JPH03232760A - 稀土類・バリウム・銅(2)酸塩プレ・セラミック樹脂及びそれから形成された超電導性材料の製造方法 - Google Patents

稀土類・バリウム・銅(2)酸塩プレ・セラミック樹脂及びそれから形成された超電導性材料の製造方法

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JPH03232760A
JPH03232760A JP2325093A JP32509390A JPH03232760A JP H03232760 A JPH03232760 A JP H03232760A JP 2325093 A JP2325093 A JP 2325093A JP 32509390 A JP32509390 A JP 32509390A JP H03232760 A JPH03232760 A JP H03232760A
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earth metal
solvent
polar solvent
ceramic
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Kuo-Chun Chen
クォーチュン チェン
Khodabakhsh S Mazdiyasni
コダバクシュ エス.マズディヤスン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、海軍省との間で結ばれた契約N 00014
88−C−0714に基づき政府支援の下で行われた。
政府はこの発明についての或権利を有する。
本発明は、一般にペロブスカイト構造及び式A B a
2 Cu+ Ot−x (式中、Aは稀土類金属であり
、Xは0.5〜0である)を有する電気超電導性セラミ
ック物品へ転化することができる、超電導性前駆物質と
しても知られている樹脂状プレ・セラミック材料を製造
する方法に関する。線、繊維、フィルム、帯、その他嵩
ばった物品もプレ・セラミック材料から形成することが
でき、超電導性物品へ転化することができる。特に本発
明は、均質な溶液から形成され、非極性アルコール溶媒
溶液に可溶性の樹脂状プレ・セラミック材料の製造に関
する。
二つの溶媒系を使用することにより、プレ・セラミック
材料の粘度を調節することができ、線、帯、繊維、又は
嵩ばった材料の如き物品で、次に乾燥酸素雰囲気中で熱
処理して超電導性を生じさせることができる物品を一層
容易に形成することができる。
〔従来の技術〕
本出願は1989年11月28日に出願された係属中の
米国特許出願5erial No、441,955のC
IPである。
77″K(液体窒素沸騰温度)より高い超電導性を示す
超電導性セラミックの最近の発見は商業的応用について
の膨大な研究を惹き起こしている。特に有望なのは、式
A B a2 C1,Ot−x (式中、Aは稀土類金
属であり、Xは0.5〜0である)含有するペロブスカ
イト構造の超電導体である。これらの銅系超電導体は、
比較的高い超電導性転移温度(Tc)を有することが見
出されている。これは、材料が正常な導電性状態を離れ
て電流に対し殆ど又は全く抵抗を示さなくなる温度であ
る。銅系超電導体は、液体窒素温度(77″K)で10
’A/cm2を越える臨界電流を示すことが知られてい
る。
しかし、実際的有用性を得るためには多くの困難にぶつ
かっている。本当に有用なものになるためには、超電導
性材料は線、繊維、フィルム、被覆、及び嵩ばった物品
の如き特定の形に製造できなければならない、もしこれ
らの材料を希望の物品又は形に細工することに成功すれ
ば、マイクロ電子回路、送電線、発電機、磁気浮上列車
、電気保存のための抑制磁場の如き用途、その他種々の
医学的応用が可能になる。
適切なセラミック密度、大電流を充分取り扱える能力、
良好な機械的強度、及び可視性の如き種々の他の因子も
商業的に有望な超電導性材料を製造するのに重要な役割
を果たす。
今まで銅系超電導性セラミックを製造するのに幾つかの
方法が用いられてきた。固相焼結は、超電導性材料を製
造する最初の方法であった。この方法ては、種々の成分
の粉末酸化物及び炭酸塩を混合し、高温で反応させ、次
に一連の再粉砕及び再焼成工程を行うことを必要として
いる。固相反応法は、超電導体材料を形成するのに非常
に便利であることか判明しているが、X線回折分析では
、これらの超電導体は通常多相であり、即ち、BaCu
b2及びCuOの如き未反応化合物を含んでいることが
示されている。最近、超電導性セラミックは次の如き共
沈法により製造されている。個々の成分の硝酸塩及び(
又は)他の無機塩の形のものを用い、溶液から析出させ
て対応する水酸化物/酸化物含有炭酸塩型のものにする
。析出したものを加熱して水及び陰イオン不純物を除去
し、次に固相反応法の場合と同じやり方で加熱から粉砕
までを繰り返す−この方法の固相法に対する利点は、Y
 B a2c u、)07−X (組成1−2−3化合
物)の場合のように、もし希望の超電導体の単一相の化
学量論的組成が分かったならば、添加化学的工程により
諸成分が形成され、他の不純物相が形成されないように
することができることである。
他の二つの既知の型の共沈法が試みられている。
即ち、クエン酸法と蓚酸法である。いずれの場合ても成
分粉末の硝酸塩をまず溶液に溶解する0次にクエン酸法
では、N a2CO3又はに、CO3の代わりに、クエ
ン酸及びエチレングリコールを用いて沈澱を開始させる
。蓚酸法では、蓚酸カリウムを用いる。これらの方法は
厳密に監視されなければならず、蓚酸法ではpHは複塩
の形成を避けるように厳密に監視されなければならない
同相法及び共沈法の両方の生成物は、線、繊維、フィル
ム又は被覆の如き用途に製造することが困難な粉末又は
焼結スポンジ状のコンパクトな物であるのが典型的であ
る。
超電導性セラミックを製造するのに溶液法が用いられて
いる。この方法は、有機金属前駆物質分子を含む溶液を
製造し、然も、該有機金属前駆物質分子の相対的モル比
は、電気超電導性セラミック材料を生ずるのに適切な量
とし;前記有機金属前駆物質分子混合物を処理して粘稠
な誘電体材料を形成し;前記粘稠な誘電体材料を特定の
形へ成形し;そしてその成形した粘稠な材料を、電気超
電導性セラミック物品へ転化するのに充分な時間及び温
度で加熱する;諸工程からなる。
この例では、Y B a2 Cu= 07−X超電導性
繊維を製造するのにゾル・ゲル法を使用することも報告
されている。この方法は金属アルコキシドの加水分解及
び重合を制御し、主に錯状のメタロキサン重合体を形成
し、次にそれを希望の形に成形し、そして熱処理して超
電導性材料を形成することを含んでいる。この方法から
製造された繊維は、約90″Kになる超電導性転移温度
を示している。この方法では、金属アルコキシドの加水
分解及び重合速度を減少させ、それによって沈澱を防ぐ
有機酸変性剤として2−エチル−ヘキサン酸(2−EH
A)を使用することも報告されている。イツトリウム、
バリウム、及び銅のアルコキシド溶液を完全に反応させ
たならば、溶媒を除去すると、アルコキシドの加水分解
及び重合により数時間後溶液は粘稠になる。
しかし、現時点まて、超電導性材料を製造するために二
液溶媒系を用いた方法は報告されていない。そのような
系の利点は、成形し、加熱処理して超電導性状態を形成
することができる粘稠なプレ・セラミックの形成に対す
る制御を高めることができる。
〔本発明の要約〕
本発明は、加水分解のための特定の条件及びプレ・セラ
ミック粘度の制御を行わせるため第二溶媒系を用いた沈
澱法を用いて、繊維、線、帯、フィルム、嵩ばった固体
等の如き超電導性物品を製造する方法に間する。
特に本発明は、超電導体前駆物質としても当分野で知ら
れているプレ・セラミック樹脂状材料で、外囲温度で安
定な乾燥状態のままで存在し、極性及び非極性溶媒の二
成分混合物で軟化又は溶解し、成形物へ加工するのに望
ましい粘度を得ることができるプレ・セラミック樹脂状
材料の形成に関する。
更に、本発明の一つの態様として、プレ・セラミック樹
脂状材料を製造する方法に関する。別の態様として、プ
レ・セラミック樹脂状材料の構造及び物理的状態に関す
る。更に別の態様として、超電導性にすることができる
細い繊維、線等の如き可視性で機械的に強いプレ・セラ
ミック物品を製造する方法に関する。これら材料の超電
導性転移温度Tcは約84″に〜89″にであり、超電
導性開始温度は約87″に〜91玉である。
特に本発明は、ペロブスカイト構造を有する電気超電導
性セラミック材料へ転化することができるプレ・セラミ
ック材料を製造する方法において:(i)稀土類金属ア
ルコキシド、アルカリ土類金属アルコキシド、及び有機
銅塩の各溶液を一緒に混合し、それから得られた混合溶
液を約40℃〜約82℃の温度で最大沈澱物量を得るの
に充分な時間還流し;(ii)水/アルコール溶液から
なる第一溶媒系中で、前記沈澱物を実質的に溶解する熱
の下で前記沈澱物を加水分解し;(iii)このように
して形成されたプレ・セラミック樹脂材料の希望の状態
を得るのに充分な溶媒を除去し;(iv)前記プレ・セ
ラミック樹脂材料と、非極性溶媒を含む第二溶媒系と混
合し;そして(v)プレ・セラミック樹脂材料の得られ
た流動性を制御するのに充分な溶媒を除去する;諸工程
からなる方法に間する。
イツトリウム、バリウム、及び銅が最終的超電導性材料
の好ましい成分であり、それらは一般に最終的組成中化
学量論的量で存在するが、非化学量論的量も考慮されて
おり、例えば、最終組成物はY 2B a Cu Os
 (式中、Yは0.005〜0.40である)が存在し
ていてもよい。しかし、後に記載するように、本発明の
方法はバリウムの代わりに他のアルカリ土類金属を部分
的に置換することと同様、種々の稀土類金属を用いて適
用することができる。
従って、本発明は、構造Y B a2 Cu307−X
を有するイツトリウム/′バリウム/銅(If)酸塩超
電導性材料を製造する方法も意図している。
本発明の新規な特徴及び発明それ自体は、その構造及び
その操作の両方に関して、図面及びそれについての説明
を一緒にして見ることにより最もよく理解できるであろ
う6図中同じ番号は同様な部品を指す。
〔本発明の詳細な記述〕
本発明の超電導性材料を製造する際、最終生成物の品質
にとって幾つかの因子が重要になる。化学量論性、セラ
ミックの調製、焼結温度、工程中の酸素の使用、及び冷
却速度は五つのそのような因子である。このような因子
は、転移温度Te、転移幅、室温抵抗、及び最終的1−
2−3斜方晶形結晶構造の相純度に影響を与えるであろ
う。例えば、Y 、 B &2Cu30、−XからY+
、osBa+、5Cus、oOt−xへの僅かな化学量
論性の変化が、0抵抗転移温度Tcを90″Kから60
″にへ低下させ、抵抗転移幅をI玉から5″にへ増大さ
せることが示されている。このため、溶液濃縮過程法が
好ましいであろう。
焼結及び(又は)焼鈍工程も注意して行われなければな
らない、温度は特定の材料によって変化させてもよいが
、焼結は約400℃〜約1000℃の温度で約8〜24
時間行い、次に約360℃〜約500°Cで約4〜約4
8時間焼鈍することにより行われる。これは乾燥酸素雰
囲気中で行われる。正しい(結晶)構造を形成させるた
めには、一般に高温焼結が必要である。
前に述べた如く、高Tcペロブスカイト型(1−23)
超電導体を製造する本発明の方法は、必要になるまで保
存することができ、非極性溶媒及び極性溶媒の混合物で
軟化又は溶解して希望の粘度にすることができる乾燥プ
レ・セラミック樹脂を形成することができるため、従来
の共沈又は溶液法よりも明確な利点を有する。例えば、
本発明の生成物は、現在のゾル・ゲル又は共沈法のよう
に時間と共に粘度変化を受けることはなく、安定である
ゾル・ゲル法では、樹脂から繊維を引く時間は、狭い開
始時間内に選択されなければならず、ゾルからゲルへの
転移と釣り合わせなければならない。
−度びゲル化が始まると、希望の形へ成形するのが困難
になる0本発明は、プレ・セラミック樹脂を保存するこ
とができ、どの時間でも意のままに希望の粘度を得るよ
うに再溶解することができるので、この問題を明らかに
解決している。
一つの態様として、本発明の方法は、一般式A B a
2Cu307−x (Aは稀土類金属てあり、Xは0.
5〜0である)を有するペロブスカイト型窩Te1−2
3超電導体を製造することを含んでいる。即ち、上記式
のペロブスカイト構造を有する超電導性セラミックは:
(i)稀土類金属アルコキシド/アルキル(c 2−)
アルコール(無水)溶液と、アルカリ土類金属アルコキ
シド/アルキル(C2−G)アルコール(無水)溶液と
を不活性雰囲気中で還流し;(ii)この溶液へ酸性有
機銅塩/アルキル(CZ−S)アルコール溶液を添加し
、還流を続ける間に沈澱物を得;(iii)前記沈澱物
を約40℃〜約82℃で2時間まで不活性雰囲気中に維
持し;(iv)  水/アルキル(C2−6)アルコー
ル溶液を稀土類金属アルコキシド1モル当たり約2〜約
10当量の水の量で添加し、均一な暗緑色溶液を得;(
V) 溶媒を除去して粘稠又は乾燥プレ・セラミック樹
脂状材料を得;(vi)前記プレ・セラミック樹脂状材
料を極性溶媒及び非極性溶媒の混合物中に溶解するか又
はそれで軟化し、希望の粘度を得;(vii)前記粘稠
なプレ・セラミック材料を希望の形状物へ成形し;(咄
)前記成形したプレ・セラミック物品を乾燥酸素雰囲気
中で約400℃〜約1000℃までゆっくり加熱し、約
8〜24時間焼結し;そして(ix)前記物品を約36
0℃〜約500℃で約4〜約48時間焼鈍し、ペロブス
カイト構造を有する超電導性物品を形成させる;ことか
らなる方法により製造することができる。
前記構造の稀土類金属「A」は、超電導性材料で有用で
あることが知られている稀土類金属のいずれでもよい。
それらの例にはイツトリウム、エルビウム、ユーロピウ
ム、ガドリニウム、ホルミウム、ルテチウム、サマリウ
ム、及びジスプロシウムが含まれるが、それに限定され
るものではない。イツトリウムが好ましい。
バリウムは好ましいアルカリ土類金属であるが、ストロ
ンチウム、カルシウムの如き他のアルカリ土類金属、及
びカリウムの如きアルカリ金属で少なくとも部分的に置
換することも意図されている。
混合物を用いてもよい。
稀土類金属及びアルカリ土類金属のアルコキシドは、エ
トキシド、プロポキシド、イソプロポキシド、ブトキシ
ド、ベントキシド、及びそれらの混合物からなる群から
選択されてもよい。例えば、イツトリウムエトキシド、
イ・ントリウムプロボキシド、イツトリウムイソプロポ
キシド、イ・ントリウムブトキシド、及びイ・ントリウ
ムペントキシドが有用であると見做されている。イ・ン
トリウムイソブロボキシドが好ましい。同様に、ノ(リ
ウムエトキシド、バリウムプロポキシド、)くリウムイ
ソブロボキシド、バリウムブトキシド、及びバリウムベ
ントキシドを使用してもよい。
バリウムイソプロポキシドが好ましい。
アルコキシドは対応するアルキル(c 2−6>アルコ
ール溶液中に存在する0例えば、エタノール、プロパツ
ール、イソプロパツール、ブタノール、ペンタノール、
及びヘキサノールは有用なアルコールの例である。好ま
しいアルコールはインプロパツールである。アルコール
は無水であるのがよい 酸性有機銅塩もアルキルアルコール(C1−a)溶液中
に、稀土類及びアルカリ土類金属アルコキシド/アルコ
ール溶液と一緒に配合する前に、存在している。最も好
ましい有機銅塩はエチルへキサン酸銅であるが、他の酸
性有機銅塩も有用である。
エチルヘキサン原調の他に、トリフルオロ酢酸銅、トリ
クロロ酢酸銅、ジフルオロ酢酸銅、ジクロロ酢酸鋼、モ
ノフルオロ酢酸銅、及びモノクロロ酢酸銅からなる群か
ら選択されたものを、B a X 2 (ここでXは塩
素又はフッ素である)の形成に都合がよくなるように、
望ましくないB a CO:lの形成を防ぐのに充分な
量で添加してもよい。トリフルオロ酢酸銅が好ましい。
しかし、トリフルオロ酢酸鋼だけを、BaF2を発生さ
せるのに必要な量で用いるのがよい6例えば、エチルヘ
キサン酸銅対トリフルオロ酢酸鋼の比は2:1.7:1
.10:1等にすることができる。
工程(i)の還流は、窒素下で溶液の沸騰点で約1〜2
時間行われる。ヘリウム又はアルゴンの如き他の不活性
雰囲気を用いてもよい。この点で、有機銅塩(エチルヘ
キサン原調)/アルコール(イソプロパツール)溶液を
添加し、還流を続ける。
生の沈澱物が形成され、反応を約40℃〜約82℃で不
活性(窒素)雰囲気中で2時間まで維持する。
工程(iv)は、水/アルキル(c、−i)アルコール
溶液の添加を含む。好ましいアルコールはイソプロパツ
ールである。この溶液は、稀土類金属アルコキシド(例
えばイツトリウムイソプロポキシド)1モル当たり約2
〜約10当量の臨界的量で添加される。沈澱物は溶解し
て暗緑色の均質な溶液を形成し、それを40℃〜80℃
の範囲の温度で1〜24時間撹拌する。この点で溶媒を
回転蒸発により除去し、乾燥プレ・セラミック樹脂状物
体を得る6次にその乾燥物体を非極性溶媒/極性溶媒溶
液中に溶解する。好ましい非極性溶媒はペンタン、ヘキ
サン、ヘプタン、オクタン、デカン、ドカン、ドデカン
、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、2−メチル
ヘキサン、3−メチルヘキサン、2.3−ジメチルペン
タン、2.4−ジメチルペンタン、エチルシクロヘキサ
ン、2,2.4− )ジメチルペンタン、ナフタレン、
p−キシレン、−キシレン、0−キシレン、シクロヘキ
セン、1−ピネン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−
オクテン、1−デセン、ヘキサフルオロベンセン、エチ
ルベンゼン、イソプロピルベンゼン、2−ピネン、β−
ピネン、及びそれらの混合物である。
上述のアルコールの他に好ましい極性溶媒には、プロパ
ン−1,3−ジオール、プロパン−1,2−ジオール、
2−エチル−ペンタン−2,4−ジオール、2.3−ジ
メチルブタン−2,3−ジオール、ヘキサノン、α−テ
ルピネオール、4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペン
タノン、及びそれらの混合物が含まれる。
繊維紡糸について最適の結果は、乾燥樹脂粉末を二成分
溶媒で、樹脂/二成分溶媒混合物の全重量に基づき約5
〜70重1%の非極性溶媒及び約5重量%までの極性溶
媒からなる二成分溶媒と混合した場合に得られている。
フィルム又は被覆を製造する場合、最適結果は樹脂/二
成分溶媒混合物混合物を用いて得られている。
プレ・セラミック樹脂対非極性溶媒溶液の比率は、重量
で約15:1〜約1.5:1である。
次の組成物の一つからなるプレ・セラミック樹脂の非極
性/アルコール溶液は繊維を引くのに特に良好であるこ
とが決定されている: A)アルコール(イソプロパツール)0〜17%ベンゼ
ン           2〜55%プレ・セラミック
樹脂材料  28〜98%B)アルコール(インプロパ
ツール)0〜14,9%トルエン          
 2〜65%プレ・セラミック樹脂材料  20〜98
%C)アルコール(イソプロパツール)0〜18%キシ
レン           7〜60%プレ・セラミッ
ク樹脂材料  16〜93%これらは用いることができ
る数多くの可能な組合せの中にある。異なった溶媒組合
せ及び異なった比率を用いることにより適切な粘度に容
易に調節することができる。繊維を引く範囲をベンゼン
、トルエン又はキシレンが75重量%になるまて拡大て
きる特別な場合がある。これは、第1図、第2図、及び
第3図に夫々示したようにベンゼンと樹脂、トルエンと
樹脂、及びキシレンと樹脂、の間の結合線で見ることが
てきる。優れた結果は、第4図に示したようにヘキサン
とイソプロパツールとの溶媒混合物、第5図に示したよ
うにシクロヘキサンとイソプロパツールとの溶媒混合物
、第6図に示したようにイソオクタンとイソプロパツー
ルとの溶媒混合物で得られている。これらの図は、種々
の相、例えば液体コロイド状、粘稠性、凝集性等の相を
、非極゛性溶媒の種類及びプレ・セラミック非極性溶媒
とイソプロパツール成分との重量%の関数、とじて示し
た紡糸溶液の状態図である。
本発明の別の態様は、式A B a2 Cus O?−
X (ここでAは稀土類金属であり、Xは0,5〜0で
ある)に一致したペロブスカイト構造を持つ電気超電導
性セラミック材料へ転化することができるプレ・セラミ
ック樹脂状材料に関する。そのプレ・セラミック樹脂状
材料は、存在する稀土類金属アルコキシド、バリウムア
ルコキシド、及び有機銅塩の量がほぼ化学量論的で、水
/アルコール溶液及び非極性溶媒/アルコール溶液の両
方に可溶性である。
実施例1 雌l礼且LII イツトリウムイソプロポキシド/イソプロパツール0.
OIM−0,3M溶液を、無水イソプロパツール及び触
媒として少量の)(gcI2中でイツトリウム金属チッ
プを反応させ、約82℃で反応が完結するまで還流させ
る(約3日間)ことにより調製した。
混合物を濾過して透明な溶液を得た。
バリウム イソプロポキシド/イソプロパツール0.O
IM−0,3M溶液を、無水イン10パノール中にバリ
ウム金属を入れることにより調製し、次に沢過し、窒素
乾燥箱中に保存した。
エチルヘキサン原調/イソプロパツール0.OIMO1
3M溶液を、無水インプロパツール中にエチルヘキサン
原調を混合することにより調製することができる。しが
し、エチルヘキサン原調は商業的に購入された。
トリフルオロ酢酸銅は、銅メトキシド又は銅エトキシド
をトリフルオロ酢酸と反応させることにより製造するこ
とができる。
プレ・セーミック  の 予め計算した体積のバリウムイソプロポキシド/イソプ
ロパツール溶液をピペットで丸底フラスコへ入れ、適当
な量のイツトリウム イソプロポキシド/イソプロパツ
ールを添加した。化学量論的量を用いた(最終的にセラ
ミック組成物Y B a2Cu+07−Xを与えるよう
に)。溶液を窒素下でその沸点で約2時間還流した。必
要な量のエチルヘキサン原調(Cu(E H)2)を添
加した。生の沈澱物が形成され、乾燥窒素下て2時間2
0℃〜80℃に保持した。イツトリウムイソプロポキシ
ド1モル当たり水10当量を用いた水/イソプロパツー
ル溶液を添加し、生の沈澱物を徐々に溶解し、暗緑色の
均質な溶液を形成した。溶液を約60℃の温度で約4時
間撹拌した。この溶液を回転蒸発器で濃縮し、乾燥物体
を得た。この物体を10:1の重量比のベンゼン/イソ
プロパツール溶液中に溶解し、回転蒸発器て溶媒を除去
することにより濃縮した。乾燥樹脂状物体が得られた。
その乾燥プレ・セラミック物体を3%のイソプロパツー
ル、20%のベンゼン及び77%の樹脂を含むベンゼン
/イソプロパツール溶液中に再溶解した。ガラス棒を入
れて粘稠な溶液を引き上げることにより、手て繊維を引
いた。繊維を固化すると機械的に強い構造体になり、取
り扱いによって容易には切れず、それらは優れた可視性
を持っていた。脆弱性はなかった。
それら繊維を乾燥酸素中800℃〜1000’Cへゆっ
くり熱処理し、24時間焼結し、そして360℃〜50
0℃で48時間焼鈍することによりイツトリウムバリウ
ム銅(II)酸塩超電導性繊維へ転化した。
エチルヘキサン原調とトリフルオロ酢酸銅(2:1)の
混合物を用いて製造した別の繊維は、水含有雰囲気中て
500℃〜900’Cで6〜24時間熱処理した後、乾
燥酸素雰囲気へ切り換え、900℃〜1000℃へ4〜
24時間熱処理する必要があった。
標準4点検査法を用いて繊維のTcを試験した。
銀エポキシ(ペースト)を電気的接点のために用いた。
交流(ac)電源から小さな交流電流(0,1mA)を
供給した。TcR=0は841〜87″にであり、開始
は87″に〜91″にであることが判明した。
実施例2 実施例1に記載したようにして乾陳樹脳状プレセラミッ
ク物体を作った。約50重量%のシクロヘキサン及び約
2重量%のインプロパツールを含む混合物を生成させる
ような量のイソプロパツール及びシクロヘキサンと乾燥
樹脂の一部分とを混合した。混合物は手による引張り及
び機械的紡糸に特に適していることが判明した。残りの
乾燥樹脂をイソプロパツール及びイソオクタンと混合し
、約30重1%のイソオクタン及び約5重量%のイソプ
ロパツールを含む混合物を生成させた。得られた混合物
はフィルム形成及び被覆として用いるのに特に適してい
ることが判明した。
ここに示し、詳細に記述したプレ・セラミック樹脂を製
造するための特別の方法は、前に述べた目的を達成し、
利点を与えることが完全にできるが、それは単に本発明
の現在好ましい態様を例示したに過ぎないものであり、
特許請求の範囲に規定したこと以外のここで示した構成
又は構想の詳細な点に限定されるものではないことは理
解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ベンゼン/イソブロパノールニ成分溶媒中に
Y123樹脂を入れた場合の特性を示す、プレ・セラミ
ック樹脂混合物と、ベンゼンと、イソプロパツールとの
関係を示した状態図である。 第2図は、トルエン/イソプロパノールニ成分溶媒中に
Y123樹脂を入れた場合の特性を示す、プレ・セラミ
ック樹脂第二混合物と、トルエンと、インプロパツール
との関係を示した状態図である。 第3図は、キシレン/イソプロパノールニ成分溶媒中に
Y123樹脂を入れた場合の特性を示す、プレ・セラミ
ック樹脂混合物と、キシレンと、インプロパツールとの
関係を示した状態図である。 第4図は、ヘキサン/イソプロパノールニ成分溶媒中に
Y123樹脂を入れた場合の特性を示す、プレ・セラミ
ック樹脂混合物と、ヘキサンと、インプロパツールとの
関係を示した状態図である。 第5図は、シクロヘキサン/イソプロパノール二成分溶
媒中にY123樹脂を入れた場合の特性を示す、プレ・
セラミック樹脂と、シクロヘキサンと、イソプロパツー
ルとの関係を示した状態図である。 第6図は、イソオクタン/イソプロパノール二成分溶媒
中にY123樹脂を入れた場合の特性を示す、プレ・セ
ラミック樹脂と、イソオクタンと、イソプロパツールと
の関係を示した状態図である。 代 理 人 浅 村 皓 第1図 ベンゼン 樹脂 第2図 トルエン i −PrOH 第3図 樹脂 第4図 ヘキサン −PrOH 樹脂 第5図 シクロヘキサン −PrOH

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)希望の形へ成形し、ペロブスカイト構造を有する
    電気超電導性セラミック材料へ転化することができるプ
    レ・セラミック材料を製造する方法において、 稀土類金属アルコキシド、アルカリ土類金属アルコキシ
    ド、及び有機銅塩の各溶液を一緒に混合し、それから得
    られた混合溶液を約40℃〜約82℃の温度で最大沈澱
    物量を得るのに充分な時間還流し、 水/アルコール溶液からなる第一溶媒系中で前記沈澱物
    を実質的に溶解する熱の下で前記沈澱物を加水分解し、 得られたプレ・セラミック材料を乾燥し、 前記プレ・セラミック材料と、柔らかい成形可能な混合
    物体を生成させるのに充分な量の、極性溶媒及び非極性
    溶媒の二成分混合物と混合し、そして 前記混合物体を希望の形状へ成形する、 諸工程からなるプレ・セラミック材料の製造方法。
  2. (2)極性溶媒が、アルキル(C_1_−_6)アルコ
    ール、プロパン−1,3−ジオール、プロパン−1,2
    −ジオール、2−エチル−ペンタン−2,4−ジオール
    、2,3−ジメチルブタン−2,3−ジオール、ヘキサ
    ノン、α−テルピネオール、4−ヒドロキシ−4−メチ
    ル−2−ペンタノン、及びそれらの混合物からなる群か
    ら選択される請求項1に記載の方法。
  3. (3)非極性溶媒が、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、
    オクタン、デカン、ドカン、ドデカン、シクロヘキサン
    、メチルシクロヘキサン、2−メチルヘキサン、3−メ
    チルヘキサン、2,3−ジメチルペンタン、2,4−ジ
    メチルペンタン、エチルシクロヘキサン、2,2,4−
    トリメチルペンタン、ナフタレン、p−キシレン、m−
    キシレン、o−キシレン、シクロヘキセン、1−ピネン
    、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−デ
    セン、ヘキサフルオロベンゼン、エチルベンゼン、イソ
    プロピルベンゼン、2−ピネン、β−ピネン、及びそれ
    らの混合物からなる群から選択される請求項1に記載の
    方法。
  4. (4)混合物体を手動引張り又は機械的紡糸により繊維
    へ形成し、二成分溶媒混合物が、樹脂・二成分溶媒混合
    物の全重量に基づき約5〜70重量%の非極性溶媒及び
    約5重量%までの極性溶媒からなる請求項1に記載の方
    法。
  5. (5)混合物体をフィルム又は被覆へ成形し、二成分溶
    媒混合物が、樹脂・二成分溶媒混合物の全重量に基づき
    約10〜90重量%の非極性溶媒及び約4〜89重量%
    の極性溶媒からなる請求項1に記載の方法。
  6. (6)稀土類金属がイットリウムである請求項1に記載
    の方法。
  7. (7)アルカリ土類金属がバリウムである請求項1に記
    載の方法。
  8. (8)稀土類金属分子、アルカリ土類金属分子、及び銅
    分子が混合物体中、構造ABa_2Cu_3O_7_−
    _x(式中、Aは稀土類金属であり、xは0.5〜0で
    ある)を有する超電導性材料を生ずる量で存在する請求
    項1に記載の方法。
  9. (9)成形超電導性セラミック物品を製造する方法にお
    いて、 稀土類金属アルコキシド、アルカリ土類金属アルコキシ
    ド、及び有機銅塩の各溶液を一緒に混合し、それから得
    られた混合溶液を約40℃〜約82℃の温度で最大沈澱
    物量を得るのに充分な時間還流し、 水/アルコール溶液からなる第一溶媒系中で、前記沈澱
    物を実質的に溶解する熱の下で前記沈澱物を加水分解し
    、 得られたプレ・セラミック材料を乾燥し、 前記プレ・セラミック材料と、柔らかい成形可能な混合
    物体を生成させるのに充分な量の、極性溶媒及び非極性
    溶媒の二成分混合物と混合し、前記混合物体を希望の形
    状へ成形し、 前記成形した混合物体を乾燥酸素雰囲気中で約800℃
    〜約1000℃までゆっくり加熱し、約8〜24時間焼
    結し、そして 得られた物品を約360℃〜約500℃で酸素雰囲気中
    約4〜約48時間焼鈍し、最終的超電導性物品を形成さ
    せる、 諸工程からなる成形超電導性セラミック物品の製造方法
  10. (10)極性溶媒が、アルキル(C_1_−_6)アル
    コール、プロパン−1,3−ジオール、プロパン−1,
    2−ジオール、2−エチル−ペンタン−2,4−ジオー
    ル、2,3−ジメチルブタン−2,3−ジオール、ヘキ
    サノン、α−テルピネオール、4−ヒドロキシ−4−メ
    チル−2−ペンタノン、及びそれらの混合物からなる群
    から選択される請求項9に記載の方法。
  11. (11)非極性溶媒が、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン
    、オクタン、デカン、ドカン、ドデカン、シクロヘキサ
    ン、メチルシクロヘキサン、2−メチルヘキサン、3−
    メチルヘキサン、2,3−ジメチルペンタン、2,4−
    ジメチルペンタン、エチルシクロヘキサン、2,2,4
    −トリメチルペンタン、ナフタレン、p−キシレン、m
    −キシレン、o−キシレン、シクロヘキセン、1−ピネ
    ン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−
    デセン、ヘキサフルオロベンゼン、エチルベンゼン、イ
    ソプロピルベンゼン、2−ピネン、β−ピネン、及びそ
    れらの混合物からなる群から選択される請求項9に記載
    の方法。
  12. (12)混合物体を手動引張り又は機械的紡糸により繊
    維へ形成し、二成分溶媒混合物が、樹脂・二成分溶媒混
    合物の全重量に基づき約5〜70重量%の非極性溶媒及
    び約5重量%までの極性溶媒からなる請求項9に記載の
    方法。
  13. (13)混合物体をフィルム又は被覆へ成形し、二成分
    溶媒混合物が、樹脂・二成分溶媒混合物の全重量に基づ
    き約10〜90重量%の非極性溶媒及び約4〜89重量
    %の極性溶媒からなる請求項9に記載の方法。
  14. (14)稀土類金属がイットリウムである請求項9に記
    載の方法。
  15. (15)アルカリ土類金属がバリウムである請求項9に
    記載の方法。
  16. (16)稀土類金属分子、アルカリ土類金属分子、及び
    銅分子が混合物体中、構造ABa_2Cu_3O_7_
    −_x(式中、Aは稀土類金属であり、xは0.5〜0
    である)を有する超電導性材料を生ずる量で存在する請
    求項9に記載の方法。
  17. (17)希望の形へ成形し、ペロブスカイト構造を有す
    る電気超電導性セラミック材料へ転化することができる
    プレ・セラミック材料で、 稀土類金属アルコキシド、アルカリ土類金属アルコキシ
    ド、及び有機銅塩の各溶液を一緒に混合し、それから得
    られた混合溶液を約40℃〜約82℃の温度で最大沈澱
    物量を得るのに充分な時間還流し、 水/アルコール溶液からなる第一溶媒系中で前記沈澱物
    を実質的に溶解する熱の下で前記沈澱物を加水分解し、 得られたプレ・セラミック材料を乾燥し、 前記プレ・セラミック材料と、柔らかい成形可能な混合
    物体を生成させるのに充分な量の、極性溶媒及び非極性
    溶媒の二成分混合物と混合し、そして 前記混合物体を希望の形状へ成形する、 諸工程からなる方法により製造されたプレ・セラミック
    材料。
  18. (18)極性溶媒が、アルキル(C_1_−_6)アル
    コール、プロパン−1,3−ジオール、プロパン−1,
    2−ジオール、2−エチル−ペンタン−2,4−ジオー
    ル、2,3−ジメチルブタン−2,3−ジオール、ヘキ
    サノン、α−テルピネオール、4−ヒドロキシ−4−メ
    チル−2−ペンタノン、及びそれらの混合物からなる群
    から選択される請求項17に記載のプレ・セラミック材
    料。
  19. (19)非極性溶媒が、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン
    、オクタン、デカン、ドカン、ドデカン、シクロヘキサ
    ン、メチルシクロヘキサン、2−メチルヘキサン、3−
    メチルヘキサン、2,3−ジメチルペンタン、2,4−
    ジメチルペンタン、エチルシクロヘキサン、2,2,4
    −トリメチルペンタン、ナフタレン、p−キシレン、m
    −キシレン、o−キシレン、シクロヘキセン、1−ピネ
    ン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−
    デセン、ヘキサフルオロベンゼン、エチルベンゼン、イ
    ソプロピルベンゼン、2−ピネン、β−ピネン、及びそ
    れらの混合物からなる群から選択される請求項17に記
    載のプレ・セラミック材料。
  20. (20)混合物体を手動引張り又は機械的紡糸により繊
    維へ形成し、二成分溶媒混合物が、樹脂・二成分溶媒混
    合物の全重量に基づき約5〜70重量%の非極性溶媒及
    び約5重量%までの極性溶媒からなる請求項17に記載
    のプレ・セラミック材料。
  21. (21)混合物体をフィルム又は被覆へ成形し、二成分
    溶媒混合物が、樹脂・二成分溶媒混合物の全重量に基づ
    き約10〜90重量%の非極性溶媒及び約4〜89重量
    %の極性溶媒からなる請求項17に記載のプレ・セラミ
    ック材料。
  22. (22)稀土類金属がイットリウムである請求項17に
    記載のプレ・セラミック材料。
  23. (23)アルカリ土類金属がバリウムである請求項17
    に記載のプレ・セラミック材料。
  24. (24)稀土類金属分子、アルカリ土類金属分子、及び
    銅分子が混合物体中、構造ABa_2Cu_3O_7_
    −_x(式中、Aは稀土類金属であり、xは0.5〜0
    である)を有する超電導性材料を生ずる量で存在する請
    求項17に記載のプレ・セラミック材料。
  25. (25)成形超電導性セラミック物品において、稀土類
    金属アルコキシド、アルカリ土類金属アルコキシド、及
    び有機銅塩の各溶液を一緒に混合し、それから得られた
    混合溶液を約40℃〜約82℃の温度で最大沈澱物量を
    得るのに充分な時間還流し、 水/アルコール溶液からなる第一溶媒系中で前記沈澱物
    を実質的に溶解する熱の下で前記沈澱物を加水分解し、 得られたプレ・セラミック材料を乾燥し、 前記プレ・セラミック材料と、柔らかい成形可能な混合
    物体を生成させるのに充分な量の、極性溶媒及び非極性
    溶媒の二成分混合物と混合し、前記混合物体を希望の形
    状へ成形し、 前記成形した混合物体を乾燥酸素雰囲気中で約800℃
    〜約1000℃までゆっくり加熱し、約8〜24時間焼
    結し、そして 得られた物品を約360℃〜約500℃で酸素雰囲気中
    約4〜約48時間焼鈍し、最終的超電導性物品を形成さ
    せる、 諸工程からなる方法により製造された成形超電導性セラ
    ミック物品。
  26. (26)極性溶媒が、アルキル(C_1_−_6)アル
    コール、プロパン−1,3−ジオール、プロパン−1,
    2−ジオール、2−エチル−ペンタン−2,4−ジオー
    ル、2,3−ジメチルブタン−2,3−ジオール、ヘキ
    サノン、α−テルピネオール、4−ヒドロキシ−4−メ
    チル−2−ペンタノン、及びそれらの混合物からなる群
    から選択される請求項25に記載の物品。
  27. (27)非極性溶媒が、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン
    、オクタン、デカン、ドカン、ドデカン、シクロヘキサ
    ン、メチルシクロヘキサン、2−メチルヘキサン、3−
    メチルヘキサン、2,3−ジメチルペンタン、2,4−
    ジメチルペンタン、エチルシクロヘキサン、2,2,4
    −トリメチルペンタン、ナフタレン、p−キシレン、m
    −キシレン、o−キシレン、シクロヘキセン、1−ピネ
    ン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−
    デセン、ヘキサフルオロベンゼン、エチルベンゼン、イ
    ソプロピルベンゼン、2−ピネン、β−ピネン、及びそ
    れらの混合物からなる群から選択される請求項25に記
    載の物品。
  28. (28)混合物体を手動引張り又は機械的紡糸により繊
    維へ形成し、二成分溶媒混合物が、樹脂・二成分溶媒混
    合物の全重量に基づき約5〜70重量%の非極性溶媒及
    び約5重量%までの極性溶媒からなる請求項25に記載
    の物品。
  29. (29)混合物体をフィルム又は被覆へ成形し、二成分
    溶媒混合物が、樹脂・二成分溶媒混合物の全重量に基づ
    き約10〜90重量%の非極性溶媒及び約4〜89重量
    %の極性溶媒からなる請求項25に記載の物品。
  30. (30)稀土類金属がイットリウムである請求項25に
    記載の物品。
  31. (31)アルカリ土類金属がバリウムである請求項25
    に記載の物品。
  32. (32)稀土類金属分子、アルカリ土類金属分子、及び
    銅分子が混合物体中、構造ABa_2Cu_3O_7_
    −_x(式中、Aは稀土類金属であり、xは0.5〜0
    である)を有する超電導性材料を生ずる量で存在する請
    求項25に記載の物品。
  33. (33)成形することができ、更に電気超電導性セラミ
    ック材料へ転化することができるプレ・セラミック樹脂
    状材料混合物体において、式 ABa_2Cu_3O_7_−_xを有する化合物を生
    成させるのに必要な実質的に化学量論的量の稀土類金属
    アルコキシド、バリウムアルコキシド、及び有機銅塩を
    含むプレ・セラミック材料と、極性溶媒及び非極性溶媒
    とからなるプレ・セラミック樹脂状材料混合物体。
  34. (34)極性溶媒が、アルキル(C_1_−_6)アル
    コール、プロパン−1,3−ジオール、プロパン−1,
    2−ジオール、2−エチル−ペンタン−2,4−ジオー
    ル、2,3−ジメチルブタン−2,3−ジオール、ヘキ
    サノン、α−テルピネオール、4−ヒドロキシ−4−メ
    チル−2−ペンタノン、及びそれらの混合物からなる群
    から選択される請求項33に記載のプレ・セラミック樹
    脂状材料混合物体。
  35. (35)非極性溶媒が、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン
    、オクタン、デカン、ドカン、ドデカン、シクロヘキサ
    ン、メチルシクロヘキサン、2−メチルヘキサン、3−
    メチルヘキサン、2,3−ジメチルペンタン、2,4−
    ジメチルペンタン、エチルシクロヘキサン、2,2,4
    −トリメチルペンタン、ナフタレン、p−キシレン、m
    −キシレン、o−キシレン、シクロヘキセン、1−ピネ
    ン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−
    デセン、ヘキサフルオロベンゼン、エチルベンゼン、イ
    ソプロピルベンゼン、2−ピネン、β−ピネン、及びそ
    れらの混合物からなる群から選択される請求項33に記
    載のプレ・セラミック樹脂状材料混合物体。
  36. (36)混合物体が繊維の形をしており、二成分溶媒混
    合物が、樹脂・二成分溶媒混合物の全重量に基づき約5
    〜70重量%の非極性溶媒及び約5重量%までの極性溶
    媒からなる請求項33に記載のプレ・セラミック樹脂状
    材料混合物体。
  37. (37)混合物体がフィルム又は被覆の形をしており、
    二成分溶媒混合物が、樹脂・二成分溶媒混合物の全重量
    に基づき約10〜90重量%の非極性溶媒及び約4〜8
    9重量%の極性溶媒からなる請求項33に記載のプレ・
    セラミック樹脂状材料混合物体。
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