JPH03233170A - 内燃機関の点火時期制御装置 - Google Patents

内燃機関の点火時期制御装置

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JPH03233170A
JPH03233170A JP2880590A JP2880590A JPH03233170A JP H03233170 A JPH03233170 A JP H03233170A JP 2880590 A JP2880590 A JP 2880590A JP 2880590 A JP2880590 A JP 2880590A JP H03233170 A JPH03233170 A JP H03233170A
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JP
Japan
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ignition timing
basic
amount
engine
ignition
Prior art date
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Pending
Application number
JP2880590A
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English (en)
Inventor
Masanobu Osaki
大崎 正信
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Japan Electronic Control Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Electronic Control Systems Co Ltd filed Critical Japan Electronic Control Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、内燃機関の点火時期制御装置に関し、特に、
ノックを検出した際に、点火時期を遅角補正するものに
関する。
〈従来の技術〉 従来の点火時期制御装置において、点火時期(点火進角
)は、基本的には、機関回転数と基本燃料噴射量(負荷
)とにより設定されている。
また、機関のシリンダブロックには、機関の振動に対応
した信号を出力するノックセンサが取付けられており、
この信号をバンドパスフィルタに入力して、ノック振動
に対応する周波数成分の信号のみ通過させ、更に、これ
を積分回路に入力して、所定のクランク角区間(積分区
間)において積分し、これを所定のスライスレベルと比
較して、ノックの有無を判定している。
そして、ノック有りのときは、点火時期を所定のクラン
ク角遅角補正することにより、ノックを回避するように
している(特開昭62−126273号公報参照)。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、従来の点火時期の遅角補正において、遅角量
は、所定時間(例えば、10m5)内のノック回数に応
じて決定される。
しかしながら、第6図に示すように、点火周期Tは、機
関回転数N及び気筒数により変わるため、高回転域にお
いては、10m5内に、複数回の点火が行われ、ノック
が発生する場合、複数のノックを検出するようになり、
この結果、遅角量が多くなって、必要以上に遅角され、
トルクが減少するという問題点があった。
また、同様の理由から、点火時期の制御幅(振れ幅)が
大きすぎて、サージが発生するという問題点もあった。
本発明は、上記の問題点に鑑み、機関回転数に影響され
ることなく適正なノック制御を実現できる点火時期制御
装置を提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 上記の目的を達成するため、本発明は、第1図に示すよ
うに、下記の構成とする。
即ち、機関の運転状態を検出する機関運転状態検出手段
(a)と、機関の運転状態に応じて基本点火時期を設定
する基本点火時期設定手段(b)と、ノックセンサ(C
)からの信号に基づいて検出されるノックの有無に応じ
て補正量を所定の遅角量または所定の進角量増減して設
定する補正量設定手段(d)と、前記基本点火時期と前
記補正量とから点火時期を設定する点火時期設定手段(
e)と、設定された点火時期に応じたタイミングで点火
装置げ)に点火信号を出力する点火信号出力手段(6)
と、を備えてなる内燃機関の点火時期制御装置において
、前記補正量設定手段(d)におけるノック検出時の遅
角量を設定する手段として、下記(5)〜(財)の手段
を設ける構成とする。
(ハ)前記ノックセンサからの信号に基づいて所定時間
内に発生するノックの回数を検出するノック回数検出手
段 (i)機関回転数を検出する機関回転数検出手段(j)
機関回転数が高回転になるに連れて反比例的に小さ(な
る基本遅角量を設定する基本遅角量設定手段 (9)基本遅角量にノックの回数を乗じて遅角量を演算
する遅角量演算手段 〈作用〉 上記の構成によると、下記の作用を得ることができる。
機関運転状態検出手段により機関の運転状態を検出し、
基本点火時期設定手段により機関の運転状態に応じて基
本点火時期を設定し、補正量設定手段によりノックセン
サからの信号に基づくノックの有無に応じて補正量を所
定の遅角量または所定の進角量増減して設定し、点火時
期設定手段により前記基本点火時期と前記補正量とから
点火時期を設定し、点火信号出力手段によりその点火時
期に応じたタイミングで点火装置に点火信号を出力する
ここにおいて、前記補正量設定手段におけるノック検出
時の遅角量の設定は、次のようになされる。
即ち、ノック回数検出手段により所定時間内に発生する
ノックの回数を検出する一方、機関回転数検出手段によ
り機関の回転数を検出し、基本遅角量設定手段により機
関回転数が高回転になるに連れて反比例的に小さくなる
基本遅角量を設定する。そして、遅角量演算手段により
基本遅角量にノックの回数を乗じて、遅角量を演算する
〈実施例〉 以下に本発明の一実施例を第2図〜第5図に基づいて説
明する。
先ず、第2図を参照して、内燃機関の点火装置のシステ
ムを説明する。
機関lには、図示しないスロットル弁の制御を受けつつ
、吸気マニホールド2を介して、空気が吸入される一方
、吸気マニホールド2のブランチ部に各気筒毎に設けら
れた燃料噴射弁3がら燃料が噴射供給される。
そして、機関1の各気筒には点火栓4が設けられていて
、これらには、点火コイル5にて発生する高電圧がデイ
ストリビュータロを介して順次印加され、これにより、
火花点火して混合気を着火燃焼させる。
ここで、点火コイル5は、それに付設されたパワートラ
ンジスタ7を介して、高電圧の発生時期を制御される。
従って、点火時期の制御は、パワートランジスタ7のオ
ン・オフ時期を後述するコントロールユニット8からの
点火信号で制御することにより行う。
デイストリビュータロには、光電式クランク角センサ9
が内蔵されており、各気筒の上死点前の所定クランク角
(例えば、BTDC80”)に基準信号REFを、また
クランク角で単位角毎(例えば、l°毎)に単位信号P
O3を出力し、それらの信号は、コントロールユニット
8に入力される。
また、機関lのシリンダブロックには、ノックセンサ1
0が取付けられており、これは、圧電素子を有して、機
関の振動に対応した信号をコントロールユニット8に入
力するようになっている。
コントロールユニット8は、CPU、ROM。
RAM及び入力インターフェイスを含んで構成されるマ
イクロコンピュータ(第3図15)を備え、各種センサ
(図示せず)からの信号に基づいて基本点火時期を求め
、ノックセンサ10からの信号に基づいてノックの有無
を判定し、ノック有りのときは遅角補正、ノック無しの
ときは進角補正して、実際の点火時期を設定し、クラン
ク角センサ9からの基準信号と単位信号とを監視しつつ
、点火時期に同期したタイミングで点火信号をパワート
ランジスタ7に出力している。
次に、第3図を参照して、ノックセンサlOからの信号
の処理回路について説明する。
ノックセンサ10からの信号は、バンドパスフィルタ1
1により、ノック振動に対応する周波数成分のみ通過し
、積分回路12に入力される。
積分回路12は、予め定められた積分開始角から積分終
了角までの所定の積分区間、バンドパスフィルタ11を
通過したノック信号を積分する。
そして、その積分信号は、比較器13により、所定のス
ライスレベルと比較されて、スライスレベル以上となっ
たとき、ノック発生を示すパルス信号が出力され、これ
がカウンタ14に入力される。
カウンタ14では、入力されたパルス信号の数を計数す
る。
マイクロコンピュータ15は、計数値を所定時間(10
ms)毎に読み込んで、後述するルーチンを実行し、最
終的に点火栓4の点火動作を制御する。
尚、マイクロコンピュータ15は、カウンタ14の計数
値を読み込んだ後、次回に備えて、カウンタ14をリセ
ットする。
次に、マイクロコンピュータ15により実行されるルー
チンを第4図及び第5図に示すフローチャートにより説
明する。
第4図を参照して、点火時期制御ルーチンを説明する。
これは、クランク角センサ9からの基準信号REFに同
期して実行される。
ステップ1(図中31と記す。以下同様。)では、機関
回転数Nと基本燃料噴射量Tp(負荷)とに基づいて、
予め設定されている基本点火時期MADVのマツプから
、そのときの機関回転数N及び基本燃料噴射量Tpに応
じた基本点火時期MADVを検索する。
尚、基本点火時期MADVの設定は、バックグラウンド
ジョブにより実行してもよい。
ステップ2では、後述する第5図の補正量設定ルーチン
により設定される最新の補正量Cを読込む。
ステップ3では、次式に従って、ステップ1で設定した
基本点火時期MADVに、ステップ2で読込んだ補正量
Cを加算して、点火時期ADVを演算する。
ADV=MADV+C ステップ24では、点火用減算カウンタ(図示せず)に
(80−ADV)をセットして、このルーチンを終了す
る。
但し、80は、BTDC80°を意味し、基準信号RE
Fが上死点前、クランク角で80”の位置にて出力され
ることを表している。
点火用減算カウンタでは、セットされた(8o−ADV
)を、単位信号PO3発生毎に、減算していき、0にな
ったときに、パワートランジスタ7をオフにして、点火
コイル5に発生した高電圧を点火栓4に印加して、混合
気を火花着火させる。
次に、第5図に示すフローチャートを参照して、補正量
設定ルーチンを説明する。
このルーチンは、10m5毎にマイクロコンピュータに
て実行される。
ステップ11では、そのときの運転状態がら、所定のノ
ック制御域であるが否かを判定し、ノック制御域である
と判定されたときは、ステップ12に進んで、カウンタ
14の計数値Kを読込み、次のステップ13で、次回に
備えて、カウンタ14をリセットする。
この計数値Kが10m5間に発生したノック回数Kを表
している。
ステップ14では、ノック回数Kに基づいて、ノックの
有無を判定する。K≧1(ノック有り)のときは、ステ
ップ15に進む。
ステップ15では、クランク角センサ9がらの信号に基
づいて算出される機関回転数Nを読込む。
ステップ16では、機関回転数Nが高回転になるに連れ
て反比例的に小さくなるように予め設定した基本遅角量
β。のマツプがら、そのときの機関回転数Nに応じた基
本遅角量β。を検索する。
ステップ17では、次式に従って、ステップ16で検索
した基本遅角量β。に、ステップ14で判定したノック
回数Kを乗じて、遅角量βを演算する。
β−β。×に ステップ18では、次式に従って、前回の補正量Cから
、ステップ17で演算した遅角量βを減算して、新たな
補正量Cを演算して、このルーチンを終了する。
C;C−β また、ステップ14の判定で、ノック回数に=0(ノッ
ク無し)のときは、ステップ19に進んで、次式に従っ
て、前回の補正量Cに所定の進角量αを加算して、新た
な補正量C設定し、これを出力して、このルーチンを終
了する。
C=C+α 更に、ステップ11の判定で、ノック制御域でないとき
は、ステップ20で、補正量Cを0に、または前回値に
クランプして、このルーチンを終了する。
尚、基本遅角量β。を設定するに際しては、上述のステ
ップ16に代えて、以下に示す式によって演算するよう
にしても良い。
β。=S−T Sは気筒数によって固定された定数である。また、Tは
点火周期である。
即ち、ステップ16のマツプを式化したものである。
ここで、クランク角センサ9及びエアフローメータ(図
示せず)等が機関運転状態検出手段に相当し、ステップ
1が基本点火時期設定手段に相当し、第5図に示した補
正量設定ルーチンが補正量設定手段に相当し、ステップ
3が点火時期設定手段に相当し、ステップ4が点火信号
出力手段に相当する。
そして、カウンタ14と共にステンブ12がノ・ンク回
数検出手段に相当し、クランク角センサ9と共にステッ
プ15が機関回転数検出手段に相当し、ステップ16が
基本遅角量設定手段に相当し、ステップ17が遅角量演
算手段に相当する。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によると、点火時期の遅角
量を機関回転数が大きくなると反比例的に小さくなるよ
うに設定した基本遅角量にノック回数を乗じて演算する
ようにしたので、従来の点火時期の制御の仕方において
生じてしたような、高回転域において、遅角し過ぎると
いう問題を回避することができ、トルクの異常な減少を
防止できるという効果が得られる。
また、遅角し過ぎるという問題を回避することができる
ので、サージの発生を防止することができるという効果
も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す機能ブロック図、第2図は
点火装置のシステム図、第3図はノックセンサからの信
号処理回路図、第4図及び第5図は制御内容を示すフロ
ーチャート、第6図は従来の問題点を示す図である。 ■・・・機関  4・・・点火栓  8・・・コントロ
ールユニット  9・・・クランク角センサ  10・
・・ノックセンサ  14・・・カウンタ  15・・
・マイクロコンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 機関の運転状態を検出する機関運転状態検出手段と、機
    関の運転状態に応じて基本点火時期を設定する基本点火
    時期設定手段と、ノックセンサからの信号に基づいて検
    出されるノックの有無に応じて補正量を所定の遅角量ま
    たは所定の進角量増減して設定する補正量設定手段と、
    前記基本点火時期と前記補正量とから点火時期を設定す
    る点火時期設定手段と、設定された点火時期に応じたタ
    イミングで点火装置に点火信号を出力する点火信号出力
    手段と、を備えてなる内燃機関の点火時期制御装置にお
    いて、前記補正量設定手段におけるノック検出時の遅角
    量を設定する手段として、前記ノックセンサからの信号
    に基づいて所定時間内に発生するノックの回数を検出す
    るノック回数検出手段と、機関回転数を検出する機関回
    転数検出手段と、機関回転数が高回転になるに連れて反
    比例的に小さくなる基本遅角量を設定する基本遅角量設
    定手段と、設定された基本遅角量にノックの回数を乗じ
    て遅角量を演算する遅角量演算手段と、を設けたことを
    特徴とする内燃機関の点火時期制御装置。
JP2880590A 1990-02-08 1990-02-08 内燃機関の点火時期制御装置 Pending JPH03233170A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61160572A (ja) * 1984-12-29 1986-07-21 Mazda Motor Corp エンジンの点火時期制御装置
JPS6325372A (ja) * 1986-07-01 1988-02-02 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の点火時期制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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