JPH03232579A - 固型廃棄物焼却におけるダイオキシン含有灰分の処理方法 - Google Patents
固型廃棄物焼却におけるダイオキシン含有灰分の処理方法Info
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- JPH03232579A JPH03232579A JP2028104A JP2810490A JPH03232579A JP H03232579 A JPH03232579 A JP H03232579A JP 2028104 A JP2028104 A JP 2028104A JP 2810490 A JP2810490 A JP 2810490A JP H03232579 A JPH03232579 A JP H03232579A
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Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野〕
この発明は、都市ごみ、産業廃棄物などの固型廃棄物の
焼却により−て排出されるダイオキシン含有灰分の処理
方法に関する。
焼却により−て排出されるダイオキシン含有灰分の処理
方法に関する。
［従来技術およびその問題点］
固型廃棄物の焼却の結果、毒性の強いダイオキシンが生
成し、これが集塵灰、排ガスさらには後段の洗煙排水中
に含まれることが知られている。ダイオキシンは７００
℃以上の温度で分解し始め、焼却炉内の９００℃程度の
高温下ではほとんど分解され、残存量はごく微量である
ので、従来は焼却プロセスで処理されている。
成し、これが集塵灰、排ガスさらには後段の洗煙排水中
に含まれることが知られている。ダイオキシンは７００
℃以上の温度で分解し始め、焼却炉内の９００℃程度の
高温下ではほとんど分解され、残存量はごく微量である
ので、従来は焼却プロセスで処理されている。
しかし、ダイオキシンは焼却だけでは完全には分解され
ず、また約３００℃で稼動する電気集塵機においても発
生するという報告もある。
ず、また約３００℃で稼動する電気集塵機においても発
生するという報告もある。
そこで、本出願人は、先に、固型廃棄物の焼却によって
生成されるダイオキシン含有灰分、すなわち焼却炉から
排出される焼却灰および集塵機で捕集される集塵灰を天
分溶融炉で溶融し、ダイオキシンを熱分解させることを
特徴とするダイオキシン含有灰分の処理方法を提案した
（特開昭６４−３３４１６号参照）。
生成されるダイオキシン含有灰分、すなわち焼却炉から
排出される焼却灰および集塵機で捕集される集塵灰を天
分溶融炉で溶融し、ダイオキシンを熱分解させることを
特徴とするダイオキシン含有灰分の処理方法を提案した
（特開昭６４−３３４１６号参照）。
しかし、上記提案方法においても、ダイオキシン含有灰
分中のダイオキシンを完全に分解できず、しかも灰分を
溶融させる灰分溶融炉の負荷が大きくなるということが
判明した。
分中のダイオキシンを完全に分解できず、しかも灰分を
溶融させる灰分溶融炉の負荷が大きくなるということが
判明した。
ダイオキシンは強い毒性を有する物質であるので、これ
を含む焼却灰分の有効な処理方法が望まれている。
を含む焼却灰分の有効な処理方法が望まれている。
この発明は、上記要望にこたえるべく、ダイオキシンを
完全に分解することができるダイオキシン処理方法を提
供することを目的とする。
完全に分解することができるダイオキシン処理方法を提
供することを目的とする。
「問題点の解決手段］
この発明による固型廃棄物焼却におけるダイオキシン含
有灰分の処理方法は、固型廃棄物の焼却によって生成さ
れる焼却炉からの焼却灰および集塵機で捕集される集塵
灰よりなるダイオキシン含有灰分を天分溶融炉で溶融し
、ダイオキシンを熱分解させるにあたり、集塵機で捕集
されるダイオキシン含有集塵灰の一部を焼却炉に戻し、
この集塵灰中のダイオキシンを焼却炉中で熱分解させる
ことを特徴とするものである。
有灰分の処理方法は、固型廃棄物の焼却によって生成さ
れる焼却炉からの焼却灰および集塵機で捕集される集塵
灰よりなるダイオキシン含有灰分を天分溶融炉で溶融し
、ダイオキシンを熱分解させるにあたり、集塵機で捕集
されるダイオキシン含有集塵灰の一部を焼却炉に戻し、
この集塵灰中のダイオキシンを焼却炉中で熱分解させる
ことを特徴とするものである。
［作 用］
この発明のダイオキシン含有天分の処理方法では、集塵
器で捕集される集塵灰の一部を焼却炉に戻し、この集塵
灰中のダイオキシンを焼却炉で熱分解させるので、強い
毒性のダイオキシンを熱分解により完全に除去すること
ができ、しかも灰分溶融炉の負荷が小さくなる。
器で捕集される集塵灰の一部を焼却炉に戻し、この集塵
灰中のダイオキシンを焼却炉で熱分解させるので、強い
毒性のダイオキシンを熱分解により完全に除去すること
ができ、しかも灰分溶融炉の負荷が小さくなる。
［実 施 例］
つぎに、図示の実施例によりこの発明を具体的に説明す
る。
る。
図面にこの発明によるダイオキシン含有灰分の処理方法
のフローを示す。図面において、固型廓棄物は焼却炉（
」）で焼却され、その排ガスはボ、ｌう（υの冷却塔に
通された後、電気集塵機（３）で集塵処理きれる。焼却
炉（１）、ボイラ（２）および電気集塵機（３）からそ
れぞれ排出された焼却灰、集塵灰などの灰分は、灰ビッ
ト（４）に集められた後灰分溶融炉（５）へ送入されて
、ここで溶融される。集塵機（３）で捕集された集塵灰
の一部は、焼却炉（１）に戻され、この集塵灰中のダイ
オキシンが焼却炉（１）で熱分解される。焼却炉（１）
での集塵灰の処理により生じる焼却灰も灰ピット（４）
に送られた後灰分溶融炉（５）で溶融される。一方、焼
却炉（１）での集塵灰の処理により生じる排ガスは、再
度ボイラ（２）の冷却塔に通された後、電気集塵機（３
）で集塵処理され、焼却炉（１）、ボイラ（２）および
電気集塵機（３）からそれぞれ排出された焼却灰、集塵
灰などの灰分が、灰ビットぐ４）に集められた後灰分溶
融炉（５）へ送入されて、ここで溶融される。このよう
な溶融の結果、上記灰分中のダイオキシンはほぼ完全に
熱分解され、灰分中の重金属塩類は溶融スラグとして投
棄可能な状態で溶融炉（５）から排出される。
のフローを示す。図面において、固型廓棄物は焼却炉（
」）で焼却され、その排ガスはボ、ｌう（υの冷却塔に
通された後、電気集塵機（３）で集塵処理きれる。焼却
炉（１）、ボイラ（２）および電気集塵機（３）からそ
れぞれ排出された焼却灰、集塵灰などの灰分は、灰ビッ
ト（４）に集められた後灰分溶融炉（５）へ送入されて
、ここで溶融される。集塵機（３）で捕集された集塵灰
の一部は、焼却炉（１）に戻され、この集塵灰中のダイ
オキシンが焼却炉（１）で熱分解される。焼却炉（１）
での集塵灰の処理により生じる焼却灰も灰ピット（４）
に送られた後灰分溶融炉（５）で溶融される。一方、焼
却炉（１）での集塵灰の処理により生じる排ガスは、再
度ボイラ（２）の冷却塔に通された後、電気集塵機（３
）で集塵処理され、焼却炉（１）、ボイラ（２）および
電気集塵機（３）からそれぞれ排出された焼却灰、集塵
灰などの灰分が、灰ビットぐ４）に集められた後灰分溶
融炉（５）へ送入されて、ここで溶融される。このよう
な溶融の結果、上記灰分中のダイオキシンはほぼ完全に
熱分解され、灰分中の重金属塩類は溶融スラグとして投
棄可能な状態で溶融炉（５）から排出される。
溶融炉（５）で発生したガスは、鉛、亜鉛、カドミウム
などの低沸点重金属、フッ素化合物などの未燃成分を含
む。この発生ガスは図示はしないが焼却炉（１）へ戻さ
れる。
などの低沸点重金属、フッ素化合物などの未燃成分を含
む。この発生ガスは図示はしないが焼却炉（１）へ戻さ
れる。
電気集塵機（３）を出た排ガスは極微量の濃度のダイオ
キシンを含む。また、この排ガスは水銀（Ｈｇ）および
窒素酸化物（ＮＯｘ）も含む。
キシンを含む。また、この排ガスは水銀（Ｈｇ）および
窒素酸化物（ＮＯｘ）も含む。
この灰ガスは、公知の適当な方法によって処理され、ダ
イオキシン、水銀および窒素酸化物が除去されるととも
に、排ガス中の塩酸ガス、硫黄酸化物、フッ素化合物、
重金属類も排ガスから除去される。
イオキシン、水銀および窒素酸化物が除去されるととも
に、排ガス中の塩酸ガス、硫黄酸化物、フッ素化合物、
重金属類も排ガスから除去される。
上記実施例においては、集塵機として電気集塵機が用い
られているが、これに限るものではなく、バグフィルタ
などが用いられてもよい。
られているが、これに限るものではなく、バグフィルタ
などが用いられてもよい。
［発明の効果］
この発明のダイオキシン含有灰分の処理方法では、集塵
器で捕集されるダイオキシン含有集塵灰の一部を焼却炉
に戻し、この集塵灰中のダイオキシンを焼却炉で熱分解
させるので、強い毒性のダイオキシンを熱分解により完
全に除去することができ、しかも灰分灰分溶融炉の負荷
が小さくなる。
器で捕集されるダイオキシン含有集塵灰の一部を焼却炉
に戻し、この集塵灰中のダイオキシンを焼却炉で熱分解
させるので、強い毒性のダイオキシンを熱分解により完
全に除去することができ、しかも灰分灰分溶融炉の負荷
が小さくなる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例の工程を示すフローシートであ
る。 （１）・・・焼却炉、（３）・・・電気集塵機、（５）
・・・灰分溶融炉。 以 上 １、事件の表示 平成 ２年特許願第 ２８１０４号 発明の名称 ３、補正をする者 事件との関係
る。 （１）・・・焼却炉、（３）・・・電気集塵機、（５）
・・・灰分溶融炉。 以 上 １、事件の表示 平成 ２年特許願第 ２８１０４号 発明の名称 ３、補正をする者 事件との関係
Claims (1)
- 固型廃棄物の焼却によって生成される焼却炉からの焼却
灰および集塵機で捕集される集塵灰よりなるダイオキシ
ン含有灰分を灰分溶融炉で溶融し、ダイオキシンを熱分
解させるにあたり、集塵機で捕集されるダイオキシン含
有集塵灰の一部を焼却炉に戻し、この集塵灰中のダイオ
キシンを焼却炉中で熱分解させることを特徴とする、固
型廃棄物焼却におけるダイオキシン含有灰分の処理方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2028104A JPH03232579A (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | 固型廃棄物焼却におけるダイオキシン含有灰分の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2028104A JPH03232579A (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | 固型廃棄物焼却におけるダイオキシン含有灰分の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03232579A true JPH03232579A (ja) | 1991-10-16 |
Family
ID=12239502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2028104A Pending JPH03232579A (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | 固型廃棄物焼却におけるダイオキシン含有灰分の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03232579A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5627817A (en) * | 1979-08-15 | 1981-03-18 | Babcock Hitachi Kk | Soot collecting device |
| JPS6433416A (en) * | 1987-07-29 | 1989-02-03 | Hitachi Shipbuilding Eng Co | Disposal method for dioxine-containing ash in incineration of solid waste |
-
1990
- 1990-02-07 JP JP2028104A patent/JPH03232579A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5627817A (en) * | 1979-08-15 | 1981-03-18 | Babcock Hitachi Kk | Soot collecting device |
| JPS6433416A (en) * | 1987-07-29 | 1989-02-03 | Hitachi Shipbuilding Eng Co | Disposal method for dioxine-containing ash in incineration of solid waste |
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