JPH03235220A - 長尺フィルム乾燥方法及びその装置 - Google Patents

長尺フィルム乾燥方法及びその装置

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JPH03235220A
JPH03235220A JP3026790A JP3026790A JPH03235220A JP H03235220 A JPH03235220 A JP H03235220A JP 3026790 A JP3026790 A JP 3026790A JP 3026790 A JP3026790 A JP 3026790A JP H03235220 A JPH03235220 A JP H03235220A
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JP
Japan
Prior art keywords
long film
hot air
film
nozzle body
hot wind
Prior art date
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Pending
Application number
JP3026790A
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English (en)
Inventor
Kazuya Umezawa
梅沢 一也
Kazuo Sasazawa
笹沢 一雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、長尺フィルムを乾燥する方法と装置に関し、
特に、磁気テープを製造する際の磁性塗料の乾燥工程に
好適な乾燥方法と装置に関する。
[従来の技術] ビデオテープやオーディオテープ等の磁気テープは、薄
いポリエステルフィルム等のベースフィルムの表面に磁
性塗料を塗布し、これを乾燥すると共に、表面の平滑化
処理等を含む工程を経て幅広で長尺な磁気テープ原反を
作り、これを所定の幅に裁断することにより製造される
前記磁気テープ原反の製造工程では、長尺なフィルムを
一方のロールから他方のロールに巻き込みながら、その
間で前記の工程が連続的になされる。
この製造工程においで、ベースフィルムの表面に塗布さ
れた磁性塗料を乾燥する工程では、様々な乾燥手段が適
用されているが、その主なものとして、温風を走行する
ベースフィルムの表面に吹き付けて、その表面の塗料を
乾燥させる温風乾燥が用いられている。
このような磁気テープの製造工程では、生産性の向上を
図る目的で、ベースフィルムの走行速度を速めることが
要求されている。しかし、フィルムの走行が高速になる
と、その分乾燥工程で温風に接している時間が短くなり
、ベースフィルムに塗布された塗料を十分に乾燥させる
時間が無くなる。換言すると、塗料を乾燥させるのに十
分な時間だけ温風に晒すためには、フィルムの走行速度
が高速になった分、長い走行距離が必要となり、設備の
大型化を余儀なくされることになる。
そこで、この対策として、第4図で示すような乾燥装置
が採用されている。この乾燥装置では、一方のロール1
から繰り出した長尺フィルム4の表面に塗布部2で塗料
を塗布し、さらにガイドローラ3.8及び表面処理ロー
ラ9を経て他方のロールIOに巻き取る間に、この長尺
フィルム4を複数の乾燥室5.5・・・に通す。
そして、この乾燥室5.5・・・の中では、長尺フィル
ム4を案内する一対のガイドローラ6.6の間で、ガイ
ドローラ6.6を結ぶ仮想線と直交する方向にノズル7
′から長尺フィルム4に温風を吹き付け、該温風の風圧
で長尺フィルム7を前記ガイドローラ6.6を結ぶ仮想
線の側方にΩ状に湾曲させて走行させる。
この方法では、長尺フィルム4が湾曲走行することから
、この分だけ長尺フィルム4の走行距離を長くとること
ができ、それだけ長尺フィルム4を温風に長い時間さら
すことができる。
[発明が解決しようとする課題] 前記従来の装置では、ガイドローラ6.6ヲ結ぶ仮想線
と直交する方向にノズル7′から長尺フィルム4に温風
を吹き付けているため、長尺フィルム4が温風から受け
る風圧は、ガイドローラ6.6の中央で特に高く、その
両側では成る程度低くなる。このため、長尺フィルム4
がΩ状に正しく湾曲走行せずに、実際には、第4図に示
すように、近似楕円弧軌道を描いて湾曲走行する。
しかし、このような軌道で長尺フィルムが湾曲走行する
と、その走行が安定せずに、走行軌道がぶれたりして、
走行が乱れることがある。
しかも、温風が局部的に強く当たるため、一部で急激な
乾燥が起こり、これにより、塗料に含まれる樹脂等の表
層のみが凝縮して、内部が完全に乾燥しないまま、塗膜
にむらが生じる等のトラブルが生じやすい。
そこで本発明は、前記従来の課題を解消し、長尺フィル
ムの走行の安定化と温風の均一な吹き付けが可能な乾燥
方法と装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] すなわち、前記課題を解消するため、本発明では、長尺
フィルム4を走行させると共に、該長尺フィルム4を案
内する一対のガイドローラ6.6の間で長尺フィルム4
に温風を吹き付け、該温風の風圧で長尺フィルム4を前
記ガイドローラ6.6を結ぶ仮想線の側方に湾曲走行さ
せる長尺フィルム乾燥方法においで、前記長尺フィルム
4の湾曲走行部aで、その湾曲軌道の中心部から渦巻状
に温風を噴出させる長尺フィルム乾燥方法を提供する。
さらに、走行する長尺フィルム4を案内する一対のガイ
ドローラ6.6と、該ガイドローラ6.60間を走行す
る長尺フィルム4の表面に温風を吹き付ける手段を備え
る長尺フィルム乾燥装置においで、前記ガイドローラ6
.6の間を走行する長尺フィルム4に温風を吹き付ける
手段が、回転しながら放射状に温風を吹き出す温風ノズ
ル体7であり、該温風ノズル体7が前記一対のガイドロ
ーラ6.6を結ぶ仮想線の側方に配置されている長尺フ
ィルム乾燥装置を提供する。
[作   用] 前記本発明による乾燥方法では、長尺フィルム4の湾曲
走行部aで、その湾曲軌道の中心部から渦巻状に温風を
噴出させるため、長尺フィルム4は、その湾曲走行部a
できわめて均等な温風の風圧を受ける。また、均等な風
圧を受けるため、長尺フィルム4はそのテンシヨンと前
記風圧とが釣り合うところでほぼ円弧状の軌道を描いて
湾曲走行する。これにより、長尺フィルム4の走行がス
ムーズになると共に、その表面での局部的な塗料の乾燥
が起こらなくなる。
さらに、前記本発明による乾燥装置では、回転しながら
放射状に温風を吹き出す温風ノズル体7が前記一対のガ
イドローラ6.6を結ぶ仮想線の側方に配置されている
ため、長尺フィルム4の湾曲走行部aで、その湾曲軌道
の中心部から渦巻状に温風を噴出させることができ、前
記方法を容易に実施できる。
[実 施 例コ 以下、本発明の実施例について、詳細に説明する。
第1図は、本発明の実施例による乾燥装置を備えた磁気
テープ製造装置を示す。まず、磁気テープのベースとな
る長尺フィルム4が、ロール1から引き出され、塗布部
2においで、その表面に磁性塗料が塗布される。その後
、ガイドローラ3からガイドローラ8に至る間に、前記
乾燥装置が配置されている。
この乾燥装置は、5つの乾燥室5.5・・・を直列に配
列してなるが、何れの乾燥室5.5・・・でも、その中
に一対のガイドローラ6.6と温風ノズル体7を備えて
いる。これを第2図と第3図により説明すると、温風ノ
ズル体7は、円筒形の本体の周面7aに多数の温風吹出
孔が一様に分布するよう設けられたもので、その上下の
回転軸を兼ねるダク)7b、7bから供給される温風が
この温風吹出孔から一様に噴出する。
従って、この温風ノズル体7からは、温風が放射状に均
一に吹き出す。この温風ノズル体7は、前記一対のガイ
ドローラ6.6を結ぶ仮想線の中央から同仮恕線に直交
する方向に離れて配置され、そこで前記ダクト7b17
bの中心軸の回りに回転される。この回転により、温風
ノズル体7から放射状に吹き出した温風は、第2図に矢
印で示すように、螺旋状に放出され、渦巻状となる。
前記温風ノズル体7は、放射状に一様に温風を吹き出す
ものであれば、前述のようなものの他、円筒面にスリッ
トを開口したものや多孔質体で形成された円筒体等でも
よい。さらに、円筒形のものでなく、例えば、細かい多
数のノズルの先端を放射状に向けたものを、上下に複数
組配列したノズルの集合体であってもよい。
前記一対のガイドローラ6.6に案内される長尺フィル
ム4は、前記温風ノズル体7を囲むような湾曲軌道上を
走行させる。そして、温風ノズル体7から温風が渦巻状
に均一に吹き出されるため、前記長尺フィルム4の湾曲
軌道は、温風ノズル体7から噴射される温風の風圧と、
コレに対抗する長尺フィルム4のテンシランとが釣り合
うところで、はぼ円弧軌道として形成される。従って、
この予定される円弧軌道の中心に温風ノズル体7の中心
を配置すると共に、実際の長尺フィルム4の湾曲軌道が
、予定される円弧軌道を描くように、長尺フィルム4に
加わるテンションとの関係で、温風ノズル体7から噴射
される温風の風雪及び風速並びに同ノズル体7の回転速
度を決定し、制御する。
このようにして、乾燥室5.5・・・で長尺フィルム4
に温風が当たることによって、同フィルム4の表面に塗
布された磁性塗料が乾燥する。
続いて、この乾燥室5.5・・・を抜けた長尺フィルム
4は、第1図で示すように、ガイドローラ8から表面処
理ローラ9を経て、ロールIOに巻き取られる。その後
、これをしばらく熱処理し、磁性塗料の樹脂成分を重合
させることにより、磁気テープ原反が完成する。
[発明の効果コ 以上説明した通り、本発明によれば、長尺フィルム4に
温風を当てて、その表面の塗料を乾燥する際、確実に長
尺フィルム4の円弧軌道を形成し、その円弧軌道の内側
で長尺フィルム4に均一な温風を当てることができる。
これにより、長尺フィルム4の走行の安定性が高くなる
と共に、乾燥が均一に行なわれるようになり、生産性と
品質の向上が図れる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例である乾燥装置を含む長尺フ
ィルムの走行系の平面図、第2図は、同乾燥装置の要部
平面図、第3図は、同乾燥装置に用いられる温風ノズル
体の例を示す斜視図、第4図は、従来例である乾燥装置
を含む長尺フィルムの走行系の平面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長尺フィルム4を走行させると共に、該長尺フィ
    ルム4を案内する一対のガイドローラ6、6の間で長尺
    フィルム4に温風を吹き付け、該温風の風圧で長尺フィ
    ルム4を前記ガイドローラ6、6を結ぶ仮想線の側方に
    湾曲走行させる長尺フィルム乾燥方法において、前記長
    尺フィルム4の湾曲走行部aで、その湾曲軌道の中心か
    ら渦巻状に温風を噴出させることを特徴とする長尺フィ
    ルム乾燥方法。
  2. (2)走行する長尺フィルム4を案内する一対のガイド
    ローラ6、6と、該ガイドローラ6、6の間を走行する
    長尺フィルム4の表面に温風を吹き付ける手段を備える
    長尺フィルム乾燥装置においで、前記ガイドローラ6、
    6の間を走行する長尺フィルム4に温風を吹き付ける手
    段が、回転しながら放射状に温風を吹き出す温風ノズル
    体7であり、該温風ノズル体7が前記一対のガイドロー
    ラ6、6を結ぶ仮想線の側方に配置されていることを特
    徴とする長尺フィルム乾燥装置。
JP3026790A 1990-02-10 1990-02-10 長尺フィルム乾燥方法及びその装置 Pending JPH03235220A (ja)

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JP3026790A JPH03235220A (ja) 1990-02-10 1990-02-10 長尺フィルム乾燥方法及びその装置

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JP3026790A JPH03235220A (ja) 1990-02-10 1990-02-10 長尺フィルム乾燥方法及びその装置

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JP3026790A Pending JPH03235220A (ja) 1990-02-10 1990-02-10 長尺フィルム乾燥方法及びその装置

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JP (1) JPH03235220A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110099839A1 (en) * 2009-11-05 2011-05-05 Nitto Denko Corporation Drying apparatus for manufacturing pressure-sensitive adhesive tape

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110099839A1 (en) * 2009-11-05 2011-05-05 Nitto Denko Corporation Drying apparatus for manufacturing pressure-sensitive adhesive tape

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