JPH04109056A - 内燃機関用ノック制御装置及び方法 - Google Patents
内燃機関用ノック制御装置及び方法Info
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- JPH04109056A JPH04109056A JP2224478A JP22447890A JPH04109056A JP H04109056 A JPH04109056 A JP H04109056A JP 2224478 A JP2224478 A JP 2224478A JP 22447890 A JP22447890 A JP 22447890A JP H04109056 A JPH04109056 A JP H04109056A
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- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ノックを検出して遅角(ノック抑制)制御する装置及び
方法に関し、特にノック検出の信頼性及び制御性を改善
した内燃機関用ノック制御装置及び方法に関するもので
ある。
の気筒により駆動されており、各気筒において圧縮され
た混合気を最適な点火位置で燃焼させる必要がある。こ
のため、内燃機関制御用にマイクロコンピュータ(E
CtJ ’)を用い、各気筒毎のイグナイタによる点火
時期及びインジェクタによる燃料噴射順序等を最適に制
御している。
焼によりノッキングと呼ばれる振動が発生し、気筒を損
傷するおそれがあるため、異常振動を検出したときには
、気筒の制御パラメータ(例えば、点火位置)を遅角側
に制御する必要がある。
ク図である。
各々に取り付けられたノックセンサであり、振動検出用
の圧電素子等からなっている。 (2)はノックセンサ
(1)の出力信号Aを受信するノック検出回路であり、
ノッキング特有の周波数(例えば、7kHz)を通過さ
せるフィルタ(21)と、フィルタ(21)の出力信号
を所定のタイミングで周期的に通過させるゲート(22
)と、ゲート(22)の出力信号^′を平均化した信号
に基づいてバックグランドレベルBGLを生成するBG
L発生器(23)と、ゲート(22)の出力信号^′と
バックグランドレベルBGLとを比較して出力信号^′
がバックグランドレベルBGLを越えたときに出力信号
をオンにする比較器(24)と、比較器(24)の出力
信号を積分する積分器(25)とを備えている。(3)
は積分器(25)の出力信号をデジタル信号V、に変換
するADpR換器である。
気筒の点火位置を遅角制御すると共に、ゲー) (22
)に対するマスク信号M及び積分器(25)に対するリ
セット信号Rを出力するマイクロコンピュータ(以下、
ECUという)であり、AD変換器(3)の出力信号v
8に基づいて気筒点火位置を遅角させるための遅角制御
角θ、を生成する遅角反映処理部(45)を備えている
。
従来の内燃機関用ノック制御装置の動作について説明す
る。
前の位置(B5°)より進角側で点火され、混合気の爆
発は、TDCから10°〜60°程度過ぎたクランク角
度位置(A 10°〜A60°)付近で起こるので、異
常燃焼によるノックも、この爆発タイミングで発生する
。
合、ノックセンサ(1)の出力信号Aは第8図のように
周期的で且つ振幅の大きい波形となる。
Aを効率的に受信するように、ゲート(22)に対して
所定周期毎に反転するマスク信号Mを出力する。
て、立ち上がりが875°程度、立ち下がりが85’程
度に設定され、レベルがrH」のときにゲート<22)
を禁止する。又、積分器(25)に対して所定周期毎に
リセット信号Rを出力するが、このリセット信号Rの出
力タイミングは、マスク信号Mの立ち上がりと一致する
。
発生時の周波数成分を通過させ、ゲート(22)は、マ
スク信号MがrLJl/ベルの期間だけ出力信号Aを通
過させる。BGL発生器(23)は、ゲート(22)の
出力信号A′に基づいて、出力信号A′に含まれるバッ
クグランドを判別し、ノック検出の基準となるバックグ
ランドレベルBGLを生成する。
ルBGLを越えたときに、ノック発生レベルであること
を判別して、出力信号を「トI」レベルとする。積分器
(25)は、リセット信号Rでリセットされる毎に比較
器(24)の出力信号を積分し、AD変換器(3)は、
積分器(25ンの出力信号をデジタルの積分値V8に変
換してECU(4)に入力する。
点火毎に取り込み、これに基づいてj角制御角θ8を生
成し、ノックを抑制する方向に点火位置を遅角補正する
。このとき、遅角反映処理部(45)は、前回の遅角制
御角θ8マに今回の遅角量Δθ8を累積加算して、今回
の遅角制御角θ8を生成する。従って、今回の遅角制御
角θ8は、 θ1−θ−十Δθ、 ・・■で表わされ
る。又、■式において、今回の遅角量Δθ8は、 ΔθR= V RX L 但し、L:反映率 で表わされる。
ルは運転状態によって異なり、例えばエンジン回転数N
eが上昇すると出力信号Aのレベルも上昇し、同時にバ
ックグランドレベルBGLのレベルも上昇する。これに
より、比較器(24)に入力される信号レベルがエンジ
ン回転数Neと共に増大するため、比較器(24)の入
力信号のダイナミ・ツクレンジを大きく設定しなければ
ならない、従って、比較器(24)の比較結果として得
られるノック検出精度が劣化してしまうことになる。
内に増幅器を内蔵し、エンジン回転数Neに応じて増幅
器のゲインを切替えることにより出力信号Aのレベル変
動を抑制する方法が採用されている。しかし、エンジン
自身やノックセンサ(1)等にバラツキがあり、エンジ
ン回転数と出力信号レベルとの相関性が絶対ではないた
め、エンジン回転数Neのみによって出力信号Aの増幅
ゲインを切替えることは、ゲイン切替精度の信頼性が低
く実用的ではない、 [発明が解決しようとする課題] 従来の内燃機関用ノックrfIrm装置及び方法は以上
のように、エンジン回転数に応じて出力信号Aの増幅ゲ
インを切替えているなめ、出力信号Aのレベル変動を十
分に抑制することができず、ノック検出の信頼性及び制
御性を向上させることができないという問題点があった
。
たもので、出方信号の増幅ゲインの切替を精度良く行う
ことにより、ノック検出の信頼性及び制御性を向上させ
た内燃機関用ノック制御装置及び方法を得ることを目的
とする。
の振動を検出するノックセンサと、ノックセンサの出力
信号に基づく振動レベルを生成するインタフェース回路
と、ノックセンサの出力信号を増幅する増幅器と、振動
レベルに基づいてノック判別用のスレッショルドを生成
する演算手段と、振動レベルがスレッショルドを越えた
ときにノック判別信号を出方する比較手段と、ノック判
別信号に基づいて気筒の側御パラメータをノック抑制側
にrflIglするための遅角反映処理手段と、スレッ
ショルドのレベルに応じて増幅器のゲインを切替えるゲ
イン切替制御部とを備えたものである。
ゲインが第1ゲインであるが否かを判定するステップと
、増幅ゲインが第1ゲインの場合にノック判別用のスレ
ッショルドが上限値以上であるか否かを判定するステッ
プと、スレッショルドが上限値以上である場合に増幅ゲ
インを第1ゲインより小さい第2ゲインに切替えるステ
ップと、増幅ゲインが第2ゲインである場合にスレッシ
ョルドが下限値より小さいが否がを判定するステップと
、スレッショルドが下限値より小さい場合に増幅ゲイン
を第1ゲインに切替えるステップとを備えたものである
。
法は、増幅ゲインが第1ゲインであるが否かを判定する
ステップと、増幅ゲインが第1ゲインの場合にノック判
別用のスレッショルドが上限値以上であるか否かを判定
するステップと、スレッショルドが上限値以上である場
合に上限値に対応するエンジンの上限回転数を記憶する
と共に増幅ゲインを第1ゲインより小さい第2ゲインに
切替えるステップと、増幅ゲインが第2ゲインである場
合にエンジンの回転数が上限回転数より所定値だけ小さ
い下限回転数より小さいか否かを判定するステップと、
エンジンの回転数が下限回転数より小さい場合に増幅ゲ
インを第1ゲインに切替えるステップとを備えたもので
ある。
スレッショルドのレベルが所定値以上に上昇した場合に
は出力信号の増幅ゲインを小さい値に切替え、スレッシ
ョルドのレベルが所定値より小さい状態になった場合に
は増幅ゲインを大きい値に切替える。
は、増幅ゲインが第1ゲインの場合にノック判別用のス
レッショルドが上限値以上であるか否かを判定し、スレ
ッショルドが上限値以上であれば増幅ゲインを第1ゲイ
ンより小さい第2ゲインに切替える。一方、増幅ゲイン
が第2ゲインである場合にスレッショルドが下限値より
小さいか否かを判定し、スレッショルドが下限値より小
さければ増幅ゲインを第2ゲインより大きい第1ゲイン
に切替える。
法においては、増幅ゲインが第1ゲインの場合にノック
判別用のスレッショルドが上限値以上であるか否かを判
定し、スレッショルドが上限値以上である場合に上限値
に対応するエンジンの上限回転数を記憶すると共に増幅
ゲインを第1ゲインより小さい第2ゲインに切替える。
回転数が上限回転数より所定値だけ小さい下限回転数よ
り小さいか否かを判定し、エンジンの回転数が下限回転
数より小さいければ増幅ゲインを第2ゲインより大きい
第1ゲインに切替える。
図はこの発明による内燃機関用ノック制御装置の一実施
例を示すブロック図であり、(1)、(3)及び(45
)は前述と同様のものである。
間に挿入されたインタフェース回路であり5例えば、ピ
ークホールド回路(26)とピークホールド回路(26
)の入力側に挿入された増幅器(27)とから構成され
ている。
R′は、E CU (40)から内燃機関の回転に同期
して生成されており、例えば第2図のように、各気筒に
対する基準位置(B75°)で立ち上がり、他の基準位
W(B5°)で立ち下がるパルスがらなっている。従っ
て、ピークホールド回路(26)は、各気筒の基準位l
B75°におけるピークレベルを生成し、これをAD
変換器を介して、振動レベルVpとしてE CU (4
0)に入力するようになっている。
らのゲイン切替信号Cにより第1ゲインG1又は第2ゲ
インG2(<Gl)に切替えられるようになっている。
ベルVpを平均化処理して第1のバックグランドレベル
(第1平均値)BGLIを生成する第1フィルタ(41
〉と、第1平均値BGL1を所定期間毎に平均化処理し
て第2のバックグランドレベル(第2平均値)BCl2
を生成する第2フイルタ(42)と、第2平均値BGL
2に基づいてノック判別用のスレッショルドV y H
を生成する演算部(43)と、振動レベル■2がスレッ
ショルドV T I+を越えたときにノック判別信号V
kを出力する比較部(44)と、ノック判別信号Vkに
基づいて気筒の点火位置を遅角させるための遅角制御角
θ8を生成する遅角反映処理部(45〉と、スレッショ
ルド■7.lのレベルに応じて増幅器(27)のゲイン
を切替えるためのゲイン切替信号Cを出力するゲイン切
替制御部(46)とを備えている。
みならず、エンジン回転数Neを含む運転状態Qを取り
込んでおり、運転状態Qに応じたゲイン切替信号Cを生
成するようになっている。
この発明による内燃機関用ノック制御部πの動作につい
て説明する。
動用の気筒の振動を検出し、ノック状態を検出するため
の出力信号Aを生成する。又、ECU (40)は、気
筒の点火毎に、ノックセンサ(])の出力信号Aのピー
クレベルをAD変換して取り込む。
1)の出力信号Aのピークレベルを保持し、このピーク
レベルは、AD変換器(3)によりデジタルの振動レベ
ルVpに変換された接、E CU (40)に入力され
る。
レベルVpがサンプリングされると、第2図のようにリ
セット信号R′を立ち上げて、ピークホールド回路(2
6)を基準位置B75°(実際にはB75°のわずが1
k>でリセットする。
オンの間はリセットされ続け、リセット信号R′の立ち
下がりの時点(例えばB5°)から動作を開始する。従
って、E CU (40)は、基準位置75°の振動レ
ベルVpが得られる毎に上記のB75°の割込処理ルー
チンを繰り返す。
る振動l/ベルVpは、ノックセンサ(1)の出力信号
Aの変動に応じてサンプリングサイクル毎に変動する。
いるが、振動レベルVpの経時変化等を考慮すると、ノ
ックを確実に検出するためには、振動レベルVpにある
程度追従するバックグランドレベルを求める必要がある
。しかし、振動レベルVpが急に増大した場合に、バッ
クグランドレベルが振動レベルVpに追従すると、スレ
ッショルドV、□が急増して正確にノック検出が行われ
なくなる。
は、所定の定数N、に基づいて振動レベルVpを平均化
処理し、 B(:Ll =BGLI京(N l 1)/ N +
+ V p/ N(但し、BCLI” :前回の平均
値)から第1平均値BGLIを生成する。この第1平均
値BGLIは、前回までの第1平均値BGLI’に対し
て今回の振動レベルVpが反映された値にシフトし、そ
の都度書換えられる。
イマ割込処理が行われており、第1フイルタ(41)で
得られた第1平均値BにLlに対して、更に平均化処理
を行い、第2平均値BGL2を、BGL2= BにL2
’(N 2−.1)/N 、 + BにLm/N 2但
し、BGL2X :前回の第2平均値N2:平均化処理
定数 から求める。この第2平均値BC,L2は、前回までの
第2平均値BGL2”に対して現在の第1平均値BCL
Iが反映された値にシフトし、その都度書換えられる。
ベルVpの変動にあまり寄与しない安定した値となる。
3)は、第2平均値B(:L2を増幅し且つオフセット
■。、を加算して、最終的にノックの判別に用いられる
スレッショルド■、□を、 v Tl1= K −BGL2+ v。。
滑化されているため、スレッショルドV 丁Mは、サイ
クル毎の変動のバラツキが抑制され、信頼性の高い値と
なる。
ベルVpとスレッショルドレベル■?□とを比較するた
め、 V k = V p Vt。
。そして、振動レベルVpが閾値■、□を越えたとき、
即ち、Vk>Oのとき、これをノ・ンキングの発生を示
すノック判別信号Vkとして出力する。
45)は、ノック抑制に必要な遅角量Δθ8を、Aθ、
=(Vk/VT、)XL’ 但し、L′:反映率 から演算する。このとき、ノック判別信号Vkとスレッ
ショルドレベルV T Nとの比に基づいて遅角量Δθ
8が演算されるので、振動レベルVpそのものが経時変
動しても、常に適切な遅角量Δθ、が得られる。
いて、ノック抑制方向に点火位置を遅角させるための遅
角制御角θ8を、前述の0式により、θ8=θ−十Δθ
8 但し、θ−:前回の遅角制御角 から求める。
場合は、ノック判別信号V kが出力されないため、遅
角量Δθ、はOとなり、遅角制御角θ、は前回の値のま
まとなる。
気筒の点火位置は遅角側に補正されるので、ノックは発
生しなくなる。
ては大きい値の第1ゲインG1に設定されている。しか
し、ゲイン切替制御部(46)は、スレ・ソショルド■
、のレベルが所定値以上まで上昇すると、ゲイン切替信
号Cを出力して増幅器(27)のゲインGを第1ゲイン
G1から第2ゲイン[;2(<CI>に切替える。逆に
、第2ゲインG2に設定後、例えばエンジン回転数Ne
の減少と共にスレッショルドV y Hのレベルが低下
すると、増幅器(2])のゲインGを第1ゲインG1に
切替える。
は所定範囲内の値をとるため、比較部(44)に対する
入力信号のダイナミックレンジが増大することはなく、
精度の良いノック検出を行うことができる。
インタフェース回路(20)をピークホールド回路(2
6)で構成したが、積分器で構成しても同等の効果を奏
することは言うまでもない。
ドV□との差Vkをノック判別信号として出力するよう
にしたが、振動レベルVpがスレッショルドV□を越え
たときに、比較部(44)が単にrH。
参照しながら、この発明による内燃機関用ノック制御方
法の一実施例について説明する。
下限値■、はゲイン切替制御部(46)内に予め設定さ
れており、第3図に示したゲイン切替制御ルーチンはゲ
イン切替制御部(46)で実行される。
第1ゲインGl(大きい値)であるか否かを判定しくス
テップSt)、増幅ゲインGが第1ゲインG1であれば
、ノック判別用のスレッショルドV y 、lが上限値
78以上であるか否かを判定する(ステップS2)。
れば、増幅ゲインGを第1ゲインG1より小さい第2ゲ
インG2に切替える(ステップS3)。
G2であると判定された場合は、スレッショルドV y
Hが下限値■、より小さいか否かを判定しくステップ
S4)、スレッショルドV、Hが下限値■1より小さけ
れば、増幅ゲインGを第1ゲインG1に切替える(ステ
ップS5)。
が得られる毎に繰り返し実行される。
ン回転数Neが上昇して上限値VHに達すると第1ゲイ
ンG1より低い第2ゲインG2に切替えられ、エンジン
回転数Neが減少して下限値vLに達すると第2ゲイン
G2より高い第1ゲインG1に切替えられる。従って、
スレッショルドv5の値は、所定範囲内でヒステリシス
をもって切替えられ、ハンチングを生じることなくダイ
ナミックレンジの増大が防止されるので、ノック検出の
信頼性及び制御性が向上する。
参照しながら、この発明の別の発明による内燃機関用ノ
ック制御方法の一実施例について説明する。尚、第5図
において、S1〜S3及びS5は第3図と同様のステッ
プである。
1ゲインG1であると判定された場合、スレッショルド
■、lIが上限値7M以上であるか否かが判定される(
ステップS2)。もし、スレッショルドV y aが上
限値V8以上であれば、上限値V。に対応するエンジン
の上限回転数Neyを回転数検出器より読取り、これを
記憶する(ステップS6)。又、このとき、増幅ゲイン
Gは第2ゲインG2に切替えられる(ステップS3)。
は、エンジンの回転数Neにより行われる。
exよりヒステリシス分に相当する所定値Neαだけ小
さい下限回転数NeLを、 N e*= N eM−N ea から算出する。
ンG2であると判定された場合、エンジンの回転数Ne
が下限回転数NeLより小さいか否かを判定しくステッ
プS7)、エンジン回転数Neが下限回転数NeLより
小さいければ、増幅ゲインGを第1ゲインG1に切替え
る(ステップS5)。
に基づいて低いレベルの第2ゲインG2に切替えた後、
ヒステリシス分をエンジン回転数Neに基づいて設定す
ることにより、ゲイン切替制御の安定性は更に向上する
。
ス分は、変動要素が多く不安定であるのに対し、エンジ
ン回転数Neは比較的安定であるからである。従って、
上限値■8及び下限値■5のヒステリシス分は大きく設
定する必要があるが、エンジン回転数Neのヒステリシ
ス分即ち所定値Neαの値はあまり大きく設定する必要
はない。
示したが、他の制御パラメータをノック抑制側に遅角制
御するようにしてもよい。
するノックセンサと、ノックセンサの出力信号に基づく
振動レベルを生成するインタフェース回路と、ノックセ
ンサの出力信号を増幅する増幅器と、振動レベルに基づ
いてノック判別用のスレッショルドを生成する演算手段
と、振動レベルがスレッショルドを越えたときにノック
判別信号を出力する比較手段と、ノック判別信号に基づ
いて気筒の制御パラメータをノック抑制側に制御するた
めの遅角反映処理手段と、スレッショルドのレベルに応
じて増幅器のゲインを切替えるゲイン切替制御部とを設
け、スレッショルドのレベルが所定値以上に上昇した場
合には出力信号の増幅ゲインを小さい値に切替え、スレ
ッショルドのレベルが所定値より小さい状態になった場
合には増幅ゲインを大きい値に切替えるようにしたので
、ノック検出の信頼性及び制御性の高い内燃機関用ノッ
ク制御装置が得られる効果がある。
か否かを判定するステップと、増幅ゲインが第1ゲイン
の場合にノック判別用のスレッショルドが上限値以上で
あるか否がを判定するステップと、スレッショルドが上
限値以上である場合に増幅ゲインを第1ゲインより小さ
い第2ゲインに切替えるステップと、増幅ゲインが第2
ゲインである場合にスレッショルドが下限値より小さい
が否かを判定するステップと、スレッショルドが下限値
より小さい場合に増幅ゲインを第1ゲインに切替えるス
テップとを設けたので、ノック検出の信頼性及び制御性
の高い内燃tRrIR用ノック制御方法が得られる効果
がある。
か否かを判定するステップと、増幅ゲインが第1ゲイン
の場合にノック判別用のスレッショルドが上限値以上で
あるが否かを判定するステップと、スレッショルドが上
限値以上である場合に上限値に対応するエンジンの上限
回転数を記憶すると共に増幅ゲインを第1ゲインより小
さい第2ゲインに切替えるステップと、増幅ゲインが第
2ゲインである場合にエンジンの回転数が上限回転数よ
り所定値だけ小さい下限回転数より小さいが否かを判定
するステップと、エンジンの回転数が下限回転数より小
さい場合に増幅ゲインを第1ゲインに切替えるステップ
とを設けたので、ノック検出の信頼性及び制御性の高い
内燃機関用ノック制御方法が得られる効果がある。
実施例を示すブロック図、第2図は第1図に示した装置
の動作を示す波形図、第3図はこの発明による内燃機関
用ノック制御方法の一実施例を示すフローチャート図、
第4図は第3図によるヒステリシス動作を示す特性図、
第5図はこの発明の別の発明による内燃機関用ノック制
御方法の一実施例を示すフローチャート図、第6図は第
5図によるヒステリシス動作を示す特性図、第7図は従
来の内燃機関用ノック制御装置を示すブロック図、第8
図は第7図に示した従来装置の動作を示す波形図である
。 (1)・・・ノックセンサ (20)・・・インタフェース回路 (27)・・・増幅器 (43)・・・演算部
(44)・・・比較部 (45)・・・遅角反
映処理部(46)・・・ゲイン切替制御部 A・・・ノックセンサの出力信号 Vp・・・振動レベル Vyll・・・スレッシ
ョルド■、・・・上限値 Vt、・・・下限値
Vk・・・ノック判別信号 C・・・ゲイン切替信号θ
負・・・遅角制御角 G・・・増幅ゲインG1・・
・第1ゲイン G2・・・第2ゲインNe・・・
エンジン回転数 Neα・・・所定値Nel1・・・上
限回転数 NeL・・・下限回転数S1・・・Gが
C1であるか否かを判定するステップS2・・・v、、
fJCv工以上であるかを判定するステップS3・・・
GをG1からG2に切替えるステップS4・・・V t
mがVLより小さいがを判定するステップS5・・・
GをG2からG1に切替えるステップS6・・・Ne+
+を記憶するステップSフ・・・HeがNeLより小さ
いがを判定するステップ尚、図中、同一符号は同−又は
相当部分を示す。
Claims (3)
- (1)内燃機関の振動を検出するノックセンサと、この
ノックセンサの出力信号に基づく振動レベルを生成する
インタフェース回路と、 前記ノックセンサの出力信号を増幅する増幅器と、 前記振動レベルに基づいてノック判別用のスレッショル
ドを生成する演算手段と、 前記振動レベルが前記スレッショルドを越えたときにノ
ック判別信号を出力する比較手段と、前記ノック判別信
号に基づいて気筒の制御パラメータをノック抑制側に制
御するための遅角反映処理手段と、 前記スレッショルドのレベルに応じて前記増幅器のゲイ
ンを切替えるゲイン切替制御部と、を備えた内燃機関用
ノック制御装置。 - (2)ノックセンサの出力信号のレベルの変動を抑制す
るために前記出力信号の増幅ゲインを切替える内燃機関
用ノック制御方法において、 前記増幅ゲインが第1ゲインであるか否かを判定するス
テップと、 前記増幅ゲインが第1ゲインの場合にノック判別用のス
レッショルドが上限値以上であるか否かを判定するステ
ップと、 前記スレッショルドが前記上限値以上である場合に前記
増幅ゲインを前記第1ゲインより小さい第2ゲインに切
替えるステップと、 前記増幅ゲインが前記第2ゲインである場合に前記スレ
ッショルドが下限値より小さいか否かを判定するステッ
プと、 前記スレッショルドが前記下限値より小さい場合に前記
増幅ゲインを前記第1ゲインに切替えるステップと、 を備えた内燃機関用ノック制御方法。 - (3)ノックセンサの出力信号のレベルの変動を抑制す
るために前記出力信号の増幅ゲインを切替える内燃機関
用ノック制御方法において、 前記増幅ゲインが第1ゲインであるか否かを判定するス
テップと、 前記増幅ゲインが第1ゲインの場合にノック判別用のス
レッショルドが上限値以上であるか否かを判定するステ
ップと、 前記スレッショルドが前記上限値以上である場合に前記
上限値に対応するエンジンの上限回転数を記憶すると共
に前記増幅ゲインを前記第1ゲインより小さい第2ゲイ
ンに切替えるステップと、 前記増幅ゲインが前記第2ゲインである場合に前記エン
ジンの回転数が前記上限回転数より所定値だけ小さい下
限回転数より小さいか否かを判定するステップと、 前記エンジンの回転数が前記下限回転数より小さい場合
に前記増幅ゲインを前記第1ゲインに切替えるステップ
と、 を備えた内燃機関用ノック制御方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2224478A JP2795976B2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 内燃機関用ノック制御装置 |
US07/749,348 US5205258A (en) | 1990-08-28 | 1991-08-23 | Knock suppressing apparatus and method |
KR1019910014946A KR940004349B1 (ko) | 1990-08-28 | 1991-08-28 | 내연기관용 녹제어장치 및 방법 |
DE4128577A DE4128577C2 (de) | 1990-08-28 | 1991-08-28 | Gerät zur Unterdrückung des Klopfens bei einem Verbrennungsmotor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2224478A JP2795976B2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 内燃機関用ノック制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04109056A true JPH04109056A (ja) | 1992-04-10 |
JP2795976B2 JP2795976B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=16814427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2224478A Expired - Lifetime JP2795976B2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 内燃機関用ノック制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2795976B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016156296A (ja) * | 2015-02-23 | 2016-09-01 | 株式会社デンソー | 内燃機関用電子制御装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58120132A (ja) * | 1982-01-12 | 1983-07-16 | Hitachi Ltd | ノツク制御装置 |
JPS60138427A (ja) * | 1983-11-24 | 1985-07-23 | ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 内燃機関のノツキング燃焼の検出装置 |
-
1990
- 1990-08-28 JP JP2224478A patent/JP2795976B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58120132A (ja) * | 1982-01-12 | 1983-07-16 | Hitachi Ltd | ノツク制御装置 |
JPS60138427A (ja) * | 1983-11-24 | 1985-07-23 | ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 内燃機関のノツキング燃焼の検出装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016156296A (ja) * | 2015-02-23 | 2016-09-01 | 株式会社デンソー | 内燃機関用電子制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2795976B2 (ja) | 1998-09-10 |
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