JPH03232820A - 脳循環・代謝改善剤 - Google Patents

脳循環・代謝改善剤

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JPH03232820A
JPH03232820A JP2025270A JP2527090A JPH03232820A JP H03232820 A JPH03232820 A JP H03232820A JP 2025270 A JP2025270 A JP 2025270A JP 2527090 A JP2527090 A JP 2527090A JP H03232820 A JPH03232820 A JP H03232820A
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JP
Japan
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hinesol
injection
active ingredient
day
improver
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Pending
Application number
JP2025270A
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English (en)
Inventor
Joji Yamahara
條二 山原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsumura and Co
Original Assignee
Tsumura and Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、脳循環・代謝改善作用を有し、脳出血、脳梗
塞、−過性脳虚血発作等の脳血管疾患の治療に有効な脳
循環・代謝改善剤に関するものである。
[従来の技術および課題] 脳血管疾患は、人口に対する老人の割合が増加するに伴
って増え続けており、死因の主要疾患の一つである。
従来、脳血管疾患を治療する薬剤は、数多く開発されて
いるが、臨床効果、副作用の面において、いまだ満足で
きる薬剤は開発されていない。
[課題を解決するための手段] 本発明者は、優れた脳血管疾患治療薬を開発すべく、種
々の生薬成分について鋭意研究を行った結果、京類の代
表成分の1つであるヒネソールが、優れた脳循環・代謝
改善作用を有することを見いだし、本発明を完成するに
至った。
すなわち本発明は、ヒネソールを有効成分とする脳循環
・代謝改善剤である。
爪は、キク科(Compositae)のアトラフティ
ロブイス(Atractylodes)腐植物の根茎を
基原とし、古来中国において、水分代謝異常を改善する
漢方処方等に配剤されてきた重要な生薬である。また、
その成分であるヒネソールは、健胃作用、肝機能改善作
用等を有することが知られていたが、脳循環・代謝改善
作用を有することは知られていなかった。
ヒネソールは、飛類より単離して用いても良いが、市販
(栗田工業)されているものを用いても良い。
次に、ヒネソールが脳循環・代謝改善作用を有すること
を、実験例を挙げて説明する。
実験例1 ddY系雄性マウス(18〜20g)に、致死量のシア
ン化カリウム(K CN)3 、1 m97に9を尾静
注し、無呼吸に達するまでの時間を生存時間とし、生存
数とともに記録した。
KCN注射後、マウスを180秒間観察し、180秒間
で無呼吸に達しなかったマウスは、生存動物とし、その
生存時間は180秒とした。
ヒポソール投与群は、ヒネソールを5%アラビアゴム水
溶液に懸濁し、KCN投与1時間前に経口投与した。コ
ントロール群は、5%アラビアゴム水溶液のみをKCN
投与1時間前に投与した。
コントロール群に対するヒポソール投与群の延命率およ
び両群の生存率をそれぞれ第1表および第2表に示した
第 表 第2表 以上の実験結果は、ヒネソール投与によって、KCN投
与後のマウスの延命率及び生存率が上昇していることを
示している。よってヒネソールは、脳循環・代謝改善作
用を有することが示唆された。
次に、ヒネソールの経口投与での急性毒性試験をddY
系マウスを用いて行ったところ、ヒネソールは、2p/
kgの投与量でも死亡例は発現しなかった。このように
、ヒネソールは、毒性が低く、安全性の高いものである
ことが確認された。
次に、ヒネソールの投与量および製剤化について説明す
る。
ヒネソールはそのまま、あるいは慣用の製剤担体と共に
人および動物に投与することができる。
投与形態としては、特に限定がなく必要に応じて適宜選
択して使用され、錠剤、カプセル剤、顆粒剤等の経口剤
、注射剤、坐剤等の非経口剤が挙げられる。
経口剤として所期の効果を発揮するためには、患者の年
齢、体重、疾壱の程度により異なるが、通常成人でヒネ
ソールの重量として、1日10m9〜10gを1日3回
に分けての服用が適当と思われる。
錠剤、カプセル剤、顆粒剤等の経口剤は、例えばデンプ
ン、乳糖、白糖、マンニット、カルボキシメチルセルロ
ース、コーンスターチ、無機塩類等を用いて常法に従っ
て製造される。
この種の製剤には、適宜前記賦形剤の他に、結合剤、崩
壊剤、界面活性剤、滑沢剤、流動性促進剤、矯味剤、着
色剤、香料等を使用することができる。
それぞれの具体例は以下に示す如くである。
[結合剤] デンプン、デキストリン、アラビアゴム末、ゼラチン、
ヒドロキシプロピルスターチ、メチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、結晶セルロース、エヂルセルロース、ポ
リビニルピロリドン、マクロゴール。
[崩壊剤コ デンプン、ヒドロキシプロピルスターチ、カルボキシメ
チルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロー
スカルシウム、カルボキシメチルセルロース、低置換ヒ
ドロキシプロピルセルロース。
[界面活性剤コ ラウリル硫酸ナトリウム、大豆レソチン、ショ糖脂肪酸
エステル、ポリソルベート 80゜[滑沢剤コ タルク、ロウ類、水素添加植物油、ンヨ糖脂肪酸エステ
ル、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸アルミニウム、ポリエチレングリコー
ル。
[流動性促進剤] 軽質無水ケイ酸、乾燥水酸化アルミニウムゲル、合成ケ
イ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム。
また、本発明の化合物は、懸濁剤、エマルジョン剤、ソ
ロツブ剤、エリキシル剤としても投与することができ、
これらの各種剤形には、矯味矯臭剤、着色剤を含有して
もよい。
非経口剤として所期の効果を発揮するためには、患者の
年令、体重、疾也の程度により異なるが、通常成人で本
発明の化合物の重量として1日5IIIg〜3gまでの
静注、点滴静注、皮下注射、筋肉注射が適当と思われる
この非経口剤は常法に従って製造され、希釈剤として一
般に注射用蒸留水、生理食塩水、ブドウ糖水溶液、注射
用植物油、ゴマ油、ラソカセイ油、ダイズ油、トウモロ
コシ浦、プロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル等を用いることができる。さらに必要に応じて、殺菌
剤、防腐剤、安定剤を加えてもよい。また、この非経口
剤は安定性の点から、バイアル等に充填後冷凍し、通常
の凍結乾燥技術により水分を除去し、使用直前に凍結乾
燥物から液剤を再調製することもできる。さらに、必要
に応じて適宜、等張化剤、安定剤、防腐剤、無痛化剤等
を加えても良い。
その他の非経口剤としては、直腸内投与のための坐剤等
が挙げられ、常法に従って製造される。
以下に実施例を示して本発明を更に詳しく説明するが、
本発明はこれにより何等制限されるものではない。
実施例1 ■コーンスターチ       449■結晶セルロー
ス      40g ■カルボキシメチル セルロースカルシウム   5g ■軽質無水ケイ酸      0.5g■ステアリン酸
マグネシウム 0.59■ヒネソール        
10i+計     1009 上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、打錠機にて
圧縮成型して一錠200 ra9の錠剤を得た。
この錠剤−錠には、ヒネソール20〜が含有されており
、成人1日lO〜25錠を数回にわけて服用する。
実施例2 ■結晶セルロース     84.59■ステアリン酸
マグネシウム 0.5g■カルボキシメチル セルロースカルシウム    5g ■ヒネソール        10g 計      l OO9 上記の処方に従って■、■および■の一部を均一に混合
し、圧縮成型した後、粉砕し、■および■の残量を加え
て混合し、打錠機にて圧縮成型して一錠200 R9の
錠剤を得た。
この錠剤−錠には、ヒネソール20〜が含有されており
、成人1日lO〜25錠を数回にわけて服用する。
実施例3 ■結晶セルロース     49.5g■lO%ヒドロ
キシプロピル セルロースエタノール溶液 359 ■カルボキシメチル セルロースカルシウム   59 ■ステアリン酸マグネシウム 0,5g■ヒネソール 
       10g 計      1009 上記の処方に従って■、■および■を均一に混合し、常
法によりねつ和し、押し出し造粒機により造粒し、乾燥
・解砕した後、■および■を混合し、打錠機にて圧縮成
型して一錠20011Igの錠剤を得た。
この錠剤−錠には、ヒネソール20119が含有されて
おり、成人1日10〜25錠を数回にわけて服用する。
実施例4 ■コーンスターチ       849■ステアリン酸
マグネシウム 0.59■カルボキシメチル セルロースカルシウム   5g ■軽質無水ケイ酸      0.5g■ヒネソール 
       109 計      +00Lj 上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、圧縮成型機
にて圧縮成型後、破砕機により粉砕し、篩別して顆粒剤
を得た。
この顆粒剤Igには、ヒネソール10(11?が含有さ
れており、成人1日2〜5gを数回にわけて服用する。
実施例5 ■結晶セルロース      559 ■IO%ヒドロキシプロピル セルロースエタノール溶液 359 上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、ねつ和した
。押し出し造粒機により造粒後、乾燥し、篩別して顆粒
剤を得た。
この顆粒剤1gには、ヒネソール100■が含有されて
おり、成人1日2〜5gを数回にわけて服用する。
実施例6 ■コーンスターチ     89.FM■軽質無水ケイ
酸      0.5g■ヒネソール        
101i1計     1009 上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、200 m
gを2号カプセルに充填した。
このカプセル剤1カプセルには、ヒネソール20R9が
含有されており、成人1日10〜25カプセルを数回に
わけて服用する。
実施例7 ■注射用蒸留水       適最 ■ブドウ糖         200 mg■ヒネソー
ル         10R9全量        1
511tf! 注射用蒸留水に■および■を溶解させた後、5−のアン
プルに注入し、121 ℃で15分間加圧滅菌を行って
注射剤を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ヒネソールを有効成分とする脳循環・代謝改善剤。
JP2025270A 1990-02-06 1990-02-06 脳循環・代謝改善剤 Pending JPH03232820A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2025270A JPH03232820A (ja) 1990-02-06 1990-02-06 脳循環・代謝改善剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2025270A JPH03232820A (ja) 1990-02-06 1990-02-06 脳循環・代謝改善剤

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Publication Number Publication Date
JPH03232820A true JPH03232820A (ja) 1991-10-16

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ID=12161338

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JP2025270A Pending JPH03232820A (ja) 1990-02-06 1990-02-06 脳循環・代謝改善剤

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JP (1) JPH03232820A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020036981A (ko) * 2002-03-19 2002-05-17 송경빈 산국 꽃잎의 열수 추출물로부터 저분자량엔지오텐신전환효소 저해제의 제조방법
CN105079679A (zh) * 2015-09-25 2015-11-25 刘瑞云 一种治疗脑梗死的药物

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