明によるハイブリット型マイクロ波集
積回路装置によれば、第7図及び第8図で前述した従来
のハイブリット型マイクロ波集積回路装置において、■
その絶縁性基板が、可撓性を有さず且つ固いとともに厚
い厚さを有し、さらに比較的重いセラミック基板でなる
のに代え、可撓性を有する薄板でなり、また、■コプレ
ナ伝送路型マイクロ波受動回路を構成している互に連結
されていない複数の接地導体層中の少なくとも2つの接
地導体層が、両端を2つの接地導体層に連結している細
導線によって、互に電気的に連結されているのに代え、
上記2つの接地導体層が、両端を2つの接地導体層に連
結している連結用導体層によって互に電気的に接続され
、さらに、■チップ状マイクロ波回路用素子のコプレナ
伝送路型接続用パッドが、細導線を用いて、コプレナ伝
送路型マイクロ波受動回路のコプレナ伝送路型接続用パ
ッドに電気的に接続されているのに代え、上記チップ状
マイクロ波回路用素子のコプレナ伝送路型接続用パッド
が、上記コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路のコプレ
ナ伝送路型接続用パッドに直接連結されていることによ
って、上記コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路のコプ
レナ伝送路型接続用パッドに電気的に接続され、また、
■上記チップ状マイクロ波能動回路装置のコプレナ伝送
路型接続用パッドが、細導線を用いて、上記コプレナ伝
送路型マイクロ波受動回路のコプレナ伝送路型接続用パ
ッドに電気的に接続されているのに代え、上記チップ状
マイクロ波能動回路装置のコプレナ伝送路型接続用パッ
ドが、上記コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路のコプ
レナ伝送路型接続用パッドに直接連結されていることに
よって、上記コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路のコ
プレナ伝送路型接続用パッドに電気的に接続されている
ことを除いて、第7図及び第8図で前述した従来のハイ
ブリット型マイクロ波集積回路装置と同様の構成を有す
る。 このため、本願第1番目の発明によるハイブリッ
ト型マイクロ波集積回路装置は、第7図及び第8図で前
述した従来のハイブリット型マイクロ波集積回路装置の
場合と同様の機能を得ることができる。 しかしながら、本願第1番目の発明によるハイブリット
型マイクロ波集積回路装置の場合、絶縁性基板が可撓性
を有する薄板でなり、このため、絶縁性基板を弯曲させ
て使用でき、また絶縁性基板が軽いので、取扱い易いな
どのことから、使用及び取扱い上、第7図及び第8図で
前述しlζ従来のハイブリット型マイクロ波集積回路装
置の場合に比し便である。 また、本願第1番目の発明によるハイブリット型マイク
ロ波集積回路装置の場合、コプレナ伝送路型マイクロ波
受動回路のコプレナ伝送路型接続用パッドと、チップ状
マイクロ波回路用素子及びコプレナ伝送路型チップ状マ
イクロ波能動回路装置のコプレナ伝送路型接続用パッド
との間の電気的な接続が、細導線を介することなしに、
直接連結によって行われているので、第7図及び第8図
で前述した従来のハイブリット型マイクロ波集積回路装
置のように、細導線に寄生するりアクタンス成分によっ
てハイブリット型マイクロ波集積回路装置の所期の機能
が所期の特性で得られないということがなく、よって、
所期の機能が、第7図及び第8図で前述した従来のハイ
ブリット型マイクロ波集積回路装置の場合に比し優れた
特性で得られる。 また、本願第2番目の発明によるハイブリット型マイク
ロ波集積回路装置は、本願第1番目の発明によるハイブ
リット型マイクロ波集積回路装置において、そのコプレ
ナ伝送路型マイクロ波受動回路を構成している互に連結
されていない複数の接地導体層中の少なくとも2つの接
地導体層が、両端部を上記2つの接地導体層に連結し且
つ上記絶縁性基板の主面と対向して延長している連結用
導体層によって、互に電気的に接続されているのに代え
、上記2つの接地導体層が、上記絶縁性基板の上記第1
の主面とそれと対向している第2の主面との間に上記絶
縁性基板を横切って延長して形成され且つ一端をそれぞ
れ上記2つの接地導体層に連結している第1及び第2の
連結用導体層と、上記絶縁性基板の上記第2の主面上に
延長して形成され且つ両端を上記第1及び第2の連結用
導体層の他端にそれぞれ連結している第3の連結用導体
層とによって、互に電気的に接続されていることを除い
て、本願第1番目の発明によるハイブリット型マイクロ
波集積回路装置と同様の構成を有する。 そして、本願第2番目の発明によるハイブリット型マイ
クロ波集積回路装置における上記第1、第2及び第3の
連結用導体層が、本願第1番目の発明によるハイブリッ
ト型マイクロ波集積回路装置における連結用導体層と等
価に機能することが明らかである。 従って、本願第2番目の発明によるハイブリット型マイ
クロ波集積回路装置によれば、本願第1番目の発明によ
るハイブリット型マイクロ波集積回路装置の場合と同様
の機能を得ることができるとともに、本願第1番目の発
明によるハイブリット型マイクロ波集積回路装置の場合
と同様の作用効果を得ることができる。 【実施例】 次に、第1図〜第5図を伴って、本発明によるハイブリ
ット型マイクロ波集積回路装置の実施例を述べよう。 第1図〜第5図において、第7図及び第8図との対応部
分には同一符号を付し、詳細説明を省略する。 第1図〜第5図に示す本発明によるハイブリット型マイ
クロ波集積回路装置は、次に述べる事項を除いて、第7
図及び第8図で前述した従来のハイブリット型マイクロ
波集積回路装置と同様の構成を有する。 すなわち、絶縁性基板1が、第7図及び第8図で前述し
た従来のハイブリット型マイクロ波集積回路装置の場合
、可撓性を有さず且つ固いとともに厚い厚さを有し、ざ
らに比較的重いセラミック基板でなるのに対し、第1図
〜第5図に示す本発明によるハイブリット型マイクロ波
集積回路装置の場合、可撓性を有する薄板でなる。 また、絶縁性基板1の主面1a上にアイランド状に形成
されている接地導体層42.43.45及び47が、第
7図及び第8図で前述した従来のハイブリット型マイク
ロ波集積回路装置の場合、互に同電位が得られるように
、接地導体層42及び45.42及び47.43及び4
5、及び45及び47をそれぞれ互に連結している細導
線101.102.103及び104によって、に電気
的に接続されているのに対し、第1図〜第5図に示す本
発明によるハイブリット型マイクロ波集積回路装置の場
合、接地導体層42及び47が、第3図とともに参照し
て明らかなように、両端をそれら2つの接地導体層42
及び47に連結し且つ絶縁性基板1の主面1aと対向し
て延長している連結用導体層201によって、互に電気
的に接続され、また、接地導体層43及び45が、同様
に、両端をそれら接地導体層43及び45に連結し且つ
絶縁性基板1の主面1aと対向して延長している連結用
導体層202によって、互に電気的に連結され、さらに
、接地導体層42及び45が、第4図とともに参照して
明らかなように、絶縁性基板1の第1の主面1aとそれ
と対向している第2の主面1bとの間に絶縁性基板1を
横切って延長して形成され且つ一端をそれぞれそれら2
つの接地導体層42及び45に連結している第1及び第
2の連結用導体層301及び302と、絶縁性基板1の
第2の主面1b上に延長して形成され且つ両端を第1及
び第2の連結用導体層301及び302の他端にそれぞ
れ連結している第3の連結用導体層303とによって、
互に電気的に接続され、さらに、接地導体層45及び4
7が、第4図とともに参照して明らかなように、絶縁性
基板1の第1の主面1aとそれと対向している第2の主
面1bとの間に絶縁性基板1を横切って延長して形成さ
れ且つ一端をそれぞれそれら2つの接地導体層45及び
47に連結している第1及び第2の連結用導体層305
及び306と、絶縁性基板1の第2の主面1b上に延長
して形成され且つ両端を第1及び第2の連結用導体1i
305及び306の他端にそれぞれ連結している第3の
連結用導体層307とによって、互に電気的に接続され
ている。 さらに、第7図及び第8図で前述した従来のハイブリッ
ト型マイクロ波集積回路装置の場合、チップ状マイクロ
波回路用素子11のコプレナ伝送路型接続用パッド12
及び13が、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2の
コプレナ伝送路型接続用バッド5及び6に、細導線74
〜76及び77〜79を介して連結されていることによ
って、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のコプレ
ナ伝送路型接続用バッド5及び6に電気的にそれぞれ接
続されているのに対し、第1図〜第5図に示す本発明に
よるハイブリット型マイクロ波集積回路装置の場合、チ
ップ状マイクロ波回路用素子11のコプレナ伝送路型接
続用バッド12及び13が、コプレナ伝送路型マイクロ
波受動回路2のコプレナ伝送路型接続用バッド5及び6
に直接連結されていることによって、コプレナ伝送路型
マイクロ波受動回路2のコプレナ伝送路型接続用バッド
5及び6に電気的にそれぞれ接続されている。この場合
、チップ状マイクロ波回路用素子11が、絶縁性基板1
の主面1a上にコプレナ伝送路型接続用バッド12及び
13側を下にし、そして、コプレナ伝送路型接続用バッ
ド12の中心導体層14、接地導体層15及び16が、
コプレナ伝送路型接続用バッド5の中心導体層41、接
地導体層42及び43上にそれぞれ位置し、且つコプレ
ナ伝送路型接続用バッド13の中心導体層17、接地導
体層18及び19が、コプレナ伝送路型接続用バッド6
の中心導体!146、接地導体層42及び45上にそれ
ぞれ位W1スるように、配され、そして、コプレナ伝送
路型接続用バッド12の中心導体層14、接地導体層1
5及び16が、コプレナ伝送路型接続用バッド5の中心
導体層41、接地導体1142及び43上にそれぞれ直
接連結され、且つコプレナ伝送路型接続用バッド13の
中心導体層17、接地導体118及び19が、コプレナ
伝送路型接続用バッド6の中心導体1144、接地導体
層42及び43にそれぞれ直接連結されている。 また、第7図及び第8図で前述した従来のハイブリット
型マイクロ波集積回路装置の場合、チップ状マイクロ波
回路用素子21のコプレナ伝送路型接続用バッド22及
び23が、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のコ
プレナ伝送路型接続用バッド9及び10に、細導線84
〜86及び87〜89を介して連結されていることによ
って、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のコプレ
ナ伝送路型接続用バッド9及び10に電気的にそれぞれ
接続されているのに対し、第1図〜第5図に示す本発明
によるハイブリット型マイクロ波集積回路装置の場合、
チップ状マイクロ波回路用素子21のコプレナ伝送路型
接続用バッド22及び23が、コプレナ伝送路型マイク
ロ波受動回路2のコプレナ伝送路型接続用バッド9及び
10に直接連結されていることによって、コプレナ伝送
路型マイクロ波受動回路2のコプレナ伝送路型接続用バ
ッド5及び6に電気的にそれぞれ接続されている。 この場合、チップ状マイクロ波回路用素子21が、絶縁
性基板1の主面1a上にコプレナ伝送路型接続用バッド
22及び23側を下にし、そして、コプレナ伝送路型接
続用バッド22の中心導体層24、接地導体層25及び
26が、コプレナ伝送路型接続用バッド9の中心導体W
I46、接地導体層47及び45上にそれぞれ位置し、
且つコプレナ伝送路型接続用バッド23の中心導体I!
27、接地導体層28及び29が、コプレナ伝送路型接
続用バッド10の中心導体層48、接地導体[47及び
45上にそれぞれ位置するように、配され、そして、コ
プレナ伝送路型接続用バッド22の中心導体1124.
接地導体層25及び26が、コプレナ伝送路型接続用バ
ッド9の中心導体層46、接地導体層47及び45上に
それぞれ直接連結され、且つコプレナ伝送路型接続用バ
ッド23の中心導体層27、接地導体層28及び29が
、コプレナ伝送路型接続用バッド10の中心導体層48
、接地導体層47及び45にそれぞれ直接連結されてい
る。 さらに、第7図及び第8図で前述した従来のハイブリッ
ト型マイクロ波集積回路装置の場合、チップ状マイクロ
波能動回路装置32のコプレナ伝送路型接続用バッド3
2及び33が、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2
のコプレナ伝送路型接続用バッド7及び8に、細導線9
4〜96及び97〜99を介して連結されていることに
よって、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のコプ
レナ伝送路型接続用バッド7及び8に電気的にそれぞれ
接続されているのに対し、チップ状マイクロ波能動回路
装W132のコプレナ伝送路型接続用バッド32及び3
3が、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のコプレ
ナ伝送路型接続用バッド7及び8に直接連結されている
ことによって、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2
のコプレナ伝送路型接続用バッド7及び8に電気的にそ
れぞれ接続されている。この場合、チップ状マイクロ波
能動回路装置32が、絶縁性基板1の主面1a上にコプ
レナ伝送路型接続用バッド32及び33側を下にし、そ
して、コプレナ伝送路型接続用バッド32の中心導体1
34、接地導体1135及び36が、コプレナ伝送路型
接続用バッド7の中心導体層44、接地導体層42及び
45上にそれぞれ位置し、且つコプレナ伝送路型接続用
バッド33の中心導体層37、接地導体層38及び39
が、コプレナ伝送路型接続用バッド8の中心導体層46
、接地導体層42及び45上にそれぞれ位置するように
、配され、そして、コプレナ伝送路型接続用バッド32
の中心導体層34、接地導体1135及び36が、コプ
レナ伝送路型接続用バッド7の中心導体層44、接地導
体1142及び45上にそれぞれ直接連結され、且つコ
プレナ伝送路型接続用バッド33の中心導体層37、接
地導体層38及び39が、コプレナ伝送路型接続用バッ
ド8の中心導体層46、接地導体層42及び45にそれ
ぞれ直接連結されている。 なお、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のインダ
クタ50が、第7図及び第8図で前述した従来のハイブ
リット型マイクロ波集積回路装置の場合、導体層51及
び52が両端をそれらの遊端部に連結している細導線5
3によって互に電気的に連結されていることによって構
成されているのに対し、第1図〜第5図に示す本発明に
よるハイブリット型マイクロ波集積回路装置の場合、第
5図とともに参照して明らかなように、導体層51及び
52が両端をそれらの遊端部に連結し且つ絶縁性基板1
と対向して延長している連結用導体層401によって互
に電気的に連結されていることによって構成されている
。 また、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のインダ
クタ60が、第7図及び第8図で前述した従来のハイブ
リット型マイクロ波集積回路装置の場合、導体層61及
び62が両端をそれらの遊端部に連結している細導線6
3によって互に電気的に連結されていることによって構
成されているのに対し、第1図〜第5図に示す本発明に
よるハイブリット型マイクロ波集積回路装置の場合、同
様に、第5図とともに参照して明らかなように、導体[
161及び62が両端をそれらの遊端部に連結し且つ絶
縁性基板1と対向して延長している連結用導体層402
によって互に電気的に連結されていることによって構成
されている。 以上が、本発明によるハイブリット型マイクロ波集積回
路装置の実施例の構成である。 このような構成を有する本発明によるハイブリット型マ
イクロ波集積回路装置は、第7図及び第8図で前述した
従来のハイブリット型マイクロ波集積回路装置において
、■その絶縁性基板1が、可撓性を有さず且つ固いとと
もに厚い厚さを有し、さらに比較的重いセラミック基板
でなるのに代え、可撓性を有する薄板でなり、また、■
コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2を構成している
互に連結されていない複数の接地導体層42.43.4
5及び47が、両端を接地導体層42及び45.42及
び47.43及び45、及び45及び47にそれぞれに
連結している細導線101.102.103、及び10
4によって、互に電気的に連結されているのに代え、両
端を接地導体層42及び47.43及び45にそれぞれ
連結している連結用導体11201、及び202と、両
端を接地導体層42及び45、及び45及び47にそれ
ぞれ連結用導体層301及び302、及び305及び3
06をそれぞれ介して連結している連結用導体層303
、及び307とによって互に電気的に接続され、さらに
、■チップ状マイクロ波回路用素子11、及び21のコ
プレナ伝送路型接続用バッド12及び13、及び22及
び23が、細導線14〜15、及び17〜19を用いて
、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のコプレナ伝
送路型接続用バッド5及び6、及び9及び10に電気的
にそれぞれ接続されているのに代え、チップ状マイクロ
波回路用素子11、及び21のコプレナ伝送路型接続用
バッド12及び13、及び22及び23が、コプレナ伝
送路型マイクロ波受動回路2のコプレナ伝送路型接続用
バッド5及び6、及び9及び10に直接連結されている
ことによって、]コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路
の]ブレナ伝送路型接続用バッド5及び6、及び9及び
10にそれぞれ電気的に接続され、また、■チップ状マ
イクロ波能動回路装置31のコプレナ伝送路型接続用バ
ッド32及び33が、細導線94〜96及び97〜99
を用いて、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のコ
プレナ伝送路型接続用バッド7及び8にそれぞれ電気的
に接続されているのに代え、チップ状マイクロ波能動回
路装@31のコプレナ伝送路型接続用バッド32及び3
3が、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のコプレ
ナ伝送路型接続用バッド7及び8に直接連結されている
ことによって、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2
のコプレナ伝送路型接続用バッド7及び8にそれぞれ電
気的に接続され、さらに、■導体1151及び52が細
導線53を用いて連結されていることによってインダク
タ50が構成され、また導体@61及び62が細導線6
3を用いて連結されていることによってインダクタ60
が構成されているのに代え、導体層51及び52が連結
用導体層401を用いて連結されていることによってイ
ンダクタ50が構成され、また導体層61及び62が連
結用導体@402を用いて連結されていることによって
インダクタ60が構成されていることを除いて、第7図
及び第8図で前述した従来のハイブリット型マイクロ波
集積回路装置と同様の構成を有する。 このため、第1図〜第5図に示す本発明によるハイブリ
ット型マイクロ波集積回路装置によれば、詳細説明は省
略するが、第7図及び第8図で前述した従来のハイブリ
ット型マイクロ波集積回路装置の場合と同様の機能を得
ることができる。 しかしながら、第1図〜第5図に示す本発明によるハイ
ブリット型マイクロ波集積回路装置の場合、絶縁性基板
1が可撓性を有する薄板でなり、このため、絶縁性基板
1を弯曲させて使用でき、また絶縁性基板1が軽いので
取扱い易いなどのことから、使用及び取扱い上、第7図
及び第8図で前述した従来のハイブリット型マイクロ波
集積回路装置の場合に比し便である。 さらに、第1図〜第5図に示す本発明によるハイブリッ
ト型マイクロ波集積回路装置の場合、接地導体層42及
び47間、及び43及び45間が、細導線を用いること
なしに、連結用導体層201及び202を用いてそれぞ
れ行われているとともに、接地導体142及び45、及
び45及び47が、同様に細導線を用いることなしに、
導体層301及び303、及び305〜307を用いて
それぞれ行われ、且つコプレナ伝送路型マイクロ波受動
回路2のコプレナ伝送路型接続用バッド5及び6.7及
び8、及び9及び10と、チップ状マイクロ波゛回路用
素子11のコプレナ伝送路型接続用バッド12及び13
、コプレナ伝送路型チップ状マイクロ波能動回路装!3
1のコプレナ伝送路型接続用バッド32及び33、及び
チップ状マイクロ波回路用素子21のコプレナ伝送路型
接続用バッド22及び23との間の電気的な接続が、細
導線を介することなしに、直接連結によってそれぞれ行
われているので、第7図及び第8図で前述した従来のハ
イブリット型マイクロ波集積回路装置のように、細導線
に寄生するりアクタンス成分によってハイブリット型マ
イクロ波集積回路装置の所期の機能が所期の特性で得ら
れないということがなく、よって、所期の機能が、第7
図及び第8図で前述した従来′のハイブリット型マイク
ロ波集積回路装置の場合に比し優れた特性で得られる。 ちなみに、チップ状マイクロ波回路用素子11及び21
を、前述したように、容多素子を構成しているものとし
、またチップ状マイクロ波能動回路装@31をマイクロ
波増幅回路を構成しているものとしていることによって
、第7図及び第8図で前述した従来のハイブリット型マ
イクロ波集積回路装置が前述したマイクロ波増幅機能を
有する場合において、その従来のハイブリット型マイク
ロ波集積回路装置の周波数特性が、第6図で曲線502
に示すように得られるとき、′第1図〜第5図で前述し
た本発明によるハイブリット型マイクロ波集積回路装置
が同じマイクロ波増幅機能を有する場合において、その
本発明によるハイブリット型マイクロ波集積回路装置の
周波数特性が、第6図の曲線501に示すように、従来
の場合に比し格段的に良好に得られた。なお、第6図の
曲線503は、この場合のチップ状マイクロ波能動回路
装置31次体の周波数特性を示している。 なお、第1図〜第5図で上述した本発明によるハイブリ
ット型マイクロ波集積回路装置の場合、コプレナ伝送路
型マイクロ波受動回路2を構成している互に連結されて
いない接地導体層42.43.45及び47中の接地導
体層42及び47、及び43及び45が、両端部を接地
導体層42及び47、及び43及び45にそれぞれ連結
し且つ絶縁性基板1の主面1aと対向して延長している
連結用導体層201、及び202によって、それぞれ互
に電気的に接続されているのに対し、接地導体層42及
び45、及び45及び47が、絶縁性基板1の第1の主
面1aとそれと対向している第2の主面1bとの間に絶
縁性基板1を横切って延長して形成され且つ一端をそれ
ぞれ接地導体!142及び45、及び45及び47に連
結している第1及び第2の連結用導体層301及び30
2、及び305及び306と、絶縁性基板1の第2の主
面1b上に延長して形成され且つ両端を第1及び第2の
連結用導体層301及び302、及び305及び306
の他端にそれぞれ連結している第3の連結用導体層30
3、及び307とによって、互に電気的に接続され、従
って、2つの接地導体層の電気的連結手段に差を有する
が、両連結手段は互に実質的に等価に機能することは明
らかである。 また、上述においては、本発明の1つの実施例を示した
に留まり、例えば、第1図〜第5図で上述した構成にお
いて、接地導体層42及び45間、及び45及び47間
も、接地導体層42及び47間、及び43及び45@の
連結用導体層201及び202と同様の連結用導体層を
用いて互に連結した構成としたり、逆に、接地導体層4
2及び47間、及び43及び45間も、接地導体114
2及び45間、及び45及び47間の連結用導体層30
1〜303、及び305〜307を用いて互に連結した
構成とすることもでき、その他、本発明の精神を脱する
ことなしに、種々の変型、変更をなし得るであろう。
積回路装置によれば、第7図及び第8図で前述した従来
のハイブリット型マイクロ波集積回路装置において、■
その絶縁性基板が、可撓性を有さず且つ固いとともに厚
い厚さを有し、さらに比較的重いセラミック基板でなる
のに代え、可撓性を有する薄板でなり、また、■コプレ
ナ伝送路型マイクロ波受動回路を構成している互に連結
されていない複数の接地導体層中の少なくとも2つの接
地導体層が、両端を2つの接地導体層に連結している細
導線によって、互に電気的に連結されているのに代え、
上記2つの接地導体層が、両端を2つの接地導体層に連
結している連結用導体層によって互に電気的に接続され
、さらに、■チップ状マイクロ波回路用素子のコプレナ
伝送路型接続用パッドが、細導線を用いて、コプレナ伝
送路型マイクロ波受動回路のコプレナ伝送路型接続用パ
ッドに電気的に接続されているのに代え、上記チップ状
マイクロ波回路用素子のコプレナ伝送路型接続用パッド
が、上記コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路のコプレ
ナ伝送路型接続用パッドに直接連結されていることによ
って、上記コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路のコプ
レナ伝送路型接続用パッドに電気的に接続され、また、
■上記チップ状マイクロ波能動回路装置のコプレナ伝送
路型接続用パッドが、細導線を用いて、上記コプレナ伝
送路型マイクロ波受動回路のコプレナ伝送路型接続用パ
ッドに電気的に接続されているのに代え、上記チップ状
マイクロ波能動回路装置のコプレナ伝送路型接続用パッ
ドが、上記コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路のコプ
レナ伝送路型接続用パッドに直接連結されていることに
よって、上記コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路のコ
プレナ伝送路型接続用パッドに電気的に接続されている
ことを除いて、第7図及び第8図で前述した従来のハイ
ブリット型マイクロ波集積回路装置と同様の構成を有す
る。 このため、本願第1番目の発明によるハイブリッ
ト型マイクロ波集積回路装置は、第7図及び第8図で前
述した従来のハイブリット型マイクロ波集積回路装置の
場合と同様の機能を得ることができる。 しかしながら、本願第1番目の発明によるハイブリット
型マイクロ波集積回路装置の場合、絶縁性基板が可撓性
を有する薄板でなり、このため、絶縁性基板を弯曲させ
て使用でき、また絶縁性基板が軽いので、取扱い易いな
どのことから、使用及び取扱い上、第7図及び第8図で
前述しlζ従来のハイブリット型マイクロ波集積回路装
置の場合に比し便である。 また、本願第1番目の発明によるハイブリット型マイク
ロ波集積回路装置の場合、コプレナ伝送路型マイクロ波
受動回路のコプレナ伝送路型接続用パッドと、チップ状
マイクロ波回路用素子及びコプレナ伝送路型チップ状マ
イクロ波能動回路装置のコプレナ伝送路型接続用パッド
との間の電気的な接続が、細導線を介することなしに、
直接連結によって行われているので、第7図及び第8図
で前述した従来のハイブリット型マイクロ波集積回路装
置のように、細導線に寄生するりアクタンス成分によっ
てハイブリット型マイクロ波集積回路装置の所期の機能
が所期の特性で得られないということがなく、よって、
所期の機能が、第7図及び第8図で前述した従来のハイ
ブリット型マイクロ波集積回路装置の場合に比し優れた
特性で得られる。 また、本願第2番目の発明によるハイブリット型マイク
ロ波集積回路装置は、本願第1番目の発明によるハイブ
リット型マイクロ波集積回路装置において、そのコプレ
ナ伝送路型マイクロ波受動回路を構成している互に連結
されていない複数の接地導体層中の少なくとも2つの接
地導体層が、両端部を上記2つの接地導体層に連結し且
つ上記絶縁性基板の主面と対向して延長している連結用
導体層によって、互に電気的に接続されているのに代え
、上記2つの接地導体層が、上記絶縁性基板の上記第1
の主面とそれと対向している第2の主面との間に上記絶
縁性基板を横切って延長して形成され且つ一端をそれぞ
れ上記2つの接地導体層に連結している第1及び第2の
連結用導体層と、上記絶縁性基板の上記第2の主面上に
延長して形成され且つ両端を上記第1及び第2の連結用
導体層の他端にそれぞれ連結している第3の連結用導体
層とによって、互に電気的に接続されていることを除い
て、本願第1番目の発明によるハイブリット型マイクロ
波集積回路装置と同様の構成を有する。 そして、本願第2番目の発明によるハイブリット型マイ
クロ波集積回路装置における上記第1、第2及び第3の
連結用導体層が、本願第1番目の発明によるハイブリッ
ト型マイクロ波集積回路装置における連結用導体層と等
価に機能することが明らかである。 従って、本願第2番目の発明によるハイブリット型マイ
クロ波集積回路装置によれば、本願第1番目の発明によ
るハイブリット型マイクロ波集積回路装置の場合と同様
の機能を得ることができるとともに、本願第1番目の発
明によるハイブリット型マイクロ波集積回路装置の場合
と同様の作用効果を得ることができる。 【実施例】 次に、第1図〜第5図を伴って、本発明によるハイブリ
ット型マイクロ波集積回路装置の実施例を述べよう。 第1図〜第5図において、第7図及び第8図との対応部
分には同一符号を付し、詳細説明を省略する。 第1図〜第5図に示す本発明によるハイブリット型マイ
クロ波集積回路装置は、次に述べる事項を除いて、第7
図及び第8図で前述した従来のハイブリット型マイクロ
波集積回路装置と同様の構成を有する。 すなわち、絶縁性基板1が、第7図及び第8図で前述し
た従来のハイブリット型マイクロ波集積回路装置の場合
、可撓性を有さず且つ固いとともに厚い厚さを有し、ざ
らに比較的重いセラミック基板でなるのに対し、第1図
〜第5図に示す本発明によるハイブリット型マイクロ波
集積回路装置の場合、可撓性を有する薄板でなる。 また、絶縁性基板1の主面1a上にアイランド状に形成
されている接地導体層42.43.45及び47が、第
7図及び第8図で前述した従来のハイブリット型マイク
ロ波集積回路装置の場合、互に同電位が得られるように
、接地導体層42及び45.42及び47.43及び4
5、及び45及び47をそれぞれ互に連結している細導
線101.102.103及び104によって、に電気
的に接続されているのに対し、第1図〜第5図に示す本
発明によるハイブリット型マイクロ波集積回路装置の場
合、接地導体層42及び47が、第3図とともに参照し
て明らかなように、両端をそれら2つの接地導体層42
及び47に連結し且つ絶縁性基板1の主面1aと対向し
て延長している連結用導体層201によって、互に電気
的に接続され、また、接地導体層43及び45が、同様
に、両端をそれら接地導体層43及び45に連結し且つ
絶縁性基板1の主面1aと対向して延長している連結用
導体層202によって、互に電気的に連結され、さらに
、接地導体層42及び45が、第4図とともに参照して
明らかなように、絶縁性基板1の第1の主面1aとそれ
と対向している第2の主面1bとの間に絶縁性基板1を
横切って延長して形成され且つ一端をそれぞれそれら2
つの接地導体層42及び45に連結している第1及び第
2の連結用導体層301及び302と、絶縁性基板1の
第2の主面1b上に延長して形成され且つ両端を第1及
び第2の連結用導体層301及び302の他端にそれぞ
れ連結している第3の連結用導体層303とによって、
互に電気的に接続され、さらに、接地導体層45及び4
7が、第4図とともに参照して明らかなように、絶縁性
基板1の第1の主面1aとそれと対向している第2の主
面1bとの間に絶縁性基板1を横切って延長して形成さ
れ且つ一端をそれぞれそれら2つの接地導体層45及び
47に連結している第1及び第2の連結用導体層305
及び306と、絶縁性基板1の第2の主面1b上に延長
して形成され且つ両端を第1及び第2の連結用導体1i
305及び306の他端にそれぞれ連結している第3の
連結用導体層307とによって、互に電気的に接続され
ている。 さらに、第7図及び第8図で前述した従来のハイブリッ
ト型マイクロ波集積回路装置の場合、チップ状マイクロ
波回路用素子11のコプレナ伝送路型接続用パッド12
及び13が、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2の
コプレナ伝送路型接続用バッド5及び6に、細導線74
〜76及び77〜79を介して連結されていることによ
って、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のコプレ
ナ伝送路型接続用バッド5及び6に電気的にそれぞれ接
続されているのに対し、第1図〜第5図に示す本発明に
よるハイブリット型マイクロ波集積回路装置の場合、チ
ップ状マイクロ波回路用素子11のコプレナ伝送路型接
続用バッド12及び13が、コプレナ伝送路型マイクロ
波受動回路2のコプレナ伝送路型接続用バッド5及び6
に直接連結されていることによって、コプレナ伝送路型
マイクロ波受動回路2のコプレナ伝送路型接続用バッド
5及び6に電気的にそれぞれ接続されている。この場合
、チップ状マイクロ波回路用素子11が、絶縁性基板1
の主面1a上にコプレナ伝送路型接続用バッド12及び
13側を下にし、そして、コプレナ伝送路型接続用バッ
ド12の中心導体層14、接地導体層15及び16が、
コプレナ伝送路型接続用バッド5の中心導体層41、接
地導体層42及び43上にそれぞれ位置し、且つコプレ
ナ伝送路型接続用バッド13の中心導体層17、接地導
体層18及び19が、コプレナ伝送路型接続用バッド6
の中心導体!146、接地導体層42及び45上にそれ
ぞれ位W1スるように、配され、そして、コプレナ伝送
路型接続用バッド12の中心導体層14、接地導体層1
5及び16が、コプレナ伝送路型接続用バッド5の中心
導体層41、接地導体1142及び43上にそれぞれ直
接連結され、且つコプレナ伝送路型接続用バッド13の
中心導体層17、接地導体118及び19が、コプレナ
伝送路型接続用バッド6の中心導体1144、接地導体
層42及び43にそれぞれ直接連結されている。 また、第7図及び第8図で前述した従来のハイブリット
型マイクロ波集積回路装置の場合、チップ状マイクロ波
回路用素子21のコプレナ伝送路型接続用バッド22及
び23が、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のコ
プレナ伝送路型接続用バッド9及び10に、細導線84
〜86及び87〜89を介して連結されていることによ
って、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のコプレ
ナ伝送路型接続用バッド9及び10に電気的にそれぞれ
接続されているのに対し、第1図〜第5図に示す本発明
によるハイブリット型マイクロ波集積回路装置の場合、
チップ状マイクロ波回路用素子21のコプレナ伝送路型
接続用バッド22及び23が、コプレナ伝送路型マイク
ロ波受動回路2のコプレナ伝送路型接続用バッド9及び
10に直接連結されていることによって、コプレナ伝送
路型マイクロ波受動回路2のコプレナ伝送路型接続用バ
ッド5及び6に電気的にそれぞれ接続されている。 この場合、チップ状マイクロ波回路用素子21が、絶縁
性基板1の主面1a上にコプレナ伝送路型接続用バッド
22及び23側を下にし、そして、コプレナ伝送路型接
続用バッド22の中心導体層24、接地導体層25及び
26が、コプレナ伝送路型接続用バッド9の中心導体W
I46、接地導体層47及び45上にそれぞれ位置し、
且つコプレナ伝送路型接続用バッド23の中心導体I!
27、接地導体層28及び29が、コプレナ伝送路型接
続用バッド10の中心導体層48、接地導体[47及び
45上にそれぞれ位置するように、配され、そして、コ
プレナ伝送路型接続用バッド22の中心導体1124.
接地導体層25及び26が、コプレナ伝送路型接続用バ
ッド9の中心導体層46、接地導体層47及び45上に
それぞれ直接連結され、且つコプレナ伝送路型接続用バ
ッド23の中心導体層27、接地導体層28及び29が
、コプレナ伝送路型接続用バッド10の中心導体層48
、接地導体層47及び45にそれぞれ直接連結されてい
る。 さらに、第7図及び第8図で前述した従来のハイブリッ
ト型マイクロ波集積回路装置の場合、チップ状マイクロ
波能動回路装置32のコプレナ伝送路型接続用バッド3
2及び33が、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2
のコプレナ伝送路型接続用バッド7及び8に、細導線9
4〜96及び97〜99を介して連結されていることに
よって、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のコプ
レナ伝送路型接続用バッド7及び8に電気的にそれぞれ
接続されているのに対し、チップ状マイクロ波能動回路
装W132のコプレナ伝送路型接続用バッド32及び3
3が、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のコプレ
ナ伝送路型接続用バッド7及び8に直接連結されている
ことによって、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2
のコプレナ伝送路型接続用バッド7及び8に電気的にそ
れぞれ接続されている。この場合、チップ状マイクロ波
能動回路装置32が、絶縁性基板1の主面1a上にコプ
レナ伝送路型接続用バッド32及び33側を下にし、そ
して、コプレナ伝送路型接続用バッド32の中心導体1
34、接地導体1135及び36が、コプレナ伝送路型
接続用バッド7の中心導体層44、接地導体層42及び
45上にそれぞれ位置し、且つコプレナ伝送路型接続用
バッド33の中心導体層37、接地導体層38及び39
が、コプレナ伝送路型接続用バッド8の中心導体層46
、接地導体層42及び45上にそれぞれ位置するように
、配され、そして、コプレナ伝送路型接続用バッド32
の中心導体層34、接地導体1135及び36が、コプ
レナ伝送路型接続用バッド7の中心導体層44、接地導
体1142及び45上にそれぞれ直接連結され、且つコ
プレナ伝送路型接続用バッド33の中心導体層37、接
地導体層38及び39が、コプレナ伝送路型接続用バッ
ド8の中心導体層46、接地導体層42及び45にそれ
ぞれ直接連結されている。 なお、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のインダ
クタ50が、第7図及び第8図で前述した従来のハイブ
リット型マイクロ波集積回路装置の場合、導体層51及
び52が両端をそれらの遊端部に連結している細導線5
3によって互に電気的に連結されていることによって構
成されているのに対し、第1図〜第5図に示す本発明に
よるハイブリット型マイクロ波集積回路装置の場合、第
5図とともに参照して明らかなように、導体層51及び
52が両端をそれらの遊端部に連結し且つ絶縁性基板1
と対向して延長している連結用導体層401によって互
に電気的に連結されていることによって構成されている
。 また、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のインダ
クタ60が、第7図及び第8図で前述した従来のハイブ
リット型マイクロ波集積回路装置の場合、導体層61及
び62が両端をそれらの遊端部に連結している細導線6
3によって互に電気的に連結されていることによって構
成されているのに対し、第1図〜第5図に示す本発明に
よるハイブリット型マイクロ波集積回路装置の場合、同
様に、第5図とともに参照して明らかなように、導体[
161及び62が両端をそれらの遊端部に連結し且つ絶
縁性基板1と対向して延長している連結用導体層402
によって互に電気的に連結されていることによって構成
されている。 以上が、本発明によるハイブリット型マイクロ波集積回
路装置の実施例の構成である。 このような構成を有する本発明によるハイブリット型マ
イクロ波集積回路装置は、第7図及び第8図で前述した
従来のハイブリット型マイクロ波集積回路装置において
、■その絶縁性基板1が、可撓性を有さず且つ固いとと
もに厚い厚さを有し、さらに比較的重いセラミック基板
でなるのに代え、可撓性を有する薄板でなり、また、■
コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2を構成している
互に連結されていない複数の接地導体層42.43.4
5及び47が、両端を接地導体層42及び45.42及
び47.43及び45、及び45及び47にそれぞれに
連結している細導線101.102.103、及び10
4によって、互に電気的に連結されているのに代え、両
端を接地導体層42及び47.43及び45にそれぞれ
連結している連結用導体11201、及び202と、両
端を接地導体層42及び45、及び45及び47にそれ
ぞれ連結用導体層301及び302、及び305及び3
06をそれぞれ介して連結している連結用導体層303
、及び307とによって互に電気的に接続され、さらに
、■チップ状マイクロ波回路用素子11、及び21のコ
プレナ伝送路型接続用バッド12及び13、及び22及
び23が、細導線14〜15、及び17〜19を用いて
、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のコプレナ伝
送路型接続用バッド5及び6、及び9及び10に電気的
にそれぞれ接続されているのに代え、チップ状マイクロ
波回路用素子11、及び21のコプレナ伝送路型接続用
バッド12及び13、及び22及び23が、コプレナ伝
送路型マイクロ波受動回路2のコプレナ伝送路型接続用
バッド5及び6、及び9及び10に直接連結されている
ことによって、]コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路
の]ブレナ伝送路型接続用バッド5及び6、及び9及び
10にそれぞれ電気的に接続され、また、■チップ状マ
イクロ波能動回路装置31のコプレナ伝送路型接続用バ
ッド32及び33が、細導線94〜96及び97〜99
を用いて、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のコ
プレナ伝送路型接続用バッド7及び8にそれぞれ電気的
に接続されているのに代え、チップ状マイクロ波能動回
路装@31のコプレナ伝送路型接続用バッド32及び3
3が、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2のコプレ
ナ伝送路型接続用バッド7及び8に直接連結されている
ことによって、コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路2
のコプレナ伝送路型接続用バッド7及び8にそれぞれ電
気的に接続され、さらに、■導体1151及び52が細
導線53を用いて連結されていることによってインダク
タ50が構成され、また導体@61及び62が細導線6
3を用いて連結されていることによってインダクタ60
が構成されているのに代え、導体層51及び52が連結
用導体層401を用いて連結されていることによってイ
ンダクタ50が構成され、また導体層61及び62が連
結用導体@402を用いて連結されていることによって
インダクタ60が構成されていることを除いて、第7図
及び第8図で前述した従来のハイブリット型マイクロ波
集積回路装置と同様の構成を有する。 このため、第1図〜第5図に示す本発明によるハイブリ
ット型マイクロ波集積回路装置によれば、詳細説明は省
略するが、第7図及び第8図で前述した従来のハイブリ
ット型マイクロ波集積回路装置の場合と同様の機能を得
ることができる。 しかしながら、第1図〜第5図に示す本発明によるハイ
ブリット型マイクロ波集積回路装置の場合、絶縁性基板
1が可撓性を有する薄板でなり、このため、絶縁性基板
1を弯曲させて使用でき、また絶縁性基板1が軽いので
取扱い易いなどのことから、使用及び取扱い上、第7図
及び第8図で前述した従来のハイブリット型マイクロ波
集積回路装置の場合に比し便である。 さらに、第1図〜第5図に示す本発明によるハイブリッ
ト型マイクロ波集積回路装置の場合、接地導体層42及
び47間、及び43及び45間が、細導線を用いること
なしに、連結用導体層201及び202を用いてそれぞ
れ行われているとともに、接地導体142及び45、及
び45及び47が、同様に細導線を用いることなしに、
導体層301及び303、及び305〜307を用いて
それぞれ行われ、且つコプレナ伝送路型マイクロ波受動
回路2のコプレナ伝送路型接続用バッド5及び6.7及
び8、及び9及び10と、チップ状マイクロ波゛回路用
素子11のコプレナ伝送路型接続用バッド12及び13
、コプレナ伝送路型チップ状マイクロ波能動回路装!3
1のコプレナ伝送路型接続用バッド32及び33、及び
チップ状マイクロ波回路用素子21のコプレナ伝送路型
接続用バッド22及び23との間の電気的な接続が、細
導線を介することなしに、直接連結によってそれぞれ行
われているので、第7図及び第8図で前述した従来のハ
イブリット型マイクロ波集積回路装置のように、細導線
に寄生するりアクタンス成分によってハイブリット型マ
イクロ波集積回路装置の所期の機能が所期の特性で得ら
れないということがなく、よって、所期の機能が、第7
図及び第8図で前述した従来′のハイブリット型マイク
ロ波集積回路装置の場合に比し優れた特性で得られる。 ちなみに、チップ状マイクロ波回路用素子11及び21
を、前述したように、容多素子を構成しているものとし
、またチップ状マイクロ波能動回路装@31をマイクロ
波増幅回路を構成しているものとしていることによって
、第7図及び第8図で前述した従来のハイブリット型マ
イクロ波集積回路装置が前述したマイクロ波増幅機能を
有する場合において、その従来のハイブリット型マイク
ロ波集積回路装置の周波数特性が、第6図で曲線502
に示すように得られるとき、′第1図〜第5図で前述し
た本発明によるハイブリット型マイクロ波集積回路装置
が同じマイクロ波増幅機能を有する場合において、その
本発明によるハイブリット型マイクロ波集積回路装置の
周波数特性が、第6図の曲線501に示すように、従来
の場合に比し格段的に良好に得られた。なお、第6図の
曲線503は、この場合のチップ状マイクロ波能動回路
装置31次体の周波数特性を示している。 なお、第1図〜第5図で上述した本発明によるハイブリ
ット型マイクロ波集積回路装置の場合、コプレナ伝送路
型マイクロ波受動回路2を構成している互に連結されて
いない接地導体層42.43.45及び47中の接地導
体層42及び47、及び43及び45が、両端部を接地
導体層42及び47、及び43及び45にそれぞれ連結
し且つ絶縁性基板1の主面1aと対向して延長している
連結用導体層201、及び202によって、それぞれ互
に電気的に接続されているのに対し、接地導体層42及
び45、及び45及び47が、絶縁性基板1の第1の主
面1aとそれと対向している第2の主面1bとの間に絶
縁性基板1を横切って延長して形成され且つ一端をそれ
ぞれ接地導体!142及び45、及び45及び47に連
結している第1及び第2の連結用導体層301及び30
2、及び305及び306と、絶縁性基板1の第2の主
面1b上に延長して形成され且つ両端を第1及び第2の
連結用導体層301及び302、及び305及び306
の他端にそれぞれ連結している第3の連結用導体層30
3、及び307とによって、互に電気的に接続され、従
って、2つの接地導体層の電気的連結手段に差を有する
が、両連結手段は互に実質的に等価に機能することは明
らかである。 また、上述においては、本発明の1つの実施例を示した
に留まり、例えば、第1図〜第5図で上述した構成にお
いて、接地導体層42及び45間、及び45及び47間
も、接地導体層42及び47間、及び43及び45@の
連結用導体層201及び202と同様の連結用導体層を
用いて互に連結した構成としたり、逆に、接地導体層4
2及び47間、及び43及び45間も、接地導体114
2及び45間、及び45及び47間の連結用導体層30
1〜303、及び305〜307を用いて互に連結した
構成とすることもでき、その他、本発明の精神を脱する
ことなしに、種々の変型、変更をなし得るであろう。
第1図、第2図、第3図、第4図及び第5図は、本発明
によるハイブリット型マイクロ波集積回路装置の実施例
を示す路線的平面図、その2−2線、3−3線、4−4
1及び5−5線上の断面図である。 第6図は、本発明によるハイブリット型マイクロ波集積
回路装置の周波数特性を、理論上のハイブリット型マイ
クロ波集積回路装置及び従来のハイブリット型マイクロ
波集積回路装置の周波数特性と対比して示す図である。 第7図及び第8図は、従来のハイブリット型マイクロ波
集積回路装置を示す路線的平面図及びその8−8線上の
断面図である。 1・・・・・・・・・・・・・・・絶縁性基板la、l
b・・・絶縁性基板1の主面 2・・・・・・・・・・・・・・・コプレナ伝送路型マ
イクロ波受動回路 3.4.5.6.7.8.9.10 ・・・・・・・・・・・・・・・コプレナ伝送路型接続
用パッド 11・・・・・・・・・・・・・・・チップ状マイクロ
波回路用素子 12.13・・・・・・チップ状マイクロ波回路用素子
11のコプレナ伝送路 型接続用パッド 14.17・・・・・・中心導体層 15.16・・・・・・接地導体層 18.19 ・・・・・・・・・・・・・・・中心導体層21・・・
・・・・・・・・・・・・チップ状マイクロ波回路用素
子 22.23・・・・・・チップ状マイクロ波回路用素子
21のコプレナ伝送路 型接続用パッド 24.27・・・・・・中心導体層 25.26.28.29 ・・・・・・・・・・・・・・・接地導体層ラド 74.75.76.77.78.79.84.85.8
6.87.88.89.94.95.96.97.98
.99 ・・・・・・・・・・・・・・・細導線91.92.9
3.94 ・・・・・・・・・・・・・・・コプレナ伝送路201
.202.301〜303.305〜307.401.
402
によるハイブリット型マイクロ波集積回路装置の実施例
を示す路線的平面図、その2−2線、3−3線、4−4
1及び5−5線上の断面図である。 第6図は、本発明によるハイブリット型マイクロ波集積
回路装置の周波数特性を、理論上のハイブリット型マイ
クロ波集積回路装置及び従来のハイブリット型マイクロ
波集積回路装置の周波数特性と対比して示す図である。 第7図及び第8図は、従来のハイブリット型マイクロ波
集積回路装置を示す路線的平面図及びその8−8線上の
断面図である。 1・・・・・・・・・・・・・・・絶縁性基板la、l
b・・・絶縁性基板1の主面 2・・・・・・・・・・・・・・・コプレナ伝送路型マ
イクロ波受動回路 3.4.5.6.7.8.9.10 ・・・・・・・・・・・・・・・コプレナ伝送路型接続
用パッド 11・・・・・・・・・・・・・・・チップ状マイクロ
波回路用素子 12.13・・・・・・チップ状マイクロ波回路用素子
11のコプレナ伝送路 型接続用パッド 14.17・・・・・・中心導体層 15.16・・・・・・接地導体層 18.19 ・・・・・・・・・・・・・・・中心導体層21・・・
・・・・・・・・・・・・チップ状マイクロ波回路用素
子 22.23・・・・・・チップ状マイクロ波回路用素子
21のコプレナ伝送路 型接続用パッド 24.27・・・・・・中心導体層 25.26.28.29 ・・・・・・・・・・・・・・・接地導体層ラド 74.75.76.77.78.79.84.85.8
6.87.88.89.94.95.96.97.98
.99 ・・・・・・・・・・・・・・・細導線91.92.9
3.94 ・・・・・・・・・・・・・・・コプレナ伝送路201
.202.301〜303.305〜307.401.
402
Claims (2)
- 【請求項1】 相対向する2つの主面中の少なくともいずれか一方上に
、コプレナ伝送路型接続用パッドを有するコプレナ伝送
路型マイクロ波受動回路を形成している絶縁性基板と、 コプレナ伝送路型接続用パッドを表面に臨ませているチ
ップ状マイクロ波回路用素子と、コプレナ伝送路型接続
用パッドを表面に臨ませているチップ状マイクロ波能動
回路装置とを有し、 上記チップ状マイクロ波回路用素子が、そのコプレナ伝
送路型接続用パッドを上記マイクロ波受動回路のコプレ
ナ伝送路型接続用パッドに電気的に接続している状態で
、上記絶縁性基板上に配され、 上記チップ状マイクロ波能動回路装置が、そのコプレナ
伝送路型接続用パッドを上記マイクロ波受動回路のコプ
レナ伝送路型接続用パッドに電気的に接続している状態
で、上記絶縁性基板上に配されているハイブリット型マ
イクロ波集積回路装置において、 上記絶縁性基板が、可撓性を有する薄板でなり、 上記コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路を構成してい
る互に連結されていない複数の接地導体層中の少なくと
も2つの接地導体層が、両端部を上記2つの接地導体層
にそれぞれ連結し且つ上記絶縁性基板の主面と対向して
延長している連結用導体層によつて、互に電気的に接続
され、 上記チップ状マイクロ波回路用素子のコプレナ伝送路型
接続用パッドが、上記コプレナ伝送路型マイクロ波受動
回路のコプレナ伝送路型接続用パッドに直接連結されて
いることによつて、上記コプレナ伝送路型マイクロ波受
動回路のコプレナ伝送路型接続用パッドに電気的に接続
され、 上記チップ状マイクロ波能動回路装置のコプレナ伝送路
型接続用パッドが、上記コプレナ伝送路型マイクロ波受
動回路のコプレナ伝送路型接続用パッドに直接連結され
ていることによつて、上記コプレナ伝送路型マイクロ波
受動回路のコプレナ伝送路型接続用パッドに電気的に接
続されていることを特徴とするハイブリット型マイクロ
波集積回路装置。 - 【請求項2】 第1の主面上に、コプレナ伝送路型接続用パッドを有す
るコプレナ伝送路型マイクロ波受動回路を形成している
絶縁性基板と、 コプレナ伝送路型接続用パッドを表面に臨ませているチ
ップ状マイクロ波回路用素子と、コプレナ伝送路型接続
用パッドを表面に臨ませているチップ状マイクロ波能動
回路装置とを有し、 上記チップ状マイクロ波回路用素子が、そのコプレナ伝
送路型接続用パッドを上記マイクロ波受動回路のコプレ
ナ伝送路型接続用パッドに電気的に接続している状態で
、上記絶縁性基板上に配され、 上記チップ状マイクロ波能動回路装置が、そのコプレナ
伝送路型接続用パッドを上記マイクロ波受動回路のコプ
レナ伝送路型接続用パッドに電気的に接続している状態
で、上記絶縁性基板上に配されているハイブリット型マ
イクロ波集積回路装置において、 上記絶縁性基板が、可撓性を有する薄板でなり、 上記コプレナ伝送路型マイクロ波受動回路を構成してい
る互に連結されていない複数の接地導体層中の少なくと
も2つの接地導体層が、上記絶縁性基板の上記第1の主
面とそれと対向している第2の主面との間に上記絶縁性
基板を横切つて延長して形成され且つ一端をそれぞれ上
記2つの接地導体層に連結している第1及び第2の連結
用導体層と、上記絶縁性基板の上記第2の主面上に延長
して形成され且つ両端を上記第1及び第2の連結用導体
層の他端にそれぞれ連結している第3の連結用導体層と
によつて、互に電気的に接続され、 上記チップ状マイクロ波回路用素子のコプレナ伝送路型
接続用パッドが、上記コプレナ伝送路型マイクロ波受動
回路のコプレナ伝送路型接続用パッドに直接連結されて
いることによつて、上記コプレナ伝送路型マイクロ波受
動回路のコプレナ伝送路型接続用パッドに電気的に接続
され、 上記チップ状マイクロ波能動回路装置のコプレナ伝送路
型接続用パッドが、上記コプレナ伝送路型マイクロ波受
動回路のコプレナ伝送路型接続用パッドに直接連結され
ていることによつて、上記コプレナ伝送路型マイクロ波
受動回路のコプレナ伝送路型接続用パッドに電気的に接
続されていることを特徴とするハイブリット型マイクロ
波集積回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3117090A JPH03235403A (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | ハイブリット型マイクロ波集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3117090A JPH03235403A (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | ハイブリット型マイクロ波集積回路装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03235403A true JPH03235403A (ja) | 1991-10-21 |
Family
ID=12323965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3117090A Pending JPH03235403A (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | ハイブリット型マイクロ波集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03235403A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2197081A (en) * | 1986-11-07 | 1988-05-11 | Plessey Co Plc | Coplanar waveguide probe |
JPS63157503A (ja) * | 1986-12-22 | 1988-06-30 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 分岐回路 |
JPH01270326A (ja) * | 1988-04-22 | 1989-10-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 導波路形フィルムキャリアおよびその端子接続方法 |
-
1990
- 1990-02-09 JP JP3117090A patent/JPH03235403A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2197081A (en) * | 1986-11-07 | 1988-05-11 | Plessey Co Plc | Coplanar waveguide probe |
JPS63157503A (ja) * | 1986-12-22 | 1988-06-30 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 分岐回路 |
JPH01270326A (ja) * | 1988-04-22 | 1989-10-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 導波路形フィルムキャリアおよびその端子接続方法 |
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