JPH03232560A - 多色模様ゲルコート用スプレー設備 - Google Patents

多色模様ゲルコート用スプレー設備

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JPH03232560A
JPH03232560A JP2617090A JP2617090A JPH03232560A JP H03232560 A JPH03232560 A JP H03232560A JP 2617090 A JP2617090 A JP 2617090A JP 2617090 A JP2617090 A JP 2617090A JP H03232560 A JPH03232560 A JP H03232560A
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JP
Japan
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gel coat
resin
spray
containers
curing agent
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JP2617090A
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English (en)
Inventor
Kazumi Iwamoto
岩本 一美
Wakichi Tominaga
富永 和吉
Masanori Sugawara
菅原 正紀
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、物体表面に石目調なとの深みのある多色模様
を形成する際、−工程でこれを完成し得る多色模様ゲル
コート用スプレー設備に関する。
〔従来の技術及び問題点〕
従来、樹脂成形品の表面に模様付けする方法としては、
古くから手書きでゲルコートに絵付けする方法か用いら
れていたが、最近では、絵柄を印刷したフィルムを硬化
樹脂面に転写する方法(特開明58−136411) 
、基色樹脂液注入パイプの終首に着色樹脂液混入用パイ
プを挿入し、着色樹脂沼を断続的に吐出し大理石模様に
近似した模様を移す方法(特開昭58−043245)
 、ゲルコート層と1間層との間に天然石の破砕片を含
む樹脂層を設置;□て天然調の表面を得る方法(特開昭
58−027708)、塗装による御影石状模様の成形
方法(特開昭6−011673)等か提案されている。
而して、塗装による模様付けの場合一般にスフレ−ガン
か用いられているか、この塗装用スプレーガンは本来の
目的から樹脂か塗装面に均一に9散する様に塗料を微細
な霧状として噴射するようになっている。その為、この
塗装用のスプレーカンては、噴射される樹脂か非常に細
かい微粒子となり、そのため石目調の模様を形成するこ
とかできなかった。
塗料用スプレーガンの他に建築塗装用スプレーガンかあ
る。この建設塗装用スプレーガンは、廿較的大粒の樹脂
粒子を噴射し得るので、石目調C模様を形成するために
は極めて有用である。
又、多色模様を形成する方法としては、双頭ガン或いは
多頭ガンと称する吹出口を複数個有する建築塗装用スプ
レーガンを用いる方法か採用されている。この方法は確
かに多色模様は形成できるか、色か多くなればなるほど
装置か大型化する上、重量も増し、限られた一つの塗装
面に着色するのか困難となる。又、仮に多色の模様か出
来たとしても、色の混ざり方か単調で色ムラか出来やす
く、深みのある天然石目調の模様を形成し得るには到っ
ていないのか現状である。
然しなから最近では建築塗装用スプレーガンを利用した
石目調の模様付けか行われている。
その方法はカップ内を分割してそれぞれ着色されたゲル
コート樹脂成分を入れ、それらの樹脂成分か互いに接触
はするか混合することのないような状態で被塗装面に吹
き付ける方法である。
この方法では、同じ模様を再現することか困難であるた
め、大量の物品に均質な塗装を施すことか不可能である
上、ゲルコート樹脂成分には予め硬化剤を混合するため
、長時間連続的に使用することか困難であり、短時間内
に頻繁にカップ及びスプレーガンを洗浄する必要かある
と言う問題かある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は、上記課題を解決する方法として、多頭ガン
を使用した設備に着目し、これを改良することを試みた
本発明の第一の要点は、少なくとも2種類以上の着色さ
れたゲルコート樹脂成分の容器を設けることにある。
第二の要点は、容器から機械的にゲルコート樹脂成分を
それぞれに噴射ノズルに導くことである第三の要点は、
ゲルコート樹脂成分を硬化させるだめの硬化剤を機械的
に混合するよう構成することである。
第四の要点は、設備を洗浄する必要かある場合には、機
械的に洗浄か行えるよう構成することである。
第五の要点は、噴射ノズルに導かれた着色されたゲルコ
ート樹脂成分を極端に細かい微粒子にすることなく粗目
の霧状として噴射し、石目調のスプレーパターンを形成
することにある。
本発明者は従来より使用されている多頭ガンを使用した
設備を改良し、少なくとも2種以上の着色されたゲルコ
ート樹脂成分を個別に硬化剤混合流路を経由して噴射ノ
ズルの入口に導くか、又は、少なくとも2種類以上の着
色されたゲルコート樹脂成分を個別に噴射ノズルの入口
に導き、噴射ノズルの出口付近で硬化剤と混合するよう
構成し、更に、着色されたゲルコート樹脂成分を粗目の
粒子として同一のスプレー領域に同時に噴射し、これら
の樹脂成分か、完全には混合しない状態でスプレー領域
を完全に覆うようにすることにより、風合いのよい石目
調のスプレーパターンか高い再現性をもって繰り返し得
られることを見い出し、本発明を完成した。
更に具体的に言えば、上記の問題は、先ず、「(I)そ
れぞれ内容物の取出口を有し、複数種類のゲルコート樹
脂成分をそれぞれ個別に収容する複数の樹脂容器と、上
記樹脂容器にそれぞれ対応して設けられる噴射ノズルと
、上記樹脂容器の内容物をそれぞれの取出口からそれぞ
れ対応する噴射ノズルに導く樹脂流路と、硬化剤容器と
、上記硬化剤容器の内容物を上記樹脂流路内にを導入す
る流路と、硬化剤か添加されたゲルコート樹脂成分を上
記各噴射ノズルから同一のスプレー領域に向かって同時
に噴射させる装置とから成る内部混合型多色模様ゲルコ
ート用スプレー設備」によって解決される。
上記の問題点は 更に又、 「(2)それぞれ内容物の取出口を有し、複数種類のゲ
ルコート樹脂成分をそれぞれ個別に収容する複数の樹脂
容器と、上記樹脂容器にそれぞれ対応して設けられる噴
射ノズルと、上記樹脂容器の内容物をそれぞれの取出口
からそれぞれ対応する噴射ノズルに導く樹脂流路と、内
容物の取出口を有する少なくとも一つの硬化剤容器と、
上記硬化剤容器に対応して設けられる噴射ノズルと、上
記硬化剤容器の内容物をそれぞれの取出口からそれぞれ
対応する噴射ノズルに導く硬化剤流路と、上記噴射ノズ
ルから樹脂及び硬化剤を同一のスプレー領域に向かって
同時に噴射させる装置とから成る外部混合型多色模様ゲ
ルコート用スプレー設備」によって達成される。
少なくとも2種類以上の着色されたゲルコート樹脂成分
を、任意の割合て併動に設置された噴射ノズルに導くた
めには、先ず、前記第一の要点である「少な(とも2種
類以上の着色されたゲルコート樹脂成分の容器」を設け
る必要かある。
その容器の形状は特に限定されるものでなく、複数個の
加圧可能なタンクの中へ一種又は2種類以上の着色され
たゲルコート樹脂成分の容器を設置するタイプ、2種類
以上の着色されたゲルコート樹脂成分の加圧容器を併設
するタイプ、単一の加圧容器内部を複数に分割するタイ
プ等のいずれのタイプの容器も使用出来る。
又、必要に応じて硬化剤容器、洗浄用溶剤容器なとも設
置する。
次に、第二の要点である上記容器から機械的にゲルコー
ト樹脂成分を噴射ノズルに導く方法としては、エアー等
の圧力源を使用する圧送方法、ピストンポンプを用いる
方法等かある。また、必要に応して、硬化剤、洗浄用溶
剤も同様な方法で混合器等それらを必要とする場所に供
給される。
又、着色されたゲルコート樹脂成分を硬化させるために
は、硬化剤を適宜の割合でゲルコート樹脂成分に混合す
る必要かある。
そのこめ、第三の要点として、硬化剤を機械的にゲルコ
ート樹脂成分に添加、混合する装置を採用するか、これ
には、各ゲルコート樹脂成分の管路に設けたラインミキ
サー等を用いる内部混合方式と、ゲルコート樹脂成分の
噴射ノズルと併動に設置された硬化剤噴射ノズルからゲ
ルコート樹脂成分と同時に硬化剤を噴射して霧状の状態
で混合する外部混合方式とかある。
上記内部混合方式ては吹き付は終了後にラインの洗浄を
行なう必要かあるため、第四の要点として、ラインミキ
サーに洗浄溶剤供給ラインを設けてラインミキサーから
噴射ノズルまでを自動的に洗浄する方法を採用する。
第五の要点であるゲルコート樹脂成分を極端に細かい微
粒子にすることなく粗目の霧状として噴射するというこ
とに就いては、スプレーガンの構造か重要となる。
複数個の噴射ノズルに導かれる成分を、粗目の霧状とし
て同一のスプレー領域に同時に噴射し、これらの材料か
スプレーされた面て互いに混じり合わないで、その面を
完全に被覆するようにするためには、スプレーの動力源
として使用される圧縮空気のノズルの口径、圧縮空気圧
力及び樹脂噴射ノズルとの相対関係位置、並びに、樹脂
噴射ノズルの口径か重要である。
各成分樹脂はそれぞれ所定の粒度で噴射されなければな
らず、又、それらは現に塗料の噴射されている領域に同
時に均一に噴射されなければならない。
圧縮空気のノズルと樹脂噴射ノズルとの間隔が狭過ぎる
と、噴射される粒子か細かになり過ぎ、深みのある多色
模様か得られなくなり、逆に両者か離れ過ぎる場合には
、粒子か粗くなり過ぎて美麗な多色模様の形成か困難に
なる。
各ノズル径の違い、圧縮空気の圧力によっても同様な問
題か生ずる。
最適なスプレーパターンを得るためには、圧縮空気の圧
力、各ノズルの位置、各ノズル径を適切に選定する必要
かある。又、圧縮空気ノズルと樹脂噴射ノズルの中心軸
は完全に同一平面上になければならない。これらの中心
軸か交差していない場合には良好なスプレーパターンか
得られない。
又、塗装用のスプレーガンには、通常最適なスプレーパ
ターンか得られるよう調節機構が設置されている。
尚、スプレー状態と、圧縮空気圧力、ノズル口径、ノズ
ルとスプレーされる面との相対位置の関係は公知である
ため、ここでは詳細には説明しない。
然しなから、所望のスプレーパターンを得るためには、
併動に設置されたノズルから噴射された材料が噴霧中に
混じり合い、被塗装面上に均一に吹き付けられなければ
ならない。
各ゲルコート樹脂成分間の粘度やチクソトロピーの差異
か大きい場合には、流動性の違いにより各ゲルコート樹
脂成分のスプレー状態や流量が変わるので圧縮空気圧力
を各ノズル毎に適切に調節する必要かある。
各ゲルコート樹脂成分間の粘度及びチクソトロピーは、
それぞれ平均値に対して±20%以内、好ましくは±l
O%以内に調節することが望ましい。
但し、圧力調節機構や流量調節機構を設置した場合は、
最初に最適な模様か得られるよう調節するため、特に粘
度及びチクソトロピーの範囲を限定する必要はない。
次に噴射ノズルの角度及び位置か重要な要素となる。使
用する噴射ノズルか相互に離れているときは、同一面上
に均一に吹き付けるため、適切に角度を付けて設置する
ことが必要となる。
〔作  用〕
本発明によれば、従来技術では困難であった深みのある
石目状の多色模様を手軽且つ連続的に、高度の再現性を
もって形成できるようになる。
その理由は、本発明によるときは、2種類以上のゲルコ
ート樹脂成分を機械的に連続して噴射ノズルまで導く事
か出来、更に噴射される樹脂の流量調節か出来るため、
各成分樹脂を所望の割合いて連続的に且つ適切な粒度の
霧滴として噴射できるためである。
〔実 施 例〕
以下、図面により本発明の実施例について具体的に説明
する。
第1図は、本発明に係る外部混合型多色模様ゲルコート
用スプレー設備の一実施例を示す説明図、第2図は、加
圧可能なタンクの中へ複数個のゲルコート樹脂成分容器
を設けた状態を示す説明図、第3図は、本発明に係る内
部混合型多色模様ゲルコート用スプレー設備の一実施例
を示す説明図、第4図は、ゲルコート樹脂成分容器内に
仕切板を取りつけた状態を示す説明図、 第5図は、第1図に示した設備で使用されるスプレーガ
ンのノズル配置を示す説明図、第6図は、スプレーガン
の他のノズル配置例を示す説明図、 第7図は、これらのスプレーガンを構成する各ノズルの
、噴霧角とスプレー領域を示す説明図、第8図は、内部
混合型多色(4色)模様ゲルコート用スプレー設備で使
用される、スプレーガンのノズル配置を示す説明図であ
る。
而して、第1図中、1は圧縮空気供給装置、2.2は圧
力調節弁、3.3はゲルコート樹脂成分用加圧タンク、
4.4はゲルコート樹脂成分の容器、5.5はエアー抜
き弁、6は硬化剤用加圧タンク、7は硬化剤容器、8は
外部混合型スプレーガンである。
本実施例に於いては、3種のゲルコート用樹脂成分か用
いられる。それらの樹脂は、それぞれ3個のゲルコート
樹脂成分用加圧タンク3.3の内部に設けられた容器4
.4内に注入される。
外部混合型スプレーガン8は、3本の樹脂噴射、/XJ
I、1B、18、I8と、2本の硬化剤噴射ノズル19
、19とから成り、これらのノズルは、例えば、第5図
に示されているように配置される。
尚、硬化剤噴射ノズルを1本のみとし、第6図に示した
ように構成することも可能である。
而して、これらのノズルは、第7図に示すように、被塗
装面上の一つのスプレー領域2oに、同時且つ均一にそ
れぞれのゲルコート樹脂成分及び硬化剤を噴射し得るよ
う、それらの相対位置及び噴射角度、並びに、噴射空気
圧力が予め調節される。
各加圧タンクの内圧は、それぞれのタンクに対応して設
けられた圧力調節弁2.2により調節され、前記の如く
、それぞれのノズルから噴射される材料か、同一のスプ
レー領域に均一に行き渡るように、且つ又、適度の粗さ
の霧滴となって噴射されるよう構成される。
尚、使用するゲルコート樹脂成分の粘度及びチクソトロ
ピーか路間−であるときは、ゲルコート樹脂成分の供給
源として、第2図に示すような、単一の加圧タンク3′
内に複数のゲルコート樹脂成分容器4.4を設けて成る
装置を用い得る。
次に第3図に就いて説明する。
この実施例は、装置内部の各ゲルコート樹脂成分の輸送
ラインにそれぞれ対応してラインミキサーを設け、これ
により各ゲルコート樹脂成分にそれぞれ硬化剤を添加し
、これを−括してスプレー内部混合型多色模様ゲルコー
ト用スプレー設備に関するものである。
而して、図中、9.9はゲルコート樹脂成分用ポンプ、
10.10は硬化剤用ポンプ、11.11はゲルコート
用アキュームレーター、12.12は硬化剤用アキュー
ムレーター、13.13は硬化剤注入管、14.14は
洗浄溶剤注入管、15.15はラインミキサー16は洗
浄用溶剤容器、17は内部混合型スプレーガンである。
この実施例に於いては、各ゲルコート樹脂成分は、それ
ぞれの貯蔵タンク4.4から、それぞれに対応して設け
られるポンプ9.9により、それぞれ対応するアキュー
ムレーター11.11を経由して、それぞれのラインミ
キサー15.15に輸送される。
このとき、それぞれのゲルコート樹脂成分の送出量に比
例して、それぞれ対応する硬化剤用ポンプ1O110に
より硬化剤か送出され、これらの硬化剤はそれぞれのア
キュームレータ12.12を経て対応するラインミキサ
ー15.15に供給され、それぞれ対応するゲルコート
樹脂成分に添加される。
従って、この実施例に於いては、スプレーガンI7のノ
ズルは、硬化剤か添加されたゲルコート樹脂成分を噴射
することになる。
このタイプの装置では、作業を中断するときには、装置
内部で樹脂か硬化しないように、ラインミキサーより下
流側の装置内部を洗浄する装置か設けられる。
この装置では、スプレーガンのノズル数か少ないので、
4色以上の色を扱うのに都合がよい。
第8図には、この様な4色スプレーガンのノズル配置か
示さている。
この場合でも、各ノズルから同時に噴射されるゲルコー
ト樹脂成分は同一のスプレー領域に均一に行き渡るよう
に且つ適宜の粒度で噴射されなければならない。
以下、外部混合型多色(3色)模様ゲルコート用スプレ
ー設備を使用して行った塗装試験結果に就いて説明する
設備には特に流量調節弁等は設けなかったか、加圧タン
クの圧力を調節して、着色されたゲルコート樹脂成分の
全体量100部に対して、硬化剤量か1部となるように
した。
以下に示す試験例に於いては、3種類の着色されたゲル
コート樹脂成分のスプレー速度が同一となるようにした
〔実験例1〕 第1図に示した装置に於いて、着色されたゲルコート樹
脂成分をそれぞれ赤色、黒色及び無色透明とした。
各成分は路間−組成で粘度か18P/25°C、チクソ
トロピーは4.0であった。
各部の圧力は下記の通りであった。
ゲルコート樹脂成分加圧タンク内圧カニ3kg/ad硬
化剤用加圧タンク内圧カニ       1 kg/a
Iスプレーガン用の圧縮空気圧カニ    2.5kg
/cm尚、スプレーガンは第5図に示した構造のものを
使用した。
その結果、スプレー開始時から深みのある均一な多色模
様形成かでき、ゲルコート樹脂成分容器のいずれか一つ
か空になるまで、模様の品位は一定に保持されることか
確認された。
又、同一の実験を数回繰り返したか、毎回同じ模様が再
現された。
〔実験例2〕 実験例1と同じ装置で、着色されたゲルコート樹脂成分
をそれぞれワインレッド、黒及びグレーとした。
各成分は路間−組成で、粘度か18P/25°C,17
P/25℃、16P/25℃、チクソトロピーハ4.0
であった。
ゲルコート樹脂成分の加圧タンク空気圧力をそれぞれ3
 kg/cnr2.8kg/cnf、 2.5kg/c
arとした他は実験例1と同一である。
この場合も実験例1と同一の結果が得られた。
〔比較実験例1〕 従来品の外部混合型ゲルコート用スプレー設備を3台使
用し、3基のスプレーガンを並へて噴射し比較した。
各ゲルコート樹脂成分は実験例Iと同一とした。
この場合、装置の操作が一人では困難であるため、二人
掛りて作業をした。
熟練者によれば一応石目模様は得られるか、それは均一
なものてな(、商品に応用できる品位ではなかった。
〔比較実験例2〕 従来品の外部混合型ゲルコート用スプレー設備を2台使
用し、2基のスプレーガンを並へて噴射し比較した。
各ゲルコート樹脂成分は実験例1と同一である。
この場合には、作業は一人で可能であったか、均一な石
目模様は形成できず、見栄えのしないまたら模様が得ら
れたのみてあった。
又、部分的には石目状模様となる場所もあったか、2色
であるため深みのある模様は得られなかった。
〔発明の効果〕
試験例に示したように、本発明によるときは、従来技術
では得られなかった均一で深みのある均一な石目模様か
手早く、簡単且つ再現性よく得られる所にある。
本発明のスプレー設備を、熱硬化性樹脂成形品のゲルコ
ート塗布用として使用することにより、より付加価値の
高い製品を提供することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る外部混合型多色模様ゲルコート
用スプレー設備の一実施例を示す説明図、第2図は、加
圧可能なタンクの中へ複数個のゲルコート樹脂成分容器
を設けた状態を示す説明図、第3図は、本発明に係る内
部混合型多色模様ゲルコート用スプレー設備の一実施例
を示す説明図、第4図は、ゲルコート樹脂成分容器内に
仕切板を取りつけた状態を示す説明図、 第5図は、第1図に示した設備で使用されるスプレーガ
ンのノズル配置を示す説明図、第6図は、スプレーガン
の他のノズル配置例を示す説明図、 第7図は、これらのスプレーガンを構成する各ノズルの
、噴霧角とスプレー領域を示す説明図、第8図は、内部
混合型多色(4色)模様ゲルコート用スプレー設備で使
用される、スプレーガンのノズル配置を示す説明図であ
る。 1・・・・・圧縮空気供給装置 2・・・・・圧力調節弁 3.3−・・ゲルコート樹脂成分用加圧タンク4.4′
・・ゲルコート樹脂成分の容器5・・・・・エアー抜き
弁 6・・・・・硬化剤用加圧タンク 7・・・・・硬化剤容器 8・・・・・外部混合型スプレーガン 9・・・・・ゲルコート樹脂成分用ポンプ10・・・・
・硬化剤用ポンプ 11・・・・・ゲルコート用アキュームレーターI2・
・・・・硬化剤用アキュームレータ−l3・ 14・ 15・ 16・ 17・ I8・ I9・ 20・ ・硬化剤注入管 ・洗浄溶剤注入管 ・ラインミキサー ・洗浄溶剤容器 ・内部混合型スプレーガン ・ゲルコート樹脂成分の噴射ノズル ・硬化剤の噴射ノズル ・スプレー領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれ内容物の取出口を有し、複数種類のゲル
    コート樹脂成分をそれぞれ個別に収容する複数の樹脂容
    器と、上記樹脂容器にそれぞれ対応して設けられる噴射
    ノズルと、上記樹脂容器の内容物をそれぞれの取出口か
    らそれぞれ対応する噴射ノズルに導く樹脂流路と、硬化
    剤容器と、上記硬化剤容器の内容物を上記樹脂流路内に
    導入する流路と、硬化剤が添加されたゲルコート樹脂成
    分を上記各噴射ノズルから同一のスプレー領域に向かっ
    て同時に噴射させる装置とから成る内部混合型多色模様
    ゲルコート用スプレー設備。
  2. (2)それぞれ内容物の取出口を有し、複数種類のゲル
    コート樹脂成分をそれぞれ個別に収容する複数の樹脂容
    器と、上記樹脂容器にそれぞれ対応して設けられる噴射
    ノズルと、上記樹脂容器の内容物をそれぞれの取出口か
    らそれぞれ対応する噴射ノズルに導く樹脂流路と、内容
    物の取出口を有する少なくとも一つの硬化剤容器と、上
    記硬化剤容器に対応して設けられる噴射ノズルと、上記
    硬化剤容器の内容物をそれぞれの取出口からそれぞれ対
    応する噴射ノズルに導く硬化剤流路と、上記噴射ノズル
    から樹脂及び硬化剤を同一のスプレー領域に向かって同
    時に噴射させる装置とから成る外部混合型多色模様ゲル
    コート用スプレー設備。
JP2617090A 1990-02-07 1990-02-07 多色模様ゲルコート用スプレー設備 Pending JPH03232560A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0634756U (ja) * 1992-10-15 1994-05-10 太陽インダストリー株式会社 二液混合型のスプレーガン
JPH06126758A (ja) * 1992-10-13 1994-05-10 Taiyo Ind Kk 色模様を有する成形物の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06126758A (ja) * 1992-10-13 1994-05-10 Taiyo Ind Kk 色模様を有する成形物の製造方法
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