JPH03232526A - 均一液滴の製造方法及び製造装置 - Google Patents

均一液滴の製造方法及び製造装置

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JPH03232526A
JPH03232526A JP2028886A JP2888690A JPH03232526A JP H03232526 A JPH03232526 A JP H03232526A JP 2028886 A JP2028886 A JP 2028886A JP 2888690 A JP2888690 A JP 2888690A JP H03232526 A JPH03232526 A JP H03232526A
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JP
Japan
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liquid
droplets
uniform
dispersion medium
droplet
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Pending
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JP2028886A
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English (en)
Inventor
Atsuji Kitazawa
北澤 厚治
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Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は均一液滴の製造方法及び製造装置に係り、特に
、ゲル濾適用担体、触媒担体、カラム充填剤等に用いら
れる微小径の均一粒子の製造等に有用な均一液滴を容易
かつ効率的に製造することができる方法及びそのための
装置に関する。
[従来の技術] ゲル濾適用担体、りυマドグラフィー用担体、触媒担体
、その他力ラム充填剤等として使用される粒子は、一般
に液体中で生成させた微細な液滴を適当な手段で固化さ
せて製造されるが、その使用目的上、得られる粒子には
高度に均一粒径であることが要求される。
従来、液体中で微細な液滴を生成させる技術として、分
散法が知られている。分散法では、界面活性剤を含む分
散媒体中に攪拌により、液滴とする溶液を分散させ、微
細な液滴を生成させる。得られた液滴中の溶剤を揮発さ
せることによって、粒子が得られる。しかしながら、こ
の方法では通常広い粒径分布を有する粒子が製造される
ため、得られた粒子をクロマトグラフィー用担体として
使用する場合には、分級操作が必要となる。この場合、
特に20μm以下の分級には長時間の篩分は操作が必要
となる上に、分級により収率が低下するという欠点があ
る。
方、液体中で微細かつ均一な液滴を生成させる従来技術
として、 ■ 電気印加法(MASAYIIKI 5ATO; j
ournalof  Electrostatics、
15(1984)237−247)■ 液中ノズル横振
動法(三浦隆利・狩野佐登視ら;化学工学論文集第84
!:第4号(1982)366−371) ■ オリフィス内圧振動法(特開昭57−102905
゜同62−191033) が提案されている。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術のうち、■の電気印加法では、灯油中で液
滴径100μmの均一な水滴を生成させることができる
が、この方法は、水のように低粘度(数cp程度)の液
にしか適用できないという欠点がある。
■の液中ノズル横振動法では、液滴径1.6mm以上の
比較的大きな液滴しか生成することができない。しかも
、液滴の生産速度を上げるために、ノズルの本数を増や
したり、ノズル先端の大数を増やすためにノズルを太く
すると、ノズルの振動によってノズル周囲の液に乱れが
生じ、均一液滴ができないおそれがあるという欠点があ
る。
■のオリフィス内圧振動法は、液の粘度が50cp程度
以下の低粘度の液に対して適用できるが、この方法では
500μm以上の比較的大きな液滴しか得ることができ
ないという欠点がある。
本発明は上記従来の問題点を解決し、高粘度の液からも
微小かつ均一径の液滴を高い生産効率にて容易に製造す
ることができる均一液滴の製造方法及び製造装置を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項(1)の均一液滴の製造方法は、液滴対象液を小
開口から、脈動する液滴分散媒中に押し出して液滴とす
ることを特徴とする 請求項(2)の均一液滴の製造方法は、管壁に小開口を
有する液滴分散媒用導管と、該小開口に液滴対象液を供
給する手段と、液滴分散媒を脈流させる手段とを備える
ことを特徴とする。
[作用] 以下に本発明を図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下において、液滴を形成させる液、即ち、液滴
対象液を「A液」、液滴を分散させる液、即ち液滴分散
媒をrB液」と称す。
第1図は本発明の均一液滴の製造装置の一実施例を示す
断面図、第2図は第1図の11部の拡大図である。
図示の装置は、A液の貯槽1、B液を貯留し、またA液
の液滴10が捕集される容器2と、容器2内のB液を循
環する配管3と、配管3に設けられた脈動ポンプ(パル
スポンプ)4と、脈動ポンプ4の下流側の配管3に設け
られた押出混合部5と、押出混合部5にA液を供給する
ための定流量ポンプ6及びフィルタフを備える配管8と
で主として構成されている。
押出混合部5においては、配管3の管壁に複数の均一開
口径の小開口5aが穿設されている。この小開口5aが
穿設された管壁の外周が略筒状のケーシング5cで囲ま
れ、該ケーシング5Cの内周面と配管3の管壁との間に
A液の受入室5Aが形成されている。5bはケーシング
5cの両端部を封塞する端板を示す。
本発明においては、まず、脈動ポンプ4を作動させて、
容器2内のB液を配管3を経て脈動させつつ循環させる
。一方、定流量ポンプ6を作動させて、貯槽1内のA液
を配管8よりポンプ6、フィルター7を経て、受入室5
A内に供給する。
そして、脈動するB液が通過している押出混合部5の配
管3内に供給する。
脈動しつつ流れているB液中に押し出されたA液は、自
重と界面張力とによって、液滴となる前の時点で、配管
3の内壁面と平行に流れるB液の脈流による剪断力によ
り、強制的に微細な液滴とされる。
そして、A液の比重がB液の比重よりも大きい場合には
、第1図に示す如く、生成した液滴10は、配管3の吐
出口3aからB液と共に容器2内に排出されて、容器2
の底に沈積する。従って、配管3の吸引口3bを容器2
内のB液の液面近傍に設け、B液の上清をポンプ4によ
って吸引すれば、液滴10を含まないB液を循環使用す
ることができる。また、A液の比重がB液の比重よりも
小さい場合には、配管3の吐出口3aを上方に向けるこ
とにより液滴を浮上させると共に、配管3の吸引口3b
を容器2の底面近傍に設置することにより、液滴を含ま
ないB液を循環使用することができる。
本発明において、A液としては、クロロホルム、ジメチ
ルスルホキシド、ジメチルアセトアミド、水、N−メチ
ル−2−ピロリドン、ジクロルメタン、ベンゼン、ノル
マルヘキサン、灯油等、或いはこれらの溶剤に天然高分
子物質、合成高分子物質等を溶解させたものが挙げられ
る。天然高分子物質、合成高分子物質等を溶解させる場
合、その濃度は0.001〜10重量%とじ、A液の粘
度は2000cp程度以下となるように調製するのが好
ましい。即ち、本発明によれば、相当に高粘度のA液か
らも均一微小液滴を製造することができるが、A液の粘
度が2000cpを超えると小開口を閉塞する恐れがあ
るので、A液の粘度は2000cP以下とするのが好ま
しい。
なお、A液に用いられる天然高分子物質としては、例え
ばセルロース、絹、酢酸セルロース、コラーゲン、キチ
ン、グルコマンナンエステル、アルギン酸等が挙げられ
る。また、合成高分子物質としては、例えば、ポリビニ
ルアルコール、エチレン−ビニルアルコール共重合体、
ポリ酢酸ビニル、ポリスチレン、ナイロンなどが挙げら
れる。
方、B液としては、クロロホルム、ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルアセトアミド、水、N−メチル−2−ピロ
リドン、ジクロルメタン、ベンゼン、ノルマルヘキサン
、灯油等が挙げられる。但し、これらA液とB液との組
合せは、互いに混和することなく、また、A液の液滴が
B液中で会合しないものとすることが重要である。
なお、本発明においては、分散安定性の向上を目的とし
て、A液及び/又はB液に分散剤を加えても良い。分散
剤としてはPVA (ポリビニルアルコール)等の保護
コロイド形成剤、その他界面活性剤等を用いることがで
きる。分散剤の添加量はA液又はB液に対して0.1〜
5重量重量%上なるようにするのが好ましい。
脈動の発生方法はバルブポンプに限らず、外部から機械
的、電気音響的、電磁気的な振動等による脈動としても
良い。
本発明によりB液中に形成されたA液の液滴はB液中に
捕集し、例えば、A液の溶剤よりB液が高沸点の場合に
は、B液中でA液の液滴が分裂しない程度に攪拌しなが
ら、A液中の溶剤を蒸発させる方法により、或いは、凝
固剤を添加するなどの方法により固化させて、均一粒子
とすることができ、得られた粒子はゲル濾適用担体、触
媒担体、クロマトグラフィー用担体、その他力ラム充填
剤等として有効に使用することができる。
本発明で製造される均一液滴の径dは下記[I]式で求
めることができる。
d=2  (3u/4π・p 、n)yJ・、、[r]
なお、本発明においては、次のようにするのが好適であ
る。
■ 押出混合部5の小間口5aの開口径が均一であり、
小間口5a同志の間に吐出量のバラツキがないこと。
■ 小開口5aを構成する部分の材質は、A液よりもB
液に対して濡れ易いこと。
■ パルス1回毎に液滴が生成すること。
■ 生成した液滴が脈動等の影響で分裂しないこと。
■ 小間口5aの径は目的とする液滴径より小さいこと
。この場合の方が液滴が容易に分離できるので望ましい
なお、上記■、■は脈動の強さに関連し、液滴の大きさ
、A液の粘度、界面張力、A液とB液との比重差に応じ
た適当な範囲となるように適宜設定することにより達成
できる。
本発明において、好適な設定条件は、下記の通りである
小開口5aの開口径=10〜1000μm1個の小間口
5aからのA液の吐出流量:10−4〜10−’mj2
/m1n B液の線流速: 0.01〜1 c m /パルスB液
の脈動回数:80〜1200パルス/ m i n[実
施例] 以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが
、本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定
されるものではない。
実施例1〜4 第1図に示す装置を用いて液滴を製造した。
なお、用いたA液、B液、小開口5aの開口径、その個
数、A液の粘度、吐出流量、B液の脈動回数、流量は第
1表に示す通りとした。
得られた液滴径を第1表に示す。
第1表より明らかなように、本発明の方法によれば、高
粘度のA液からも微小な液滴を製造することができる。
なお、得られた液滴は極めて均一径であり、その液滴径
は前記[11式による計算値と一致した。
また、実施例2〜4において、液滴中のクロロホルムを
B液中で加熱することにより蒸発させたところ、それぞ
れ第1表に示す粒径の均一粒子が得られた。
第 ! 表 *1:クロロホルム *2:グルコマンナン酢化物0.1k(wt/vojZ
)*3:グルコマンナン酢化物1.34k(llt/v
ou)[発明の効果] クロロホルム溶液 クロロホルム溶液 以上詳述した通り、本発明の均一液滴の製造方法及び製
造装置によれば、 ■ 微小かつ均一径の液滴を生成させることができる。
800cp程度の比較的高粘度の液であっても、径15
0μm程度の小径均一液滴を生成させることができる。
押出混合部の開口個数を増すことにより、大量生産が可
能となる。
等の効果が奏され、幅広い液滴対象液から容易かつ効率
的に微小均一液滴を製造することが可能とされる。
本発明により製造された均一液滴は、これを固化させる
ことにより、ゲル濾適用担体、触媒担体、クロマトグラ
フィー用担体、その他力ラム充填剤等として工業的に極
めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の均一液滴の製造装置の一実施例を示す
断面図、第2図は第1図の要部拡大図である。 4・・・脈動ポンプ、   5・・・押出混合部、5a
・・・小開口、   6・・・定流量ポンプ、7・・・
フィルタ、    10・・・液滴。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液滴対象液を小開口から、脈動する液滴分散媒中
    に押し出して液滴とすることを特徴とする均一液滴の製
    造方法。
  2. (2)管壁に小開口を有する液滴分散媒用導管と、該小
    開口に液滴対象液を供給する手段と、液滴分散媒を脈流
    させる手段とを備えることを特徴とする均一液滴の製造
    装置。
JP2028886A 1990-02-08 1990-02-08 均一液滴の製造方法及び製造装置 Pending JPH03232526A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009078223A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Optnics Precision Co Ltd マイクロバブルおよび/またはマイクロ粒子を含む液体発生装置、およびマイクロバブルおよび/またはマイクロ粒子を含む液体、並びにマイクロバブルおよび/またはマイクロ粒子を含む液体の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009078223A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Optnics Precision Co Ltd マイクロバブルおよび/またはマイクロ粒子を含む液体発生装置、およびマイクロバブルおよび/またはマイクロ粒子を含む液体、並びにマイクロバブルおよび/またはマイクロ粒子を含む液体の製造方法

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