JPH03233010A - 高欄壁面リフレッシュ作業車 - Google Patents
高欄壁面リフレッシュ作業車Info
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- JPH03233010A JPH03233010A JP2717990A JP2717990A JPH03233010A JP H03233010 A JPH03233010 A JP H03233010A JP 2717990 A JP2717990 A JP 2717990A JP 2717990 A JP2717990 A JP 2717990A JP H03233010 A JPH03233010 A JP H03233010A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野J
本発明は、道路の高欄(車輌等の路外逸脱防止のため高
架道路の両側に設ける連続した剛性防護壁)の側壁面(
鋼板塗装面、コンクリート塗装面又はコンクリート素地
面)及び地N(高欄の基底部の床版との接続構造物)の
表面に沿って走行しながら自動的に研掃し又は自動的に
塗装する高欄壁面リフレッシュ作業車に関する。
架道路の両側に設ける連続した剛性防護壁)の側壁面(
鋼板塗装面、コンクリート塗装面又はコンクリート素地
面)及び地N(高欄の基底部の床版との接続構造物)の
表面に沿って走行しながら自動的に研掃し又は自動的に
塗装する高欄壁面リフレッシュ作業車に関する。
〔従来の技術]
道路の高欄などのコンクリート素地面又はコンクリート
や鋼板の塗装面は、頻繁な交通車輌による追突、擦過又
は排気ガスや雨天時の泥はねなどで汚染、劣化し、その
補修頻度が高い。
や鋼板の塗装面は、頻繁な交通車輌による追突、擦過又
は排気ガスや雨天時の泥はねなどで汚染、劣化し、その
補修頻度が高い。
この補修工事は従来、夜間に車線規制の下で、作業者が
ケレンゴテ、電動回転ワイヤブラシ、ディスクサンタ等
により壁面を下地処理し、刷毛またはローラ等で塗装す
るというやり方で行われていた。
ケレンゴテ、電動回転ワイヤブラシ、ディスクサンタ等
により壁面を下地処理し、刷毛またはローラ等で塗装す
るというやり方で行われていた。
こうした手工具によるケレン工法では、処理面の処理品
質が低くまた均一な処理が困難であり、さらに生検工法
も含めて作業能率が低いため、長時間の車線規制を要し
、激しい交通渋滞を招いて、社会問題化している。この
ような背景から、前記補修工事の自動化のニーズが高か
った。
質が低くまた均一な処理が困難であり、さらに生検工法
も含めて作業能率が低いため、長時間の車線規制を要し
、激しい交通渋滞を招いて、社会問題化している。この
ような背景から、前記補修工事の自動化のニーズが高か
った。
従来の自動式の補修工法としては■オーブンブラスト工
法、■回転ブラシによる水洗工法、■高圧水洗工法等が
あるが、いずれも次のような困難な問題点を有している
ので、この種の補修工事には採用することができず、い
まだ自動化はなされていなかった。すなわち、 ■ オーブンブラスト工法 オーブンブラストによる下地処理は、研掃能率は高いが
、研掃材の跳飛散により周辺では−AU車輌の通行が不
可能となる。また、粉塵防止対策と使用後の研掃材の回
収に多大の労力を必要とするのが欠点である。
法、■回転ブラシによる水洗工法、■高圧水洗工法等が
あるが、いずれも次のような困難な問題点を有している
ので、この種の補修工事には採用することができず、い
まだ自動化はなされていなかった。すなわち、 ■ オーブンブラスト工法 オーブンブラストによる下地処理は、研掃能率は高いが
、研掃材の跳飛散により周辺では−AU車輌の通行が不
可能となる。また、粉塵防止対策と使用後の研掃材の回
収に多大の労力を必要とするのが欠点である。
■ 回転ブラシによる水洗工法
ナイロン製等の回転ブラシを作業車の前面または側面に
取付けて下地処理するものであるが、ボルト頭部など隅
角部の処理能力に限界があり高架下への漏水周辺への跳
飛敗水の処理に問題が残されており、一般車輌の通行を
確保しての研掃けできない。
取付けて下地処理するものであるが、ボルト頭部など隅
角部の処理能力に限界があり高架下への漏水周辺への跳
飛敗水の処理に問題が残されており、一般車輌の通行を
確保しての研掃けできない。
■ 高圧水洗工法
圧力1000kg/crn’を越える高圧水を対象面に
吹付けることにより、下地処理を行う工法である。作業
能率は高いが、高圧水使用に係る安全対策及び便用水の
後処理対策が必要であり、現実には道路の高欄の研掃作
業に適用することはできない。さらに対象面が鋼板の場
合、高圧水へ除錆剤を添加し、処理後の壁面から除錆剤
を除去する工程が必要となるなどの難点もあり施工コス
トも高くなる6次に、塗装については、生検工法では塗
装面の品質が職人の技量に左右され、一定の品質を確保
するのが困難なうえ、作業能率が低いため、長時間の車
線規制を要し、激しい交通渋滞を招いて。
吹付けることにより、下地処理を行う工法である。作業
能率は高いが、高圧水使用に係る安全対策及び便用水の
後処理対策が必要であり、現実には道路の高欄の研掃作
業に適用することはできない。さらに対象面が鋼板の場
合、高圧水へ除錆剤を添加し、処理後の壁面から除錆剤
を除去する工程が必要となるなどの難点もあり施工コス
トも高くなる6次に、塗装については、生検工法では塗
装面の品質が職人の技量に左右され、一定の品質を確保
するのが困難なうえ、作業能率が低いため、長時間の車
線規制を要し、激しい交通渋滞を招いて。
社会問題化している。
以上のような背景の下において、高欄の補修工事の研掃
工程及び塗装工程を自動化したいという要望が高かった
。
工程及び塗装工程を自動化したいという要望が高かった
。
こうした道路…す壁面保全のため、清掃ブラシを備えた
自動清掃装置が、特開昭60−26703号公報に提案
されている。この装置は台車が道路の横断勾配により壁
面に沿って移動するもので、清掃ブラシを壁面に正確に
倣って作動させる装置がない。
自動清掃装置が、特開昭60−26703号公報に提案
されている。この装置は台車が道路の横断勾配により壁
面に沿って移動するもので、清掃ブラシを壁面に正確に
倣って作動させる装置がない。
また、特公昭60−29310号公報にはガードレール
の自走式自動塗装機が提案されている。
の自走式自動塗装機が提案されている。
この塗装機ではガードレールの上縁部に係合する懸垂滑
車を備えた自走式の追従支持機構が提案されているが、
高欄にはガードレールのような係合案内部材は存在しな
い。また橋桁は温度変化や力学的変形によって伸縮する
のでこの伸縮量を吸収するため橋桁と橋桁の接続部に位
置する高欄は不連続とじ遊間を設けている。このような
遊間の存在やボルトなどの突起物もあるため、この機構
は高欄の塗装には適用できない。
車を備えた自走式の追従支持機構が提案されているが、
高欄にはガードレールのような係合案内部材は存在しな
い。また橋桁は温度変化や力学的変形によって伸縮する
のでこの伸縮量を吸収するため橋桁と橋桁の接続部に位
置する高欄は不連続とじ遊間を設けている。このような
遊間の存在やボルトなどの突起物もあるため、この機構
は高欄の塗装には適用できない。
なお、特開昭60−253609及び同253610号
公報には自動追随機構を有するガードレル清掃車が提案
されており、回転ブラシ追随用の自動追随機構が開示さ
れているが、研掃用の装置をヘッドを壁面に密着させる
ために必要な鉛直軸回りの首振り機構が考慮されていな
い。
公報には自動追随機構を有するガードレル清掃車が提案
されており、回転ブラシ追随用の自動追随機構が開示さ
れているが、研掃用の装置をヘッドを壁面に密着させる
ために必要な鉛直軸回りの首振り機構が考慮されていな
い。
[発明が解決しようとする課題1
本発明者らは以上の従来技術の問題点をふまえて、作業
を安全に遂行し、かつ効率よく自動的に高欄壁面を研掃
及び塗装することができる作業車に関して鋭意検討・実
験を重ねた結果、本発明を完成するに到った。
を安全に遂行し、かつ効率よく自動的に高欄壁面を研掃
及び塗装することができる作業車に関して鋭意検討・実
験を重ねた結果、本発明を完成するに到った。
本発明は、こうした従来工法の問題点をクリアし、高欄
壁面の補修工事を自動化するためには、土木、建築、機
械等の分野で工場での施工実績があり、また品質、耐久
性において従来技術に対し数段優れでいるバキュームブ
ラスト工法及びスプレー塗装工法を採用するのが好適で
あるとの観点に立ち、走行自在な作業車に作業ヘッドと
して研掃ヘッド又は塗装ヘッドを取り付けた高欄壁面リ
フレッシュ作業車を開発したものである。
壁面の補修工事を自動化するためには、土木、建築、機
械等の分野で工場での施工実績があり、また品質、耐久
性において従来技術に対し数段優れでいるバキュームブ
ラスト工法及びスプレー塗装工法を採用するのが好適で
あるとの観点に立ち、走行自在な作業車に作業ヘッドと
して研掃ヘッド又は塗装ヘッドを取り付けた高欄壁面リ
フレッシュ作業車を開発したものである。
本発明は、このような新規な装置を提供することを目的
とし、このリフレッシュ作業車は、(a)バキュームブ
ラスト装置を搭載した作業車に研掃ヘッド及びその倣い
装置を装着した研掃装置 (b)塗装装置を搭載した作業車に塗装ヘッド及びその
倣い装置を装着した塗装装置 の何れか専用またはこれらの兼用作業車として使用する
ことができるものである。
とし、このリフレッシュ作業車は、(a)バキュームブ
ラスト装置を搭載した作業車に研掃ヘッド及びその倣い
装置を装着した研掃装置 (b)塗装装置を搭載した作業車に塗装ヘッド及びその
倣い装置を装着した塗装装置 の何れか専用またはこれらの兼用作業車として使用する
ことができるものである。
[課題を解決するための手段]
すなわち、本発明の高欄壁面リフレッシュ作業車は、路
上走行車輌と、この走行車輌の走行方向に直交して延出
する作業ヘッドと、この作業ヘッドの鉛直荷重に対する
一定荷重を吊支する吊り装置と、この作業ヘッドを高欄
壁面に倣って保持する倣い装置とから構成されているこ
とを特徴とする。
上走行車輌と、この走行車輌の走行方向に直交して延出
する作業ヘッドと、この作業ヘッドの鉛直荷重に対する
一定荷重を吊支する吊り装置と、この作業ヘッドを高欄
壁面に倣って保持する倣い装置とから構成されているこ
とを特徴とする。
この作業車は路上走行車輌の蛇行を検知する蛇行検知セ
ンサと蛇行した場合に7報を発する警報装置を備えると
好適である。
ンサと蛇行した場合に7報を発する警報装置を備えると
好適である。
本発明の高欄壁面リフレッシュ作業車の倣い装置につい
て説明すると、倣い装置は作業の進行に伴って作業車が
前進または後退する時に、作業ヘッド(研掃ヘッドまた
は塗装ヘッド)を高欄壁面に常に適切な位置に保持、誘
導するものである。倣い装置は、走行車輌に取り付けら
れた支持固定枠に取付けられており、作業ヘッドはこの
倣い装置に伸縮自在に結合されている。作業ヘッドはこ
の倣い装置と吊り装置の両者によって支持されるととも
に、高欄壁面及び地覆土面にそれぞれ当接する作業ヘッ
ド支持車輪を備えている。倣い装置は、次の■〜■の要
素を組み合わせて構成されている。すなわち、 ■作業ヘッドの背面に対して垂直に取付けられたセンタ
ーロッド、 ■このセンターロッドを軸方向に附勢するエアシリンダ
、 ■このエアシリンダを走行車輌の車体に固定する支持固
定枠、 ■この支持固定枠に上下動自在に取付けられかつ前記セ
ンターロッドが摺動可能に貫通する上下動フレーム。
て説明すると、倣い装置は作業の進行に伴って作業車が
前進または後退する時に、作業ヘッド(研掃ヘッドまた
は塗装ヘッド)を高欄壁面に常に適切な位置に保持、誘
導するものである。倣い装置は、走行車輌に取り付けら
れた支持固定枠に取付けられており、作業ヘッドはこの
倣い装置に伸縮自在に結合されている。作業ヘッドはこ
の倣い装置と吊り装置の両者によって支持されるととも
に、高欄壁面及び地覆土面にそれぞれ当接する作業ヘッ
ド支持車輪を備えている。倣い装置は、次の■〜■の要
素を組み合わせて構成されている。すなわち、 ■作業ヘッドの背面に対して垂直に取付けられたセンタ
ーロッド、 ■このセンターロッドを軸方向に附勢するエアシリンダ
、 ■このエアシリンダを走行車輌の車体に固定する支持固
定枠、 ■この支持固定枠に上下動自在に取付けられかつ前記セ
ンターロッドが摺動可能に貫通する上下動フレーム。
■この上下動フレーム及び前記作業ヘッドの背面を連結
する水平伸縮パンタグラフ、 から構成されている。
する水平伸縮パンタグラフ、 から構成されている。
このような倣い装置の構成により、作業車の中心線に平
行に作業ヘッドの開口面を保持しながら、作業ヘッドは
前後、上下、左右の三次元の自由度を有し、作業ヘッド
の開口面を高欄壁面に完全に追従させることができる。
行に作業ヘッドの開口面を保持しながら、作業ヘッドは
前後、上下、左右の三次元の自由度を有し、作業ヘッド
の開口面を高欄壁面に完全に追従させることができる。
この倣い装置の前記作業ヘッド背面と前記センターロッ
ド間を自在継手を介して結合すると、道路がカーブして
いるときなど作業車の中心線と高欄壁面が平行でない場
合にも、作業ヘッドが高欄壁面によく追随して動作する
。
ド間を自在継手を介して結合すると、道路がカーブして
いるときなど作業車の中心線と高欄壁面が平行でない場
合にも、作業ヘッドが高欄壁面によく追随して動作する
。
本発明の高欄壁面リフレッシュ作業車を研掃作業車とし
て使用する場合、前記作業ヘッドは高欄壁面を研掃処理
する研掃ヘッドとし、作業車の荷台には、集塵装置、研
掃材回収・供給装置、微粉塵回収装置、研掃ヘッド、及
び制御盤から構成される研掃ユニットならびに吊り装置
を搭載する。
て使用する場合、前記作業ヘッドは高欄壁面を研掃処理
する研掃ヘッドとし、作業車の荷台には、集塵装置、研
掃材回収・供給装置、微粉塵回収装置、研掃ヘッド、及
び制御盤から構成される研掃ユニットならびに吊り装置
を搭載する。
研掃ヘッドは作業時には支持用固定枠上に装着する。荷
台に搭載する上記研掃ユニットの機材はあらゆる作業条
件の下においてバランスよくしかも作業能率が最高とな
るように積載する。例えば、作業車が何れの方向に対し
ても水平から30度の傾斜で安全に運行できるように積
載する。
台に搭載する上記研掃ユニットの機材はあらゆる作業条
件の下においてバランスよくしかも作業能率が最高とな
るように積載する。例えば、作業車が何れの方向に対し
ても水平から30度の傾斜で安全に運行できるように積
載する。
なお、本発明に用いる機材及び車両をできるだけ小型軽
量化することにより、側方車線に通常通りに一般車両の
通行を確保しながら高欄リフレッシュ作業をすることが
できる。
量化することにより、側方車線に通常通りに一般車両の
通行を確保しながら高欄リフレッシュ作業をすることが
できる。
特に、首部高速道路等の都市内自動車専用道路では限ら
れた都市空間を利用した過酷な立地条件のもとて道路が
造られているため、様々な線形があり、強い曲線部もあ
るが、この場合でも、作業車の小型軽量化を計ったこと
により一般車両の通行を許容することができる。
れた都市空間を利用した過酷な立地条件のもとて道路が
造られているため、様々な線形があり、強い曲線部もあ
るが、この場合でも、作業車の小型軽量化を計ったこと
により一般車両の通行を許容することができる。
作業車が大型自動車になると大型車両運転有資格者が必
要となり、運転者の確保が困難になるが、普通車であれ
ば普通免許の要員の確保ですみ、また、装置、車両費等
が低減する。
要となり、運転者の確保が困難になるが、普通車であれ
ば普通免許の要員の確保ですみ、また、装置、車両費等
が低減する。
本発明の作業車を研掃装置として用いる場合の研掃ヘッ
ドについて説明する。研掃ヘッドは、高欄壁面に対向す
る端面な開口させた中空の防塵フードと、この開口部の
周縁に設けたシール手段と、防塵フード内部に、壁面に
対向する端面に平行な面内で鉛直軸に対し斜めに配備さ
れた研掃ノズルヘッダと、この研掃ノズルヘッダをその
長軸口りに回動させる研掃ノズル首振り装置と、この研
掃ノズルへ・ンダに取付けられた複数の研掃ノズルとを
備えている。この研掃ヘッドには、高欄壁面下端まで研
掃を確実に行うために前記開口部下端に固定研掃ノズル
を取り付けておくと良い。
ドについて説明する。研掃ヘッドは、高欄壁面に対向す
る端面な開口させた中空の防塵フードと、この開口部の
周縁に設けたシール手段と、防塵フード内部に、壁面に
対向する端面に平行な面内で鉛直軸に対し斜めに配備さ
れた研掃ノズルヘッダと、この研掃ノズルヘッダをその
長軸口りに回動させる研掃ノズル首振り装置と、この研
掃ノズルへ・ンダに取付けられた複数の研掃ノズルとを
備えている。この研掃ヘッドには、高欄壁面下端まで研
掃を確実に行うために前記開口部下端に固定研掃ノズル
を取り付けておくと良い。
研掃ノズルは、加圧式研掃ノズルまたは吸引式研掃ノズ
ルの何れでもよい。加圧式研掃ノズルは、研掃材加圧タ
ンクを備え、このタンクを圧縮空気で加圧して研掃材を
研掃ノズルまで輸送し、圧縮空気と共に噴出する研掃ノ
ズルである。吸弓式研掃ノズルは圧縮空気の高速噴出に
よる負圧を利用して研掃材を研掃ノズルの側部から吸引
し、これを圧縮空気と共に研掃ノズル内で加速して噴出
する型式の研掃ノズルである。装置の軽量化の点では後
者の方が望ましい。
ルの何れでもよい。加圧式研掃ノズルは、研掃材加圧タ
ンクを備え、このタンクを圧縮空気で加圧して研掃材を
研掃ノズルまで輸送し、圧縮空気と共に噴出する研掃ノ
ズルである。吸弓式研掃ノズルは圧縮空気の高速噴出に
よる負圧を利用して研掃材を研掃ノズルの側部から吸引
し、これを圧縮空気と共に研掃ノズル内で加速して噴出
する型式の研掃ノズルである。装置の軽量化の点では後
者の方が望ましい。
研掃ヘッドと高欄壁面との間はシールする。このシール
手段としては、ゴムシール及びブラシを用いると好適で
ある。さらに、前記シール手段が、前記開口部上辺に設
けた他辺のそれより幅広のゴムシールとこの外側に重ね
たブラシを含むこととすれば一層好ましい。
手段としては、ゴムシール及びブラシを用いると好適で
ある。さらに、前記シール手段が、前記開口部上辺に設
けた他辺のそれより幅広のゴムシールとこの外側に重ね
たブラシを含むこととすれば一層好ましい。
なお、前記研掃ヘッドを、完全に自動化するためには、
使用済み研掃材及び研掃屑の回収通路を備え、この回収
通路を通って使用済研掃材及び研掃屑を研掃材回収・供
給装置に送り込むのに必要な二次空気取り入れ口を備え
ることが必要である。さらに、前記研掃ヘッドの上部に
微粉塵吸引口を備える。
使用済み研掃材及び研掃屑の回収通路を備え、この回収
通路を通って使用済研掃材及び研掃屑を研掃材回収・供
給装置に送り込むのに必要な二次空気取り入れ口を備え
ることが必要である。さらに、前記研掃ヘッドの上部に
微粉塵吸引口を備える。
また、研掃ヘッドに研掃材を供給する研掃材回収・供給
装置の供給部に、前記研掃ノズルに連結するホース取り
出し口を備え、その取り出し口にノズル毎の研掃材供給
量を調節することが可能な2次空気調節弁を備え、2次
空気を調節することが好ましい、さらに、前記研掃ヘッ
ドが、高欄の地覆上にこぼれた研掃材をかき集めるスク
レーバと、このスクレーバがかき集めた研掃材を回収す
る吸引口とを有するようにすれば完璧である6研掃ヘツ
ドと高槽壁面とが離間した時には、研掃材の噴射を遮断
する必要があり、このような装置を備えることは安全そ
の他の面から推奨される。
装置の供給部に、前記研掃ノズルに連結するホース取り
出し口を備え、その取り出し口にノズル毎の研掃材供給
量を調節することが可能な2次空気調節弁を備え、2次
空気を調節することが好ましい、さらに、前記研掃ヘッ
ドが、高欄の地覆上にこぼれた研掃材をかき集めるスク
レーバと、このスクレーバがかき集めた研掃材を回収す
る吸引口とを有するようにすれば完璧である6研掃ヘツ
ドと高槽壁面とが離間した時には、研掃材の噴射を遮断
する必要があり、このような装置を備えることは安全そ
の他の面から推奨される。
次に、本発明のリフレッシュ作業車を塗装装置としで使
用する場合について説明する。
用する場合について説明する。
この場合、前記作業ヘッドを高欄壁面に塗装を施す塗装
ヘッドとする。塗装装置の場合、走行車の荷台には、塗
料タンク、塗料ポンプ、コンプレッサ、塗装ヘッド及び
運転制御盤、ならびに吊り装置を搭載する。
ヘッドとする。塗装装置の場合、走行車の荷台には、塗
料タンク、塗料ポンプ、コンプレッサ、塗装ヘッド及び
運転制御盤、ならびに吊り装置を搭載する。
塗装ヘッド内には、縦方向に並設した複数のスプレーノ
ズル、または縦方向のガイドに沿って上下に往復動可能
なl又は複数のスプレーノズルを装備する。縦方向に並
設した複数のスプレノズルは縦方向が長く横方向が短い
偏平なスプレーパターンをもつ形状とし、上下に往復動
する複数列のスプレーノズルは横方向が長い偏平なスプ
レーパターンを有する形状とするのがよい。これらの複
数のスプレーノズルのスプレーパターンは一部が互いに
重なるような間隔に配列すると、高能率で作業を進める
ことができる。
ズル、または縦方向のガイドに沿って上下に往復動可能
なl又は複数のスプレーノズルを装備する。縦方向に並
設した複数のスプレノズルは縦方向が長く横方向が短い
偏平なスプレーパターンをもつ形状とし、上下に往復動
する複数列のスプレーノズルは横方向が長い偏平なスプ
レーパターンを有する形状とするのがよい。これらの複
数のスプレーノズルのスプレーパターンは一部が互いに
重なるような間隔に配列すると、高能率で作業を進める
ことができる。
塗装ヘッドは、高欄壁面高さにほぼ等しい長さの側辺を
有する開口部とその開口部周辺に塗料ミストの211!
過フイルタを装備し、ミストの飛散を防止する。
有する開口部とその開口部周辺に塗料ミストの211!
過フイルタを装備し、ミストの飛散を防止する。
また、塗装ヘッドは、高欄壁面に当接する車輪及び地層
上面に当接する車輪を備えて位置決めをする。
上面に当接する車輪を備えて位置決めをする。
塗装ヘッドの開口部の側辺に走行方向気流阻止用ブラシ
を装備し、また、その開口部の上辺に高欄上端面に接し
て上下動自在の板状ミストストッパを装備し、さらに前
記ミストストッパの外側に重ねてブラシを装備すること
が好ましい。
を装備し、また、その開口部の上辺に高欄上端面に接し
て上下動自在の板状ミストストッパを装備し、さらに前
記ミストストッパの外側に重ねてブラシを装備すること
が好ましい。
前記スプレーノズルと前記塗料タンクの間の配管を複数
系列とすると塗料の切替時にシンナーによる洗浄部分を
最小にし、配管の洗浄時間の短縮を図ることができる。
系列とすると塗料の切替時にシンナーによる洗浄部分を
最小にし、配管の洗浄時間の短縮を図ることができる。
[作用1
本発明の高欄リフレッシュ作業車は路上走行車輌と、こ
の走行車輌の走行方向に直交して延出する作業へ・ンド
と、この作業ヘッドの鉛直荷重の大部分の荷重を吊支す
る吊り装置と、作業ヘッドを高欄壁面に倣って保持する
倣い装置とから構成したので、自走しながら作業ヘッド
を道路の高槽壁面に正確に倣って移動させ、研掃作業及
び塗装作業をそれぞれ独立にまたは連続的に、能率的に
自動的に実施することができる。
の走行車輌の走行方向に直交して延出する作業へ・ンド
と、この作業ヘッドの鉛直荷重の大部分の荷重を吊支す
る吊り装置と、作業ヘッドを高欄壁面に倣って保持する
倣い装置とから構成したので、自走しながら作業ヘッド
を道路の高槽壁面に正確に倣って移動させ、研掃作業及
び塗装作業をそれぞれ独立にまたは連続的に、能率的に
自動的に実施することができる。
本発明の高欄リフレッシュ作業車は、道路が直線で高欄
壁面が平面状の場合に、作業ヘッドが適切に高欄壁面に
伽って作業することはもちろんであるが、道路がカーブ
している場合にも問題なく対応することができるもので
ある。
壁面が平面状の場合に、作業ヘッドが適切に高欄壁面に
伽って作業することはもちろんであるが、道路がカーブ
している場合にも問題なく対応することができるもので
ある。
第2図は道路がカーブしている高欄壁面を研掃または塗
装しようとする場合の軌跡を描いたものである。
装しようとする場合の軌跡を描いたものである。
高19i9の壁面が曲率半径Ro湾曲している曲線部を
、車幅b、ホイールベースa、前方オーバハング長さC
である4輪車が高欄壁面に沿って走行するものとする。
、車幅b、ホイールベースa、前方オーバハング長さC
である4輪車が高欄壁面に沿って走行するものとする。
図示省略した作業ヘッドは左右に首を振る必要があり、
かつ、車体から外へ突き出している必要がある。そして
、その必要首振り角φとその突き出し必要長さは、高欄
壁面の曲率半径及び車体の幅と長さとから決まる。
かつ、車体から外へ突き出している必要がある。そして
、その必要首振り角φとその突き出し必要長さは、高欄
壁面の曲率半径及び車体の幅と長さとから決まる。
自動車がカーブを曲がるときの車体が描(曲線の軌跡の
最大半径ROと最小半径Riは次の式で与えられる(首
部高速道路設計要領)。
最大半径ROと最小半径Riは次の式で与えられる(首
部高速道路設計要領)。
ここに
RO・車体がカーブを描く円軌跡のうち、最も大きな半
径 車体がカーブを描く円軌跡のうち、 最も小さな半径 a:ホイールベース 車幅 前車輪から前方への車体のオーバー i ハング長さ 上式は、自動車の先端の横角部が曲率半径R。
径 車体がカーブを描く円軌跡のうち、 最も小さな半径 a:ホイールベース 車幅 前車輪から前方への車体のオーバー i ハング長さ 上式は、自動車の先端の横角部が曲率半径R。
で矢印90方向に進行するとき、後車輪の内輪部の車体
表面P点の軌跡91はカーブして進む前車輪に引っ張ら
れて、同一曲率中心Qを中心として曲率半径Riでカー
ブすることを意味する。
表面P点の軌跡91はカーブして進む前車輪に引っ張ら
れて、同一曲率中心Qを中心として曲率半径Riでカー
ブすることを意味する。
本発明ではこのような走行状態において、作業ヘッドが
高欄壁面に倣って移動するとき、■ 作業ヘッドを作業
車の走行方向に直交して前後進自在にしたセンターロッ
ド、 ■ 作業ヘッドを水平に首振り可能としたパンタグラフ
、及び ■ センターロッドに設けた自在継手 を備えた倣い装置の作用により、高欄壁面の曲率半径に
沿って壁面に対向して作業ヘッドの開口面を保持しなが
ら走行し、作業をすることができる。
高欄壁面に倣って移動するとき、■ 作業ヘッドを作業
車の走行方向に直交して前後進自在にしたセンターロッ
ド、 ■ 作業ヘッドを水平に首振り可能としたパンタグラフ
、及び ■ センターロッドに設けた自在継手 を備えた倣い装置の作用により、高欄壁面の曲率半径に
沿って壁面に対向して作業ヘッドの開口面を保持しなが
ら走行し、作業をすることができる。
本発明の高欄リフレッシュ作業車を用いた高能率作業に
より、長時間の車線規制の必要がなくなり、高欄の保守
管理が容易となる。
より、長時間の車線規制の必要がなくなり、高欄の保守
管理が容易となる。
〔実施例]
次に、本発明の高欄リフレッシュ作業車の実施例を図面
を参照して詳細に説明する。本発明はこれらの実施例に
よって限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載
によってのみ限定されるものである。
を参照して詳細に説明する。本発明はこれらの実施例に
よって限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載
によってのみ限定されるものである。
実施例−1
第1図に、本発明の高欄リフレッシュ作業車を研掃装置
として用い、研掃作業中の実施例の全体三面図を示した
。
として用い、研掃作業中の実施例の全体三面図を示した
。
作業車lとしてトラックを用い、その荷台上に集塵装置
2、研掃材回収・供給装置3、微粉塵回収装置4、研掃
ヘッド5、制御盤6からなるバキュームプラストユニッ
トならびに吊り装置7を搭載している。また、運転席前
面に研掃ヘッド5を支持する倣い装置8が装着されてい
る。研掃ヘッド5は、高欄9を研掃しながら走行する際
は、倣い装置8に取付けられ、研掃作業時以外の普通走
行時には荷台l上に搭載される。第1図では、研掃ヘッ
ド5が倣い装置8によって高欄9の壁面λ に押し付けられて高欄壁面を研掃している状態を示して
いる。
2、研掃材回収・供給装置3、微粉塵回収装置4、研掃
ヘッド5、制御盤6からなるバキュームプラストユニッ
トならびに吊り装置7を搭載している。また、運転席前
面に研掃ヘッド5を支持する倣い装置8が装着されてい
る。研掃ヘッド5は、高欄9を研掃しながら走行する際
は、倣い装置8に取付けられ、研掃作業時以外の普通走
行時には荷台l上に搭載される。第1図では、研掃ヘッ
ド5が倣い装置8によって高欄9の壁面λ に押し付けられて高欄壁面を研掃している状態を示して
いる。
なお、第1図中に一点鎖線で囲まれた装置50は、塗装
作業車の機材である。研掃ヘッド5の代わりに塗装ヘッ
ドを倣い装置8に取付け、塗装用の機材を用いて塗装作
業をすることができる。
作業車の機材である。研掃ヘッド5の代わりに塗装ヘッ
ドを倣い装置8に取付け、塗装用の機材を用いて塗装作
業をすることができる。
第11図では、このように研掃・塗装兼用の作業車を示
しているが、それぞれ専用の作業車とすることもできる
。
しているが、それぞれ専用の作業車とすることもできる
。
倣い装置8について説明する。
実施例の作業車の車体側には運転席の前方に、作業車の
延長シャーシ27を張り出し、この延長シャーシ27に
支持固定枠28を取付け、この支持固定枠28の側方に
研掃ヘッド5を取付けこの研掃ヘッド5と支持固定枠2
8との間に倣い装置8を取付けている。
延長シャーシ27を張り出し、この延長シャーシ27に
支持固定枠28を取付け、この支持固定枠28の側方に
研掃ヘッド5を取付けこの研掃ヘッド5と支持固定枠2
8との間に倣い装置8を取付けている。
第3図は倣い装置8を示したもので(a)は平面図、(
b)は側面図である。
b)は側面図である。
倣い装置8は研掃ヘッド5を高欄壁面に密着させた状態
に保持し、作業車が走行しなから研掃作業をすることを
可能にするものである。倣い装置8は、主としてロッド
レスエアシリンダ29、センターロッド23、パンタグ
ラフ26から構成されている。
に保持し、作業車が走行しなから研掃作業をすることを
可能にするものである。倣い装置8は、主としてロッド
レスエアシリンダ29、センターロッド23、パンタグ
ラフ26から構成されている。
支持固定枠28の中央部にロッドレスエアシリンダ29
が固定されており、そのサドル30が車幅方向すなわち
、研掃ヘッドが高欄壁面に押付けられる方向に動くよう
になっている。
が固定されており、そのサドル30が車幅方向すなわち
、研掃ヘッドが高欄壁面に押付けられる方向に動くよう
になっている。
第4図(a)はロッドレスエアシリンダ29の斜視図を
示すもので、このロッドレスエアシリンダ29は図示省
略した支持固定枠28に固定されており、ロッドレスエ
アシリンダ29のサドル30の脚34はビン33を通す
長孔35を備え。
示すもので、このロッドレスエアシリンダ29は図示省
略した支持固定枠28に固定されており、ロッドレスエ
アシリンダ29のサドル30の脚34はビン33を通す
長孔35を備え。
ピン33はセンターロッド23の端部に結合している。
ロッドレスエアシリンダ29は、サドル30がセンター
ロッド23の軸方向に移動できる機能を備え、研掃ヘッ
ドを高欄壁面に押し付ける。その結果、作業車の蛇行許
容範囲内で、研掃ヘッド5を高欄壁面に一定の押付力で
押圧する。
ロッド23の軸方向に移動できる機能を備え、研掃ヘッ
ドを高欄壁面に押し付ける。その結果、作業車の蛇行許
容範囲内で、研掃ヘッド5を高欄壁面に一定の押付力で
押圧する。
第4図(b)エアシリンダ調整装置の主要部を示したも
ので圧力ゲージ76を見ながら圧力調整弁77で主圧力
を調整する。79はエア作動用レバー、78はミストセ
パレータである。
ので圧力ゲージ76を見ながら圧力調整弁77で主圧力
を調整する。79はエア作動用レバー、78はミストセ
パレータである。
第5図はセンターロッド23、上下動フレーム25及び
バンクグラフ26を示す斜視図である。
バンクグラフ26を示す斜視図である。
センターロッド23は、研掃ヘラl−′5の背面のほぼ
中心に自在継手24を介して取付けられている。パンタ
グラフ26は研掃ヘッドを上下動フレーム25に伸縮自
在に結合している。上下動フレーム25はこの実施例で
は根状とした。上下動フレーム25は両側部に落とし込
みロッド31を備えている。この落し込みロッド31は
支持固定枠28に取り付けられた鉛直バイブ32に、上
下に摺動移動可能に、外嵌している。そしてバイブ32
内の底部にはスプリングが挿入してあり、落とし込みロ
ッド31の下端をスプリングで支えるようにしている。
中心に自在継手24を介して取付けられている。パンタ
グラフ26は研掃ヘッドを上下動フレーム25に伸縮自
在に結合している。上下動フレーム25はこの実施例で
は根状とした。上下動フレーム25は両側部に落とし込
みロッド31を備えている。この落し込みロッド31は
支持固定枠28に取り付けられた鉛直バイブ32に、上
下に摺動移動可能に、外嵌している。そしてバイブ32
内の底部にはスプリングが挿入してあり、落とし込みロ
ッド31の下端をスプリングで支えるようにしている。
上下動フレーム25は、その中心に穴を設けてセンター
ロッド23を軸方向に摺動可能に貫通させている。
ロッド23を軸方向に摺動可能に貫通させている。
従って、研掃ヘッドは上下方向及び水平方向に移動可能
に、支持固定枠28に結合されでいる。
に、支持固定枠28に結合されでいる。
第6図は上下動フレーム25をセンターロッド23が貫
通している部分を示す斜視図である。
通している部分を示す斜視図である。
第10図に示すように、研掃ヘッド5を作業車の荷台か
ら吊り上げで支持固定枠28に取付けるとき、研掃ヘッ
ド5と上下動フレーム25とを固定しておく必要がある
。このために、第6図に示すように、上下動フレーム2
5にスリーブ25aとフック37とフック掛は外しハン
ドル36を備え、フック37を研掃ヘッド5側に設けた
フック38に係止させてロックしておく。第1o図に示
すように吊り上げた研掃ヘッドの上下動フレーム25の
落し込みロッド31を支持固定枠28のバイブ32に嵌
合させた後、上記フック掛は外しハンドル36を操作し
てフック37.38の係止を解(。この後、スリーブ2
5a内にセンターロッド23を差し込みセンターロッド
23をコックビン39によって、研掃ヘッド5の背面に
固定する。
ら吊り上げで支持固定枠28に取付けるとき、研掃ヘッ
ド5と上下動フレーム25とを固定しておく必要がある
。このために、第6図に示すように、上下動フレーム2
5にスリーブ25aとフック37とフック掛は外しハン
ドル36を備え、フック37を研掃ヘッド5側に設けた
フック38に係止させてロックしておく。第1o図に示
すように吊り上げた研掃ヘッドの上下動フレーム25の
落し込みロッド31を支持固定枠28のバイブ32に嵌
合させた後、上記フック掛は外しハンドル36を操作し
てフック37.38の係止を解(。この後、スリーブ2
5a内にセンターロッド23を差し込みセンターロッド
23をコックビン39によって、研掃ヘッド5の背面に
固定する。
次いで第4図に示すように、センターロッド23に口・
ンドレスエアシリンダ29のサドルを結合すれば、倣い
装置が作動状態になる。
ンドレスエアシリンダ29のサドルを結合すれば、倣い
装置が作動状態になる。
倣い装置8を以上のように構成したので、研掃ヘッドの
開口部13は、壁面に不陸がある場合でも、作業車が少
々蛇行した場合でも、壁面に常に一定の押し付は力で審
着する。
開口部13は、壁面に不陸がある場合でも、作業車が少
々蛇行した場合でも、壁面に常に一定の押し付は力で審
着する。
研掃ヘッド5はこのほか壁面に当接して回転する重輪2
0と、地層上面に当接しで回転する車輪12を有する。
0と、地層上面に当接しで回転する車輪12を有する。
上記倣い装置8と、これらの車輪20.12との相互作
用によって、さらに、路面の凹凸、作業車の幅方向の傾
斜、または地覆面の切れ目等があった場合でも、研掃ヘ
ッド5の転回や傾斜等にも自動的に追従することができ
、壁面からの離脱を防止することができる。従って、粉
塵を外部に飛散せず、環境を汚染することなく、クリー
ンでかつ能率的な自動研掃を行うことができるのである
。
用によって、さらに、路面の凹凸、作業車の幅方向の傾
斜、または地覆面の切れ目等があった場合でも、研掃ヘ
ッド5の転回や傾斜等にも自動的に追従することができ
、壁面からの離脱を防止することができる。従って、粉
塵を外部に飛散せず、環境を汚染することなく、クリー
ンでかつ能率的な自動研掃を行うことができるのである
。
なお、研掃ヘッド5が壁面から離脱した場合に、研掃材
や扮屋の飛散が生じるのを防ぐために、好ましくは研掃
材噴射の緊急遮断装置を具備する。第7図に示すタッチ
センサ49は研掃ヘッド5と高欄9の壁面が離間したと
きにこれを検知する一実施例の可変ローラバー型の装置
である。
や扮屋の飛散が生じるのを防ぐために、好ましくは研掃
材噴射の緊急遮断装置を具備する。第7図に示すタッチ
センサ49は研掃ヘッド5と高欄9の壁面が離間したと
きにこれを検知する一実施例の可変ローラバー型の装置
である。
検知装置は他の形式、例えば超音波または光センサを利
用するものでもよい。このような検知装置からの信号に
より研掃材噴射を遮断する。
用するものでもよい。このような検知装置からの信号に
より研掃材噴射を遮断する。
次に吊り装置について説明する。本発明の装置では、第
1図に示すように、研掃ヘッド5の鉛直荷重の大部分を
バランサ11を介して吊り装置7で吊下するようにして
いる。
1図に示すように、研掃ヘッド5の鉛直荷重の大部分を
バランサ11を介して吊り装置7で吊下するようにして
いる。
第9図はこのような装置の一実施例の構成を示すもので
、重量Wの物体64をバランサ11、ばね秤65を介装
した吊り具63を介して吊り装置7により吊り、バラン
サ11のバランス荷重を測定する。バランサ11のバラ
ンス荷重をWよりわずか小さい一定値に設定すれば、吊
り装置7は重量Wの大部分の鉛直荷重を吊下する。第1
0図は研掃ヘッド5を吊具63で吊下げた状態を示す。
、重量Wの物体64をバランサ11、ばね秤65を介装
した吊り具63を介して吊り装置7により吊り、バラン
サ11のバランス荷重を測定する。バランサ11のバラ
ンス荷重をWよりわずか小さい一定値に設定すれば、吊
り装置7は重量Wの大部分の鉛直荷重を吊下する。第1
0図は研掃ヘッド5を吊具63で吊下げた状態を示す。
第11図はこのようなスプリングバランサ11の実施例
の外形図を示したもので、滑車装置を改造したものであ
る。
の外形図を示したもので、滑車装置を改造したものであ
る。
研掃作業時、研掃ヘッド5は、その下部に設けた車輪1
2が地覆10に接し、スプリングバランサ11を介して
吊り装置7で上端を吊ることにより、その重量の大部分
を吊り装置で吊下するようにしているので、センターロ
ッドの前後進を容易にする。
2が地覆10に接し、スプリングバランサ11を介して
吊り装置7で上端を吊ることにより、その重量の大部分
を吊り装置で吊下するようにしているので、センターロ
ッドの前後進を容易にする。
吊り装置7は第8図に示すように、吊り装置7のブーム
61を定位置に固定するストッパ62を設けることが推
奨される。第8図は吊り装置7の本体部の斜視図である
。
61を定位置に固定するストッパ62を設けることが推
奨される。第8図は吊り装置7の本体部の斜視図である
。
なお、作業車が蛇行して車体と壁面との距離が所定範囲
を外れた場合、これを検知し運転者に警報を出すように
、蛇行検知センサを備え、このセンサが蛇行を検知した
とき、警報を発する警報装置を備えることがさらに好ま
しい。
を外れた場合、これを検知し運転者に警報を出すように
、蛇行検知センサを備え、このセンサが蛇行を検知した
とき、警報を発する警報装置を備えることがさらに好ま
しい。
次に、実施例の研掃ヘッド5について詳細に説明する。
研掃ヘッド5の正面、背面及び側面の斜視図を第12図
、第13図及び第14図に示す。
、第13図及び第14図に示す。
研掃ヘッド5は高欄9の高さにほぼ等しい高さをもち、
高欄壁面に対向する端面に開口部13をもつ大略直方体
の防塵フード14を外枠として、開口部13の周縁には
粉塵を外部に逸散させないための板状ゴムシール15を
取付けている。粉塵洩れ防止強化のために、開口部13
の上辺に高欄9の上端を覆う形でゴムシール15に重ね
てブラシ16を設けるのがより好ましい。
高欄壁面に対向する端面に開口部13をもつ大略直方体
の防塵フード14を外枠として、開口部13の周縁には
粉塵を外部に逸散させないための板状ゴムシール15を
取付けている。粉塵洩れ防止強化のために、開口部13
の上辺に高欄9の上端を覆う形でゴムシール15に重ね
てブラシ16を設けるのがより好ましい。
防塵フード14の内部には、第12図に示すように、ノ
ズルへラダ17が、フード14の開口面に平行な面内で
鉛直方向に対して斜めに設けられ、ノズルへラダ17の
上端はフード14の外部に装備される首振り装置18に
取付けられている0首振り装置18はノズルへラダ17
をその軸の回りに所定の角度範囲で回動させることがで
きる。ノズルへラダ17には複数の研掃ノズル19が取
付けられている。
ズルへラダ17が、フード14の開口面に平行な面内で
鉛直方向に対して斜めに設けられ、ノズルへラダ17の
上端はフード14の外部に装備される首振り装置18に
取付けられている0首振り装置18はノズルへラダ17
をその軸の回りに所定の角度範囲で回動させることがで
きる。ノズルへラダ17には複数の研掃ノズル19が取
付けられている。
研掃ノズル19の配置図を第15図に示す。研掃ノズル
19は、前記首振り角度範囲の中心方向21がフード1
4の開口面にほぼ垂直な方向に、かつ各研掃ノズルの研
掃パターン22が、フード14の側面から見て互いに重
複するように等間隔に平行させて取付けられる。さらに
、研掃ヘッド5の下部には高欄の最下端研掃用として上
記研掃ノズル群とは別に、固定した研掃ノズル40を配
設している。
19は、前記首振り角度範囲の中心方向21がフード1
4の開口面にほぼ垂直な方向に、かつ各研掃ノズルの研
掃パターン22が、フード14の側面から見て互いに重
複するように等間隔に平行させて取付けられる。さらに
、研掃ヘッド5の下部には高欄の最下端研掃用として上
記研掃ノズル群とは別に、固定した研掃ノズル40を配
設している。
以上の研掃ノズル19.40により作業車が走行時に各
研掃ノズル19.40の研掃パターンが重なって、−回
の走行で高欄壁面の全域を迅速かつ均一に研掃すること
ができ1作業効率が大幅に向上するのである。
研掃ノズル19.40の研掃パターンが重なって、−回
の走行で高欄壁面の全域を迅速かつ均一に研掃すること
ができ1作業効率が大幅に向上するのである。
前記研掃ノズル19及び40には研掃ヘッド軽量化のた
めに、吸引式ノズルを用い、各研掃ノズル19.40に
は個別に研掃材供給ホース41が接続されている(第1
2図参照)、これらのホース群41は束ねられて研掃ヘ
ッド5の防塵フード14の上面から上方向に貫通し、第
16図に示すように、作業車の荷台上に載置された研掃
材回収・供給装置3の下端に設けた取出し口42に接続
されている。この取出し口42には、個々の研掃ノズル
19.40への研掃材供給量を独立に調節できる二次空
気調整弁43がそれぞれ取付けられている。したがって
個々の研掃ノズル研掃材噴射量をノズルごとに単独に調
節することが可能であり、安定した研掃条件を設定する
ことができる。
めに、吸引式ノズルを用い、各研掃ノズル19.40に
は個別に研掃材供給ホース41が接続されている(第1
2図参照)、これらのホース群41は束ねられて研掃ヘ
ッド5の防塵フード14の上面から上方向に貫通し、第
16図に示すように、作業車の荷台上に載置された研掃
材回収・供給装置3の下端に設けた取出し口42に接続
されている。この取出し口42には、個々の研掃ノズル
19.40への研掃材供給量を独立に調節できる二次空
気調整弁43がそれぞれ取付けられている。したがって
個々の研掃ノズル研掃材噴射量をノズルごとに単独に調
節することが可能であり、安定した研掃条件を設定する
ことができる。
研掃ヘッド5は、第13図に示すように、下部に使用済
み研掃材及び研掃屑の回収通路44を有し、この回収通
路44から便用清み研掃材及び研掃屑をホース(図示せ
ず)で作業車l上の研掃材回収・供給装置3に吸引し、
研掃材は供給側に戻され、研掃屑は集塵装置2に送られ
る。この排出をさらに効率よく行うために、第12図に
示すように、研掃ヘッド5の上部に、外部に開口した二
次空気取入れ口45を設け、フード14内の負圧を利用
して取り込んだ空気をダクト46を経由してダクト46
下端のスリット47から噴出させることにより、使用済
み研掃材及び研掃屑を、研掃ヘッド5の下端にためるこ
となく研掃材回収・供給装置に送込むのがより好ましい
。
み研掃材及び研掃屑の回収通路44を有し、この回収通
路44から便用清み研掃材及び研掃屑をホース(図示せ
ず)で作業車l上の研掃材回収・供給装置3に吸引し、
研掃材は供給側に戻され、研掃屑は集塵装置2に送られ
る。この排出をさらに効率よく行うために、第12図に
示すように、研掃ヘッド5の上部に、外部に開口した二
次空気取入れ口45を設け、フード14内の負圧を利用
して取り込んだ空気をダクト46を経由してダクト46
下端のスリット47から噴出させることにより、使用済
み研掃材及び研掃屑を、研掃ヘッド5の下端にためるこ
となく研掃材回収・供給装置に送込むのがより好ましい
。
研掃ヘッド5のフード14の内部には、前記使用済み研
掃材及び研掃屑のほか微粉塵が浮遊している。これらを
排出するために、第17図に示すようにフード14の上
部に微粉塵吸引口48を設けている。ここから回収され
た微粉塵はホースで微粉塵回収装置4を介して集塵装置
2に導かれで回収される。
掃材及び研掃屑のほか微粉塵が浮遊している。これらを
排出するために、第17図に示すようにフード14の上
部に微粉塵吸引口48を設けている。ここから回収され
た微粉塵はホースで微粉塵回収装置4を介して集塵装置
2に導かれで回収される。
なおさらに好ましくは、第18図に示すように、研掃ヘ
ッド5の進行方向後方に、地層10上にこぼれた研掃材
を掃き集めるスクレーバ66をアーム68によって弾性
的に地理上に密着させるように配設し、このスクレーバ
66で掃き集めた研掃材を回収する吸引口67を設ける
と好適である。
ッド5の進行方向後方に、地層10上にこぼれた研掃材
を掃き集めるスクレーバ66をアーム68によって弾性
的に地理上に密着させるように配設し、このスクレーバ
66で掃き集めた研掃材を回収する吸引口67を設ける
と好適である。
実施例−2
第19図は本発明の高欄壁面リフレッシュ作業車1を塗
装装置として使用した場合の全体図を示すもので、(a
)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
装装置として使用した場合の全体図を示すもので、(a
)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
作業車1の荷台上に、塗料タンク52、塗装ポンプ53
、制御盤54、コンプレッサ55、吊り装置7、塗装ヘ
ッド57が搭載され、運転席前面に塗装ヘッド57を支
持する倣い装置8が具備されている。塗装ヘッド57は
、高欄9に塗装を施しながら走行する際は、倣い装置8
に取付けられ、塗装作業時以外の普通走行時には荷台上
に搭載される。
、制御盤54、コンプレッサ55、吊り装置7、塗装ヘ
ッド57が搭載され、運転席前面に塗装ヘッド57を支
持する倣い装置8が具備されている。塗装ヘッド57は
、高欄9に塗装を施しながら走行する際は、倣い装置8
に取付けられ、塗装作業時以外の普通走行時には荷台上
に搭載される。
なお、第19図の作業車の荷台は、第1図で示したのと
同様に研掃用機材51を載置しており、塗装・研掃兼用
の機材をすべて積載した荷台を示している。前述のよう
に、塗装と研掃とをそれぞれ別にした専用の作業車とす
ることもできる。
同様に研掃用機材51を載置しており、塗装・研掃兼用
の機材をすべて積載した荷台を示している。前述のよう
に、塗装と研掃とをそれぞれ別にした専用の作業車とす
ることもできる。
塗装ヘッドの倣い装置8及び吊装置7は実施例1で説明
したものと同様であるから説明を省略する。
したものと同様であるから説明を省略する。
塗装ヘッド57について説明する。
第20図は塗装ヘッドの正面斜視図、第21図は塗装ヘ
ッドの背面図、第22図は塗装ヘッドの一部切断平面図
である。
ッドの背面図、第22図は塗装ヘッドの一部切断平面図
である。
塗装へラド57は、4個の高欄壁面に当接する車輪59
と2個の地層上面に当接する車輪60によって、高欄壁
面及び地覆土面に接するようになっている。
と2個の地層上面に当接する車輪60によって、高欄壁
面及び地覆土面に接するようになっている。
塗装へ・ラド57には、縦方向ガイド71を9設し、ガ
イド71の下端に動力装置72を装備し、ガイド71に
はスプレーノズル支持金具73をガイド71に沿って上
下方向に摺動可能に取付けている。スプレーノズル支持
金具73は第24図(a)に示すように、動力装置72
とチェーン等の動力伝達手段で連結され、動力装置72
を作動させることによりガイドア1に沿って上下に往復
運動する。スプレーノズル支持金具73には2個のスプ
レーノズル74.75が、ノズル間距離を調節可能に取
付けられている。スプレーノズル74.75のスプレー
パターンは第24図(b)に示すように、スプレーノズ
ル74.75の上下運動と作業車の走行横行運動との合
成によって、高欄壁面上にサインカーブのような軌跡1
01゜102を描くが、これらの軌跡lot、102が
互いに一部うツブするような距離にスプレーノズル74
.75の相互間距離を調節することが可能である。
イド71の下端に動力装置72を装備し、ガイド71に
はスプレーノズル支持金具73をガイド71に沿って上
下方向に摺動可能に取付けている。スプレーノズル支持
金具73は第24図(a)に示すように、動力装置72
とチェーン等の動力伝達手段で連結され、動力装置72
を作動させることによりガイドア1に沿って上下に往復
運動する。スプレーノズル支持金具73には2個のスプ
レーノズル74.75が、ノズル間距離を調節可能に取
付けられている。スプレーノズル74.75のスプレー
パターンは第24図(b)に示すように、スプレーノズ
ル74.75の上下運動と作業車の走行横行運動との合
成によって、高欄壁面上にサインカーブのような軌跡1
01゜102を描くが、これらの軌跡lot、102が
互いに一部うツブするような距離にスプレーノズル74
.75の相互間距離を調節することが可能である。
第24図に示したようなスプレーノズルを上下運動させ
る機構の代わりに、第25図(a)、(b)に示すよう
に、縦方向に偏平なスプレーパターン106.107.
108を有する複数のスプレーノズル103.104.
105を、スプレーパターン106.107.108の
長軸端が互いに重なるような間隔で、縦方向に固定配列
してもよい6 塗装ヘッド57は、高欄9の壁面高さにほぼ等しい長さ
の側辺を有する開口部80とその開口部周辺に塗料ミス
トの濾過フィルタ81を有しかつこれと連通して塗料ミ
スト吸引用ファン82を装備している。さらに開口部8
0の側辺に、走行方向気流阻止用ブラシ83(第20図
参照)を取付はミストの横方向への流出を防止している
。また上部へのミスト飛散を防止するために開口部80
の上辺に高欄上端面に接して上下自在可動の板状ミスト
ストッパを装備しさらにその外側に重ねてブラシ84(
第20図参照)を取付けている。こうすることによって
高欄上端までの塗装を均一に一回の走行で行うことが可
能となった。
る機構の代わりに、第25図(a)、(b)に示すよう
に、縦方向に偏平なスプレーパターン106.107.
108を有する複数のスプレーノズル103.104.
105を、スプレーパターン106.107.108の
長軸端が互いに重なるような間隔で、縦方向に固定配列
してもよい6 塗装ヘッド57は、高欄9の壁面高さにほぼ等しい長さ
の側辺を有する開口部80とその開口部周辺に塗料ミス
トの濾過フィルタ81を有しかつこれと連通して塗料ミ
スト吸引用ファン82を装備している。さらに開口部8
0の側辺に、走行方向気流阻止用ブラシ83(第20図
参照)を取付はミストの横方向への流出を防止している
。また上部へのミスト飛散を防止するために開口部80
の上辺に高欄上端面に接して上下自在可動の板状ミスト
ストッパを装備しさらにその外側に重ねてブラシ84(
第20図参照)を取付けている。こうすることによって
高欄上端までの塗装を均一に一回の走行で行うことが可
能となった。
第23図にスプレーノズル支持金具の背面からの斜視図
を示した。スプレーノズルチップの交換を迅速に行うこ
とができるように、スプレーノズル支持金具73にスプ
レーノズル74.75を固定している部分は回転可能な
アーム85とし、ガイド710両側の背面にアーム85
を反転させた時にスプレーノズル74.75が通過可能
な隙間86を設けている。これにより塗装ヘッド57の
背後からスプレーノズル74.75のチップの交換をす
ることができる。またスプレーノズル74.75のチッ
プを交換した後、スプレーノズル74.75を迅速に元
の位置に戻せるように、位置決め用のストッパも設けて
いる。
を示した。スプレーノズルチップの交換を迅速に行うこ
とができるように、スプレーノズル支持金具73にスプ
レーノズル74.75を固定している部分は回転可能な
アーム85とし、ガイド710両側の背面にアーム85
を反転させた時にスプレーノズル74.75が通過可能
な隙間86を設けている。これにより塗装ヘッド57の
背後からスプレーノズル74.75のチップの交換をす
ることができる。またスプレーノズル74.75のチッ
プを交換した後、スプレーノズル74.75を迅速に元
の位置に戻せるように、位置決め用のストッパも設けて
いる。
また本実施例においてはスプレーノズル74.75と作
業車台車上の塗料タンク52との間の配管の大部分を2
系列としている。これは、塗料の種類を切り換える時、
塗料とシンナーの相洛性の差異から、不溶性の固形分を
生じてスプレーノズル詰りか発生する懸念があるので、
切り替え時のシンナーによる洗浄部分を最小にし、洗浄
所要時間の短縮を図るためのものである。
業車台車上の塗料タンク52との間の配管の大部分を2
系列としている。これは、塗料の種類を切り換える時、
塗料とシンナーの相洛性の差異から、不溶性の固形分を
生じてスプレーノズル詰りか発生する懸念があるので、
切り替え時のシンナーによる洗浄部分を最小にし、洗浄
所要時間の短縮を図るためのものである。
なお、塗装ヘッド57は倣い装置8により前述のように
壁面と一定の位置関係を保ちながら、連続塗装が可能な
ように構成されているが、壁面の曲率半径が小さい場合
は塗装ヘッド57の後端が壁面に接触し、既塗装面を傷
付ける恐れがある。
壁面と一定の位置関係を保ちながら、連続塗装が可能な
ように構成されているが、壁面の曲率半径が小さい場合
は塗装ヘッド57の後端が壁面に接触し、既塗装面を傷
付ける恐れがある。
このような場合を考慮して、塗装ヘッド57の後側辺に
、正常な施工時には壁面と接することがない位置に幅狭
のソリ状板、または小車輪(図示せず)を具備すること
がより好ましい。
、正常な施工時には壁面と接することがない位置に幅狭
のソリ状板、または小車輪(図示せず)を具備すること
がより好ましい。
なお、場合により塗装ヘッド57が壁面から離脱するこ
とによる塗料やダストの飛散を防ぐために、フード離脱
検知センサ(光あるいは超音波センサ)とスプレーの緊
急遮断装置を設けることが好ましく、さらに車体と壁面
の距離が所定範囲を外れた場合これを検知し運転者に警
報を出すように、蛇行検知センサと警報装置を備えるこ
とが好ましい。
とによる塗料やダストの飛散を防ぐために、フード離脱
検知センサ(光あるいは超音波センサ)とスプレーの緊
急遮断装置を設けることが好ましく、さらに車体と壁面
の距離が所定範囲を外れた場合これを検知し運転者に警
報を出すように、蛇行検知センサと警報装置を備えるこ
とが好ましい。
〔発明の効果]
本発明の作業車により、道路の高欄の下地処理に当たっ
て、粉塵の飛散がなくハイグレードの仕上面を与えるこ
とのできるバキューム研掃工法を連続的かつ自動的に適
用することができるようになった。また、高欄の連続自
動塗装が可能になった。
て、粉塵の飛散がなくハイグレードの仕上面を与えるこ
とのできるバキューム研掃工法を連続的かつ自動的に適
用することができるようになった。また、高欄の連続自
動塗装が可能になった。
本発明の作業車は安全対策上も極めて有効であり、また
一般車輌の道路通行を許容しながら作業を行うことがで
きる。
一般車輌の道路通行を許容しながら作業を行うことがで
きる。
従って、夜間の長時間の車線規制の必要がなくなり、交
通渋滞が大幅に緩和されるとともに、高欄壁面全面の研
掃及び塗装を高能率で省力的に実施することができ、塗
膜の耐用年数が従来に比し伸びることになり、安定した
塗膜品質が確保され、技術的、社会的寄与は多大である
。
通渋滞が大幅に緩和されるとともに、高欄壁面全面の研
掃及び塗装を高能率で省力的に実施することができ、塗
膜の耐用年数が従来に比し伸びることになり、安定した
塗膜品質が確保され、技術的、社会的寄与は多大である
。
また本発明の一部である倣い装置は、−船釣な壁面倣い
機構として広く各分野の技術に応用することが可能であ
る。
機構として広く各分野の技術に応用することが可能であ
る。
第1図は本発明の高欄壁面リフレッシュ作業車を研掃装
置として用いた場合の実施例を示し、(a)は平面図、
(b)は側面図、(c)は正面図、第2図は高欄が湾曲
しているときの作業車の運行平面図、第3図は倣い装置
の(a)平面図、(b)側面図、第4図(a)は倣い装
置のエアシリンダの斜視図、第4図(b)はエアシリン
ダの制御装置の斜視図、第5図は倣い装置のパンタグラ
フ部分の斜視図、第6図は倣い装置の上下動フレーム部
分の斜視図、第7図はタッチセンサの1実施例の斜視図
、第8図は吊り装置の本体部の説明図、第9図は吊り具
の説明図、第1O図は吊り上げ動作を示す斜視図、第1
1図はバランサの斜視図、第12図は研掃ヘッドの正面
見取図、第13図は研掃ヘッドの背面見取図、第14図
は研掃ヘッドの横面斜視図、第15図は研掃ヘッド内の
ノズル配置を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、
(C)は平面図、第16図は研掃回収・供給装置の部分
斜視図、第17図は研掃ヘッドの頭部斜視図、第18図
はスクレーパの説明図、第19区は本発明の高欄壁面リ
フレッシュ作業車を塗装装置として用いた場合の実施例
を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正
面図、第20図は塗装ヘッドの正面見取図、第21図は
塗装ヘッドの背面図、第22図は塗装ヘッドの一部切断
平面図、第23図は塗装ヘッド内のスプレーノズル部分
の斜視図、第24区は上下動するスプレーノズルの(a
)は斜視図、(b)はその塗装パターン説明図、第25
図は上下方向に並設したスプレーノズルの(a)は斜視
図、(b)はその塗装パターン説明図である。 1・・・作業車 2・・・集塵装置3・・・
研掃材回収・供給装置 4・・・微粉塵回収装置 5・・・研掃ヘッド 6・・・制御盤7・・・吊
り装置 8・・・倣い装置9・・・高欄
10・・・地覆11・・・バランサ 1
2・・・車輪13−開口部 15・・−ゴムシール 17・・−ノズルへラダ 19・・−研掃ノズル 22−・−研掃パターン 23・・−センターロッド 24・−自在継手 25−・−上下動フレーム 26−・−パンタグラフ 27−・・シャーシ 28・・・支持固定枠 29−・−エアシリンダ 30−・−サドル 32−・・パイプ 34・・−腐金具 36・・−ハンドル 38・・−フック 40−・−固定ノズル 42・−・取り出し口 43・・・二次空気調整弁 14−・−防塵フード 16・・・ブラシ 18・・・首振り装置 20・・−車輪 31・・−ロッド 33・−・ビン 35・・−長孔 37・・−フック 39・・−コツタピン 41−ホース 44・・・回収通路 46・・・ダクト 48・・・微粉塵吸引口 50・・・塗装用機材 52・・−塗料タンク 54・・・制御盤 57・・・塗装ヘッド 60・・・車輪 62・・・ストッパ 64・・・物体 66・・・スクレーパ 68・・・アーム 72・・−動力装置 74・・・スプレーノズル 75・−・スプレーノズル 76・・・圧力ゲージ 77−・・圧力調整弁 78・・・ミストセパレータ 79・・・エア作動用レバー 80・・・開口部 45・・・空気取入口 47・・・スリット 49・・・タッチセンサ 51・・・研掃用機材 53・・・塗料ポンプ 55・・・コンプレッサ 59・・・車輪 61・・・ブーム 63・−・吊り具 65・・・ばね秤 67・・・吸引口 ア1・・・ガイド 73・・・支持金具 81・・・フィルタ 82・・・ファン 83・・−ブラシ84・・
・ブラシ 85・・−アーム86・・・隙間
90・・−進行方向91・・−内輪部の軌跡 101.102.106.107.108・・・塗装パ
ターン
置として用いた場合の実施例を示し、(a)は平面図、
(b)は側面図、(c)は正面図、第2図は高欄が湾曲
しているときの作業車の運行平面図、第3図は倣い装置
の(a)平面図、(b)側面図、第4図(a)は倣い装
置のエアシリンダの斜視図、第4図(b)はエアシリン
ダの制御装置の斜視図、第5図は倣い装置のパンタグラ
フ部分の斜視図、第6図は倣い装置の上下動フレーム部
分の斜視図、第7図はタッチセンサの1実施例の斜視図
、第8図は吊り装置の本体部の説明図、第9図は吊り具
の説明図、第1O図は吊り上げ動作を示す斜視図、第1
1図はバランサの斜視図、第12図は研掃ヘッドの正面
見取図、第13図は研掃ヘッドの背面見取図、第14図
は研掃ヘッドの横面斜視図、第15図は研掃ヘッド内の
ノズル配置を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、
(C)は平面図、第16図は研掃回収・供給装置の部分
斜視図、第17図は研掃ヘッドの頭部斜視図、第18図
はスクレーパの説明図、第19区は本発明の高欄壁面リ
フレッシュ作業車を塗装装置として用いた場合の実施例
を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正
面図、第20図は塗装ヘッドの正面見取図、第21図は
塗装ヘッドの背面図、第22図は塗装ヘッドの一部切断
平面図、第23図は塗装ヘッド内のスプレーノズル部分
の斜視図、第24区は上下動するスプレーノズルの(a
)は斜視図、(b)はその塗装パターン説明図、第25
図は上下方向に並設したスプレーノズルの(a)は斜視
図、(b)はその塗装パターン説明図である。 1・・・作業車 2・・・集塵装置3・・・
研掃材回収・供給装置 4・・・微粉塵回収装置 5・・・研掃ヘッド 6・・・制御盤7・・・吊
り装置 8・・・倣い装置9・・・高欄
10・・・地覆11・・・バランサ 1
2・・・車輪13−開口部 15・・−ゴムシール 17・・−ノズルへラダ 19・・−研掃ノズル 22−・−研掃パターン 23・・−センターロッド 24・−自在継手 25−・−上下動フレーム 26−・−パンタグラフ 27−・・シャーシ 28・・・支持固定枠 29−・−エアシリンダ 30−・−サドル 32−・・パイプ 34・・−腐金具 36・・−ハンドル 38・・−フック 40−・−固定ノズル 42・−・取り出し口 43・・・二次空気調整弁 14−・−防塵フード 16・・・ブラシ 18・・・首振り装置 20・・−車輪 31・・−ロッド 33・−・ビン 35・・−長孔 37・・−フック 39・・−コツタピン 41−ホース 44・・・回収通路 46・・・ダクト 48・・・微粉塵吸引口 50・・・塗装用機材 52・・−塗料タンク 54・・・制御盤 57・・・塗装ヘッド 60・・・車輪 62・・・ストッパ 64・・・物体 66・・・スクレーパ 68・・・アーム 72・・−動力装置 74・・・スプレーノズル 75・−・スプレーノズル 76・・・圧力ゲージ 77−・・圧力調整弁 78・・・ミストセパレータ 79・・・エア作動用レバー 80・・・開口部 45・・・空気取入口 47・・・スリット 49・・・タッチセンサ 51・・・研掃用機材 53・・・塗料ポンプ 55・・・コンプレッサ 59・・・車輪 61・・・ブーム 63・−・吊り具 65・・・ばね秤 67・・・吸引口 ア1・・・ガイド 73・・・支持金具 81・・・フィルタ 82・・・ファン 83・・−ブラシ84・・
・ブラシ 85・・−アーム86・・・隙間
90・・−進行方向91・・−内輪部の軌跡 101.102.106.107.108・・・塗装パ
ターン
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 路上走行車輌と、該車輌の走行方向に直交して延出
する作業ヘッドと、該作業ヘッドの鉛直荷重に対応する
一定荷重を吊支する吊り装置と、該作業ヘッドを高欄壁
面に倣って保持する倣い装置とからなることを特徴とす
る高欄壁面リフレッシュ作業車。 2 路上走行車輌の蛇行を検知するセンサと、該センサ
からの信号によって警報を発する警報装置を備えたこと
を特徴とする請求項1記載の高欄壁面リフレッシュ作業
車。 3 前記倣い装置が、前記作業ヘッドの背面に垂直に取
付けられたセンターロッドと、該センターロッドを軸方
向に附勢するエアシリンダと、エアシリンダを走行車輌
の車体に固定する支持固定枠と、該支持固定枠に上下動
自在に取付けられかつ前記センターロッドが摺動可能に
貫通する上下動フレームと、該上下動フレーム及び前記
作業ヘッドの背面を連結する水平伸縮パンタグラフとか
らなることを特徴とする請求項1又は2記載の高欄壁面
リフレッシュ作業車。 4 前記作業ヘッドが高欄壁面及び地覆上面にそれぞれ
当接する車輪を備えることを特徴とする請求項1〜3の
いづれかに記載の高欄壁面リフレッシュ作業車。 5 前記倣い装置が、前記作業ヘッド背面と前記センタ
ーロッド間に自在継手を有することを特徴とする請求項
3または4記載の高欄壁面リフレッシュ作業車。 6 前記作業ヘッドが高欄壁面を研掃処理する研掃ヘッ
ドであることを特徴とする請求項1記載の高欄壁面リフ
レッシュ作業車。 7 前記研掃ヘッドが、壁面に対向する端面を開口させ
た中空防塵フードと、該開口部の周縁に設けたシール手
段と、該防塵フード内部に該対向端面に平行な面内で鉛
直軸に対し斜めに配備されたノズルヘッダと、該ノズル
ヘッダをその長軸回りに回動させる研掃ノズル首振り装
置と、該ノズルヘッダに取付けられた複数の研掃ノズル
とを備えたことを特徴とする請求項6記載の高欄壁面リ
フレッシュ作業車。 8 前記研掃ヘッドが、前記開口部下端に固定研掃ノズ
ルを有することを特徴とする請求項7記載の高欄壁面リ
フレッシュ作業車。 9 前記研掃ノズルが、吸引ノズルであることを特徴と
する請求項7または8記載の高欄壁面リフレッシュ作業
車。 10 前記シール手段が、ゴムシール及びブラシからな
ることを特徴とする請求項7〜9のいづれかに記載の高
欄壁面リフレッシュ作業車。 11 前記シール手段が、前記開口部上辺に設けた他辺
のそれより幅広のゴムシールとその外側に重ねたブラシ
を含むことを特徴とする請求項10記載の高欄壁面リフ
レッシュ作業車。 12 前記研掃ヘッドが、下部に使用済み研掃材及び研
掃屑の回収通路を備え、かつ該回収通路を通って使用済
研掃材及び研掃屑を研掃材回収・供給装置に送り込むに
必要な二次空気取り入れ口を有することを特徴とする請
求項6〜11のいづれかに記載の高欄壁面リフレッシュ
作業車。 13 前記研掃ヘッドが、上部に微粉塵吸引口を有する
ことを特徴とする請求項6〜12記載の高欄壁面リフレ
ッシュ作業車。 14 前記研掃材回収・供給装置が前記研掃ノズルに連
結するホース取り出し口を有し、かつその取り出し口に
ノズル毎の研掃材供給量を調節可能な2次空気調節弁を
有することを特徴とする請求項12又は13記載の高欄
壁面リフレッシュ作業車。 15 前記研掃ヘッドが、高欄の地覆上にこぼれた研掃
材をかき集めるスクレーパと、かき集めた研掃材を回収
する吸引口とを有することを特徴とする請求項12、1
3又は14記載の高欄壁面リフレッシュ作業車。 16 研掃ヘッドと高欄壁面との離間を検知した時に研
掃材の噴射を遮断する装置を有する請求項6〜15のい
ずれかに記載の高欄壁面リフレッシュ作業車。 17 前記作業ヘッドが高欄壁面に塗装を施す塗装ヘッ
ドであることを特徴とする請求項1〜5のいづれかに記
載の高欄壁面リフレッシュ作業車。 18 前記塗装ヘッド内に、縦方向に並設した複数のス
プレーノズルまたは縦方向のガイドに沿って上下に往復
動可能な1又は複数のスプレーノズルを装備したことを
特徴とする請求項17記載の高欄壁面リフレッシュ作業
車。 19 前記スプレーノズルが偏平なスプレーパターンを
有し、該スプレーパターンの一部が互いに重なるような
間隔に配列した複数のスプレーノズルであることを特徴
とする請求項18記載の高欄壁面リフレッシュ作業車。 20 前記塗装ヘッドが、高欄壁面高さにほぼ等しい長
さの側辺を有する開口部とその開口部周辺に塗料ミスト
を補集する濾過フィルタを装備することを特徴とする請
求項17、18又は19記載の高欄壁面リフレッシュ作
業車。 21 前記塗装ヘッドが、その開口部の側辺に走行方向
気流阻止用ブラシを装備することを特徴とする請求項1
7〜20のいづれかに記載の高欄壁面リフレッシュ作業
車。 22 前記塗装ヘッドが、その開口部の上辺に高欄上端
面に接して上下自在可動の板状ミストストッパを装備す
ることを特徴とする請求項17〜21のいづれかに記載
の高欄壁面リフレッシュ作業車。 23 前記ミストストッパの外側に重ねてブラシを装備
することを特徴とする請求項22記載の高欄壁面リフレ
ッシュ作業車。 24 前記スプレーノズルと塗料タンク間の配管を複数
系列とすることを特徴とする請求項18〜23のいづれ
かに記載の高欄壁面リフレッシュ作業車。 25 前記スプレーノズルを支持する金具が、前記スプ
レーノズルを固定する回転可能なアームを有し、かつ前
記塗装ヘッドの背面に、該アーム反転時スプレーノズル
が通過可能な隙間を設けたことを特徴とする請求項18
〜24のいづれかに記載の高欄壁面リフレッシュ作業車
。 26 前記塗装ヘッドの後側辺に、幅狭のソリ状板また
は小車輪を具備することを特徴とする請求項17〜25
のいづれかに記載の高欄壁面リフレッシュ作業車。 27 前記塗装ヘッドと高欄の壁面が所定距離以上離間
した時にスプレイングを遮断する装置を有する請求項1
7〜26のいづれかに記載の高欄壁面リフレッシュ作業
車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2717990A JP2856473B2 (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | 高欄壁面リフレッシュ作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2717990A JP2856473B2 (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | 高欄壁面リフレッシュ作業車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH03233010A true JPH03233010A (ja) | 1991-10-17 |
JP2856473B2 JP2856473B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=12213851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2717990A Expired - Lifetime JP2856473B2 (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | 高欄壁面リフレッシュ作業車 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2856473B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106012919A (zh) * | 2016-07-15 | 2016-10-12 | 安庆中森信息科技有限公司 | 一种用于公路上的护栏栏杆清理装置 |
CN106087813A (zh) * | 2016-07-15 | 2016-11-09 | 安庆中森信息科技有限公司 | 一种用于护栏栏杆清理装置上的包裹装置 |
JP2020051225A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 東芝ライテック株式会社 | 灯体洗浄装置 |
-
1990
- 1990-02-08 JP JP2717990A patent/JP2856473B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106012919A (zh) * | 2016-07-15 | 2016-10-12 | 安庆中森信息科技有限公司 | 一种用于公路上的护栏栏杆清理装置 |
CN106087813A (zh) * | 2016-07-15 | 2016-11-09 | 安庆中森信息科技有限公司 | 一种用于护栏栏杆清理装置上的包裹装置 |
CN106087813B (zh) * | 2016-07-15 | 2018-03-16 | 南京玖生环保科技有限公司 | 一种用于护栏栏杆清理装置上的包裹装置 |
CN106012919B (zh) * | 2016-07-15 | 2018-05-08 | 西安科技大学 | 一种用于公路上的护栏栏杆清理装置 |
JP2020051225A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 東芝ライテック株式会社 | 灯体洗浄装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2856473B2 (ja) | 1999-02-10 |
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