JPS6261669A - 塗膜平坦化装置 - Google Patents

塗膜平坦化装置

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JPS6261669A
JPS6261669A JP19910285A JP19910285A JPS6261669A JP S6261669 A JPS6261669 A JP S6261669A JP 19910285 A JP19910285 A JP 19910285A JP 19910285 A JP19910285 A JP 19910285A JP S6261669 A JPS6261669 A JP S6261669A
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JP
Japan
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support
film
coating film
smoothing
curved surface
Prior art date
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JP19910285A
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English (en)
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JPH0472588B2 (ja
Inventor
Takemasa Namiki
双木 武政
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は、支持体上に形成した塗膜に接触せしめられて
この塗膜を平坦化するのに用いられる塗膜平坦化装置に
関するものである。
口、従来技術 従来、磁気記録媒体等を製造する際に、連続走行する可
撓性支持体上に塗布液を各種方法で塗布した後、その塗
布液表面を平滑化するために、塗膜が湿潤状態にある間
(通常は塗布直後)に種々のスムージング方法によって
表面平坦化を図る技術が提案されている。
例えば、特開昭50−22835号、間52−1510
05号、同54−32549号公報にみられる如きフレ
キシブルシートを使用するもの、特開昭54−8646
号公報にみられる如きスムージングバー又はスムージン
グブレードを使用するもの、更には実開昭55−600
8号公報に示されたフレキシブルシートとバーとの組合
せによるもの等が知られている。しかしながら、これら
のいずれの技術においても、塗膜の平坦化効果が不充分
であり、例えば上記のシート形式のスムーザ−は、 ■ 繰返し使用が不向きであること。
■ 作るのに熟練が必要であること。
■ 清掃に熟練が必要であること。
という欠点があり、また上記のバ一方式のスム−ザーは
、 ■ 高速塗布に於いて泡が入りやすいこと。
■ 上記の泡に対策を講じるには、フィルムに高い張力
を加える必要がある。
という欠点がある。
ハ1発明の目的 本発明の目的は、公知のスムージング技術の欠点を解消
し、特に高速塗布に好適に設計された装置を提供するこ
とにある。
二1発明の構成 即ち、本発明は、支持体(例えば後述の可撓性フィルム
)上に形成した塗膜(例えば磁性塗膜)に接触セしめら
れてこの塗膜を平坦化するのに用いられる塗膜平坦化装
置(例えばスムージングパーを有する装置)において、
前記支持体の進入側に存在する直線部と、この直線部に
連続しかつ前記塗膜に接触する曲面部とを有し、前記直
線部と前記曲面部との交点(例えば後述のP)において
寄った角度で、前記支持体が進入するように構成したこ
とを特徴とする塗膜平坦化装置に係るものである。
ホ、実施例 以下、本発明を実施例について詳細に説明する。
まず第1図について、本実施例によるスムージングパー
lを説明する。このスムージングパー 1は、未乾燥状
態の磁性塗膜2を有する可撓性フィルム(支持体)3に
接触せしめられて同フィルムを矢印4方向へ案内する平
滑な曲面部5と、この曲面部5に連なって支持体3の進
入側に位置する直線部6とを有している0曲面部5は、
0を中心とする半径(曲率)rの円筒面の一部をなす如
き形状に形成されていて、長さ1 (接触長さ)に亘っ
ている。また、直線部6と曲面部5との交点Pにおいて
、支持体3に沿って引いた接線aよりも角度θ1だけ直
線部6側へ寄った位置と直線部6とのなす角度θ (こ
れを以下、進入角と称する。)で、支持体3(具体的に
は塗膜2の面)がスムージングパー1に進入するように
構成されていることが極めて重要である。
このように構成された装置によれば、支持体3が上記進
入角(θ)でスムージングパー1に進入するので、塗膜
2の接触開始点が上記交点Pよりも直線部6側に位置す
ることになり、これによってスムージングパー1に対す
る塗膜2の当たり若しくは接触が充分となる。この結果
、塗膜2を高速塗布(即ち、支持体を高速走行)しても
、スムージングパー1の領域でエアを抱き込むことが少
なくなり、支持体の張力を高くしなくても高速処理が可
能となる。また、本例のスムージングパーは、シート形
式のものとは違って、長期に亘って使用に耐え、かつ製
造が容易で、清掃も簡単である。
なお、こうした優れた効果を得る上で、進入角(θ)は
60°以下とするのが望ましり、30°〜5゜とするの
が更に望ましい。
本例による装置は、例えば磁気テープ製造用の工程に使
用される。これを第2図で概略的に説明する。
供給ロール(図示せず)から繰出された可撓性支持体3
は、ロールコータ−(例えばグラビヤコート方式)12
で磁性塗料2が塗布された直後、塗膜が湿潤状態にある
間にスムージングパー1に送られ、ここで塗膜が平坦化
処理された後、ドライヤー15に通され、乾燥される。
但し、常法に従って、スムージングパー1とドライヤー
15との間で塗膜中の磁性粉の配向処理が行われ、また
ドライヤー15の後でカレンダー処理が行われてよい。
次に、本実施例の装置を用いて実際にスムージングを行
った結果を述べる。即ち、下記の条件:塗布液粘度= 
2500cp 塗布膜厚(ウェット状態)=34μ ライン速度−180m / M フィルム張力=18kg/660璽鳳幅に於いて、スム
ージングパーの形状、及び取付は条件を次のようにした
スムージングパーの形状: θ1=4°、曲率(r) −25m θ =17°、接触長さくl) =36mこうした条件
で塗布したところ、均一塗布が出来た。これに対して、
特開昭54−8646号によるスムーザ−を用い、上記
の条件で塗布したところ、泡が多発した。
第3図は、本発明の他の実施例を示すものである。
この例によれば、進入角θ(又はθ1)を塗布速度、塗
布膜厚、塗布液粘度等によって最適値に選定するために
、スムージングバー1の前に可動式のガイドローラー2
0を設置し、これを一点鎖線の如くに移動させ、角度θ
を任意に調節している。なお、図中の21もガイドロー
ラーであるが、これは固定式である。
以上、本発明を例示したが、上述の例は本発明の技術的
思想に基づいて更に変形が可能である。
例えば、上述したスムージングバーの形状や配置等は種
々変更可能であるし、その直線部は上述の交点Pから一
定の長さだけ形成されていてもよい(従って、バーの底
面は必ずしも上述した直線部6のみが存在するとは躍ら
ない。)。また、本発明は、磁性塗膜だけでなく、他の
塗膜の平坦化にも通用可能である。
へ1発明の作用効果 本発明は上述した如く、直線部と曲面部との交点での接
線より直線部へ所定角度寄った角度で支持体が進入する
ようにしたので、塗膜の接触開始点が上記交点よりも直
線部側に位置することになり、これによって曲面部に対
する塗膜の当たり若しくは接触が充分となる。この結果
、塗膜を高速塗布(即ち、支持体を高速走行)しても、
上記交点付近の領域でエアを抱き込むことが少なくなり
、支持体の張力を高くしなくても高速処理が可能となる
。また、本発明の装置は、シート形式のものとは違って
、長期に亘って使用に耐え、かつ製造が容易で、清掃も
簡単である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図は第
1の実施例によるスムージングバ一部分の一部断面側面
図、 第2図は磁気テープ製造工程の概略図、第3図は第2の
実施例によるスムージングバ一部分の一部断面側面図 である。 なお、図面に示す符号において、 1・・・・・・・・・スムージングバー2・・・・・・
・・・塗膜又は塗布液 3・・・・・・・・・支持体 5・・・・・・・・・曲面部 6・・・・・・・・・直線部 12・・・・・・・・・塗布ローラー 15・・・・・・・・・ドライヤー 20・・・・・・・・・ガイドローラーである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、支持体上に形成した塗膜に接触せしめられてこの塗
    膜を平坦化するのに用いられる塗膜平坦化装置において
    、前記支持体の進入側に存在する直線部と、この直線部
    に連続しかつ前記塗膜に接触する曲面部とを有し、前記
    直線部と前記曲面部との交点において前記曲面部に有る
    支持体に沿って引いた接線より所定角度だけ前記直線部
    側へ寄った角度で、前記支持体が進入するように構成し
    たことを特徴とする塗膜平坦化装置。
JP19910285A 1985-09-09 1985-09-09 塗膜平坦化装置 Granted JPS6261669A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19910285A JPS6261669A (ja) 1985-09-09 1985-09-09 塗膜平坦化装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP19910285A JPS6261669A (ja) 1985-09-09 1985-09-09 塗膜平坦化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6261669A true JPS6261669A (ja) 1987-03-18
JPH0472588B2 JPH0472588B2 (ja) 1992-11-18

Family

ID=16402155

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JP19910285A Granted JPS6261669A (ja) 1985-09-09 1985-09-09 塗膜平坦化装置

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JP (1) JPS6261669A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03131364A (ja) * 1989-10-16 1991-06-04 Fuji Photo Film Co Ltd 塗布装置及び方法
JPH03230947A (ja) * 1990-02-05 1991-10-14 Nisshin Steel Co Ltd 塗装ステンレス鋼板の製造方法
JPH0694088A (ja) * 1991-03-11 1994-04-05 Goldstar Cable Co Ltd 農用トラクターのトランスミッション

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03131364A (ja) * 1989-10-16 1991-06-04 Fuji Photo Film Co Ltd 塗布装置及び方法
JPH03230947A (ja) * 1990-02-05 1991-10-14 Nisshin Steel Co Ltd 塗装ステンレス鋼板の製造方法
JPH0694088A (ja) * 1991-03-11 1994-04-05 Goldstar Cable Co Ltd 農用トラクターのトランスミッション

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JPH0472588B2 (ja) 1992-11-18

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