JPH03232583A - 容器入り無菌ミネラルウオーターの製造方法 - Google Patents

容器入り無菌ミネラルウオーターの製造方法

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JPH03232583A
JPH03232583A JP2027857A JP2785790A JPH03232583A JP H03232583 A JPH03232583 A JP H03232583A JP 2027857 A JP2027857 A JP 2027857A JP 2785790 A JP2785790 A JP 2785790A JP H03232583 A JPH03232583 A JP H03232583A
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JP
Japan
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mineral water
water
pore size
mineral
container
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JP2027857A
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JPH0813351B2 (ja
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Kazuya Sekiguchi
和弥 関口
Masao Taguchi
昌男 田口
Masayuki Nakatani
雅之 中谷
Tomoyuki Seki
関 智之
Takaaki Shimizu
孝晃 清水
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House Foods Corp
Original Assignee
House Food Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、殺菌剤を添加することなく、保存性の良好な
容器入り無菌ミネラルウォーターの製造方法に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来から美味しい水が求められており、各地の名水など
が容器に充填されて大量に販売されている。通常、この
場合、ミネラルウォーターの揚水場とホトリング場とが
場所的に離れている場合が多く、又揚水後タンクに貯蔵
することが多いので、揚水後ホトリングまでの間にミネ
ラルウォーターに細菌が繁殖、増殖する可能性がある。
従って、従来揚水したミネラルウォーターに塩素を添加
して細菌のその後の繁殖を防止することが行われている
(特開昭57−32779号公報)。しかしながら、ミ
ネラルウォーターに塩素を添加すると、ミネラルウォー
ターの天然の風味を損なうともに、残留塩素からトリハ
ロメタン等の有害物質が生じるとも言われている。一方
、塩素を添加した場合に、活性炭処理する二とが提案さ
れているが、この方法でも、ミネラルウォーターの天然
の風味が損なわれる。
従って、ミネラルウォーターを揚水した後、塩素等の殺
菌剤を添加することなく、ボトルに充填するまでの間、
ミネラルウォーター中ての細菌の繁殖を有効に防止でき
る方法の開発が望まれている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、本発明は、ミネラルウォーターを揚水した後、
塩素等の殺菌剤を添加することなく、ボトルに充填する
までの間、ミネラルウォーター中での細菌の繁殖を有効
に防止できる方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、ミネラルウォーターを揚水した後、特定の温
度以下の低い温度に冷却することによって、塩素等の殺
菌剤を添加することなく、ミネラルウォーター中での細
菌の繁殖を有効に防止できるとの知見に基づいてなされ
たのである。
すなわち、本発明は、揚水したミネラルウォーターを容
器に充填して容器入り無菌ミネラルウォーターを製造す
るに際し、ミネラルウォーターを揚水した後、12℃以
下に冷却するか、または該冷却処理とともに孔径が0.
45μm以下の濾過膜で濾過し、その複核ミネラルウォ
ーターを滅菌処理し、無菌条件下で容器に充填すること
を特徴とする容器入り無菌ミネラルウォーターの製造方
法を提供する。
地下から揚水されたミネラルウォーターの温度は四季を
通じてほぼ15〜17℃と一定であるが、その起源によ
り、又は揚水作業中に空気中などから混入することによ
って、揚水中には雑多な細菌が含まれている。そこで、
本発明では、揚水したミネラルウォーターを12℃以下
、好ましくは10℃以下、特に好ましくは5℃以下に冷
却する。
これは、揚水からボトルに充填するまでの細菌の繁殖、
増殖を防止するためである。尚、上記の条件は、当該温
度でかつミネラルウォーターが凍結しない条件をいう。
ミネラルウォーターを地下から揚水した可及的速やかに
、強制的に冷却するのが好ましい。
上記冷却は常法により行うことができるが、プレート式
冷却機を用いて行うのがよい。
又は、本発明では、揚水したミネラルウォーターを孔径
が0.45μm以下の濾過膜で濾過して、ミネラルウォ
ーター中に存在が考えられるダラム陰性菌等や水不溶分
を強制的に除去するのがよい。
この方法によると、滅菌処理前に有害微生物を除去でき
るので好ましい。従って、本発明では、冷却処理ととも
に、前記濾過膜で濾過するのがよい。
上記処理の両方を行う場合の順序は問わない。
濾過膜での濾過は、例えば操作圧力を1.0〜2.0k
g/cd程度とし、水流量を5〜201/m1n。
m′程度とするのがよく、濾過中のミネラルウォーター
の温度を上記範囲に維持しておく必要がある。
又、濾過膜としては、市販のミクロフィルターを使用す
る二とができる。このうち、濾過し易い孔径0.45μ
mのミクロフィルターを使用するのが好ましヒ)。
本発明では、上記処理したミネラルウォーターを滅菌処
理するまでの間、上記低温に保持することが望ましい。
従って、例えば、揚水後、タンクローリ−によりミネラ
ルウォーターをホトリング工場に輸送する場合には、タ
ンクローリ−での輸送中も上記低温に維持することが望
ましく、又、貯蔵タンクに貯蔵してお(場合には、貯蔵
タンク内の温度を上記低温に維持することが望ましい。
本発明では、このようにして揚水後、冷却処理又はこれ
と濾過処理を施して、適当な期間好ましくは低温に保持
されたミネラルウォーターを常法により滅菌処理してミ
ネラルウォーター中の雑菌を完全に死滅させるか除去す
る。このような滅菌処理方法としては、高温加熱殺菌を
あげることができるが、この方法によると、ミネラルウ
ォーターの味が変化する恐れがあるので、高温に加熱す
ることなく、例えば上記保持されたミネラルウォーター
を精密濾過するのが好ましい。精密濾過は、例えば孔径
0.22μm以下の濾過膜を用いて行うことができる。
具体的には、孔径0622μmのミクロフィルターを使
用し、例えば操作圧力を1.0〜2.0 kg / c
rd程度とし、水流量を5〜20β/mln、m’程度
として行うのがよい。この方法によると、ミネラルウォ
ーターが回答加熱されることがなし)ので、味が変質せ
ず、ミネラルウォーター本来の味を提供することができ
る。つまり、孔径0.22μm以下の濾過膜を用いると
、ミネラルウォーター中に存在する全ての細菌を効率的
に除去できるので、高温加熱殺菌と同等の殺菌効果が得
られるからである。
本発明では、このようにして殺菌したミネラルウォータ
ーを、予め殺菌処理された容器に、無菌的に、例えばク
ラス100以下の雰囲気下で充填し、密封する。容器と
しては、無菌状態を維持できるものであればヒ1ずれて
もよく、例えば金属性容器(缶等)、プラスチックボト
ルとプラスチックキャンプ又は金属キャンプとの組み合
わせなどがあげられる。
′発明の効果二 本発明によれば、塩素などの殺菌剤を使用することなく
、ミネラルウォーター中の細菌を除去する二とができる
ので、ミネラルウォーター本来の味をそのまま容器に充
填することができる。
又、滅菌処理として、ミネラルウォーターを孔径0.2
2μm以下の濾過膜で濾過することにより行うとミネラ
ルウォーターの殺菌工程に熱が加わることがないので、
ミネラルウォーターの天然の風味を損なうことがない。
次に本発明を実施例により説明する。
〔実施例二 実施例1 井戸から揚水したミネラルウォーター(揚水直後の水温
17℃)を、濾布で異物を除去した後、プレート式冷却
機により揚水後5℃にまで冷却した。上記冷却処理後の
ミネラルウォーターを孔径0.45μmの濾過膜により
精密濾過した。
上記処理後のミネラルウォーターを、タンクローリ−て
ボ) IJソング場へ輸送し、該工場内の貯蔵タンクに
入れた。揚水後貯蔵タンクに入れるまでの間、及び該タ
ンクに貯蔵中に、ミネラルウォーターを水温10℃以下
に保持した。
貯蔵タンクで約12時間貯蔵したミネラルウォーターを
、活性炭処理した後、孔径0.22μmの濾過膜で精密
濾過し、これをクラス100以下の無菌条件下で合成樹
脂製ボトル容器に充填、密封して容器入り無菌ミネラル
ウォーターを得た。
得・ちれたミネラルウォーターは、約18カ月の常温保
存が可能であり、例えば12力月の常温保存後に飲んだ
場合には、良好な風味を有するものであった。
実施例2 井ヨかろ揚水したミネラルウオター(揚水直後の水温1
7t)を、濾布て異物を除去した後、フレート式冷却機
により揚水後5℃にまで冷却し、これを貯蔵タンクに入
れた。揚水後貯蔵タンクに入れるまでの間、及び該タン
クに貯蔵中に、ミネラルウォーターを水温10℃以下に
保持した。
貯蔵タンクで約4時間貯蔵したミネラルウォーターを、
活性炭処理した後、85℃に加熱し、これを合成樹脂製
ボトル容器に充填、密封して、該容器を反転しながち3
0秒間保持して、容器入り無菌ミネラルウォーターを得
た。
得られたミネラルウォーターは、約18カ月の常温保存
が可能であり、例えば12力月の常温保存後に飲んだ場
合には、良好な風味を有するものであった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)揚水したミネラルウォーターを容器に充填して容
    器入り無菌ミネラルウォーターを製造するに際し、ミネ
    ラルウォーターを揚水した後、12℃以下に冷却するか
    、または該冷却処理とともに孔径が0.45μm以下の
    濾過膜で濾過し、その後該ミネラルウォーターを滅菌処
    理し、無菌条件下で容器に充填することを特徴とする容
    器入り無菌ミネラルウォーターの製造方法。
  2. (2)滅菌処理を、ミネラルウォーターを孔径0.22
    μm以下の濾過膜で濾過することにより行う請求項(1
    )記載の方法。
JP2027857A 1990-02-07 1990-02-07 容器入り無菌ミネラルウオーターの製造方法 Expired - Lifetime JPH0813351B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2027857A JPH0813351B2 (ja) 1990-02-07 1990-02-07 容器入り無菌ミネラルウオーターの製造方法
DE69121598T DE69121598T2 (de) 1990-02-07 1991-02-06 Verfahren, um das Verpacken von sterilisiertem Mineralwasser vorzubereiten sowie verpacktes, sterilisiertes Mineralwasser
EP91101600A EP0441340B1 (en) 1990-02-07 1991-02-06 Method for preparing packaged sterilized mineral water and packaged sterilized mineral water
US07/651,941 US5152900A (en) 1990-02-07 1991-02-07 Method for preparing packaged sterilized mineral water, method for producing sterilized container for packaging the same and packaged sterilized mineral water

Applications Claiming Priority (1)

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JP2027857A JPH0813351B2 (ja) 1990-02-07 1990-02-07 容器入り無菌ミネラルウオーターの製造方法

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JPH03232583A true JPH03232583A (ja) 1991-10-16
JPH0813351B2 JPH0813351B2 (ja) 1996-02-14

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JP (1) JPH0813351B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0698732A (ja) * 1992-09-22 1994-04-12 House Foods Corp パウチ入りミネラルウォーター
JP2010235130A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Suntory Holdings Ltd 容器詰め飲料水の製法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0698732A (ja) * 1992-09-22 1994-04-12 House Foods Corp パウチ入りミネラルウォーター
JP2010235130A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Suntory Holdings Ltd 容器詰め飲料水の製法

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